JP2016020986A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラの表面が削れるのを抑えることができる現像装置を提供する。
【解決手段】現像装置は、筐体と、回転可能であり、現像剤を担持するように構成される現像ローラと、現像ローラ上の現像剤層の厚さを規制する層厚規制ブレード100と、筐体と現像ローラの軸方向両端部の間に配置されるサイドシール200と、を備えている。層厚規制ブレード100は、前記軸方向に沿って延びるブレード本体110と、ブレード本体110の現像ローラと対向する面から突出し、現像ローラに接触するブレードゴム部120とを有している。そして、ブレードゴム部120は、前記軸方向両端部に、ブレードゴム部120の現像ローラの回転方向上流側を向く面から前記軸方向外側に向かうにつれて前記回転方向下流側へ向かい、ブレードゴム部120の前記軸方向外側の端面120Aまで延びる傾斜面121Cを有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、層厚規制ブレードが、ブレード本体と、ブレード本体から突出するブレードゴム部とを有する現像装置に関する。
従来、画像形成装置に備えられる現像装置には、現像ローラと、現像ローラ上の現像剤の厚さを規制する層厚規制ブレードとを備えるものがある。そして、このような現像装置において、層厚規制ブレードが、現像ローラの軸方向に延びるブレード本体と、ブレード本体から突出して現像ローラに接触するブレードゴム部とを有しているものが知られている(特許文献1参照)。
そして、特許文献1に記載されているブレードゴム部は、現像ローラの軸方向における両端部に、現像ローラの回転方向上流側の端部から凹んだ切欠部を有している。この切欠部は、現像ローラの回転方向上流側を向くとともに現像ローラの軸方向に沿って延び、ブレードゴム部の軸方向外側の端面に繋がる側面を有している。
特開2007−101595号公報
しかしながら、上述した技術のように、ブレードゴム部の端部に設けられた現像ローラの回転方向上流側を向く側面が、現像ローラの軸方向に沿って延びていると、その周辺で現像剤が溜まりやすい。これにより、ブレードゴム部の端部と現像ローラの間に現像剤が凝集し、この凝集した現像剤により現像ローラの表面が削られ、現像剤が漏れる原因になるおそれがあった。
そこで、本発明は、現像ローラの表面が削れるのを抑えることができる現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を収容する筐体と、回転可能であり、現像剤を担持するように構成される現像ローラと、現像ローラ上の現像剤層の厚さを規制する層厚規制ブレードと、筐体と現像ローラの軸方向両端部の間に配置されるシール部材と、を備えている。
層厚規制ブレードは、前記軸方向に沿って延びるブレード本体と、ブレード本体の現像ローラと対向する面から突出し、現像ローラに接触するブレードゴム部とを有している。
そして、ブレードゴム部は、前記軸方向両端部に、ブレードゴム部の現像ローラの回転方向上流側を向く面から前記軸方向外側に向かうにつれて前記回転方向下流側へ向かい、ブレードゴム部の前記軸方向外側の端面まで延びる傾斜面を有している。
このように構成された現像装置によれば、ブレードゴム部の端部に傾斜面を設けていない構成に比べて、ブレードゴム部の端部で現像剤が凝集するのを抑えることができる。これにより、現像ローラの表面が削れるのを抑えることができる。なお、ブレードゴム部の端部に傾斜面を設けることで上記のような効果が得られることは、実験で確認されている。
前記した現像装置において、ブレードゴム部が、前記軸方向両端部に、前記回転方向上流側の端部から凹んだ切欠部を有している場合には、傾斜面は、切欠部に設けることができる。
前記した現像装置において、傾斜面は、ブレードゴム部が現像ローラに接触する範囲内に設けられていてもよい。
前記した現像装置において、ブレード本体は、傾斜面に対応する部分に、傾斜面と平行に延びる傾斜部を有していてもよい。
本発明によれば、ブレードゴム部の端部に傾斜面を設けていない構成に比べて、ブレードゴム部の端部で現像剤が凝集するのを抑えることができる。これにより、現像ローラの表面が削れるのを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る現像カートリッジを備えるレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。 プロセスカートリッジの断面図である。 現像カートリッジの開口の周囲の構造を示す拡大斜視図である。 現像カートリッジを、サイドシールを通り現像ローラの軸方向に直交する平面で切った断面図である。 層厚規制ブレードの端部とサイドシールを示す図であって、傾斜面を有する形態を示す図(a)と、傾斜面を有していない比較例を示す図(b)である。 現像ローラと層厚規制ブレードを示す図であって、左右方向中央部における断面図(a)と、切欠部における断面図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、現像装置の一例としての現像カートリッジを備えたレーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
また、以下の説明においては、レーザプリンタ1の使用時におけるユーザを基準にした方向で説明することとする。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、奥側を「左」、手前側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5等を備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、用紙3の搬送や紙粉取りを行う各種ローラ11を備えている。そして、フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、各種ローラ11によって画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着部18等を備えている。
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24等を備えている。このスキャナユニット16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2の手前側に設けられたフロントカバー2Aを適宜開放することで、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、現像カートリッジ28と、ドラムユニット39とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、ドラムユニット39に装着された状態で、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。現像カートリッジ28は、図2に示すように、現像ローラ31、層厚規制ブレード100、供給ローラ33およびこれらの部材を支持する筐体50を備えている。また、筐体50は、内部に現像剤の一例としてのトナーが収容されるトナー収容室34を有している。
現像ローラ31は、円筒状の現像ローラ本体31Aと、現像ローラ本体31Aに挿通され左右方向に延びる軸部31Bとを有している。現像ローラ本体31Aは、ウレタンゴム等から形成されている。
層厚規制ブレード100は、ブレード本体110と、ブレード本体110に固定されたブレードゴム部120とを有している。
ブレード本体110は、左右方向に延びる板金である。ブレード本体110は、現像ローラ31の上方で筐体50に固定され、先端が現像ローラ31の前方に配置されている。
ブレードゴム部120は、図3に示すように、左右方向に細長く、左右方向の大きさがブレード本体110よりも小さいゴム部材であり、例えばシリコーンゴムやウレタンゴムなどで形成されている。ブレードゴム部120は、ブレード本体110の先端部において、現像ローラ31側の面に設けられ、現像ローラ31の現像ローラ本体31Aに接触している。このブレードゴム部120は、左右方向の中央部において、現像ローラ31と接触する面が平面状になっており、現像ローラ31の回転方向における上流側と下流側の角部が断面視円弧状になっている。
図2に戻り、現像カートリッジ28では、トナー収容室34内に収容されたトナーが、アジテータ34Aで攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で摩擦帯電される。現像ローラ31の外周面で担持されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード100と現像ローラ31との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムユニット39は、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30を備えている。そして、このドラムユニット39内において、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給されて、感光ドラム27の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
図1に示すように、定着部18は、加熱ローラ41と、加熱ローラ41と対向して配置され加熱ローラ41を加圧する加圧ローラ42とを備えている。そして、このように構成される定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させている。なお、定着部18で熱定着された用紙3は、定着部18の下流側に配設される排紙ローラ45に搬送され、この排紙ローラ45から排紙トレイ46上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、現像カートリッジ28の構成について詳しく説明する。なお、図3は、筐体50から現像ローラ31を外した状態を示している。また、現像カートリッジ28の開口51の周囲の構成は、左端部と右端部とで略同じになっているため、以下の説明で参照する図面においては、左端部のみを図示している。
図3に示すように、現像カートリッジ28の筐体50は、後側の側壁に開口51を有し、現像ローラ31がこの開口51を塞ぐような形で筐体50に回転可能に支持されている。開口51の下縁には、フィルム35が設けられ、開口51の左右両側の縁には、シール部材の一例としてのサイドシール200が設けられている。また、開口51の上縁には、層厚規制ブレード100が左右方向に延びるように設けられている。
サイドシール200は、筐体50と現像ローラ31(現像ローラ本体31A)の軸方向、すなわち、左右方向両端部の間に、現像ローラ31の外周形状に倣った形で配置され、現像ローラ31と接触している。また、フィルム35は、左右方向に延びるシート状の部材であり、現像ローラ31の下部と接触している。層厚規制ブレード100は、ブレードゴム部120が現像ローラ31に前斜め上から接触している(図2参照)。このように、現像ローラ31の周囲から筐体50内のトナーが漏れるのを防止するため、現像ローラ31は、上下左右の四方で、層厚規制ブレード100、フィルム35およびサイドシール200と密着している。なお、本実施形態においては、現像ローラ31は、図3に示した矢印の向き、すなわち、周面がサイドシール200の表面を下から上に摺る向きで回転するように設けられている。
図3および図4に示すように、サイドシール200は、筐体50と現像ローラ31の左右両端部の間、および、層厚規制ブレード100のブレード本体110と現像ローラ31の左右両端部の間に設けられている。サイドシール200は、筐体50に貼付される基材210と、ブレード本体110に貼付されるブレード側シール220と、基材210とブレード側シール220の上に重なって、現像ローラ31に接触する接触部材230とを有している。
基材210は、例えば、ウレタンスポンジ等からなる弾性部材である。基材210は、下端が現像ローラ31の下側に配置され、上端が層厚規制ブレード100のブレード本体110の裏側(前側)に配置され、ブレード本体110に現像ローラ31とは反対側から接触している。この基材210は、筐体50に両面テープ等によって貼付されている。
ブレード側シール220は、例えば、ウレタンスポンジ等からなる弾性部材である。ブレード側シール220は、ブレード本体110のブレードゴム部120の左右両側に配置される部分に貼付されている。
接触部材230は、例えば、ダイニーマ(東洋紡株式会社製)等の繊維からなる織物部材であり、略矩形状に形成されている。なお、接触部材230は、不織布であってもよい。接触部材230は、ブレード側シール220と重なる位置から基材210の下端よりも後ろ側まで延び、ブレード側シール220、基材210および基材210よりも後方に延出した筐体50の一部に両面テープ等によって貼付されている。接触部材230の上端は、ブレードゴム部120の現像ローラ31との接触部よりも上に設けられている。
図5(a)に示すように、層厚規制ブレード100のブレードゴム部120は、左右方向における端面120Aが、ブレード側シール220の左右方向内側の端面221および接触部材230の左右方向内側の端面231に接触している。
そして、ブレードゴム部120は、左右方向の両端部に、現像ローラ31の回転方向上流側の端部、すなわち、下端縁122から凹んだ切欠部121を有している。
切欠部121は、ブレードゴム部120の下端縁122から上側へ延びる第1側面121Aと、第1側面121Aから左右方向外側へ現像ローラ31の軸方向に沿って延びる第2側面121Bと、第2側面121Bから左右方向外側へ延びる傾斜面121Cとを有して形成されている。
第2側面121Bは、現像ローラ31の回転方向上流側、すなわち、下側を向く面であり、ブレードゴム部120の現像ローラ31に接触する面との間の角部が、略直角になるように形成されている(図6(b)参照)。
傾斜面121Cは、現像ローラ31の軸方向に対して傾斜した面である。この傾斜面121Cは、左右方向外側に向かうにつれて現像ローラ31の回転方向下流側、すなわち、上側へ向かい、ブレードゴム部120の左右方向外側の端面120Aまで延びている。この傾斜面121Cは、ブレードゴム部120の現像ローラ31に接触する面との間の角部が、略直角になるように形成されている。
そして、第2側面121Bと傾斜面121Cは、ブレードゴム部120が現像ローラ31に接触する範囲内(ドットのハッチングで示す範囲内)に設けられている。
ブレード本体110は、下端縁110Uがブレードゴム部120の形状に沿った形状になっている。具体的に、ブレード本体110は、第1側面121Aに対応する位置に、ブレード本体110の下端縁110Uから上方へ第1側面121Aと平行に延びる第1端面111を有している。また、ブレード本体110は、第2側面121Bに対応する位置に、第1端面111から左右方向外側へ第2側面121Bと平行に延びる第2端面112を有している。そして、ブレード本体110は、傾斜面121Cに対応する位置に、第2端面112から左右方向外側へ傾斜面121Cと平行に延びる傾斜部の一例としての第3端面113を有している。
また、ブレード本体110は、ブレードゴム部120よりも下側に僅かに突出しており、下端縁110U、第1端面111、第2端面112および第3端面113は、ブレードゴム部120より外側にずれた位置に設けられている。
以上のように構成された現像カートリッジ28の作用および効果について説明する。
図6(a)に示すように、現像ローラ31が回転すると、現像ローラ31上のトナーが層厚規制ブレード100のブレードゴム部120によって掻き取られる。
このとき、切欠部121よりも左右方向内側の部分では、ブレードゴム部120の平らな面が接触しているのに対し、図6(b)に示すように、切欠部121の部分では、ブレードゴム部120の現像ローラ31の回転方向上流側の角部が略直角になっており、この角部が現像ローラ31に接触している。これにより、現像ローラ31の切欠部121に対応する位置では、切欠部121よりも左右方向内側の位置に比べて、より多くのトナーが掻き取られ、現像ローラ31の端部に担持されるトナー層が薄くなるので、現像ローラ31の端部からのトナー漏れを抑制することができる。
そして、本実施形態では、図5(a)に示すように、ブレードゴム部120の左右両端部に、現像ローラ31の回転方向上流側を向く第2側面121Bから左右方向外側に向かうにつれて現像ローラ31の回転方向下流側へ向かうように延びる傾斜面121Cを有しているので、ブレードゴム部120で掻き取られたトナーが、ブレードゴム部120の左右の端部で凝集するのが抑えられる。これにより、凝集したトナーで、現像ローラ31の表面が削れるのを抑えることができる。なお、このことは、実験で確認されている。
一方、仮に、図5(b)に示すように、ブレードゴム部120の左右の端部に傾斜面121Cが設けられておらず、第2側面121Bがブレードゴム部120の左右方向外側の端面120Aまで延びている構成の場合、ブレードゴム部120によって掻き取られたトナーがブレードゴム部120の端部付近に溜まり、ブレードゴム部120と現像ローラ31の間で凝集する。これにより、ブレードゴム部120上に凝集してできたトナーの固まりTにより現像ローラ31の表面が削られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、レーザプリンタ1が備える現像カートリッジ28に本発明を適用したが、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などが備える現像装置に本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、現像カートリッジ28に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像カートリッジとドラムユニットが一体に構成されたプロセスカートリッジや、トナーを収容するトナーカートリッジからトナーが供給される現像器などの他の現像装置に本発明を適用してもよい。
次に、ブレードゴム部に傾斜面を設けることで現像ローラの表面が削れるのが抑制されることを確認した実験について説明する。
1.現像ローラの表面の削れの確認方法
現像ローラ本体がシリコーンゴムで形成された現像ローラを用いて20000枚印字分回転させ、その後、現像ローラの表面が削れていないか目視で確認した。また、トナーが漏れていないかを確認した。
2.実施例および比較例
実施例および比較例の条件は以下の通りである。
(1)実施例
実施例では、図5(a)と同様の構成の傾斜面を有する層厚規制ブレードを使用した。各部位の寸法は以下の通りである。
傾斜面:現像ローラの軸方向の大きさ 1mm
現像ローラの回転方向の大きさ 0.2mm
ブレードゴム部の現像ローラに接触する範囲の現像ローラの回転方向の幅:0.6mm
(2)比較例
比較例では、図5(b)と同様の傾斜面を有していない層厚規制ブレードを使用した。
ブレードゴム部の現像ローラに接触する範囲の現像ローラの回転方向の幅:0.6mm
3.結果
実施例においては、現像ローラの表面が削れていないことを確認し、また、トナーの漏れも発生していなかった。
一方、比較例においては、現像ローラの端部に、現像ローラの周方向に沿った溝ができており、現像ローラの表面が削れているのが確認された。また、トナーの漏れも発生していた。
28 現像カートリッジ
31 現像ローラ
100 層厚規制ブレード
110 ブレード本体
113 第3端面
120 ブレードゴム部
120A 端面
121 切欠部
121C 傾斜面
200 サイドシール

Claims (4)

  1. 現像剤を収容する筐体と、
    回転可能であり、現像剤を担持するように構成される現像ローラと、
    前記現像ローラ上の現像剤層の厚さを規制する層厚規制ブレードと、
    前記筐体と前記現像ローラの軸方向両端部の間に配置されるシール部材と、を備え、
    前記層厚規制ブレードは、前記軸方向に沿って延びるブレード本体と、前記ブレード本体の前記現像ローラと対向する面から突出し、前記現像ローラに接触するブレードゴム部とを有し、
    前記ブレードゴム部は、前記軸方向両端部に、前記ブレードゴム部の前記現像ローラの回転方向上流側を向く面から前記軸方向外側に向かうにつれて前記回転方向下流側へ向かい、前記ブレードゴム部の前記軸方向外側の端面まで延びる傾斜面を有していることを特徴とする現像装置。
  2. 前記ブレードゴム部は、前記軸方向両端部に、前記回転方向上流側の端部から凹んだ切欠部を有し、
    前記傾斜面は、前記切欠部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記傾斜面は、前記ブレードゴム部が前記現像ローラに接触する範囲内に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記ブレード本体は、前記傾斜面に対応する部分に、前記傾斜面と平行に延びる傾斜部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
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CN108693737A (zh) * 2017-03-30 2018-10-23 佳能株式会社 显影装置、盒和图像形成装置

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