JP4473415B2 - ハウス内移動台車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビニールハウス内の作物の剪定、収穫、芽摘み、受粉作業等に使用する移動台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、ビニールハウス内の作物の剪定、収穫、芽摘み、受粉作業等に際して、作業者の手の届き難い高位置での作業を行う必要がある場合は、梯子や脚立等を利用して作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
前述のように、作業者が梯子や脚立を用いて高位置での作業を行うのは、位置を変更する度にいちいち梯子や脚立より降りて移動して再び登るので非能率的である。したがって、高位置での作業スペースが確保でき、作業者が該高位置に位置しながら畝間を走行できる台車が望ましいのである。これを、自走可能で、作業者の立つ作業位置を変更可能とし、また該作業位置での作業スペースは作業者が左右に身を乗り出すことができ、同時に前記作業に必要な物品の載置を可能とするだけの広さを有する台車を構成して実現しようとするものである。つまり、特定の作業に特化した台車ではなく、様々な作業に対応可能な汎用性の高い台車を実現しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、機台フレーム(5)の前後一側に駆動輪(7・7)を配置し、他側に操向輪(30・30)を配置し、該機台フレーム(5)上に、四本の下部フレーム(9・9・・・)を平面視四角形の頂点部分に立設し、該下部フレーム(9・9・・・)の上部に、平面視矩形に構成した上部ステップ(18)の下面の四隅から垂設した四本の上部フレーム(21・21・・・)を、位置を略合わせて垂設して嵌装し、該下部フレーム(9)と上部フレーム(21)との間で、着脱、かつ、上下高さ調節可能に連結し、前記機台フレーム(5)前部に、下部ステアリングシャフト(28)と上部ステアリングシャフト(26)を、着脱、かつ、上下高さ調節可能に連結したステアリングシャフトを鉛直方向に回動自在に支持し、該下部ステアリングシャフト(28)の下端に操向輪(30・30)を支持する操向輪軸(31)を固定し、該上部ステアリングシャフト(26)上端に、作業者が上部ステップ(18)に立って操作する場合の上部操作ハンドル(25)を、上部ステアリングシャフト(26)の中途部に、地面に立って操作する場合の下部操作ハンドル(27)を配置したハウス内移動台車である。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載のハウス内移動台車において、前記上部操作ハンドル(25)或いは下部操作ハンドル(27)による操向輪軸(31)の切り角度(θ)の可能な範囲は、10度程度としたものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1または請求項2記載のハウス内移動台車において、前記駆動輪(7・7)をモーター(12)で駆動可能に構成し、該モーター(12)駆動用のバッテリ(17)を、前記機台フレーム(5)上の前後一端に載置し、他端に前側の操向輪(30・30)を支点とし、後側を持ち上げた状態で移動台車(1)の方向を転換できる方向転換用ハンドル(10)を配置したものである。
請求項4においては、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のハウス内移動台車において、前記機台フレーム(5)にアウトリガ(41)を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例を説明する。図1は移動台車の側面図であり、図2は移動台車の正面図であり、図3は移動台車の平面図であり、図4は作業部の低所側位置での移動台車の側面図であり、図5は図1のA−A断面における移動台車の平面図であり、図6はアウトリガを備えた移動台車の側面図であり、図7はアウトリガの回動の様子を示す側面一部断面図であり、図8はアウトリガ体を示す図である。
【0009】
図1から図3に示すように、移動台車1は下部の走行部2と上部の作業部3、及び前部の操向部4とから構成される。
【0010】
まず、走行部2について説明する。なお、図1における左側を前方とする。機台フレーム5の前後一側(後部)下端の左右両端部には軸受6・6が固設されており(図3)、該軸受6・6によって後輪軸8が軸支され、該後輪軸8の両端に後輪7・7を固設している。機台フレーム5上面には四本の下部フレーム9・9・・・が平面視四角形の頂点部分に前寄りで立設されており、該下部フレーム9・9・・・の上部に後述する作業部3を支持している。機台フレーム5前後一端(後部)上面には後上方へ向けて方向転換用ハンドル10が立設されており、後方側に立設されている前記下部フレーム9・9と該方向転換用ハンドル10の間の上下中途部には乗降用ステップ11が横設されている。なお、方向転換用ハンドル10は後面視U字形状に構成されている。
【0011】
前記機台フレーム5の前後他端(前部)上面にはバッテリ17が載置されており、移動台車1の重心位置は機体中央部より前側に位置させている。このため前記方向転換用ハンドル10と反対側に配置することで、移動台車1の重心位置から水平方向で最遠点に位置することになって、重心位置が中央もしくは後側にある場合と比べて、作業者が方向転換を行なうときには前記方向転換用ハンドル10を楽に持ち上げることができ、前側の操向輪を支点として後側を持ち上げた状態で移動台車1の方向を転換できるのである。
【0012】
前記機台フレーム5後部上面には走行駆動用のモータ12が載置されており、前記バッテリ17から電力が供給されて該モータ12が駆動回転され、該モータ12の出力軸は左方に突出されている。該出力軸の左端にはスプロケット14を固着しており、前記後輪軸8の中央より左寄り部分にはスプロケット15が固着され、該スプロケット14・15間にチェーン16が巻回されて、前記モータ12からの駆動力により駆動輪となる後輪7・7を駆動可能に構成している。
【0013】
次いで、作業部3について説明する。前記下部フレーム9・9・・・の上方には上部ステップ18が配設され、該上部ステップ18上面の前端部に前部フレーム19が立設されている。前部フレーム19は正面視逆U字形に構成され、該上部ステップ18上面の左右両側には略逆L字形状の側部フレーム20・20が前後方向に立設されており、該側部フレーム20の前端は前部フレーム19に固設し、後下端は上部ステップ18中途部上に固設している。
【0014】
該上部ステップ18は平面視矩形に構成し、その下面の四隅から、四本の上部フレーム21・21・・・を前記下部フレーム9・9・・・の位置に略合わせて垂設しており、該上部フレーム21は断面形状がL字型として、走行部2の前記下部フレーム9・9・・・も同じく断面形状をL字型として形状を合わせている。そして平面視で、四本の上部フレーム21は四本の下部フレーム9を内側に配設して、下部フレーム9の外面と上部フレーム21の内面とが接触し、上部フレーム21は下部フレーム9に対して着脱可能、かつ、上下位置調節可能となっている。
【0015】
即ち、下部フレーム9には上下方向に所定間隔をあけて複数のボルト孔22が穿設されている(本実施例では2箇所)。また、上部フレーム21の下端部にもボルト挿通用のボルト孔が前記ボルト孔22の間隔に合わせて穿設されている。こうして下部フレーム9及び上部フレーム21のボルト孔を合わせてボルト23で固定することによって、上下高さを調節できる。図1から図3は、作業部3が高所側位置に固定される場合の状態である。このとき上部フレーム21のボルト孔及び下部フレーム9の上端部側のボルト孔22とに移動台車1外側からボルト23を挿通し、移動台車1内側からのナット24にて締結して、上部フレーム21及び下部フレーム9とを固定するのである。
【0016】
作業部3の固定位置は、本実施例では前記高所側位置及び低所側位置の二箇所があり、該低所側位置で作業部3が固定される場合は、図4に示すような状態となる。このとき、上部フレーム21のボルト孔及び下部フレーム9の中部側のボルト孔22とが、前記ボルト23及びナット24によって締結固定されるのである。但し、下部フレーム9、上部フレーム21はL字型に限定するものではなく、パイプ状に構成することも可能である。またボルトの代わりにピンを用いることも可能である。また、下部フレーム9、上部フレーム21の数は限定するものではない。
【0017】
次に、操向部4について説明する。図1から図3に示すように、機台フレーム5前端中央部に軸支部32が立設されており、該軸支部32は上下二箇所で前方へ向けて、水平にブラケット32a・32bを延出して、該ブラケット32a・32bの左右中央に挿入口を開口し、該挿入口に下部ステアリングシャフト28を挿入して回転自在に軸支している。下部ステアリングシャフト28は円環部材33・33を係止しており、該円環部材33・33はそれぞれブラケット32a下面とブラケット32b上面に位置して、下部ステアリングシャフト28が軸支部32から抜けることを防止している。該下部ステアリングシャフト28下端には、前輪軸31の左右中央部を固着し、該前輪軸31の両端に操向輪となる前輪30・30を回動自在に枢支している。
【0018】
該下部ステアリングシャフト28は円筒形状に構成してその上部に、上部ステアリングシャフト26が挿入されている。下部ステアリングシャフト28の径は上部ステアリングシャフト26の径より小さくして摺動可能となっている。下部ステアリングシャフト28には、前記下部フレーム9のボルト孔の位置に合わせて、ボルト挿通用のボルト孔29が上下複数箇所に穿設されている(本実施例では二箇所)。また、上部ステアリングシャフト26下部にも、前記ボルト孔29の位置に合わせてボルト挿通用のボルト孔が穿設されている。図1から図3に示す高所側位置の状態では、上部ステアリングシャフト26のボルト孔及び下部ステアリングシャフト28の上端部側のボルト孔29とに、ボルト23を挿通し、ナット24にて締結して、上部ステアリングシャフト26及び下部ステアリングシャフト28とを固定している。図4に示す低所側位置の状態では、上部ステアリングシャフト26のボルト孔及び下部ステアリングシャフト28の中部側のボルト孔29とに、ボルト23を挿通して両者を固定している。
【0019】
また、上部ステアリングシャフト26中途部に、下部操作ハンドル27をボルト締結にて固定している。加えて、上部ステアリングシャフト26上端に上部操作ハンドル25の左右中央が固設されている。さらに、作業部3の前部フレーム19上端に軸支部34が固設され、該軸支部34は前部が円筒部材34aで構成されており、該円筒部材34aは上部ステアリングシャフト26を軸支している。
【0020】
以上構成により、上部操作ハンドル25あるいは下部操作ハンドル27の回動操作により、前輪軸31を回動させて移動台車1の方向を修正することが出来るのである。
したがって作業者は、地面に立って移動台車1の移動を図る場合は、下部操作ハンドル27を操って、操向操作を行うのである。また、上部ステップ18下面の左前端にはスイッチボックス35が配設されている。該スイッチボックス35には前進、後進、停止の操作を行うスイッチが配置され、このスイッチの操作により、前記モータ12の正逆回転及び停止ができ、移動台車1を走行、停止できる。また、作業者が上部ステップ18に立って移動台車1の移動を図る場合は、上部操作ハンドル25を操って、操向操作を行うのである。上部ステップ18上面の左前端にはフットスイッチ36が配設されており、該フットスイッチ36の操作により、前記スイッチボックス35と同様の操作を行うことが出来る。
【0021】
図5に示すように、前記上部操作ハンドル25あるいは下部操作ハンドル27による前輪軸31の切り角度の可能な範囲は、機台フレーム5によって制限されている。ここで本実施例における切り角度θの範囲は、10度程度である。切り角度θの範囲を10度程度に制限することで、移動台車1の左右方向に対する安定性を維持して横転防止を図ると共に、デファレンシャル機構を備えない移動台車1が旋回時に過剰な走行馬力を食わないようにしているのである。そして、モーターを使用せずに移動するときには、上部操作ハンドル25あるいは下部操作ハンドル27を握って後端を持ち上げることで容易に移動できるのである。
【0022】
前述したように、上部フレーム21・下部フレーム9間、及び上部ステアリングシャフト26・下部ステアリングシャフト28間においては、上下二箇所の固定位置が存在している。そして上部フレーム21・下部フレーム9で上部ステップ18を支持する支柱を構成し、上部ステアリングシャフト26・下部ステアリングシャフト28で操向用のステアリングシャフトを構成し、それぞれ前記固定位置での固定、解除により伸縮及び二分割可能となっている。この支柱及びステアリングシャフトが二分割構成である為、移動台車1の、図1から図3に示す高所側位置及び図4に示す低所側位置の選択及び、移動台車1の上下二分割をもボルト締結を解除するだけで行うことができるのである。したがって、作業の必要に応じて上部ステップ18の高さを変更することが出来るだけでなく、移動台車1を二分割して梱包に容易なように小型化することも可能なのである。また、塗装時に小型の焼付炉に入れることも出来る。
【0023】
次に、アウトリガを備えた第二実施例の移動台車について説明する。第二実施例では図6に示すように、前述の移動台車1にアウトリガ41・41・・・を備えて、移動台車40を構成する。アウトリガ41は移動台車40の前後左右に四つ備えられており、いずれも機台フレーム5に取付けられている。
【0024】
図7、図8に示すように、アウトリガ41はアウトリガ体42及び地面と接触する円盤部材43等から構成されている。アウトリガ体42の先端は、円盤部材43に中央より立設したブラケット44・44にピン45によって、回動自在に枢止されている。また、アウトリガ体42の機体側端は、機台フレーム5に立設されるブラケット46・46に回動自在に枢支されている。
【0025】
アウトリガ体42は図8に示すように、先端には前記ピン45挿通用の孔が設けられており、機体側端には円形状の穿設孔47が設けられ、該穿設孔47の外周に適宜間隔をあけて切欠47a・47bが設けられている。図7に示すように、ブラケット46に支持軸48を横設し、該支持軸48にアウトリガ体42が回動可能に構成している。
【0026】
支持軸48にステーを固設し、前記切欠47a・47bに係合可能としているので、該切欠47a・47bの穿設方向と支持軸48とが平行となる位置にアウトリガ体42が回動した場合は、支持軸48に沿ってアウトリガ体42を摺動することを可能としている。アウトリガ体42を支持軸48に対して切欠47aに沿って摺動させる場合は、アウトリガ41による移動台車1の固定状態であり、アウトリガ体42を切欠47bに沿って摺動させる場合は、アウトリガ41の収納状態である。但し、アウトリガ体42を上方に回動した状態で係止する構成とすることも可能であり、収納・張出状態に維持する構成は限定するものではない。
【0027】
以上構成により、定位置で作業を行う場合に、アウトリガ41による固定状態に移行して安定性を向上し、移動台車1の横転防止を図ることが出来るのである。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の如く、機台フレーム(5)の前後一側に駆動輪(7・7)を配置し、他側に操向輪(30・30)を配置し、該機台フレーム(5)上に、四本の下部フレーム(9・9・・・)を平面視四角形の頂点部分に立設し、該下部フレーム(9・9・・・)の上部に、平面視矩形に構成した上部ステップ(18)の下面の四隅から垂設した四本の上部フレーム(21・21・・・)を、位置を略合わせて垂設して嵌装し、該下部フレーム(9)と上部フレーム(21)との間で、着脱、かつ、上下高さ調節可能に連結したので、作業の必要に応じて上部ステップ18の高さを変更することが出来るのである。また、塗装時に小型の焼付け炉に入れて、塗装作業を行うことも出来る。さらに、移動台車を搬送する際にも、二分割により一つ当りの梱包の大きさを小型化することができるのである。
また、前記機台フレーム(5)前部に、下部ステアリングシャフト(28)と上部ステアリングシャフト(26)を、着脱、かつ、上下高さ調節可能に連結したステアリングシャフトを鉛直方向に回動自在に支持し、該下部ステアリングシャフト(28)の下端に操向輪(30・30)を支持する操向輪軸(31)を固定し、該上部ステアリングシャフト(26)上端に、作業者が上部ステップ(18)に立って操作する場合の上部操作ハンドル(25)を、上部ステアリングシャフト(26)の中途部に、地面に立って操作する場合の下部操作ハンドル(27)を配置したので、作業効率の向上に繋がるのである。
【0029】
請求項2に記載の如く、請求項1記載のハウス内移動台車において、前記上部操作ハンドル(25)或いは下部操作ハンドル(27)による操向輪軸(31)の切り角度(θ)の可能な範囲は、10度程度としたので、切り角度θの範囲を10度程度に制限することで、移動台車1の左右方向に対する安定性を維持して横転防止を図ると共に、デファレンシャル機構を備えない移動台車1が旋回時に過剰な走行馬力を食わないようにしているのである。
そして、モーターを使用せずに移動するときには、上部操作ハンドル25あるいは下部操作ハンドル27を握って後端を持ち上げることで容易に移動できるのである。
【0030】
請求項3記載の如く、請求項1または請求項2記載のハウス内移動台車において、前記駆動輪(7・7)をモーター(12)で駆動可能に構成し、該モーター(12)駆動用のバッテリ(17)を、前記機台フレーム(5)上の前後一端に載置し、他端に前側の操向輪(30・30)を支点とし、後側を持ち上げた状態で移動台車(1)の方向を転換できる方向転換用ハンドル(10)を配置したので、重心位置が中央もしくは後側にある場合と比べて、作業者が該方向転換用ハンドルを楽に持ち上げることが出来、移動台車の方向転換を容易なものとしている。
【0031】
請求項4記載の如く、前記機台フレーム(5)にアウトリガ(41)を備えたので、定位置で作業を行う場合に、該アウトリガによる固定状態に移行して、移動台車の横転防止を図ることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動台車の側面図。
【図2】 移動台車の正面図。
【図3】 移動台車の平面図。
【図4】 作業部の低所側位置での移動台車の側面図。
【図5】 図1のA−A断面における移動台車の平面図。
【図6】 アウトリガを備えた移動台車の側面図。
【図7】 アウトリガの回動の様子を示す側面一部断面図。
【図8】 アウトリガ体を示す図。
【符号の説明】
1、40 移動台車
5 機台フレーム
7 後輪
9 下部フレーム
10 方向転換用ハンドル
12 モータ
17 バッテリ
18 上部ステップ
21 上部フレーム
25 上部操作ハンドル
26 上部ステアリングシャフト
27 下部操作ハンドル
28 下部ステアリングシャフト
30 前輪
41 アウトリガ
θ 切り角度

Claims (4)

  1. 機台フレーム(5)の前後一側に駆動輪(7・7)を配置し、他側に操向輪(30・30)を配置し、該機台フレーム(5)上に、四本の下部フレーム(9・9・・・)を平面視四角形の頂点部分に立設し、該下部フレーム(9・9・・・)の上部に、平面視矩形に構成した上部ステップ(18)の下面の四隅から垂設した四本の上部フレーム(21・21・・・)を、位置を略合わせて垂設して嵌装し、該下部フレーム(9)と上部フレーム(21)との間で、着脱、かつ、上下高さ調節可能に連結し、前記機台フレーム(5)前部に、下部ステアリングシャフト(28)と上部ステアリングシャフト(26)を、着脱、かつ、上下高さ調節可能に連結したステアリングシャフトを鉛直方向に回動自在に支持し、該下部ステアリングシャフト(28)の下端に操向輪(30・30)を支持する操向輪軸(31)を固定し、該上部ステアリングシャフト(26)上端に、作業者が上部ステップ(18)に立って操作する場合の上部操作ハンドル(25)を、上部ステアリングシャフト(26)の中途部に、地面に立って操作する場合の下部操作ハンドル(27)を配置したことを特徴とするハウス内移動台車。
  2. 請求項1記載のハウス内移動台車において、前記上部操作ハンドル(25)或いは下部操作ハンドル(27)による操向輪軸(31)の切り角度(θ)の可能な範囲は、10度程度としたことを特徴とするハウス内移動台車。
  3. 請求項1または請求項2記載のハウス内移動台車において、前記駆動輪(7・7)をモーター(12)で駆動可能に構成し、該モーター(12)駆動用のバッテリ(17)を、前記機台フレーム(5)上の前後一端に載置し、他端に前側の操向輪(30・30)を支点とし、後側を持ち上げた状態で移動台車(1)の方向を転換できる方向転換用ハンドル(10)を配置したことを特徴とするハウス内移動台車。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のハウス内移動台車において、前記機台フレーム(5)にアウトリガ(41)を備えたことを特徴とするハウス内移動台車。
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