JP3253367B2 - ブラシ帯電器及び画像形成装置 - Google Patents

ブラシ帯電器及び画像形成装置

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JP3253367B2 JP25791692A JP25791692A JP3253367B2 JP 3253367 B2 JP3253367 B2 JP 3253367B2 JP 25791692 A JP25791692 A JP 25791692A JP 25791692 A JP25791692 A JP 25791692A JP 3253367 B2 JP3253367 B2 JP 3253367B2
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    • G03G2215/021Arrangements for laying down a uniform charge by contact, friction or induction
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 画像形成装置の説明(図2乃至図7) (b) 一実施例の説明(図8乃至図9) (c) 他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、感光ドラム等の像担持
体をブラシにより前帯電するブラシ帯電器及び画像形成
装置に関する。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等の潜像形成型記録装置が利用されており、その原理
は、感光ドラム等を前帯電し、画像露光して静電潜像を
形成し、現像器で現像し、トナー像をシートに転写し
て、シート上にトナー像を得るプロセスをとる。
【0004】この前帯電において、コロトロン等のコロ
ナ放電による帯電器が使用されてきたが、オゾンを発生
し、人体に有害であるため、コロナ放電を行わない帯電
方式が望まれており、この帯電方式として、電圧を印加
したブラシを感光体に接触させて帯電するブラシ帯電器
が提供されている。
【0005】このブラシ帯電器では、安定な帯電を行う
ことが要求される。
【0006】
【従来の技術】図10は従来技術の説明図である。図1
0(A)に示すように、例えば、回転型ブラシ帯電器で
は、回転軸410の周囲に、導電性の毛ブラシ部411
を設け、回転軸410に電圧を印加して、感光ドラム4
0の感光膜400を帯電するものである。
【0007】このブラシ帯電器41では、印刷用紙の最
大幅に設定された感光ドラム40の感光膜400の幅と
同一の幅を有し、図10(B)に示すように、毛ブラシ
を感光ドラム40に接触させて、帯電する。
【0008】このようなブラシ帯電器41を帯電に用い
ると、人体に有害なオゾンが発生せず、環境的に優れた
装置を提供できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 ブラシ帯電においては、感光ドラム40に毛ブラシを
接触させて帯電することから、毛ブラシはある程度の圧
力で感光ドラム40と接触し、その圧力により、開放さ
れた毛ブラシ部の両端では、毛が倒れ易く、毛倒れした
ものが、感光ドラム40の非感光膜部402の導電性基
体であるベース401に接触すると、毛ブラシ−感光ド
ラム40間の抵抗値が低下(ショート状態となり)し、
電流が感光膜に対して集中して流れ込むために、リーク
が発生し、帯電電位が不安定となり、感光ドラム40の
長さ方向全体に印字背景部が汚れることがある。
【0010】これを防止するため、感光ドラム40の
感光膜400の幅を広くして、毛倒れした毛が、ベース
401に接触しないようにすることが考えられるが、こ
の幅を広くした部分は、殆ど帯電されないため、トナー
が付着し、シートの両端が汚れる原因となる。
【0011】従って、本発明は、毛ブラシ両端の毛の倒
れを防止して、安定な帯電を行うことができるブラシ帯
電器及び画像形成装置を提供することを目的とする。
又、本発明は、簡単な構成で、毛ブラシ両端の毛の倒れ
を防止して、安定な帯電を行うことができるブラシ帯電
器及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。
【0013】
【0014】本発明の請求項1は、電圧が印加された毛
ブラシ部411を、像担持体40に接触させて、該像担
持体40を帯電するブラシ帯電器において、該毛ブラシ
部411の両側に、該毛ブラシ部411の毛ブラシの倒
れを防止するローラ状の絶縁性弾性体で構成した毛倒れ
防止部材47を設け、前記毛倒れ防止部材47を圧縮し
て、前記毛ブラシ部411に圧力を付与したことを特徴
とする。
【0015】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記毛ブラシ部411を支持する回転軸410を設け、
前記回転軸410を回転させて、前記毛ブラシ部411
を回転させるとともに、前記回転軸410に前記毛倒れ
防止部材47を設け、前記回転軸410を支持するフレ
ーム20と、前記毛ブラシ部411との間に、前記毛倒
れ防止部材47を圧縮して設けたことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項3は、請求項1又は2にお
いて、前記像担持体40は、導電性基体401に感光膜
400を設けたものであることを特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】本発明の請求項4は、エンドレス状の像担
持体40をブラシ帯電器41で帯電した後、静電潜像形
成部7で静電潜像を形成し、現像器5で現像した後、転
写部42で媒体にトナー像を転写する画像形成装置にお
いて、前記ブラシ帯電器41は、電圧が印加された毛ブ
ラシ部411と、該毛ブラシ部411の両側に、該毛ブ
ラシ部411の毛ブラシの倒れを防止するローラ状の絶
縁性弾性体で構成した毛倒れ防止部材47とを有し、前
記ブラシ帯電器41は、前記毛倒れ防止部材47を圧縮
して、前記毛ブラシ部411に圧力を付与するように設
けたことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項5は、請求項4において、
前記ブラシ帯電器41に、前記毛ブラシ部411を支持
する回転軸410を設け、前記回転軸410を回転させ
て、前記毛ブラシ部411を回転させるとともに、前記
回転軸410に前記毛倒れ防止部材47を設け、前記ブ
ラシ帯電器41は、前記回転軸410を支持するフレー
ム20と、前記毛ブラシ部411との間に、前記毛倒れ
防止部材47を圧縮して設けたことを特徴とする。
【0021】本発明の請求項6は、請求項4又は5にお
いて、前記像担持体40は、導電性基体401に感光膜
400を設けたものであることを特徴とする。
【0022】
【0023】
【0024】
【作用】本発明の請求項1及び4では、毛倒れ防止部材
47を弾性体で構成し、毛倒れ防止部材47を圧縮し
て、毛ブラシ部411に圧力を付与するようにしたの
で、毛ブラシ部411に側面から適切な圧力を付与で
き、毛ブラシ部411への圧力設定を容易として、毛倒
れを防止でき、リーク等の発生を防止し、安定な帯電を
実現でき、背景部の汚れを防止できる。
【0025】本発明の請求項2及び5では、ブラシ帯電
器41の回転軸410を支持するフレーム20と、毛ブ
ラシ部411との間に、毛倒れ防止部材47を圧縮して
設けたので、フレーム20を利用して、毛倒れ防止部材
47により、毛ブラシ部411に側面から適切な圧力を
付与でき、毛ブラシ部411への圧力設定を容易とし
て、毛倒れを防止できる。
【0026】本発明の請求項3及び6では、像担持体4
0は、導電性基体401に感光膜400を設けて構成し
たので、感光膜400を印刷最大幅としたままで、ブラ
シ帯電器41の毛倒れによる背景部の汚れを防止でき
る。
【0027】
【実施例】
(a) 画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例画像形成装置の外観図、図3は
本発明の一実施例画像形成装置断面図、図4は本発明の
一実施例プロセスユニットの構成図、図5は本発明の一
実施例画像形成装置説明図、図6、図7は本発明の一実
施例動作説明図(その1)、(その2)であり、画像形
成装置としてプリンタ装置を示している。
【0028】図2は、装置前面から見た装置斜視図を示
し、10はフロントカバーであり、前面に開いて、搬送
パス3を開放するもの、11はアッパーカバーであり、
装置上部を覆い、上部に開いて、装置上部を開放するも
の、12は給紙カセットであり、装置前面からセットさ
れるもの、13は給紙カセット挿入口であり、給紙カセ
ット12を挿入するためのものである。
【0029】14はスタッカであり、装置上面に設けら
れ、印刷された用紙を収容するもの、15は用紙ガイド
であり、スタッカ14で用紙をガイドするもの、16は
操作パネルであり、各種スイッチと表示部とを有するも
の、17はコントローラボックスであり、プリンタの制
御回路等を収容するものである。
【0030】図3の装置断面図において、2はプロセス
ユニットであり、用紙カセット12の上部に設けられ、
図4にて後述するもの、6は熱定着器であり、熱ローラ
60と、バックアップローラ61に挟み込んで、用紙の
トナー像を定着するためのものであり、熱ローラ60の
付着トナーを除去するクリーニングローラ62が設けら
れているものである。
【0031】7は光学ユニットであり、画像情報により
駆動される半導体レーザーの光をポリゴンミラーで走査
して、図の点線矢印の如く、現像器5の上を通って、プ
ロセスユニット2の感光ドラム40に照射するもので、
8は用紙分離部であり、放電電極を有し、転写後の用紙
の背面に、用紙背面電位と逆極性の電荷を放電させ、用
紙背面を除電して、用紙を感光ドラム40から分離する
ものである。
【0032】30はピックアップローラであり、用紙カ
セット12の用紙をピックアップするもの、31はレジ
ストローラであり、ピックアップローラ30でピックア
ップされた用紙の先端を揃えて搬送するもの、32は手
差しガイドであり、図の右側に開いて、手差し用紙を手
差しローラ33に導くもの、33は手差しローラであ
り、手差しガイド32から挿入された用紙をプロセスユ
ニット2に搬送するものである。
【0033】34はカバー軸であり、フロントカバー1
0の回転軸となるもの、36は排出ローラであり、熱定
着器6を通過した用紙をスタッカ14に排出するための
ものである。
【0034】図4のプロセスユニットの構成図におい
て、プロセスユニット2は、ドラムカートリッジ4と、
現像器5とからなり、現像器5はドラムカートリッジ4
に図示しないピンにより取り付けられており、ピンを外
すことにより、ドラムカートリッジ4から分離される。
【0035】ドラムカートリッジ4の構成を説明する
と、40は感光ドラムであり、アルミニウム等の円筒基
体401の表面に有機感光材料層(OPC等)400を
形成したものであり、図示の如く反時計方向に回転され
るもの、41は帯電ローラであり、芯金に導電性レーヨ
ン繊維を織り込んで植毛した導電性回転ブラシ帯電器で
構成され、感光ドラム40を約−600V〜−700V
に一様帯電するものである。
【0036】42は転写ローラであり、ドラムカ−トリ
ッジ4に設けられ、導電性の多孔質ゴム材料、例えば多
孔質発泡ポリウレタン・スポンジ材料で構成され、感光
ドラム40に圧接され、転写電圧が印加されて、感光ド
ラム40のトナー像を用紙に転写するもの、43は廃ト
ナーボックスであり、感光ドラム40の残留トナーを掻
き取りブレード44で掻き取り、収容するもの、45は
把手であり、ドラムカートリッジ4を手で持つためのも
の、46はローラカバーであり、転写ローラ42を保護
するためのものである。
【0037】次に、現像器5の構成を説明すると、50
は現像ローラであり、導電性弾性ローラ、好ましくは導
電性の多孔質ゴム材料、例えば導電性の多孔質発泡ポリ
ウレタン・スポンジ材料で構成され、図のように時計方
向に回転して、非磁性一成分トナーをその表面の保持力
で保持して、感光ドラム40に搬送するものであり、感
光ドラム40に所定のニップ幅を持つよう圧接され、且
つ−300Vの現像バイアス電圧が印加されるものであ
る。
【0038】51は層厚規制ブレードであり、現像ロー
ラ50に付着したトナーの層厚を所定の厚さに規制する
ものであり、厚さ0.1mmのステンレス板で構成さ
れ、現像ローラ50に圧接され、例えば負の−400V
の電圧が印加され、トナー層厚規制時に、トナーに負の
電荷注入を行い、負に強制帯電して、高湿度、高温度で
も、トナーを安定帯電するものである。
【0039】52はリセットローラであり、導電性スポ
ンジ材料で構成され、現像ローラ50に対接され、且つ
現像ローラ50と同方向に回転され、−400Vのバイ
アス電圧が印加され、図の右側部分で現像ローラ50か
らトナーを掻き落とすとともに、図の左側部分で現像ロ
ーラ50にトナーを供給するよう作用するものである。
【0040】53、54はパドルローラであり、回転し
て、現像器5内の非磁性一成分トナーを攪拌して、帯電
させるとともに、リセットローラ52方向に搬送するも
の、55はカセット収容部であり、トナーカセット56
を収容するものである。
【0041】56はトナーカセットであり、一成分非磁
性トナーを収容し、カセット収容部55に着脱自在にセ
ットされるもの、57はトナー供給レバーであり、トナ
ーカセット56内に設けられ、回転して、トナーカセッ
ト56内のトナーを現像器5内に供給するもの、58は
把手であり、トナーカセット56に設けられ、トナ−カ
セット56を手で持つために用いられるもの、59は用
紙ガイドリブであり、ローラカバー46とともに用紙を
感光ドラム40と転写ローラ42との間にガイドするも
のである。
【0042】このプリンタの動作を図2乃至図4により
説明すると、用紙カセット12の用紙は、ピックアップ
ローラ30によりピックされ、レジストローラ31に突
き当てられ、レジストローラ31で先端が揃えられ、U
字搬送パス3を感光ドラム40方向に搬送される。
【0043】一方、レジストローラ31に用紙がピック
されると、光学ユニット7による感光ドラム40への画
像露光が開始され、帯電ローラ41により−600Vに
帯電された感光ドラム40の画像露光部の電位が零とな
り、画像に応じた静電潜像が形成される。
【0044】現像器5では、現像ローラ50が、−40
0Vのバイアス電圧が印加されているため、負に帯電さ
れたトナーは、感光ドラム40の電位零の画像露光部に
付着し、トナー像が形成される。
【0045】この感光ドラム40のトナー像は、レジス
トローラ31により搬送される用紙に、転写ローラ42
により、静電力及び圧力により転写され、感光ドラム4
0に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8の供給電荷
により、用紙背面の電位が除電されることにより、感光
ドラム40から分離される。
【0046】この分離された用紙は、熱定着器6に送ら
れ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ60により
熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ14に排出
される。
【0047】同様に、手差しガイド32を倒して、挿入
した用紙は、手差しローラ33により、感光ドラム40
方向に搬送され、感光ドラム40のトナー像が、転写ロ
ーラ42により、静電力及び圧力により転写され、感光
ドラム40に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8の
供給電荷により、感光ドラム40から分離され、熱定着
器6に送られ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ
60により熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ
14に排出される。
【0048】図5の装置カバー開放状態を示す図におい
て、フロントカバー10は、カバー軸34を中心に、図
の右方の前面に開放され、フロントカバー10には、手
差しガイド32と、手差しローラ33と、用紙分離部8
と、熱定着器6と、排出ローラ36の内、上側の排出
(駆動)ローラ36aが設けられている。
【0049】又、アッパーカバー11は、図示しない軸
を中心に、図の上方の装置上部に開放され、排出ローラ
36の内、下側の排出(ピンチ)ローラ36bが設けら
れている。
【0050】従って、図6(A)に示すように、フロン
トカバー10を開放すると、レジストローラ31から排
出ローラ36までのU字搬送パス3が開放され、ジャム
用紙の除去に都合が良い。
【0051】この時、プロセスユニット2側に、転写ロ
ーラ42を設けているため、感光ドラム40の部分は開
放されないが、この転写ローラ42は、感光ドラム40
との対向(平行度、位置)のずれがあると、転写動作を
良好に行えないため、プロセスユニット2側に設けたも
のであり、この部分が開放されなくても、ジャム用紙の
除去に差し支えがある訳ではない。
【0052】同様に、フロントカバー10に、熱定着器
6全体を設けた理由は、熱定着器6を搬送パスを開放で
きるように分割すると、熱定着器6の一部をプロセスユ
ニット2の上に設置しなければならず、プロセスユニッ
ト2の取り出しに不便となるからであり、この部分が開
放されなくても、ジャム用紙の除去に差し支えがある訳
ではない。
【0053】このカバーの開放においては、図3に示す
ように、フロントカバー10を開放しないと、アッパー
カバー11が開放されないように、フロントカバー10
が、排出部分で、アッパーカバー11の上に配置されて
いる。
【0054】従って、図6(B)に示すように、フロン
トカバー10を開放して、アッパーカバー11を開放す
ると、図5に示すように、装置上部と前面の一部が開放
され、装置の前面側からプロセスユニット2を設置した
まま、トナーカセット56を容易に取り出し、取り付け
て、トナーカセット56のみの交換ができる。
【0055】又、図7に示すように、フロントカバー1
0により装置前面を開放し、アッパーカバー11により
装置上部を開放するので、プロセスユニット2も容易に
取り出し、取り付けでき、プロセスユニット2が大きく
ても、交換が容易である。
【0056】このため、プロセスユニット2を大きくで
き、プロセスユニット2内の現像器5を大きくできるた
め、収容現像剤量を多くでき、交換周期を大幅に伸ばす
ことができる。
【0057】又、トナーカセット56のみを交換して、
現像剤の補給ができるため、更に交換周期を伸ばすこと
ができる。更に、排出ローラ36を分離して、カバー1
0、11を開放するため、U字搬送パス3の全体を開放
でき、ジャム用紙の取り出しがより容易となる。
【0058】(b) 一実施例の説明 図8は本発明の一実施例構成図、図9は本発明の一実施
例説明図である。図8、図9において、ブラシ帯電器4
1は、回転軸410の周囲に、毛ブラシ部411を設け
たものであり、この毛ブラシ部411は、芯金に導電性
レーヨン繊維(ユニチカ製、商品名「レックB」)を織
り込んで植毛したものが用いられ、その植毛繊維長は、
約4mm程度とされ、導電性レーヨン繊維の抵抗値は約
10の12乗オーム・cmである。
【0059】又、導電性回転ブラシ帯電器41の外径は
約16mmであり、その回転速度は、感光ドラム40の
周速70mm/sに対して、約1.47倍の102.9
mm/sとされ、回転軸410には、周波数800Hzの
ピーク間電圧1.2kVの交流電圧に、直流オフセット
電圧−650Vを重畳した電圧が印加され、これによ
り、感光ドラム40を約−600V〜−700Vに一様
帯電する。
【0060】このブラシ帯電器41の回転軸410に設
けられる毛倒れ防止部材47は、ローラ形状の絶縁性の
弾性体、例えば、ウレタンフォーム、スポンジ、ゴム等
で構成され、図9(A)に示すように、回転軸410の
両端から回転軸410に挿入される。
【0061】図8に示すように、感光ドラム40は、中
央に用紙最大幅分の幅を持つ感光膜400を、両端にア
ルミベース401が露出した非感光膜部402を有し、
プロセスユニット2のフレーム20に回転軸403が、
軸支持される。
【0062】これに対応して、ブラシ帯電器41は、毛
ブラシ部411が、感光ドラム40の感光膜400に対
向するように、回転軸410が、前記フレーム20に軸
支持されるとともに、フレーム20と毛ブラシ部411
の間に、毛倒れ防止部材47が設けられる。
【0063】この毛倒れ防止部材47は、図9(B)に
示すように、弾性体を圧縮して、毛ブラシ部411とフ
レーム20との間に挿入することにより、弾性体の毛倒
れ防止部材47の復帰力により、毛ブラシ部411の側
面に圧力を加えることができ、感光ドラム40への圧接
力により毛ブラシ部411の両端で毛倒れようとする毛
ブラシの毛倒れを防止できる。
【0064】この圧縮率は、10%以上が望ましく、1
0%以下では、反発力に負けて、毛ブラシ部411の両
端で毛倒れが発生し、毛ブラシが、感光ドラム40の非
感光膜部402に接触して、背景汚れが発生した。
【0065】このように、ブラシ帯電器41の毛ブラシ
部411の両端に、毛倒れ防止部材47を設けたので、
毛ブラシ部411の両端での毛倒れを機械的に防止で
き、毛倒れによるリークの発生を簡易な構成で防止でき
る。
【0066】又、毛倒れ防止部材47を弾性体で構成
し、圧縮して設けることにより、毛ブラシ部411の側
面を適切な圧力で押さえることができ、簡易に圧力を設
定できる。
【0067】更に、フレーム20を、毛倒れ防止部材4
7の一端の支持に利用しているので、特別の支持手段を
必要とせずに、毛倒れ防止部材47を挿入するだけで実
現できる。
【0068】(c) 他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 上述の実施例では、プロセスユニット2を、帯電、露
光、現像型の電子写真機構で説明したが、帯電を行う他
の記録方式のものにも適用できる。
【0069】プロセスユニット2をユーザーにより交
換可能としたが、ユーザーにより交換できないものにも
適用できる。 毛倒れ防止部材47を、弾性体で構成して、圧縮して
設けたが、絶縁体を回転軸410の毛ブラシ部411の
両端に固定する構成等を採用することもできる。
【0070】ブラシ帯電器41を、回転型のもので説
明したが、固定型のものであっても良い。 シ−トPPは、用紙に限らず、他の媒体を用いること
ができる。
【0071】画像形成装置をプリンタで説明したが、
複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であっても良
い。 現像器を非磁性一成分系現像剤のもので説明したが、
磁性一成分系、二成分系等の周知の現像剤を使用でき
る。
【0072】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 毛ブラシ部411の両側に、毛ブラシの倒れを防止す
る絶縁性の毛倒れ防止部材47を設けて、毛ブラシ部4
11の両端での毛ブラシの倒れを機械的に押さえ込むた
め、毛ブラシ部411の両端での毛倒れを防止でき、リ
ーク等の発生を防止し、安定な帯電を実現でき、背景部
の汚れを防止できる。
【0074】毛倒れ防止部材47を設けるだけで良い
ので、安価に簡易に実現できる。毛倒れ防止部材が弾
性体であるため、径を大きくすることでブラシ幅、フレ
ーム幅の寸方をラフにでき、寸方公差の厳しくない、フ
レーム、ブラシにて構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例画像形成装置の外観図であ
る。
【図3】本発明の一実施例画像形成装置断面図である。
【図4】本発明の一実施例プロセスユニットの構成図で
ある。
【図5】本発明の一実施例画像形成装置説明図である。
【図6】本発明の一実施例画像形成装置動作説明図(そ
の1)である。
【図7】本発明の一実施例画像形成装置動作説明図(そ
の2)である。
【図8】本発明の一実施例構成図である。
【図9】本発明の一実施例説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 プロセスユニット 3 搬送パス 4 ドラムカートリッジ 5 現像器 7 光学ユニット 8 用紙分離部 10 フロントカバー 20 ユニットフレーム 40 感光ドラム(像担持体) 41 ブラシ帯電器 42 転写ローラ 47 毛倒れ防止部材 400 感光膜 401 ベース 402 非感光膜部 410 回転軸 411 毛ブラシ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−205551(JP,A) 実開 昭63−38153(JP,U) 実開 昭59−134157(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧が印加された毛ブラシ部(411)
    を、像担持体(40)に接触させて、該像担持体(4
    0)を帯電するブラシ帯電器において、 該毛ブラシ部(411)の両側に、該毛ブラシ部(41
    1)の毛ブラシの倒れを防止するローラ状の絶縁性弾性
    体で構成した毛倒れ防止部材(47)を設け 前記毛倒れ防止部材(47)を圧縮して、前記毛ブラシ
    部(411)に圧力を付与した ことを特徴とするブラシ
    帯電器。
  2. 【請求項2】 前記毛ブラシ部(411)を支持する回
    転軸(410)を設け、前記回転軸(410)を回転さ
    せて、前記毛ブラシ部(411)を回転させるととも
    に、前記回転軸(410)に前記毛倒れ防止部材(4
    7)を設け 前記回転軸(410)を支持するフレーム(20)と、
    前記毛ブラシ部(411)との間に、前記毛倒れ防止部
    材(47)を圧縮して設けた ことを特徴とする請求項1
    のブラシ帯電器。
  3. 【請求項3】 前記像担持体(40)は、導電性基体
    (401)に感光膜(400)を設けたものであること
    を特徴とする請求項1又は2のブラシ帯電器。
  4. 【請求項4】 エンドレス状の像担持体(40)をブラ
    シ帯電器(41)で帯電した後、静電潜像形成部(7)
    で静電潜像を形成し、現像器(5)で現像した後、転写
    部(42)で媒体にトナー像を転写する画像形成装置に
    おいて、 前記ブラシ帯電器(41)は、電圧が印加された毛ブラ
    シ部(411)と、該毛ブラシ部(411)の両側に、
    該毛ブラシ部(411)の毛ブラシの倒れを防止する
    ーラ状の絶縁性弾性体で構成した毛倒れ防止部材(4
    7)とを有し、前記ブラシ帯電器(41)は、前記毛倒れ防止部材(4
    7)を圧縮して、前記毛ブラシ部(411)に圧力を付
    するように設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラシ帯電器(41)に、前記毛ブ
    ラシ部(411)を支持する回転軸(410)を設け、
    前記回転軸(410)を回転させて、前記毛ブラシ部
    (411)を回転させるとともに、前記回転軸(41
    0)に前記毛倒れ防止部材(47)を設け、 前記ブラシ帯電器(41)は、前記回転軸(410)を
    支持するフレーム(20)と、前記毛ブラシ部(41
    1)との間に、前記毛倒れ防止部材(47)を圧縮して
    設けた ことを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体(40)は、導電性基体
    (401)に感光膜(400)を設けたものであること
    を特徴とする請求項4又は5の画像形成装置。
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