JPH06110352A - 熱ローラ定着器 - Google Patents

熱ローラ定着器

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JPH06110352A
JPH06110352A JP26034092A JP26034092A JPH06110352A JP H06110352 A JPH06110352 A JP H06110352A JP 26034092 A JP26034092 A JP 26034092A JP 26034092 A JP26034092 A JP 26034092A JP H06110352 A JPH06110352 A JP H06110352A
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JP
Japan
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roller
toner
heat
cleaner
heat roller
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Withdrawn
Application number
JP26034092A
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English (en)
Inventor
Akihiro Komuro
昭宏 小室
Susumu Fujishima
晋 藤島
Toshihiro Matsui
寿広 松井
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Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06110352A publication Critical patent/JPH06110352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シートのトナー像を熱定着する熱ローラをク
リーニングするクリーニングローラを有する熱ローラ定
着器に関し、クリーナー寿命が長く、交換を自由且つ簡
単とすることを目的とする。 【構成】 熱ローラ21と、加圧ローラ22との間に、
トナー像を保持したシートを通して、該シート上のトナ
ーを熱定着するとともに、該熱ローラ21をクリーニン
グローラ23によりクリーニングする熱ローラ定着器に
おいて、前記クリーニングローラ23は、前記熱ローラ
21の回転に従動するように前記熱ローラ21に圧接し
て設けられてなること、を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 第1の実施例の説明(図2乃至図11) (b) 他の実施例の説明 発明の効果
【産業上の利用分野】本発明は、シートのトナー像を熱
定着する熱ローラをクリーニングするクリーニングロー
ラを有する熱ローラ定着器に関する。複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像記録装置では、普通紙記
録の要請から電子写真装置等の潜像形成型記録装置が利
用されている。このような画像記録装置では、静電潜像
を形成し、現像し、トナー像をシートに転写し、トナー
像を定着する。このトナー像の定着に、構成の簡易な熱
ローラ定着器が利用されており、熱ローラはシートのト
ナーを接触して、熱溶融することから、熱ローラが汚
れ、これをクリーニングする必要がある。
【従来の技術】例えば、電子写真装置では、感光ドラム
を帯電器で一様に帯電し、レーザー書き込み部により光
像を露光して、画像に応じて静電潜像を形成し、この静
電潜像を現像器でトナー現像し、感光ドラム上のトナー
像を搬送されてくる用紙に転写帯電器で転写し、分離帯
電器で用紙を感光ドラムから分離し、熱ローラ定着器に
搬送する。熱ローラ定着器では、熱ローラとバックアッ
プローラ(加圧ローラ)とが互いに圧接させられた状態
で回転しており、用紙のトナー像を加圧ローラにより熱
ローラに押し付けて搬送しながら、熱ローラの熱により
トナーを溶融して、定着する。この時、熱ローラはトナ
ーと接触するため、溶融トナーが付着し、熱ローラが汚
れ、次の用紙にかかる汚れが転写され、用紙を汚す原因
となる。同様に、熱ローラの汚れは、加圧ローラにも転
写され、加圧ローラにより、用紙の裏面を汚し、特に両
面印刷では用紙の裏面も印刷されるので、印刷品質を低
下させる。このため、従来では、フェルト等からなる固
定状態の平板型のクリーナーを熱ローラに接触させ、こ
のクリーナーにより、付着トナーを拭き取る方法がとら
れていた。しかしながら、かかる方法では、クリーナー
の熱ローラとの接触面が限られており、小さいため、寿
命が短く、頻繁に交換の必要がある。そこで、クリーナ
ーをローラ形状にし、支持枠(フレーム)に回転可能に
設けたクリーニングローラ形式のものが提案されてい
る。この方法では、接触面積が大きくとれ、クリーナー
寿命を大幅に伸ばすことができる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 平板型クリーナーでは、交換が自由であるが、クリー
ナー寿命が短く、頻繁に交換する必要がある。 一方、ローラー形状のクリーナーでは、クリーナー寿
命は長いが、クリーナーを回転させるため、回転駆動系
が必要となり、クリーナーの交換が面倒であると共に、
装置構成が大型化する。 従って、本発明は、クリーナー寿命が長く、交換を自由
且つ容易とすることができる熱ローラ定着器を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、熱ローラ20と、加圧ロー
ラ21との間に、トナー像を保持したシートを通して、
該シート上のトナーを熱定着するとともに、前記熱ロー
ラ20をクリーニングローラ23によりクリーニングす
る熱ローラ定着器であって、前記クリーニングローラ2
3は、前記熱ローラ21の回転に従動するように前記熱
ローラ21に圧接して設けられてなること、を特徴とす
る。
【作用】本発明の請求項1では、クリーニングローラ2
3が熱ローラ21の回転に従動するようになっているの
で、格別の回転駆動機構を必要としない。また、クリー
ニングローラ23の交換時には、熱ローラに対する圧接
を解除するだけで良いので、交換を自由且つ容易に行な
うことができる。
【実施例】
(a)画像形成装置の説明 図2は本発明が適用される画像形成装置の外観図、図3
は本発明が適用される画像形成装置の断面図、図4は本
発明が適用される画像形成装置に装着されるプロセスユ
ニットの構成図、図5は本発明が適用される画像形成装
置の説明図、図6、図7は本発明が適用される画像形成
装置の動作説明図であり、画像形成装置としてプリンタ
装置を示している。図2は、装置前面から見た装置斜視
図を示し、10はフロントカバーであり、前面に開い
て、搬送パス3を開放するもの、11はアッパーカバー
であり、装置上部を覆い、上部に開いて、装置上部を開
放するもの、12は給紙カセットであり、装置前面から
セットされるもの、13は給紙カセット挿入口であり、
給紙カセット12を挿入するためのものである。14は
スタッカであり、装置上面に設けられ、印刷された用紙
を収容するもの、15は用紙ガイドであり、スタッカ1
4で用紙をガイドするもの、16は操作パネルであり、
各種スイッチと表示部とを有するもの、17はコントロ
ーラボックスであり、プリンタの制御回路等を収容する
ものである。図3の装置断面図において、2はプロセス
ユニットであり、用紙カセット12の上部に設けられ、
図4にて後述するもの、6は熱定着器であり、熱ローラ
60と、バックアップローラ61に挟み込んで、用紙の
トナー像を定着するためのものであり、熱ローラ60の
付着トナーを除去するクリーニングローラ62が設けら
れているものである。7は光学ユニットであり、画像情
報により駆動される半導体レーザーの光をポリゴンミラ
ーで走査して、プロセスユニット2の感光ドラム40に
照射するもので、8は用紙分離部であり、放電電極を有
し、転写後の用紙の背面に、用紙背面電位と逆極性の電
荷を放電させ、用紙背面を除電して、用紙を感光ドラム
40から分離するものである。30はピックアップロー
ラであり、用紙カセット12の用紙をピックアップする
もの、31はレジストローラであり、ピックアップロー
ラ30でピックアップされた用紙の先端を揃えて搬送す
るもの、32は手差しガイドであり、図の右側に開い
て、手差し用紙を手差しローラ33に導くもの、33は
手差しローラであり、手差しガイド32から挿入された
用紙をプロセスユニット2に搬送するものである。34
はカバー軸であり、フロントカバー10の回転軸となる
もの、36は排出ローラであり、熱定着器6を通過した
用紙をスタッカ14に排出するためのものである。図4
のプロセスユニットの構成図において、プロセスユニッ
ト2は、ドラムカートリッジ4と、現像器5とからな
り、現像器5はドラムカートリッジ4に図示しないピン
により取り付けられており、ピンを外すことにより、ド
ラムカートリッジ4から分離される。ドラムカートリッ
ジ4の構成を説明すると、40は感光ドラムであり、ア
ルミニウム等の円筒基体の表面に有機感光材料層(OP
C等)を形成したものであり、図示の如く反時計方向に
回転されるもの、41は帯電ローラであり、芯金に導電
性レーヨン繊維を織り込んで植毛した導電性回転ブラシ
帯電器で構成され、感光ドラム40を約−600Vに一
様帯電するものである。42は転写ローラであり、ドラ
ムカ−トリッジ4に設けられ、導電性の多孔質ゴム材
料、例えば多孔質発泡ポリウレタン・スポンジ材料で構
成され、感光ドラム40に圧接され、転写電圧が印加さ
れて、感光ドラム40のトナー像を用紙に転写するも
の、43は廃トナーボックスであり、感光ドラム40の
残留トナーを掻き取りブレード44で掻き取り、収容す
るもの、45は把手であり、ドラムカートリッジ4を手
で持つためのものである。次に、現像器5の構成を説明
すると、50は現像ローラであり、導電性弾性ローラ、
好ましくは導電性の多孔質ゴム材料、例えば導電性の多
孔質発泡ポリウレタン・スポンジ材料で構成され、図の
ように時計方向に回転して、非磁性一成分トナーをその
表面の保持力で保持して、感光ドラム40に搬送するも
のであり、感光ドラム40に所定のニップ幅を持つよう
圧接され、且つ−300Vの現像バイアス電圧が印加さ
れるものである。51は層厚規制ブレードであり、現像
ローラ50に付着したトナーの層厚を所定の厚さに規制
するものであり、厚さ0.1mmのステンレス板で構成
され、現像ローラ50に圧接され、例えば負の−400
Vの電圧が印加され、トナー層厚規制時に、トナーに負
の電荷注入を行い、負に強制帯電して、高湿度、高温度
でも、トナーを安定帯電するものである。52はリセッ
トローラであり、導電性スポンジ材料で構成され、現像
ローラ50に対接され、且つ現像ローラ50と同方向に
回転され、−400Vのバイアス電圧が印加され、図の
右側部分で現像ローラ50からトナーを掻き落とすとと
もに、図の左側部分で現像ローラ50にトナーを供給す
るよう作用するものである。53、54はパドルローラ
であり、回転して、現像器5内の非磁性一成分トナーを
攪拌して、帯電させるとともに、リセットローラ52方
向に搬送するもの、55はカセット収容部であり、トナ
ーカセット56を収容するものである。56はトナーカ
セットであり、一成分非磁性トナーを収容し、カセット
収容部55に着脱自在にセットされるもの、57はトナ
ー供給レバーであり、トナーカセット56内に設けら
れ、回転して、トナーカセット56内のトナーを現像器
5内に供給するもの、58は把手であり、トナーカセッ
ト56に設けられ、トナ−カセット56を手で持つため
に用いられるものである。このプリンタの動作を図2乃
至図4により説明すると、用紙カセット12の用紙は、
ピックアップローラ30によりピックされ、レジストロ
ーラ31に突き当てられ、レジストローラ31で先端が
揃えられ、U字搬送パス3を感光ドラム40方向に搬送
される。一方、レジストローラ31に用紙がピックされ
ると、光学ユニット7による感光ドラム40への画像露
光が開始され、帯電ローラ41により−600Vに帯電
された感光ドラム40の画像露光部の電位が零となり、
画像に応じた静電潜像が形成される。現像器5では、現
像ローラ50が、−400Vのバイアス電圧が印加され
ているため、負に帯電されたトナーは、感光ドラム40
の電位零の画像露光部に付着し、トナー像が形成され
る。この感光ドラム40のトナー像は、レジストローラ
31により搬送される用紙に、転写ローラ42により、
静電力及び圧力により転写され、感光ドラム40に静電
的に吸着した用紙は、用紙分離部8の供給電荷により、
用紙背面の電位が中和されることにより、感光ドラム4
0から分離される。この分離された用紙は、熱定着器6
に送られ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ60
により熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ14
に排出される。同様に、手差しガイド32を倒して、挿
入した用紙は、手差しローラ33により、感光ドラム4
0方向に搬送され、感光ドラム40のトナー像が、転写
ローラ42により、静電力及び圧力により転写され、感
光ドラム40に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8
の供給電荷により、感光ドラム40から分離され、熱定
着器6に送られ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ロー
ラ60により熱定着され、排出ローラ36によりスタッ
カ14に排出される。図5の装置カバー開放状態を示す
図において、フロントカバー10は、カバー軸34を中
心に、図の右方の前面に開放され、フロントカバー10
には、手差しガイド32と、手差しローラ33と、用紙
分離部8と、熱定着器6と、排出ローラ36の内、上側
の排出(駆動)ローラ36aが設けられている。又、ア
ッパーカバー11は、図示しない軸を中心に、図の上方
の装置上部に開放され、排出ローラ36の内、下側の排
出(ピンチ)ローラ36bが設けられている。従って、
図6(A)に示すように、フロントカバー10を開放す
ると、レジストローラ31から排出ローラ36までのU
字搬送パス3が開放され、ジャム用紙の除去に都合が良
い。この時、プロセスユニット2側に、転写ローラ42
を設けているため、感光ドラム40の部分は開放されな
いが、この転写ローラ42は、感光ドラム40との対向
(平行度、位置)のずれがあると、転写動作を良好に行
えないため、プロセスユニット2側に設けたものであ
り、この部分が開放されなくても、ジャム用紙の除去に
差し支えがある訳ではない。同様に、フロントカバー1
0に、熱定着器6全体を設けた理由は、熱定着器6を搬
送パスを開放できるように分割すると、熱定着器6の一
部をプロセスユニット2の上に設置しなければならず、
プロセスユニット2の取り出しに不便となるからであ
り、この部分が開放されなくても、ジャム用紙の除去に
差し支えがある訳ではない。このカバーの開放において
は、図3に示すように、フロントカバー10を開放しな
いと、アッパーカバー11が開放されないように、フロ
ントカバー10が、排出部分で、アッパーカバー11の
上に配置されている。従って、図6(B)に示すよう
に、フロントカバー10を開放して、アッパーカバー1
1を開放すると、図5に示すように、装置上部と前面の
一部が開放され、装置の前面側からプロセスユニット2
を設置したまま、トナーカセット56を容易に取り出
し、取り付けて、トナーカセット56のみの交換ができ
る。又、図7に示すように、フロントカバー10により
装置前面を開放し、アッパーカバー11により装置上部
を開放するので、プロセスユニット2も容易に取り出
し、取り付けでき、プロセスユニット2が大きくても、
交換が容易である。このため、プロセスユニット2を大
きくでき、プロセスユニット2内の現像器5を大きくで
きるため、収容現像剤量を多くでき、交換周期を大幅に
伸ばすことができる。又、トナーカセット56のみを交
換して、現像剤の補給ができるため、更に交換周期を伸
ばすことができる。更に、排出ローラ36を分離して、
カバー10、11を開放するため、U字搬送パス3の全
体を開放でき、ジャム用紙の取り出しがより容易とな
る。 (b)熱定着器の構成の説明 図8、図9、図10、図11は本発明の一実施例構成説
明図(その1)、(その2)、(その3)、(その4)
である。図8に示されるように、熱定着器6は、熱ロー
ラ21と、この熱ローラ21に圧接される加圧ローラ2
2とを備える。この加圧ローラ22は、金属性のフレー
ム60に囲まれている。この金属フレーム60の周囲に
は、ポリブチレンテレフタレート等の耐熱性の樹脂材料
からなる部材62,66が設けられている。部材62
は、ねじ64によりフレーム60に固定され、また、部
材66は、図示しないねじによりフレーム60に固定さ
れている。一方、熱ローラ21は、金属フレーム68に
より囲まれている。この金属フレーム68には、ポリブ
チレンテレフタレート等の耐熱性の樹脂材料からなる部
材70,72が図示しないねじにより固定されている。
この金属フレーム68には、サーミスタ74が支持用の
板ばね76を介してねじ78により固定されている。分
離爪80は、部材72上に回動自在に設けられており、
且つスプリング82の付勢力によってその先端部80a
が熱ローラ21に当接させられている。そして、分離爪
80は、熱ローラ21と加圧ローラ22との間を通過す
る用紙を熱ローラ21から分離する。分離された用紙
は、部材72上に回動可能に設けられた排紙ローラ8
2、部材72と一体に形成された用紙ガイド部84、排
出ローラ36を介してスタッカ14上に排出される。熱
ローラ21上に付着したトナーは、熱ローラ21と圧接
しており、熱ローラ21の回転に従動回転するクリーナ
ーローラ23により、熱ローラ21の表面から除去され
る。クリーナーローラ23は、熱ローラ23の表面で溶
融状態にあるトナーを圧力転写により除去する。従っ
て、クリーナーローラ23が熱ローラ21と従動回転す
るだけでも熱ローラ21表面の溶融状態のトナーを除去
することができる。尚、クリーナーローラ23の熱ロー
ラ21への圧接力は、後述するスプリングの付勢力によ
り定められるが、線圧が約10g/cm程度となるように
設定される。このクリーナーローラ23は、カバー88
に設けられた軸受け部90によりその軸92が回動可能
に保持される。カバー99は、図10に示されるサイド
フレーム106a,106bに設けられた支軸86a,
86b回りに回動可能可能に設けられている。軸受け部
90は、図10に示されるように、クリーナーローラ2
3のローラ軸92の両端部を夫々支持するように設けら
れている。そして、この軸受け部90は、第9図に示さ
れるように、カバー88に設けられたガイド溝94a,
94bを有するガイドレール96a,96bを備える。
スライド部材98は、このガイドレール96a,96b
のガイド溝94a,94bに係合する突起部98a,9
8bを有する。また、スライド部材98は、クリーナー
ローラ23の軸92と係合するU字状部98cを有す
る。スライド部材98は、カバー88側に植設されたピ
ン部材100によりガイドされるスプリング102によ
り、図9において上方向の押圧力、つまり、クリーナー
ローラ23を熱ローラ21に押し付ける方向の押圧力が
付与されている。更に、スライド部材98は、スライド
部材98に設けられた突起部98dがカバー88側に設
けられたストッパ部材104と係合させられている。こ
のストッパ部材104により、カバー88がオペレータ
により一点鎖線(図8)の位置に位置付けられた際に、
ガイドレール96a,96bから脱落するのを防止して
いる。カバー88は、オペレータの指を引っ掛けるため
の突起部88aを、その自由端側に備えている。そし
て、図5に示されるように、フロントカバー10が開放
された際に、オペレータによりカバー88の回動動作が
可能となり、クリーナーローラ23の交換が可能とな
る。一方、クリーナーローラ23の交換後、図8におい
て、カバー88を反時計方向に回転する。これにより、
カバー88は、実線位置に復帰し、カバー88に設けら
れた当接部88bが樹脂フレーム70の当接部70aに
当接する。ここで、カバー88は、図10に示されるよ
うに、支軸86a,86bとは夫々偏心したカバー88
上の位置で、カバー88に植設されたピン部材108
a,108bを備えている。このピン部材108a,1
08bには、他端がサイドフレーム106a,106b
のピン部材112a,112bに固定されたスプリング
110a,110bの一端が係止されている。従って、
カバー88は、スプリング110a,110bの付勢力
により、図8において、反時計方向の回転力が与えられ
ている。このスプリング110a,110bの付勢力
は、スプリング102a,102bの付勢力よりも強く
設定されている。従って、カバー88の閉成時には、カ
バー88の当接部88bが樹脂フレーム70の当接部7
0aに接触する。これにより、常に、カバー88と熱ロ
ーラ21との相対位置を一定にすることができ、クリー
ナーローラ23の熱ローラ21への押圧力は、スプリン
グ110a,110bの付勢力とスプリング102a,
102bとの付勢力の差のみとすることができ、一定の
押圧力となる。加圧ローラ22は、軸受114a,11
4bを介して金属フレーム60に回動可能に設けられて
いる。そして、軸受114a,114bがL字部材11
6a,116bを介してスプリング118a,118b
により矢印方向、つまり、加圧ローラ22が熱ローラ2
1と圧接される方向に付勢されている。従って、加圧ロ
ーラ22は、熱ローラ21の回転に従動回転する。熱ロ
ーラ21は、図示しない歯車機構を介して、熱ローラ2
1の回転駆動用に設けられた図示しないモータの回転力
を受けて回転駆動される。また、熱ローラ21は、加圧
ローラ22と同様に軸受120a,120bを介して金
属フレーム60に対して回動可能に支持されている。こ
の金属フレーム60には、クリーナーローラ23のロー
ラ軸92の係合用の切り欠き部60a,60bが設けら
れている。一方、クリーナーローラ23の一端部には、
図11(a)に示されるように、ローラ軸92と回転自在
に係合している把手部122が設けられている。把手部
122は、図11(b)に示されるように、その両側でE
リング124a,124bがローラ軸92に係合されて
おり、抜け止めが施されている。クリーナーローラ23
は、図10において、把手部122をオペレータが把持
した状態で熱ローラ21の上方から切り欠き部60a,
60bに挿入される。更に、クリーナーローラ23は、
フェルト(東洋紡績(株)製の545K)を芯ローラ92
上に渦巻き状に巻回したものであり、シリコーンオイル
(東レダウコーニングシリコン(株)製のSH200)が
最大印刷可能用紙幅Aよりも広い幅Bに渡って含浸され
ている。従って、クリーナーローラ23の両端部には、
シリコーンオイルの未含浸領域が設けられており、この
未含浸領域の摩擦係数が含浸領域の摩擦係数よりも高い
ため、クリーナーローラ23は、熱ローラ21の回転に
従動して回転する。更に、クリーナーローラ23の直径
は、19.63mmであり、熱ローラ21の直径が20mm
に設定されている。つまり、熱ローラ21とクリーナー
ローラ23との外径直径比が非整数倍に設定されてい
る。これにより、熱ローラ21とクリーナーローラ23
の同一部分が接触頻度を大幅に低減させることにより、
クリーニングのばらつきの発生を防止し、安定なクリー
ニング性能が得られるようにしている。 (c)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 上述の実施例では、プロセスユニット2を、帯電、露
光、現像型の電子写真機構で説明したが、静電潜像形成
と現像を同時に行う光背面記録方式や、静電記録方式等
の他の現像して、転写する記録方式のものに適用でき
る。 シ−トPPは、用紙に限らず、他の媒体を用いること
ができる。 画像形成装置をプリンタで説明したが、複写機、ファ
クシミリ等他の画像形成装置であっても良い。 現像器を非磁性一成分系現像剤のもので説明したが、
磁性一成分系、二成分系等の周知の現像剤を使用でき
る。 クリーナーローラの従動回転のため、シリコーンオイ
ルの含浸領域の設定により摩擦係数を異ならせている
が、熱ローラの定着領域(最大印刷用紙の通過領域)以
外の部分における熱ローラ表面の摩擦係数を高めても良
い。 熱ローラにクリーニングローラを設けたが、加圧ロー
ラにも設けてもよい。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 クリーニングローラの回転のために格別の回転駆動機
構を必要としない。 クリーニングローラの交換時には、熱ローラに対する
圧接を解除するだけで良いので、交換を自由且つ容易に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明が適用される画像形成装置の外観図であ
る。
【図3】本発明が適用される画像形成装置の断面図であ
る。
【図4】本発明が適用される画像形成装置に装着される
プロセスユニットの構成図である。
【図5】本発明が適用される画像形成装置の説明図であ
る。
【図6】本発明が適用される画像形成装置の動作説明図
(その1)である。
【図7】本発明が適用される画像形成装置の動作説明図
(その2)である。
【図8】本発明の一実施例構成説明図(その1)であ
る。
【図9】本発明の一実施例構成説明図(その2)であ
る。
【図10】本発明の一実施例構成説明図(その3)であ
る。
【図11】本発明の一実施例構成説明図(その4)であ
る。
【符号の説明】
2 熱定着器 20 熱ローラ 21 加圧ローラ 22 分離爪 23 クリーニングローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 寿広 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱ローラ(20)と、加圧ローラ(2
    1)との間に、トナー像を保持したシートを通して、該
    シート上のトナーを熱定着するとともに、前記熱ローラ
    (20)をクリーニングローラ(23)によりクリーニ
    ングする熱ローラ定着器であって、 前記クリーニングローラ(23)は、前記熱ローラ(2
    1)の回転に従動するように前記熱ローラ(21)に圧
    接して設けられてなること、 を特徴とする熱ローラ定着器。
JP26034092A 1992-05-13 1992-09-29 熱ローラ定着器 Withdrawn JPH06110352A (ja)

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JP26034092A JPH06110352A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 熱ローラ定着器
DE4315785A DE4315785C2 (de) 1992-05-13 1993-05-12 Tonerbildfixiereinrichtung
US08/368,762 US5543903A (en) 1992-05-13 1995-01-04 Heat roller type toner image fixing device having cleaning roller

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121902A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2010262283A (ja) * 2009-04-29 2010-11-18 Xerox Corp 印刷に有用な装置
US8050607B2 (en) * 2005-06-30 2011-11-01 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, fixing unit, and image forming method with a cleaning mechanism that contacts a tension mechanism

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JP2007121902A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
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