JP2009294357A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009294357A
JP2009294357A JP2008146743A JP2008146743A JP2009294357A JP 2009294357 A JP2009294357 A JP 2009294357A JP 2008146743 A JP2008146743 A JP 2008146743A JP 2008146743 A JP2008146743 A JP 2008146743A JP 2009294357 A JP2009294357 A JP 2009294357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
separation
opening
image forming
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008146743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5201456B2 (ja
Inventor
Akira Tagami
亮 田上
Seiji Furuya
政治 古屋
Katsuto Haruno
克仁 春野
Takuya Sekine
卓也 関根
Masakazu Imai
正和 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008146743A priority Critical patent/JP5201456B2/ja
Publication of JP2009294357A publication Critical patent/JP2009294357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5201456B2 publication Critical patent/JP5201456B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】転写時に像担持体に接触する転写部材を装置本体に対し開閉する開閉体で支持する画像形成装置において、装置停止時における転写部材と像担持体との接触による悪影響を防止すると共に、開閉体を閉める動作の操作性を向上する。
【解決手段】少なくとも転写時は接触スプリング75による付勢により転写ベルト17を感光体10に接触させ、少なくとも装置停止時は接触スプリング75による付勢を規制して転写ベルトを感光体から離間させる接離カム70と、転写ベルトと接触スプリングとを支持すると共に、装置本体に対し開閉する扉4とを備え、扉を閉める動作に伴い接触スプリングが接離カムにより規制されように戻す際に扉が接触スプリングから負荷をうける装置において、扉を開く動作に伴い接離カムが、扉が接触スプリングから受ける負荷を低減する方向に移動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
上記画像形成装置で、ジャム紙の視認や取出しを容易に行うために、画像形成時にトナー像を担持する像担持体に接触する転写部材を、装置本体に対し開閉する開閉体としての扉で支持し、扉の開放に伴い転写部材が像担持体から離間する方向に移動するよう構成するものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
この画像形成装置では、転写時に転写部材は扉に支持されるスプリング等の付勢手段により像担持体に接触するよう像担持体方向に付勢されている。しかし、機械停止時に転写部材が像担持体に接触したままだと、像担持体を汚染したり、転写部材自体が変形したりするおそれがある。そこで、付勢手段の像担持体方向への付勢を規制するためのカム等を装置本体に設ける。そして、駆動モータによりカムを所定角度回転させて、転写時に付勢手段の付勢により転写部材と像担持体とを接触させ、少なくとも機械停止時は付勢手段の付勢を規制して転写部材と像担持体とを離間させている。
特開平10−301462号公報 特開2002−341675号公報
上記画像形成装置では、機械停止時に転写部材と像担持体とを離間させるため、カムにより付勢手段の付勢力を規制した状態では、付勢手段を支持する扉にかかる負荷が増加する。また、画像形成装置では一般的に、安全性のためジャム処理時に扉を開くと同時に装置への通電が遮断される。このため、扉を開いた状態ではカムを駆動する駆動モータが停止し、扉にかかる負荷が増加する位置でカムが停止した状態となる。ジャム処理終了後に扉を閉じる際は、扉に支持される付勢手段を、扉にかかる負荷が増加する位置で停止したカムで規制される位置に戻すことになる。よって、扉を閉める動作で、扉にかかる負荷は大きく、操作性が悪くなる。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、転写時に像担持体に接触する転写部材を装置本体に対し開閉する開閉体で支持する画像形成装置において、装置停止時における転写部材と像担持体との接触による悪影響を防止すると共に、開閉体を閉める動作の操作性を向上できる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、装置本体に設けられトナー像を担持する像担持体と、該トナー像を被転写体に転写するために用いられる転写部材と、該転写部材を該像担持体方向に付勢する付勢手段と、少なくとも転写時は該付勢手段による付勢により該転写部材を該像担持体に接触させ、少なくとも装置停止時は該付勢手段による付勢を規制して該転写部材を該像担持体から離間させる接離手段と、該転写部材と該付勢手段とを支持すると共に、装置本体に対し開閉する開閉体とを備え、該開閉体を閉める動作に伴い該付勢手段を該接離手段により規制されるように戻す際に、該開閉体が該付勢手段から負荷をうける画像形成装置において、上記開閉体を開く動作に伴い、上記接離手段は、該開閉体が上記付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記開閉体を開く操作に連動して上記接離手段は、該開閉体が上記付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、少なくとも装置停止時に上記接離手段が上記付勢手段による付勢を規制する動作を電気的駆動手段でおこない、上記開閉体を開く動作に伴い該接離手段が該付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動する動作を機械的駆動手段でおこなうことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の何れかの画像形成装置において、上記開閉体を閉じた後、上記接離手段は、該開閉体を開く前の状態に戻すよう移動することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の何れかの画像形成装置において、上記接離手段が移動したことを検知する検知手段を設け、上記開閉体を開いた後に、該検知手段により該接離手段が移動していないと検知された場合、再度、該接離手段の移動と該検知手段による検知をおこなうことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の何れかの画像形成装置において、上記接離手段が上記付勢手段による付勢を規制する動作をおこなう電気的駆動手段を装置本体に設置することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の何れかの画像形成装置において、上記接離手段はリンク機構を有し、該リンク機構が上記転写部材の幅方向中央部近傍にて支持されることを特徴とするものである。
本発明においては、装置停止時に転写部材を像担持体から離間させる際に、開閉体が付勢手段から受ける負荷が増加する位置で接離手段は付勢手段を規制する。この状態から開閉体を開く動作に伴い、接離手段を、開閉体が付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動させる。これにより、開閉体を閉める動作では、開閉体に支持される付勢手段を、開閉体が受ける負荷が低減する方向に移動した接離手段に規制されるよう戻せばよい。よって、開閉体を閉める動作で開閉体が受ける負荷は小さくなり、操作性を向上できる。
以上、本発明によれば、転写時に像担持体に接触する転写部材を装置本体に対し開閉する開閉体で支持する画像形成装置において、装置停止時における転写部材と像担持体との接触による悪影響を防止すると共に、開閉体を閉める動作の操作性を向上できるという優れた効果がある。
[第1の実施形態]
以下、本発明をモノクロ用の画像形成装置に適用した第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置の主要部概略構成図である。画像形成装置は、像担持体としてドラム状の感光体10を有している。この感光体10のまわりには、感光体10を一様に帯電させる帯電手段としての帯電ローラ11、感光体10上に静電潜像を形成するための露光手段である露光装置20、静電潜像を顕像化してトナー像とする現像装置12、トナー像を被転写体である転写紙に転写する転写ユニット13、感光体10上の残留トナーを除去する感光体クリーニング装置14、感光体10を除電する除電ランプ9等が配置されている。また、帯電ローラ11への印加電圧や、現像装置12のトナー濃度を制御するために用いられるセンサ19が配置されている。
転写ユニット13は、感光体10上のトナー像を転写紙に転写するために用いられる転写部材として転写ベルト17を備えている。転写ベルト17は、2つのローラ15、16に掛け回され、転写ベルト17は、転写位置Bで感光体10の周面に押し当てられている。また、転写ベルト17上に残った残留トナーや紙粉等の異物を掻き落とすためのベルトクリーニング装置18が、転写ベルト17を介してローラ15に対向するよう設けられている。
画像形成装置の下方の転写紙を給紙する図示しない給紙部が設けられている。転写紙の搬送方向に関して転写位置Bの上流側には、給紙部から給紙された転写紙を一端停止させて、転写位置Bに向かって送り出すレジストローラ21が設けられている。一方、転写ベルト17より転写紙の搬送方向に下流側には、加熱ローラ(加熱部材)23と加圧ローラ(加圧部材)24とを有する定着装置22が設けられている。また、現像装置12に新しいトナーを補給するトナー補給装置(不図示)が設けられている。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。まず、感光体10は図1中反時計回転方向に回転する。感光体10は、帯電ローラ11により一様に帯電され、表面電位を−1000V前後とする。ついで、露光装置20により露光され、光が照射された部分(画像部)の表面電位を0〜−200Vとする。このようにして形成された静電潜像の画像部に、現像装置12によりトナーを付着させ、トナー像を形成する。一方、図示しない給紙部より転写紙が給紙されレジストローラ21の位置まで搬送され停止する。レジストローラ21は、トナー像形成のタイミングと合わせて、転写紙を転写ベルト17に向けて送り出す。転写ベルト17と感光体10とが当接する転写位置Bでは、感光体10上のトナー像が転写紙上に転写される。トナー像が転写された転写紙は定着装置22へと送られ、熱と圧力によりトナーが転写紙に融着されてコピーとして排出される。一方、感光体10上に残った残留トナーは感光体クリーニング装置14のブレード8により掻き落とされ、その後感光体10は除電ランプ9により残留電荷が除電されて、表面電位が0〜−150Vの基準電位に平均化され、帯電装置11からはじまる次の画像形成に備える。また、転写ベルト17上に残った残留トナーや紙粉等の異物は、ベルトクリーニング装置18で掻き落とされる。
上述のように、画像形成時には転写ユニット13の転写ベルト17を感光体10に接触させて感光体10上のトナー像を転写紙に転写する。しかし、機械停止時に転写ベルト17が感光体10に接触したままだと、転写ベルト17が感光体10を汚染したり、転写ベルト17に折れ癖がついたりして異常画像が発生するおそれがある。そこで、少なくとも機械停止時に、転写ベルト17が感光体10に接触しないように離間させる。図2は、転写ユニットの接離手段の概略構成図である。なお、図2は、転写ベルト17と感光体10とが接触した状態を示している。
また、この画像形成装置では、転写紙のジャムが発生した際にも、視認や取出しが容易に行え、機械内部も視認できるようにするために、転写ユニット13を装置本体の右側面を開閉自在に覆う開閉体である外装の扉4に取り付けている。ジャムが発生した際、ジャム処理のために、扉4を軸4aを中心に回動させて開くと、転写ユニット13は扉4とともに外側へ引き出され、感光体10から離れていくように構成されている。
図2に基づき、少なくとも転写時に転写ベルト17と感光体10とを接触させ、少なくとも機械停止時に転写ベルト17と感光体10とを離間させる接離手段について説明する。転写ベルト17を感光体10に接触させるため、転写ベルト17を感光体10方向に付勢する付勢手段としての接触スプリング75が扉4に支持されている。接離手段としては、図示しない駆動モータ、駆動モータに接続される接離カム70、リンク機構を有する第1接離レバー72、第2接離レバー72、第3接離レバー74、離間スプリング73等を備えている。駆動モータと、接離カム70は本体装置側に設置され、第1接離レバー71、第2接離レバー72、第3接離レバー74は、接離カム70の回転に伴い変位可能に扉4側に設置されている。
転写時に転写ベルト17と感光体10とを接触させる際は、扉4に支持される接触スプリング75により第3接離レバー74を介して転写ベルト17の当接部76を押圧することで、転写ベルト17を感光体10の所定の位置に所定の付勢力で付勢する。付勢力がかかるメカニズムは、転写ベルト17が感光体10の所定の位置に突き当たった後、第3接離レバー74が押し下げられ接触スプリング75を縮ませることで接触スプリング75に反発力が発生し転写ベルト17への付勢力となる。この第3接離レバー74及び接触スプリング75は転写ベルト手前、奥の2箇所に配置され、転写ベルト17の手前、奥2ヵ所の当接部76を押圧する。
次に、転写ベルト17を感光体10から離間させるときは、まず接離手段の駆動源である図示しない駆動モータにより接離カム70が矢印方向に回転し、扉4に支持される第1接離レバー71を矢印方向に回転させる。回転させられた第1接離レバー71は扉4に支持される第2接離レバー72を図中矢印右方向に押す。第2接離レバー72が矢印右方向に押されるのに伴って、第3接離レバー74が矢印右方向に動作する。このとき転写ベルト17は離間スプリング73により第3接離レバー74に押し付けられているため、第3接離レバー74の矢印右方向への動作にともない転写ベルト17は第3接離レバー74と同方向に動作し、感光体10より離間することができる。
さらに詳しく説明すると、第3接離レバー74を接触スプリング75により感光体側に向かって付勢する力を第2接離レバー72により規制し、第3接離レバー74を感光体方向とは逆方向へ移動させることで転写ベルト17の感光体10への付勢を解除することができる。また、第3接離レバー74を上記逆方向へ移動させることによって、第3接離レバー74と転写ベルト17とが離間スプリング73によって弾性的に連結された箇所の第3接離レバー74と転写ベルト17との間隔が広くなる。これにより、上記箇所では離間スプリング73により上記間隔を元に戻そうとする転写ベルト17側から第3接離レバー74側に向かう方向の力が発生する。その発生した力により転写ベルト17を第3接離レバー74側に向かって移動させることができる。このように、接離カム70、第1接離レバー71、第2接離レバー72、離間スプリング73は接触スプリング75による転写ベルト17の感光体10方向への付勢を規制し、転写ベルト17の感光体10への付勢を解除したときに、転写ベルト17を感光体10から離れる方向へ移動させることができる。よって、感光体10から転写ベルト17を確実に離間させることができる。
さらに、当接部76と第3接離レバー74とが常に接触するようにし、感光体10に対する転写ベルト17の離間距離を第3接触レバー74の位置によって決められるようにすることで、より確実に感光体10から転写ベルト17を離間させることが可能となる。なお、本実施形態では離間スプリング73により当接部76を第3接離レバー74に押し付けるような力が働くので、この力により当接部76と第3接離レバー74とが常に接触するようになっている。
また、感光体10と転写ベルト17とを離間させた後、画像形成をおこなうために感光体10と転写ベルト17とを接触させる際は、図示しない駆動モータにより接離カム70をさらに矢印方向に図2にしめす位置まで回転させる。これに伴い、第1接離レバー71、第2接離レバー72、第3接離レバー74は図2にしめす位置に戻り、接触スプリング75により第3接離レバー74を介して転写ベルト17の当接部76を押圧することにより、転写ベルト17を感光体10に接触させる。
上述のように、転写ベルト17、第3接離レバー74及び接触スプリング75は、装置本体の開閉可能な扉4に支持されている。転写ベルト17を感光体10から離間させる際、第3接離レバー74が矢印右方向に動作して、接触スプリング75が転写ベルト17の感光体10への接触時よりも縮められることで発生する接触スプリング75の反発力は、扉4で支えられることになる。このため、機械停止時に転写ベルト17と感光体10とを離間させると、接触スプリング75により扉4にかかる負荷が増加する状態となる。
図3は、転写ベルト17と感光体10との接触時の接離カム70の拡大図である。接離カム70は、第1接離レバー71に当接している。接離カム70は本体装置に設けられた軸回りに回転可能であり、スプリング77により本体装置と接続されている。また、接離カム70は、図示しない駆動モータからの駆動力により図3中矢印方向にのみ回転可能である。さらに、接離カム70には、図示しないワンウェイクラッチが設けられており、駆動モータによる回転方向と逆方向に滑るようになっている。
図4は、転写ベルト17と感光体10との離間時の接離カム70の拡大図である。機械停止時、転写ベルト17と感光体10とを離間させるために、図示しない駆動モータからの駆動力により接離カム70が回転した状態である。回転した接離カム70はスプリング77により引っ張られているが、第1接離レバー71には接離カム70の回転を停止するための段差71aが設けられており、この段差71aにより回転した状態で停止させることができる。この状態で、接離カム70は第1接離レバー71を図2の矢印方向に回転させて、第2接離レバー72を介して第3接離レバー74を規制することで転写ベルト17を感光体10から離間させる。このため、扉4かかる負荷増加した状態となる。
ここで、従来の画像形成装置では扉4を開くと、安全性のため自動的に装置への通電が遮断され、接離カム70は回転した状態で停止する。このため、再び扉4を閉じる際に、扉4にかかる負荷が増加した状態に戻すことになり、操作性が悪いという問題があった。そこで、第1の実施形態の画像形成装置では、以下に説明するように。扉4を開く動作に伴い、接離カム70を扉にかかる負荷が低減するように移動させる。
図5は、扉を開いた後の接離カム70の拡大図である。ジャム処理やメンテナンス等のために扉4を開くと、転写ユニット13に設けられている第1接離レバー71、第2接離レバー72は扉4とともに外側に開く。一方、接離カム70はスプリング77で本体装置に連結されており、第1接離レバー71と接離カム70とは離間する。このとき接離カム70は、スプリング77により図示しないワンウェイクラッチの滑り方向に回転し、転写ベルト17と感光体10とが接触した状態と同じ位置へと戻る。これは、扉4にかかる負荷が少ない状態であり、この状態で扉4を閉めると、扉4の操作性は向上する。扉4が閉められて後、図示しない接離モータにより接離カム70を図2中矢印方向に回転させ、転写ベルト17と感光体10とを離間した状態で停止する。
なお、接離レバー124、第1接離レバー71、第2接離レバー72は必ずしも図2に示すような構成とする必要はなく、1つの部材として構成してもよい。
次に、接離カム70の回転異常検知について説明する。接離カム70の側面に突起を設け、転写ベルト17と感光体10とが離間するよう接離カム70回転した位置にある時に、この突起を検知するよう透過型センサ(不図示)を設ける。転写ベルト17を感光体10と接触させる位置に接離カム70がある場合、この透過型センサの出力はOFFとなる。図6に、接離カムの回転異常検知の制御フローチャートを示す。扉を開くと、扉開閉スイッチはOFFとなる。扉開閉スイッチがOFFとなったら、接離カム70の回転を検知している透過型センサがOFFになっているかを確認する。OFFになっていれば、扉にかかる負荷を低減するように接離カム70移動したことがわかり、終了する。ONであった場合は、扉にかかる負荷を低減するように接離カム70移動していない疑いがある。そこで、例えば10秒間、接離カム70を回転している駆動モータを回転する。その後、再度、透過型センサを確認し、OFFならば終了し、ONならば機械が異常通告をする。
このように、接離カム70の位置を検知するセンサを設け、扉開時に動作検知し動作不具合を検知した際、リカバリー動作を行うことにより、より確実に扉の操作性を向上させることができる。また、リカバリー不可能であった場合に修理を促すことで、継続的に扉の操作性を向上させることができる。
[変形例]
また、接離手段によっては、転写ベルト17が捩れ、手前と奥の接触や、離間量が不安定になる虞がある。このため、転写ベルト17の手前と奥とで接離を安定させるため、接離手段を構成するリンク機構の接離レバーを転写ベルト17の幅方向中央部で支持することが好ましい。
図7(a)は、変形例に係る転写ユニットの接離手段の概略構成図である。図7(a)に示すように、扉4側に設けた第1接離レバー71と第2接離レバー72との間に、第4接離レバー78を設ける。なお、図7ではは、転写ベルト17と感光体10とが接触した状態を示しており、図中点線で囲まれた範囲が扉側4に設けられている。第4接離レバー78はリンク機構を有し、第1接離レバー側のレバー部78aと第2接離レバー側のレバー部78bとが同軸に取り付けられている。図8は、変形例に係る接離手段の斜視図である。図8に示すように、第4接離レバー78のレバー部78aは転写ベルト奥外側に配置され、第1接離レバー71と接している。また、第4接離レバー78のレバー部78bは転写ユニット13の幅方向中央に配置されており、転写ベルト17の幅方向中央に配置された、第4接離レバー74と同軸の第2接離レバー72に接している。
接離カム70が図示しない駆動モータにより図7(a)中矢印方向に回転すると、第1接離レバー71が矢印方向に回転し、第4接離レバー78を矢印方向に回転させる。第4接離レバー78のレバー部78bは転写ベルト幅方向中心部で第2接離レバー72を押し下げる。この第2接離レバーの動きで、転写ベルト17の手前、奥の2箇所に配置される第3接離レバー74を移動させることで、転写ベルト17と感光体10との接離を行う。このように、転写ベルト17の中央部を支点としているため、転写ベルトの手前、奥の捩れを抑制して安定した接離動作を行うことができる。
図7(a)は、第1の実施形態と同様に接離手段を構成する第1接離レバー71を扉4側に設けたものであるが、第1接離レバー71を本体側に設けることも可能である。図7(b)は、変形例に係る転写ユニットで第1接離レバーを本体側に設けた接離手段の概略構成図である。図7(b)に示すように、接離カム70に当接する第1接離レバー71は、本体装置に設けられた軸回りに回転可能であり、スプリング82により本体装置と接続されている。この第1接離レバー71の回動に伴い変位する上記構成の第4接離レバー78は扉4側に設けられている。図7(a)と同様、矢印方向に回転した接離カム70はスプリング77により引っ張られているが、第1接離レバー71には接離カム70の回転を停止するための段差(不図示)が設けられており、この段差により回転した状態で停止させることができる。さらに、矢印方向に回転した第1接離レバー71はスプリング82により引っ張られているが、第1接離レバー71と第4接離レバー78との当接部には、第1接離レバー71の回転を停止するための段差(不図示)が設けられており、この段差により回転した状態で停止させることができる。第1接離レバー71の回転に伴い、第4接離レバー78が矢印方向に回転しレバー部78bが転写ベルト幅方向中心部で第2接離レバー72を押し下げる。この第2接離レバーの動きで、転写ベルト17の手前、奥の2箇所に配置される第3接離レバー74を移動させることで、転写ベルト17と感光体10との接離を行う。このように、転写ベルト17の中央部を支点としているため、転写ベルトの手前、奥の捩れを抑制して安定した接離動作を行うことができる。
また、図7(b)では、扉4を開くと、扉4側に設けられた点線で囲まれた部分全体が移動して、第4接離レバー78と第1接離レバー71とが離間する。これに伴い、スプリング82により第1接離レバー71が反時計方向に回転して、接離カム70と第1接離レバーとが離間する。接離カム70はスプリング77により図示しないワンウェイクラッチの滑り方向に回転し、転写ベルト17と感光体10とが接触した状態と同じ位置へと戻る。これは、扉4にかかる負荷が少ない状態であり、この状態で扉4を閉めると、扉4の操作性は向上する。
以上、第1の実施形態、または、変形例の画像形成装置では、トナー像を転写紙に転写するために用いられる転写部材として転写ベルト17を用いて本発明を説明したが、これに限られるものではない。本発明は、転写部材として転写ローラを用いることも可能であり、同様の効果が得られる。
[第2の実施形態]
次に、本発明をフルカラー用の画像形成装置に適用した第2の実施形態について説明する。
図9は、第2の実施形態に係る画像形成装置の主要部の概略構成図である。この画像形成装置は、像担持体としての中間転写ベルト31を有する中間転写ユニット30と4つの画像ステーションが配置され、各画像ステーションには感光体10Y、10C、10M、10Bkをそれぞれ有し、その回りにはそれぞれ帯電装置11Y、11C、11M、11Bk、現像装置12Y、12C、12M、12Bk、クリーニング装置14Y、14C、14M、14Bkを有している。また、各画像ステーションの下方には、感光体10Y、10C、10M、10Bk上に静電潜像を形成するための露光手段である露光装置20を有している。
中間転写ユニット30は、3つのローラ33、34、35に掛け回され図中矢印方向に回転駆動される中間転写ベルト31を備えている。中間転写ベルト31は、感光体10Y、10C、10M、10Bkの周面に1次転写ローラ32Y、32C、32M、32Bkでそれぞれ押し当てられている。また中間転写ベルト31の回転方向に関して感光体との当接部より下流部には、中間転写ベルト31の周面に当接し、中間転写ベルト31上のトナー像を記録紙に転写する2次転写ローラ5を設けている。また、中間転写ベルト31上に残った残留トナーや紙粉等の異物を掻き落とすためのベルトクリーニング装置18が、中間転写ベルト31を介してローラ35に対向するよう設けられている。
画像形成装置の下方には、転写紙2を収容する給紙カセット1と、給紙カセット1から転写紙1を給紙する給紙ローラ3が設けられている。また、転写紙の搬送方向に関して2次転写ローラ5の上流側には、給紙カセット1から給紙された転写紙を一端停止させて、2次転写位置に向かって送り出すレジストローラ21が設けられている。一方、2次転写位置より転写紙の搬送方向に下流側には、定着装置22が設けられている。また、現像装置12Y、12C、12M、12Bkに補給する新しいトナーが充填されたトナーボトル7Y、7C、7M、7Bkが画像形成装置の上方にあり、ここから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色の現像装置12Y、12C、12M、12Bkに補給される。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。各画像ステーションにおいて、感光体10Y、10C、10M、10Bkが図9中時計回転方向に回転する。感光体10Y、10C、10M、10Bkは、それぞれ帯電ローラ11Y、11C、11M、11Bkにより一様に帯電され、ついで、露光装置20により露光され静電潜像を形成する。各静電潜像は、それぞれ各色の現像装置12Y、12C、12M、12Bkにより現像され、感光体10Y、10C、10M、10Bk表面にイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナー像が形成される。次に、1次転写ローラ32Y、32C、32M、32Bkに電圧が印加され、感光体10Y、10C、10M、10Bk上のトナーが、中間転写ベルト31上に順次転写されていく。この時各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト31の同じ位置に重ねて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
一方、給紙ローラ3によって給紙カセット1から転写紙が給紙され、転写紙2の先端がレジストローラ21位置まで到達すると図示しなセンサによって検知され、この検出信号でタイミングを取りながら、レジストローラ21によって転写紙2を転写部材としての2次転写ローラ5と像担持体としての中間転写ベルト31のニップ部に搬送する。中間転写ベルト31上に形成されたトナー像は、2次転写ローラ5の位置まで搬送され、転写紙2に2次転写される。各色のトナー像が転写された転写紙2は、定着装置22に搬送されて熱定着され排紙される。なお、感光体10Y、10C、10M、10Bk上の残留トナーは、それぞれのクリーニング装置14Y、14C、14M、14Bkでクリーニングされ、その後、直流に交流成分のバイアスが重畳印加された帯電ローラ11Y、11C、11M、11Bkによって除電と同時に帯電され、次の作像に備える。また、中間転写ベルト31上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置18によってクリーニングされ、次の作像工程に備える。
この第2の実施形態の画像形成装置では、転写紙のジャムが発生した際、視認や取出しが容易に行え、機械内部も視認できるようにするために、2次転写ローラ5を装置本体の右側面を開閉自在に覆う開閉体である外装の扉4に取り付けている。ジャムが発生した際、ジャム処理のために、扉4を軸4aを中心に回動させて開くと、2次転写ローラ5は扉4とともに外側へ引き出され、中間転写ベルト31から離れていくように構成されている。
また、画像形成時には、2次転写ローラ5を中間転写ベルト31に接触させて中間転写ベルト31上のトナー像を転写紙に転写する。しかし、機械停止時に2次転写ローラ5が中間転写ベルト31に接触したままだと、中間転写ベルト31に折れ癖がついて、以上画像が発生するおそれがある。そこで、少なくとも機械停止時に、2次転写ローラ5が中間転写ベルト31に接触しないように離間させる接離手段を設ける。この画像形成装置においても、2次転写ローラ5の離間時の負荷は、上述の実施形態1の画像形成装置と同様、扉4へとかかる構成である。扉4を開けた後に、接離手段としての接離カムを扉4が受ける負荷を低減させる方向に移動することで、扉の操作性を向上させる。以下、図10、図11に基づき詳細に説明する。
図10は、2次転写ローラ5と中間転写ベルト31とが接触した状態を示し、図11は、2次転写ローラ5と中間転写ベルト31とが離間した状態を示す。装置本体の右側に設けられた扉4は、軸4a中心に回動可能に本体装置に支持される。2次転写ローラ5は、保持部材81を介して扉4に支持されている。2次転写ローラ5を中間転写ベルト31に接触させるため、保持部材81を中間転写ベルト31方向に付勢する付勢手段としての接触スプリング75を備えており、接触スプリング75を支持する支持部材79を介して扉4に支持されている。接離手段としては、図示しない駆動モータ、駆動モータに接続される接離カム70、接離レバー80を備えている。駆動モータと、接離カム70は本体装置側に設置され、接離レバー80は接離カム70の回転に伴い回転可能に扉4に設置されている。なお、保持部材81、接触スプリング75、支持部材80は、それぞれ2次転写ローラ5の軸方向両端に設けられる。
一方、接離カム120は装置本体に設けられた軸回りに回動可能であり、本体装置とスプリング77により接続されている。接離カム70は、図示しない駆動モータからの駆動力により図10中矢印方向にのみ回転可能である。また、接離カム70には、図示しないワンウェイクラッチが設けられており、駆動モータによる回転方向と逆方向に滑るようになっている。
転写時に2次転写ローラ5と中間転写ベルト31とを接触させる際は、接離カム70は図10で示す位置にある。このとき、扉4に支持される接触スプリング75により2次転写ローラ5の保持部材81を押圧することで、2次転写ローラ5を中間転写ベルト31の所定の位置に所定の付勢力で付勢する。
少なくとも機械停止時を含む画像形成動作以外に2次転写ローラ5と中間転写ベルト31とを離間させる際は、図示しない駆動モータにより接離カム70を回転させ、図11で示す位置とする。回転した接離カム70はスプリング77により引っ張られているが、接離レバー80には接離カム70の回転を停止するための段差80aが設けられており、この段差により回転した状態で停止させることができる。回転した位置にある接離カム70は、接離レバー80を図中右方向に押すことで、接離レバー80は図中矢印C方向に回動する。回動した接離レバー80が2次転写ローラ5の端部を押すことで、接触スプリング75は2次転写ローラ5と中間転写ベルト31との接触時よりも縮められ、2次転写ローラ5は中間転写ベルト11から離間する。また、接触スプリング75が縮められることで発生する接触スプリング75の反発力は、扉4で支えられることになる。このため、機械停止時に2次転写ローラ5と中間転写ベルト31とを離間させると、接触スプリング75により扉4にかかる負荷が増加した状態となる。
ここで、従来の画像形成装置では扉4を開くと、安全性のため自動的に装置への通電が遮断され、接離カム70は回転した状態で停止する。このため、再び扉4を閉じる際に、扉4にかかる負荷が増加した状態に戻すことになり、操作性が悪いという問題があった。そこで、第2の実施形態の画像形成装置では、以下に説明するように。扉4を開いた後に、接離カム70を扉にかかる負荷が低減するように移動させる。
この画像形成装置では、ジャム処理やメンテナンス等のために扉4を開くと、扉側に設けられている接離レバー80は扉4とともに外側に開く。一方、接離カム70はスプリング77で本体装置に連結されており、接離レバー80と接離カム70とは離間する。このとき接離カム70は、スプリング77により図示しないワンウェイクラッチの滑り方向に回転し、図10に示す2次転写ローラ5と中間転写ベル31とが接触した状態と同じ位置へと回転して戻る。これは、扉4にかかる負荷が少ない状態であり、この状態で扉4を閉めると、扉4の操作性は向上する。
また、接離カム70の駆動源である駆動モータを装置本体側に設けているので、扉4の重量を小さくすることができ、さらに扉4を閉める際の操作性は向上する。
以上、第1の実施形態、第2の実施形態の画像形成装置においては、扉4を開く動作に伴い、接離カム70を扉4にかかる負荷が低減する方向に移動させことにより、扉4を閉める際の操作性を向上させることができる。
また、扉4を装置本体に対して開く操作に連動して、接離カム70が、扉4が受ける負荷を低減する方向に移動することにより、確実に扉4を閉める際の操作性を向上させることができる。
また、少なくとも装置停止時に接離カム70が接触スプリング75により像担持体方向への付勢する力を規制する動作を電気的駆動手段である駆動モータでおこない、扉4が開いた後に、扉4が接触スプリング75から受ける負荷を低減する方向に接離カム70が移動する動作を機械的駆動手段であるワンウェイクラッチとスプリング77で行う。このように、扉を開く動作に伴う接離カム70の移動を電気を必要としないメカ構成で動作させることで、電源OFF時に扉4を開閉しても確実に扉4を閉める際の操作性を向上させることができる。
また、扉4を閉じた後、接離カム70を、扉4を開く前の状態に戻すよう移動することにより、扉4を開けた後でも、像担持体と転写部材とを離間させた状態に戻すことができ、接触させたままの状態に起因する異常画像発生のおそれを防止できる。
また、接離カム70が移動したことを検知する検知手段としてのセンサを設け、扉4を開いた後にセンサにより接離カム70が移動していないと検知された場合、再度、接離カムを移動させる。また、その後、センサより接離カム70が移動していないと検知された場合は、修理を促す。これにより、継続的に扉4を閉める際の操作性を向上させることができる。
また、接離カム70を駆動する駆動モータを本体装置側に設けることで、扉4の重量を小さくすることができ、さらに扉4を閉める際の操作性は向上する。
また、接離手段を構成する部材としてリンク機構を有する第4接離レバー78のレバー部78bは転写ユニット13の幅方向中央にて支持される。接離カム70を回転すると、第4接離レバー78のレバー部78bは転写ベルト幅方向中心部で第2接離レバー72を押し下げる。この第2接離レバーの動きで、転写ベルト17の手前、奥の2箇所に配置される第3接離レバー74を移動させることで、転写ベルト17と感光体10との接離を行う。このように、転写ベルト17の中央部を支点としているため、転写ベルトの手前、奥の捩れを抑制して安定した接離動作を行うことができる。
なお、第1の実施形態、または、第2の実施形態の画像形成装置においては、装置本体に対し開閉する開閉体として、軸4aを中心に回転する扉4を用いて本発明を説明したが、これに限られるものではない。本発明は、本体に対し横方向にスライドして開閉するタイプの扉を用いることも可能であり、同様の効果が得られる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の主要部概略構成図。 転写ユニットの接離手段の概略構成図。 転写ベルトと感光体との接触時の接離カムの拡大図。 転写ベルトと感光体との離間時の接離カムの拡大図。 扉を開いた後の接離カムの拡大図。 接離カムの回転異常検知の制御フローチャート。 変形例に係る接離手段の概略構成図であり、(a)は第1接離レバーを扉側に設けたもの、(b)は第1接離レバーを本体側に設けたものである。 変形例に係る接離手段の斜視図。 第2の実施形態に係る画像形成装置の主要部の概略構成図。 2次転写ローラと中間転写ベルトとの接触時の接離カムの説明図。 2次転写ローラと中間転写ベルトとの離間時の接離カムの説明図。
符号の説明
4 扉
5 2次転写ローラ
10 感光体
11 帯電ローラ
12 現像装置
13 転写ユニット
14 感光体クリーニング装置
15,16 ローラ
17 転写ベルト
18 ベルトクリーニング装置
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 1次転写ローラ
70 接離カム
71 第1接離レバー
71a 段差
72 第2接離レバー
73 離間スプリング
74 第3接離レバー
75 接触スプリング
76 当接部
77 スプリング
78 第4接離レバー
79 支持部材
80 接離部材
80a 段差
81 2次転写ローラの保持部材
82 スプリング

Claims (7)

  1. 装置本体に設けられトナー像を担持する像担持体と、該トナー像を被転写体に転写するために用いられる転写部材と、該転写部材を該像担持体方向に付勢する付勢手段と、少なくとも転写時は該付勢手段の付勢により該転写部材を該像担持体に接触させ、少なくとも装置停止時は該付勢手段の付勢を規制して該転写部材を該像担持体から離間させる接離手段と、該転写部材と該付勢手段とを支持すると共に、装置本体に対し開閉する開閉体とを備え、該開閉体を閉める動作に伴い該付勢手段を該接離手段により規制されるように戻す際に、該開閉体が該付勢手段から負荷をうける画像形成装置において、
    上記開閉体を開く動作に伴い、上記接離手段は、該開閉体が上記付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、上記開閉体を開く操作に連動して上記接離手段は、該開閉体が上記付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2の画像形成装置において、少なくとも装置停止時に上記接離手段が上記付勢手段による付勢を規制する動作を電気的駆動手段でおこない、上記開閉体を開く動作に伴い該接離手段が該付勢手段から受ける負荷を低減する方向に移動する動作を機械的駆動手段でおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2または3の何れかの画像形成装置において、上記開閉体を閉じた後、上記接離手段は、該開閉体を開く前の状態に戻すよう移動することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3または4の何れかの画像形成装置において、上記接離手段が移動したことを検知する検知手段を設け、上記開閉体を開いた後に、該検知手段により該接離手段が移動していないと検知された場合、再度、該接離手段の移動と該検知手段による検知をおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の何れかの画像形成装置において、上記接離手段が上記付勢手段による付勢を規制する動作をおこなう電気的駆動手段を装置本体に設置することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の何れかの画像形成装置において、上記接離手段はリンク機構を有し、該リンク機構が上記転写部材の幅方向中央部近傍にて支持されることを特徴とする画像形成装置。
JP2008146743A 2008-06-04 2008-06-04 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5201456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146743A JP5201456B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008146743A JP5201456B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009294357A true JP2009294357A (ja) 2009-12-17
JP5201456B2 JP5201456B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=41542607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008146743A Expired - Fee Related JP5201456B2 (ja) 2008-06-04 2008-06-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5201456B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180370A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Canon Inc 画像形成装置
CN102200710A (zh) * 2010-03-26 2011-09-28 富士施乐株式会社 图像形成装置
JP2012042775A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Canon Inc 画像形成装置
US9164470B2 (en) 2012-09-18 2015-10-20 Ricoh Company, Limited Transfer device and attachment of the transfer device to a cover of an image forming apparatus
WO2016163292A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US11347179B2 (en) 2020-06-24 2022-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with control of transfer and fixing nips
US11526100B2 (en) 2020-06-24 2022-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10301462A (ja) * 1997-05-01 1998-11-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002148967A (ja) * 2000-11-14 2002-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2004054282A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Samsung Electronics Co Ltd 電子写真方式画像形成装置の転写装置
JP2004258092A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006030643A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2006259449A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006308799A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2007072370A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられるユニット
JP2008033372A (ja) * 2007-10-19 2008-02-14 Sharp Corp 画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10301462A (ja) * 1997-05-01 1998-11-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002148967A (ja) * 2000-11-14 2002-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2004054282A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Samsung Electronics Co Ltd 電子写真方式画像形成装置の転写装置
JP2004258092A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006030643A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2006259449A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006308799A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2007072370A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられるユニット
JP2008033372A (ja) * 2007-10-19 2008-02-14 Sharp Corp 画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180370A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Canon Inc 画像形成装置
CN102200710A (zh) * 2010-03-26 2011-09-28 富士施乐株式会社 图像形成装置
JP2012042775A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Canon Inc 画像形成装置
US9164470B2 (en) 2012-09-18 2015-10-20 Ricoh Company, Limited Transfer device and attachment of the transfer device to a cover of an image forming apparatus
WO2016163292A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JPWO2016163292A1 (ja) * 2015-04-06 2017-08-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US11347179B2 (en) 2020-06-24 2022-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with control of transfer and fixing nips
US11526100B2 (en) 2020-06-24 2022-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5201456B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5201456B2 (ja) 画像形成装置
JP5303400B2 (ja) 画像形成装置
US9323212B2 (en) Image forming apparatus having openable inside and outside units
US9377748B2 (en) Image forming apparatus
US20090047051A1 (en) Image forming apparatus and double-sided printing method for image forming apparatus
US6477340B2 (en) Image forming apparatus having emergency stop image processing features
JP6132133B2 (ja) ユニット落下防止機構及び画像形成装置
JP5151339B2 (ja) 画像形成装置
US20120155903A1 (en) Image forming apparatus
JP2007309955A (ja) 扉開閉検知装置及び画像形成装置
US8014697B2 (en) Cleaning device, and image forming apparatus provided with the same
JP4840425B2 (ja) 画像形成装置
JP2010175840A (ja) 画像形成装置
JP5286747B2 (ja) 画像形成装置
JP4445347B2 (ja) 画像形成装置
JP4977639B2 (ja) 画像形成装置
JP2004219547A (ja) ベルト移動装置及び画像形成装置
JP5743330B2 (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2018205383A (ja) 画像形成装置
US11526100B2 (en) Image forming apparatus
JP2013109282A (ja) ジャム除去検知機構、それを用いた画像形成装置及びプログラム
JP5899352B2 (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2023167857A (ja) 接離装置及び画像形成装置
JP2023010366A (ja) 画像形成装置
JP2011128418A (ja) シート類搬送装置、これを用いた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130131

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5201456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees