JP3042623B2 - 電子写真式記録装置の現像装置 - Google Patents

電子写真式記録装置の現像装置

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JP3042623B2 JP1073592A JP7359289A JP3042623B2 JP 3042623 B2 JP3042623 B2 JP 3042623B2 JP 1073592 A JP1073592 A JP 1073592A JP 7359289 A JP7359289 A JP 7359289A JP 3042623 B2 JP3042623 B2 JP 3042623B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、レーザプリンタ・レーザ複写機・レーザ
ファクシミリなど、電子写真方式によって記録を行う電
子写真式記録装置に適用し得る。詳しくは、そのような
電子写真式記録装置において、感光体にトナーを付着
し、その感光体表面の静電潜像を現像して可視像化する
現像装置に関する。
従来の技術 従来、この種の現像装置では、たとえば第6図および
第7図に示すように、現像室d内に、感光体1にトナー
2を付着してその感光体1表面の静電潜像を可視像化す
る現像ローラ3と、その現像ローラ3表面のトナー2を
薄層化する薄層化ローラ4と、その薄層化ローラ4に付
着するトナー2をかき落す矩形で平板状のスクレーパ5
とを備えてなる。他方、トナー供給室t内には、現像ロ
ーラ3にトナー2を補給する補給ローラRを備えてな
る。
ところで、この種の現像装置では、現像ローラ3およ
び薄層化ローラ4の軸方向両側からトナー2が漏れる
と、記録装置本体内を汚し、さらには現像ローラ3を支
持するベアリング6および薄層化ローラ4を支持するベ
アリング7内にトナー2が入っていわゆるベアリングロ
ックを起こし、また電極とローラ軸との間の導通を遮断
してバイアス印加不良を生ずるなどのおそれがあった。
そこで、それらの現像ローラおよび薄層化ローラの軸
方向両側に、比較的硬い発泡材よりなるシール部材を押
し当てることとすると、トナー漏れをある程度確実に阻
止することができる。
ところが、そのようなシール部材を現像ローラおよび
薄層化ローラの両方に跨って押し当てることとすると、
現像ローラに対する薄層化ローラの押し当てに影響を及
ぼし、画像品質が低下する問題があった。
このため、従来は、スポンジタイプまたは植毛タイプ
のシール部材8をケーシング9に取り付け、該シール部
材8の先を現像ローラ3および薄層化ローラ4の軸方向
両端ならびにスクレーパ5の幅方向両端に押し当て、そ
こにシール域sを形成していた。特に、現像ローラおよ
び薄層化ローラの両方に跨って押し当てるシール部材
は、たとえば図6および図7に示すように、比較的柔軟
性のある植毛シールを用いていた。
また、第8図に示すように、補給ローラRの両側に環
状のシール体aを設けてその補給ローラRのローラ軸r
に取り付け、ローラ軸方向のトナー漏れを阻止してい
た。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような柔軟性のある植毛シールよりな
るシール部材では、完全なシールを行うことが難しく、
多くのトナーが送られてくると、やはり時間が経つにつ
れ、トナー2がシール域sに入り込み、やがて第9図中
矢示するように現像ローラ3とそれを支持するケーシン
グ9の側板9aとの間に落ち込む。そして、徐々にそこに
蓄積し、やがてそこからトナー漏れを生ずることとなる
問題があった。
特に、従来のシール体aは、ローラ軸rに取り付けて
いたから、補給ローラRとともに回転し、このためそれ
自体も現像ローラ3へとトナー2を補給していた。よっ
て、それが一層トナー漏れを助長する原因となってい
た。
そこで、この発明の目的は、電子写真式記録装置の現
像装置において、そのような従来の問題を解消し、トナ
ー漏れをなくすことにある。
課題を解決するための手段 そのため、この発明は、 補給ローラで現像ローラにトナーを補給するとともに
該現像ローラ表面のトナーを薄層化ローラで薄層化し、
その現像ローラで感光体にトナーを付着してその感光体
表面の静電潜像を可視像化する電子写真式記録装置の現
像装置において、 上記現像ローラおよび上記薄層化ローラの軸方向両端
の周面に押し当てて接触する、柔軟性のある植毛シール
よりなる第1のシール部材と、 上記補給ローラの軸方向両側でケーシングに取り付け
て設け、上記現像ローラと上記薄層化ローラとの接触位
置方向へとのばし、そののばした部分を上記第1のシー
ル部材の内側で上記現像ローラの軸方向両端の周面に押
し当てて、上記薄層化ローラの周面には非接触で設け
る、発泡材よりなる第2のシール部材と、 を有する、ことを特徴とする。
作用 そして、第2のシール部材を現像ローラ26の軸方向両
端の周面に押し当て、その押し当て位置では現像ローラ
26によりトナー34を搬送しないようにし、トナー34の絶
対量を減少して、薄層化ローラで規制することにより軸
方向外側へと搬送されるトナーを少なくする。
実 施 例 以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例につき説
明する。
第5図には、この発明による現像装置を備えるレーザ
プリンタの概略構成を示す。図中10はプリンタ本体、11
はプリンタ本体10に備える給紙カセットである。その給
紙カセット11から矢印イ方向に給送された用紙50は、レ
ジストローラ対12によってタイミングをとってドラム状
の感光体13へと搬送する。感光体13は、時計方向に回転
駆動し、その際帯電チャージャ14によって表面を一様に
帯電し、レーザ光学系15からのレーザ光を照射してその
感光体13上に静電潜像を形成する。この潜像はこの発明
による現像装置16を通るときトナーによって可視像化
し、この可視像は感光体13へ搬送した用紙50に転写チャ
ージャ17により転写し、転写した用紙50上の可視像は定
着装置18によって定着する。そして、定着装置18を出た
用紙50は、たとえば矢印ロ方向の排紙部19・19に排出す
る。一方、可視像転写後の感光体13は、クリーニング装
置20によって残留トナーを除去する。
上述した現像装置16は、第3図および第4図に示すご
とく構成する。図中21は、ケーシングである。その内部
には、感光体13側に開口22を有する現像室23と、上方に
開口24を有するトナー供給室25とを形成する。現像室23
内には、感光体13上の潜像にトナーを付着する現像ロー
ラ26を収納配置する。その現像ローラ26のローラ軸27の
両端は、ベアリング28を介して支持する。また、現像室
23内には、現像ローラ26に押し当てて該現像ローラ26表
面のトナー層を10〜20μに薄層化する薄層化ローラ29を
収納配置する。その薄層化ローラ29のローラ軸30の両端
は、ベアリング31を介して支持する。さらに、現像室23
内には、先端を薄層化ローラ29の表面に押し当て、該薄
層化ローラ29に付着するトナーをかき落しクリーニング
するスクレーパ32を収納配置する。そのスクレーパ32の
基端は、ねじ33でケーシング21に固定する。
トナー供給室25内にはトナー34を収納するとともに、
そのトナー34を撹拌するアジテータ35およびトナー34を
現像ローラ26に給送する補給ローラ36を収納配置する。
また、トナー供給室25の開口24には、トナー34を補給す
るトナーカートリッジ37を交換可能に取り付ける。
ところで、図示現像装置16では、現像ローラ26および
薄層化ローラ29の軸方向両端ならびにスクレーパ32の幅
方向両端に、それぞれ感光体13と反対の側で接触してシ
ール部材38を押し当て、シール域Sを形成する。シール
部材38は、スポンジシール39と第1のシール部材である
植毛シール40とからなり、それらを各々両面テープ等を
用いてケーシング21に張り付けてなる。そして、スポン
ジシール39は、たとえば発泡ポリウレタンやフェルトな
どでつくり、薄層化ローラ29とスクレーパ32とに接触す
る。他方、薄毛シール40は、たとえばテフロン系繊維で
つくり、薄層化ローラ29と現像ローラ26とに接触する。
しかして、薄層化ローラ29の軸方向両端およびスクレー
パ32の幅方向両端を、気密性に富むスポンジシール39で
確実にシールする。また、薄層化ローラ29および現像ロ
ーラ26の軸方向両端を、柔軟性のある植毛シール40でそ
れら両ローラの回転トルクを増大することなく確実にシ
ールする。
さて、このような現像装置16では、第1図および第2
図に示すように、補給ローラ36の両側に第2のシール部
材であるシール体42を設ける。第2のシール部材である
シール体42は、たとえば発泡ポリエステルでつくり、一
面をケーシング21の側板21aにたとえば両面テープで取
り付ける。そして、現像ローラ26と薄層化ローラ29との
接触位置方向にのばして第1図に示すように涙型とし、
そののばした部分42aを現像ローラ26の外周に押し当て
てなる。ところで、この押し当て量や押し当て範囲は大
きくすると、現像ローラ26の回転トルクを増大する結果
となるから、第1図に示すように押し当て量は現像ロー
ラ26への接触部分が5mmほど折れ曲がる(すなわち図示
t=5)程度とし、また押し当て範囲は角度θが60度か
ら90度とする。
そして、シール体42を補給ローラ36と一緒に回転しな
いようにし、シール体42自体が現像ローラ26へとトナー
34を補給しないこととする。また、シール体42を現像ロ
ーラ26へ押し当てることで、現像ローラ26の両側へのト
ナー漏れを阻止する。
効果 したがって、この発明によれば、発泡材よりなる第2
のシール部材を、現像ローラと薄層化ローラとの接触位
置方向へとのばしてそののばした部分を現像ローラの軸
方向両端の周面に押し当てることから、その第2のシー
ル部材で規制して第1のシール部材に達するトナー量を
少なくすることができる。また、第1のシール部材の内
側でケーシングに取り付けて第2のシール部材を設ける
ことから、その第2のシール部材で、トナーが現像ロー
ラとともに連れ回りすることを阻止し、第2のシール部
材の押し当て部分では現像ローラによりトナーを搬送し
ないようにして現像ローラの軸方向両端でのトナーの絶
対量を減少し、第2のシール部材位置を通過して第1の
シール部材に達するトナー量を極力少なくすることがで
きる。これにより、柔軟性のある植毛シールよりなる第
1のシール部材によっても、トナーが現像ローラの軸方
向両側から外部へと漏れることを確実に阻止することが
できる。よって、第1のシール部材と第2のシール部材
とが相俟ってトナー漏れを阻止し、記録装置の装置本体
内を汚すことをなくし、さらにはベアリングロックの発
生を防止し、また導通遮断によるバイアス印加不良を防
止することができる。
また、この発明によれば、発泡材よりなる第2のシー
ル部材を現像ローラの周面に押し当てるが、薄層化ロー
ラの外周には押し当てないことから、現像ローラに対す
る薄層化ローラの押し当てに影響を及ぼすこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である現像装置における要
部の拡大断面図、第2図はその現像装置の一端部におけ
る、現像ローラと補給ローラとケーシングと第1のシー
ル部材と第2のシール部材の位置関係を示す位置関係説
明図、第3図はその現像装置の断面図、第4図はそのIV
−IV線矢視図、第5図はその現像装置を備えるレーザプ
リンタの概略構成図である。第6図は従来の現像装置の
断面図、第7図はそのVII−VII線矢視図、第8図はその
部分詳細図、第9図は第7図の部分拡大図である。 13……感光体 16……現像装置 21……ケーシング 26……現像ローラ 29……薄層化ローラ 34……トナー 36……補給ローラ 42……シール体 42a……シール体ののばした部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補給ローラで現像ローラにトナーを補給す
    るとともに該現像ローラ表面のトナーを薄層化ローラで
    薄層化し、その現像ローラで感光体にトナーを付着して
    その感光体表面の静電潜像を可視像化する電子写真式記
    録装置の現像装置において、 上記現像ローラおよび上記薄層化ローラの軸方向両端の
    周面に押し当てて接触する、柔軟性のある植毛シールよ
    りなる第1のシール部材と、 上記補給ローラの軸方向両側でケーシングに取り付けて
    設け、上記現像ローラと上記薄層化ローラとの接触位置
    方向へとのばし、そののばした部分を上記第1のシール
    部材の内側で上記現像ローラの軸方向両端の周面に押し
    当てて、上記薄層化ローラの周面には非接触で設ける、
    発泡材よりなる第2のシール部材と、 を有する、電子写真式記録装置の現像装置。
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