JP5151339B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真複写装置、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の現像装置に関し、詳しくは転写装置の構造に関する。
従来、個々に画像形成機能を有する4組の画像形成機構を内蔵し、4つの像担持体上にイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤により各色のトナー像を形成し、1枚の被転写材に順次トナー像を転写してカラー画像を得るカラー画像形成装置が知られている。このカラー画像形成装置では、中間転写体上に各色の画像を形成した後、転写手段により中間転写体から記録媒体へとカラー画像を転写させる構成が多用されており、中間転写体として複数のローラによって張架された走行可能なベルトが一般的に用いられている。ベルトを張架する構成としては、駆動ローラ、テンションローラ、速度制御ローラの3つのローラを用いる構成が主に採用されているが、各色(マゼンタ、シアン、イエロ)のトナー重ねの品質を割り切った構成として、速度制御ローラを使用せず2つのローラのみを用いる構成も採用されている。
上述のように、色ずれの少ない高品質な画像形成を目的とした中間転写体には3つ以上のローラが必要であるが、ベルトを張架するローラの個数が増加すると中間転写体の大きさが大きくなり、昨今の画像形成装置に要求されている省スペース化への対応が困難となる。そこで、中間転写体内部のスペースを有効活用することにより画像形成装置の省スペース化を図る技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
特開2004−177773号公報
しかし上述の技術では、中間転写体自体の大きさは小さくならず、装置本体を小型化することは困難であるという問題点を有している。
本発明は上述の問題点を解決し、中間転写体を大型化することなく色ずれの少ない高品質な画像を提供することが可能な画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の像担持体と、前記複数の像担持体上に形成されたトナー像が重畳転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルト上の1次転写画像を転写媒体上に2次転写する2次転写手段とを具備し、前記複数の像担持体として黒色画像を形成する1つの黒色画像用像担持体と黒色以外の画像を形成する少なくとも1つの他色画像用像担持体とを有し、多色画像形成時には前記複数の像担持体の全てを前記中間転写ベルトに接触させると共に黒色画像形成時には前記黒色画像用像担持体のみを前記中間転写ベルトに接触させて前記他色画像用像担持体を前記中間転写ベルトより離間させるベルト接離手段と、前記ベルト接離手段の作動状態を検知する接離検知手段とを有する画像形成装置において、黒色画像形成時に前記中間転写ベルトを前記他色画像用像担持体から離間する方向に移動させるベルト移動手段と、前記ベルト移動手段の作動状態を検知する移動検知手段とを有し、前記中間転写ベルトは装置本体に対して着脱自在であり、前記接離検知手段と前記移動検知手段との検知結果に基づいて前記装置本体に対する前記中間転写ベルトの装着不良及び前記ベルト移動手段の動作不良を判断し、警告を行わない第1の動作または前記装置本体に対する前記中間転写ベルトの装着不良の警告を行う第2の動作または前記ベルト移動手段の動作不良の警告を行う第3の動作の何れかを選択して行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、さらに第2の動作または第3の動作が選択された場合に装置を停止させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、プリンタまたはファクシミリまたは複写機であることを特徴とする。
本発明によれば、中間転写ベルトが振動した際等に中間転写ベルトと像担持体とが接触してしまい中間転写ベルトが損傷してしまう等の不具合の発生を防止することができ、装置を大型化することなく色ずれの少ない高品質な画像を提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図においてカラー複写機である画像形成装置1は、装置本体2のほぼ中央に中間転写ベルト3を有する転写ベルトユニット4と4個の画像ステーションとを有している。各画像ステーションには、像担持体である感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkが配設されており、各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkの周囲にはそれぞれ帯電装置6Y,6C,6M,6Bk、現像装置7Y,7C,7M,7Bk、クリーニング装置8Y,8C,8M,8Bkが配設されている。各画像ステーション及び転写ベルトユニット4は、それぞれ装置本体2に対して着脱可能に設けられている。転写ベルトユニット4については後述する。転写ベルトユニット4の上方には、内部に黄色(イエロ)のトナーを貯容したトナーボトル9Y、青色(シアン)のトナーを貯容したトナーボトル9C、赤色(マゼンタ)のトナーを貯容したトナーボトル9M、黒色(ブラック)のトナーを貯容したトナーボトル9Bkが配設されている。各トナーボトル9Y,9C,9M,9Bk内のトナーは図示しない補給経路を通って所定の補給量だけ各現像装置7Y,7C,7M,7Bkに補給される。
上述の画像形成装置1において、画像形成動作を開始する図示しないスタートキーが押下されると、各帯電装置6Y,6C,6M,6Bkにより各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkが一様に帯電され、各画像ステーションの下方に配設された光書き込み装置14からのレーザ光によって露光走査されることにより各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkの表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は各現像装置7Y,7C,7M,7Bkによって現像され、各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkの表面にはイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkの表面にそれぞれトナー像が形成されると、各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkと中間転写ベルト3を介して接触する位置に配設された1次転写ローラ15Y,15C,15M,15Bkにそれぞれ電圧が印加され、各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bk上のトナー像が中間転写ベルト3上に1次転写される。この1次転写は、各トナー像が中間転写ベルト3の同じ位置に重畳転写されるように、ベルト走行方向の上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
一方、図示しないスタートキーが押下されると、装置本体2の下方に配設された給紙カセット10に設けられた給紙ローラ11が回転することにより、給紙カセット10の内部から転写媒体である転写紙12が1枚給送される。転写紙12は、その先端がレジストローラ対13に到達すると図示しないセンサによって検知され、所定のタイミングでレジストローラ対13が回転することにより2次転写手段である2次転写ローラ14と中間転写ベルト3とのニップ部に向けて給送される。
中間転写ベルト3は走行を継続し、その上に形成された1次転写画像が2次転写ローラ14と接触する位置に到達するタイミングでレジストローラ対13が回転して転写紙12が給送されると共に2次転写ローラ14に電圧が印加されることにより、中間転写ベルト3上の1次転写画像が転写紙12上に2次転写され、転写紙12上にフルカラーのトナー像が形成される。フルカラーのトナー像が転写された転写紙12はさらに下流へと搬送され、定着装置16に送り込まれて熱と圧力とによってトナー像を定着された後に排出ローラ対17によって排紙トレイ18上に排出される。
画像形成動作終了後、各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkはその表面の残留トナーを各クリーニング装置8Y,8C,8M,8Bkによってクリーニングされた後、直流に交流成分のバイアスが重畳印加された各帯電装置6Y,6C,6M,6Bkにより除電と同時に帯電され、次の作像に備えられる。また中間転写ベルト3は、その上の残留トナーをベルトクリーニング装置19によってクリーニングされて次の作像工程に備えられる。
ここで、従来の画像形成装置に用いられる転写ベルトユニットについて図2を用いて説明する。なお、上述した画像形成装置1と共通する部材については同一の符号を付す。
図2において、転写ベルトユニット20は、中間転写ベルト3、駆動ローラ21、テンションローラ22、入口ローラ23、各1次転写ローラ15Y,15C,15M,15Bk、ベルト接離手段24等を有している。
駆動ローラ21とテンションローラ22と入口ローラ23とはそれぞれ図示しないユニット本体に回転自在に支持されており、各ローラ間には中間転写ベルト3が掛け渡されている。駆動ローラ21には図示しないモータ等の駆動手段が接続されており、この駆動手段の作動により駆動ローラ21が回転することで中間転写ベルト3が走行する。テンションローラ22は図示しないユニット本体に移動可能に支持されており、加圧ばね25で図2において左方に向けて加圧されることにより中間転写ベルト3に張力を付与している。入口ローラ23には図示しない速度検知装置が接続されており、入口ローラ23の回転周速度を検知することにより中間転写ベルト3の走行速度が検知される。これは、駆動ローラ21では速度検知によるフィードバック制御は行うことができず、テンションローラ22では中間転写ベルト3の揺動に対して速度検知装置とテンションローラ22との間の距離を保つことが困難であるためである。
各1次転写ローラ15Y,15C,15M,15Bkのうち、黒色画像転写に用いられる転写ローラ15Bkのみは図示しないユニット本体に回転自在に支持されており、中間転写ベルト3を介して黒色画像用像担持体である感光体ドラム5Bkに接触配置されている。他の1次転写ローラ15Y,15C,15Mはそれぞれローラホルダ26に回転自在に支持されており、ローラホルダ26は支軸27を中心に図示しないユニット本体にその一端を揺動自在に支持されていて、ローラホルダ26の他端には押し下げローラ28が回転自在に配設されている。ローラホルダ26は図示しないモータ等の揺動手段によって揺動され、図2に示す各1次転写ローラ15Y,15C,15Mが中間転写ベルト3より離間すると共に中間転写ベルト3が各感光体ドラム5Y,5C,5Mより離間する離間位置と、図2に二点差線で示す各1次転写ローラ15Y,15C,15Mが中間転写ベルト3を介して各感光体ドラム5Y,5C,5Mに接触する接触位置とを選択的に占める。上記構成において、ローラホルダ26、支軸27、押し下げローラ28、図示しない揺動手段によってベルト接離手段24が構成されている。
ローラホルダ26の他端側には検知片29が固定されており、ローラホルダ26の揺動に伴う検知片29の移動経路上には接離検知手段として機能する光透過型のセンサ30が配設されている。センサ30は、ローラホルダ26が接触位置を占めたときに検知片29によって光の透過を阻害されることによりオフし、ローラホルダ26が離間位置を占めたときにオンする。
上述した転写ベルトユニット20は、黒色画像のみを形成するモノクロ画像形成時にはベルト接離手段24の作動によりローラホルダ26が離間位置を占め、感光体ドラム5Bkのみが回転して画像形成が行われ、カラー画像形成時にはベルト接離手段24の作動によりローラホルダ26が接触位置を占め、各感光体ドラム5Y,5C,5M,5Bkがそれぞれ回転して上述したように画像形成が行われる。装置待機時にはローラホルダ26は離間位置を占めており、センサ30はオンした状態となっている。
この転写ベルトユニット20では、モノクロ画像形成時において感光体ドラム5Mと中間転写ベルト3との間隔が狭いという問題点がある。両者の間隔が狭いと、中間転写ベルト3が振動した際等に両者が接触してしまい、中間転写ベルト3が損傷してしまう等の不具合が発生する。この問題点を解消するため、従来はテンションローラ22の位置を上方へ移動させる構成、またはテンションローラ22の直径を小さくする構成を採用していた。しかし、前者では中間転写ベルト3が大きくなる構成であり昨今の省スペース化には逆行してしまう。また後者では、テンションローラ22にはベルトクリーニング装置19が設けられているため、ベルトクリーニング装置19を構成するブレードと接触するテンションローラ22の直径が小さくなるとクリーニング品質が低下してしまう。また、テンションローラ22の直径が小さくなることでテンションローラ22自体の撓みが発生して中間転写ベルト3の搬送性が低下してしまう。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解消すべく構成されている。以下、図3及び図4を用いて本発明の転写ベルトユニット4を説明する。この転写ベルトユニット4は、上述した転写ベルトユニット20と比較すると、ベルト移動手段31及び移動検知手段として機能するセンサ32を有する点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
ベルト移動手段31は、図4に示すように、押し上げローラ33、ローラ保持部材34、カム35、引張ばね36等を有している。ローラ保持部材34は支軸37によって図示しないユニット本体に揺動自在に支持されており、支点よりも右側の部位において押し上げローラ33を回転自在に支持している。ローラ保持部材34の支点よりも左側の部位の下方に位置する図示しないユニット本体にはカム35が支軸38によって回転自在に配設されており、カム35は図示しないモータによって図4に示す位置と図3より180度回転した位置とを選択的に占める。ローラ保持部材34の押し上げローラ33を支持する位置よりも右側には引張ばね36が配設されており、押し上げローラ33はカム35が図4に示す位置を占めているときに引張ばね36の付勢力によって中間転写ベルト3に圧接する圧接位置を占め、カム35が図5に示す位置を占めているときに引張ばね36の付勢力に抗して中間転写ベルト3より離間する離間位置を占める。押し上げローラ33は、画像形成装置1の電源がオフされているときあるいは装置停止時等の通常時において、離間位置を占めるように構成されている。
押し上げローラ33の右上方の位置には、図示しないユニット本体に固定された光透過型のセンサ32が配設されている。ローラ保持部材34の右側端部には曲折部34aが形成されており、押し上げローラ33が圧接位置を占めたときに曲折部34aがセンサ32の光路を遮断してセンサ32がオフし、押し上げローラ33が離間位置を占めたときにセンサ32がオンするように構成されている。
上述の構成により、モノクロ画像形成時には図3に示すように中間転写ベルト3が図2に示す状態よりも多色画像用像担持体である感光体ドラム5Mから離間する方向に移動し、中間転写ベルト3が振動した際等に中間転写ベルト3と感光体ドラム5Mとが接触してしまい中間転写ベルト3が損傷してしまう等の不具合の発生を防止することができ、装置を大型化することなく色ずれの少ない高品質な画像を提供することが可能となる。なお、カラー画像形成時には押し上げローラ33は離間位置を占め、中間転写ベルト3との接触防止が図られている。
図6は、本実施形態において転写ベルトユニット4が装置本体2に装着されているか否かを検知する動作のフローチャートを示している。この動作において、転写ベルトユニット4の装着検知は画像形成装置1の電源オン時またはユニット着脱時に開閉される図示しない本体開閉ドアのスイッチオン時に行われる。図4において、電源がオンされるかまたは本体開閉ドアのスイッチがオンされると、画像形成装置1の内部に設けられた図示しない制御手段は押し上げローラ33の状態を確認する。このとき、センサ32がオフである場合には押し上げローラ33が圧接位置を占めているので、転写ベルトユニット4が装置本体2に装着されていると判断して検知動作は完了する。
センサ32がオンである場合には、装置本体2に転写ベルトユニット4が装着されているものの押し上げローラ33が離間位置を占めている場合と、装置本体2に転写ベルトユニット4が装着されていない場合とが考えられるので、図示しない制御手段はベルト接離手段24を作動させてローラホルダ26を接触位置に移動させて押し下げローラ28を中間転写ベルト3に接触させる。そしてセンサ30の状態を確認し、センサ30がオフである場合には装置本体2に転写ベルトユニット4が装着されていると判断してベルト移動手段31の動作不良すなわち押し上げローラ33の接離異常を、例えば図示しない操作パネル上に表示したり図示しないブザー等を鳴動させたりして警告する。センサ30がオンである場合には装置本体2に転写ベルトユニット4が装着されていないと判断してユニット装着不良の警告を行う。
上述の構成により、転写ベルトユニット4の装置本体2に対する装着検知センサを設けることなく、センサ30とセンサ32とにより転写ベルトユニット4の装置本体2に対する装着不良及びベルト移動手段31の動作不良を判断することができ、各検知装置の設置スペースの低減及びコストダウンを図ることができると共に、何れの部位の不具合かを判断でき修理やメンテナンスの効率を向上することができる。また、警告を行うことで装置使用者に不具合の発生が速やかに伝達されるので、修理やメンテナンス及びこれらからの復帰の効率を向上することができる。
図7は、モノクロ画像形成時における押し上げローラ33の動作検知のフローチャートを示している。画像形成装置1の図示しない制御手段は、モノクロ画像形成が開始されるとセンサ32の出力を確認する。ここでセンサ32がオフである場合には押し上げローラ33が圧接位置を占めているので画像形成動作が続行される。センサ32がオンである場合には押し上げローラ33が離間位置を占めているので、画像不良が発生する虞があるため画像形成装置1の動作を停止させると共に押し上げローラ33の動作不良を使用者に警告する。
図8は、カラー画像形成時における押し上げローラ33の動作検知のフローチャートを示している。画像形成装置1の図示しない制御手段は、カラー画像形成が開始されるとベルト移動手段33を作動させて押し上げローラ33を離間位置に位置決めさせる。その後、図示しない制御手段はセンサ32の出力を確認し、センサ32がオンである場合には押し上げローラ33が離間位置を占めているので画像形成動作が続行される。センサ32がオフである場合には押し上げローラ33が圧接位置を占めているので、画像不良が発生する虞があるため画像形成装置1の動作を停止させると共に押し上げローラ33の動作不良を使用者に警告する。
上述の構成によれば、押し上げローラ33の動作不良を検知したときに画像形成装置1の動作を停止させると共に使用者への警告を行うので、画像不良の発生及び装置の故障の発生を防止でき、さらに装置使用者に不具合の発生が速やかに伝達されるので修理やメンテナンス及びこれらからの復帰の効率を向上することができる。
上述した実施形態では、画像形成装置1としてカラー複写機を用いた例を示したが、本発明が適用可能な画像形成装置としてはこれに限られず、本発明をプリンタ、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に適用することももちろん可能である。
本発明の一実施形態を採用した画像形成装置の要部概略正面図である。 従来の転写ベルトユニットの概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる転写ベルトユニットの概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる押し上げローラの圧接位置を示す概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる押し上げローラの離間位置を示す概略図である。 本発明の一実施形態における装置本体に対する転写ベルトユニットの装着検知動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるモノクロ画像形成時での押し上げローラの接離検知動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるカラー画像形成時での押し上げローラの接離検知動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
3 中間転写ベルト
5 像担持体(感光体ドラム)
5Y,5C,5M 多色画像用像担持体(感光体ドラム)
5Bk 黒色画像用像担持体(感光体ドラム)
14 2次転写手段(2次転写ローラ)
24 ベルト接離手段
30 接離検知手段(センサ)
31 ベルト移動手段
32 移動検知手段(センサ)

Claims (3)

  1. 複数の像担持体と、前記複数の像担持体上に形成されたトナー像が重畳転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルト上の1次転写画像を転写媒体上に2次転写する2次転写手段とを具備し、前記複数の像担持体として黒色画像を形成する1つの黒色画像用像担持体と黒色以外の画像を形成する少なくとも1つの他色画像用像担持体とを有し、多色画像形成時には前記複数の像担持体の全てを前記中間転写ベルトに接触させると共に黒色画像形成時には前記黒色画像用像担持体のみを前記中間転写ベルトに接触させて前記他色画像用像担持体を前記中間転写ベルトより離間させるベルト接離手段と、前記ベルト接離手段の作動状態を検知する接離検知手段とを有する画像形成装置において、
    黒色画像形成時に前記中間転写ベルトを前記他色画像用像担持体から離間する方向に移動させるベルト移動手段と、前記ベルト移動手段の作動状態を検知する移動検知手段とを有し、前記中間転写ベルトは装置本体に対して着脱自在であり、前記接離検知手段と前記移動検知手段との検知結果に基づいて前記装置本体に対する前記中間転写ベルトの装着不良及び前記ベルト移動手段の動作不良を判断し、警告を行わない第1の動作または前記装置本体に対する前記中間転写ベルトの装着不良の警告を行う第2の動作または前記ベルト移動手段の動作不良の警告を行う第3の動作の何れかを選択して行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    第2の動作または第3の動作が選択された場合に装置を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    プリンタまたはファクシミリまたは複写機であることを特徴とする画像形成装置。
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