JPH0741016Y2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0741016Y2
JPH0741016Y2 JP1988122973U JP12297388U JPH0741016Y2 JP H0741016 Y2 JPH0741016 Y2 JP H0741016Y2 JP 1988122973 U JP1988122973 U JP 1988122973U JP 12297388 U JP12297388 U JP 12297388U JP H0741016 Y2 JPH0741016 Y2 JP H0741016Y2
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JP
Japan
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toner
scraper
roller
doctor roller
seal member
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JP1988122973U
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JPH0244751U (ja
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有二 北島
猛文 足立
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、レーザプリンタや複写機やファクシミリ等の
電子写真装置における現像装置に関する。
従来の技術 従来、非磁性一成分トナーを用いる現像装置では、たと
えば第4図および第5図に示すように、感光体(1)上
の静電潜像を現像する現像ローラ(2)と、この現像ロ
ーラ(2)上のトナーを薄層化するドクターローラ
(3)と、該ドクターローラ(3)上のトナーを除去す
るスクレーパ(4)と、これらドクターローラ(3)お
よびスクレーパ(4)の両端部に押し当ててその両端部
から両外側へのトナー洩れを阻止するシール部材(5)
とを備えたものが既に提供されている。図中符号(6)
は現像装置のケーシングであり、(6a)はそのケーシン
グ(6)の両側面から互いに上向きに突出する突部であ
る。
考案が解決しようとする課題 ところが、このような従来の現像装置では、シール部材
(5)によるシール性が現像ローラ(2)とドクターロ
ーラ(3)とのローラ圧接位置付近(第4図中符号イで
示す部分)で弱く、トナーが第5図中aで示す方向に入
り込んでシール部材(5)中に侵入し、ドクターローラ
(3)の回転とともにそのトナーがbで示す方向に搬送
されてスクレーパ(4)でせき止められ、次第にそこに
貯溜してドクターローラ(3)の回転トルクが増加する
問題があった。
そこで、本考案の目的は、上述した種類の現像装置にお
いて、ドクターローラの回転トルクが増加したり、トナ
ー洩れが生じたりすることを解消することにある。
課題を解決するための手段 そのため、本考案は、たとえば以下の図示実施例に示す
とおり、感光体(15)上の静電潜像を現像する現像ロー
ラ(30)と、この現像ローラ(30)上のトナーを薄層化
するドクターローラ(31)と、該ドクターローラ(31)
上のトナーを除去するスクレーパ(36)と、そのスクレ
ーパ(36)および前記ドクターローラ(31)の両端部に
押し当ててその両端部から両外側へのトナー洩れを阻止
するシール部材(42)とを備えた現像装置(18)におい
て、前記シール部材(42)に、前記スクレーパ(36)を
前記ドクターローラ(31)に圧接する圧接部と対応し、
前記シール部材(42)と前記ドクターローラ(31)との
間に侵入したトナーを前記スクレーパ(36)でせき止め
て該シール部材(42)の背部へ流出させる切欠部(43)
を、互いの内側縁から両外側に向けて途中まで切り欠い
て設けたことを特徴とする。
作用 そして、本考案によれば、シール部材(42)とドクター
ローラ(31)との間のシール域にトナーが侵入し、その
侵入したトナーがドクターローラ(31)の回転にともな
い搬送されてスクレーパ(36)でせき止められたとして
も、そのスクレーパ(36)のドクターローラ(31)への
圧接部と対応してシール部材(42)には切欠部(43)を
設けるから、せき止めたトナーはその切欠部(43)を通
してシール部材の背部へと流出する。
実施例 次に、本考案の実施例を図面にしたがって詳細に説明す
る。
第3図は、本考案による現像装置を備えたレーザプリン
タの全体の概要構成を示す断面図である。図中(10)は
プリンタ本体、(11)はこれに着脱自在に装填される給
紙カセットである。この給紙カセット(11)からピック
アップコロ(12)および給送ローラ(13)によって給紙
された用紙(50)は、レジストローラ対(14)によって
タイミングをとられてドラム状の感光体(15)へ搬送さ
れる。感光体(15)は時計方向に回転駆動され、その際
帯電チャージャ(16)によって表面を帯電され、レーザ
光学系(17)からのレーザ光を照射されて感光体(15)
上に静電潜像が形成される。この潜像は本考案による現
像装置(18)を通るときトナーによって可視像化され、
この可視像は感光体(15)へ搬送された用紙(50)に転
写チャージャ(19)により転写され、転写された用紙
(50)上の可視像は定着装置(20)によって定着され
る。そして、定着装置(20)を出た用紙は排紙装置(2
1)によって上方へ搬送され、プリンタ本体(10)上の
傾斜した排紙スタック部(22)または排紙トレイ(23)
上へ排出される。一方、可視像転写後の感光体(15)
は、クリーニング装置(24)によって残留トナーを除去
される。
上記現像装置(18)は、第1図および第2図に示す如く
構成されている。この現像装置(18)のケーシング(2
5)の内部には、感光体(15)側に開口(26)を有する
現像室(27)と、上方に開口(28)を有するトナー供給
室(29)とが区画形成されている。現像室(27)内に
は、感光体(15)上の潜像にトナーを付着させる現像ロ
ーラ(30)と、該現像ローラ(30)に圧接されてその表
面のトナーを10〜20μの厚さに薄層化するドクターロー
ラ(31)とが収納されている。これらローラ(30)・
(31)の軸(32)・(33)の両端は、それぞれベアリン
グ(34)・(35)によってケーシング(25)に軸受けさ
れている。また、現像室(27)内には、横長板状のスク
レーパ(36)が収納配置されている。このスクレーパ
(36)の基端部(上端部)はネジ(37)によってケーシ
ング(25)に固定され、また先端部(下端部)は、ドク
ターローラ(31)上に付着するトナーをクリーニングす
るため該ドクターローラ(31)の周面に圧接されてい
る。
一方、トナー供給室(29)内には、それに収容されたト
ナー(38)を攪拌するアジテータ(39)と、そのトナー
(38)を現像ローラ(30)へ給送する補給ローラ(40)
が収納配置されている、また、トナー供給室(29)上に
は、その開口(28)からトナーを補強するトナーカート
リッジ(41)が交換可能に取り付けられている。
さらに、前記ドクターローラ(31)とスクレーパ(36)
の軸方向の両端部には、ケーシング(25)の両側面から
互いに内向きに突出する突部(25a)に支持され、縦長
のシール部材(42)が配置されている。このシール部材
(42)は、たとえばケーシング(25)に両面接着テープ
等で取り付けられる基板にテフロン系繊維等による植毛
を施したものである。両シール部材(42)は、感光体
(15)と反対側においてスクレーパ(36)の背面に接触
しているとともに、ドクターローラ(31)および現像ロ
ーラ(30)の周面に圧接しており、スクレーパ(36)と
ドクターローラ(31)との圧接部の両端、およびドクタ
ーローラ(31)と現像ローラ(30)の圧接部の両端をシ
ールする。これらシール部材(42)には、互いに内側縁
から両外側に向けて途中まで切り欠いて切欠部(43)が
設けられている。この切欠部(43)はスクレーパ(36)
の下端部とドクターローラ(31)の周面との圧接部に対
応し、スクレーパ(36)の下端縁(36a)は両側のシー
ル部材(42)の切欠部(43)を横断するような状態にな
っている。
したがって、シール部材(42)によるシールが不完全で
あることから、トナーが第2図中dで示すごとくドクタ
ーローラ(31)とシール部材(42)との間のシール域に
侵入し、ドクターローラ(31)の回転にともないeで示
す方向に搬送されてやがてスクレーパ(36)でせき止め
られたとしても、そこには切欠部(43)があるから、せ
き止められたトナーはやがてその切欠部(43)からシー
ル部材(42)の背部へ流出されてトナー供給室(29)へ
自然に流出する。しかし、シール部材(42)は、その流
出中も他の部分によって両端部から両外側へのトナー洩
れを阻止して所期のシール効果を維持する。
考案の効果 本考案によれば、シール域に侵入し、ドクターローラの
回転にともないスクレーパでせき止めたトナーは、切欠
部を通してシール部材の背部へと流出するから、スクレ
ーパでせき止めたトナーが貯溜してドクターローラのト
ルク上昇を招いたり、またスクレーパでせき止めたトナ
ーがシール域を通過して軸方向両外側へと洩れ、たとえ
ばベアリング内に入り込んでいわゆるベアリングロック
を生じたりすることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による現像装置の一例の断面図、第2図
は第1図A−A線位置で見たその正面図、第3図はこの
現像装置を備えるレーザプリンタの概要構成図である。
第4図は従来の現像装置の断面図、第5図は第4図B−
B線位置で見たその正面図である。 (15)……感光体 (18)……現像装置 (30)……現像ローラ (31)……ドクターローラ (36)……スクレーパ (42)……シール部材 (43)……切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上の静電潜像を現像する現像ローラ
    と、この現像ローラ上のトナーを薄層化するドクターロ
    ーラと、該ドクターローラ上のトナーを除去するスクレ
    ーパと、そのスクレーパおよび前記ドクターローラの両
    端部に押し当ててその両端部から両外側へのトナー洩れ
    を阻止するシール部材とを備えた現像装置において、前
    記シール部材に、前記スクレーパを前記ドクターローラ
    に圧接する圧接部と対応し、前記シール部材と前記ドク
    ターローラとの間に侵入したトナーを前記スクレーパで
    せき止めて該シール部材の背部へ流出させる切欠部を、
    互いの内側縁から両外側に向けて途中まで切り欠いて設
    けたことを特徴とする、現像装置。
JP1988122973U 1988-09-20 1988-09-20 現像装置 Expired - Lifetime JPH0741016Y2 (ja)

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JP1988122973U JPH0741016Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 現像装置

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JPH0244751U JPH0244751U (ja) 1990-03-28
JPH0741016Y2 true JPH0741016Y2 (ja) 1995-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810104B2 (ja) * 1993-04-28 1996-01-31 株式会社三幸 疑似冷却温度測定装置を具備した真空冷却機
JP4356021B2 (ja) 2005-03-09 2009-11-04 村田機械株式会社 現像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62231277A (ja) * 1986-03-24 1987-10-09 ゼロツクス コ−ポレ−シヨン 現像装置

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