JP2014109648A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラの端部付近と層厚規制ブレードとの間から現像剤が漏れ出すのを抑制できる現像装置を提供する。
【解決手段】層厚規制ブレードの端部が固定される筐体の固定部104の支持面105は、層厚規制ブレードの長手方向において、筐体と現像ローラの端部との間をシールするサイドシール部材140の内側端部140Aに重なる位置に配置されている。このため、サイドシール部材140の内側端部140A近傍において、現像ローラの周面に対する層厚規制ブレードのブレード本体の接触圧が十分に確保される。その結果、現像ローラの周面とブレード本体の接触部との間でトナーが充分に摩擦帯電するようになり、現像ローラの両端部付近と層厚規制ブレードのブレード本体との間からトナーが漏れ出すような事態が抑制される。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置の現像装置に関し、詳しくは、現像剤を収容する筐体と現像ローラの端部との間をシールするシール部材と、現像ローラの周面に担持された現像剤の層厚を規制する層厚規制ブレードとを備えた現像装置に関する。
この種の現像装置として、例えば特許文献1には、現像剤を収容する筐体としての現像カートリッジフレームと、現像ローラと、シール部材としてのサイドシール部材と、層厚規制ブレードとしてのブレードユニットとを備えたものが記載されている。
ここで、現像カートリッジフレームには、ブレードユニットの長手方向両端部をネジ止めするための固定穴を有する支持面が設けられている。この支持面は、ブレードユニットの長手方向に沿ったサイドシール部材の左右幅方向の内側端部よりも外側、すなわちブレードユニットの長手方向の外側に配置されている。
特開2011−203298号公報
ところで、前述の特許文献1に記載された現像装置では、ブレードユニットの端部をネジ止めするための支持面がサイドシール部材の内側端部よりも外側に配置されているため、サイドシール部材の内側端部近傍において、現像ローラの周面に対するブレードユニットのブレードの接触圧が低下し、その結果、サイドシール部材の内側端部近傍において、現像ローラの端部付近とブレードとの間から現像剤が漏れ出す恐れがあった。
そこで、本発明は、現像ローラの端部付近と層厚規制ブレードとの間から現像剤が漏れ出すのを抑制できる現像装置を提供することを課題とする。
前述した課題を解決するための本発明に係る現像装置は、現像剤を収容するように構成される筐体と、軸線まわりに回転するように構成される現像ローラと、現像ローラ上に供給される現像剤の層厚を規制するように、軸線方向に沿って現像ローラの周面に接触する板状の層厚規制ブレードと、筐体と現像ローラの端部との間をシールする第1シール部材とを備えている。筐体は、層厚規制ブレードの前記軸線方向の端部が固定される固定部を有し、固定部は、現像ローラ側を向く支持面を有する。支持面における前記軸線方向外側の外側端部は、第1シール部材における軸線方向内側の内側端部よりも外側に位置する。そして、支持面における軸線方向内側の内側端部は、第1シール部材における前記軸線方向内側の内側端部よりも内側に位置している。
この現像装置では、層厚規制ブレードの端部が固定される筐体の固定部の支持面は、外側端部が第1シール部材の内側端部よりも外側に位置し、内側端部が第1シール部材の内側端部よりも内側に位置している。換言すれば、筐体の支持面は、層厚規制ブレードの長手方向において、筐体と現像ローラの端部との間をシールする第1シール部材の内側端部に重なる位置に配置されている。このため、第1シール部材の内側端部近傍において、現像ローラの周面に対する層厚規制ブレードの接触圧が十分に確保される。その結果、現像ローラの周面と層厚規制ブレードとの間でトナーが充分に摩擦帯電するようになり、現像ローラの端部付近と層厚規制ブレードとの間から現像剤が漏れ出すような事態が抑制される。
ここで、筐体と層厚規制ブレードとの間を層厚規制ブレードの長手方向に沿ってシールする第2シール部材を現像装置が備えている場合、筐体は、支持面と略平行な第2シール部材の取付面を有し、支持面に直交する方向において、支持面が取付面より現像ローラ側に突出しているのが好ましい。この場合、層厚規制ブレードは、筐体の取付面との間に第2シール部材を介在させた状態で、端部が浮上がりのない良好な接触状態で筐体の支持面に固定される。
また、現像ローラに現像剤を供給するように、現像ローラの軸線方向に沿って現像ローラと平行に配置される供給ローラを現像装置が備えている場合、支持面における内側端部は、現像ローラの軸線方向において供給ローラの端面と前記第1シール部材との間に位置しているのが好ましい。この場合、供給ローラの端面付近においても、供給ローラから現像ローラへ現像剤が十分に供給されるようになり、しかも、現像ローラの端部付近と層厚規制ブレードとの間から現像剤が漏れ出すような事態が抑制される。
さらに、筐体に固定されて現像ローラの軸線方向に沿って延び、先端部が現像ローラの周面に摺接するフィルムを現像装置が備え、現像ローラおよびフィルムが配置される開口部を筐体が有し、層厚規制ブレードに対してフィルムが現像ローラの回転方向上流側に配置されている場合、筐体の支持面の内側端部は、現像ローラの軸線方向と直交する方向から見て、軸線方向におけるフィルムの端部より内側に位置させることができる。
このような構成によれば、支持面により支持された部分の層厚規制ブレードが、この支持された部分に対応する位置で現像ローラから現像剤を十分にしごきとり、現像剤の層厚を十分に規制する。そのため、この支持面に対応する位置のフィルムが現像ローラから現像剤を掻き落としにくく、この掻き落とした現像剤が筐体外部に落ちることを低減できる。
層厚規制ブレードは、現像ローラの周面に接触する第1板状部材と、この第1板状部材を保持する第2板状部材とを有するものとすることができる。この場合、第2板状部材は、現像ローラの軸線方向に沿って延びており、軸線方向の端部が支持面に重なるように配置されているのが好ましい。
第1板状部材が現像ローラの周面と接触する部分を接触部として、筐体の支持面は、現像ローラの軸線方向内側に向かって接触部から徐々に離れるように形成されているのが好ましい。この場合、現像ローラの周面に対する層厚規制ブレードの第1板状部材の接触圧は、現像ローラの軸線方向内側に向かって急変することなく徐々に低下する。
また、筐体の支持面は、現像ローラの軸線方向において、現像ローラの画像形成範囲の外側に配置されているのが好ましい。さらに、筐体の固定部は、層厚規制ブレードを筐体に固定するためのねじ止め部を支持面内に有しているのが好ましい。
前記した現像装置において、層厚規制ブレードは、ステンレス鋼自体が現像ローラの周面に接触するステンレス鋼製とすることができる。
本発明の現像装置によれば、筐体と現像ローラの端部との間をシールする第1シール部材の内側端部近傍において、現像ローラの周面に対する層厚規制ブレードの接触圧が十分に確保されるため、現像ローラの両端部付近と層厚規制ブレードとの間から現像剤が漏れ出すのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る現像装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す側断面図である。 図1に示したプロセスカートリッジの拡大断面図である。 図2に示した現像カートリッジの分解斜視図である。 図3に示した筐体の左端部付近の部分拡大斜視図である。 図4に示した筐体の左端部付近を後側から見た部分拡大背面図である。
以下、本発明に係る現像装置の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。一実施形態の現像装置は、例えば図1に示すようなレーザプリンタ1において、図2に示すようなプロセスカートリッジ5の現像カートリッジ10を構成するものである。そこで、まず、レーザプリンタ1について概略的に説明し、続いて、現像カートリッジ10について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、図1の紙面の左方向を「前」、右方向を「後」、上下方向を「上下」、手前方向を「右」、奥方向を「左」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、スキャナユニット4と、用紙P上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着させる定着装置7とを主に備えている。
装置本体2は、トップカバー22と、フロントカバー23とを備えている。装置本体2は、後述するプロセスカートリッジ5を着脱するための開口21Aを前側に有するとともに、その前側下部に用紙Pを差し込むための差込口21Bを有している。
フロントカバー23は、装置本体2の前側下部に設けられた回動軸23Aに下部が枢支されており、この回動軸23Aを中心として回動することにより、2点鎖線で示す起立位置で装置本体2の前側を閉じ、実線で示す倒伏位置で装置本体2の前側を開くようになっている。
フィーダ部3は、用紙Pを載置するための給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pを給紙する給紙機構32とを備えており、装置本体2の下部に配置されている。給紙トレイ31は、装置本体2の下部に配置される載置台31Aと、この載置台31Aに連続するように開かれたフロントカバー23とによって構成されている。
給紙機構32は、給紙ローラ32Aと、分離ローラ32Bと、分離パッド32Cとを主に備えている。給紙ローラ32Aは、分離ローラ32Bよりも用紙Pの搬送方向上流側で、載置台31Aの後端の上方に配置されている。分離ローラ32Bは、分離パッド32Cと対向して配置されている。
フィーダ部3では、実線で示す倒伏位置に開かれたフロントカバー23の上面と給紙トレイ31の載置台31Aとにまたがって載せられた用紙Pが、給紙ローラ32Aの回転により分離ローラ32B側へ送り出される。そして、分離ローラ32B側へ送り出された用紙Pが、分離ローラ32Bと分離パッド32Cとの間で1枚ずつに分離され、プロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
スキャナユニット4は、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えており、装置本体2内の前側に配置されている。このスキャナユニット4は、後述する感光ドラム61の表面上にレーザビームを高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ5は、装置本体2の後側中央部付近において、給紙機構32の上方に配設されており、装置本体2の開口21Aを通して装置本体2から上側前方に向かって着脱可能な構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、図2に示すように、ドラムユニット6と、現像装置の一例としての現像カートリッジ10とを備えている。
ドラムユニット6は、ドラムフレーム69と、ドラムフレーム69に設けられた感光ドラム61、帯電器62および転写ローラ63を備えている。一方、現像カートリッジ10は、筐体100と、現像ローラ110と、供給ローラ120と、層厚規制ブレード130とを備えている。この現像カートリッジ10は、ドラムユニット6に対して着脱可能となっている。
現像ローラ110は、トナーを周面に担持するように構成された部材であり、軸線まわりに回転するように筐体100に対して回転可能に設けられている。一方、供給ローラ120は、その周面に付着させて担持したトナーを現像ローラ110の周面に供給するように構成される部材であり、現像ローラ110の前斜め下方において、現像ローラ110の軸線方向に沿って現像ローラ110と平行に配置されている。
現像カートリッジ10では、筐体100内に形成されたトナー収容室101内に収容されているトナーが、アジテータ102で撹拌された後、供給ローラ120の周面から現像ローラ110の周面に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ120の周面と現像ローラ110の周面との間で正に摩擦帯電される。そして、現像ローラ110の周面に供給されたトナーは、現像ローラ110の回転に伴って、層厚規制ブレード130と現像ローラ110の周面との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ110の周面上に担持される。
ドラムユニット6内では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、スキャナユニット4(図1参照)からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして、感光ドラム61の表面の静電潜像に現像カートリッジ10の現像ローラ110周面から一定厚さの薄層のトナーが供給されることで、感光ドラム61の表面上にトナー像(現像剤像)が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ63の間で用紙Pが搬送される際に、転写ローラ63に転写バイアスが印加されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が転写ローラ63によって用紙P上に転写される。
図1に示すように、定着装置7は、装置本体2の上部後方において、プロセスカートリッジ5の上方に配置されている。この定着装置7は、主に、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内部には、ハロゲンランプ等の図示しない熱源が設けられている。一方、加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟持して搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上側に設けられている。
この定着装置7では、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。そして、定着装置7によりトナー像が熱定着されて画像が形成された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排出ローラ8に搬送され、この排出ローラ8から排出トレイ9上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、現像カートリッジ10の筐体100、層厚規制ブレード130などについて詳細に説明する。図3に示すように、筐体100は、後側の側壁に開口103が形成されており、現像ローラ110と層厚規制ブレード130がこの開口103を塞ぐような形で取り付けられる。そして、開口103の上下左右の四方には、筐体100内のトナーが漏れるのを防止するため、サイドシール部材140、アッパーシール部材150およびフィルム160が設けられている。
また、開口103の上縁の両端部には、層厚規制ブレード130を固定するための固定部104が形成されている。そして、開口103の上縁には、固定部104よりも前側に後退した位置に、アッパーシール部材150を取り付けるための取付面108が設けられている。取付面108は、前側を向き、サイドシール部材140が配置される部分の上部まで左右に長く延びている。
層厚規制ブレード130は、第1板状部材の一例としてのブレード本体131と、ブレードホルダ132と、第2板状部材の一例としての補強板133とから構成されている。ブレード本体131は、ステンレス綱などの金属板から構成されており、先端の接触部131Aが現像ローラ110の周面に対向して湾曲している(図2参照)。このように湾曲した接触部131Aが現像ローラ110の周面に接触することで、ブレード本体131は、現像ローラ110上に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
ブレードホルダ132は、ブレード本体131を支持するためのブレード支持部132Aと、補強板133を取り付けるための補強部132Bと、筐体100の2つの固定部104に取り付けるための取付部132Cとを有している。補強部132Bは、ブレード支持部132Aの上端から前側に略直角に折れ曲がって形成されている。また、取付部132Cは、筐体100の2つの支持面105に重なるようにブレードホルダ132の両端部に形成されている。取付部132Cは、ブレード支持部132Aの左右方向両端部から上方に突出している。
補強板133は、ブレードホルダ132のブレード支持部132Aとの間でブレード本体131を挟持するための挟持部133Aと、ブレードホルダ132の補強部132Bに固定するための固定部133Bとを有している。補強板133は、挟持部133Aが固定部133Bの後端から下側に略直角に折れ曲がって形成されている。補強板133の挟持部133Bの左右の両端部133Cは、支持面105に重なるように配置されている。
層厚規制ブレード130は、ブレード本体131をブレードホルダ132のブレード支持部132Aと補強板133の挟持部133Aで挟み、ブレードホルダ132の補強部132Bと補強板133の固定部133Bを図示しないネジで締結することで一体の組部品とされる。そして、この層厚規制ブレード130は、図4に示すように、ネジ134をブレードホルダ132の取付部132Cの孔132Dに通し、筐体100の固定部104に設けられたねじ止め部の一例としてのネジ用ボス106のネジ穴にねじ込むことにより筐体100に固定される。
サイドシール部材140は、筐体100と現像ローラ110の軸方向の両端部との間をシールする部材であり、現像ローラ110の外周形状に倣った円弧状の断面形状を有する。このサイドシール部材140は、現像ローラ110の周面に摺接する摺接部材がウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材からなる基材上に積層された構造を有する。摺接部材は、トナーを捕捉するように繊維が織り込まれており、表面が起毛されて毛羽立っている。この繊維としては、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)繊維、PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維を用いることができる。
アッパーシール部材150は、筐体100と層厚規制ブレード130との間を層厚規制ブレード130の長手方向に沿ってシールする部材であり、ウレタンフォーム等のスポンジ材で構成されている。アッパーシール部材150は、左右に長く延びる中央部151と、中央部151の左右両端部から斜め下に延び、サイドシール140に接触する接続部152とを有しこれらが一体に構成されている。図5に示すように、接続部152の下縁部152Aは、水平で直線的な輪郭を有し、この下縁部152Aにおいてサイドシール部材140の直線的な上縁部140Bと接触することで、アッパーシール部材150とサイドシール部材140の間からトナーが漏れるのが防止されている。このようなアッパーシール部材150は、筐体100の取付面108に接着されることで、その取付面108とブレードホルダ132のブレード支持部132Aとの間に挟持されている。
フィルム160は、PET、アクリル、フッ素樹脂等から構成されている。このフィルム160は、現像ローラ110の軸方向に沿って左右方向に延び、その基端部が筐体100に取り付けられている。そして、フィルム160の先端部は、筐体100の内側に向かって延び、現像ローラ110の周面に対向し、摺接可能となっている。また、フィルム160は、層厚規制ブレード130に対して現像ローラ110の回転方向上流側となる現像ローラ110の下方に配置されている。
<現像カートリッジの左右の端部付近の詳細構成>
続いて、図4および図5を参照して、現像カートリッジ10の左右幅方向の左側端部付近の構造を詳細に説明する。なお、現像カートリッジ10の右側端部付近の構造は、左側端部付近の構造と左右対象であるため、説明を省略する。
図4および図5に示すように、筐体100の固定部104は、図3に示した現像ローラ110側を向く(つまり、前後方向に垂直な)支持面105を有する。支持面105は、アッパーシール部材150の取付面108と略平行である。この支持面105には、その面内に層厚規制ブレード130におけるブレードホルダ132の取付部132Cを固定するためのネジ用ボス106の端部が突出している。ネジ用ボス106にはネジ134を入れるための穴106Aが設けられている。穴106は支持面105内において左右方向のやや中央寄りで、かつ、上寄りに配置されている。穴106と支持面105の一部は、取付面108よりも上に位置している。また、支持面105は、筐体100の左右幅方向と直交する前後方向において、アッパーシール部材150の取付面108より現像ローラ110側の後方に突出している。
ここで、筐体100の支持面105は、層厚規制ブレード130の長手方向である左右幅方向の外側端部105Aが、サイドシール部材140における現像ローラ110の軸方向内側となる内側端部140Aよりも外側に位置している。そして、支持面105の左右幅方向の内側端部105Bは、現像ローラ110の軸方向における画像形成範囲の外側において、サイドシール部材140の内側端部140Aよりも内側に位置している。本実施形態において、この画像形成範囲は、供給ローラ120の軸方向の端部よりも内側に位置している。
具体的には、支持面105の内側端部105Bは、供給ローラ120の端面120Aとサイドシール部材140の内側端部140Aとの間に位置している。そして、この支持面105の内側端部105Bは、フィルム160の長手方向と直交する方向から見て、フィルム160の長手方向の端部160Aより内側に位置している。
また、筐体100の支持面105は、その輪郭に内側端部105Bに連続する傾斜部105Cを下部に有する。この傾斜部105Cは、層厚規制ブレード130の長手方向(現像ローラ110の軸線方向)内側に向かって、ブレード本体131の接触部131Aから徐々に離れるように傾斜している。
<現像カートリッジでの作用>
現像装置の一実施形態として具現化された現像カートリッジ10では、前述したように、層厚規制ブレード130の支持面105がアッパーシール部材150の取付面108よりも現像ローラ110側の後方に突出しているため、層厚規制ブレード130の固定状態において、ブレード支持部132Aと筐体100の取付面108との間にアッパーシール部材150を良好な圧縮状態で挟持することができ、かつ、ブレード支持部132Aの端部を浮上がりのない良好な接触状態で筐体100の支持面105に固定することができる。
ここで、筐体100の支持面105は、内側端部105Bが供給ローラ120の端面120Aとサイドシール部材140の内側端部140Aとの間に位置している。換言すれば、筐体100の支持面105は、層厚規制ブレード130の長手方向において、筐体100と現像ローラ110の軸方向の端部との間をシールするサイドシール部材140の内側端部140Aに重なる位置に配置されている。このため、サイドシール部材140の内側端部140Aの近傍においては、層厚規制ブレード130のブレード本体131の接触部131Aが現像ローラ110の周面に充分な接触圧で接触する。その結果、現像ローラ110の周面とブレード本体131の接触部131Aとの間でトナーが充分に摩擦帯電するようになり、現像ローラ110の両端部付近と層厚規制ブレード130のブレード本体131との間からトナーが漏れ出すような事態が抑制される。
また、支持面105の内側端部105Bは、フィルム160の端部160Aより内側に位置しているので、支持面105により支持された部分の層厚規制ブレード130が、この支持された部分に対応する位置で現像ローラ110からトナーを十分にしごきとり、トナーの層厚を十分に規制する。そのため、支持面105に対応する位置のフィルム160が現像ローラ110からトナーを掻き落としにくく、この掻き落としたトナーが筐体100の外部に落ちることを低減できる。
そして、補強板133の端部133Cは、支持面105に重なるように配置され、ブレード本体131の端部を支持面105との間でしっかりと挟持するため、ブレード本体131の接触部131Aは、その両端部において現像ローラ110の周面に十分な接触圧で接触し、これによっても現像ローラ110の両端部付近と層厚規制ブレード130のブレード本体131との間からトナーが漏れ出すような事態が抑制される。
また、筐体100の支持面105は、内側端部105Bが供給ローラ120の端面120Aより外側に位置しているため、供給ローラ120の端面120A付近においても、トナーが供給ローラ120から現像ローラ110へ十分に供給される。
さらに、筐体100の支持面105は、内側端部105Bの下部に連続する傾斜部105Cが層厚規制ブレード130の長手方向(現像ローラ110の軸線方向)内側に向かってブレード本体131の接触部131Aから徐々に離れるように傾斜しているため、現像ローラ110の両端部付近において、現像ローラ110の周面に対するブレード本体131の接触部131Aの接触圧は、長手方向内側に向かって急変することなく徐々に低下する。その結果、現像ローラ110の両端部付近と層厚規制ブレード130のブレード本体131との間からのトナーの漏れ出しが安定的に抑制される。
以上説明したとおり、本実施形態の現像装置によれば、筐体100と現像ローラ110の両端部との間をシールする2つのサイドシール部材(第1シール部材)140の近傍において、現像ローラ110の周面に対する層厚規制ブレード130のブレード本体131の先端部の接触圧を十分に確保することができ、現像ローラ110の両端部付近と層厚規制ブレード130のブレード本体131の先端部との間からの現像剤が漏れ出すのを抑制することができる。
以上、本発明に係る現像装置の一実施形態について説明したが、本発明の現像装置は、一実施形態に限定されるものではなく、その構成は適宜変更することができる。例えば、本発明の現像装置は、図1に示したモノクロのプリンタに限らず、カラープリンタや複写機、複合機などにも適用可能である。
1 レーザプリンタ
5 プロセスカートリッジ
10 現像カートリッジ
6 ドラムユニット
61 感光ドラム
100 筐体
104 固定部
105 支持面
105A 外側端部
105B 内側端部
105C 傾斜部
106 ネジ用ボス
108 取付面
110 現像ローラ
120 供給ローラ
120A 軸方向の端面
130 層厚規制ブレード
131 ブレード本体
131A 接触部
132 ブレードホルダ
140 サイドシール部材(第1シール部材)
140A 内側端部
150 アッパーシール部材(第2シール部材)
160A 長手方向の端部

Claims (9)

  1. 現像剤を収容するように構成される筐体と、
    軸線まわりに回転するように構成される現像ローラと、
    前記現像ローラ上に供給される現像剤の層厚を規制するように、前記軸線方向に沿って前記現像ローラの周面に接触する板状の層厚規制ブレードと、
    前記筐体と前記現像ローラの端部との間をシールする第1シール部材とを備え、
    前記筐体は、前記層厚規制ブレードの前記軸線方向の端部が固定される固定部を有し、
    前記固定部は、前記現像ローラ側を向く支持面を有し、
    前記支持面における前記軸線方向外側の外側端部は、前記第1シール部材における前記軸線方向内側の内側端部よりも外側に位置し、
    前記支持面における前記軸線方向内側の内側端部は、前記第1シール部材における前記軸線方向内側の内側端部よりも内側に位置していることを特徴とする現像装置。
  2. 前記筐体と前記層厚規制ブレードとの間を層厚規制ブレードの長手方向に沿ってシールする第2シール部材を備え、
    前記筐体は、前記第2シール部材の取付面を有し、
    前記取付面は、前記支持面と略平行な面であり、
    前記支持面に直交する方向において、前記支持面が前記取付面より前記現像ローラ側に突出していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像ローラに現像剤を供給するように、前記軸線方向に沿って現像ローラと平行に配置される供給ローラを備え、
    前記支持面における前記内側端部は、前記軸線方向において前記供給ローラの端面と前記第1シール部材との間に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記筐体に固定されて前記軸線方向に沿って延び、先端部が前記現像ローラの周面に摺接するフィルムを備え、
    前記筐体は、前記現像ローラおよび前記フィルムが配置される開口部を有し、
    前記フィルムは、前記層厚規制ブレードに対して、前記現像ローラの回転方向上流側に配置され、
    前記軸線方向と直交する方向から見て、前記支持面の内側端部は、前記軸線方向における前記フィルムの端部より内側に位置していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1の請求項に記載の現像装置。
  5. 前記層厚規制ブレードは、前記現像ローラの周面に接触する第1板状部材と、この第1板状部材を保持する第2板状部材とを有し、
    前記第2板状部材は、前記軸線方向に沿って延びており、前記軸線方向端部が前記支持面に重なるように配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1の請求項に記載の現像装置。
  6. 前記第1板状部材は、前記現像ローラの周面と接触する接触部を有し、
    前記支持面は、前記軸線方向内側に向かって前記接触部から徐々に離れるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記支持面は、前記軸線方向において前記現像ローラの画像形成範囲の外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1の請求項に記載の現像装置。
  8. 前記固定部は、前記層厚規制ブレードを前記筐体に固定するためのねじ止め部を前記支持面内に有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1の請求項に記載の現像装置。
  9. 前記層厚規制ブレードがステンレス鋼製であり、ステンレス鋼自体が前記現像ローラの周面に接触するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1の請求項に記載の現像装置。
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