JP2023010366A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻付用紙の滞留をより確実に検出する画像形成装置を提供する。【解決手段】中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラに電圧を印加する電圧印加部と、前記駆動ローラに前記中間転写ベルトを介して当接し、転写ニップ領域にて、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に転写する転写部材と、前記用紙を前記転写ニップ域に向かって搬送する用紙搬送路と、を備え、更に、前記転写部材を前記駆動ローラ上の前記中間転写ベルトから離間させる離間機構と、前記用紙搬送路中の用紙に接触し、電気的に接地された用紙接触部材と、前記電圧印加部及び前記離間機構を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記転写部材を前記駆動ローラから離間させた状態で前記駆動ローラに前記電圧を印加した状態における通電の有無を検出することにより、前記用紙が前記中間転写ベルトと前記用紙搬送路の間に存在するか判定する用紙滞留検出モードを実行可能である。【選択図】図10

Description

本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置に関し、特に画像形成動作中にジャム(紙詰まり)が発生した際にジャムした用紙の取り忘れが生じても、取り忘れた用紙を確実に検出できる画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置には、中間転写ベルト方式を採用した構成のものがある。中間転写ベルト方式の一つは、感光体ドラム(像担持体)に担持されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラとを備え、駆動ローラに中間転写ベルトを介して転写ローラを当接させて、駆動ローラに転写用の高電圧を印加することによって、駆動ローラと転写ローラとの転写ニップ域にて中間転写ベルト上のトナー像を用紙に転写する構成を採用している。
このような中間転写ベルト方式を採用した画像形成装置では、用紙の腰が弱い又は湾曲している場合には、用紙が中間転写ベルトの駆動ローラ周りに巻き付いて、JAMが生じることがある。このような用紙巻付きが生じた搬送不良時には、用紙搬送動作を緊急停止している。そして、操作者が巻付用紙の除去動作を行った後に、通常動作に復帰する構成としている。
更に、巻付用紙が除去されない場合を考慮して、巻付用紙の滞留状態を検出するために、例えば、転写ニップ域の用紙搬送方向の直上流側に、巻付用紙の後端部を検出する他の用紙センサを配置して、前後方向サイズが短い用紙の場合であっても、巻付用紙の滞留を検出する構成を採用することが考えられる。しかしながら、この構成では、別途に用紙センサの追加が必要となり、構成の複雑化や高価格化を招く欠点がある。
このような他の用紙センサを追加せずに巻付用紙の滞留を検出する構成として、従来、特許文献1に記載の技術がある。この技術は、転写スコロトロン方式の転写装置において、感光体と、感光体に対向する位置に配置された転写スコロトロンと、搬送されてきた転写材を保持する転写ドラムと、転写スコロトロンへの給電線に一定電流を供給する給電装置とを備え、転写材が転写ドラムの回転に応じて感光体と転写スコロトロンとの間の転写部を通過する転写時に、転写スコロトロンの給電線の電圧の変化を検出し、この電圧変化に基づいて転写材のサイズを判定すると共に滞留を検出する構成である。
特開平06-051653号公報
しかしながら、転写ローラや転写ベルトなど接触式の転写装置を備える画像形成装置においては、前記従来の技術を用いて転写部に残っている用紙を検出するのは困難である。この理由は、転写ローラや転写ベルトは、通紙可能な最大用紙の搬送方向と直交する方向の長さより長くなるように構成されるため、転写部に用紙が残っていても用紙領域外での感光体との接触部で電流が流れてしまうためである。そのため、精度良い用紙の有無検知が困難であるという課題があった。
本発明は、係る点に鑑み、その目的は、ジャムした用紙の取り忘れが発生しても、装置内に滞留しているジャム用紙(滞留用紙)を確実に検出することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明にかかる画像形成装置は、像担持体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、前記駆動ローラに電圧を印加する電圧印加部と、前記駆動ローラに前記中間転写ベルトを介して当接し、前記中間転写ベルトとの接触領域である転写ニップ領域にて、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に転写する転写部材と、前記用紙を前記転写ニップ域に向かって搬送する用紙搬送路と、を備えた画像形成装置であって、前記転写部材を前記駆動ローラ上の前記中間転写ベルトから離間させる離間機構と、前記用紙搬送路中の用紙に接触し、電気的に接地された用紙接触部材と、前記電圧印加部及び前記離間機構を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記転写部材を前記駆動ローラから離間させた状態で前記駆動ローラに前記電圧を印加し、この電圧印加状態における通電の有無を検出することにより、前記用紙が前記中間転写ベルトと前記用紙搬送路の間に存在するか判定する用紙滞留検出モードを実行可能である、ことを特徴とする。
本発明によれば、中間転写ベルト方式を採用した画像形成装置において、用紙が中間転写ベルトに巻き付いた場合に、巻き付いた用紙が画像形成装置内に滞留した状態になっていても、滞留した用紙を確実に検出できる。より詳しくは、用紙搬送路中に接地された用紙接触部材を設け、転写部材を駆動ローラ上の中間転写ベルトから離間させた状態で電圧印加部が駆動ローラに電圧を印加した際の通電の有無を検出することによって、滞留している用紙の有無を確実に検出できる。
実施形態の画像形成装置の正面図である。 同画像形成装置の内部構成を示す正面図である。 同画像形成装置の中間転写ベルトユニット周りの構成を示す正面図である。 中間転写ベルトユニットに対し2次転写ユニットが接触した接触状態を示す正面図である。 同中間転写ベルトユニットから2次転写ユニットが離間した離間状態を示す正面図である。 画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 制御部による用紙滞留の検出手順を示すフローチャート図である。 用紙が2次転写ニップ域を正常に搬送された通常状態を示す模式図である。 用紙が中間転写ベルトに巻き付いた用紙巻付状態を示す模式図である。 滞留用紙検出動作によって用紙の滞留を検出する様子を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置を示す正面図である。
同図において、画像形成装置1は、複写機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置4と、原稿読取装置4により読み取られた原稿の画像又は外部から受信した画像をカラー又は単色で記録用紙に記録形成する画像形成装置本体5とを備えている。画像形成装置本体5は、原稿読取装置4で読み取られた原稿の画像を記録用紙に印刷する印刷部6と、複数の給紙カセット8等を備えており、印刷部6で印刷された記録用紙は、筐体の中ほどに設けられた排紙トレイ9に排出される。
原稿読取装置4において、その前端側には、例えばタッチパネルより成る操作部11が配置される。この操作部11は、ユーザ等の操作者の操作入力を受け付ける操作入力部であり、また画像を表示する表示画面11aを有している。
図2は、画像形成装置本体5の具体的構成を示す正面図である。同図において、画像形成装置本体5は、露光ユニット15、現像器16、感光体ドラム17、帯電器18、クリーナユニット19、中間転写ベルトユニット20、2次転写ユニット30、定着装置38、給紙カセット8、及び排紙トレイ9等で構成されている。
この画像形成装置本体5で扱われる画像データは、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像データである。従って、前記の構成要素のうち、現像器16、感光体ドラム17、及び帯電器18は、これらの各色に応じた4種類の潜像を形成するために、それぞれ4個ずつ用いられており、これらにより、ブラック、シアン、マゼンタ、及び、イエローの4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム(像担持体)17は、回転ドラムで構成され、その円周表面に静電潜像が形成される。帯電器18は、感光体ドラム17の表面を所定の電位に均一に帯電させる帯電手段である。
露光ユニット15は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成され、帯電器18によって帯電された感光体ドラム17表面を入力された画像データに応じて露光して、画像データに応じた静電潜像を形成する。
現像器16は、各々の感光体ドラム17表面に形成された静電潜像を、4色(Y、M、C、K)のトナーにより現像し、これらの感光体ドラム17表面にトナー像を形成する。
クリーナユニット19は、画像転写後に、感光体ドラム17の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
中間転写ベルトユニット20は、各感光体ドラム17の上方に配置されている。この中間転写ベルトユニット20及び2次転写ユニット30周りの具体的構成を拡大して、図3に示す。図2及び図3において、中間転写ベルトユニット20は、無端の中間転写ベルト21、中間転写ベルト駆動ローラ22、テンションローラ23、及び4つの1次転写ローラ24、従動ローラ25、及びベルトクリーニングユニット27を備えている。これらの中間転写ベルト駆動ローラ22、テンションローラ23、1次転写ローラ24、及び従動ローラ25は、中間転写ベルト21を張架して回転駆動させるのに用いられる。
中間転写ベルト駆動ローラ22は、表面に弾性層を有する金属をベースとしたローラで構成され、また転写ベルト駆動モータ(駆動源)26(図6参照)により回転駆動されて、中間転写ベルト21を周回移動させる。中間転写ベルト21は、フィルムを無端ベルト状に形成したものであり、各感光体ドラム17に接触するように設けられており、中間転写ベルト駆動ローラ22によって同図矢印で示すベルト搬送方向Dに搬送、周回移動される。
1次転写ローラ24は、各々、中間転写ベルト21近傍に回転可能に支持され、中間転写ベルト21を介して各々の感光体ドラム17に押圧されている。各1次転写ローラ24は、感光体ドラム17のトナー像を中間転写ベルト21上に静電転写するためのものである。具体的に、各1次転写ローラ24は、金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われたローラであって、中間転写ベルト21裏面に圧接されている。これらの1次転写ローラ24には、各々、1次転写電源28が接続されている。各1次転写電源28は、高電圧の1次転写バイアス(トナーの帯電極性(-)とは逆極性(+)の高電圧)を発生し、この1次転写バイアスを対応する1次転写ローラ24に印加する。各1次転写ローラ24は、1次転写電源28の1次転写バイアスの印加動作によって、対応する感光体ドラム17表面に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次転写することによって、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する。
従動ローラ25は、中間転写ベルト駆動ローラ22の直下方の位置に配置され、中間転写ベルト21の進行方向を感光体ドラム17を通過した後に中間転写ベルト駆動ローラ22に向かって上方に変更する。
前記中間転写ベルト21上に積層転写された多色トナー像は、中間転写ベルト21の回転と共に搬送され、中間転写ベルト21と2次転写ユニット30の2次転写ローラ(転写部材)31との間の転写ニップ域(以下、2次転写ニップ域と称する)nに搬送される。2次転写ローラ31は、その横幅が通紙可能な最大サイズの記録用紙の横幅(後述する用紙搬送方向Eと直交する方向の長さ)よりも長く設定されている。
画像形成装置本体5は、中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙Pに転写するための2次転写電源32を有する。2次転写電源(電圧印加部)32は、中間転写ベルト駆動ローラ22に接続されている。2次転写電源32は、中間転写ベルト21上の各色のトナー像を記録用紙Pに転写させるための2次転写電圧(トナーの帯電極性(-)と同極性(-)の高電圧)を発生し、この2次転写電圧を中間転写ベルト駆動ローラ22に印加する。一方、2次転写ローラ31は接地されている。
記録用紙が2次転写ニップ域nに搬送されて来ると、2次転写電圧が印加された中間転写ベルト駆動ローラ22と2次転写ローラ31とによって、中間転写ベルト21上の各色のトナー像が記録用紙に転写される。
中間転写ベルト21において、2次転写ニップ域nよりもベルト搬送方向D下流側には、ベルトクリーニングユニット27が配置されている。ベルトクリーニングユニット27は、記録用紙へのトナー像の転写後に、中間転写ベルト21表面に残留したトナーを除去及び回収するものであり、クリーニングブレード27aと、廃トナーケース27bを備えている。クリーニングブレード27aは、弾性的に撓んだ状態で中間転写ベルト21に当接していて、中間転写ベルト21と接触する領域における外周面上の残留トナーを機械的に掻き取る。
記録用紙は、2次転写ニップ域nでカラーのトナー像を転写された後、定着装置38へと搬送される。定着装置38は、加熱ローラ38a及び加圧ローラ38b等を備えており、加熱ローラ38aと加圧ローラ38bとの間に記録用紙を挟み込んで搬送する。加熱ローラ38aは、所定の定着温度となるように制御されており、加圧ローラ38bと共に記録用紙を熱圧着することにより、記録用紙に転写されたカラーのトナー像を溶融、混合、圧接し、記録用紙に対して熱定着させる。
画像形成装置本体5の下部に配置された給紙カセット8は、記録用紙を供給する。画像形成装置本体5には、給紙カセット8から供給された記録用紙を2次転写ユニット30や定着装置38を経由させて、印刷済みの記録用紙をフェイスダウンで集積する排紙トレイ9に送る用紙搬送路Sが設けられている。
また、給紙カセット8の端部には、用紙ピックアップローラ47が設けられており、この用紙ピックアップローラ47により給紙カセット8から記録用紙が1枚ずつ引き出されて、用紙搬送路Sへと搬送される。
用紙搬送路Sは、記録用紙を用紙ピックアップローラ47から排紙トレイ9まで用紙搬送方向Eに搬送する経路である。この用紙搬送路Sは、記録用紙の搬送を案内する用紙ガイド部材40等で構成される。
この用紙搬送路Sには、駆動ローラ45a及び従動ローラ45bから成るレジストローラ(用紙搬送ローラ)45が配置され、更に、レジストローラ45の用紙搬送方向E上流側には、1対のローラから成るレジスト前ローラ46が配置されている。レジストローラ45の駆動ローラ45aは、中間転写ベルト駆動ローラ22用の転写ベルト駆動モータ26とは別途に配置したレジストローラ駆動モータ(ローラ駆動モータ)48(図6参照)によって駆動される。また、用紙搬送路Sの用紙搬送方向E下流端には、排紙ローラ49が配置されている。
更に、用紙搬送路Sにおいて、2次転写ニップ域nの用紙搬送方向E下流側には、用紙搬送路Sを搬送される記録用紙Pを検出するための第1用紙センサ57が配置される。
レジストローラ45が回転を始め、記録用紙Pを搬送開始してから所定時間経過しても第1用紙センサ57が記録用紙を検出しない場合、すなわち、記録用紙未達検出時には、記録用紙が中間転写ベルト駆動ローラ22の外周囲で中間転写ベルト21上に巻き付いた状態となっている。この巻付用紙を除去するため、画像形成装置本体5には、図2に示すように、2次転写ニップ域nの右方の側面に側面ドア13が配置される。操作者は、側面ドア13を開くことにより、2次転写ニップ域n周りの巻付用紙を除去することが可能である。尚、画像形成装置本体5には、図示しない側面ドア13の開閉検出センサが設けられており、開閉検出センサの検出結果に基づいて、側面ドア13の開閉動作を検出することができる。
加えて、用紙搬送路Sにおいて、レジストローラ45の用紙搬送方向E上流側には、レジストローラ45とレジスト前ローラ46との間のレジスト前用紙ガイド部材40aにおいて、レジスト前センサ(第2用紙センサ)58が配置されていて、このレジスト前センサ58によりレジスト前用紙ガイド部材40aに記録用紙残存(滞留)していることを確認できる。
そして、画像形成装置本体5は、第1用紙センサ57が記録用紙未達を検出した後に側面ドア13の開閉動作が検出された場合は、復帰動作を行う前に、中間転写ベルト21上に巻き付いた記録用紙を検出する滞留用紙検出動作Rを実施する。ここでは、後述する図7に示される滞留用紙検出動作を含む一連の動作、特に側面ドア13の開閉検知後から通常モード(通常動作)へ復帰するまでの間を滞留用紙検出モードと呼ぶ。
<滞留用紙検出動作>
以下、滞留用紙検出モードにおける滞留用紙検出動作Rの具体的な構成を説明する。
2次転写ユニット30は、常時は、2次転写ローラ31を中間転写ベルト21を介して中間転写ベルト駆動ローラ22に当接させているが、2次転写ローラ31を中間転写ベルト駆動ローラ22から離間させ、中間転写ベルト21からも離れた位置に移動させる離間機構50を有している。
離間機構50は、図4に示すように2次転写ローラ31が中間転写ベルト駆動ローラ22に中間転写ベルト21を介して当接している通常状態から、図5に示すように2次転写ローラ31が中間転写ベルト駆動ローラ22とは離間し、中間転写ベルト21からも離間した離間位置に移動させる。具体的に、離間機構50は、図4及び図5において、離接偏芯カム51を有する。離接偏芯カム51は、バネ52によって2次転写ユニット30の全体を中間転写ベルト駆動ローラ22側に付勢している縦板53に当接しており、図4に示すように偏芯軸51aが縦板53に近い通常時には、縦板53がバネ52により付勢されて、2次転写ユニット30の全体が回動支点55を中心に同図中反時計方向に回動して、2次転写ローラ31を中間転写ベルト駆動ローラ22に当接させる。一方、離接偏芯カム51は、偏芯軸51aを中心に通常時から180度回転した状態では、図5に示すように、離接偏芯カム51によって縦板53をバネ52の付勢力に抗して同図右方に押して、2次転写ユニット30の全体を回動支点55を中心に時計方向に回動させて、2次転写ローラ31を中間転写ベルト駆動ローラ22から離間させる。
尚、2次転写ユニット30には、2次転写ローラ31の用紙搬送方向E下流側において、2次転写ローラ31の周面近傍に先端が鋸歯状の突起部35を有する。この突起部35には、静電剥離用の電源36が接続されており、突起部35を所定電圧に保持して、2次転写ニップ域nを通過した記録用紙Pが2次転写ローラ31から容易に剥離するように構成されている。
用紙ガイド部材40bは、前記用紙搬送路Sに配置され、記録用紙Pを搬送方向に案内するガイド部材であって、2次転写ニップ域nとレジストローラ45との間に位置し、記録用紙Pを2次転写ニップ域nに案内する。この用紙ガイド部材40b(以下、2次転写ニップ域前用紙ガイド部材という)は、金属で構成され、且つ接地されていて、用紙搬送路Sを搬送されて来た記録用紙Pが接触する用紙接触部材を構成する。また、用紙搬送路Sにおいて、レジストローラ(用紙搬送ローラ)45も、従動ローラ45bが金属と導電性部材で構成され、且つ接地されていて、用紙接触部材を構成している。
そして、2次転写電源32から中間転写ベルト駆動ローラ22への通電路には、電流センサ33が配置されている。この電流センサ33は、2次転写電源32が備えていてもよい。
更に、中間転写ベルト21の直上方には、ベルト搬送方向Dの2次転写ニップ域n下流側においてプロコンセンサ(光センサ)59が配置されている。プロコンセンサ59は、反射型の光センサで構成されていて、中間転写ベルト21の表面に光を照射し、その反射光量を受けて、中間転写ベルト21上のトナー像のトナー濃度(現像状態)を把握する。プロコンセンサ59で受けた反射光量に応じた信号は制御部60(図6)に送信され、制御部60によって中間転写ベルト21上のトナー像の現像状態が適切になるように印刷部6を制御する。
図6は、画像形成装置本体5において1次転写電源28や2次転写電源32を制御する制御部60を備えた制御系を示す図である。同図において、制御部60には、転写ベルト駆動モータ26、レジストローラ駆動モータ48、1次転写電源28、2次転写電源32が接続されると共に、離接偏芯カム51動作用の偏芯カム駆動モータ54、第1用紙センサ57、レジスト前センサ58、プロコンセンサ59、更には電流センサ33が各々接続されている。
以下、画像形成動作中に記録用紙Pが中間転写ベルト21に巻き付いてジャムした後の滞留用紙検出動作、詳しくは制御部60による滞留用紙の検出動作手順について説明する。
図7は、画像形成動作時においてレジストローラ45が回転を開始し記録用紙Pの搬送を始めた後に制御部60が行う動作手順を示すフローチャート図である。同図において、ステップST1では、レジストローラ45の回転開始後、所定時間経過した時点での第1用紙センサ57の検出信号を確認する。第1用紙センサ57の検出信号が記録用紙Pを検出していない状態にある場合は、記録用紙Pが第1用紙センサ57位置に未達状態であるため、記録用紙Pが中間転写ベルトに巻き付いたと判断し、ステップST2以降に進む。
ステップST2では、転写ベルト駆動モータ26を緊急停止して、中間転写ベルト21の周回移動を即時停止させる。次に、ステップST3において操作部11の表示画面11aに、記録用紙Pがジャムしたことと、側面ドア13を開放してジャムした記録用紙Pを除去する手順を表示する。この表示によって画像形成装置1の操作者がステップST4として側面ドア13を開操作し、ジャムした記録用紙P(中間転写ベルト21上の巻付用紙)を除去する動作が行われる。その後、画像形成装置1の操作者によりステップST5として側面ドア13が閉操作される。しかし希に、画像形成装置1の操作者がジャムした記録用紙Pを見つけられず、ジャムした記録用紙Pの除去動作が行われないまま、側面ドア13が閉じられる場合もある。
そのため制御部60は、先ずステップST6において偏芯カム駆動モータ54を駆動して離接偏芯カム51を回転させ、2次転写ローラ31を中間転写ベルト駆動ローラ22から離れた離間位置、すなわち中間転写ベルト21から離れた離間位置(図5参照)に移動させる。
その後、2次転写ローラ31が離間位置にある状態において、ステップST7として2次転写電源32から中間転写ベルト駆動ローラ22に所定の電圧を印加する。そして、ステップST8において、電流センサ33の検出結果から電流が流れない状態、すなわち高圧オープン状態にあるか否かを判断する。この高圧オープン状態の場合には、ジャムした記録用紙Pは適切に取り除かれていると判断して、ステップST9において画像形成動作を継続するための通常モードに復帰する。
一方、高圧オープン状態でない場合には、ジャムした記録用紙Pがそのまま滞留していると判断して、ステップST3に戻って、ジャムした記録用紙Pが画像形成装置本体5内に滞留(JAM状態)した状態にあることを表示し続ける。
以下、滞留用紙検出動作Rが記録用紙Pの滞留を検出する詳細な動作を図8~図10に基づいて説明する。図8は記録用紙Pが用紙搬送路Sにおいて通常通り2次転写ニップ域nから排紙ローラ49に向けて円滑に搬送されている状態を示し、図9は記録用紙Pが2次転写ニップ域nから中間転写ベルト駆動ローラ22の外周に沿って中間転写ベルト21上に巻き付いている状態を示している。
記録用紙Pが用紙搬送路Sを搬送され、2次転写ニップ域nを通過して第1用紙センサ57の位置に到達した通常搬送時(図8参照)には、第1用紙センサ57が記録用紙Pを検出するので、滞留用紙検出動作Rは行われない。
一方、図9に示すように、記録用紙Pが中間転写ベルト21上に巻き付いた場合は、滞留用紙検出動作Rが行われる。記録用紙Pが中間転写ベルト21に巻き付いた場合は、第1用紙センサ57は何時までたっても記録用紙Pを検出することはない。そのため、記録用紙Pの搬送開始時点から本来ならば第1用紙センサ57が記録用紙Pを検出するであろう時間が経過しても記録用紙Pを検出しなければ、制御部60は記録用紙Pが中間転写ベルト21に巻き付いたと判断できる。そして制御部60が記録用紙Pが中間転写ベルト21に巻付いたと判断した場合は、中間転写ベルト21の周回移動を即時停止すると共に、操作部11の表示画面11aに記録用紙PのJAM状態(巻付状態)を表示する。そして、操作者がこの表示を確認し、側面ドア13を開き、通常は、巻き付いた記録用紙P(以下、巻付用紙Pとも言う)を除去するが、希にこの除去動作が行われずに側面ドア13が閉じられる場合がある。この場合には、巻付用紙Pはそのまま滞留し続ける。
滞留用紙検出動作Rは、記録用紙Pのジャムが検出され、側面ドア13の開閉が開閉検知センサ等により検知、確認された場合に実行される。
具体的に、制御部60は、側面ドア13の閉操作後に、図10に示すように、離間機構50を動作させて、2次転写ローラ31を中間転写ベルト駆動ローラ22から離間させた離間位置に移動させ、その後に2次転写電源32から所定の電圧(例えば2次転写電圧であってもよい)を中間転写ベルト駆動ローラ22に所定時間印加する。2次転写ローラ31は離間しているので、巻付用紙Pが取り除かれている場合は、2次転写電源32から接地された2次転写ローラ31への通電経路は絶たれる。つまり、中間転写ベルト駆動ローラ22に2次転写電源32からの電圧が印加されても、電流センサ33が電流を検出しなければ(この状態のことを、高圧オープンと呼ぶ)、巻付用紙P(図10中の巻付用紙P1)が適切に取り除かれ、滞留用紙は存在しないと判断できる。
一方、巻付用紙P1が中間転写ベルト駆動ローラ22の外周で中間転写ベルト21上に滞留している場合は、この巻付用紙P1の用紙搬送方向Eの中間部や後端部は用紙搬送路S上に残っているのが通常である。例えば、図10では、巻付用紙P1の後端部がレジストローラ45のニップ域に挟まれた状態を示している。他には巻付用紙P1の後端部が2次転写ニップ域前用紙ガイド部材40bに接して滞留している状態がある。このような状態で2次転写電源32から中間転写ベルト駆動ローラ22に所定の電圧を所定時間印加すると、中間転写ベルト21に巻き付いた巻付用紙P1(滞留用紙)がレジストローラ45と接地された従動ローラ45bとに挟持された状態にあるので、中間転写ベルト駆動ローラ22から中間転写ベルト21、巻付用紙P1、更に、その後端部からレジストローラ45の従動ローラ45bを経て(又は、2次転写ニップ域前用紙ガイド部材40bを経て)接地に向かって電流が流れることになる。この電流は電流センサ33で検出可能で、制御部60は、電流センサ33での電流検出に基づき、高圧オープン状態でないと判断して、記録用紙Pが滞留していると判断する。そして、操作部11の表示画面11aへの記録用紙PのJAM状態(巻付状態)の表示を継続する。
このように、本実施形態では、ジャムした記録用紙Pが取り除き忘れられて画像形成装置本体5内に滞留していても、離間機構50により2次転写ローラ31を中間転写ベルト駆動ローラ22から離間させた状態で、2次転写電源32からの通電の有無を電流センサ33で確認することによって、巻付用紙P1が滞留していることを判断できる。また、巻付用紙P1が滞留していても、接地されたレジストローラ45の従動ローラ45bを介して電流が流れるので、巻付用紙P1の横幅サイズに拘わらず、その巻付用紙P1の滞留を確実に検出することが可能である。
更に、本実施形態では、用紙搬送路Sにおいて、2次転写ニップ域前用紙ガイド部材40bを接地し、更にレジストローラ45の従動ローラ45bを接地したので、2次転写ニップ域nとレジストローラ45との間に巻付用紙P1を検出する用紙センサを別途配置する必要がなく、その分、構成の簡易化及び低価格化が可能である。
また、側面ドア13が閉操作された後も巻付用紙P1が除去されない場合には、記録用紙PのJAM状態を操作部11の表示画面11aに表示し続けて、中間転写ベルト21の周回移動を再開しないので、巻付用紙P1はベルトクリーニングユニット27側に進まず、記録用紙Pの巻込み状態を確実に防止することが可能である。従って、例えば、2次転写ニップ域nのベルト搬送方向D下流側に剥離爪を設けて、中間転写ベルト駆動ローラ22外周の巻付用紙P1を強制的に剥離する構成を採用する場合に比して、高価な剥離爪を設けることなく、記録用紙がベルトクリーニングユニット27近傍にまで到達した巻込み状態を確実に回避することが可能である。
更に、本実施形態では、上述したように2次転写電源32からの通電の有無に基づいて巻付用紙P1の滞留を検出する構成に加えて、次の構成を採用することが可能である。記録用紙Pの巻付き発生時において、レジストローラ駆動モータ48と中間転写ベルト駆動ローラ22を所定時間逆回転させて、巻付用紙P1をレジスト前センサ(第2用紙センサ)58の位置まで後退移動させる。これにより、レジスト前センサ58が巻付用紙P1を検出すれば、巻付用紙P1が滞留していると判断することが可能である。従って、このレジスト前センサ58による巻付用紙P1の検出を行えば、巻付用紙P1の滞留検出の信頼性の向上が可能である。尚、レジスト前センサ58による巻付用紙P1の滞留有無の検出を行う場合は、離間機構50による2次転写ローラ31の離間動作及び通電有無の確認を行わず、レジストローラ45の逆回転及び中間転写ベルト駆動ローラ22の逆回転を行うことで実施してもよい。
加えて、プロコンセンサ59を利用して、巻付用紙P1の滞留を検出する構成を追加することが可能である。すなわち、記録用紙Pがジャムし、これを取り除くために側面ドア13の開閉が検知された後の状態において、転写ベルト駆動モータ26を更に所定時間正回転させる。ここでもし、巻付用紙P1が滞留している場合は、中間転写ベルト21の回転によって巻付用紙P1がプロコンセンサ59の位置まで更に前進移動されるので、プロコンセンサ59によって滞留している巻付用紙P1を検出できる。ここで、プロコンセンサ59は、中間転写ベルト21上に記録用紙Pが巻き付いている場合には、巻付用紙P1からの反射光量が無い又は極少量の信号を出力するので、制御部60は、プロコンセンサ59の出力信号に基づいて、巻付用紙P1が滞留していると判断することが可能である。このように、プロコンセンサ59による巻付用紙P1の滞留有無の検出を行う場合は、離間機構50による2次転写ローラ31の離間動作及び通電有無の確認を行わず中間転写ベルト21を所定距離だけ搬送方向に移動させることで実施してもよいし、離間機構50による2次転写ローラ31の離間動作及び通電有無の確認後に実施してもよい。
本発明は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他の種々な形で実施することができる。そのため、上述の実施形態は例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前記実施形態では、2次転写ユニット30として、2次転写ローラ31を直接に中間転写ベルト21に当接させた構成のものを採用したが、他に、2次転写ローラ31を2次転写ベルトを介して中間転写ベルト21に当接させた2次転写ベルト方式の構成のものを採用してもよい。
また、離間機構50として離接偏芯カム51を備えた構成を採用したが、この構成に限定されず、他の構成を採用してもよい。更に、用紙搬送路S上の用紙接触部材として2次転写ニップ域前用紙ガイド部材40b及びレジストローラ45の双方を用いたが、その何れか一方のみを採用してもよいし、その他の部材で構成してもよい。加えて、前記実施形態では、レジストローラ45の一部を構成する従動ローラ45bを接地したが、駆動ローラ45aを接地してもよい。
本発明は、2次転写電圧を利用して、センサを追加することなく記録用紙の滞留を検出できるので、画像形成装置に適用して、有用である。
1 画像形成装置
13 側面ドア
17 感光体ドラム(像担持体)
20 中間転写ベルトユニット
21 中間転写ベルト
22 中間転写ベルト駆動ローラ(駆動ローラ)
26 転写ベルト駆動モータ(駆動源)
30 2次転写ユニット
31 2次転写ローラ(転写部材)
R 滞留用紙検出動作
32 2次転写電源(電圧印加部)
33 電流センサ
n 2次転写ニップ域(転写ニップ域)
S 用紙搬送路
40 用紙ガイド部材
40b 2次転写ニップ域前用紙ガイド部材(用紙接触部材)
45 レジストローラ(用紙搬送ローラ)(用紙接触部材)
48 レジストローラ駆動モータ(ローラ駆動モータ)
50 離間機構
51 離接偏芯カム
57 第1用紙センサ
58 レジスト前センサ(第2用紙センサ)
59 プロコンセンサ(光センサ)
P 記録用紙
60 制御部

Claims (7)

  1. 像担持体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    前記駆動ローラに電圧を印加する電圧印加部と、
    前記駆動ローラに前記中間転写ベルトを介して当接し、前記中間転写ベルトとの接触領域である転写ニップ領域にて、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に転写する転写部材と、
    前記用紙を前記転写ニップ域に向かって搬送する用紙搬送路と、を備えた画像形成装置であって、
    前記転写部材を前記駆動ローラ上の前記中間転写ベルトから離間させる離間機構と、
    前記用紙搬送路中の用紙に接触し、電気的に接地された用紙接触部材と、
    前記電圧印加部及び前記離間機構を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記転写部材を前記駆動ローラから離間させた状態で前記駆動ローラに前記電圧を印加し、この電圧印加状態における通電の有無を検出することにより、前記用紙が前記中間転写ベルトと前記用紙搬送路の間に存在するか判定する用紙滞留検出モードを実行可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙接触部材は、前記用紙搬送路に配置され、前記用紙を搬送方向に案内する用紙ガイド部材である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙接触部材は、前記用紙搬送路に配置された用紙搬送ローラである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記転写ニップ域の用紙搬送方向下流側に配置された第1用紙センサを備え、
    前記制御部は、前記用紙の搬送開始後、所定時間経過時に前記第1用紙センサが前記用紙を検出しない場合に、前記用紙が前記中間転写ベルトに巻き付いたと判断し、前記中間転写ベルトの回転駆動を停止する、
    ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記用紙滞留検出モードを、画像形成動作中に用紙の巻き付きが発生した後に実行する復帰動作時に実施する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 像担持体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトと、
    駆動源によって駆動され、前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    前記駆動ローラに前記中間転写ベルトを介して当接し、前記中間転写ベルトとの接触領域である転写ニップ領域にて、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に転写する転写部材と、
    前記用紙を前記転写ニップ域に向かって搬送する用紙搬送路と、を備えた画像 形成装置であって、
    前記用紙搬送路に配置された用紙搬送ローラと、
    前記用紙搬送ローラを駆動するローラ駆動モータと、
    前記用紙搬送ローラの用紙搬送方向上流側に配置された第2用紙センサと、
    前記駆動源及び前記ローラ駆動モータを制御する制御部と、を更に有し、
    前記制御部は、画像形成動作中に前記用紙の詰まりが発生した際の復帰動作時において、前記ローラ駆動モータを逆回転させて、前記第2用紙センサにより前記用紙の滞留有無を検出する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 像担持体上に形成されたトナー像が中間転写される中間転写ベルトと、
    駆動源によって駆動され、前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    前記駆動ローラに前記中間転写ベルトを介して当接し、前記中間転写ベルトとの接触領域である転写ニップ領域にて、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に転写する転写部材と、
    前記駆動源を制御する制御部と、
    前記中間転写ベルトの前記転写ニップ域よりベルト搬送方向の下流側に配置され、前記中間転写ベルト表面の状態を検出する光センサを備えた画像形成装置であって、
    前記制御部は、画像形成動作中に前記用紙の詰まりが発生した際の復帰動作時において、前記中間転写ベルトを所定時間回転させて、前記光センサにより前記用紙の滞留の無を検出する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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