JP2001215791A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置Info
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Abstract
防止することが可能な現像装置、プロセスカートリッジ
及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 非磁性トナー8を収容する現像容器14
と、この現像容器14に収容された非磁性トナー8を担
持して、この非磁性トナー8を現像容器14の外部に搬
送する、現像容器14の開口部に配置された現像ローラ
5と、現像容器14の開口部の端部に配置された、現像
ローラ5の端部以外の部分と当接する端部シール部材1
9とを備える。
Description
写機、電子写真プリンタ等の画像形成装置の現像装置及
びこのような現像装置を具備するプロセスカートリッジ
及び画像形成装置に関するものである。
いては、像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置に
よりトナー像として可視化することを行っている。
成分現像装置が種々提案されている。また、静電潜像を
可視化するに際し、感光ドラム等の像担持体に現像剤を
搬送するために現像剤担持体が採用されている。
ローラ、又は表面に誘電層を形成した現像ローラを用い
て感光体表面層に押し当てる構成で現像を行う接触一成
分現像方法が提案されている。
感光体表面に接触して回転、現像を行っているが故に、
現像ローラには一般に弾性材料が用いられる。また、現
像ローラに求められる機能としては、必要な現像ニップ
が得られることや、当接に対する圧縮力に対して充分な
回復性を持つこと、現像ローラ上のトナーが所望の帯電
極性や帯電量を得ること、現像ローラ表面が現像剤(以
下、トナーともいう。)との離型性に優れローラ表面に
トナーがフィルミングしないこと等種々ある。
ラ表面近傍に求められる機能と、現像ローラ内部に求め
られる機能とに分けて、それぞれの機能を満足するよう
な多層構成の現像ローラが一般的に用いられている。
にディップコートやロールコートなどにより下層として
の弾性層の上に表層が形成される。
現像スリーブ表面にトナーを保持できやすい磁性現像装
置と比べ、非磁性トナーを現像剤として用いた現像装置
においては、磁気的な吸着力を用いることができないた
めに、トナーの現像装置外への漏れ出しを防止するのが
困難になる。
明する。図8に、従来の現像装置の構造図を示す。図8
は現像容器24を開口部側から見た図である。
が配置されている。この現像ローラ25は矢印B方向に
回転する。また、現像ローラ25と弾性ブレード27の
当接部位置より回転方向上流側に位置し、現像ローラ2
5に接触した弾性ローラ(不図示)により、トナーが供
給される。
像ローラ25の回転に伴い弾性ブレード27と現像ロー
ラ25の当接部に搬送され薄層化される。
上に搬送され、静電潜像の現像が行われる。
(現像ローラ回転方向下流側)には現像ローラ25に対
し軽圧当接した可撓性のシール部材26を設け、未現像
トナー通過を許容するとともに現像容器24内のトナー
が現像容器24の下部から漏出するのを防止している。
24開口部との間隙に羊毛フェルト、ポリテトラフルオ
ロエチレン(本明細書中においてPTFEと記す。)パ
イル等の繊維材料や、ポリウレタンフォーム、スポンジ
ゴム等の発泡体等の材料からなる端部シール部材29を
設け、現像容器24と現像ローラ25の長手方向両端部
との聞からのトナーの漏れ出しを防止している。
様にディップコートやロールコート等で表層形成された
現像ローラは、表層形成時に表層端部でコートむらが発
生しやすい。
外周部においては、表層が塗れなかったり、逆に厚くな
ったりと不安定である。また、現像ローラの表層両端部
が弾性層よりも長手方向内側にあるような場合も、ロー
ルコート等で表層を塗る際は、塗り始め部や、塗り終わ
り部で充分に塗れていない場合がある。
すような従来の現像装置24で現像動作を多数回繰り返
すと、現像ローラ25の表層端部は端部シール部材29
との摺擦が繰り返されるため、長期使用により表層が剥
れてしまい、それをきっかけに現像ローラ25の表層剥
がれが現像ローラ25の長手方向中心部に進行してしま
う。
に、従来の現像装置の構成図を示す。図9に示されるよ
うに、現像ローラ25の端部における剥がれ90は、現
像ローラ25の中央部に進行する。
ール部材29との間に隙間ができてしまい、トナー漏れ
に対するシール性が低下する。
その目的は、現像剤担持体の表層剥れによる現像剤漏れ
を防止することが可能な現像装置、プロセスカートリッ
ジ及び画像形成装置を提供することである。
に、本発明に係る現像装置は、現像剤を収容する現像剤
容器と、前記現像剤容器に収容された前記現像剤を担持
して、該現像剤を前記現像剤容器の外部に搬送する、前
記現像剤容器の開口部に配置された現像剤担持体と、前
記現像剤容器の開口部の端部に配置された、前記現像剤
担持体の端部以外の部分と当接するシール部材とを備え
る。
心に回動する現像ローラである。
となる表層と、該表層の下に形成される、少なくとも1
以上の下層とから構成される。
形成されている。
成されている。
体の前記表層の長手方向端部よりも内側に配置されてい
る。
erC硬度計に1kgの加重を加えて計測した際の計測
値が40°以上、60°以下の範囲となる硬度である。
びPTFEパイルその他の繊維材料により形成されてい
る。
ォーム及びスポンジゴムその他の発泡体により形成され
ている。
ジは、上記現像装置を備え、該現像装置により現像剤が
搬送される装置に着脱自在である。
記現像装置を備える。
セスカートリッジ及び画像形成装置によれば、現像剤容
器の開口部の端部にシール部材が配置されているため、
開口部からの現像剤の漏れを防止することができると共
に、このシール部材が現像剤担持体の端部以外の部分と
当接するため、現像剤担持体の端部(特に最外層の端
部)に剥がれ等の不具合が発生することを減少させ、さ
らに現像剤の漏れを防止することができる。
て、図7を参照して説明する。図7に、本発明に係る現
像装置の概念図を示す。ただし、以下の説明は現像装置
の開口部の端部についての説明であるため、図7に示さ
れる図においては、通常、現像装置に具備される現像ロ
ーラ等の部材は省略している。
像装置72は、本発明の現像剤容器の開口部としての開
口部71を備える。この開口部71を介して、現像剤が
現像装置72の内部から外部に搬送される。ここで、こ
の開口部71は、現像装置72の中央から側部にわたっ
て設けられている。
というときは、現像装置72の側部が含まれる。すなわ
ち、開口部71の端部にシール部材を配置する場合、図
7の(b)のように、シール部材73が現像装置72の
側部に配置される。
ル部材を配置する場合であるが、本発明においては上記
のような場合に限定されるものではなく、その他種々の
形状の開口部の端部にシール部材を配置し得る。
装置72における開口部71を形成する部分である部分
70が現像装置72の枠により形成されているが、本発
明はこのような場合に限定するのではない。
である部分70は、弾性ブレードや他のシール部材であ
って良い。
め、現像剤の搬送性を向上させることができる。
1以上の下層とから構成されるため、シール部材との密
着性を考慮して、よりシール性を向上させることができ
る。
長手方向端部よりも内側に配置されているため、例えば
現像剤担持体が複数の層により形成されている場合であ
っても、現像剤担持体の表層の端部は少なくともシール
部材に対して現像剤担持体の長手方向の外側にあるた
め、シール部材と現像剤担持体の表層の端部との当接を
回避して表層の剥がれを防止でき、さらに現像剤のシー
ル性を向上させることができる。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図
面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
明に係る現像装置の第1の実施形態を具備した画像形成
装置について図1及び図2を参照して説明する。図1
に、本発明に係る現像装置の第1の実施形態を具備した
画像形成装置の断面図を示し、図2に、図1に示される
現像装置の断面図を示す。
ム1は、矢印A方向に回転し、感光ドラム1を帯電処理
するための帯電装置2によって一様に帯電され、感光ド
ラム1に静電潜像を書き込む露光ユニットからのレーザ
光3により、その表面に静電潜像が形成される。
配置された現像装置4によって現像し、トナー像として
可視化する。
形成するいわゆる反転現像を行っている。
は、転写ローラ9によって記録媒体である紙13に転写
される。
写残トナーはクリーニングブレード10によりかきとら
れ、廃トナー収容容器11に収納され、クリーニングさ
れた感光ドラム1は上述作用を繰り返し画像形成を行
う。
置12により定着処理され、装置外に排紙されプリント
動作が終了する。
に基づいてさらに説明する。図2において、14は一成
分現像剤として本発明の現像剤としての非磁性トナー8
を収容した本発明の現像剤容器としての現像容器であ
る。
向に延在する開口部に位置し、感光ドラム1と対向設置
された、本発明の現像剤担持体としての現像ローラ5を
備え、感光ドラム1上の静電潜像を現像して可視化する
ようになっている。
って接触している。具体的な現像動作は、現像容器14
内の非磁性トナー8が、攪拌部材16の矢印C方向の回
転に伴い弾性ローラ6方向に送られる。
矢印D方向に回転することにより、現像ローラ5近傍に
運ばれ、現像ローラ5と弾性ローラ6との当接部におい
て、弾性ローラ6上に担持されている非磁性トナー8
は、現像ローラ5と摺擦されることによって、摩擦帯電
をうけ、現像ローラ5上に付着する。
に伴い、弾性ブレード7の圧接下に送られ、非磁性トナ
ー8が現像ローラ5上に薄層形成される。
ナー8の層は、一様に感光ドラム1との対向部である現
像部へ搬送される。
層形成された非磁性トナー層は、現像ローラ5に印加さ
れた直流電圧によって感光ドラム1上の静電潜像にトナ
ー像として現像される。
ナーは、現像ローラ5の回転とともに現像ローラ5の下
部より回収される。
シール部材17が設けられ、未現像トナーの現像容器1
4内への通過を許容するとともに、現像容器14内の非
磁性トナー8が現像ローラ5の下部から漏出するのを防
止する。
ナーは、弾性ローラ6と現像ローラ5との当接部におい
て、現像ローラ5表面から剥ぎ取られると同時に弾性ロ
ーラ6の回転により現像ローラ5上に新たなトナーが供
給され前述の作用を繰り返す。
近傍からの非磁性トナー8の外部への漏れ出し、いわゆ
るトナー漏れを防止するために、現像ローラ端部近傍
に、本発明のシール部材としての端部シール部材19を
別途設けている。ただし、図2においては、説明を容易
にするため、端部シール部材19に関しては透視して図
示している。
現像装置についてさらに説明する。図3に、図1に示さ
れる現像装置の正面構造図を示す。
ら見た図であり、説明の都合上、現像ローラ5は省略し
ている。
ド7両端側面部に当接させるように配設し、弾性ブレー
ド7の両端部からのトナーの漏れ出しを防止している。
TFEパイル等繊維材料やポリウレタンフォーム、スポ
ンジゴム等の発泡体等の材料が好ましい。本実施形態で
は羊毛フェルトを用いた。
いて説明する。本実施形態の現像ローラ5表面は、非磁
性トナー8との摺擦確率を高くし、かつ、非磁性トナー
8の搬送を良好に行うための適度な凹凸を有しており、
下層としてのシリコンゴム層上にウレタン系の表層を被
覆した2層から成る弾性ローラ5を用いている。
により形成されている。また、現像ローラ5の硬度は、
AskerC硬度計に1kgの加重をした際に50°と
なる硬度とした。
シール部材19との密着性が高いため、非磁性トナー8
の端部漏れに対するシール性が高い。したがって、現像
ローラ5の硬度はAskerC硬度計に1kgの加重を
した際において、40°以上、60°以下の範囲内であ
るのが好ましい。
繰り返した場合、前述のように現像ローラ5の表層はデ
ィップコートにより形成されているため、表層形成時に
おいて、弾性層端面の最外周部は安定にコートすること
が困難である。
材19上にあると、現像ローラ5の端部と端部シール部
材19との摺擦により、表層端部の剥がれが生じてしま
う。
層端部の剥がれは、現像ローラ5の長手方向中央部に進
行してしまい、その結果、端部シール部材19と現像ロ
ーラ5間に隙間が発生してしまい、トナー漏れが発生し
てしまう。
に、本発明の現像剤担持体の端部としての現像ローラ5
の表層端部Eが現像容器開口部の外側であり、端部シー
ル部材19に当接しない構成とした。図4に、図1に示
される現像装置の正面構造図を示す。
の表層端部Eは、端部シール部材19と摺擦することが
ないため、現像動作が繰り返し行われた際も端部剥がれ
を起こすことはなく、現像ローラ5の表層剥がれは発生
せずに、非磁性トナー8の漏れに対するシールが充分に
保つことができる。
部の外側にあり、端部シール部材19に当接しない構成
としたため、現像容器4の開口部から端部シール部材1
9上にかけて、現像ローラ5上の長手方向で継ぎ目など
の段差がなく、更に現像ローラ5の硬度を低硬度に設定
したことにより、現像ローラ5の端部シール部材19と
の圧接部において密着性が高まり、非磁性トナー8の端
部漏れに対するシール性がより高まった。
成のものを用いたが、単層、若しくは3層以上の現像ロ
ーラを用いた際も、本発明の効果が得られることは言う
までもない。
明に係る現像装置の第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、前述の第1の実施形態に対して本発明の
現像剤担持体としての現像ローラの構成を換えたもので
ある。
の第1の実施形態と同様であるためその説明を省略す
る。
施形態の正面構造図を示す。図5に示されるように、本
発明の現像剤担持体としての現像ローラ20は、本発明
の下層としての下層21及び本発明の表層としての表層
22とにより構成されている。
層22の両端部が弾性層である下層21よりも長手方向
内側にある点が特徴的である。
含む箇所で50°(AskerC硬度計、1kg加重)
のものを用いた。また、現像ローラ20の材料はシリコ
ンゴム層上にウレタン系の表層22を被覆した2層から
成る弾性ローラである。
部シール部材19との密着性が高いため、トナーの端部
漏れに対するシール性が高い。したがって、現像ローラ
20の硬度はAskerC硬度計に1kgの加重をした
際において、40°以上、60°以下の範囲内であるの
が好ましい。
コートにより形成されたものである。ロールコートで表
層を塗る際は、その製法上、塗り始め部分と塗り終わり
部分は表層が充分に塗れていない場合がある。
動作を行うと、現像ローラ20の表層端部に隙間が発生
し、トナー漏れが発生してしまう。
現像ローラ20の表層22の端部である、本発明の現像
剤担持体の端部としての表層端部Eが現像容器開口部の
外側に配置される構成とした。
部Eは本発明のシール部材としての端部シール部材19
に当接しない構成とした。そうすることにより、現像ロ
ーラ20の表層端部Eは、端部シール部材19と摺擦さ
れることがないため、現像動作が繰り返し行われた際も
端部剥がれを起こすことはなく、現像ローラ20の表層
剥がれは発生せずに、トナーの漏れに対するシールが充
分に保たれる。
容器開口部の外側に位置し、端部シール部材19に当接
しない構成としたため、現像容器開口部から端部シール
部材19上にかけて、現像ローラ20上の長手方向で維
ぎ目などの段差がなく、更に現像ローラ20の硬度を低
硬度に設定したことにより、現像ローラ20の端部シー
ル部材19との圧接部において密着性が高まり、トナー
の端部漏れに対するシール性がより高まった。
のものを用いたが、単層、若しくは3層以上の現像ロー
ラを用いた際も、本発明の効果が得られることは言うま
でもない。
現像装置の各実施形態の説明では、現像装置は、画像形
成装置本体内に固定され、トナーのみを補給するような
構成の現像装置として説明したが、画像形成装置本体に
着脱可能な現像装置からなるプロセスカートリッジを用
いても良い。
ニングブレード、廃トナー収容容器、帯電装置等を一体
で形成し画像形成装置本体に対し着脱可能なプロセスカ
ートリッジとして用いても良い。
図6を参照して説明する。図6に、本発明に係るプロセ
スカートリッジの一実施形態の断面構造図を示す。
トリッジ60は、レーザ光3が露光される感光ドラム1
と、帯電ローラ2と、非磁性トナー8を収容する現像装
置4と、クリーニングブレード10を備える廃トナー収
容容器11とを主要部材として備えている。
る現像装置の第1の実施形態で用いたものと同様の本発
明の現像剤担持体としての現像ローラ5、弾性ローラ
6、弾性ブレード7、シール部材17及び本発明のシー
ル部材としての端部シール部材19を備えている。
明に係る現像装置の第1の実施形態及び第2の実施形態
の動作と同様であるため省略する。また、図6に示され
るプロセスカートリッジにおいても、端部シール部材1
9は、現像ローラ5の端部以外の部分に当接するように
配置されている。
ては、現像ローラとして前述の本発明に係る現像装置の
第1の実施形態で用いた現像ローラ5を用いるのみでは
なく、前述の本発明に係る現像装置の第2の実施形態で
用いた現像ローラ20を用いても良い。
リッジの一実施形態においても、前述の本発明に係る現
像装置の第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の効
果を得ることができると共に、現像装置4が感光ドラム
1等と一体的に形成されているため、ユーザの利便性を
さらに向上させることができる。
係る画像形成装置の実施形態について説明する。本発明
に係る画像形成装置の実施形態は、上記本発明に係る現
像装置の第1の実施形態、第2の実施形態又はプロセス
カートリッジの一実施形態を具備した実施形態である。
み取った画像情報に基づいて、上記第1の実施形態、第
2の実施形態又は一実施形態として示された現像装置又
はプロセスカートリッジによりシート材に画像形成を行
なう画像形成手段を備える画像形成装置である。また、
本発明に係る画像形成装置の実施形態が適用される装置
としては、プリンタ、FAX、複写機等を挙げることが
できる。
実施形態においては、前述の本発明に係る現像装置の第
1の実施形態、第2の実施形態及び本発明に係るプロセ
スカートリッジの一実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
シール部材が現像剤担持体の端部以外の部分と当接して
いるため、現像剤担持体の端部はシール部材と摺擦され
ることはなくなり、現像剤担持体の剥がれを防止するこ
とができ、現像剤の漏れを防止することが可能となる。
成した場合、現像容器の開口部からシール部材上にかけ
て、現像剤担持体の長手方向に段差を無くすことが容易
にできるため、現像剤の漏れに対するシール性がさらに
向上する。
層というように複数の層により構成しているため、シー
ル部材との密着性を考慮した構成とすることができ、よ
りシール性を向上させることができる。
ートにより形成されていることから、各種コートによ
り、現像ニップを確保でき、圧縮力に対する回復性を維
持し、所望の帯電極性や帯電量を得ることができ、現像
剤との離型性に優れ、現像剤のフィルミングを抑えるこ
とができる。
向端部よりも内側に配置されているため、たとえば現像
剤担持体が複数の層により構成されている場合であって
も、少なくとも表層の端部はシール部材と当接しないこ
ととなるため、現像剤担持体とシール部材との間のシー
ル性を向上させることができる。
C硬度計に1kgの加重をした際の計測値が40°以
上、60°以下の範囲であることから、現像剤担持体と
シール部材との密着性が高まり、現像剤の漏れに対する
シール性を向上させることができる。
TFEパイルその他の繊維材料や、ポリウレタンフォー
ム及びスポンジゴムその他の発砲体により形成されてい
ることから、より容易にシール部材を形成することがで
きる。
現像装置により現像剤が搬送される装置に着脱自在であ
るプロセスカートリッジとしたことから、さらにユーザ
の利便性を向上させることができる。
した画像形成装置の断面図である。
構造図である。
態の断面構造図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器と、 前記現像剤容器に収容された前記現像剤を担持して、該
現像剤を前記現像剤容器の外部に搬送する、前記現像剤
容器の開口部に配置された現像剤担持体と、 前記現像剤容器の開口部の端部に配置された、前記現像
剤担持体の端部以外の部分と当接するシール部材とを備
える現像装置。 - 【請求項2】 前記現像剤担持体が、 所定の軸を中心に回動する現像ローラである請求項1に
記載の現像装置。 - 【請求項3】 前記現像剤担持体が、最も外側の層とな
る表層と、 該表層の下に形成される、少なくとも1以上の下層とか
ら構成される請求項1又は2に記載の現像装置。 - 【請求項4】 前記表層が、 ディップコートにより形成されている請求項3に記載の
現像装置。 - 【請求項5】 前記表層が、 ロールコートにより形成されている請求項3に記載の現
像装置。 - 【請求項6】 前記シール部材が、 前記現像剤担持体の前記表層の長手方向端部よりも内側
に配置されている請求項3から5のいずれか1項に記載
の現像装置。 - 【請求項7】 前記現像剤担持体の硬度が、 AskerC硬度計に1kgの加重を加えて計測した際
の計測値が40°以上、60°以下の範囲となる硬度で
ある請求項1から6のいずれか1項に記載の現像装置。 - 【請求項8】 前記シール部材が、 羊毛フェルト及びPTFEパイルその他の繊維材料によ
り形成されている請求項1から7のいずれか1項に記載
の現像装置。 - 【請求項9】 前記シール部材が、 ポリウレタンフォーム及びスポンジゴムその他の発泡体
により形成されている請求項1から7のいずれか1項に
記載の現像装置。 - 【請求項10】 上記請求項1から9のいずれか1項に
記載の現像装置を備え、 該現像装置により現像剤が搬送される装置に着脱自在で
あるプロセスカートリッジ。 - 【請求項11】 上記請求項1から9のいずれか1項に
記載の現像装置を備える画像形成装置。
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JP2000032827A JP4474002B2 (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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JP (1) | JP4474002B2 (ja) |
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