JP2003173079A - 現像ローラおよびそれを用いた非磁性一成分現像装置 - Google Patents

現像ローラおよびそれを用いた非磁性一成分現像装置

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JP2003173079A
JP2003173079A JP2001373694A JP2001373694A JP2003173079A JP 2003173079 A JP2003173079 A JP 2003173079A JP 2001373694 A JP2001373694 A JP 2001373694A JP 2001373694 A JP2001373694 A JP 2001373694A JP 2003173079 A JP2003173079 A JP 2003173079A
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toner
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roller
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実 山口
Katsuhiro Shukuri
勝博 宿理
Susumu Kamimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラによる印字品質を高めるとともに
当該現像ローラの耐久性の向上を図る。 【解決手段】 静電潜像の形成された感光体ドラムにト
ナーを供給して可視化されたトナー像を形成する現像ロ
ーラ9であって、金属シャフト20および当該金属シャ
フトの外周面を覆う導電性ウレタンゴム材21を備えて
表面粗さが3〜10μmとされた基材と、基材の表面を
覆い、層厚が3〜10μmとされたコート材22とを有
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像ローラおよび
それを用いた非磁性一成分現像装置に関し、特に、現像
ローラによる印字品質の向上とこの現像ローラの耐久性
の向上に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非磁性一成分現像方式を適用した
現像装置においては、導電性ゴムなどで構成された現像
ローラに現像剤層厚規制ブレードを弾性接触させて現像
ローラ上に非磁性一成分現像剤の薄層を形成すると共に
当該現像剤を摩擦帯電させ、この現像剤の薄層を感光体
ドラムとの対向領域まで搬送して静電潜像に付着させる
ことで現像を行っていた。また、現像剤としては負帯電
の現像剤を用いるのが主流であった。
【0003】ここで、図5は重合トナーを使用した非磁
性一成分現像方式による従来の現像装置を備えた画像形
成装置であるレーザプリンタを示す概略図である。
【0004】図5に示すように、レーザプリンタには、
基材であるアルミニウム素管の外周面上に20μm程度
の感光層が塗布された感光体ドラム1が備えられてい
る。感光体ドラム1の周囲には、当該感光体ドラム1の
表面を所定の電位に一様に帯電させる帯電器2、一様電
位に帯電された感光体ドラム1の表面にレーザ光を照射
して電荷を部分的に喪失させることにより静電潜像を形
成する露光装置3、感光体ドラム1上に形成された静電
潜像をトナーにより顕画化してトナー像にする現像ロー
ラ4、感光体ドラム1との間に一定のニップ幅を備え、
媒体収納部(図示せず)から給紙されてきた印字媒体上
にトナー像を転写する転写ローラ7、転写後の感光体ド
ラム1上の残留物を除去するクリーニングブラシ10が
配置されている。
【0005】現像ローラ4には、この現像ローラ4の表
面にトナーを供給するトナー供給ローラ6が現像ローラ
4に近接配置されている。また、現像ローラ4には、ト
ナー供給ローラ6によって供給されたトナーを薄層化お
よび摩擦帯電するトナー層厚規制ブレード5が圧接され
ている。そして、このような現像ローラ4、トナー供給
ローラ6およびトナー層厚規制ブレード5を含んで非磁
性一成分現像装置が構成されている。
【0006】さらに、現像ローラ4には、現像ローラ4
へバイアス電圧を印加して現像ローラ4のトナーを感光
体ドラム1の表面へ付着させ、これによって感光体ドラ
ム1上の静電潜像を顕像化する現像バイアス電源(図示
せず)が電気的に接続されている。
【0007】ここで、トナー供給ローラ6は基材である
金属シャフトの外周面上にウレタンを発泡したものから
なり、現像ローラ4は、同じく基材である金属シャフト
の外周面上にウレタンあるいはシリコンを層状に形成し
たものからなる。また、トナー層厚規制ブレード5は、
ステンレスあるいはステンレス板金先端にウレタンやシ
リコンゴムを成型したものからなる。さらに、転写ロー
ラ7は、基材である金属シャフトの回りに導電性発泡体
が配置されたものからなる。なお、転写ローラ7の中心
である金属シャフトには、高圧電源(図示せず)により
トナーの極性とは逆極性の転写バイアスが印加されてお
り、これによって感光体ドラム1上の可視化されたトナ
ー像が印字媒体上へ転写される。
【0008】また、トナー像転写後の媒体搬送路上に
は、相互に圧接回転して印字媒体に転写されたトナー像
を熱定着する定着ローラおよび加圧ローラからなる定着
器8が配置されている。
【0009】次に、このようなレーザプリンタの印字動
作について説明する。
【0010】ドットマトリクスデータに展開された印字
データは、露光装置3から照射されるレーザ光によって
感光体ドラム1の表面に静電潜像として形成される。
【0011】形成された静電潜像は感光体ドラム1の回
転によって現像位置に到達し、ここで、現像ローラ4か
らトナーが付着してトナー像となる。
【0012】このトナー像は、感光体ドラム1の回転に
伴って転写ローラ7の位置に達する。ここで、像形成に
同期して媒体収納部から搬送されてきた印字媒体の表面
にトナー像が転写ローラ7の電界によって引き付けられ
て転写される。トナー像の転写された印字媒体は定着器
8に搬送され、ここでトナー像が印字媒体に加熱定着さ
れる。
【0013】一方、転写ローラ7によって転写されずに
感光体ドラム1上に残ったトナー(残留トナー)は感光
体ドラム1の回転に伴って帯電器2を通過する。このと
き感光体ドラム1はトナーと同極性に帯電され、次の印
字信号に応じて露光装置3によって露光されて静電潜像
が形成される。現像バイアスはトナーと同極性であり感
光体ドラム1の帯電電位より低く設定されているので、
背景部の残留トナーは現像ローラ4に回収されてクリー
ニングされ、また露光部にはトナーが現像される。
【0014】このような現像装置によって良好な現像を
行うには、非磁性一成分現像剤が所定の帯電極性で十分
な電荷量を有することが重要であり、従来から様々な改
良が施されてきている。
【0015】特に、近年においては、非磁性一成分現像
方式を用いた現像装置において、現像ローラ4の表面を
コートすることで非磁性一成分現像剤の帯電量を十分に
確保し、静電潜像に極めて忠実な非常に高品質な画像を
形成することができるようになった。
【0016】従来の負帯電現像剤を用いた非磁性一成分
現像方式において、現像ローラ4の表面コート材として
はシリコンやウレタン等が主流であり、また、正帯電現
像剤を用いた非磁性一成分現像方式においては現像ロー
ラ4の表面コート材の種類が少なく、フッ素系コート材
が主流であった。
【0017】また、これらの現像ローラ4の表面のコー
ト層厚とコート層の表面粗さとの関係については、特段
の検討や配慮は行われていなかった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の現像
ローラでは、表面に形成されたコート層が厚いと削れ易
く耐久性が低下し、逆にコート層が薄いと現像剤の帯電
量が確保できずに印字性能が低下する。また、コート層
の表面粗さが粗いと印字品質が低下し、逆に滑面に近い
とコート層の接着強度が低下する。
【0019】そこで、本発明は、印字品質および耐久性
の向上を図ることのできる現像ローラおよびそれを用い
た現像装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の現像ローラは、静電潜像の形成された感光
体にトナーを供給して可視化されたトナー像を形成する
現像ローラであって、金属シャフトおよび当該金属シャ
フトの外周面を覆う導電性の弾性部材を備え、表面粗さ
が3〜10μmとされた基材と、基材の表面を覆い、層
厚が3〜10μmとされたコート材とを有する構成とし
たものである。
【0021】これにより、現像ローラによる印字品質を
高めるとともに現像ローラの耐久性の向上を図ることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、静電潜像の形成された感光体にトナーを供給して可
視化されたトナー像を形成する現像ローラであって、金
属シャフトおよび当該金属シャフトの外周面を覆う導電
性の弾性部材を備え、表面粗さが3〜10μmとされた
基材と、基材の表面を覆い、層厚が3〜10μmとされ
たコート材とを有する現像ローラであり、現像ローラに
よる印字品質を高めるとともに現像ローラの耐久性の向
上を図ることが可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、コート材には、フェノール系樹
脂コート材が用いられている現像ローラであり、現像ロ
ーラによる印字品質を高めるとともに現像ローラの耐久
性の向上を図ることが可能になるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の現像ローラを用いた現像装置であり、
現像ローラによる印字品質を高めるとともに現像ローラ
の耐久性の向上を図ることが可能になるという作用を有
する。
【0025】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載の発明において、トナーは正帯電性トナーである
現像装置であり、現像ローラによる印字品質を高めると
ともに現像ローラの耐久性の向上を図ることが可能にな
るという作用を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0027】図1は重合トナーを使用した非磁性一成分
現像方式による本発明の一実施の形態の現像装置を備え
た画像形成装置であるレーザプリンタを示す概略図、図
2は図1の現像装置を構成する現像ローラを示す断面図
である。
【0028】図1に示すように、レーザプリンタには、
基材であるアルミニウム素管の外周面上に20μm程度
の感光層が塗布された感光体ドラム(感光体)1が備え
られている。感光体ドラム1の周囲には、当該感光体ド
ラム1の表面を所定の電位に一様に帯電させる帯電器
2、一様電位に帯電された感光体ドラム1の表面にレー
ザ光を照射して電荷を部分的に喪失させることにより静
電潜像を形成する露光装置3、感光体ドラム1上に形成
された静電潜像をトナーにより顕画化してトナー像にす
る現像ローラ9、感光体ドラム1との間に一定のニップ
幅を備え、媒体収納部(図示せず)から給紙されてきた
印字媒体上にトナー像を転写する転写ローラ7、転写後
の感光体ドラム1上の残留物を除去するクリーニングブ
ラシ10が配置されている。
【0029】現像ローラ9には、この現像ローラ9の表
面にトナーを供給するトナー供給ローラ6が現像ローラ
9に近接配置されている。また、現像ローラ9には、ト
ナー供給ローラ6によって供給されたトナーを薄層化お
よび摩擦帯電するトナー層厚規制ブレード5が圧接され
ている。そして、このような現像ローラ9、トナー供給
ローラ6およびトナー層厚規制ブレード5を含んで非磁
性一成分現像装置が構成されている。
【0030】さらに、現像ローラ9には、現像ローラ9
へバイアス電圧を印加して現像ローラ9のトナーを感光
体ドラム1の表面へ付着させ、これによって感光体ドラ
ム1上の静電潜像を顕像化する現像バイアス電源(図示
せず)が電気的に接続されている。
【0031】ここで、トナー供給ローラ6は基材である
金属シャフトの外周面上にウレタンを発泡したものから
なる。
【0032】また、図2に示すように、現像ローラ9
は、金属シャフト20の外周面を導電性ウレタンゴム材
21で覆って基材を形成している。そして、基材を構成
する導電性ウレタンゴム材21の表面をコート材22で
覆ったものからなる。なお、金属シャフト20の外周面
は、たとえばシリコンゴム等、導電性ウレタンゴム材2
1以外の導電性を有する弾性部材で覆うようにしてもよ
い。
【0033】また、トナー層厚規制ブレード5は、ステ
ンレスあるいはステンレス板金先端にウレタンやシリコ
ンゴムを成型したものからなる。
【0034】さらに、転写ローラ7は、基材である金属
シャフトの回りに導電性発泡体が配置されたものからな
る。なお、転写ローラ7の中心である金属シャフトに
は、高圧電源(図示せず)によりトナーの極性とは逆極
性の転写バイアスが印加されており、これによって感光
体ドラム1上の可視化されたトナー像が印字媒体上へ転
写される。
【0035】また、トナー像転写後の媒体搬送路上に
は、相互に圧接回転して印字媒体に転写されたトナー像
を熱定着する定着ローラおよび加圧ローラからなる定着
器8が配置されている。
【0036】次に、このようなレーザプリンタの印字動
作について説明する。
【0037】ドットマトリクスデータに展開された印字
データは、露光装置3から照射されるレーザ光によって
感光体ドラム1の表面に静電潜像として形成される。
【0038】形成された静電潜像は感光体ドラム1の回
転によって現像位置に到達し、ここで、現像ローラ9か
らトナーが付着してトナー像となる。
【0039】このトナー像は、感光体ドラム1の回転に
伴って転写ローラ7の位置に達する。ここで、像形成に
同期して媒体収納部から搬送されてきた印字媒体の表面
にトナー像が転写ローラ7の電界によって引き付けられ
て転写される。トナー像の転写された印字媒体は定着器
8に搬送され、ここでトナー像が印字媒体に加熱定着さ
れる。
【0040】一方、転写ローラ7によって転写されずに
感光体ドラム1上に残ったトナー(残留トナー)は感光
体ドラム1の回転に伴って帯電器2を通過する。このと
き感光体ドラム1はトナーと同極性に帯電され、次の印
字信号に応じて露光装置3によって露光されて静電潜像
が形成される。現像バイアスはトナーと同極性であり感
光体ドラム1の帯電電位より低く設定されているので、
背景部の残留トナーは現像ローラ9に回収されてクリー
ニングされ、また露光部にはトナーが現像される。
【0041】ここで、本実施の形態においては、前述し
た現像ローラ9のコート材22として、フェノール系樹
脂コート材が用いられている。フェノール系樹脂コート
材を用いたのは、フェノール系樹脂は膜強度が非常に強
く、フッ素系コート材を用いた場合では膜厚が20μm
〜50μm必要なのに対し、フェノール系樹脂コート材
は1μm〜10μm程度で十分な強度を有し、また、正
帯電重合トナーとの帯電性能がフッ素系コート材よりも
フェノール系樹脂コート材の方が優れているためであ
る。
【0042】図3は現像ローラのコート材として用いら
れたフェノール系樹脂コート材の層厚と耐久性との関係
を示すグラフであり、また、図4は現像ローラのコート
材として用いられたフェノール系樹脂コート材の表面粗
さと印字品質と関係を示すグラフである。
【0043】一般的に非磁性一成分現像装置において
は、トナー供給ローラ6と現像ローラ9との摩擦、およ
び現像ローラ9とトナー層厚規制ブレード5との摩擦に
よって現像ローラ9の表面に付着したトナーが摩擦帯電
して必要なトナー特性が得られるが、現像ローラ9の表
面をコートすることでトナーを所定の帯電量に均一に且
つ十分に確保することが可能となる。
【0044】図3で示すように、現像ローラ9は、コー
ト材22の層厚が10μmより厚いと基材である導電性
ウレタンゴム材21の弾性力がなくなって削れ易く耐久
性が低下し、コート材22の層厚が3μmより薄いとト
ナー帯電量が不均一になって印字性能が低下する。これ
は、現像ローラ9上のコート材22であるフェノール系
樹脂コート材が非常に硬いため、フェノール系樹脂コー
ト材が厚過ぎると基材である導電性ウレタンゴム材21
の弾性力が低減し、現像ローラ9の端部に位置するトナ
ーシール材(図示せず)との摺動部においてコート材2
2が削れ易く、また、コート材22が薄過ぎるとトナー
の帯電量が不均一となり、印字性能を満足できなくなる
ということを示している。
【0045】なお、現像ローラ9の基材である導電性ウ
レタンゴム材21にコート材22を施す際にはディッピ
ングにより行うが、現像ローラ9の基材への塗り始めと
塗り終わりでコート材22の塗りムラが発生し、均一な
コーティングが困難であった。それを改善するために本
実施の形態では、コート液の粘度と引き上げ速度、回
数、方向、乾燥時間、およびコート液の管理を実施し、
コート材22の塗りムラを1μm以下に押さえることが
できるようになった。
【0046】また、図4で示すように、現像ローラ9の
基材の表面粗さが粗いと印字品質が低下し、逆に滑面に
近いとコート材22の接着強度が低下する。これは、現
像ローラ9の表面にコート材22を塗る際に、十分な接
着強度を確保するためには基材である導電性ウレタンゴ
ム材21の表面粗さが3μm以上必要で、それ以下にな
るとコート材22が接着困難となり、表面粗さが10μ
mより粗くなるとトナー層厚が大きくなって印字品質を
満足しなくなるとともに、トナー消費量が増して規定し
たトナー寿命が達成できなくなる。
【0047】以上のことから、印字性能と耐久性とを満
足するためには、現像ローラ9のコート材22のコート
層厚を3〜10μm、基材の表面粗さを3〜10μmと
すればよいことが分かる。
【0048】なお、本実施の形態では、現像剤として重
合法によって得られた正帯電重合トナーを用いたが、正
帯電粉砕トナー等を用いてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、現像ロ
ーラの基材の表面粗さを3〜10μmとし、コート材の
層厚を3〜10μmとしているので、現像ローラによる
印字品質を高めるとともに現像ローラの耐久性の向上を
図ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】重合トナーを使用した非磁性一成分現像方式に
よる本発明の一実施の形態の現像装置を備えた画像形成
装置であるレーザプリンタを示す概略図
【図2】図1の現像装置を構成する現像ローラを示す断
面図
【図3】現像ローラのコート材として用いられたフェノ
ール系樹脂コート材の層厚と耐久性との関係を示すグラ
【図4】現像ローラのコート材として用いられたフェノ
ール系樹脂コート材の表面粗さと印字品質と関係を示す
グラフ
【図5】重合トナーを使用した非磁性一成分現像方式に
よる従来の現像装置を備えた画像形成装置であるレーザ
プリンタを示す概略図
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 9 現像ローラ 20 金属シャフト 21 導電性ウレタンゴム材 22 コート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA00 DA03 FA07 2H077 AC04 AD06 AD13 AD35 CA04 EA14 FA01 FA13 FA22 FA25 3J103 AA02 AA14 AA15 AA23 AA51 AA72 BA41 FA12 FA14 FA18 GA02 GA52 GA58 HA03 HA04 HA05 HA12 HA15 HA20 HA41 HA53 HA54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像の形成された感光体にトナーを供
    給して可視化されたトナー像を形成する現像ローラであ
    って、 金属シャフトおよび当該金属シャフトの外周面を覆う導
    電性の弾性部材を備え、表面粗さが3〜10μmとされ
    た基材と、 前記基材の表面を覆い、層厚が3〜10μmとされたコ
    ート材とを有することを特徴とする現像ローラ。
  2. 【請求項2】前記コート材には、フェノール系樹脂コー
    ト材が用いられていることを特徴とする請求項1記載の
    現像ローラ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の現像ローラを用い
    たことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】前記トナーは正帯電性トナーであることを
    特徴とする請求項3記載の現像装置。
JP2001373694A 2001-12-07 2001-12-07 現像ローラおよびそれを用いた非磁性一成分現像装置 Pending JP2003173079A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016057564A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016057564A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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