JP6381292B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置において用いられる現像装置、プロセスカートリッジ、及びその画像形成装置に関するものである。
従来、例えば電子写真方式を用いた画像形成装置では、像担持体としての電子写真感光体(感光体)上に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像装置が用いられる。現像装置は、現像剤担持体上に現像剤を担持して搬送すると共に、現像剤規制部材によって現像剤担持体上の現像剤の規制及び帯電を行って、現像剤担持体と対向する感光体上の静電潜像に現像剤を供給する動作を行う。
現像剤担持体上の現像剤の規制及び帯電を行う方法としては、現像剤規制部材として一般的にブレード状とされる弾性部材を現像剤担持体に当接させる方法が多く用いられる。
ここで、特許文献1は、現像剤担持体の長手方向の端部と中央部とでの現像剤量を調整するために、現像剤規制部材の長手方向の端部と中央部とで自由端側の先端部の形状を異ならせることが提案されている。
特開2003−195628号公報
ところで、一般にローラ状(あるいはスリーブ状)とされる現像剤担持体は、現像装置における現像剤を収容する容器の開口部から周方向の一部を露出させるように配置される。そのため、現像装置には、現像剤担持体の長手方向の端部からトナーが漏れないように、現像剤担持体の周方向の一部に当接する端部シール部材が設けられる。現像剤担持体に現像剤規制部材が当接されている場合、現像剤規制部材の長手方向の端部からトナーが漏れないように、現像剤規制部材の長手方向の端部を端部シール部材と現像剤担持体との間に挟み込むようにすることが有効である。
しかしながら、本発明者らの検討により、現像剤規制部材の形状によっては、端部シール部材と現像剤規制部材とがオーバーラップする部分において、現像剤規制部材と現像剤担持体との密着度が低下する場合があることがわかった。特に、詳しくは後述するように、現像剤規制部材の自由端側の一定の範囲と現像剤担持体との間に現像剤が循環するための十分な隙間を形成して画質の安定化を図ろうとした場合に、上記密着性の低下が生じやすいことがわかった。そして、現像剤規制部材と現像剤担持体との密着性が低下すると、その部分の現像剤規制部材と現像剤担持体との間に現像剤が侵入し、現像剤担持体の長手方向の端部から漏れ出す可能性がある。
したがって、本発明の目的は、現像剤規制部材の形状によって画質の安定化を図ることを可能としつつ、現像剤の漏れを抑制することが可能な現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接する弾性体で形成された規制部と、前記規制部を支持する支持部と、を有し、前記規制部の長手方向が前記現像剤担持体の長手方向に沿うように配置されると共に、前記規制部の短手方向において前記支持部との接続部側の端部である基端部よりも該基端部とは反対側の端部である先端部が前記現像剤担持体の移動方向の上流側になるように配置され、前記現像剤担持体が担持する現像剤を規制する現像剤規制部材と、前記規制部の長手方向の端部において、前記規制部の前記先端部から前記基端部側の少なくとも一部における前記現像剤担持体とは反対側の面に当接し、前記規制部を前記現像剤担持体に向けて押圧するシール部材と、を有する現像装置において、前記規制部は、その長手方向において、中央部に設けられた第1の領域と、該第1の領域よりも端部側において前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を有し、前記第1の領域では、前記規制部は、前記先端部から前記基端部側に前記現像剤担持体との当接部に至るまでの少なくとも一部の厚さが前記現像剤担持体とは反対側に退避するように前記当接部における厚さよりも小さくされ、前記第2の領域では、前記規制部は、前記先端部から前記基端部側に前記第1の領域における前記当接部に対応する位置に至るまでの部分の厚さが略同一とされ、前記先端部から前記基端部側に前記対応する位置に至るまでの間で前記現像剤担持体と当接し、前記シール部材は、前記規制部の前記第1の領域及び前記第2の領域のうち、前記第2の領域にのみ当接することを特徴とする現像装置である。
本発明の他の態様によると、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接する弾性体で形成された規制部と、前記規制部を支持する支持部と、を有し、前記規制部の長手方向が前記現像剤担持体の長手方向に沿うように配置されると共に、前記規制部の短手方向において前記支持部との接続部側の端部である基端部よりも該基端部とは反対側の端部である先端部が前記現像剤担持体の移動方向の上流側になるように配置され、前記現像剤担持体が担持する現像剤を規制する現像剤規制部材と、前記規制部の長手方向の端部において、前記規制部の前記先端部から前記基端部側の少なくとも一部における前記現像剤担持体とは反対側の面に当接し、前記規制部を前記現像剤担持体に向けて押圧するシール部材と、を有する現像装置において、前記規制部は、その長手方向において、中央部に設けられた第1の領域と、該第1の領域よりも端部側において前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を有し、前記第1の領域では、前記規制部は、前記先端部から前記基端部側に前記現像剤担持体との当接部に至るまでの少なくとも一部の厚さが前記現像剤担持体とは反対側に退避するように前記当接部における厚さよりも小さくされ、前記第2の領域では、前記規制部は、前記第1の領域における前記当接部より前記先端部側の部分に対応する部分が無く、該第2の領域における前記先端部が前記現像剤担持体と当接し、前記シール部材は、前記規制部の前記第1の領域及び前記第2の領域のうち、前記第2の領域にのみ当接することを特徴とする現像装置が提供される。
本発明の他の態様によると、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電像を現像する上記本発明の現像装置と、を有し、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジが提供される。
また、本発明の更に他の態様によると、像担持体と、前記像担持体に形成された静電像を現像する上記本発明の現像装置と、を有する画像形成装置が提供される。
本発明によれば、現像剤規制部材の形状によって画質の安定化を図ることを可能としつつ、現像剤の漏れを抑制することが可能となる。
画像形成装置の要部の概略断面図である。 現像ブレードを現像スリーブ側から見た側面図である。 現像スリーブに当接させていない状態での現像ブレードの長手方向の端部と中央部の断面図である。 現像スリーブに当接させた状態での現像ブレードの長手方向の端部と中央部の断面図である。 比較例における現像ブレードの長手方向の端部の断面図である。 比較例における現像ブレードの長手方向の中央部の断面図である。 シール部材としてサイドパッドを当接させた場合の現像ブレードを現像スリーブ側から見た側面図である。 他の例の現像ブレードを現像スリーブ側から見た側面図である。 他の例の現像ブレードの長手方向の端部における現像スリーブに当接させていない状態での断面図である。 他の例の現像ブレードの長手方向の端部における現像スリーブに当接させた状態での断面図である。
以下、本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
まず、本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体的な構成及び動作について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置100の要部の概略断面図である。本実施例の画像形成装置は、電子写真方式を用いたプロセスカートリッジ方式のレーザビームプリンタである。
ここで、プロセスカートリッジとは、一般には、電子写真感光体(感光体)と、この感光体に作用するプロセス手段と、が一体的にカートリッジ化されて、電子写真画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。例えば、感光体と、プロセス手段としての現像手段、帯電手段及びクリーニング手段のうちの少なくとも一つと、が一体的にカートリッジ化されたものが挙げられる。本発明においては、プロセスカートリッジは、少なくとも現像手段を構成する現像剤担持体と現像剤規制部材とを有する。また、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタなど)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサなどが含まれる。なお、画像形成装置の装置本体とは、画像形成装置からプロセスカートリッジを除いた部分である。
画像形成装置100は、像担持体としてのドラム型(円筒形)の回転可能な感光体である感光ドラム101を有する。感光ドラム101は、図中矢印R1方向(時計回り)に回転駆動される。回転する感光ドラム101の表面は、帯電手段としてのローラ状の帯電部材である帯電ローラ102により一様に帯電処理させられる。帯電処理された感光ドラム101の表面は、露光手段としての露光装置(レーザスキャナ装置)103によって、画像情報に応じたレーザビーム107が照射される。これによって、感光ドラム101上に画像情報に応じた静電潜像(静電像)が形成される。感光ドラム101上に形成された静電潜像は、現像手段を備えた現像装置104によって現像剤としてのトナーを用いてトナー像として現像(可視化)される。感光ドラム101上に形成されたトナー像は、転写手段としてのローラ状の転写部材である転写ローラ105の作用により記録紙などの記録材P上に転写される。トナー像が転写された記録材Pは、図示しない定着手段としての定着装置により加熱及び加圧され、その上にトナー像が定着される。転写工程後に感光ドラム101上に残ったトナー(転写残トナー)は、クリーニング手段を備えたクリーニング装置106によって感光ドラム101上から除去されて回収される。
現像装置104は、感光ドラム101と対向する位置に配置された、トナーTを担持して搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ4を有する。現像スリーブ4は、現像装置104におけるトナーTを収容する容器(現像容器)6に回転可能に支持されており、図中矢印R2方向(反時計回り)に回転駆動される。現像スリーブ4の中空部には、磁界発生手段としてのマグネットローラ5が配置されている。マグネットローラ5は、現像装置104の動作中一定の姿勢に固定されている。現像スリーブ4は、現像容器6の感光ドラム101と対向する開口部6aからその周方向の一部を露出させるように配置されている。また、現像装置104は、現像スリーブ4に担持するトナーの量と帯電状態とを規定する現像剤規制部材としての現像ブレード1を有する。現像ブレード1は、現像スリーブ4に弾性変形されて当接されている。また、現像装置104は、現像容器6内に配置された、トナーTを撹拌して現像スリーブ4に向けて搬送する攪拌搬送部材7を有する。そして、現像装置104は、マグネットローラ5の磁力によって現像スリーブ4上に担持されたトナーTを、現像スリーブ4の回転に伴って現像ブレード1によって規制すると共に摩擦帯電させて、感光ドラム101との対向部(現像領域)に搬送する。この搬送されたトナーTが感光ドラム101上の静電潜像に応じて感光ドラム101上に供給されて、感光ドラム101上にトナー像が形成される。本実施例では、現像スリーブ4、マグネットローラ5及び現像ブレード1などによって現像手段が構成されている。なお、本実施例では、現像剤としては、負帯電性のスチレンアクリルを主成分とし、磁性体を含有する、負帯電性の磁性一成分現像剤(ここでは、単に「トナー」ともいう。)が用いられる。また、現像スリーブ4は、マグネットローラ5を内包したアルミニウム素管の表面に樹脂コートを施して形成されている。現像ブレード1については、後述して更に詳しく説明する。
クリーニング装置106は、クリーニング手段としてのクリーニングブレード161と、廃トナー容器162と、を有する。そして、回転する感光ドラム101上の転写残トナーを、感光ドラム101に当接して配置されたクリーニングブレード161によって掻き取って、廃トナー容器162に回収する。
本実施例では、感光ドラム101と、帯電ローラ102と、現像装置104と、クリーニング装置106と、が一体的にカートリッジ化されて、画像形成装置100の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ110が構成されている。
2.現像ブレード
次に、本実施例における現像剤規制部材としての現像ブレード1について説明する。図2は、現像ブレード1を現像スリーブ4側から見た側面図である。図3は、現像スリーブ4に当接させていない状態(後述する規制部が弾性変形していない状態)の現像ブレード1の長手方向と直交する方向の断面図である。図4は、現像スリーブ4に当接させた状態(後述する規制部が弾性変形した状態)の現像ブレード1の上記同様の断面図である。図3、図4において(a)はそれぞれ現像ブレード1の長手方向の端部の断面、(b)が該方向の中央部の断面である。
現像スリーブ4が担持するトナーを規制する現像ブレード1は、現像スリーブ4に当接する弾性体で形成された規制部2と、規制部を支持する支持部と、を有する。現像ブレード1は、規制部2の長手方向が現像スリーブ4の長手方向(回転軸線方向)に沿うように配置されている。また、現像ブレード1は、規制部2の短手方向において支持部3との接続部側の端部である基端部2bよりも該基端部2bとは反対側の端部である先端部2aが現像スリーブ4の表面の移動方向の上流側になるように配置されている(カウンタ当接)。
この現像ブレード1の規制部2は、図2に示すように、その長手方向において、中央部に設けられた第1の領域21と、第1の領域21を両端から挟むように第1の領域21よりも端部側において第1の領域21に隣接する第2の領域22と、を有する。そして、図3(b)に示すように、第1の領域21では、先端部2aから基端部2b側に現像スリーブ4との当接部2cに至るまでの少なくとも一部の厚さが、現像スリーブ4とは反対側に退避するように当接部2cにおける厚さよりも小さくされている。また、図3(a)に示すように、第2の領域22では、先端部2aから基端部2b側に現像スリーブ4との当接部2cに至るまでの部分の厚さが略同一とされている。
第1の領域21において、規制部2は、当接部2cの厚さの部分と、当接部2cの厚さよりも厚さが小さくされた部分との境界部の近傍において、現像スリーブ4に当接することが好ましい。これにより、後述する現像剤を循環させる効果を規制部2によって現像剤を規制する位置のより近くまで及ぼすことができる。本実施例では、第1の領域21において、規制部2は、その境界部において現像スリーブ4に当接するように構成されている。ただし、その境界部が、当接部2cよりも現像スリーブ4の表面の移動方向の上流側に位置するような構成とされていてもよい。特に、本実施例では、規制部2の第1の領域21では、当接部2cから先端部2aに至るまでの一部の厚さが現像スリーブ4とは反対側に退避するように先端部2a側に行くにつれて連続的に小さくされる。また、その厚さが連続的に小さくされた部分から先端部2aに至るまでの部分の厚さが略同一とされる。このように厚さが漸減する部分を設けることで、現像ブレード1と現像スリーブ4との当接領域の近傍での現像剤の動きがスムーズになり、後述する現像剤を循環させる効果をより得やすくなる。また、現像ブレード1の先端部側に厚さが一定の部分を設けることで、現像ブレード1と現像スリーブ4との間に現像剤が留まって循環する空隙を形成しやすくなる。また、規制部2の第2の領域22は、現像スリーブ4の長手方向において、像担持体としての感光ドラム1上の画像形成領域に対応する領域(ここでは、便宜的にこの領域も「画像形成領域」という。)Fの外側に位置する。像担持体上の画像形成領域とは、記録材に転写して画像形成装置から出力する出力用の画像の静電潜像を形成可能な領域のことをいう。
更に説明すると、本実施例は、現像ブレード1の長手方向の中央部と端部とで、現像ブレード1と現像スリーブ4との当接領域よりも現像スリーブ4の表面の移動方向の上流側に突出した突出部の厚さが異なる。つまり、規制部2の長手方向の中央部の第1の領域21では、規制部2は、基端部2bから先端部2aに向けて順に、肉厚部23、傾斜部(第1部分)24、肉薄部(第2部分)25を連続して有する。基端部2bから現像スリーブ4との当接部2cに至るまでの肉厚部23は、略同一の厚さとされる。当接部2cから先端部2aに至る一部である傾斜部24では、現像スリーブ4側の面(当接面)2d側の厚みが先端部2a側に行くにつれて漸減して、規制部2の厚さが連続的に小さくされる。そして、傾斜部24から先端部2aに至るまでの肉薄部25は、肉厚部23よりも小さい略同一の厚さとされる。これに対し、規制部2の長手方向の端部の第2の領域22では、規制部2の厚さは、当接部2cから先端部2aに至るまで(本実施例では、基端部2bから先端部2aまでの全部で)略同一とされる。本実施例では、当接面2dにおける肉厚部23と傾斜部24との境界部が現像スリーブ4の長手方向に沿って延在する当接部2cとなる。ここで、厚さが略同一とは、機能上等価に考えられる程度の誤差を含んでいてよく、例えば±30%程度の誤差があっても許容されることがある。
図3を参照して、本実施例では、支持部3は、厚さt1が1.2mmのSUS304の板金(支持板金)で形成されている。そして、この支持部3の端部に、弾性体としてのゴム材料の一例であるウレタンゴムからなる規制部2が一体成型されている。そして、規制部2の長手方向の端部の第2の領域22(図3(a))では、規制部2の厚さt2は1.8mmで略一定である。これに対し、規制部2の長手方向の中央部の第1の領域21では、肉厚部23の厚さt2が1.8mmで、傾斜部24では先端部2a側に行くにつれて厚さが0.8mmまで連続的に変化し、その後は先端まで厚さt3が0.8mmで略一定である。
その他、本実施例では、規制部2の第1の領域21、第2の領域22の両方において、基端部2bから先端部2aまでの規制部2の全長L1は4.0mm、固定長L2は0.5mm、自由長L3は3.5mmである。また、規制部2の第1の領域21において、肉厚部23の長さL4は2.0mm、傾斜部24の長さL5は0.5mm、肉薄部25の長さL6は1.5mmである。
ここで、現像ブレード1の上述の各部の寸法は、現像剤を循環させる効果が十分に得られるように適宜設定することができるが、典型的には、次のように設定することで好結果が得られる。肉薄部25の厚さは、肉厚部23の厚さの半分以下であることが好ましく、通常0.5mm程度以上とされる。また、現像ブレード1の短手方向における肉薄部25の長さは、肉薄部25の厚さ以上であることが好ましく、肉厚部23の厚さ以下で十分な効果が得られることが多い。傾斜部24が設けられる場合、現像ブレード1の短手方向における傾斜部24の長さは、肉薄部25の厚さと同等又はそれ以下であることが好ましい。
また、図2に示すように、現像装置104は、現像スリーブ4の周方向の一部に当接する端部シール部材8を有する。これにより、現像スリーブ4の長手方向の端部からのトナーの漏れが抑制されている。現像ブレード1と端部シール部材8との長手方向における位置関係は、図2に示すようになっている。つまり、端部シール部材8は、現像スリーブ4の長手方向の両端部において、画像形成領域Fの外側に設けられている。そして、現像スリーブ4の長手方向において現像ブレード1の長手方向の両端部と端部シール部材8とが重なり、現像ブレード1の長手方向の両端部が端部シール部材8の一部と現像スリーブ4との間に挟み込まれている。これにより、現像ブレード1の長手方向の端部からのトナーの漏れが抑制されている。本実施例では、端部シール部材8として、現像スリーブ4に当接する側に起毛部を有するフェルトシールが用いられる。現像スリーブ4の長手方向の端部において端部シール部材8で現像ブレード1の規制部2を押圧して、規制部2と現像スリーブ4との間の空間を埋めやすくすることで、トナーが漏れにくくなっている。本実施例では、端部シール部材8は、規制部2の現像スリーブ4とは反対側の面に当接すると共に、規制部2の先端部2aの端面及び現像スリーブ4に当接する。
このように、本実施例では、現像装置104は、規制部2の長手方向の端部において、規制部2の先端部2aから基端部側の少なくとも一部における現像スリーブ4とは反対側の面(非当接面)2eに当接する端部シール部材8を有する。そして、この端部シール部材8は、規制部2の長手方向において、規制部2の第1の領域21及び第2の領域22のうち、第2の領域22にのみ当接するようになっている。
なお、本実施例では、現像スリーブ4の長手方向において端部シール部材8と現像ブレード1とをオーバーラップさせているが、本実施例とは異なり、端部シール部材8と現像ブレード1とがオーバーラップしない場合を考える。この場合、これら両方の部品の寸法や組み立て上の公差を見込むと、端部シール部材8と現像ブレード1のいずれによっても規制を受けない現像スリーブ4上のトナーが生じる可能性がある。また、粉圧でトナーの担持量が増えてしまう可能性もある。これらいずれの場合もトナーが漏れる可能性が高まることになる。そのため、端部シール部材8と現像ブレード1とをオーバーラップさせることが好ましい。
3.現像ブレードの近傍でのトナーの循環
次に、本実施例における現像ブレード1の近傍でのトナーの循環について説明する。
現像ブレード1の長手方向の中央部でのトナーの動きは図4(b)に示すようになる。すなわち、現像スリーブ4の回転動作により、現像ブレード1と現像スリーブ4の当接領域の近傍にトナーが搬送される。その一部は、現像ブレード1と現像スリーブ4との当接領域に取り込まれ、現像ブレード1との摩擦により摩擦帯電され、図中矢印T1で示すように現像領域に搬送され、現像に供されることになる。一方、現像ブレード1と現像スリーブ4との当接領域に取り込まれなかったトナーは、図中矢印T2で示すように現像ブレード1で掻き分けられることになる。このとき、本実施例では、現像ブレード1の規制部2が前述のような形状とされているため、当接部2cよりも先端部2a側の規制部2と現像スリーブ4との間に、トナーを循環させることのできる十分な隙間(循環領域)Cが形成されることになる。つまり、現像に寄与しなかったトナーは、現像ブレード1によって直ちに現像容器6に戻されるのではなく、循環領域Cに留まって循環しやすい。そのため、印字率が高い画像を印字した場合でも、摩擦帯電が十分でないことのある新たなトナーが直ちに当接領域に取り込まれにくい状態になる。その結果、印字率の高い画像を印字した場合と印字率が低い画像を印字した場合とで現像領域に新たに供給されるトナーの比率に差が生じにくくなるため、現像に供されるトナーの帯電性などが安定する。
一方、現像ブレード1の長手方向の端部でのトナーの動きは図4(a)に示すようになる。すなわち、現像ブレード1の長手方向の端部では端部シール部材8で現像ブレード1が押圧されて規制部2が現像スリーブ4に倣うように変形する。そのため、現像ブレード1と現像スリーブ4との間に隙間が生じにくく、長手方向の中央部に比べてこの領域内に存在するトナーを少なくすることができている。したがって、現像スリーブ1の長手方向の端部でのトナーの漏れを端部シール部材8で抑制しやすい。また、この領域は、画像形成領域外(記録材Pの余白部又は記録材の外側)に対応する領域であるため、特にこの領域内で現像ブレード1の近傍のトナーの循環を促進させる必要性は小さく、画像上も問題は発生しにくい。
次に、本実施例の効果を比較例との対比においてより詳しく説明する。なお、比較例についても、本実施例のものに対応する機能、構成を有する要素には同一符号を付して説明する。
比較例1は、現像ブレード1の長手方向の中央部でも端部でも、規制部2は本実施例の現像ブレード1における規制部2の第1の領域21と同じ形状とされている(規制部2の先端部2a側の一部の厚さが小さくなっている)。すなわち、比較例1の現像ブレード1は、その長手方向の中央部でも端部でも図3(b)に示す断面形状とされている。この場合、現像スリーブ4の長手方向の端部における現像ブレード1と現像スリーブ4との当接状態は、図5に示すようになる。現像スリーブ4の長手方向の中央部における現像ブレード1と現像スリーブ4との当接状態は、図4(b)に示す本実施例のものと同様である。
比較例2は、現像ブレード1の長手方向の中央部でも端部でも、規制部2が本実施例の現像ブレード1における規制部2の第2の領域22と同じ形状とされている(規制部2の厚さが略一定)。すなわち、比較例2の現像ブレード1は、その長手方向の中央部でも端部でも図3(a)に示す断面形状とされている。この場合、現像スリーブ4の長手方向の中央部における現像ブレード1と現像スリーブ4との当接状態は、図6に示すようになる。現像スリーブ4の長手方向の端部における現像ブレード1と現像スリーブ4との当接状態は、図4(a)に示す本実施例のものと同様である。
上述のように、比較例1では、現像スリーブ4の長手方向の端部における現像ブレード1と現像スリーブ4との当接状態は図5に示すようになる。このとき、規制部2の現像スリーブ4との当接部2cから先端部2a側の厚さが小さくされている。そのため、規制部2の先端部2aでは、端部シール部材8によって押圧されて弾性変形することで、規制部2は現像スリーブ4に接触できる。しかし、規制部2の背面(非当接面)2eを端部シール部材8で押圧しても、規制部2の先端部2aと当接部2cとの間の厚さが小さくされている部分では、規制部2を現像スリーブ4に密着させることが難しい。そのため、規制部2の先端部2aと当接部2cとの間の領域では、規制部2と現像スリーブ4との間に隙間Gができてしまうことがある。したがって、その隙間Gに現像スリーブ4の長手方向に沿って横方向からトナーが入り込みやすくなる。その結果、その隙間Gを通って、端部シール部材8をすり抜けるようにして、現像スリーブ4の長手方向の端部からトナーが漏れやすくなってしまう。このように、比較例1では、現像スリーブ4の長手方向の端部においてトナーのシール性が低下しやすい。これに対して、上述のように、本実施例では、現像スリーブ4の長手方向の端部におけるトナーのシール性を良好に維持できる。なお、比較例1における現像スリーブ4の長手方向の中央部での現像ブレード1の近傍でのトナーの動きは本実施例の場合と同様である。
また、上述のように、比較例2では、現像スリーブ4の長手方向の中央部における現像ブレード1と現像スリーブ4との当接状態は図6に示すようになる。このとき、図4(b)に示す本実施例の場合とは異なり、当接部2cよりも先端部2a側の規制部2と現像スリーブ4との間に、トナーを循環させるための十分な隙間が形成されない。つまり、現像に寄与しなかったトナーが、直ちに現像容器6内へ戻されやすい。そのため、印字率の高い画像を印字した場合に、摩擦帯電が十分でないことのある新たに供給されるトナーが直ちに当接領域に取り込まれやすくなる。その結果、印字率の高い画像を印字した場合と低い画像を印字した場合とで現像領域に新たに供給されるトナーの比率の差が大きくなるため、現像に供されるトナーの帯電性などが安定しなくなりやすい。これに対して、本実施例では、循環領域Cにおけるトナーの循環を促進して、現像に供されるトナーの帯電性などを安定させることができる。なお、比較例2における現像スリーブ4の長手方向の端部での現像ブレード1の近傍でのトナーの動きは本実施例の場合と同様である。
本実施例、比較例1、比較例2について、スリーブゴーストパターンの発生を確認することで画像を評価し、現像装置104の長手方向の端部での汚れを確認することで現像スリーブ4の長手方向の端部からのトナー漏れを評価した。結果を表1に示す。ここで、スリーブゴーストとは、画像形成を行ったときに現像スリーブ4の1周目で形成したトナー像の形状が該現像スリーブ4の2周目に現われてしまう現象である。現像スリーブ4に新たに供給される帯電量が十分でないトナーが増えると、現像スリーブ4の1周目でトナーが消費された部分だけ画像濃度が濃くなる。○は問題無いレベルであり、×は許容できないレベルであることを示している。
Figure 0006381292
表1からわかるように、本実施例の現像装置104は、画質の点でもユーザの使い勝手の点でも優れている。
以上、本実施例によれば、現像スリーブ4の長手方向の中央部においては、現像ブレード1の規制部2の先端部2a側の厚さが小さくされた部分と現像スリーブ4とで囲まれた循環領域Cでトナーを循環させることができる。そのため、現像スリーブ4上から消費された後に現像スリーブ4上に新たに供給されるトナーの影響を小さくして、トナーをより安定して帯電させることが可能になる。その結果、画質の安定化を図りつつ、現像スリーブ4の長手方向の端部においては、トナーのシール性をより確実に高めることで、トナー漏れを抑制することが可能となる。したがって、本実施例によれば、現像ブレード1の形状によって画質の安定化を図ることを可能としつつ、トナーの漏れを抑制することが可能となる。
なお、本実施例では、現像ブレード1の規制部2の非当接面2eに当接するシール部材が現像スリーブ4の長手方向の端部に当接する1つの部材である端部シール部材8である場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、現像ブレード1の規制部2と端部シール部材8とがオーバーラップせず、代わりに規制部2の長手方向の端部を端部シール部材8とは別の部材(シール部材)であるサイドパッド9で押圧する構成としてもよい。この場合も、本実施例と同様に、サイドパッド9によって押圧される現像ブレード1の規制部2の長手方向の端部の断面形状を本実施例と同様にすることで、本実施例と同様に良好な画質を維持しつつ、トナー漏れを抑制することが可能である。サイドパッド9としてはモルトプレンなどを用いることが可能である。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1のものと同じである。したがって、実施例1のものと同一又は実施例1のもに対応する機能、構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
図8は、現像ブレード1を現像スリーブ4側から見た側面図である。図9は、現像ブレード1の長手方向の端部における、現像スリーブ4に当接させていない状態(規制部が弾性変形していない状態)の現像ブレード1の長手方向と直交する方向の断面図である。図10は、現像ブレード1の長手方向の端部における、現像スリーブ4に当接させた状態(規制部が弾性変形した状態)の現像ブレード1の上記同様の断面図である。
本実施例では、現像ブレード1の規制部2は、第1の領域21では実施例1のものと同じ形状を有する。一方、第2の領域22では、規制部2の先端部2aが現像スリーブ4と当接する。そして、端部シール部材8は、規制部2の第1の領域21及び第2の領域22のうち、第2の領域22にのみ当接するようにする。
更に説明すると、本実施例では、図8に示すように、現像ブレード1の規制部2は、現像スリーブ4との当接部2cから先端部2aに至るまでの長さが、長手方向の中央部の第1の領域21と端部の第2の領域22とで異なる。規制部2の長手方向の中央部の第1の領域21では、当接部2cから自由端側に厚さが小さくされた突出部が設けられているのに対して、規制部2の長手方向の端部の第2の領域22では、規制部2の自由端のエッジが現像スリーブ4と当接する。つまり、規制部2の長手方向の端部の第2の領域22では、長手方向の中央部の第1の領域21における当接部2cより先端部2a側の傾斜部24、肉薄部25が無い。そして、現像スリーブ4の長手方向において端部シール部材8とオーバーラップする規制部2の長手方向の端部の第2の領域22では、規制部2の先端部2aが現像スリーブ4に当接する。
図9を参照して、本実施例では、規制部2の長手方向の端部の第2の領域22では、規制部2の厚さt2は1.8mmで略一定であり、基端部2bから先端部2aまでの規制部2の全長L7は2.0mmである。本実施例の現像ブレード1のその他の部分の寸法は実施例1と同じである。
本実施例では、図10に示すように、規制部2の背面(非当接面)2e側を端部シール部材8で押圧しても、規制部2は自由端のエッジで現像スリーブ4に当接しているので、規制部2と現像スリーブ4との間に隙間ができにくい。そのため、現像スリーブ4の長手方向の端部におけるトナーのシール性を良好に維持できる。なお、本実施例における現像スリーブ4の長手方向の中央部での現像ブレード1の近傍でのトナーの動きは実施例1の場合と同様である。そのため、本実施例は、実施例1と同様に、画質の点でもユーザの使い勝手の点でも優れている。
以上、本実施例によれば、実施例1と同様に、良好な画質を維持しつつ、トナー漏れを抑制することが可能である。
なお、実施例1と同様に、端部シール部材8と現像ブレード1とのオーバーラップではなく、サイドパッド9(図)のような別の部材(シール部材)で現像ブレード1の長手方向の端部からのトナー漏れを抑制する構成に本実施例を適用してもよい。これによっても、上記同様の効果を発揮できる。
その他
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものでははい。
上述の実施例に示した構成、材料は一例を示したものであり、上述の実施例に示した例に限定されるものではない。
また、上述の実施例では、現像装置はプロセスカートリッジの構成の一部としたが、これに限定されるものではない。例えば、現像装置が単独で画像形成装置の装置本体に着脱可能な構成とされていてもよい。また、現像装置は、画像形成装置の装置本体に対し容易には着脱が不可能な装置本体の構成の一部であってもよく、この場合例えば現像装置には現像剤ボトルから現像剤が補給される構成であってもよい。
1 現像ブレード(現像剤規制部材)
2 規制部
3 支持部
4 現像スリーブ(現像剤担持体)
8 端部シール部材(シール部材)
C 循環領域

Claims (7)

  1. 現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に当接する弾性体で形成された規制部と、前記規制部を支持する支持部と、を有し、前記規制部の長手方向が前記現像剤担持体の長手方向に沿うように配置されると共に、前記規制部の短手方向において前記支持部との接続部側の端部である基端部よりも該基端部とは反対側の端部である先端部が前記現像剤担持体の移動方向の上流側になるように配置され、前記現像剤担持体が担持する現像剤を規制する現像剤規制部材と、
    前記規制部の長手方向の端部において、前記規制部の前記先端部から前記基端部側の少なくとも一部における前記現像剤担持体とは反対側の面に当接し、前記規制部を前記現像剤担持体に向けて押圧するシール部材と、
    を有する現像装置において、
    前記規制部は、その長手方向において、中央部に設けられた第1の領域と、該第1の領域よりも端部側において前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を有し、
    前記第1の領域では、前記規制部は、前記先端部から前記基端部側に前記現像剤担持体との当接部に至るまでの少なくとも一部の厚さが前記現像剤担持体とは反対側に退避するように前記当接部における厚さよりも小さくされ、
    前記第2の領域では、前記規制部は、前記先端部から前記基端部側に前記第1の領域における前記当接部に対応する位置に至るまでの部分の厚さが略同一とされ、前記先端部から前記基端部側に前記対応する位置に至るまでの間で前記現像剤担持体と当接し、
    前記シール部材は、前記規制部の前記第1の領域及び前記第2の領域のうち、前記第2の領域にのみ当接することを特徴とする現像装置。
  2. 現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に当接する弾性体で形成された規制部と、前記規制部を支持する支持部と、を有し、前記規制部の長手方向が前記現像剤担持体の長手方向に沿うように配置されると共に、前記規制部の短手方向において前記支持部との接続部側の端部である基端部よりも該基端部とは反対側の端部である先端部が前記現像剤担持体の移動方向の上流側になるように配置され、前記現像剤担持体が担持する現像剤を規制する現像剤規制部材と、
    前記規制部の長手方向の端部において、前記規制部の前記先端部から前記基端部側の少なくとも一部における前記現像剤担持体とは反対側の面に当接し、前記規制部を前記現像剤担持体に向けて押圧するシール部材と、
    を有する現像装置において、
    前記規制部は、その長手方向において、中央部に設けられた第1の領域と、該第1の領域よりも端部側において前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を有し、
    前記第1の領域では、前記規制部は、前記先端部から前記基端部側に前記現像剤担持体との当接部に至るまでの少なくとも一部の厚さが前記現像剤担持体とは反対側に退避するように前記当接部における厚さよりも小さくされ、
    前記第2の領域では、前記規制部は、前記第1の領域における前記当接部より前記先端部側の部分に対応する部分が無く、該第2の領域における前記先端部が前記現像剤担持体と当接し、
    前記シール部材は、前記規制部の前記第1の領域及び前記第2の領域のうち、前記第2の領域にのみ当接することを特徴とする現像装置。
  3. 前記第1の領域において、前記規制部は、前記当接部の厚さの部分と、前記当接部の厚さよりも厚さが小さくされた部分との境界部において、前記現像剤担持体に当接することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記規制部の前記第1の領域は、前記当接部から前記先端部に至るまでの一部の厚さが前記現像剤担持体とは反対側に退避するように前記先端部側に行くにつれて連続的に小さくされた第1部分と、前記第1部分と隣接する隣接部から前記先端部に至るまでの部分の厚さが略同一とされた第2部分と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像装置。
  5. 前記第2の領域は、前記現像剤担持体の長手方向において、当該現像装置によって現像する静電像が形成される像担持体上の画像形成領域に対応する領域の外側に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の現像装置。
  6. 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電像を現像する請求項1〜のいずれか一項に記載の現像装置と、を有し、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ。
  7. 像担持体と、前記像担持体に形成された静電像を現像する請求項1〜のいずれか一項に記載の現像装置と、を有する画像形成装置。
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