JP2014109649A - カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】感光ドラムに搬送される用紙に付着している紙粉が現像剤に混入するのを抑制することができるカートリッジを提供する。
【解決手段】用紙Pの左右幅方向の両端部付近に付着している紙粉は、感光ドラム61の周面から現像ローラ110の両端部付近の周面に再付着する。そして、この紙粉は、現像ローラ110の回転に伴い、第1サイドシール部材140および第2サイドシール部材141に捕捉されて回収される。その際、多くの紙粉は、第1サイドシール部材140の切欠き部および第2サイドシール部材141の切欠き部の厚み内に捕捉されて十分に回収され、筐体内の現像剤への混入が抑制される。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置の感光ドラムの周面に現像剤を供給するように構成されるカートリッジに関する。
この種のカートリッジとして、例えば特許文献1には、周面にトナーを担持して回転するトナー供給ローラと、トナー供給ローラの周面に摩擦接触して回転する現像ローラと、現像ローラの周面に接触して回転する感光ドラムとを備えたプロセスユニットが記載されている。
ここで、カートリッジとしてのプロセスユニットには、現像ローラの両端部の周面に摺接してトナー漏れを防ぐ左右一対のシール部材が設けられている。この左右一対のシール部材の相互間隔は、感光ドラムに搬送される最大幅の用紙の幅、すなわち最大用紙幅より広くなっている。
特開2006−201591号公報
ところで、前述の特許文献1に記載された従来のカートリッジにおいては、感光ドラムに搬送される用紙に付着している紙粉が感光ドラムの周面から現像ローラの周面に再付着し、この紙粉がトナーカートリッジ内に入ってトナーに混入することがある。
このように、紙粉がトナーに混入すると、トナー供給ローラと現像ローラとの間で摩擦帯電するトナーの帯電量が低下し、これに起因して現像ローラの周面に形成されるトナー層の厚さが不均一になるなどの種々の問題が発生する。
そこで、本発明は、感光ドラムに搬送される用紙に付着している紙粉が現像剤に混入するのを抑制することができるカートリッジを提供することを課題とする。
前述した課題を解決するための本発明に係るカートリッジは、感光ドラムの周面に現像剤を供給するように構成されるカートリッジであって、現像剤を収容するように構成される筐体と、筐体内の現像剤を感光ドラムに供給するように、軸線まわりに回転して感光ドラムに接触するように構成される現像ローラと、軸線方向において現像ローラの一端部と筐体との間をシールする第1シール部材と、軸線方向において現像ローラの一端部とは反対側の端部である他端部と筐体との間をシールする第2シール部材とを備えている。軸線方向における第1シール部材と第2シール部材との間隔は、感光ドラムに搬送される最大幅の記録シートの幅より狭く構成されている。
このカートリッジでは、感光ドラムに搬送される記録シートの幅方向の両端部付近に付着している紙粉は、感光ドラムの周面から現像ローラの周面に再付着する。ここで、感光ドラムに搬送される記録シートが最大幅の記録シートである場合、その記録シートの幅よりも第1シール部材と第2シール部材との間隔が狭く構成されているため、記録シートの幅方向の一端部付近に付着している紙粉は、第1シール部材によりシールされる現像ローラの一端部付近に再付着して筐体内の現像剤への混入が抑制される。同様に、記録シートの幅方向の他端部付近に付着している紙粉は、第2シール部材によりシールされる現像ローラの他端部付近に再付着して筐体内の現像剤への混入が抑制される。
ここで、第1シール部材と第2シール部材とは、現像ローラの軸線方向において、最大幅の記録シートの幅方向両端部の位置と重なる位置に配置されているのが好ましい。この場合、最大幅の記録シートの幅方向の一端部付近に付着している紙粉は、感光ドラムの周面から現像ローラの一端部付近に再付着し、第1シール部材に捕捉されて回収される。同様に、最大幅の記録シートの幅方向の他端部付近に付着している紙粉は、感光ドラムの周面から現像ローラの他端部付近に再付着し、第2シール部材に捕捉されて回収される。その結果、筐体内の現像剤への紙粉の混入が抑制される。
また、第1シール部材と前記第2シール部材とは、現像ローラの回転方向上流側に位置し、かつ、現像ローラの軸線方向内側に位置する個所に紙粉捕捉用の切欠き部を有しているのが好ましい。この場合、現像ローラの回転方向上流側に位置する第1シール部材の切欠き部により、第1シール部材が現像ローラから受ける圧力が切欠き部の周辺で弱まり、現像ローラの一端部付近に再付着した紙粉は、切欠き部付近の第1シール部材に捕捉されて回収される。同様に、現像ローラの他端部付近に再付着した紙粉は、現像ローラの回転方向上流側に位置する第2シール部材の切欠き部により、その切欠き部付近の第2シール部材内に捕捉されて回収される。
さらに、現像ローラの周面に供給される現像剤の層厚を規制するように、現像ローラの周面に接触する板状の層厚規制ブレードをカートリッジが備えている場合、筐体は、層厚規制ブレードの長手方向の端部が固定される支持面として、現像ローラ側を向く支持面を有し、この支持面における長手方向内側となる内側端部は、第1シール部材および第2シール部材における軸線方向内側となる内側端部よりも内側に位置しているのが好ましい。この場合、第1シール部材および第2シール部材の内側端部近傍において、現像ローラの周面に対する層厚規制ブレードの接触圧が十分に確保される。その結果、現像ローラの周面と層厚規制ブレードとの間でトナーが充分に摩擦帯電するようになり、現像ローラの端部付近と層厚規制ブレードとの間から現像剤が漏れ出すような事態が抑制される。
本発明のカートリッジによれば、感光ドラムに搬送される記録シートが最大幅の記録シートである場合、記録シートの幅方向の一端部付近に付着している紙粉を、第1シール部材によりシールされる現像ローラの一端部付近に再付着させることにより、紙粉が筐体内の現像剤へ混入するのを抑制することができる。同様に、記録シートの幅方向の他端部付近に付着している紙粉を、第2シール部材によりシールされる現像ローラの他端部付近に再付着させることにより、紙粉が筐体内の現像剤へ混入するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るカートリッジを備えたレーザプリンタの概略構成を示す側断面図である。 図1に示したプロセスカートリッジの拡大断面図である。 図2に示した現像カートリッジの分解斜視図である。 図3に示した筐体の左端部付近の部分拡大斜視図である。 図4に示した筐体の左端部付近を後側から見た部分拡大背面図である。 図3の後方向を上側としてサイドシール部材の配置間隔を示す模式的平面図である。 図6に示したサイドシール部材の切欠き部を示す模式的平面図である。
以下、本発明に係るカートリッジの実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。一実施形態のカートリッジは、例えば図1に示すようなレーザプリンタ1において、図2に示すようなプロセスカートリッジ5を構成するものである。そこで、まず、レーザプリンタ1について概略的に説明し、続いて、プロセスカートリッジ5について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、図1の紙面の左方向を「前」、右方向を「後」、上下方向を「上下」、手前方向を「右」、奥方向を「左」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、記録シートである用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、スキャナユニット4と、用紙P上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着させる定着装置7とを主に備えている。
装置本体2は、トップカバー22と、フロントカバー23とを備えている。装置本体2は、後述するプロセスカートリッジ5を着脱するための開口21Aを前側に有するとともに、その前側下部に用紙Pを差し込むための差込口21Bを有している。
フロントカバー23は、装置本体2の前側下部に設けられた回動軸23Aに下部が枢支されており、この回動軸23Aを中心として回動することにより、2点鎖線で示す起立位置で装置本体2の前側を閉じ、実線で示す倒伏位置で装置本体2の前側を開くようになっている。
フィーダ部3は、用紙Pを載置するための給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pを給紙する給紙機構32とを備えており、装置本体2の下部に配置されている。給紙トレイ31は、装置本体2の下部に配置される載置台31Aと、この載置台31Aに連続するように開かれたフロントカバー23とによって構成されている。
給紙機構32は、給紙ローラ32Aと、分離ローラ32Bと、分離パッド32Cとを主に備えている。給紙ローラ32Aは、分離ローラ32Bよりも用紙Pの搬送方向上流側で、載置台31Aの後端の上方に配置されている。分離ローラ32Bは、分離パッド32Cと対向して配置されている。
フィーダ部3では、実線で示す倒伏位置に開かれたフロントカバー23の上面と給紙トレイ31の載置台31Aとにまたがって載せられた用紙Pが、給紙ローラ32Aの回転により分離ローラ32B側へ送り出される。そして、分離ローラ32B側へ送り出された用紙Pが、分離ローラ32Bと分離パッド32Cとの間で1枚ずつに分離され、プロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
スキャナユニット4は、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えており、装置本体2内の前側に配置されている。このスキャナユニット4は、後述する感光ドラム61の表面上にレーザビームを高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ5は、装置本体2の後側中央部付近において、給紙機構32の上方に配設されており、装置本体2の開口21Aを通して装置本体2から上側前方に向かって着脱可能な構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、図2に示すように、ドラムユニット6と現像カートリッジ10とを備えている。
ドラムユニット6は、ドラムフレーム69と、ドラムフレーム69に設けられた感光ドラム61、帯電器62および転写ローラ63を備えている。一方、現像カートリッジ10は、筐体100と、現像ローラ110と、供給ローラ120と、層厚規制ブレード130とを備えている。この現像カートリッジ10は、ドラムユニット6に対して着脱可能となっている。
現像ローラ110は、トナーを周面に担持するように構成された部材であり、軸線まわりに回転するように筐体100に対して回転可能に設けられている。一方、供給ローラ120は、その周面に付着させて担持したトナーを現像ローラ110の周面に供給するように構成される部材であり、現像ローラ110の前斜め下方において、現像ローラ110の軸線方向に沿って現像ローラ110と平行に配置されている。
現像カートリッジ10では、筐体100内に形成されたトナー収容室101内に収容されているトナーが、アジテータ102で撹拌された後、供給ローラ120の周面から現像ローラ110の周面に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ120の周面と現像ローラ110の周面との間で正に摩擦帯電される。そして、現像ローラ110の周面に供給されたトナーは、現像ローラ110の回転に伴って、層厚規制ブレード130と現像ローラ110の周面との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ110の周面上に担持される。
ドラムユニット6内では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、スキャナユニット4(図1参照)からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして、感光ドラム61の表面の静電潜像に現像カートリッジ10の現像ローラ110周面から一定厚さの薄層のトナーが供給されることで、感光ドラム61の表面上にトナー像(現像剤像)が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ63の間で用紙Pが搬送される際に、転写ローラ63に転写バイアスが印加されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が転写ローラ63によって用紙P上に転写される。
図1に示すように、定着装置7は、装置本体2の上部後方において、プロセスカートリッジ5の上方に配置されている。この定着装置7は、主に、加熱ローラ71と加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内部には、ハロゲンランプ等の図示しない熱源が設けられている。一方、加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟持して搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上側に設けられている。
この定着装置7では、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。そして、定着装置7によりトナー像が熱定着されて画像が形成された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排出ローラ8に搬送され、この排出ローラ8から排出トレイ9上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、プロセスカートリッジ5を構成する現像カートリッジ10の筐体100、層厚規制ブレード130などについて詳細に説明する。図3に示すように、筐体100は、後側の側壁に開口103が形成されており、現像ローラ110と層厚規制ブレード130がこの開口103を塞ぐような形で取り付けられる。そして、開口103の上下左右の四方には、筐体100内のトナーが漏れるのを防止するため、第1サイドシール部材140、第2サイドシール部材141、アッパーシール部材150およびフィルム160が設けられている。また、開口103の上縁の両端部には、層厚規制ブレード130を固定するための固定部104が形成されている。そして、開口103の上縁には、固定部104よりも前側に後退した位置に、アッパーシール部材150を取り付けるための取付面108が設けられている。取付面108は、前側を向き、サイドシール部材140が配置される部分の上部まで左右に長く延びている。
層厚規制ブレード130は、ブレード本体131と、ブレードホルダ132と、補強板133とから構成されている。ブレード本体131は、ステンレス綱などの金属板から構成されており、先端の接触部131Aが現像ローラ110の周面に対向して湾曲している(図2参照)。このように湾曲した接触部131Aが現像ローラ110の周面に接触することで、ブレード本体131は、現像ローラ110上に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
ブレードホルダ132は、ブレード本体131を支持するためのブレード支持部132Aと、補強板133を取り付けるための補強部132Bと、筐体100の2つの固定部104に取り付けるための取付部132Cとを有している。補強部132Bは、ブレード支持部132Aの上端から前側に略直角に折れ曲がって形成されている。また、取付部132Cは、筐体100の2つの支持面105に重なるようにブレードホルダ132の両端部に形成されている。取付部132Cは、ブレード支持部132Aの左右方向両端部から上方に突出している。
補強板133は、ブレードホルダ132のブレード支持部132Aとの間でブレード本体131を挟持するための挟持部133Aと、ブレードホルダ132の補強部132Bに固定するための固定部133Bとを有している。補強板133は、挟持部133Aが固定部133Bの後端から下側に略直角に折れ曲がって形成されている。
層厚規制ブレード130は、ブレード本体131をブレードホルダ132のブレード支持部132Aと補強板133の挟持部133Aで挟み、ブレードホルダ132の補強部132Bと補強板133の固定部133Bを図示しないネジで締結することで一体の組部品とされる。そして、この層厚規制ブレード130は、図4に示すように、ネジ134をブレードホルダ132の取付部132Cの孔132Dに通し、筐体100の固定部104に設けられたネジ用ボス106のネジ穴にねじ込むことにより筐体100に固定される。
サイドシール部材140は、筐体100と現像ローラ110の軸方向の両端部との間をシールする部材であり、現像ローラ110の外周形状に倣った円弧状の断面形状を有する。このサイドシール部材140は、現像ローラ110の周面に摺接する摺接部材がウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材からなる基材上に積層された構造を有する。摺接部材は、トナーを捕捉するように繊維が織り込まれており、表面が起毛されて毛羽立っている。この繊維としては、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)繊維、PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維を用いることができる。
アッパーシール部材150は、筐体100と層厚規制ブレード130との間を層厚規制ブレード130の長手方向に沿ってシールする部材であり、ウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材で構成されている。このアッパーシール部材150は、筐体100の取付面108に接着されることで、その取付面108とブレードホルダ132のブレード支持部132Aとの間に挟持される。
フィルム160は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリル、フッ素樹脂等から構成されている。このフィルム160は、現像ローラ110の軸方向に沿って左右方向に延びており、現像ローラ110の周面に対向する先端部が現像ローラ110の周面に摺接可能となっている。そして、このフィルム160は、層厚規制ブレード130に対して現像ローラ110の回転方向上流側となる現像ローラ110の下方に配置されている。
<現像カートリッジの左右の端部付近の詳細構成>
続いて、図3に示した現像カートリッジ10の左右幅方向の左側端部付近の構造を図4および図5を参照して詳細に説明する。なお、現像カートリッジ10の右側端部付近の構造は、左側端部付近の構造と左右対象であるため、詳細な説明は省略する。
図4および図5に示すように、筐体100の固定部104は、図3に示した現像ローラ110側を向く(つまり、前後方向に垂直な)支持面105、すなわち、アッパーシール部材150の取付面108と略平行な支持面105を有する。この支持面105には、層厚規制ブレード130におけるブレードホルダ132の取付部132Cを固定するためのネジ用ボス106の端部が突出している。そして、この支持面105は、筐体100の左右幅方向と直交する前後方向において、アッパーシール部材150の取付面108より現像ローラ110側の後方に突出している。
ここで、筐体100の支持面105は、層厚規制ブレード130の長手方向である左右幅方向の外側端部105Aが、第1サイドシール部材140における現像ローラ110の軸方向内側となる内側端部140Aよりも外側に位置している。そして、支持面105の左右幅方向の内側端部105Bは、現像ローラ110の軸方向における画像形成範囲の外側において、第1サイドシール部材140の内側端部140Aよりも内側に位置している。
具体的には、支持面105の内側端部105Bは、供給ローラ120の一端面120Aと第1サイドシール部材140の内側端部140Aとの間に位置している。そして、この支持面105の内側端部105Bは、フィルム160の長手方向と直交する方向から見て、フィルム160の長手方向の端部160Aより内側に位置している。
また、筐体100の支持面105は、その輪郭に内側端部105Bに連続する傾斜部105Cを下部に有する。この傾斜部105Cは、層厚規制ブレード130の長手方向(現像ローラ110の軸線方向)内側に向かって、ブレード本体131の接触部131Aから徐々に離れるように傾斜している。
<第1サイドシール部材および第2サイドシール部材の配置構成>
ここで、図3に示した第1サイドシール部材140および第2サイドシール部材141の配置構成について、図6および図7を参照して詳細に説明する。なお、図6および図7は、図3の後方向を上側としており、現像ローラ110の一端部と筐体100との間をシールする第1サイドシール部材140は、図6および図7において左側に配置され、現像ローラ110の他端部と筐体100との間をシールする第2サイドシール部材141は、図6および図7において右側に配置される。
図6に示すように、感光ドラム61の周面に接触して回転する現像ローラ110は、一端部の周面が第1サイドシール部材140の内周面に摺接し、他端部の周面が第2サイドシール部材141の内周面に摺接する。この現像ローラ110の一端面は、第1サイドシール部材140の幅方向の内側端部140Aと外側端部140Bとの間に位置している。同様に、現像ローラ110の他端面は、第2サイドシール部材141の幅方向の内側端部141Aと外側端部141Bとの間に位置している。
ここで、第1サイドシール部材140の幅方向の内側端部140Aと、第2サイドシール部材141の幅方向の内側端部141Aとの間の間隔Dは、感光ドラム61に搬送される最大幅の記録シート、例えばA4サイズの用紙Pの左右幅Wより狭く設定されている。そして、第1サイドシール部材140は、内側端部140Aと外側端部140Bとの間の中央部付近にA4サイズの用紙Pの一端部が重なるように配置されている。同様に、第2サイドシール部材141は、内側端部141Aと外側端部141Bとの間の中央部付近にA4サイズの用紙Pの他端部が重なるように配置されている。
ここで、用紙Pおよび第1サイドシール部材140の配置は、現像ローラ110や感光ドラム61の軸方向の中心に関して左右対称である。具体的には、第1サイドシール部材140は、現像ローラ110の軸方向中心を通りこの軸方向に直交する平面に関して対称である。また、プロセスカートリッジ5が装置本体2に装着された状態において、感光ドラム61上の画像形成領域の左右方向(感光ドラム61の軸方向)における中心は、前記平面上にある。つまり、感光ドラム61の画像形成領域の中心と現像ローラ110の軸方向の中心は、左右方向において同じ位置にある。そして、用紙Pは、その幅方向中央が前記平面上に位置するように、フィーダ部3にセットされ、搬送される。
また、図7に示すように、第1サイドシール部材140は、紙粉捕捉用の切欠き部140Cを有し、同様に第2サイドシール部材141は、紙粉捕捉用の切欠き部141Cを有する。第1サイドシール部材140の切欠き部140Cは、現像ローラ110の回転方向に対して上流側となる端部において、内側端部140Aに円弧状の輪郭で切り欠かれている。同様に、第2サイドシール部材141の切欠き部141Cは、現像ローラ110の回転方向に対して上流側となる端部において、内側端部141Aに円弧状の輪郭で切り欠かれている。これらの切欠き部141Cは、現像ローラ110の回転方向上流側にいくにつれて、軸方向内側に向かうように傾斜している。前記したフィルム160は、図5に示すように端部160A付近が、サイドシール140、詳細には、切欠部141Cの近傍に重なっている。
<現像カートリッジでの作用>
カートリッジの一実施形態として具現化されたプロセスカートリッジ5においては、前述したように、現像カートリッジ10の筐体100における層厚規制ブレード130の支持面105がアッパーシール部材150の取付面108よりも現像ローラ110側の後方に突出しているため、層厚規制ブレード130の固定状態において、ブレード支持部132Aと筐体100の取付面108との間にアッパーシール部材150を良好な圧縮状態で挟持することができ、かつ、ブレード支持部132Aの端部を浮上がりのない良好な接触状態で筐体100の支持面105に固定することができる。
ここで、筐体100の支持面105は、内側端部105Bが供給ローラ120の端面120Aとサイドシール部材140の内側端部140Aとの間に位置している。換言すれば、筐体100の支持面105は、層厚規制ブレード130の長手方向において、筐体100と現像ローラ110の軸方向の端部との間をシールするサイドシール部材140の内側端部140Aに重なる位置に配置されている。このため、サイドシール部材140の内側端部140Aの近傍においては、層厚規制ブレード130のブレード本体131の接触部131Aが現像ローラ110の周面に充分な接触圧で接触する。その結果、現像ローラ110の周面とブレード本体131の接触部131Aとの間でトナーが充分に摩擦帯電するようになり、現像ローラ110の両端部付近と層厚規制ブレード130のブレード本体131との間からトナーが漏れ出すような事態が抑制される。
また、筐体100の支持面105は、内側端部105Bが供給ローラ120の端面120Aより外側に位置しているため、供給ローラ120の端面120A付近においても、トナーが供給ローラ120から現像ローラ110へ十分に供給される。
さらに、筐体100の支持面105は、内側端部105Bの下部に連続する傾斜部105Cが層厚規制ブレード130の長手方向(現像ローラ110の軸線方向)内側に向かってブレード本体131の接触部131Aから徐々に離れるように傾斜しているため、現像ローラ110の両端部付近において、現像ローラ110の周面に対するブレード本体131の接触部131Aの接触圧は、長手方向内側に向かって急変することなく徐々に低下する。その結果、現像ローラ110の両端部付近と層厚規制ブレード130のブレード本体131との間からのトナーの漏れ出しが安定的に抑制される。
<用紙の紙粉回収作用>
ここで、図6に示すように、最大幅の記録シートであるA4サイズの用紙Pが感光ドラム61に搬送される場合、用紙Pの左右幅方向の一端部付近に付着している紙粉は、感光ドラム61の周面から現像ローラ110の一端部付近の周面に再付着する。そして、この紙粉は、現像ローラ110の回転に伴い、第1サイドシール部材140に捕捉されて回収される。その際、多くの紙粉は、第1サイドシール部材140の切欠き部140C付近の厚み内に捕捉されて十分に回収される。
同様に、用紙Pの左右幅方向の他端部付近に付着している紙粉は、感光ドラム61の周面から現像ローラ110の他端部付近の周面に再付着する。そして、この紙粉は、現像ローラ110の回転に伴い、第2サイドシール部材141に捕捉されて回収される。その際、多くの紙粉は、第2サイドシール部材141の切欠き部141C付近の厚み内に捕捉されて十分に回収される。
以上説明したとおり、本実施形態のカートリッジによれば、最大幅の記録シートである例えばA4サイズの用紙Pが感光ドラム61に搬送される場合、用紙Pの左右幅方向の一端部付近に付着している紙粉を第1サイドシール部材140により捕捉して回収でき、用紙Pの左右幅方向の他端部付近に付着している紙粉を第2サイドシール部材141により捕捉して回収できるため、紙粉が筐体内の現像剤へ混入するのを抑制することができる。
以上、本発明に係るカートリッジの一実施形態について説明したが、本発明のカートリッジは、一実施形態に限定されるものではなく、その構成は適宜変更することができる。例えば、最大幅の記録シートの両端部は、第1サイドシール部材および第2サイドシール部材の外側に位置していてもよい。また、本発明のカートリッジは、図1に示したモノクロのプリンタに限らず、カラープリンタや複写機、複合機などにも適用可能である。
1 レーザプリンタ
5 プロセスカートリッジ
10 現像カートリッジ
6 ドラムユニット
61 感光ドラム
100 筐体
104 固定部
105 支持面
105A 外側端部
105B 内側端部
110 現像ローラ
120 供給ローラ
130 層厚規制ブレード
131 ブレード本体
131A 接触部
132 ブレードホルダ
140 第1サイドシール部材
140A 内側端部
140C 切欠き部
141 第2サイドシール部材
141A 内側端部
141C 切欠き部
P 用紙(記録シート)

Claims (4)

  1. 感光ドラムの周面に現像剤を供給するように構成されるカートリッジであって、
    前記現像剤を収容するように構成される筐体と、
    前記筐体内の現像剤を前記感光ドラムに供給するように、軸線まわりに回転して前記感光ドラムに接触するように構成される現像ローラと、
    前記軸線方向において前記現像ローラの一端部と前記筐体との間をシールする第1シール部材と、
    前記軸線方向において前記現像ローラの一端部とは反対側の端部である他端部と前記筐体との間をシールする第2シール部材とを備え、
    前記軸線方向における前記第1シール部材と前記第2シール部材との間隔は、前記感光ドラムに搬送される最大幅の記録シートの幅より狭いことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記第1シール部材と前記第2シール部材とは、前記軸線方向において、最大幅の記録シートの幅方向両端部の位置と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記第1シール部材と前記第2シール部材とは、前記現像ローラの回転方向上流側に位置し、かつ、前記軸線方向内側に位置する個所に紙粉捕捉用の切欠き部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記現像ローラの周面に供給される現像剤の層厚を規制するように、前記現像ローラの周面に接触する板状の層厚規制ブレードを備え、
    前記筐体は、前記層厚規制ブレードの長手方向の端部が固定される支持面を有し、
    前記支持面は、前記現像ローラ側を向く面であり、
    前記支持面における前記長手方向内側となる内側端部は、前記第1シール部材および前記第2シール部材における前記軸線方向内側となる内側端部よりも内側に位置していることを特徴とする請求項1から3の何れか1の請求項に記載のカートリッジ。
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