JP4469891B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、楽曲等の提示情報の特徴を表す特徴情報をユーザに対して報知する装置又は方法等の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、HD(Hard Disc)等の記録媒体の大容量化や、MP(MPEG Audio Layer)3、
ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)3等のデータ圧縮技術の進展により、ユーザが、例えばオーディオ機器やパーソナルコンピュータ等を使用して、例えば、多くのCD(Compact Disc)や、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等に記録された楽曲のデータを、一つのHD等に記録して再生することが可能になっている。更に、最近では、インターネット上における配信サーバから楽曲のデータをダウンロードして上記HD等に記録して再生することが可能になった。
【0003】
このように記録された多くの楽曲のうちから、再生すべき楽曲の選択(選曲)に当たって、例えば、HDに記録されている楽曲に関する情報(例えば、楽曲のタイトル)を表示画面に表示させ、その中からユーザが所望の楽曲を選択することが一般的であるが、近年では、音声認識技術を用いてユーザが発話した音声(例えば、楽曲のタイトル)を認識することによって楽曲を選択することが可能になっている。
【0004】
例えば、特許文献1に開示された楽曲検索装置には、データの手入力を行わなくても、楽曲の検索を行うことができるようになっている。
【特許文献1】
特開平10−91176号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このように非常に多くの楽曲を記録できるようになると、例えば、ユーザにより指定された選択条件(例えば、ランダムで20曲等)に基づき選択された各楽曲の特徴、或いは複数の楽曲全体の雰囲気を把握することは、例えば表示画面上に表示された楽曲のタイトル等から把握することは困難であり、ユーザは、各楽曲を一旦再生し聴いてみなければならないという不都合が生じる。
[0006]
また、各楽曲に関するジャケット画像をサムネイル表示することも考えられるが、当該サムネイル表示でも、瞬時に楽曲の特徴を把握することは困難である。特に、軍を運転中のユーザにとっては極めて困難である。
[0007]
そこで、このような問題の解消を一つの課題とし、ユーザが、選択された各楽曲の特徴を瞬時に把握でき、また、選択された複数の楽曲全体の雰囲気等を瞬時に把握することが可能な情報処理装置及び情報処理方法等を提供することを目的する。
課題を解決するための手段
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の情報記録装置は、所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第1の特徴を表す第1特徴情報のレベルを示す第1特徴レベル情報、第2の特徴を表す第2特徴情報のレベルを示す第2特徴レベル情報、及び第3の特徴を表す第3特徴情報のレベルを示す第3特徴レベル情報を取得する特徴情報取得手段と、前記各提示情報間の前記第1特徴情報のレベルの差、前記第2特徴情報のレベルの差、及び前記第3特徴情報のレベルの差に基づいて、複数の前記提示情報を1のグループとして決定するグループ決定手段と、前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち1の前記提示情報を代表提示情報として決定する代表提示情報決定手段と、表示画面上の第1の軸方向における前記代表提示情報の前記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における前記代表提示情報の前記第2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情報に対応する表示物を表示させる表示制御手段と、を備え、前記グループ決定手段は、前記複数の提示情報のうちから特定した一の提示情報の前記第1特徴情報のレベルと他の提示情報の前記第1特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第1の軸方向の幅に相当するレベル以下であり、かつ前記一の提示情報の前記第2特徴情報のレベルと前記他の提示情報の前記第2特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第2の軸方向の高さに相当するレベル以下であるときに、前記一の提示情報及び前記他の提示情報とを1のグループとして決定し、
前記表示制御手段は、前記位置に、前記第3特徴情報のレベルに応じた大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする。
【0009】
上記課題を解決するために、請求項5に記載の情報処理プログラムは、コンピュータを、所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第1の特徴を表す第1特徴情報のレベルを示す第1特徴レベル情報、第2の特徴を表す第2特徴情報のレベルを示す第2特徴レベル情報、及び第3の特徴を表す第3特徴情報のレベルを示す第3特徴レベル情報を取得する特徴情報取得手段、前記各提示情報間の前記第1特徴情報のレベルの差、前記第2特徴情報のレベルの差、及び前記第3特徴情報のレベルの差に基づいて、複数の前記提示情報を1のグループとして決定するグループ決定手段、前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち1の前記提示情報を代表提示情報として決定する代表提示情報決定手段、表示画面上の第1の軸方向における前記代表提示情報の前記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における前記代表提示情報の前記第2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情報に対応する表示物を表示させる表示制御手段として機能させ、前記グループ決定手段は、前記複数の提示情報のうちから特定した一の提示情報の前記第1特徴情報のレベルと他の提示情報の前記第1特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第1の軸方向の幅に相当するレベル以下であり、かつ前記一の提示情報の前記第2特徴情報のレベルと前記他の提示情報の前記第2特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第2の軸方向の高さに相当するレベル以下であるときに、前記一の提示情報及び前記他の提示情報とを1のグループとして決定し、前記表示制御手段は、前記位置に、前記第3特徴情報のレベルに応じた大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする。
【0010】
上記課題を解決するために、請求項5に記載の情報処理方法は、所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第1の特徴を表す第1特徴情報のレベルを示す第1特徴レベル情報、第2の特徴を表す第2特徴情報のレベルを示す第2特徴レベル情報、及び第3の特徴を表す第3特徴情報のレベルを示す第3特徴レベル情報を取得する工程と、前記各提示情報間の前記第1特徴情報のレベルの差、前記第2特徴情報のレベルの差、及び前記第3特徴情報のレベルの差に基づいて、複数の前記提示情報を1のグループとして決定するグループ決定工程と、前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち1の前記提示情報を代表提示情報として決定する工程と、表示画面上の第1の軸方向における前記代表提示情報の前記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における前記代表提示情報の前記第2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情報に対応する表示物を表示させる工程と、を備え、前記グループ決定工程においては、前記複数の提示情報のうちから特定した一の提示情報の前記第1特徴情報のレベルと他の提示情報の前記第1特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第1の軸方向の幅に相当するレベル以下であり、かつ前記一の提示情報の前記第2特徴情報のレベルと前記他の提示情報の前記第2特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第2の軸方向の高さに相当するレベル以下であるときに、前記一の提示情報及び前記他の提示情報とを1のグループとして決定することを特徴とする。
[0015]
[0016]
[0017]
[0018]
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。
【図2】曲調対応付けテーブルの一例を示す図である。
【図3】表示画面上における各楽曲に対応する楽曲アイコンの表示例を示す図である。
【図4】表示画面上における複数の楽曲アイコンが重なって表示された場合の一例を示す図である。
【図5】情報再生記録装置1のシステム制御部19における楽曲アイコン表示処理を示すフローチャートである。
【図6】情報再生記録装置1のシステム制御部19における楽曲アイコン表示処理を示すフローチャートである。
【図7】システム制御部19により取得された特徴情報等の一例を示す図である。
【図8】第1特徴情報「平均音量」のレベルの差と、第2特徴情報「BPM」のレベルの差を説明するための図である。
【図9】グリッドに分割された楽曲アイコン表示画面の一例を示す図である。
【図10】(A)は、X軸方向にコードのレベルを、Y軸方向にBPMのレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示画面例を示す図であり、(B)は、X軸方向にコードのレベルを、Y軸方向に平均音量のレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示画面例を示す図である。
【図11】関連楽曲に対応する楽曲アイコンが強調表示(ハイライト表示)される場合の一例を示す図である。
【図12】楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を音声によりユーザに提示する例を示す図である。
【図13】写真画像が楽曲アイコン上に表示される場合の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0020】
1 情報再生記録装置
2 情報配信サーバ
3 ネットワーク
11 情報再生部
12 情報出力部
13 楽曲特徴量抽出部
14 情報記録再生部
15 操作・表示部
16 マイクロフォン
17 音声認識部
18 通信部
19 システム制御部
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報再生記録装置に対して本願を適用した場合の実施形態である。
【0022】
先ず、図1を参照して、本実施形態における情報再生記録装置の構成及び機能を説明する。図1は、本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。
【0023】
図1に示すように、情報再生記録装置1は、情報再生部11、情報出力部12、楽曲特徴量抽出部13、情報記録再生部14、操作・表示部15、マイクロフォン16、音声認識部17、ネットワーク3を介して情報配信サーバ2との間でデータ通信を行うための通信部18、及びシステム制御部19を備えて構成されている。
【0024】
情報再生部11は、システム制御部19の制御下、CD(Compact Disc:CD−DA(Digital Audio)、CD−R、CD−R/W等の総称)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc:DVD−Audio、DVD−Video、DVD−R、DVD−RW等の総称)、又はカード型記録媒体(例えば、メモリースティックやSDカード等)等の記録媒体(記録手段)に記録された楽曲(本願の提示情報の一例)を再生し、当該楽曲を情報出力部12、楽曲特徴量抽出部13、及び情報記録再生部14に出力するようになっている。
【0025】
例えば、情報再生部11がCD(例えば、CD−DA)に記録された楽曲を再生するものである場合、当該情報再生部11は、図示しないが、当該CDに光ビームを照射して記録情報を光学的に読み取り電気信号に光電変換し出力する光ピックアップ、当該光ピックアップから出力された電気信号からRF(Radio Frequency)信号等を生成して出力するRFアンプ、当該RF信号に所定の復調処理及び誤り訂正処理等を行いデジタル信号に変換して楽曲を再生するデジタル信号処理回路(例えばDSP(Digital Signal Processor)等により構成)及び、スピンドルモータ及び光ピックアップをサーボ制御するサーボ回路等を備え、当該楽曲の再生、出力を行う。
【0026】
また、情報再生部11は、記録媒体に、楽曲に付随する付随情報(例えば、楽曲のタイトル、ジャンル(例えば、ロック、ジャズ、ポップス、クラッシック、ヒップホップ等)などのテキスト情報)、アーティスト名、年代(例えば、いつ製作されたかを示す情報)等)、製作国等が記録されている場合(例えば、記録媒体がCD−TEXT等の場合)には、情報再生部11は、システム制御部19の制御下、当該付随情報を記録媒体から読み出し、情報記録再生部14に出力するようになっている。また、本実施形態において、これらの付随情報は、楽曲の特徴を表す特徴情報の一例として扱われるものとする。
【0027】
なお、CD以外の記録媒体から楽曲を再生するための構成及び機能については公知の技術であるので、詳しい説明は省略する。また、マルチメディアプレーヤのように、複数の記録媒体から楽曲を再生するように構成してもよい。
【0028】
情報出力部12は、図示しないが、情報再生部11により再生された楽曲(デジタル音声信号)、又はシステム制御部19から出力された音声ガイド情報等を入力し、これをアナログ音声信号に変換するDAC(Digital-to-Analog Converter)、当該アナログ音声信号を増幅して出力するAMP(Amplifier)、及び増幅されたアナログ音声信号を音波として出力するスピーカ等を備えており、楽曲をスピーカから出力するようになっている。
【0029】
楽曲特徴量抽出部13は、例えばDSP等により構成されており、情報再生部11により再生出力された楽曲を入力し、当該楽曲のデータから当該楽曲の特徴を示す楽曲特徴量を抽出し、情報記録再生部14及びシステム制御部19に出力するようになっている。
【0030】
ここで、楽曲特徴量とは、その楽曲の特徴を定量的に示す情報(例えば、0〜300の間の数値等で表される)であり、これには、例えば、楽曲の楽音から得られる楽音特徴量などが含まれる。なお、本実施形態において、楽曲特徴量もまた、楽曲の特徴を表す特徴情報の一例として扱われるものとする。
【0031】
楽音特徴量としては、キー(ハ長調、イ短調等の曲の調性)、キーの変化位置(又は変化パターン)、コード(Minor, Major)、当該コードの変化位置(又は変化パターン)、当該コードの変化量(CPM:Code Per Minute)(又は変化率(HVL))、ビート(拍:強弱を持った一定のパルス信号)、当該ビートの最大値(又は、最小値、平均値)、当該ビートの変化位置(又は変化パターン)、当該ビートの変化量(BPM:Beat Per Minute、テンポを表す)(又は変化率)、楽音の最大強度や平均強度(平均音量)、音量の変化位置(又は変化パターン)などが挙げられる。
【0032】
これらの楽音特徴量の抽出には、公知の様々な方法を適用可能であるので、詳しい説明を省略するが、例えば、楽曲特徴量抽出部13が、楽曲のデータを高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)して周波数分析を行い時間軸に沿った所定の時間間隔で周波数毎の音量値を算出してキー及びこれに関する量(キーの変化位置等)、コード及びこれに関する量(コードの変化位置や変化量等)の抽出を行ったり、所定のスレッショルドレベルにて楽曲のデータに係る波形のエンベロープを検出することによりビート及びこれに関する量(ビート(信号)の最大値等)の抽出を行う。
【0033】
このような楽音特徴量(以下、楽曲特徴量という)は、例えばシステム制御部19による楽曲の曲調判別に使用される。この曲調判別の処理では、例えば、予め設定され記憶された、楽曲特徴量と曲調との対応付けを規定した曲調対応付けテーブルが用いられ、楽曲の楽曲特徴量に基づいて行われる。
【0034】
図2は、曲調対応付けテーブルの一例を示す図である。図2に示す例では、曲調としては、「明るい曲」、「ノリがいい曲」、「静かな曲」、「悲しい曲」が示され、楽曲特徴量としては、「キー」、「コードの変化率(HVL)」、「ビートの変化量(BPM)」、「ビートの最大値」、「平均音量」が示されている。
【0035】
また、図2中、「高」、「中」、「低」は、楽曲特徴量のレベルを意味しており、例えば、ビートの変化量(BPM)の場合、「高」は、190〜300のレベル(数値)範囲で、「中」は、90〜189のレベル範囲で、「低」は、0〜89のレベル範囲で、夫々表される(従って、「中〜高」は、90〜300のレベル範囲を、「低〜中」は、0〜189のレベル範囲を表す)。また、例えば、平均音量の場合、「高」は、1.2〜2のレベル範囲で、「中」は、0.6〜1.19のレベル範囲で、「低」は、0〜0.59のレベル範囲で、夫々表される。また、図2中、「キー」の一例として「ハ長調」若しくは「イ短調」が示されているが、これについても、夫々、例えば、あるレベル範囲で表される。
【0036】
このような曲調対応付けテーブルが参照されて曲調判別の処理が行われる場合、例えば、上記特定された楽曲の楽曲特徴量が、「明るい曲」に対応する楽曲特徴量のレベルを満たすか(言い換えれば、図2に示す数値範囲に入るか)否かが判別され、満たす場合に当該楽曲は、「明るい曲」に合致すると判別されることになる(他の曲調についても同様である)。こうして一旦楽曲の曲調が判別されると、判別された曲調を示す情報は、当該楽曲に対応付けられて後述する楽曲リストに登録されることになる。
【0037】
なお、本実施形態において、曲調もまた、楽曲の特徴を表す特徴情報の一例として扱われるものとする。
【0038】
情報記録再生部14は、例えば、楽曲のデータ等を一時的に蓄積するバッファメモリ、楽曲のデータをエンコード(圧縮等)又はデコード(伸長等)するためのエンコーダ/デコーダ、HD(Hard Disc)、及びHDに楽曲のデータ等を記録又はHDから再生等を行うためのHDドライブ等を備えている。
【0039】
なお、情報記録再生部14が、MD、DVD−RW、又はカード型記録媒体等の記録媒体を備えて構成されるものであっても良い。
【0040】
そして、情報記録再生部14は、システム制御部19の制御下、例えば、情報再生部11から出力された楽曲のデータを例えば圧縮して、HDに記録すると共に、情報再生部11から出力された付随情報を楽曲に関連付けて当該HDに記録する。また、情報記録再生部14は、システム制御部19の制御下、楽曲特徴量抽出部13から出力された楽曲特徴量を当該楽曲に関連付けて記録するようになっている。
【0041】
更に、情報記録再生部14は、システム制御部19の制御下、例えば情報配信サーバ2からネットワーク(例えば、インターネット、移動体通信網等によりからなる)4を介して配信され通信部18を介して受信された楽曲のデータ及びこれに付随する付随情報を当該HDに記録するようになっている。
【0042】
なお、情報配信サーバ2から取得される楽曲の楽音特徴量も、例えば当該取得の際に、楽曲特徴量抽出部13により抽出され、当該楽曲に関連付けて記録される。
【0043】
このように情報記録再生部14におけるHDに記録される各楽曲には、固有の登録番号(例えば、シリアル番号)が付与され、リスト管理されるようになっている。例えば、HDに記録されている楽曲の登録番号、データ容量、記録場所、演奏時間、上記付随情報、楽曲のジャケット画像(例えば、シングルCDのジャケットの画像)、アルバムのタイトル及びジャケット画像(例えば、アルバムCDに収録されていた場合)、及び楽曲特徴量等の管理情報が楽曲リストに登録される。この楽曲リストのデータは、例えばHDに記録され、適宜、システム制御部19により読み出され使用される。
【0044】
なお、楽曲に付随する付随情報は、楽曲のデータがHDに記録される際に、ユーザが操作・表示部15を操作して入力され、上記管理情報として楽曲リストに登録されるようにしても良い。
【0045】
また、システム制御部19が、例えばCDの最内周部に記録されたTOC(Table of content)情報を読み出し、当該TOC情報をキーとして、公知のCDDB(CDデータベース)を備えるサーバ(図示せず)にネットワーク4を介して問い合わせを行い、当該サーバから、CDに記録された楽曲の付随情報及びジャケット画像(当該楽曲がアルバムCDに収録されていた場合、アルバムのジャケット画像)等を取得して上記管理情報として上記楽曲リストに登録するようにしても良い。
【0046】
操作・表示部15は、例えばタッチパネル式の表示パネル(例えば液晶パネル)を備えており、システム制御部19の制御下、上記楽曲リストに含まれる管理情報や、ユーザが各種指示を入力するための操作ボタン等を表示するようになっている。このような操作ボタンが押されると、当該操作ボタンに対応する指示信号がシステム制御部19に出力される。更に、表示パネルには、各楽曲に対応する表示物の一例としての楽曲アイコンが表示されるようにもなっており、当該楽曲アイコンが押される(触れられる)と、当該楽曲アイコンに対応する楽曲の例えば再生指示を示す指示信号がシステム制御部19に出力されるようになっている。なお、当該操作ボタンが設けられたリモコンを併用しても良い。
【0047】
マイクロフォン16は、例えばユーザにより発話された各種指示に関する音声を検出(集音)して、その音声信号を音声認識部17に出力するようになっている。
【0048】
音声認識部17は、公知の音声認識処理を行うものであり、マイクロフォン16からの音声信号の周波数分析を行い、予め用意された発話音声候補群の中から最も適合する候補を選定することによって、上記音声信号に含まれる情報(例えば、楽曲を選択するための指示情報)を認識し、これをシステム制御部19に出力するようになっている。
【0049】
システム制御部19は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、及び各種処理プログラム(情報処理プログラム及び表示制御処理プログラムを含む)やデータを記憶するROM等を備えており、本願の情報処理装置及び表示制御装置の一例である。なお、情報処理プログラム及び表示制御処理プログラムは、例えばネットワーク3に接続された所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
【0050】
そして、CPUがROM等に記憶されたプログラムを実行することにより、システム制御部19は、情報再生記録装置1全体を統括制御し、楽曲の記録及び再生制御等を行うようになっている。
【0051】
更に、システム制御部19は、所定の選択条件に基づき、楽曲リストに登録された楽曲(つまり、HDに記録された複数の楽曲)から、再生すべき楽曲を選択する。この所定の選択条件としては、予め設定された条件であっても良いし、ユーザにより指示された条件であっても良い。例えば、ユーザから「ロック又はジャズから20曲選択」という条件の指示があった場合には、楽曲リストに登録された各楽曲の管理情報が参照されてロック又はジャズに該当する楽曲が20曲選択されることになる。或いは、ユーザから「楽曲リストに登録された楽曲を全て選択」という条件の指示があった場合には、楽曲リストに登録された全ての楽曲が選択されることになる。
【0052】
そして、システム制御部19は、特徴情報取得手段として、こうして選択された各楽曲の上述したような特徴情報のうち、後述する全体特徴情報を決定するための1又は複数の特徴情報(以下、「決定要素特徴情報」という)を例えば楽曲リストから取得し、全体特徴情報決定手段として、当該取得した各決定要素特徴情報に基づいて、選択された複数の楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報を決定するようになっている。例えば、決定要素特徴情報が、明るい曲、ノリがいい曲、静かな曲等の曲調であるとすると、そのうち最も多い曲調が当該楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報(例えば、明るい曲の楽曲が最も多い場合、楽曲全体の特徴は明るい曲調となる)として決定される。そして更に、システム制御部19は、全体特徴情報報知手段として、このように決定された全体特徴情報をユーザに対して報知する。
【0053】
ここで、全体特徴情報の報知は、全体特徴情報を含む情報(例えば、「楽曲全体の特徴は明るい曲です」との情報)が操作・表示部15における表示画面上に表示されることによってなされるようにしても良いが、望ましくは、ユーザが瞬時に(例えば、一目、或いは一瞬で)選択された楽曲全体の特徴(言い換えれば、楽曲全体の雰囲気や印象)を把握できるように、全体特徴情報に応じた音声が情報出力部12から出力されたり、或いは、表示画面上における所定領域(例えば、背景)が全体特徴情報に応じた色(例えば、明るい曲であれば橙色、ノリがいい曲であれば赤色等)、模様、或いは絵(例えば、写真に表された人や風景等の絵、人が描いた絵等)等で表示されるようにすると良い。
【0054】
なお、どの特徴情報を決定要素特徴情報とするかは、例えば操作・表示部15を通じてユーザにより任意に設定可能である。
【0055】
また、上述した特徴情報の中には、そのレベルを表すことが可能なものもあり、例えば、ビートの変化量は1〜300までのレベルがあり、平均音量は1〜2までのレベルがある。また、例えば、年代は、1960、1970、1980、1990、及び2000までのレベルがある(なお、年代は、これより更に過去(例えば1600年代)からのレベルであってもよく、また、その間隔も1年毎(例えば、2002年、2003年、2004年等)、または月単位毎、或いは、秒単位毎にしてもよい。
【0056】
システム制御部19は、このような特徴情報のうち、上記選択された各楽曲の3つの特徴情報(第1の特徴を表す第1特徴情報、第2の特徴を表す第2特徴情報、及び第3の特徴を表す第3特徴情報)の夫々のレベルを示す情報(以下、夫々、第1特徴レベル情報、第2特徴レベル情報、及び第3特徴レベル情報という)を取得し、表示制御手段として、楽曲毎に、表示パネルにおける表示画面上のX(横)軸(第1の軸の一例)方向における上記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつX軸方向と直交するY(縦)軸(第2の軸の一例)方向における上記第2特徴情報のレベルに応じた位置に、上記第3特徴情報のレベルに応じた楽曲アイコンの大きさで当該楽曲アイコンを表示させるようになっている。
【0057】
なお、どの特徴情報を第1特徴情報、第2特徴情報、及び第3特徴情報とするかは、例えば操作・表示部15を通じてユーザにより任意に設定可能である。
【0058】
図3は、表示画面上における各楽曲に対応する楽曲アイコンの表示例を示す図である。図3に示す楽曲アイコン表示画面例では、大きさが異なる4つの楽曲アイコン51乃至54が示されており、当該楽曲アイコン51乃至54上には、例えば夫々の楽曲のタイトル(図3の例では、楽曲のタイトル(TrackA、Track B・・・が表されている)や夫々の楽曲に対応するジャケットの画像が表示される。なお、楽曲アイコン上に当該楽曲の製作国の国旗の画像(例えば、予め記憶しておく)が表示されるようにしても良い。
【0059】
このような楽曲アイコン51乃至54の大きさは、夫々、年代(第3特徴情報の一例)のレベルを表しており、古い年代(例えば、1950年代)の楽曲ほど楽曲アイコンの大きさが小さくなっている(イメージ的には、紙面奥行き(Z軸)方向に向かうに従って古い年代(例えば、1950年代)になる)。また、図3の例では、X軸方向が平均音量(第1特徴情報の一例)のレベルを、Y軸方向がBPM(ビートの変化量)(第2特徴情報の一例)のレベルを、夫々表しており、例えば、平均音量レベルが大きい(高い)楽曲の楽曲アイコン54はX軸方向の右側に位置(なお、右上部に位置する楽曲は勢いノリがいい曲(例えば、ダンスミュージック等)である一方、左下部に位置する楽曲は優しい静かな曲(例えば、バラード等)である)するようになっている。更に、図示しないが、複数の楽曲アイコン部分を除く背景画面が上述した楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報に応じた色、模様又は絵で表示されることになる。
【0060】
そして、こうして表示された楽曲アイコンが指定される(触れられる)と、システム制御部19により例えば当該楽曲アイコンに対応する楽曲の再生処理が行われることになるが、選択される楽曲の数が多くなると、表示画面上に表示される複数の楽曲アイコンが重なって表示されることになる。
【0061】
例えば、図4(A)は、表示画面上における複数(この例では、20曲)の楽曲アイコンが重なって表示された場合の一例を示す図である。このように、複数の楽曲アイコンが重なって表示されると、ユーザにとって何の楽曲の楽曲アイコンが表示されているかを把握することが困難になり、更に、楽曲アイコンを指定するこが困難になる。
【0062】
そこで、例えば選択された楽曲が所定数(例えば、15曲)以上の場合、或いは、楽曲アイコンが重なって表示されるような場合には、システム制御部19は、グループ決定手段として、各楽曲間の第1特徴情報のレベルの差が第1所定値以下であり、かつ第2特徴情報のレベルの差が第2所定値以下であり、かつ第3特徴情報のレベルの差が第3所定値以下である複数の楽曲を、1のグループとして決定し、代表提示情報決定手段として、上記決定されたグループに属する複数の楽曲のうち1の楽曲を代表楽曲として決定し当該代表楽曲に対応する楽曲アイコンのみを表示するようになっている。
【0063】
これにより、図4(A)及び(B)の例では、グループA〜Dの4つのグループが決定され、グループAでは「Track A」の楽曲が、グループBでは「Track L」の楽曲が、グループCでは「Track T」の楽曲が、グループDでは「Track K」の楽曲が、夫々代表楽曲として決定され、夫々の代表楽曲に対応する楽曲アイコン54、61、62、及び63が表示されている。
【0064】
なお、代表楽曲は、例えば、グループに属する複数の楽曲から上述した全体特徴情報に合った楽曲、つまり選択された楽曲全体の特徴を最も表している(言い換えれば、楽曲全体の特徴と最も近い)楽曲が選ばれ決定される。或いは、グループに属する複数の楽曲からランダムに決定されるようにしても良い。
【0065】
このグループ決定の処理の詳細については後述する。
【0066】
次に、以上のように構成された情報再生記録装置1における動作について、図5及び図6等を参照して説明する。
【0067】
図5及び図6は、情報再生記録装置1のシステム制御部19における楽曲アイコン表示処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、決定要素特徴情報として「曲調」が、第1特徴情報として「平均音量」が、第2特徴情報として「BPM」が、第3特徴情報として「年代」が、夫々設定されているものとする。
【0068】
図5に示す処理が開始されると、システム制御部19は、上述した楽曲リスト及び各種テーブルを情報記録再生部14から読み込み、ユーザからの入力待ち状態となる。
【0069】
そして、例えばユーザが楽曲の選択条件として「ロック又はジャズから20曲選択」と発話すると、その音声がマイクロフォン16により集音(入力)され、音声認識部17によって当該選択条件が認識されて、その情報がシステム制御部19に出力される。これに対し、システム制御部19は、音声認識部17からの「ロック又はジャズから20曲選択」を示す選択条件を認識し、当該選択条件を満たす楽曲を楽曲リストから選択する(ステップS1)。これにより、例えば、ロックに該当する楽曲と、ジャズに該当する楽曲とが、合計20曲選択される。
【0070】
なお、操作・表示部15における表示画面上に複数の選択条件を表示させ、そのうちユーザにより押下された選択条件により楽曲が選択されるように構成してもよい。
【0071】
次いで、システム制御部19は、選択した各楽曲の決定要素特徴情報「曲調」、第1特徴レベル情報「平均音量のレベル」、第2特徴レベル情報「BPMのレベル」、及び第3特徴レベル情報「年代のレベル」を、楽曲リストから取得する(ステップS2)。こうして取得された情報は、RAM上の所定領域にテーブル形式で記憶される。
【0072】
図7は、システム制御部19により取得された特徴情報等の一例を示す図である。図7の例では、20曲分の楽曲のタイトル、曲調、平均音量のレベル、BPMのレベル、及び年代のレベルが対応付けられて示されている。
【0073】
次いで、システム制御部19は、取得した各楽曲の決定要素特徴情報「曲調」に基づき、上記選択した複数の楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報を決定する(ステップS3)。例えば、図7の例では、曲調が明るい曲である楽曲が8曲と最も多いので、全体特徴情報として明るい曲が決定されることになる。
【0074】
次いで、システム制御部19は、例えば曲調と背景色との対応付けを規定する背景色対応テーブルを参照して、決定した全体特徴情報に対応する背景色を決定し(ステップS4)、記憶する。当該背景色対応テーブルには、例えば、明るい曲に対しては橙色が、癒される曲に対しては緑色が、ノリがいい曲に対しては赤色が、夫々対応付けられており、これにより、決定した全体特徴情報に対応する背景色が決定されることになる。
【0075】
なお、このような対応付けは、ユーザにより任意に設定可能になっている。また、背景色対応テーブルの代わりに、例えば曲調と背景模様との対応付けを規定する背景模様対応テーブルが参照され、全体特徴情報に対応する背景模様が決定されるように構成してもよく、この場合、例えば明るい曲に対しては明るい曲をイメージできる模様が、癒される曲に対しては癒される曲をイメージできる模様が、夫々設定されることになる。更にまた、背景色対応テーブルの代わりに、例えば曲調と背景絵との対応付けを規定する背景絵対応テーブルが参照され、全体特徴情報に対応する背景絵が決定されるように構成してもよく、この場合、例えば癒される曲に対しては癒される曲をイメージできる絵(例えば、風景写真画像)が設定されることになる。
【0076】
また、ステップS3において最も多い決定要素特徴情報が2つ以上あった場合、例えば、曲調が明るい曲である楽曲と、曲調が癒される曲である楽曲の数が同数で最も多いような場合、明るい曲に対応する対応する背景色と癒される曲に対応する背景色とから得られる背景色(例えば、例えば混合色、中間色)がステップS4で決定されるように構成しても良い。
【0077】
更にまた、決定した全体特徴情報に対応する音声情報が決定されるように構成しても良く、例えば、明るい曲の楽曲が最も多い場合には、「明るい曲が最も多いです」等の音声情報が決定され、また、明るい曲と癒される曲の楽曲が同数で最も多い場合には、「明るい曲と癒される曲が最も多いです」等の音声情報が決定されるように構成しても良い。
【0078】
次いで、システム制御部19は、上記選択した楽曲のうちから楽曲を一つ特定し(ステップS5)、当該楽曲の第1特徴レベル情報「平均音量のレベル」、第2特徴レベル情報「BPMのレベル」、及び第3特徴レベル情報「年代のレベル」に基づき、特定した楽曲に対応する楽曲アイコンの表示位置及び大きさを決定し(ステップS6)、当該楽曲に対応付けて記憶する。
【0079】
ここで、本実施形態においては、例えば図7に示す「平均音量のレベル」がX座標に、「BPMのレベル」がY座標に、夫々対応することなり、当該X,Y座標に相当する表示画面上の位置が、楽曲アイコンの表示位置(つまり、当該楽曲アイコンの中心点の位置)として決定されることになる。また、楽曲アイコンの大きさは、例えば、年代のレベルと楽曲アイコンの大きさとの対応付けを規定する楽曲アイコン大きさ対応付けテーブルが参照されて決定される。この楽曲アイコン対応付けテーブルには、例えば、年代「2000」に対しては楽曲アイコンの大きさが「128×128ピクセル(ビットマップイメージ)」が、年代「1980」に対しては楽曲アイコンの大きさが「96×96ピクセル」が、夫々対応付けられており、これにより、上記特定した楽曲に対応する楽曲アイコンの大きさが決定されることになる。
【0080】
次いで、システム制御部19は、選択した全ての楽曲についてステップS5にて特定したか、つまり、楽曲アイコンの表示位置及び大きさを決定したか否かを判別し(ステップS7)、全ての楽曲について特定していない場合には(ステップS7:N)、ステップS5に戻り、特定していない楽曲について特定し(例えば、図7に示すNo.の順に特定される)、上記と同様に、当該特定した楽曲アイコンの表示位置及び大きさの決定処理を行う。
【0081】
こうして、上記選択した楽曲全てについて楽曲アイコンの表示位置及び大きさが決定されると(ステップS7:Y)、システム制御部19は、上記決定した背景色(又は、背景模様、背景絵)、上記選択した各楽曲のタイトル及びジャケット画像並びに楽曲アイコンの表示位置及び大きさ、更には、予め用意された表示画面構成データに従って、上述したような楽曲アイコン表示画面を構成し、これを、操作・表示部15における表示パネルに表示させる(ステップS8)。こうして表示された背景色(又は、背景模様、背景絵)によりユーザは上記全体特徴情報を把握することになる。
【0082】
なお、全体特徴情報が音声によりユーザに対して報知される場合には、楽曲アイコン表示画面が表示される際に上記決定された音声情報(例えば、「明るい曲が最も多いです」等)が情報出力部12から音声出力される。また、このとき、選択された複数の楽曲のうちで、最も多いアーティスト名、ジャンル、年代等が判別され、その情報が情報出力部12から音声出力されるように構成しても良い。
【0083】
次いで、システム制御部19は、上記選択した楽曲が所定数(例えば、15曲)以上あるか否かを判別し(ステップS9)、所定数以上ない場合(ステップS9:N)、例えば、図3に示すように表示される楽曲アイコンの数が少ない場合には、当該処理を終了し、楽曲アイコン表示画面の表示を維持しつつ、図示しない楽曲再生のための選択処理を開始する。そして、例えば、楽曲アイコン表示画面上における楽曲アイコンがユーザにより指定(選択)される(触れられる)と、システム制御部19は、指定された楽曲アイコンを強調表示(ハイライト表示)させ、当該楽曲アイコンに対応する楽曲を情報記録再生部14から再生させることになる。
【0084】
一方、ステップS9において、所定数以上ある場合(ステップS9:Y)、例えば、図4(A)に示すように表示される楽曲アイコンの数が多い場合には、ステップS10の楽曲のグループ決定処理に移行される。
【0085】
なお、ステップS9において、システム制御部19は、選択した楽曲が所定数以上あるか否かを判別する代わりに、楽曲アイコンが所定数(例えば、5つ)以上重なるか否かを判別し、所定数以上重なる場合に、ステップS10の楽曲のグループ決定処理に移行するように構成しても良い。
【0086】
楽曲のグループ決定処理では、図6に示すように、システム制御部19は、先ず、上記選択した楽曲のうちから楽曲を一つ特定し(ステップS11)、当該特定した楽曲と、第1特徴情報「平均音量」のレベルの差が第1所定値以下であり、かつ第2特徴情報「BPM」のレベルの差が第2所定値以下であり、かつ第3特徴情報のレベル「年代」の差が第3所定値以下である楽曲があるか否かを判別し(ステップS12)、そのような楽曲がある場合には(ステップS12:Y)、当該楽曲を抽出し(ステップS13)、そのような楽曲がない場合には(ステップS12:N)、ステップS15に移行する。
【0087】
図8は、第1特徴情報「平均音量」のレベルの差と、第2特徴情報「BPM」のレベルの差を説明するための図であり、図7に示す各楽曲に対応している。
【0088】
例えば、ステップS11において、図8に示す楽曲アイコン71に対応する楽曲(TrackE)が特定されたとすると、先ず、当該楽曲と、年代のレベルの差が第3所定値(例えば、9)以下である楽曲が検索される。図7及び図8に示す例では、「Track E」の楽曲と年代のレベルの差が例えば、9以下の楽曲は、Track A、Track F、Track H、及びTrackOの4つであり、これらの楽曲(つまり、楽曲アイコンの大きさが同一である楽曲)が検索、抽出されることになる。なお、「Track B」の楽曲の年代のレベルは1980であるため、「TrackE」の楽曲と年代のレベルの差は「20」となり抽出されない。
【0089】
続いて、抽出された楽曲のうち、「Track E」の楽曲と、平均音量のレベルの差が第1所定値(例えば、0.4:「Track E」の楽曲に対応する楽曲アイコンの幅(W)に相当する平均音量のレベル)以下であり、かつBPMのレベルの差が第2所定値(例えば、95:「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ(H)に相当するBPMのレベル)以下である楽曲が検索される。
【0090】
ここで、平均音量のレベルの差が楽曲アイコンの幅(W)に相当する平均音量のレベル以下であり、かつBPMのレベルの差が楽曲アイコンの高さ(H)に相当するBPMのレベル以下であるとの条件は、互いの楽曲アイコンに重なり部分(或いは接する部分)があることを意味している。例えば、図8に示すように、「TrackE」の楽曲と、「TrackF」の楽曲の平均音量のレベルの差は「0.3」であり、BPMのレベルの差は「21」であるため、当該条件を満たしている(楽曲アイコン71と楽曲アイコン72の重なり部分がある)ので、「TrackF」の楽曲が検索、抽出されることになる。また、その他にも、図8の例では、「TrackA」及び「Track H」の楽曲に対応する楽曲アイコンも、当該条件を満たし、「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコン71と重なり部分があるので、検索、抽出されることになる。なお、「Track O」の楽曲に対応する楽曲アイコンは、当該条件を満たさず、「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコン71との重なり部分(或いは、接する部分)がないので、ここでは、抽出されない。
【0091】
なお、1つの楽曲アイコン全体の面積A1に対する上記楽曲アイコンの重なり部分の面積A2の割合(例えば、A2/A1)が小さい(例えば、重なり部分の面積A2が、楽曲アイコン全体の面積A1の1/5以下である)場合には、楽曲が抽出されない(つまり、グループ化されない)ように、上記判別における第1及び第2所定値を設定するようにしても良い。この場合、図8の例では、第1所定値は上記特定された楽曲に対応する楽曲アイコンの幅(W)に相当する平均音量のレベルより小さく設定され、第2所定値は上記特定された楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ(H)に相当するBPMのレベルよりも小さく設定されることになる。
【0092】
また、上記特定された楽曲と平均音量のレベルの差が第1所定値以下であり、かつBPMのレベルの差が第2所定値以下である楽曲の検索は、表示されるべき表示画面がグリッド(格子)に分割されて行われるように構成しても良い。
【0093】
図9は、グリッドに分割された楽曲アイコン表示画面の一例を示す図である。この場合、特定された楽曲に対応する楽曲アイコンとの重なり部分に含まれるグリッド数が所定数(例えば、1つ以上)である楽曲アイコンに対応する楽曲が抽出されることになる。図9の例において、特定された「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコン71と、「TrackF」の楽曲に対応する楽曲アイコン72との重なり部分73に含まれるグリッド数は所定数(例えば、1つ)以上であるので、当該「TrackF」の楽曲が抽出されることになる。
【0094】
次いで、システム制御部19は、こうして抽出された楽曲に基づき、楽曲のグループを決定する(ステップS14)。例えば、上記のように「TrackE」の楽曲が特定された場合、当該「TrackE」の楽曲と、上記抽出された「TrackA」、「Track F」及び「Track H」の楽曲とが1つのグループとして決定され、例えば「グループA」として記憶されることになる。
【0095】
次いで、システム制御部19は、選択した全ての楽曲についてステップS11にて特定したか否かを判別し(ステップS15)、全ての楽曲について特定していない場合には(ステップS15:N)、ステップS11に戻り、特定していない楽曲について特定し、上記と同様に、当該特定した楽曲と、第1特徴情報「平均音量」のレベルの差が第1所定値以下であり、かつ第2特徴情報「BPM」のレベルの差が第2所定値以下であり、かつ第3特徴情報のレベル「年代」の差が第3所定値以下である楽曲を抽出することになる。
【0096】
なお、図8の例において「Track E」の楽曲が上記ステップS11で特定された場合、「Track O」の楽曲は抽出されないことになるが(楽曲アイコンが重なっていないため)、「TrackA」の楽曲が上記ステップS11で特定された場合に、「TrackO」の楽曲が抽出されることになるので(楽曲アイコンが重なっていないため)、結果として、「TrackE」の楽曲と「Track O」の楽曲は同じグループに属することになる。
【0097】
また、図8の例において「Track D」の楽曲が上記ステップS11で特定された場合、当該「Track D」の楽曲と、平均音量のレベルの差が第1所定値以下であり、かつBPMのレベルの差が第2所定値以下である楽曲が検索されるが、当該第1所定値は当該「TrackD」の楽曲に対応する楽曲アイコンの幅(W)に相当する平均音量のレベルとなり、当該第2所定値は当該「TrackD」の楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ(H)に相当する相当するBPMのレベルとなる。つまり、第1所定値及び第2所定値は、上記ステップS11で特定される楽曲に対応する楽曲アイコンの大きさに依存して変わることになる。
【0098】
こうして、上記選択された全ての楽曲がステップS11で特定され、グループの決定が確定すると、システム制御部19は、決定した各グループにおける代表楽曲を決定する(ステップS16)。
【0099】
例えば、上述したように、グループに属する複数の楽曲から、ステップS3で決定された全体特徴情報に合った楽曲、つまり選択された楽曲全体の特徴を最も表している楽曲が代表楽曲として決定される。例えば、全体特徴情報が明るい曲調であった場合には、明るい曲調を有する楽曲が代表楽曲として決定されることになる。この場合において、全体特徴情報としての明るい曲調を有する楽曲が複数存在する場合(例えば、図4(A)の例では、グループAに属することになったTrackA、TrackE、及びTrack Hの楽曲が該当)、例えば、最も明るい曲調のレベルが高い(大きい)楽曲が代表楽曲として決定されることになる。例えば、当該明るい曲調のレベルは、各楽曲について、例えば図2に示すコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の夫々に所定の重み付け量が乗算された後、コードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の和が算出されることによって決定され、各楽曲の明るい曲調のレベルの大小が比較されることにより、上記代表楽曲が決定されることになる。
【0100】
一方、全体特徴情報としての明るい曲調を有する楽曲が存在しない場合(例えば、図4(A)の例では、グループB)、最も明るい曲調のレベルに近い楽曲が代表楽曲として決定されることになる。例えば、各楽曲について、例えば図2に示すコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の夫々に所定の重み付け量が乗算された後、コードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の和が算出され、当該算出された値が上記明るい曲調のレベルに最も近い楽曲が代表楽曲として決定される。
【0101】
なお、代表楽曲は、これ以外にも様々な方法で決定されるように構成しても良く、例えば、他のグループにおける代表楽曲に対応する楽曲アイコンとの表示位置関係(バランス)が考慮されて(例えば、所定距離以上接近しないように)決定されるようにしても良い。
【0102】
こうして各グループにおける代表楽曲が決定されると、システム制御部19は、上記決定した背景色(又は、背景模様、背景絵)、上記決定した代表楽曲のタイトル及びジャケット画像並びに楽曲アイコンの表示位置及び大きさ、更には、予め用意された表示画面構成データに従って、例えば図4(B)に示すような楽曲アイコン表示画面を構成し、これを、操作・表示部15における表示パネルに表示させ(ステップS17)、図5に示す処理に戻り、当該処理を終了する。そして、上記と同様、当該楽曲アイコン表示画面の表示を維持しつつ、楽曲再生のための選択処理を開始する。この場合の選択処理においては、例えば、楽曲アイコン表示画面上における代表楽曲に対応する楽曲アイコンがユーザにより指定されると、例えば、システム制御部19は、指定された楽曲アイコンに対応する楽曲が属するグループにおける全ての楽曲の楽曲アイコンを表示させ、そのうち何れかの楽曲アイコンがユーザにより指定された場合に、その楽曲アイコンを強調表示(ハイライト表示)させ、当該楽曲アイコンに対応する楽曲を情報記録再生部14から再生させる。
【0103】
なお、上記ステップS3においては、選択された楽曲のうちで最も多い曲調が全体特徴情報として決定されるように構成したが、全体特徴情報を決定する方法はこれに限定されるものではなく、例えば、選択された各楽曲のコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の楽曲特徴量毎に平均が算出されて、算出されたコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の夫々の平均楽曲特徴量が、例えば図2に示す曲調対応付けテーブルにおけるどの曲調に合致するかが判別され、合致する曲調が全体特徴情報として決定されるように構成しても良い。この場合、更に、上記ステップS16において、各楽曲のコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の和(所定の重み付け量が乗算された後の和)のうちで、上記夫々の平均楽曲特徴量の和(所定の重み付けが乗算された後の和)に最も近い楽曲が代表楽曲として決定されるように構成しても良い。
【0104】
また、上記ステップS8の処理は、ステップS7の処理の直後に行わず、ステップS9にて、選択された楽曲が所定数以上ない場合(ステップS9:N)にはじめて行われるように構成しても良い。
【0105】
また、上記ステップS12において、特定された楽曲に対応する楽曲アイコンと重なり部分がない楽曲アイコンであっても、特定された楽曲に対応する楽曲アイコンに近い関係にある楽曲アイコン(例えば、「TrackO」の楽曲に対応する楽曲アイコンと「TrackH」の楽曲に対応する楽曲アイコンのようにその距離が近い関係)に対応する楽曲が抽出されるように構成しても良い。この場合、図8の例では、第1所定値は上記特定された楽曲に対応する楽曲アイコンの幅(W)に相当する平均音量のレベルより大きく設定され、第2所定値は上記特定された楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ(H)に相当するBPMのレベルよりも大きく設定されることになる。
【0106】
以上説明したように上記実施形態によれば、上記選択された各楽曲毎に、表示画面上のX軸方向における上記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつY軸方向における上記第2特徴情報のレベルに応じた位置に、上記第3特徴情報のレベルに応じた楽曲アイコンの大きさで当該楽曲アイコンを表示させるようにしたので、ユーザは、選択された各楽曲の特徴を瞬時に(一目で)把握することができる。
【0107】
また、近似する特徴を有する楽曲をグループ化して、当該グループにおいて最も楽曲全体の特徴を最も表している代表楽曲に対応する楽曲アイコンをその特徴情報に応じた表示位置及び大きさで表示するようにしたので、多数の楽曲が選択され、楽曲アイコンが重なって表示されるような場合にも、ユーザは、選択された各楽曲の特徴を容易に把握することができる。
【0108】
また、各楽曲の決定要素特徴情報に基づき選択された複数の楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報を決定し当該全体特徴情報に対応する背景色、又は背景模様等で表示することにより、当該全体特徴情報をユーザに対して報知するようにしたので、ユーザは、選択された複数の楽曲全体の雰囲気や印象等を瞬時に(一目で)把握することができる。
【0109】
また、上記全体特徴情報に応じた音声情報(例えば、「明るい曲が最も多いです」等)が音声出力されるようにすれば、ユーザは、選択された複数の楽曲全体の雰囲気や印象等を、表示画面を見なくても(例えば、情報再生記録装置1が車両に搭載される場合に、ユーザが車両の運転中にも)、瞬時に(一瞬で)把握することができる。
【0110】
(他の実施形態1)
上記実施形態においては、X軸方向に平均音量のレベルを、Y軸方向にBPMのレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てる場合を例にとって説明したが、X軸方向、Y軸方向、及び楽曲アイコンの大きさに対して、何の特徴情報を割り当てるかは任意である。例えば、図10(A)は、X軸方向にコードのレベルを、Y軸方向にBPMのレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示画面例を示す図であり、図10(B)は、X軸方向にコードのレベルを、Y軸方向に平均音量のレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示画面例を示す図である。図10(A)及び(B)の例とも、右上に位置する楽曲アイコンに対応する楽曲(例えば、TrackW)は、明るく、テンポの速い楽曲(元気がでる雰囲気の楽曲)であり、左下に位置する楽曲アイコンに対応する楽曲(例えば、Track V)は、暗くて、テンポの遅い楽曲(悲しい雰囲気の楽曲)である。
【0111】
また、その他にも、例えば、CDの売上げ枚数や、アーティストが活躍した時期等をX軸方向、Y軸方向、又は楽曲アイコンの大きさに割り当てるようにしても良い。また、楽曲アイコンの大きさを一定にし、X軸方向及びY軸方向にのみ特徴情報を割り当てるように構成しても良い。
【0112】
更にまた、X軸方向、Y軸方向、又は楽曲アイコンの大きさに割り当てる特徴情報を、例えばユーザからの指示に応じてずらして回転させるように構成しても良い。例えば、X軸方向に平均音量のレベルが、Y軸方向にBPMのレベルが、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルが、夫々割り当てられ、楽曲アイコン表示画面が表示されている状態において、ユーザが所定の操作ボタンを押下すると、システム制御部19は、これに応じて、X軸方向に年代のレベルを、Y軸方向に平均音量のレベルを、楽曲アイコンの大きさにBPMのレベルを、夫々割り当てるように変更して楽曲アイコン表示画面を再表示させ、更に、ユーザが所定の操作ボタンを押下すると、システム制御部19は、これに応じて、X軸方向にBPMのレベルを、Y軸方向に年代のレベルを、楽曲アイコンの大きさに平均音量のレベルを、夫々割り当てるように変更して楽曲アイコン表示画面を再表示させるように構成する。
【0113】
(他の実施形態2)
上記実施形態において、楽曲アイコンが重なるような場合には、グループ決定処理を行うように構成したが、当該グループ決定処理を行わず、ユーザにより指定された楽曲アイコンを強調表示(ハイライト表示)させると共に、当該楽曲に関連する楽曲(以下、「関連楽曲」という)に対応する楽曲アイコンも強調表示(ハイライト表示)させるように構成しても良い。
【0114】
図11は、関連楽曲に対応する楽曲アイコンが強調表示(ハイライト表示)される場合の一例を示す図である。図11(A)の例では、複数の楽曲アイコンが重なって表示され、例えば、「Track A」、「Track J」及び「Track M」の楽曲に対応する楽曲アイコンの一部は他の楽曲アイコンの背面に隠れているが、「Track T」の楽曲に対応する楽曲アイコンが指定されると、図11(B)に示すように、当該「Track T」の楽曲の関連楽曲である「Track A」、「Track J」及び「Track M」の楽曲に対応する楽曲アイコンが最前面(手前)に表示されると共に、強調表示(ハイライト表示)されることになる。これにより、「Track A」、「Track J」及び「Track M」の楽曲に対応する楽曲アイコンの指定がし易くなっている。そして、図11(B)に示すように複数の楽曲アイコンが強調表示(ハイライト表示)された状態において、更に、強調表示された何れかの楽曲アイコンが指定されると、当該楽曲アイコンに対応する楽曲が再生されることになる。
【0115】
なお、指定された楽曲アイコンに対応する楽曲に関連する関連楽曲としては、例えば、指定された楽曲のアーティストと同じアーティストの楽曲、或いは、指定された楽曲のジャンル(例えば、ロック)と同じジャンルの楽曲、或いは、指定された楽曲の同じ地域(例えば、国)と同じ地域の楽曲等が挙げられる。
【0116】
また、関連楽曲をどのようなものにするかは、例えば操作・表示部15を通じてユーザにより任意に設定可能である(例えば、システム制御部19が、アーティスト、ジャンル、地域、アーティストの活躍時期等の夫々に対応するチェックボタンを表示パネルに表示させてユーザに指定させて設定する)。
【0117】
このように構成しても、多数の楽曲が選択され、楽曲アイコンが重なって表示されるような場合にも、ユーザは、選択された各楽曲の特徴を容易に把握することができる。
【0118】
(他の実施形態3)
上記実施形態においては、選択された各楽曲に対応する楽曲アイコンを楽曲の特徴に応じた表示位置及び大きさで表示画面上に表示するようにしたため、ユーザは一目で選択された各楽曲の特徴を把握でき、迅速に所望の楽曲に対応する楽曲アイコンを指定することができたが、例えば、情報再生記録装置1が車両に搭載される場合は、ユーザである運転者は、車両の運転中に表示画面を見ることはできないため、当該表示された楽曲アイコンの表示位置及び大きさを把握することが困難になる。
【0119】
そこで、当該楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を音声によりユーザに提示するように構成してもよい。
【0120】
図12は、楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を音声によりユーザに提示する例を示す図である。例えば、図12に示す例において、「Track B」→「Track D」→「Track C」→「Track A」の順に、それぞれの楽曲のイントロ部分又はサビ部分を数秒間(例えば、5秒間)ずつ遷移させて再生すると共に、レフトスピーカ及びライトスピーカから音量を調整して、ユーザにより各楽曲の空間的位置が把握できるように構成する。
【0121】
例えば、レフトスピーカ及びライトスピーカの総音量は、「Track D」→「Track C」→「Track B」→「Track A」の順に大きくなるように設定され、更に、「Track B」の楽曲の場合ライトスピーカの音量よりもレフトスピーカの音量を大幅に大きくし、「Track A」の楽曲の場合レフトスピーカの音量よりもライトスピーカの音量を大幅に大きくし、「Track D」の楽曲の場合ライトスピーカの音量よりもレフトスピーカの音量を若干に大きくし、「Track C」の楽曲の場合レフトスピーカの音量よりもライトスピーカの音量を若干に大きくするように設定される。
【0122】
このような構成によれば、表示画面を見なくても、楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を音声により容易に把握することができるので、表示された楽曲アイコンうちから所望の楽曲に対応する楽曲アイコンを迅速に指定することができる。
【0123】
なお、音量の例に限ることなく、例えば、エコーなどにも適用することができ、また、レフトスピーカ、ライトスピーカの例に限ることなく5.1chサラウンドシステムにも適用することができる。
【0124】
(他の実施形態4)
上記実施形態においては、楽曲アイコン上にジャケット画像等が表示される場合を例にとって説明したが、例えばユーザにより選択された写真画像が楽曲アイコン上に表示されるように構成しても良い。
【0125】
図13は、写真画像が楽曲アイコン上に表示される場合の一例を示す図である。
【0126】
図13の例では、ラブソングフォルダにより、ラブソングに該当する楽曲データと、ラブソングを表す写真データと、ラブソングを表す背景データとが関連付けられて管理されるようになっており、楽曲データに含まれる楽曲(例えば、ユーザにより選択された楽曲)の楽曲アイコンが表示される場合には、当該楽曲アイコン上に写真データに含まれる写真画像(写真A、B、C)が表示され、背景データに含まれる背景画像が表示されることになる。各楽曲と各写真画像との対応付けは、ユーザにより予め設定されるようにしてもよいし、ランダムで割り振られるようにしても良い。なお、ラブソングの別の例として、クリスマスソングやその他様々な種類のソングに対して適用することも可能である。
【0127】
このように構成しても、ユーザは、上記フォルダにおける楽曲全体の雰囲気や印象等を一目で把握することができる。
【0128】
なお、フォルダにより楽曲データと写真データと背景データとが関連付けられて管理されている例に限ることなく、例えば、楽曲データをファイル管理して、そのファイルに付随するタグ情報と写真データと背景データとを関連付けて管理する構成としてもよい。そのようにすれば、楽曲データと写真データと背景データとがフォルダ管理されていなくてもファイルのタグ情報と関連付けて分類すれば、楽曲全体の雰囲気や印象等を一目で把握することができる。
【0129】
(他の実施形態5)
上記実施形態において、本願の提示情報として楽曲(プログラム情報)を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、映画、放送番組、その他のコンテンツ(プログラム情報)、更には写真画像等に対しても適用可能である。
【0130】
例えば、提示情報として写真画像を例にとった場合、当該写真画像の特徴情報は、当該写真画像のデータに付加された情報(例えば、撮影年月日、場所等)から取得可能であり、更に、当該写真画像を画像解析することによって取得可能である。この写真画像の画像解析においては、例えば、ユーザにより選択された複数の写真画像に含まれる各写真画像の色合い(色調)が抽出され、そのうち最も多い色合い(色調)が複数の写真画像全体の特徴を表す全体特徴情報として決定される。そして、例えば、表示物としての写真画像アイコンの大きさに対して撮影年月のレベルを割り当て、X軸方向に場所(第1特徴情報)のレベル(例えば、日本は「1」、米国は「2」、英国は「3」というようにレベル化する)を割り当て、Y軸方向に色合い(第2特徴情報)のレベルを割り当て、当該写真画像アイコンを上記特徴情報のレベルに応じた表示位置及び大きさで表示させるように構成すれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0131】
また、上記実施形態においては、本願の表示物として選択対象(指定対象)となる楽曲アイコンを例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、各楽曲等の提示情報に対応する表示物であれば、文字、画像等の如何なるものであってもよい。
【0132】
また、上記実施形態においては、表示画面のX軸、Y軸として全体特徴情報を報知する例を説明したが、例えば、表示画面の背景を世界地図情報として、その世界地図情報に表される地名情報の緯度経度情報を利用して報知するようにしてもよい。つまり、一つの態様に拘ることなく様々な態様により報知してもよい。
【0133】
また、上記実施形態においては、本願を情報再生記録装置1に対して適用したが、この他にも、例えば、AV(オーディオ、ビジュアル)装置、パーソナルコンピュータ、及びPDA等に対しても適用でき、更には車載用ナビゲーション装置に対しても適用可能である。
【0134】
また、2005年3月8日に出願された明細書、特許請求の範囲、図面、要約を含む日本の特許出願(No. 2005-63789)の全ての開示は、その全てを参照することよって、ここに組み込まれる。
Claims (5)
- 所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第1の特徴を表す第1特徴情報のレベルを示す第1特徴レベル情報、第2の特徴を表す第2特徴情報のレベルを示す第2特徴レベル情報、及び第3の特徴を表す第3特徴情報のレベルを示す第3特徴レベル情報を取得する特徴情報取得手段と、
前記各提示情報間の前記第1特徴情報のレベルの差、前記第2特徴情報のレベルの差、及び前記第3特徴情報のレベルの差に基づいて、複数の前記提示情報を1のグループとして決定するグループ決定手段と、
前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち1の前記提示情報を代表提示情報として決定する代表提示情報決定手段と、
表示画面上の第1の軸方向における前記代表提示情報の前記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における前記代表提示情報の前記第2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情報に対応する表示物を表示させる表示制御手段と、を備え、
前記グループ決定手段は、前記複数の提示情報のうちから特定した一の提示情報の前記第1特徴情報のレベルと他の提示情報の前記第1特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第1の軸方向の幅に相当するレベル以下であり、かつ前記一の提示情報の前記第2特徴情報のレベルと前記他の提示情報の前記第2特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第2の軸方向の高さに相当するレベル以下であるときに、前記一の提示情報及び前記他の提示情報とを1のグループとして決定し、
前記表示制御手段は、前記位置に、前記第3特徴情報のレベルに応じた大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記第3特徴情報のレベルと、前記表示物の大きさとの対応付けを規定するテーブルを有し、前記第3特徴情報のレベルに応じた前記表示物の大きさは、当該テーブルが参照されて決定されることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1又は2の何れか1項に記載の情報処理装置であって、
前記提示情報は、所定の楽曲に対応するものであり、
前記表示制御手段により表示された表示物の位置にもとづき、当該楽曲の再生制御を行う再生制御手段を更に有することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記再生制御手段は、表示物に対応する楽曲の所定部分を再生することを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータを、
所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第1の特徴を表す第1特徴情報のレベルを示す第1特徴レベル情報、第2の特徴を表す第2特徴情報のレベルを示す第2特徴レベル情報、及び第3の特徴を表す第3特徴情報のレベルを示す第3特徴レベル情報を取得する特徴情報取得手段、
前記各提示情報間の前記第1特徴情報のレベルの差、前記第2特徴情報のレベルの差、及び前記第3特徴情報のレベルの差に基づいて、複数の前記提示情報を1のグループとして決定するグループ決定手段、
前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち1の前記提示情報を代表提示情報として決定する代表提示情報決定手段、
表示画面上の第1の軸方向における前記代表提示情報の前記第1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向における前記代表提示情報の前記第2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情報に対応する表示物を表示させる表示制御手段として機能させ、
前記グループ決定手段は、前記複数の提示情報のうちから特定した一の提示情報の前記第1特徴情報のレベルと他の提示情報の前記第1特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第1の軸方向の幅に相当するレベル以下であり、かつ前記一の提示情報の前記第2特徴情報のレベルと前記他の提示情報の前記第2特徴情報のレベルの差が、前記一の提示情報に対応する表示物の前記第2の軸方向の高さに相当するレベル以下であるときに、前記一の提示情報及び前記他の提示情報とを1のグループとして決定し、
前記表示制御手段は、前記位置に、前記第3特徴情報のレベルに応じた大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする情報処理プログラム。
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