WO2006095599A1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

 ユーザが、選択された各楽曲の特徴を瞬時に把握でき、また、選択された複数の楽曲全体の雰囲気等を瞬時に把握することが可能な情報処理装置及び情報処理方法等を提供する。  本発明に係る情報処理装置は、所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の特徴を表す特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、前記取得された各特徴情報に基づいて、前記選択された複数の提示情報全体の特徴を表す全体特徴情報を決定する全体特徴情報決定手段と、前記決定された全体特徴情報をユーザに対して報知する全体特徴情報報知手段と、を備える。

Description

明 細 書
情報処理装置及び情報処理方法 技術分野
[0001] 本発明は、楽曲等の提示情報の特徴を表す特徴情報をユーザに対して報知する 装置又は方法等の技術分野に関する。
背景技術
[0002] 近年、 HD (Hard Disc)等の記録媒体の大容量化や、 MP (MPEG Audio Layer) 3、 ATRAC (Adaptive TRansform Acoustic Coding) 3等のデータ圧縮技術の進展によ り、ユーザが、例えばオーディオ機器やパーソナルコンピュータ等を使用して、例え ば、多くの CD(Compact Disc)や、 MD(Mini Disc), DVD(Digital Versatile Disc)等に 記録された楽曲のデータを、一つの HD等に記録して再生することが可能になってい る。更に、最近では、インターネット上における配信サーノから楽曲のデータをダウン ロードして上記 HD等に記録して再生することが可能になった。
[0003] このように記録された多くの楽曲のうちから、再生すべき楽曲の選択 (選曲)に当た つて、例えば、 HDに記録されている楽曲に関する情報 (例えば、楽曲のタイトル)を 表示画面に表示させ、その中からユーザが所望の楽曲を選択することが一般的であ るが、近年では、音声認識技術を用いてユーザが発話した音声 (例えば、楽曲のタイ トル)を認識することによって楽曲を選択することが可能になつて 、る。
[0004] 例えば、特許文献 1に開示された楽曲検索装置には、データの手入力を行わなく ても、楽曲の検索を行うことができるようになつている。
特許文献 1 :特開平 10— 91176号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] ところで、このように非常に多くの楽曲を記録できるようになると、例えば、ユーザに より指定された選択条件 (例えば、ランダムで 20曲等)に基づき選択された各楽曲の 特徴、或いは複数の楽曲全体の雰囲気を把握することは、例えば表示画面上に表 示された楽曲のタイトル等力 把握することは困難であり、ユーザは、各楽曲をー且 再生し聴!ヽてみなければならな!/、と!/ヽぅ不都合が生じる。
[0006] また、各楽曲に関するジャケット画像をサムネイル表示することも考えられる力 当 該サムネイル表示でも、瞬時に楽曲の特徴を把握することは困難である。特に、車を 運転中のユーザにとっては極めて困難である。
[0007] そこで、このような問題の解消を一つの課題とし、ユーザが、選択された各楽曲の特 徴を瞬時に把握でき、また、選択された複数の楽曲全体の雰囲気等を瞬時に把握す ることが可能な情報処理装置及び情報処理方法等を提供することを目的する。
課題を解決するための手段
[0008] 上記課題を解決するため、請求項 1に記載の情報処理装置は、所定の条件に基づ き選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の特徴を表す特徴情報を取 得する特徴情報取得手段と、前記取得された各特徴情報に基づいて、前記選択さ れた複数の提示情報全体の特徴を表す全体特徴情報を決定する全体特徴情報決 定手段と、前記決定された全体特徴情報をユーザに対して報知する全体特徴情報 報知手段と、を備えることを特徴とする。
[0009] 請求項 8に記載の表示制御装置は、所定の条件に基づき選択された提示情報の 第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴 を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得する特徴情報取得 手段と、表示画面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた位 置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特徴 情報のレベルに応じた位置に前記提示情報に対応する表示物を表示させる表示制 御手段と、を備えることを特徴とする。
[0010] 請求項 10に記載の表示制御装置は、所定の条件に基づき選択された複数の提示 情報であって各前記提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1 特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル 情報を取得する特徴情報取得手段と、前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレ ベルの差が所定値以下であり、かつ前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下 である複数の前記提示情報を 1のグループとして決定するグループ決定手段と、前 記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を代 表提示情報として決定する代表提示情報決定手段と、表示画面上の第 1の軸方向 における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であって、か つ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記代表提示情報の前記第 2 特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情報に対応する表示物を表示させ る表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
[0011] 請求項 12に記載の情報処理方法は、所定の条件に基づき選択された複数の提示 情報であって各前記提示情報の特徴を表す特徴情報を取得する工程と、前記取得 された各特徴情報に基づ!/、て、前記選択された複数の提示情報全体の特徴を表す 全体特徴情報を決定する工程と、前記決定された全体特徴情報をユーザに対して 報知する工程と、を備えることを特徴とする。
[0012] 請求項 13に記載の表示制御方法は、所定の条件に基づき選択された提示情報の 第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴 を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得する工程と、表示画 面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であって、か つ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特徴情報のレベルに 応じた位置に前記提示情報に対応する表示物を表示させる工程と、を備えることを 特徴とする。
[0013] 請求項 14に記載の表示制御方法は、所定の条件に基づき選択された複数の提示 情報であって各前記提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1 特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル 情報を取得する工程と、前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差が所 定値以下であり、かつ前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前 記提示情報を 1のグループとして決定する工程と、前記決定されたグループに属す る前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を代表提示情報として決定する工程 と、表示画面上の第 1の軸方向における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報のレ ベルに応じた位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向におけ る前記代表提示情報の前記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情 報に対応する表示物を表示させる工程と、を備えることを特徴とする。 [0014] 請求項 15に記載の情報処理プログラムは、コンピュータを、所定の条件に基づき選 択された複数の提示情報であって各前記提示情報の特徴を表す特徴情報を取得し 、前記取得された各特徴情報に基づいて、前記選択された複数の提示情報全体の 特徴を表す全体特徴情報を決定し、前記決定された全体特徴情報をユーザに対し て報知するように機能させることを特徴とする。
[0015] 請求項 16に記載の表示制御処理プログラムは、コンピュータを、所定の条件に基 づき選択された提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1特徴 レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報 を取得し、表示画面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた 位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特 徴情報のレベルに応じた位置に前記提示情報に対応する表示物を表示させるように 機能させることを特徴とする。
[0016] 請求項 17に記載の表示制御処理プログラムは、コンピュータを、所定の条件に基 づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第 1の特徴を表す第 1特 徴情報のレベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレ ベルを示す第 2特徴レベル情報を取得し、前記各提示情報間の前記第 1特徴情報 のレベルの差が所定値以下であり、かつ前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値 以下である複数の前記提示情報を 1のグループとして決定し、前記決定されたダル ープに属する前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を代表提示情報として決 定し、表示画面上の第 1の軸方向における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報 のレベルに応じた位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向に おける前記代表提示情報の前記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提 示情報に対応する表示物を表示させるように機能させることを特徴とする。
[0017] 請求項 18に記載の記録媒体は、請求項 15に記載の情報処理プログラムがコンビ ユータ読み取り可能に記録されて 、ることを特徴とする。
[0018] 請求項 19に記載の記録媒体は、請求項 16又は 17に記載の表示制御処理プログ ラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
図面の簡単な説明 [0019] [図 1]本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。
[図 2]曲調対応付けテーブルの一例を示す図である。
[図 3]表示画面上における各楽曲に対応する楽曲アイコンの表示例を示す図である
[図 4]表示画面上における複数の楽曲アイコンが重なって表示された場合の一例を 示す図である。
[図 5]情報再生記録装置 1のシステム制御部 19における楽曲アイコン表示処理を示 すフローチャートである。
[図 6]情報再生記録装置 1のシステム制御部 19における楽曲アイコン表示処理を示 すフローチャートである。
[図 7]システム制御部 19により取得された特徴情報等の一例を示す図である。
[図 8]第 1特徴情報「平均音量」のレベルの差と、第 2特徴情報「BPM」のレベルの差 を説明するための図である。
[図 9]グリッドに分割された楽曲アイコン表示画面の一例を示す図である。
[図 10] (A)は、 X軸方向にコードのレベルを、 Y軸方向に BPMのレベルを、楽曲アイ コンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示画面例を示す図であり、 (B)は
、 X軸方向にコードのレべノレを、 Y軸方向に平均音量のレべノレを、楽曲アイコンの大 きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示画面例を示す図である。
[図 11]関連楽曲に対応する楽曲アイコンが強調表示 (ハイライト表示)される場合の 一例を示す図である。
[図 12]楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を音声によ りユーザに提示する例を示す図である。
[図 13]写真画像が楽曲アイコン上に表示される場合の一例を示す図である。
符号の説明
[0020] 1 情報再生記録装置
2 情報配信サーバ
3 ネットワーク
11 情報再生部 12 情報出力部
13 楽曲特徴量抽出部
14 情報記録再生部
15 操作,表示部
16 マイクロフォン
17 音声認識部
18 通信部
19 システム制御部
発明を実施するための最良の形態
[0021] 以下、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下に説明 する実施の形態は、情報再生記録装置に対して本願を適用した場合の実施形態で ある。
[0022] 先ず、図 1を参照して、本実施形態における情報再生記録装置の構成及び機能を 説明する。図 1は、本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す 図である。
[0023] 図 1に示すように、情報再生記録装置 1は、情報再生部 11、情報出力部 12、楽曲 特徴量抽出部 13、情報記録再生部 14、操作'表示部 15、マイクロフォン 16、音声認 識部 17、ネットワーク 3を介して情報配信サーバ 2との間でデータ通信を行うための 通信部 18、及びシステム制御部 19を備えて構成されて 、る。
[0024] 情報再生部 11は、システム制御部 19の制御下、 CD (Compact Disc : CD— DA(Di gital Audio)、 CD-R, CD— R/W等の総称)、 MD (Mini Disc)、 DVD (Digital Ver satile Disc: DVD -Audio, DVD-Video, DVD-R, DVD— RW等の総称)、又は カード型記録媒体 (例えば、メモリースティックや SDカード等)等の記録媒体 (記録手 段)に記録された楽曲(本願の提示情報の一例)を再生し、当該楽曲を情報出力部 1 2、楽曲特徴量抽出部 13、及び情報記録再生部 14に出力するようになっている。
[0025] 例えば、情報再生部 11が CD (例えば、 CD— DA)に記録された楽曲を再生するも のである場合、当該情報再生部 11は、図示しないが、当該 CDに光ビームを照射し て記録情報を光学的に読み取り電気信号に光電変換し出力する光ピックアップ、当 該光ピックアップから出力された電気信号から RF (Radio Frequency)信号等を生成し て出力する RFアンプ、当該 RF信号に所定の復調処理及び誤り訂正処理等を行 、 デジタル信号に変換して楽曲を再生するデジタル信号処理回路 (例えば DSP (Digit al Signal Processor)等により構成)及び、スピンドルモータ及び光ピックアップをサー ボ制御するサーボ回路等を備え、当該楽曲の再生、出力を行う。
[0026] また、情報再生部 11は、記録媒体に、楽曲に付随する付随情報 (例えば、楽曲の タイトル、ジャンル(例えば、ロック、ジャズ、ポップス、クラッシック、ヒップホップ等)な どのテキスト情報)、アーティスト名、年代 (例えば、いつ製作されたかを示す情報)等) 、製作国等が記録されている場合 (例えば、記録媒体力CD— TEXT等の場合)には 、情報再生部 11は、システム制御部 19の制御下、当該付随情報を記録媒体から読 み出し、情報記録再生部 14に出力するようになっている。また、本実施形態におい て、これらの付随情報は、楽曲の特徴を表す特徴情報の一例として扱われるものとす る。
[0027] なお、 CD以外の記録媒体力 楽曲を再生するための構成及び機能については公 知の技術であるので、詳しい説明は省略する。また、マルチメディアプレーヤのように 、複数の記録媒体から楽曲を再生するように構成してもよい。
[0028] 情報出力部 12は、図示しないが、情報再生部 11により再生された楽曲(デジタル 音声信号)、又はシステム制御部 19から出力された音声ガイド情報等を入力し、これ をアナログ音声信号に変換する DAC (Digita卜 to-Analog Converter) ,当該アナログ 音声信号を増幅して出力する AMP (Amplifier)、及び増幅されたアナログ音声信号 を音波として出力するスピーカ等を備えており、楽曲をスピーカから出力するようにな つている。
[0029] 楽曲特徴量抽出部 13は、例えば DSP等により構成されており、情報再生部 11によ り再生出力された楽曲を入力し、当該楽曲のデータから当該楽曲の特徴を示す楽曲 特徴量を抽出し、情報記録再生部 14及びシステム制御部 19に出力するようになつ ている。
[0030] ここで、楽曲特徴量とは、その楽曲の特徴を定量的に示す情報 (例えば、 0〜300 の間の数値等で表される)であり、これには、例えば、楽曲の楽音から得られる楽音 特徴量などが含まれる。なお、本実施形態において、楽曲特徴量もまた、楽曲の特 徴を表す特徴情報の一例として扱われるものとする。
[0031] 楽音特徴量としては、キー (ハ長調、イ短調等の曲の調性)、キーの変化位置 (又は 変化パターン)、コード (Minor, Major),当該コードの変化位置(又は変化パターン)、 当該コードの変化量(CPM : Code Per Minute) (又は変化率(HVL) )、ビート(拍 :強弱を持った一定のパルス信号)、当該ビートの最大値 (又は、最小値、平均値)、 当該ビートの変化位置(又は変化パターン)、当該ビートの変化量(BPM : Beat Per Minute,テンポを表す)(又は変化率)、楽音の最大強度や平均強度 (平均音量)、音 量の変化位置 (又は変化パターン)などが挙げられる。
[0032] これらの楽音特徴量の抽出には、公知の様々な方法を適用可能であるので、詳し い説明を省略するが、例えば、楽曲特徴量抽出部 13が、楽曲のデータを高速フーリ ェ変換 (Fast Fourier Transform)して周波数分析を行い時間軸に沿った所定の時間 間隔で周波数毎の音量値を算出してキー及びこれに関する量 (キーの変化位置等) 、コード及びこれに関する量 (コードの変化位置や変化量等)の抽出を行ったり、所定 のスレツショルドレベルにて楽曲のデータに係る波形のエンベロープを検出すること によりビート及びこれに関する量 (ビート (信号)の最大値等)の抽出を行う。
[0033] このような楽音特徴量 (以下、楽曲特徴量という)は、例えばシステム制御部 19によ る楽曲の曲調判別に使用される。この曲調判別の処理では、例えば、予め設定され 記憶された、楽曲特徴量と曲調との対応付けを規定した曲調対応付けテーブルが用 いられ、楽曲の楽曲特徴量に基づいて行われる。
[0034] 図 2は、曲調対応付けテーブルの一例を示す図である。図 2に示す例では、曲調と しては、「明るい曲」、「ノリがいい曲」、「静かな曲」、「悲しい曲」が示され、楽曲特徴 量としては、「キー」、「コードの変化率 (HVL)」、 「ビートの変化量(BPM)」、「ビート の最大値」、「平均音量」が示されている。
[0035] また、図 2中、「高」、「中」、「低」は、楽曲特徴量のレベルを意味しており、例えば、 ビートの変化量(BPM)の場合、「高」は、 190〜300のレベル(数値)範囲で、「中」 は、 90〜189のレベル範囲で、「低」は、 0〜89のレベル範囲で、夫々表される(従つ て、「中〜高」は、 90〜300のレベル範囲を、「低〜中」は、 0〜189のレベル範囲を 表す)。また、例えば、平均音量の場合、「高」は、 1. 2〜2のレベル範囲で、「中」は、 0. 6〜1. 19のレベル範囲で、「低」は、 0〜0. 59のレベル範囲で、夫々表される。 また、図 2中、「キー」の一例として「ノヽ長調」若しくは「イ短調」が示されている力 これ についても、夫々、例えば、あるレベル範囲で表される。
[0036] このような曲調対応付けテーブルが参照されて曲調判別の処理が行われる場合、 例えば、上記特定された楽曲の楽曲特徴量が、「明るい曲」に対応する楽曲特徴量 のレベルを満たすか (言 、換えれば、図 2に示す数値範囲に入るか)否かが判別され 、満たす場合に当該楽曲は、「明るい曲」に合致すると判別されることになる (他の曲 調についても同様である)。こうしてー且楽曲の曲調が判別されると、判別された曲調 を示す情報は、当該楽曲に対応付けられて後述する楽曲リストに登録されることにな る。
[0037] なお、本実施形態において、曲調もまた、楽曲の特徴を表す特徴情報の一例とし て扱われるものとする。
[0038] 情報記録再生部 14は、例えば、楽曲のデータ等を一時的に蓄積するバッファメモリ 、楽曲のデータをエンコード (圧縮等)又はデコード (伸長等)するためのエンコーダ Zデコーダ、 HD (Hard Disc)、及び HDに楽曲のデータ等を記録又は HDから再生 等を行うための HDドライブ等を備えて 、る。
[0039] なお、情報記録再生部 14力 MD、 DVD— RW、又はカード型記録媒体等の記録 媒体を備えて構成されるものであっても良い。
[0040] そして、情報記録再生部 14は、システム制御部 19の制御下、例えば、情報再生部 11から出力された楽曲のデータを例えば圧縮して、 HDに記録すると共に、情報再 生部 11力も出力された付随情報を楽曲に関連付けて当該 HDに記録する。また、情 報記録再生部 14は、システム制御部 19の制御下、楽曲特徴量抽出部 13から出力さ れた楽曲特徴量を当該楽曲に関連付けて記録するようになって!/、る。
[0041] 更に、情報記録再生部 14は、システム制御部 19の制御下、例えば情報配信サー バ 2からネットワーク(例えば、インターネット、移動体通信網等によりからなる) 4を介 して配信され通信部 18を介して受信された楽曲のデータ及びこれに付随する付随 情報を当該 HDに記録するようになっている。 [0042] なお、情報配信サーバ 2から取得される楽曲の楽音特徴量も、例えば当該取得の 際に、楽曲特徴量抽出部 13により抽出され、当該楽曲に関連付けて記録される。
[0043] このように情報記録再生部 14における HDに記録される各楽曲には、固有の登録 番号 (例えば、シリアル番号)が付与され、リスト管理されるようになっている。例えば、 HDに記録されている楽曲の登録番号、データ容量、記録場所、演奏時間、上記付 随情報、楽曲のジャケット画像(例えば、シングル CDのジャケットの画像)、アルバム のタイトル及びジャケット画像 (例えば、アルバム CDに収録されていた場合)、及び楽 曲特徴量等の管理情報が楽曲リストに登録される。この楽曲リストのデータは、例え ば HDに記録され、適宜、システム制御部 19により読み出され使用される。
[0044] なお、楽曲に付随する付随情報は、楽曲のデータが HDに記録される際に、ユーザ が操作'表示部 15を操作して入力され、上記管理情報として楽曲リストに登録される ようにしても良い。
[0045] また、システム制御部 19力 例えば CDの最内周部に記録された TOC (Table of co ntent)情報を読み出し、当該 TOC情報をキーとして、公知の CDDB (CDデータべ ース)を備えるサーノ (図示せず)にネットワーク 4を介して問い合わせを行い、当該 サーバから、 CDに記録された楽曲の付随情報及びジャケット画像(当該楽曲がアル バム CDに収録されて 、た場合、アルバムのジャケット画像)等を取得して上記管理 情報として上記楽曲リストに登録するようにしても良い。
[0046] 操作 ·表示部 15は、例えばタツチパネル式の表示パネル (例えば液晶パネル)を備 えており、システム制御部 19の制御下、上記楽曲リストに含まれる管理情報や、ユー ザが各種指示を入力するための操作ボタン等を表示するようになって!/、る。このよう な操作ボタンが押されると、当該操作ボタンに対応する指示信号がシステム制御部 1 9に出力される。更に、表示パネルには、各楽曲に対応する表示物の一例としての楽 曲アイコンが表示されるようにもなつており、当該楽曲アイコンが押される(触れられる
)と、当該楽曲アイコンに対応する楽曲の例えば再生指示を示す指示信号がシステ ム制御部 19に出力されるようになっている。なお、当該操作ボタンが設けられたリモ コンを併用しても良い。
[0047] マイクロフォン 16は、例えばユーザにより発話された各種指示に関する音声を検出 (集音)して、その音声信号を音声認識部 17に出力するようになっている。
[0048] 音声認識部 17は、公知の音声認識処理を行うものであり、マイクロフォン 16からの 音声信号の周波数分析を行い、予め用意された発話音声候補群の中から最も適合 する候補を選定することによって、上記音声信号に含まれる情報 (例えば、楽曲を選 択するための指示情報)を認識し、これをシステム制御部 19に出力するようになって いる。
[0049] システム制御部 19は、演算機能を有する CPU、作業用 RAM、及び各種処理プロ グラム (情報処理プログラム及び表示制御処理プログラムを含む)やデータを記憶す る ROM等を備えており、本願の情報処理装置及び表示制御装置の一例である。な お、情報処理プログラム及び表示制御処理プログラムは、例えばネットワーク 3に接 続された所定のサーノくからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、 CD-RO M等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにし てもよい。
[0050] そして、 CPl^¾OM等に記憶されたプログラムを実行することにより、システム制 御部 19は、情報再生記録装置 1全体を統括制御し、楽曲の記録及び再生制御等を 行うようになっている。
[0051] 更に、システム制御部 19は、所定の選択条件に基づき、楽曲リストに登録された楽 曲(つまり、 HDに記録された複数の楽曲)から、再生すべき楽曲を選択する。この所 定の選択条件としては、予め設定された条件であっても良いし、ユーザにより指示さ れた条件であっても良い。例えば、ユーザから「ロック又はジャズから 20曲選択」とい う条件の指示があった場合には、楽曲リストに登録された各楽曲の管理情報が参照 されてロック又はジャズに該当する楽曲が 20曲選択されることになる。或いは、ユー ザから「楽曲リストに登録された楽曲を全て選択」という条件の指示があった場合には 、楽曲リストに登録された全ての楽曲が選択されることになる。
[0052] そして、システム制御部 19は、特徴情報取得手段として、こうして選択された各楽 曲の上述したような特徴情報のうち、後述する全体特徴情報を決定するための 1又は 複数の特徴情報 (以下、「決定要素特徴情報」 t 、う)を例えば楽曲リストから取得し、 全体特徴情報決定手段として、当該取得した各決定要素特徴情報に基づいて、選 択された複数の楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報を決定するようになって!/ヽる。 例えば、決定要素特徴情報が、明るい曲、ノリがいい曲、静かな曲等の曲調であると すると、そのうち最も多い曲調が当該楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報 (例えば 、明るい曲の楽曲が最も多い場合、楽曲全体の特徴は明るい曲調となる)として決定 される。そして更に、システム制御部 19は、全体特徴情報報知手段として、このように 決定された全体特徴情報をユーザに対して報知する。
[0053] ここで、全体特徴情報の報知は、全体特徴情報を含む情報 (例えば、「楽曲全体の 特徴は明る 、曲です」との情報)が操作 ·表示部 15における表示画面上に表示され ることによってなされるようにしても良いが、望ましくは、ユーザが瞬時に (例えば、一 目、或いは一瞬で)選択された楽曲全体の特徴 (言い換えれば、楽曲全体の雰囲気 や印象)を把握できるように、全体特徴情報に応じた音声が情報出力部 12から出力 されたり、或いは、表示画面上における所定領域 (例えば、背景)が全体特徴情報に 応じた色 (例えば、明るい曲であれば橙色、ノリがいい曲であれば赤色等)、模様、或 いは絵 (例えば、写真に表された人や風景等の絵、人が描いた絵等)等で表示され るようにすると良い。
[0054] なお、どの特徴情報を決定要素特徴情報とするかは、例えば操作 ·表示部 15を通 じてユーザにより任意に設定可能である。
[0055] また、上述した特徴情報の中には、そのレベルを表すことが可能なものもあり、例え ば、ビートの変化量は 1〜300までのレベルがあり、平均音量は 1〜2までのレベルが ある。また、例えば、年代は、 I960、 1970、 1980、 1990、及び 2000までのレベル がある(なお、年代は、これより更に過去(例えば 1600年代)からのレベルであっても よぐまた、その間隔も 1年毎(例えば、 2002年、 2003年、 2004年等)、または月単 位毎、或いは、秒単位毎にしてもよい。
[0056] システム制御部 19は、このような特徴情報のうち、上記選択された各楽曲の 3つの 特徴情報 (第 1の特徴を表す第 1特徴情報、第 2の特徴を表す第 2特徴情報、及び第 3の特徴を表す第 3特徴情報)の夫々のレベルを示す情報 (以下、夫々、第 1特徴レ ベル情報、第 2特徴レベル情報、及び第 3特徴レベル情報という)を取得し、表示制 御手段として、楽曲毎に、表示パネルにおける表示画面上の X(横)軸 (第 1の軸の一 例)方向における上記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ X軸方向と 直交する Y (縦)軸 (第 2の軸の一例)方向における上記第 2特徴情報のレベルに応じ た位置に、上記第 3特徴情報のレベルに応じた楽曲アイコンの大きさで当該楽曲アイ コンを表示させるようになつている。
[0057] なお、どの特徴情報を第 1特徴情報、第 2特徴情報、及び第 3特徴情報とするかは 、例えば操作 ·表示部 15を通じてユーザにより任意に設定可能である。
[0058] 図 3は、表示画面上における各楽曲に対応する楽曲アイコンの表示例を示す図で ある。図 3に示す楽曲アイコン表示画面例では、大きさが異なる 4つの楽曲アイコン 5 1乃至 54が示されており、当該楽曲アイコン 51乃至 54上には、例えば夫々の楽曲の タイトル(図 3の例では、楽曲のタイトル (TrackA、 Track Β· · ·が表されている)や夫 々の楽曲に対応するジャケットの画像が表示される。なお、楽曲アイコン上に当該楽 曲の製作国の国旗の画像 (例えば、予め記憶しておく)が表示されるようにしても良い
[0059] このような楽曲アイコン 51乃至 54の大きさは、夫々、年代 (第 3特徴情報の一例)の レベルを表しており、古い年代(例えば、 1950年代)の楽曲ほど楽曲アイコンの大き さが小さくなつて 、る (イメージ的には、紙面奥行き (Ζ軸)方向に向力うに従って古!、 年代 (例えば、 1950年代)になる)。また、図 3の例では、 X軸方向が平均音量 (第 1 特徴情報の一例)のレベルを、 Υ軸方向が ΒΡΜ (ビートの変化量)(第 2特徴情報の 一例)のレベルを、夫々表しており、例えば、平均音量レベルが大きい(高い)楽曲の 楽曲アイコン 54は X軸方向の右側に位置 (なお、右上部に位置する楽曲は勢いノリ がいい曲(例えば、ダンスミュージック等)である一方、左下部に位置する楽曲は優し い静かな曲(例えば、ノ ード等)である)するようになつている。更に、図示しないが 、複数の楽曲アイコン部分を除く背景画面が上述した楽曲全体の特徴を表す全体特 徴情報に応じた色、模様又は絵で表示されることになる。
[0060] そして、こうして表示された楽曲アイコンが指定される(触れられる)と、システム制御 部 19により例えば当該楽曲アイコンに対応する楽曲の再生処理が行われることにな るが、選択される楽曲の数が多くなると、表示画面上に表示される複数の楽曲アイコ ンが重なって表示されることになる。 [0061] 例えば、 04 (A)は、表示画面上における複数 (この例では、 20曲)の楽曲アイコン が重なって表示された場合の一例を示す図である。このように、複数の楽曲アイコン が重なって表示されると、ユーザにとって何の楽曲の楽曲アイコンが表示されている かを把握することが困難になり、更に、楽曲アイコンを指定するこが困難になる。
[0062] そこで、例えば選択された楽曲が所定数 (例えば、 15曲)以上の場合、或いは、楽 曲アイコンが重なって表示されるような場合には、システム制御部 19は、グループ決 定手段として、各楽曲間の第 1特徴情報のレベルの差が第 1所定値以下であり、 つ第 2特徴情報のレベルの差が第 2所定値以下であり、かつ第 3特徴情報のレベル の差が第 3所定値以下である複数の楽曲を、 1のグループとして決定し、代表提示情 報決定手段として、上記決定されたグループに属する複数の楽曲のうち 1の楽曲を 代表楽曲として決定し当該代表楽曲に対応する楽曲アイコンのみを表示するように なっている。
[0063] これにより、図 4 (A)及び(B)の例では、グループ A〜Dの 4つのグループが決定さ れ、グループ Aでは「Track A」の楽曲が、グループ Bでは「Track LJの楽曲が、グ ループ Cでは「Track T」の楽曲力 グループ Dでは「Track K」の楽曲力 夫々代 表楽曲として決定され、夫々の代表楽曲に対応する楽曲アイコン 54、 61、 62、及び 63が表示されている。
[0064] なお、代表楽曲は、例えば、グループに属する複数の楽曲から上述した全体特徴 情報に合った楽曲、つまり選択された楽曲全体の特徴を最も表している(言い換えれ ば、楽曲全体の特徴と最も近い)楽曲が選ばれ決定される。或いは、グループに属 する複数の楽曲からランダムに決定されるようにしても良 、。
[0065] このグループ決定の処理の詳細については後述する。
[0066] 次に、以上のように構成された情報再生記録装置 1における動作について、図 5及 び図 6等を参照して説明する。
[0067] 図 5及び図 6は、情報再生記録装置 1のシステム制御部 19における楽曲アイコン表 示処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、決定要素特徴情 報として「曲調」が、第 1特徴情報として「平均音量」が、第 2特徴情報として「ΒΡΜ」が 、第 3特徴情報として「年代」が、夫々設定されているものとする。 [0068] 図 5に示す処理が開始されると、システム制御部 19は、上述した楽曲リスト及び各 種テーブルを情報記録再生部 14から読み込み、ユーザ力もの入力待ち状態となる。
[0069] そして、例えばユーザが楽曲の選択条件として「ロック又はジャズから 20曲選択」と 発話すると、その音声がマイクロフォン 16により集音 (入力)され、音声認識部 17によ つて当該選択条件が認識されて、その情報がシステム制御部 19に出力される。これ に対し、システム制御部 19は、音声認識部 17からの「ロック又はジャズから 20曲選択 」を示す選択条件を認識し、当該選択条件を満たす楽曲を楽曲リストから選択する( ステップ Sl)。これにより、例えば、ロックに該当する楽曲と、ジャズに該当する楽曲と 力 合計 20曲選択される。
[0070] なお、操作'表示部 15における表示画面上に複数の選択条件を表示させ、そのう ちユーザにより押下された選択条件により楽曲が選択されるように構成してもよい。
[0071] 次いで、システム制御部 19は、選択した各楽曲の決定要素特徴情報「曲調」、第 1 特徴レベル情報「平均音量のレベル」、第 2特徴レベル情報「BPMのレベル」、及び 第 3特徴レベル情報「年代のレベル」を、楽曲リストから取得する (ステップ S 2)。こうし て取得された情報は、 RAM上の所定領域にテーブル形式で記憶される。
[0072] 図 7は、システム制御部 19により取得された特徴情報等の一例を示す図である。図 7の例では、 20曲分の楽曲のタイトル、曲調、平均音量のレベル、 BPMのレベル、 及び年代のレベルが対応付けられて示されて 、る。
[0073] 次いで、システム制御部 19は、取得した各楽曲の決定要素特徴情報「曲調」に基 づき、上記選択した複数の楽曲全体の特徴を表す全体特徴情報を決定する (ステツ プ S3)。例えば、図 7の例では、曲調が明るい曲である楽曲が 8曲と最も多いので、 全体特徴情報として明るい曲が決定されることになる。
[0074] 次 ヽで、システム制御部 19は、例えば曲調と背景色との対応付けを規定する背景 色対応テーブルを参照して、決定した全体特徴情報に対応する背景色を決定し (ス テツプ S4)、記憶する。当該背景色対応テーブルには、例えば、明るい曲に対しては 橙色が、癒される曲に対しては緑色力 ノリがいい曲に対しては赤色力 夫々対応付 けられており、これにより、決定した全体特徴情報に対応する背景色が決定されるこ とになる。 [0075] なお、このような対応付けは、ユーザにより任意に設定可能になっている。また、背 景色対応テーブルの代わりに、例えば曲調と背景模様との対応付けを規定する背景 模様対応テーブルが参照され、全体特徴情報に対応する背景模様が決定されるよう に構成してもよぐこの場合、例えば明るい曲に対しては明るい曲をイメージできる模 様力 癒される曲に対しては癒される曲をイメージできる模様が、夫々設定されること になる。更にまた、背景色対応テーブルの代わりに、例えば曲調と背景絵との対応付 けを規定する背景絵対応テーブルが参照され、全体特徴情報に対応する背景絵が 決定されるように構成してもよぐこの場合、例えば癒される曲に対しては癒される曲 をイメージできる絵 (例えば、風景写真画像)力 S設定されること〖こなる。
[0076] また、ステップ S3にお 、て最も多 、決定要素特徴情報が 2つ以上あった場合、例 えば、曲調が明るい曲である楽曲と、曲調が癒される曲である楽曲の数が同数で最も 冬、ヽような場合、明るい曲に対応する対応する背景色と癒される曲に対応する背景 色とから得られる背景色 (例えば、例えば混合色、中間色)がステップ S4で決定され るように構成しても良い。
[0077] 更にまた、決定した全体特徴情報に対応する音声情報が決定されるように構成して も良ぐ例えば、明るい曲の楽曲が最も多い場合には、「明るい曲が最も多いです」等 の音声情報が決定され、また、明るい曲と癒される曲の楽曲が同数で最も多い場合 には、「明るい曲と癒される曲が最も多 、です」等の音声情報が決定されるように構成 しても良い。
[0078] 次いで、システム制御部 19は、上記選択した楽曲のうちから楽曲を一つ特定し (ス テツプ S5)、当該楽曲の第 1特徴レベル情報「平均音量のレベル」、第 2特徴レベル 情報「BPMのレベル」、及び第 3特徴レベル情報「年代のレベル」に基づき、特定し た楽曲に対応する楽曲アイコンの表示位置及び大きさを決定し (ステップ S6)、当該 楽曲に対応付けて記憶する。
[0079] ここで、本実施形態においては、例えば図 7に示す「平均音量のレベル」が X座標 に、「BPMのレベル」が Y座標に、夫々対応することなり、当該 X, Y座標に相当する 表示画面上の位置が、楽曲アイコンの表示位置(つまり、当該楽曲アイコンの中心点 の位置)として決定されることになる。また、楽曲アイコンの大きさは、例えば、年代の レベルと楽曲アイコンの大きさとの対応付けを規定する楽曲アイコン大きさ対応付け テーブルが参照されて決定される。この楽曲アイコン対応付けテーブルには、例えば
、年代「2000」に対しては楽曲アイコンの大きさが「128 X 128ピクセル(ビットマップ イメージ)」力 年代「1980」に対しては楽曲アイコンの大きさが「96 X 96ピクセル」が 、夫々対応付けられており、これにより、上記特定した楽曲に対応する楽曲アイコン の大きさが決定されること〖こなる。
[0080] 次いで、システム制御部 19は、選択した全ての楽曲についてステップ S5にて特定 したか、つまり、楽曲アイコンの表示位置及び大きさを決定した力否かを判別し (ステ ップ S 7)、全ての楽曲について特定していない場合には (ステップ S7 :N)、ステップ S5に戻り、特定していない楽曲について特定し (例えば、図 7に示す No.の順に特 定される)、上記と同様に、当該特定した楽曲アイコンの表示位置及び大きさの決定 処理を行う。
[0081] こうして、上記選択した楽曲全てについて楽曲アイコンの表示位置及び大きさが決 定されると (ステップ S7 :Y)、システム制御部 19は、上記決定した背景色 (又は、背 景模様、背景絵)、上記選択した各楽曲のタイトル及びジャケット画像並びに楽曲ァ イコンの表示位置及び大きさ、更には、予め用意された表示画面構成データに従つ て、上述したような楽曲アイコン表示画面を構成し、これを、操作 ·表示部 15における 表示パネルに表示させる (ステップ S8)。こうして表示された背景色 (又は、背景模様 、背景絵)によりユーザは上記全体特徴情報を把握することになる。
[0082] なお、全体特徴情報が音声によりユーザに対して報知される場合には、楽曲アイコ ン表示画面が表示される際に上記決定された音声情報 (例えば、「明るい曲が最も多 いです」等)が情報出力部 12から音声出力される。また、このとき、選択された複数の 楽曲のうちで、最も多いアーティスト名、ジャンル、年代等が判別され、その情報が情 報出力部 12から音声出力されるように構成しても良い。
[0083] 次いで、システム制御部 19は、上記選択した楽曲が所定数 (例えば、 15曲)以上あ る力否かを判別し (ステップ S9)、所定数以上ない場合 (ステップ S9 :N)、例えば、図 3に示すように表示される楽曲アイコンの数が少ない場合には、当該処理を終了し、 楽曲アイコン表示画面の表示を維持しつつ、図示しない楽曲再生のための選択処理 を開始する。そして、例えば、楽曲アイコン表示画面上における楽曲アイコンがユー ザにより指定 (選択)される (触れられる)と、システム制御部 19は、指定された楽曲ァ イコンを強調表示 (ハイライト表示)させ、当該楽曲アイコンに対応する楽曲を情報記 録再生部 14力 再生させることになる。
[0084] 一方、ステップ S9において、所定数以上ある場合 (ステップ S9 :Y)、例えば、図 4 ( A)に示すように表示される楽曲アイコンの数が多い場合には、ステップ S 10の楽曲 のグループ決定処理に移行される。
[0085] なお、ステップ S9において、システム制御部 19は、選択した楽曲が所定数以上あ る力否かを判別する代わりに、楽曲アイコンが所定数 (例えば、 5つ)以上重なるか否 かを判別し、所定数以上重なる場合に、ステップ S10の楽曲のグループ決定処理に 移行するように構成しても良 、。
[0086] 楽曲のグループ決定処理では、図 6に示すように、システム制御部 19は、先ず、上 記選択した楽曲のうち力も楽曲を一つ特定し (ステップ Sl l)、当該特定した楽曲と、 第 1特徴情報「平均音量」のレベルの差が第 1所定値以下であり、かつ第 2特徴情報 「BPM」のレベルの差が第 2所定値以下であり、かつ第 3特徴情報のレベル「年代」 の差が第 3所定値以下である楽曲がある力否かを判別し (ステップ S12)、そのような 楽曲がある場合には (ステップ S12 :Y)、当該楽曲を抽出し (ステップ S13)、そのよう な楽曲がな 、場合には (ステップ S 12: N)、ステップ S 15に移行する。
[0087] 図 8は、第 1特徴情報「平均音量」のレベルの差と、第 2特徴情報「BPM」のレベル の差を説明するための図であり、図 7に示す各楽曲に対応している。
[0088] 例えば、ステップ S11において、図 8に示す楽曲アイコン 71に対応する楽曲(Trac kE)が特定されたとすると、先ず、当該楽曲と、年代のレベルの差が第 3所定値 (例え ば、 9)以下である楽曲が検索される。図 7及び図 8に示す例では、「Track E」の楽 曲と年代のレベルの差が例えば、 9以下の楽曲は、 Track A、 Track F、 Track H、 及び TrackOの 4つであり、これらの楽曲(つまり、楽曲アイコンの大きさが同一である 楽曲)が検索、抽出されることになる。なお、「Track B」の楽曲の年代のレベルは 1 980であるため、「TrackE」の楽曲と年代のレベルの差は「20」となり抽出されない。
[0089] 続いて、抽出された楽曲のうち、「Track E」の楽曲と、平均音量のレベルの差が第 1所定値 (例えば、 0. 4 :「Track E」の楽曲に対応する楽曲アイコンの幅 (W)に相当 する平均音量のレベル)以下であり、かつ BPMのレベルの差が第 2所定値(例えば、 95 :「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ(H)に相当する BPMのレベル )以下である楽曲が検索される。
[0090] ここで、平均音量のレベルの差が楽曲アイコンの幅 (W)に相当する平均音量のレ ベル以下であり、かつ BPMのレベルの差が楽曲アイコンの高さ(H)に相当する BP Mのレベル以下であるとの条件は、互 、の楽曲アイコンに重なり部分 (或 、は接する 部分)があることを意味している。例えば、図 8に示すように、「TrackE」の楽曲と、「T rackF」の楽曲の平均音量のレベルの差は「0. 3」であり、 BPMのレベルの差は「21 」であるため、当該条件を満たしている(楽曲アイコン 71と楽曲アイコン 72の重なり部 分がある)ので、 「TrackF」の楽曲が検索、抽出されることになる。また、その他にも、 図 8の例では、「TrackA」及び「Track H」の楽曲に対応する楽曲アイコンも、当該 条件を満たし、「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコン 71と重なり部分があるので 、検索、抽出されることになる。なお、「Track 0」の楽曲に対応する楽曲アイコンは 、当該条件を満たさず、「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコン 71との重なり部分 (或いは、接する部分)がないので、ここでは、抽出されない。
[0091] なお、 1つの楽曲アイコン全体の面積 A1に対する上記楽曲アイコンの重なり部分 の面積 A2の割合 (例えば、 A2ZA1)が小さい (例えば、重なり部分の面積 A2が、 楽曲アイコン全体の面積 A1の 1Z5以下である)場合には、楽曲が抽出されない(つ まり、グループ化されない)ように、上記判別における第 1及び第 2所定値を設定する ようにしても良い。この場合、図 8の例では、第 1所定値は上記特定された楽曲に対 応する楽曲アイコンの幅 (W)に相当する平均音量のレベルより小さく設定され、第 2 所定値は上記特定された楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ(H)に相当する BPM のレベルよりも小さく設定されることになる。
[0092] また、上記特定された楽曲と平均音量のレベルの差が第 1所定値以下であり、かつ BPMのレベルの差が第 2所定値以下である楽曲の検索は、表示されるべき表示画 面がグリッド (格子)に分割されて行われるように構成しても良 、。
[0093] 図 9は、グリッドに分割された楽曲アイコン表示画面の一例を示す図である。この場 合、特定された楽曲に対応する楽曲アイコンとの重なり部分に含まれるグリッド数が 所定数 (例えば、 1つ以上)である楽曲アイコンに対応する楽曲が抽出されることにな る。図 9の例において、特定された「TrackE」の楽曲に対応する楽曲アイコン 71と、「 TrackF」の楽曲に対応する楽曲アイコン 72との重なり部分 73に含まれるグリッド数 は所定数 (例えば、 1つ)以上であるので、当該「TrackF」の楽曲が抽出されることに なる。
[0094] 次いで、システム制御部 19は、こうして抽出された楽曲に基づき、楽曲のグループ を決定する(ステップ S 14)。例えば、上記のように「TrackE」の楽曲が特定された場 合、当該「TrackE」の楽曲と、上記抽出された「TrackA」、「Track F」及び「Track H」の楽曲とが 1つのグループとして決定され、例えば「グループ A」として記憶される ことになる。
[0095] 次いで、システム制御部 19は、選択した全ての楽曲についてステップ S 11にて特 定した力否かを判別し (ステップ S 15)、全ての楽曲について特定していない場合に は(ステップ S15 : N)、ステップ S11に戻り、特定していない楽曲について特定し、上 記と同様に、当該特定した楽曲と、第 1特徴情報「平均音量」のレベルの差が第 1所 定値以下であり、かつ第 2特徴情報「BPM」のレベルの差が第 2所定値以下であり、 かつ第 3特徴情報のレベル「年代」の差が第 3所定値以下である楽曲を抽出すること になる。
[0096] なお、図 8の例において「Track E」の楽曲が上記ステップ S 11で特定された場合、 「Track 0」の楽曲は抽出されな!/、ことになるが(楽曲アイコンが重なつて!ヽな 、ため ) , 「TrackA」の楽曲が上記ステップ S 11で特定された場合に、「TrackO」の楽曲が 抽出されることになるので (楽曲アイコンが重なっていないため)、結果として、「Trac kEjの楽曲と「Track 0」の楽曲は同じグループに属することになる。
[0097] また、図 8の例において「Track D」の楽曲が上記ステップ S 11で特定された場合、 当該「Track D」の楽曲と、平均音量のレベルの差が第 1所定値以下であり、かつ BP Mのレベルの差が第 2所定値以下である楽曲が検索されるが、当該第 1所定値は当 該「TrackD」の楽曲に対応する楽曲アイコンの幅 (W)に相当する平均音量のレべ ルとなり、当該第 2所定値は当該「TmckD」の楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ( H)に相当する相当する BPMのレベルとなる。つまり、第 1所定値及び第 2所定値は 、上記ステップ S11で特定される楽曲に対応する楽曲アイコンの大きさに依存して変 わること〖こなる。
[0098] こうして、上記選択された全ての楽曲がステップ S11で特定され、グループの決定 が確定すると、システム制御部 19は、決定した各グループにおける代表楽曲を決定 する(ステップ S 16)。
[0099] 例えば、上述したように、グループに属する複数の楽曲から、ステップ S3で決定さ れた全体特徴情報に合った楽曲、つまり選択された楽曲全体の特徴を最も表してい る楽曲が代表楽曲として決定される。例えば、全体特徴情報が明るい曲調であった 場合には、明るい曲調を有する楽曲が代表楽曲として決定されることになる。この場 合において、全体特徴情報としての明るい曲調を有する楽曲が複数存在する場合( 例えば、図 4 (A)の例では、グループ Aに属することになつた TrackA、 TrackE、及 び Track Hの楽曲が該当)、例えば、最も明るい曲調のレベルが高い(大きい)楽曲 が代表楽曲として決定されることになる。例えば、当該明るい曲調のレベルは、各楽 曲について、例えば図 2に示すコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、 及び平均音量等の夫々に所定の重み付け量が乗算された後、コードの変化率、ビ ートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の和が算出されることによって決定 され、各楽曲の明るい曲調のレベルの大小が比較されることにより、上記代表楽曲が 決定されること〖こなる。
[0100] 一方、全体特徴情報としての明るい曲調を有する楽曲が存在しない場合 (例えば、 図 4 (A)の例では、グループ B)、最も明るい曲調のレベルに近い楽曲が代表楽曲と して決定されることになる。例えば、各楽曲について、例えば図 2に示すコードの変化 率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の夫々に所定の重み付け量 が乗算された後、コードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量 等の和が算出され、当該算出された値が上記明るい曲調のレベルに最も近い楽曲 が代表楽曲として決定される。
[0101] なお、代表楽曲は、これ以外にも様々な方法で決定されるように構成しても良ぐ例 えば、他のグループにおける代表楽曲に対応する楽曲アイコンとの表示位置関係( バランス)が考慮されて (例えば、所定距離以上接近しな ヽように)決定されるようにし ても良い。
[0102] こうして各グループにおける代表楽曲が決定されると、システム制御部 19は、上記 決定した背景色 (又は、背景模様、背景絵)、上記決定した代表楽曲のタイトル及び ジャケット画像並びに楽曲アイコンの表示位置及び大きさ、更には、予め用意された 表示画面構成データに従って、例えば図 4 (B)に示すような楽曲アイコン表示画面を 構成し、これを、操作 ·表示部 15における表示パネルに表示させ (ステップ S 17)、図 5に示す処理に戻り、当該処理を終了する。そして、上記と同様、当該楽曲アイコン 表示画面の表示を維持しつつ、楽曲再生のための選択処理を開始する。この場合 の選択処理においては、例えば、楽曲アイコン表示画面上における代表楽曲に対応 する楽曲アイコンがユーザにより指定されると、例えば、システム制御部 19は、指定さ れた楽曲アイコンに対応する楽曲が属するグループにおける全ての楽曲の楽曲アイ コンを表示させ、そのうち何れかの楽曲アイコンがユーザにより指定された場合に、そ の楽曲アイコンを強調表示 (ハイライト表示)させ、当該楽曲アイコンに対応する楽曲 を情報記録再生部 14から再生させる。
[0103] なお、上記ステップ S3においては、選択された楽曲のうちで最も多い曲調が全体 特徴情報として決定されるように構成したが、全体特徴情報を決定する方法はこれに 限定されるものではなぐ例えば、選択された各楽曲のコードの変化率、ビートの変 化量、ビートの最大値、及び平均音量等の楽曲特徴量毎に平均が算出されて、算出 されたコードの変化率、ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の夫々の 平均楽曲特徴量力 例えば図 2に示す曲調対応付けテーブルにおけるどの曲調に 合致するかが判別され、合致する曲調が全体特徴情報として決定されるように構成し ても良い。この場合、更に、上記ステップ S16において、各楽曲のコードの変化率、 ビートの変化量、ビートの最大値、及び平均音量等の和 (所定の重み付け量が乗算 された後の和)のうちで、上記夫々の平均楽曲特徴量の和 (所定の重み付けが乗算 された後の和)に最も近 、楽曲が代表楽曲として決定されるように構成しても良 、。
[0104] また、上記ステップ S8の処理は、ステップ S7の処理の直後に行わず、ステップ S9 にて、選択された楽曲が所定数以上ない場合 (ステップ S9 :N)にはじめて行われる ように構成しても良い。
[0105] また、上記ステップ S12において、特定された楽曲に対応する楽曲アイコンと重なり 部分がな 、楽曲アイコンであつても、特定された楽曲に対応する楽曲アイコンに近!ヽ 関係にある楽曲アイコン (例えば、「TrackO」の楽曲に対応する楽曲アイコンと「Tra ckH」の楽曲に対応する楽曲アイコンのようにその距離が近い関係)に対応する楽曲 が抽出されるように構成しても良い。この場合、図 8の例では、第 1所定値は上記特 定された楽曲に対応する楽曲アイコンの幅 (W)に相当する平均音量のレベルより大 きく設定され、第 2所定値は上記特定された楽曲に対応する楽曲アイコンの高さ (H) に相当する BPMのレベルよりも大きく設定されることになる。
[0106] 以上説明したように上記実施形態によれば、上記選択された各楽曲毎に、表示画 面上の X軸方向における上記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であって、かつ Y 軸方向における上記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に、上記第 3特徴情報のレ ベルに応じた楽曲アイコンの大きさで当該楽曲アイコンを表示させるようにしたので、 ユーザは、選択された各楽曲の特徴を瞬時に (一目で)把握することができる。
[0107] また、近似する特徴を有する楽曲をグループ化して、当該グループにおいて最も楽 曲全体の特徴を最も表している代表楽曲に対応する楽曲アイコンをその特徴情報に 応じた表示位置及び大きさで表示するようにしたので、多数の楽曲が選択され、楽曲 アイコンが重なって表示されるような場合にも、ユーザは、選択された各楽曲の特徴 を容易に把握することができる。
[0108] また、各楽曲の決定要素特徴情報に基づき選択された複数の楽曲全体の特徴を 表す全体特徴情報を決定し当該全体特徴情報に対応する背景色、又は背景模様 等で表示することにより、当該全体特徴情報をユーザに対して報知するようにしたの で、ユーザは、選択された複数の楽曲全体の雰囲気や印象等を瞬時に(一目で)把 握することができる。
[0109] また、上記全体特徴情報に応じた音声情報 (例えば、「明るい曲が最も多いです」 等)が音声出力されるようにすれば、ユーザは、選択された複数の楽曲全体の雰囲 気や印象等を、表示画面を見なくても (例えば、情報再生記録装置 1が車両に搭載さ れる場合に、ユーザが車両の運転中にも)、瞬時に(一瞬で)把握することができる。 [0110] (他の実施形態 1)
上記実施形態においては、 X軸方向に平均音量のレベルを、 Y軸方向に BPMのレ ベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てる場合を例にとって説明し たが、 X軸方向、 Y軸方向、及び楽曲アイコンの大きさに対して、何の特徴情報を割り 当てるかは任意である。例えば、図 10 (A)は、 X軸方向にコードのレベルを、 Y軸方 向に BPMのレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表 示画面例を示す図であり、図 10 (B)は、 X軸方向にコードのレベルを、 Y軸方向に平 均音量のレベルを、楽曲アイコンの大きさに年代のレベルを割り当てた場合の表示 画面例を示す図である。図 10 (A)及び (B)の例とも、右上に位置する楽曲アイコン に対応する楽曲(例えば、 TrackW)は、明るぐテンポの速い楽曲(元気がでる雰囲 気の楽曲)であり、左下に位置する楽曲アイコンに対応する楽曲(例えば、 Track V) は、暗くて、テンポの遅い楽曲(悲しい雰囲気の楽曲)である。
[0111] また、その他にも、例えば、 CDの売上げ枚数や、アーティストが活躍した時期等を X軸方向、 Y軸方向、又は楽曲アイコンの大きさに割り当てるようにしても良い。また、 楽曲アイコンの大きさを一定にし、 X軸方向及び Y軸方向にのみ特徴情報を割り当て るように構成しても良い。
[0112] 更にまた、 X軸方向、 Y軸方向、又は楽曲アイコンの大きさに割り当てる特徴情報を 、例えばユーザ力 の指示に応じてずらして回転させるように構成しても良い。例え ば、 X軸方向に平均音量のレべノレが、 Y軸方向に BPMのレべノレが、楽曲アイコンの 大きさに年代のレベル力 夫々割り当てられ、楽曲アイコン表示画面が表示されてい る状態において、ユーザが所定の操作ボタンを押下すると、システム制御部 19は、こ れに応じて、 X軸方向に年代のレベルを、 Y軸方向に平均音量のレベルを、楽曲アイ コンの大きさに BPMのレベルを、夫々割り当てるように変更して楽曲アイコン表示画 面を再表示させ、更に、ユーザが所定の操作ボタンを押下すると、システム制御部 1 9は、これに応じて、 X軸方向に BPMのレベルを、 Y軸方向に年代のレベルを、楽曲 アイコンの大きさに平均音量のレベルを、夫々割り当てるように変更して楽曲アイコン 表示画面を再表示させるように構成する。
[0113] (他の実施形態 2) 上記実施形態において、楽曲アイコンが重なるような場合には、グループ決定処理 を行うように構成したが、当該グループ決定処理を行わず、ユーザにより指定された 楽曲アイコンを強調表示 (ハイライト表示)させると共に、当該楽曲に関連する楽曲( 以下、「関連楽曲」という)に対応する楽曲アイコンも強調表示 (ハイライト表示)させる ように構成しても良い。
[0114] 図 11は、関連楽曲に対応する楽曲アイコンが強調表示 (ハイライト表示)される場 合の一例を示す図である。図 11 (A)の例では、複数の楽曲アイコンが重なって表示 され、例えば、「Track A」、 「Track J」及び「Track M」の楽曲に対応する楽曲ァ イコンの一部は他の楽曲アイコンの背面に隠れているが、「Track T」の楽曲に対応 する楽曲アイコンが指定されると、図 11 (B)に示すように、当該「Track T」の楽曲の 関連楽曲である「Track A」、 「Track J」及び「Track M」の楽曲に対応する楽曲 アイコンが最前面 (手前)に表示されると共に、強調表示 (ハイライト表示)されることに なる。これにより、「Track A」、 「Track J」及び「Track M」の楽曲に対応する楽曲 アイコンの指定がし易くなつている。そして、図 11 (B)に示すように複数の楽曲アイコ ンが強調表示 (ハイライト表示)された状態において、更に、強調表示された何れかの 楽曲アイコンが指定されると、当該楽曲アイコンに対応する楽曲が再生されること〖こ なる。
[0115] なお、指定された楽曲アイコンに対応する楽曲に関連する関連楽曲としては、例え ば、指定された楽曲のアーティストと同じアーティストの楽曲、或いは、指定された楽 曲のジャンル (例えば、ロック)と同じジャンルの楽曲、或いは、指定された楽曲の同じ 地域 (例えば、国)と同じ地域の楽曲等が挙げられる。
[0116] また、関連楽曲をどのようなものにするかは、例えば操作 ·表示部 15を通じてユー ザにより任意に設定可能である(例えば、システム制御部 19が、アーティスト、ジヤン ル、地域、アーティストの活躍時期等の夫々に対応するチェックボタンを表示パネル に表示させてユーザに指定させて設定する)。
[0117] このように構成しても、多数の楽曲が選択され、楽曲アイコンが重なって表示される ような場合にも、ユーザは、選択された各楽曲の特徴を容易に把握することができる [0118] (他の実施形態 3)
上記実施形態においては、選択された各楽曲に対応する楽曲アイコンを楽曲の特 徴に応じた表示位置及び大きさで表示画面上に表示するようにしたため、ユーザは 一目で選択された各楽曲の特徴を把握でき、迅速に所望の楽曲に対応する楽曲ァ イコンを指定することができたが、例えば、情報再生記録装置 1が車両に搭載される 場合は、ユーザである運転者は、車両の運転中に表示画面を見ることはできないた め、当該表示された楽曲アイコンの表示位置及び大きさを把握することが困難になる
[0119] そこで、当該楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を 音声によりユーザに提示するように構成してもよ 、。
[0120] 図 12は、楽曲アイコンの表示位置及び大きさに相当する楽曲の空間的位置を音声 によりユーザに提示する例を示す図である。例えば、図 12に示す例において、「Tra ck B」→「Track D」→「Track C」→「Track A」の順に、それぞれの楽曲のイン トロ部分又はサビ部分を数秒間 (例えば、 5秒間)ずつ遷移させて再生すると共に、レ フトスピーカ及びライトスピーカから音量を調整して、ユーザにより各楽曲の空間的位 置が把握できるように構成する。
[0121] 例えば、レフトスピーカ及びライトスピーカの総音量は、 「Track D」→「Track Cj →「Track B」→「Track A」の順に大きくなるように設定され、更に、「Track B」の 楽曲の場合ライトスピーカの音量よりもレフトスピーカの音量を大幅に大きくし、「Trac k Ajの楽曲の場合レフトスピーカの音量よりもライトスピーカの音量を大幅に大きく し、 「Track D」の楽曲の場合ライトスピーカの音量よりもレフトスピーカの音量を若 干に大きくし、「Track C」の楽曲の場合レフトスピーカの音量よりもライトスピーカの 音量を若干に大きくするように設定される。
[0122] このような構成によれば、表示画面を見なくても、楽曲アイコンの表示位置及び大き さに相当する楽曲の空間的位置を音声により容易に把握することができるので、表示 された楽曲アイコンうちから所望の楽曲に対応する楽曲アイコンを迅速に指定するこ とがでさる。
[0123] なお、音量の例に限ることなぐ例えば、エコーなどにも適用することができ、また、 レフトスピーカ、ライトスピーカの例に限ることなく 5. lchサラウンドシステムにも適用 することができる。
[0124] (他の実施形態 4)
上記実施形態においては、楽曲アイコン上にジャケット画像等が表示される場合を 例にとって説明した力 例えばユーザにより選択された写真画像が楽曲アイコン上に 表示されるように構成しても良 、。
[0125] 図 13は、写真画像が楽曲アイコン上に表示される場合の一例を示す図である。
[0126] 図 13の例では、ラブソングフォルダにより、ラブソングに該当する楽曲データと、ラ ブソングを表す写真データと、ラブソングを表す背景データとが関連付けられて管理 されるようになっており、楽曲データに含まれる楽曲(例えば、ユーザにより選択され た楽曲)の楽曲アイコンが表示される場合には、当該楽曲アイコン上に写真データに 含まれる写真画像 (写真 A、 B、 C)が表示され、背景データに含まれる背景画像が表 示されることになる。各楽曲と各写真画像との対応付けは、ユーザにより予め設定さ れるようにしてもよいし、ランダムで割り振られるようにしても良い。なお、ラブソングの 別の例として、クリスマスソングやその他様々な種類のソングに対して適用することも 可能である。
[0127] このように構成しても、ユーザは、上記フォルダにおける楽曲全体の雰囲気や印象 等を一目で把握することができる。
[0128] なお、フォルダにより楽曲データと写真データと背景データとが関連付けられて管 理されている例に限ることなぐ例えば、楽曲データをファイル管理して、そのファイル に付随するタグ情報と写真データと背景データとを関連付けて管理する構成としても よい。そのようにすれば、楽曲データと写真データと背景データとがフォルダ管理さ れて 、なくてもファイルのタグ情報と関連付けて分類すれば、楽曲全体の雰囲気や 印象等を一目で把握することができる。
[0129] (他の実施形態 5)
上記実施形態において、本願の提示情報として楽曲(プログラム情報)を例にとつ て説明したが、これに限定されるものではなぐ例えば、映画、放送番組、その他のコ ンテンッ (プログラム情報)、更には写真画像等に対しても適用可能である。 [0130] 例えば、提示情報として写真画像を例にとった場合、当該写真画像の特徴情報は 、当該写真画像のデータに付加された情報 (例えば、撮影年月日、場所等)から取得 可能であり、更に、当該写真画像を画像解析することによって取得可能である。この 写真画像の画像解析においては、例えば、ユーザにより選択された複数の写真画像 に含まれる各写真画像の色合 、 (色調)が抽出され、そのうち最も多 、色合 、 (色調) が複数の写真画像全体の特徴を表す全体特徴情報として決定される。そして、例え ば、表示物としての写真画像アイコンの大きさに対して撮影年月のレベルを割り当て 、 X軸方向に場所 (第 1特徴情報)のレベル (例えば、日本は「1」、米国は「2」、英国 は「3」 t 、うようにレベルィ匕する)を割り当て、 Y軸方向に色合!、(第 2特徴情報)のレ ベルを割り当て、当該写真画像アイコンを上記特徴情報のレベルに応じた表示位置 及び大きさで表示させるように構成すれば、上記実施形態と同様の効果を得ることが できる。
[0131] また、上記実施形態においては、本願の表示物として選択対象 (指定対象)となる 楽曲アイコンを例にとって説明した力 これに限定されるものではなぐ各楽曲等の提 示情報に対応する表示物であれば、文字、画像等の如何なるものであってもよい。
[0132] また、上記実施形態にお!ヽては、表示画面の X軸、 Y軸として全体特徴情報を報知 する例を説明したが、例えば、表示画面の背景を世界地図情報として、その世界地 図情報に表される地名情報の緯度経度情報を利用して報知するようにしてもよい。つ まり、一つの態様に拘ることなく様々な態様により報知してもよい。
[0133] また、上記実施形態にお!、ては、本願を情報再生記録装置 1に対して適用したが、 この他にも、例えば、 AV (オーディオ、ビジュアル)装置、パーソナルコンピュータ、及 び PDA等に対しても適用でき、更には車載用ナビゲーション装置に対しても適用可 能である。
[0134] また、 2005年 3月 8日に出願された明細書、特許請求の範囲、図面、要約を含む 日本の特許出願(No. 2005-63789)の全ての開示は、その全てを参照することよって 、ここに組み込まれる。

Claims

請求の範囲
[1] 所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の特徴 を表す特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、
前記取得された各特徴情報に基づ!/、て、前記選択された複数の提示情報全体の 特徴を表す全体特徴情報を決定する全体特徴情報決定手段と、
前記決定された全体特徴情報をユーザに対して報知する全体特徴情報報知手段 と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
[2] 請求項 1に記載の情報処理装置において、
前記全体特徴情報報知手段は、表示画面上における所定領域を、前記全体特徴 情報に応じた色、模様、又は絵で表示させることによって前記ユーザに対して報知す ることを特徴とする情報処理装置。
[3] 請求項 1又は 2に記載の情報処理装置において、
前記特徴情報取得手段は、前記各提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報の レベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示 す第 2特徴レベル情報を取得し、
表示画面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であ つて、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特徴情報の レベルに応じた位置に前記各提示情報に対応する各表示物を表示させる表示制御 手段を更に備えることを特徴とする情報処理装置。
[4] 請求項 3に記載の情報処理装置において、
前記特徴情報取得手段は、更に、前記各提示情報の第 3の特徴を表す第 3特徴情 報のレベルを示す第 3特徴レベル情報を取得し、
前記表示制御手段は、前記位置に、前記第 3特徴情報のレベルに応じた前記各表 示物の大きさで前記各表示物を表示させることを特徴とする情報処理装置。
[5] 請求項 1又は 2に記載の情報処理装置において、
前記特徴情報取得手段は、前記各提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報の レベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示 す第 2特徴レベル情報を取得し、
前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差が所定値以下であり、かつ 前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前記提示情報を 1のグ ループとして決定するグループ決定手段と、
前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を 代表提示情報として決定する代表提示情報決定手段と、
表示画面上の第 1の軸方向における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報のレ ベルに応じた位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向におけ る前記代表提示情報の前記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情 報に対応する表示物を表示させる表示制御手段と、
を更に備えることを特徴とする情報処理装置。
[6] 請求項 5に記載の情報処理装置において、
前記特徴情報取得手段は、更に、前記各提示情報の第 3の特徴を表す第 3特徴情 報のレベルを示す第 3特徴レベル情報を取得し、
前記グループ決定手段は、前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差 が所定値以下であり、かつ前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下であり、か つ前記第 3特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前記提示情報を 1の グループとして決定し、 前記表示制御手段は、前記位置に、前記第 3特徴情報のレ ベルに応じた前記表示物の大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする情報 処理装置。
[7] 請求項 5又は 6に記載の情報処理装置において、
前記代表提示情報決定手段は、前記全体特徴情報に合った提示情報を前記代表 提示情報として決定することを特徴とする情報処理装置。
[8] 所定の条件に基づき選択された提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレべ ルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得する特徴情報取得手段と、
表示画面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であ つて、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特徴情報の レベルに応じた位置に前記提示情報に対応する表示物を表示させる表示制御手段 と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。
[9] 請求項 8に記載の表示制御装置において、
前記特徴情報取得手段は、更に、前記提示情報の第 3の特徴を表す第 3特徴情報 のレベルを示す第 3特徴レベル情報を取得し、
前記表示制御手段は、前記位置に、前記第 3特徴情報のレベルに応じた前記表示 物の大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする表示制御装置。
[10] 所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第 1 の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表 す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得する特徴情報取得手段 と、
前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差が所定値以下であり、かつ 前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前記提示情報を 1のグ ループとして決定するグループ決定手段と、
前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を 代表提示情報として決定する代表提示情報決定手段と、
表示画面上の第 1の軸方向における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報のレ ベルに応じた位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向におけ る前記代表提示情報の前記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情 報に対応する表示物を表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。
[11] 請求項 10に記載の表示制御装置において、
前記特徴情報取得手段は、更に、前記各提示情報の第 3の特徴を表す第 3特徴情 報のレベルを示す第 3特徴レベル情報を取得し、
前記グループ決定手段は、前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差 が所定値以下であり、かつ前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下であり、か つ前記第 3特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前記提示情報を 1の グループとして決定し、
前記表示制御手段は、前記位置に、前記第 3特徴情報のレベルに応じた前記表示 物の大きさで前記表示物を表示させることを特徴とする表示制御装置。
[12] 所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の特徴 を表す特徴情報を取得する工程と、
前記取得された各特徴情報に基づ!、て、前記選択された複数の提示情報全体の 特徴を表す全体特徴情報を決定する工程と、
前記決定された全体特徴情報をユーザに対して報知する工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
[13] 所定の条件に基づき選択された提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレべ ルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得する工程と、
表示画面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であ つて、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特徴情報の レベルに応じた位置に前記提示情報に対応する表示物を表示させる工程と、 を備えることを特徴とする表示制御方法。
[14] 所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第 1 の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表 す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得する工程と、
前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差が所定値以下であり、かつ 前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前記提示情報を 1のグ ループとして決定する工程と、
前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を 代表提示情報として決定する工程と、
表示画面上の第 1の軸方向における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報のレ ベルに応じた位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向におけ る前記代表提示情報の前記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情 報に対応する表示物を表示させる工程と、 を備えることを特徴とする表示制御方法。
[15] コンピュータを、
所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の特徴 を表す特徴情報を取得し、
前記取得された各特徴情報に基づ!、て、前記選択された複数の提示情報全体の 特徴を表す全体特徴情報を決定し、
前記決定された全体特徴情報をユーザに対して報知するように機能させることを特 徴とする情報処理プログラム。
[16] コンピュータを、
所定の条件に基づき選択された提示情報の第 1の特徴を表す第 1特徴情報のレべ ルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得し、
表示画面上の第 1の軸方向における前記第 1特徴情報のレベルに応じた位置であ つて、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向における前記第 2特徴情報の レベルに応じた位置に前記提示情報に対応する表示物を表示させるように機能させ ることを特徴とする表示制御処理プログラム。
[17] コンピュータを、
所定の条件に基づき選択された複数の提示情報であって各前記提示情報の第 1 の特徴を表す第 1特徴情報のレベルを示す第 1特徴レベル情報及び第 2の特徴を表 す第 2特徴情報のレベルを示す第 2特徴レベル情報を取得し、
前記各提示情報間の前記第 1特徴情報のレベルの差が所定値以下であり、かつ 前記第 2特徴情報のレベルの差が所定値以下である複数の前記提示情報を 1のグ ループとして決定し、
前記決定されたグループに属する前記複数の提示情報のうち 1の前記提示情報を 代表提示情報として決定し、
表示画面上の第 1の軸方向における前記代表提示情報の前記第 1特徴情報のレ ベルに応じた位置であって、かつ前記第 1の軸方向と直交する第 2の軸方向におけ る前記代表提示情報の前記第 2特徴情報のレベルに応じた位置に前記代表提示情 報に対応する表示物を表示させるように機能させることを特徴とする表示制御処理プ ログラム。
[18] 請求項 15に記載の情報処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されて レ、ることを特徴とする記録媒体。
[19] 請求項 16又は 17に記載の表示制御処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に 記録されてレゝることを特徴とする記録媒体。
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