JP2004258092A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で装置に収納されたユニットを装置から取り出すことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ユニット15の引き出し方向に対して略垂直方向に転写ベルトユニット20を付勢可能に配置されたアーム治具100と、装置筐体を開閉可能にカバーし、装置筐体の内部側に突起する突起部を有する装置扉とを備え、転写ベルトユニット20は中間転写ユニット15の引き出し方向に対して略垂直方向への付勢により中間転写ベルト12から離間可能に設けられ、装置扉の閉操作で突起部がアーム治具100に作用して転写ベルトユニット20への付勢を停止し、扉の開操作で突起部がアーム治具100から外れてアーム104が転写ベルトユニット20を付勢する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタ、デジタル複写機等の交換可能な中間転写ユニットを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では、複写機、プリンタ等の画像形成装置は家電製品並みに普及してきており、アプライアンスが製品の差別化項目として、重要になってきている。また、画像形成装置は装置を構成する部品を交換することによって、良好な使用状態が保たれるように設計されていることから、部品交換のしやすさも重要な項目である。
【0003】
画像形成装置においては、通常は装置内部がユニット化され、ユニット毎に寿命が設定されており、それぞれの消耗度合いに応じてユニット毎に交換すればよい構成となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−194203号公報(段落[0016]、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユニットは単独で独立した状態にない場合が多く、例えばユニット同士が接触し相互に押圧している場合があることから、ユニット交換の際、交換対象のユニットを取り出そうとしたときに隣接ユニットを開放するなどいくつかの操作を行う必要があり、操作が複雑であった。
【0006】
また、ユニットごとに開放する操作が一様ではないため、操作者が必要な操作を忘れることがあり、その場合には交換対象のユニットを取り出そうとした際に隣接するユニットや装置本体にダメージを与える場合があった。この問題は、ユニット交換後に必要な復旧操作を忘れて装置扉を閉じようとした場合にも発生していた。
【0007】
ユニット交換時のユニット開放操作の例を図4〜6を参照しながら説明する。
図4は、装置筐体内に従来の中間転写ユニットを有するフルカラープリンタの構成を示す断面図である。
フルカラープリンタ90の筐体内部には、略中央部に像担持体である4つのドラム状の感光体3Y、3M、3C、3Bkと、その下方に各色ごとの画像データ対応のレーザー光を一様帯電済みの感光体3Y、3M、3C、3Bkに対してスキャニング照射し静電潜像を形成するための露光装置8が設けられており、感光体3Y,3M,3C,3Bkの上部に中間転写ベルト12を張架しながら無端移動せしめ、図中手前(操作者側)方向に引き出し自在に配された中間転写ユニット15と、中間転写ユニット15の図中右側に転写ベルト17を張架しながら無端移動せしめる転写ベルトユニット20が配設されている。また、通常使用時には転写ベルト17はローラ9部分で中間転写ベルト12に所定の転写ニップ圧を形成するように接している状態となっており、転写紙Sが中間転写ベルト12と転写ベルト17との接触部分を通過する際に中間転写ベルト12上のトナー像が転写紙Sに転写されることによってカラープリントされる機構となっている。
【0008】
フルカラープリンタ90において、中間転写ユニット15を交換しようとした場合には、中間転写ベルト12から転写ベルト17を離間させた上で、内蔵されている中間転写ユニット15を装置筐体から引き出し、ついで新しい中間転写ユニット15を同じ位置に収納し、再度中間転写ベルト12に転写ベルト17を接触させる操作が必要である。
【0009】
中間転写ユニット15交換に当たって、具体的にはつぎのような操作となる。
図5はフルカラープリンタ90の通常使用時の状態を示す外観図である。フルカラープリンタ90の前扉45、右カバー61等のそれぞれ開閉可能な扉はすべて閉じられている状態である。
(1)中間転写ベルト12から転写ベルト17を離間させるために、右カバーを開放することによって転写ベルトユニット20を右カバー61とともに回動させる。図6に示すように、右カバー61は回転軸62を中心に図中時計回りに回転せしめることによって、プリンタ本体から見開かれた状態となる。この状態では転写ベルトユニット20が装置本体側に固定された中間転写ユニット15から大きく離間し、転写ニップを形成しなくなる。
(2)つぎに、前扉45を装置手前(操作者側)方向に開き、中間転写ユニット15が搭載された支持体を装置手前(操作者側)方向に引き出すことによって中間転写ユニット15を装置筐体から引き出す。引き出す方式としては、中間転写ユニット15が搭載されている支持体に設けられた操作レバーを操作することによって中間転写ユニット15の装置筐体への固定を解除し、ついでガイドレール上に乗った状態の支持体に設けられたレバーを装置手前(操作者側)に引っ張り、支持体をガイドレール上をスライド移動させることによって支持体とともに中間転写ユニット15を装置筐体から露出させる方式などがある。
(3)支持体上の中間転写ユニット15を取り外し、同じ位置に新品の中間転写ユニット15を搭載する。
(4)上記(2)の操作について逆の手順で装置筐体内の所定の収納位置に支持体とともに中間転写ユニット15を収納する。
(5)右カバー61を閉じ、転写ベルトユニット20を装置筐体内の所定の収納位置に収納させることによって中間転写ベルト12と転写ベルト17とを接触させる。
【0010】
上記のように中間転写ユニットの交換操作はいくつかの操作と決められた手順があるため、煩雑な操作となっていた。また、例えば操作者が上記操作のうち、手順(1)を怠って手順(2)の操作からはじめた場合、中間転写ベルト12と転写ベルト17とが接触したままの状態で中間転写ユニット15を引き出すことになるため、操作者が無理やり中間転写ユニット15を引き出そうとすると中間転写ベルト12の損傷のみならず、中間転写ユニット15のその他の部分、転写ベルトユニット20、あるいはそれらのユニットを支持している装置筐体の構成部材までをも損傷することがあった。
【0011】
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で装置に収納されたユニットを装置から取り出すことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために提供する請求項1の発明に係る画像形成装置は、表面にトナー像を担持する像担持手段と、装置筐体内に配されたユニット収納部に出し入れ自在に配置され、前記像担持体上のトナー像が転写される中間転写体を有する中間転写ユニットと、前記中間転写体に所定圧力で当接される第2転写手段とを備え、前記中間転写ユニットと第2転写手段との間に挿入される転写紙に前記トナー像を転写させる画像形成装置において、前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向に第2転写手段を付勢可能に配置されたアーム治具と、装置筐体を開閉可能にカバーし、装置筐体の内部側に突起する突起部を有する装置扉とを備え、前記第2転写手段は前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向への付勢により中間転写体から離間可能に設けられ、
前記装置扉の閉操作で突起部が前記アーム治具に作用して第2転写手段への付勢を停止することにより第2転写手段は中間転写体に当接し、該扉の開操作で突起部が前記アーム治具から外れて該アームが第2転写手段を付勢することにより第2転写手段は中間転写体から離間することを特徴とする。
前記課題を解決するために提供する請求項2の発明に係る画像形成装置は、請求項1の発明において、前記アーム治具は、装置本体に回転自在に支持され前記第2転写手段の中間転写体との当接面に平行に配置された軸と、該軸の前記装置扉側の端部近傍に固定され前記第2転写手段に当接し付勢する腕部とテーパ部とからなるアームと、一端が前記テーパ部の一端に固定され他端が装置筐体に固定された弾性体とからなり、前記アームは弾性体の弾性力により該アームのテーパ部が軸を中心として回動せしめられるとともに該アームの腕部が第2転写手段に接して該第2転写手段を前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向へ付勢させるように作用しており、前記突起部が前記アームのテーパ部へ作用することにより、前記突起部がテーパ部を弾性力に抗する方向に回動させることにより第2転写手段への付勢を停止することを特徴とする。
【0013】
請求項1、2の発明により、装置扉の一開閉操作のみという簡単な操作で中間転写ユニットの出し入れが可能となる。したがって、操作者が中間転写ユニットを交換するときなどに操作忘れを起こすこともなく、ユニットや装置筐体へのダメージを回避することも可能となる。
ここで、中間転写体とは、感光体(第1像担持体)からその上に形成されたトナー像が転写され、そのトナー像を転写紙等に転写する第2像担持体であり、フルカラープリンタにおいては無端移動体たる中間転写ベルトがこれに該当する。また、第2転写手段とは、転写紙にトナー像が転写される位置で転写紙を挟んで中間転写体の反対側に配置され、中間転写体に所定のニップ圧で接触するものであり、例えば転写ベルト、複数のローラなどを備えた転写ベルトユニットがこれに該当する。なお、第2転写手段は両面画像形成の場合には、中間転写ベルトからトナー像が転写され、転写紙の裏面にそのトナー像を転写する第3像担持体となる。
【0014】
前記課題を解決するために提供する請求項3の発明に係る画像形成装置は、表面にトナー像を担持する像担持手段と、出し入れ操作レバーを有し、該レバーの操作により装置筐体内に配されたユニット収納部に出し入れ自在に配置され、前記像担持体上のトナー像が転写される中間転写体を有する中間転写ユニットと、前記中間転写体に所定圧力で当接される第2転写手段とを備え、前記中間転写ユニットと第2転写手段との間に挿入される転写紙に前記トナー像を転写させる画像形成装置において、前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向に第2転写手段を付勢可能に配置されたアーム治具とを備え、前記第2転写手段は前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向への付勢により中間転写体から離間可能に設けられ、前記出し入れ操作レバーに突起部を配し、該レバーの挿入操作で突起部が前記アーム治具に作用して第2転写手段への付勢を停止することにより第2転写手段は中間転写体に当接し、該レバーの引き出し操作で突起部が前記アーム治具から外れて該アーム治具が第2転写手段を付勢することにより第2転写手段は中間転写体から離間することを特徴とする。
前記課題を解決するために提供する請求項4の発明に係る画像形成装置は、請求項3の発明において、前記アーム治具は、装置本体に回転自在に支持され前記第2転写手段の中間転写体との当接面に平行に配置された軸と、該軸の前記出し入れ操作レバー側の端部近傍に固定され前記第2転写手段に当接し付勢する腕部とテーパ部とからなるアームと、一端が前記テーパ部の一端に固定され他端が装置筐体に固定された弾性体とからなり、前記アームは弾性体の弾性力により該アームのテーパ部が軸を中心として回動せしめられるとともに該アームの腕部が第2転写手段に接して該第2転写手段を前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向へ付勢させるように作用しており、前記突起部が前記アームのテーパ部へ作用することにより、前記突起部がテーパ部を弾性力に抗する方向に回動させることにより第2転写手段への付勢を停止することを特徴とする。
【0015】
請求項3,4の発明により、出し入れ操作レバーの一操作のみという簡単な操作で中間転写ユニットの出し入れが可能となる。したがって、操作者が中間転写ユニットを交換するときなどに操作忘れを起こすこともなく、ユニットや装置筐体へのダメージを回避することも可能となる。
【0016】
前記課題を解決するために提供する請求項5の発明に係る画像形成装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記第2転写手段が転写ローラであることを特徴とする。
前記課題を解決するために提供する請求項6の発明に係る画像形成装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記第2転写手段が転写ブラシであることを特徴とする。
前記課題を解決するために提供する請求項7の発明に係る画像形成装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記第2転写手段が転写フィルムであることを特徴とする。
前記課題を解決するために提供する請求項8の発明に係る画像形成装置は、請求項1または請求項2の発明において、前記第2転写手段が転写ベルトであることを特徴とする。
【0017】
請求項5〜8の発明により、請求項1または請求項2に係る本発明を様々な構成の画像形成装置への適用が可能となる。なお、第2転写手段を第3像担持体として中間転写体からのトナー像を転写可能とする抵抗値を有する構成とし、中間転写体上のトナー像の転写タイミングを制御することにより、両面画像を形成する装置とすることも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態における構成について図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する構成は一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態における構成を示す断面図である。画像形成装置であるフルカラープリンタ1の装置筐体内部には、カラー画像を形成するための像担持体である4つのドラム状の感光体3Y、3M、3C、3Bkおよびそれらにそれぞれ付帯する作像部材と、各色ごとの画像データ対応のレーザー光を一様帯電済みの感光体3Y、3M、3C、3Bkに対してスキャニング照射し静電潜像を形成するための露光装置8と、第1無端移動体たる中間転写ベルト12を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15と、第2無端移動体たる転写ベルト17を張架しながら無端移動せしめる転写ベルトユニット20と、転写ベルトユニット20を押圧するように作用するアーム治具100と、中間転写ユニット15から転写紙Sに転写されたトナー像を定着する定着装置31と、転写紙Sが収納される給紙カセット23,24と、転写紙Sを中間転写ユニット15まで搬送する給紙搬送経路27と、トナー像が転写された転写紙Sを排紙トレイ29まで排紙する搬送排紙経路30とが備えられている。また、フルカラープリンタ1は、図3に示すように装置筐体103の内部側に突起する突起部101を有する前扉45が備えられている。
【0019】
感光体3Y、3M、3C、3Bkは、フルカラープリンタ1の略中央部に水平状態で図中左右方向に等間隔で離間されて並列に配設されている。なお、添え字Y、M、C、Bkはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを示している。イエロー画像用の感光体3Yに着目すると、この感光体3Yは例えば直径30〜100mm程度のアルミニウム円筒表面に光伝導性物質である有機半導体層を設けた構造よりなり、時計方向に回転駆動されるもので、その周囲には静電写真プロセスに従い帯電ローラ4Y、現像ローラ5Y、クリーニング部材7Y等の作像部材が順に配設されている。なお、マゼンタ、シアン、ブラック用の感光体3M、3C、3Bk側についても用いるトナーの色が異なるだけで構成は同様である。また、感光体としてはベルト状のものを用いることも可能である。
【0020】
露光装置8は、これらの感光体3Y、3M、3C、3Bkの下方に設けられており、各帯電ローラ4と各現像ローラ5との間にはこの露光装置8により照射するレーザー光が感光体3Y、3M、3C、3Bkに向けて入り込むように細長いスペース(スリット)が確保されている。図示例は、レーザー光源、ポリゴンミラー等を用いたレーザースキャン方式として示したが、LEDアレイと結像手段とを組み合せた露光装置であってもよい。
【0021】
中間転写ユニット15は、これらの感光体3Y,3M,3C,3Bkの上部に配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト12と、4つの転写ローラ13Y,13M,13C,13Bkと、クリーニング装置14などを備えている。また、転写バックアップローラ9、テンションローラ10、クリーニングバックアップローラ11なども備えている。中間転写ベルト12は、第2像担持体であり、これらの3つのローラに支持されながら、少なくとも1つのローラの回転駆動によって図中反時計方向に無端移動せしめられる。また、この中間転写ベルト12は各感光体3Y,3M,3C,3Bkに対して共通なものであり、各感光体3Y,3M,3C,3Bkの現像工程後の一部が接触するようにほぼ水平状態で扁平に配置されており、ベルト内周部には各感光体3Y,3M,3C,3Bkに対向させて転写ローラ13Y,13M,13C,13Bkが設けられている。中間転写ベルト12の外周部に対しては、例えばクリーニングバックアップローラ11に対向する位置にクリーニング装置14が設けられている。このクリーニング装置14は中間転写ベルト12の表面に残留する不要なトナーを拭い去るように作用する。なお、中間転写ベルト12は、例えば基体の厚さが50〜600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体とするベルトであって、感光体3Y,3M,3C,3Bkからのトナー像を転写可能とする抵抗値を有する。
【0022】
転写ベルトユニット20は、中間転写ユニット15の図中右側に配設されている。この転写ベルトユニット20は、転写ベルト17、複数のローラ18,110,111などを備えている。転写ベルト17は、ローラ110,111により張架されながら、少なくともいずれか1つのローラの回転駆動によって図中時計回転方向に無端移動せしめられる。また、この転写ベルト17はローラ9部分で中間転写ベルト12に予め定められた転写ニップを形成するように接するもので、その断面形状がほぼ垂直方向に伸びた扁平形状となるようにローラ110,111とともに配置されている。この転写ベルトユニット20はローラ110を支点にして回動可能な構造となっており、通常は上記の通り中間転写ベルト12に接し、ローラ111近傍が転写のニップ圧に抗して、中間転写ユニット15の引き出し方向に対して略垂直方向への付勢、押圧されることにより転写ベルト17が中間転写ベルト12から離間するよう回動する。
【0023】
なお、転写ベルト17は、中間転写ベルト12と同様に、例えば基体の厚さが50〜600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体とするベルトである。本実施の形態においては転写ベルト17をベルト形状のものとして示したが、この他にローラ形状、ブラシ形状、フィルム形状としてもよい。
【0024】
アーム治具100は、中間転写ユニット15の図中下側で転写ベルトユニット20の図中左側に配設されている。アーム治具100は、図2に示すように装置筐体に回転自在に支持され転写ベルトユニット20の転写ベルト17の主面およびローラ111の軸と平行に配置される軸106と、軸106の両端近傍にそれぞれ固定されたアーム104,105と、一端がアーム104の一端に固定され他端が装置筐体に固定される弾性体であるスプリング107とからなる。また、アーム104はその略中央部が軸106に固定され、アーム104のスプリング107が固定された側には軸106の端部方向に厚みが薄くなるテーパ部104aが形成されている。アーム105はその腕がアーム104の腕部104bと平行になるように軸106に固定されている。
【0025】
アーム104の腕部104bは転写ベルトユニット20の装置筐体手前側(操作者側)に接するものであり、アーム105は転写ベルトユニット20の装置筐体奥側(ドライブ側)に接するものである。軸106はアーム104とアーム105とを連結し、転写ベルトユニット20への接触を同期させるものである。また、スプリング107はアーム104,105が転写ベルトユニット20に接触した際にその転写ベルトユニット20を中間転写ユニット15から離間させる方向に与圧するためのものである。
【0026】
アーム104,105の腕の長さは軸106から転写ベルト17までの距離、スプリング107の弾性力および長さ、スプリング107の装置筐体へ固定される位置と軸106との配置関係などで決定される。なお、アーム104の腕104bの長さとアーム105の長さは同じであり、転写ベルトユニット20を押圧して転写ベルト17を中間転写ベルト12から離間させた状態で支持できる程度の長さである。
【0027】
給紙カセット23,24は、装置筐体内において、露光装置8の下方に引き出し自在に複数段、例えば2段配設されている。これらの給紙カセット23,24内に収納された転写紙Sは対応する給紙ローラ25,26により選択的に給紙されるもので、中間転写ベルト12と転写ベルト17とによる転写位置に向けて給紙搬送経路27がほぼ垂直に形成されている。この給紙搬送経路27において、転写位置直前には転写位置への給紙タイミングをとる一対のレジストローラ28が設けられている。さらに、転写位置上方には給紙搬送経路27に連続し、装置筐体の上部の排紙スタック部29につながる搬送排紙経路30が形成されている。この搬送排紙経路30中には一対の定着ローラを有する定着装置31や、一対の排紙ローラ32等が配設されている。
【0028】
図3に示すように、前扉45には、先端にかけて徐々に径が細くなる形状となった突起部101が前扉45の内面側に配置され、その扉45を閉じた際に突起部101が装置筐体103の内部103aに差し込まれ、アーム治具100のテーパ部104aに当接し、軸106を中心としてアーム104,105を回転させる構成となっている。
【0029】
カラー印刷に当たっては、従来の画像処理装置と同様の処理が行われる。すなわち、感光体3Y,3M,3C,3Bk上にそれぞれ形成されたトナー像が順次、中間転写ベルト12の上の同じ位置に転写されてフルカラートナー像が形成され、ついで中間転写ベルト12上のフルカラートナー像が中間転写ベルト12の移動と同期して移動する転写ベルト17上の転写紙Sに転写され、その転写紙Sは定着装置31による定着処理が施された後、排紙ローラ32により排紙スタック部29上に排紙されて印刷が終了する。なお、このときには、前扉45の突起部101がテーパ部104aに当接してアーム104,105をスプリング107の弾性力に抗して図1において反時計回りに回転させているため、アーム104,105は転写ベルトユニット20から離れている状態である。
【0030】
つぎに、本発明が関与する中間転写ユニット15交換の際の操作を図1、3を参照しながら説明する。
(1)フルカラープリンタ1の前扉45を装置手前(操作者側)方向に開く。これによって、突起部101がアーム治具100のテーパ部104aから離れるためにアーム104,105はスプリング107の弾性力により軸106を中心に図中時計回り方向に回転し、アーム104の腕部104bとアーム105とが転写ベルトユニット20に当接し、中間転写ユニット15の引き出し方向に対して略垂直方向へ付勢する。
(2)アーム104,105の付勢により、転写ベルトユニット20はローラ110を支点して回動し、転写ベルト17は中間転写ベルト12から離間せしめられる。
(3)中間転写ユニット15が搭載された支持体をガイドレールに沿って装置手前(操作者側)方向に引き出すことによって中間転写ユニット15を装置筐体から引き出し、露出させる。
(4)支持体上の中間転写ユニット15を取り外し、同じ位置に新品の中間転写ユニット15を搭載する。
(5)上記(3)の操作について逆の手順で装置筐体内の所定の収納位置に支持体とともに中間転写ユニット15を収納する。
(6)前扉45を閉める。これにより、突起部101が装置筐体103の内部103aに差し込まれ、アーム治具100のテーパ部104aに当接し、テーパ部104aをスプリング107の弾性力に抗する方向に回動させて、転写ベルトユニット20へのアーム104,105の付勢を停止させることにより転写ベルト17を中間転写ベルト12に当接させ、転写ニップの状態とする。
以上のように、前扉45の開閉するだけで中間転写ユニット15の交換が可能となる。
【0031】
また、上記構成においては、突起部101が前扉45に設けた構成例を示したが、突起部101を出し入れ操作レバーに配するようにしてもよい。すなわち、出し入れ操作レバーを中間転写ユニット15の挿入状態とする操作で突起部101がアーム104のテーパ部104aに作用する配置とする。これにより、出し入れ操作レバーの挿入操作で突起部101がテーパ部104aをスプリング107の弾性力に抗する方向に回動させることとなり、転写ベルトユニット20へのアーム104,105の付勢を停止させることにより転写ベルト17を中間転写ベルト12に当接させ、転写ニップの状態とすることが可能となる。
逆に、出し入れ操作レバーの引き出し操作で突起部101がアーム104のテーパ部104aから外れて、アーム104がスプリング107の弾性力により回転し、腕部104b及びアーム105が転写ベルトユニット20と当接し、付勢することにより転写ベルト17は中間転写ベルト12から離間せしめることが可能となる
【0032】
また、上記では転写紙Sの片面に画像が形成される例を示したが、転写ベルトユニット20において、第2クリーニング装置、転写チャージャー、廃トナー収容器などを備える構成とし、転写ベルト17を第3像担持体として中間転写ベルト12からのトナー像を転写可能とする抵抗値を有し、中間転写ベルト12上のトナー像の転写タイミングを制御することにより、両面画像を形成する装置とすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】
上述したように、請求項1、2の発明によれば、装置扉の一開閉操作のみという簡単な操作で中間転写ユニットの出し入れが可能となり、操作者が中間転写ユニットを交換するときなどに操作忘れを起こすこともなく、ユニットや装置筐体へのダメージを回避することができる。
請求項3、4の発明によれば、出し入れ操作レバーの一操作のみという簡単な操作で中間転写ユニットの出し入れが可能となり、、操作者が中間転写ユニットを交換するときなどに操作忘れを起こすこともなく、ユニットや装置筐体へのダメージを回避することができる。
請求項5〜8の発明によれば、請求項1または請求項2に係る発明を様々な構成の画像形成装置へ適用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態における構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置のアーム部材の一実施の形態における構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の前扉を開放した状態を示す外観図である。
【図4】従来の画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図5】従来の画像形成装置の外観図である。
【図6】従来の画像形成装置の右カバーを開放した状態を示す外観図である。
【符号の説明】
1,90 フルカラープリンタ
3Y,3M3C,3Bk 感光体
8 露光装置
9,10,11,18,25,26,32、110,111 ローラ
12 中間転写ベルト
13Y 転写ローラ
14 クリーニング装置
15 中間転写ユニット
17 転写ベルト
20 転写ベルトユニット
23,24 給紙カセット
27 給紙搬送経路
28 レジストローラ
29 排紙スタック部
30 排紙搬送経路
31 定着装置
33 トナーボトル
45 前扉
61 右カバー
100 アーム治具
101 突起部
103 装置筐体
103 筐体内部
104,105 アーム
104a テーパ部
104b 腕部
106 軸
107 スプリング

Claims (8)

  1. 表面にトナー像を担持する像担持手段と、装置筐体内に配されたユニット収納部に出し入れ自在に配置され、前記像担持体上のトナー像が転写される中間転写体を有する中間転写ユニットと、前記中間転写体に所定圧力で当接される第2転写手段とを備え、前記中間転写ユニットと第2転写手段との間に挿入される転写紙に前記トナー像を転写させる画像形成装置において、
    前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向に第2転写手段を付勢可能に配置されたアーム治具と、装置筐体を開閉可能にカバーし、装置筐体の内部側に突起する突起部を有する装置扉とを備え、
    前記第2転写手段は前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向への付勢により中間転写体から離間可能に設けられ、
    前記装置扉の閉操作で突起部が前記アーム治具に作用して第2転写手段への付勢を停止することにより第2転写手段は中間転写体に当接し、該扉の開操作で突起部が前記アーム治具から外れて該アームが第2転写手段を付勢することにより第2転写手段は中間転写体から離間することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記アーム治具は、装置本体に回転自在に支持され前記第2転写手段の中間転写体との当接面に平行に配置された軸と、該軸の前記装置扉側の端部近傍に固定され前記第2転写手段に当接し付勢する腕部とテーパ部とからなるアームと、一端が前記テーパ部の一端に固定され他端が装置筐体に固定された弾性体とからなり、
    前記アームは弾性体の弾性力により該アームのテーパ部が軸を中心として回動せしめられるとともに該アームの腕部が第2転写手段に接して該第2転写手段を前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向へ付勢させるように作用しており、
    前記突起部が前記アームのテーパ部へ作用することにより、前記突起部がテーパ部を弾性力に抗する方向に回動させることにより第2転写手段への付勢を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 表面にトナー像を担持する像担持手段と、出し入れ操作レバーを有し、該レバーの操作により装置筐体内に配されたユニット収納部に出し入れ自在に配置され、前記像担持体上のトナー像が転写される中間転写体を有する中間転写ユニットと、前記中間転写体に所定圧力で当接される第2転写手段とを備え、前記中間転写ユニットと第2転写手段との間に挿入される転写紙に前記トナー像を転写させる画像形成装置において、
    前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向に第2転写手段を付勢可能に配置されたアーム治具とを備え、
    前記第2転写手段は前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向への付勢により中間転写体から離間可能に設けられ、
    前記出し入れ操作レバーに突起部を配し、該レバーの挿入操作で突起部が前記アーム治具に作用して第2転写手段への付勢を停止することにより第2転写手段は中間転写体に当接し、該レバーの引き出し操作で突起部が前記アーム治具から外れて該アーム治具が第2転写手段を付勢することにより第2転写手段は中間転写体から離間することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記アーム治具は、装置本体に回転自在に支持され前記第2転写手段の中間転写体との当接面に平行に配置された軸と、該軸の前記出し入れ操作レバー側の端部近傍に固定され前記第2転写手段に当接し付勢する腕部とテーパ部とからなるアームと、一端が前記テーパ部の一端に固定され他端が装置筐体に固定された弾性体とからなり、
    前記アームは弾性体の弾性力により該アームのテーパ部が軸を中心として回動せしめられるとともに該アームの腕部が第2転写手段に接して該第2転写手段を前記中間転写ユニットの引き出し方向に対して略垂直方向へ付勢させるように作用しており、
    前記突起部が前記アームのテーパ部へ作用することにより、前記突起部がテーパ部を弾性力に抗する方向に回動させることにより第2転写手段への付勢を停止することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2転写手段が転写ローラであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2転写手段が転写ブラシであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2転写手段が転写フィルムであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2転写手段が転写ベルトであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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