JP4973409B2 - オーディオ装置及び曲再生プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ装置及び曲再生プログラムに関し、さらに詳しくは、複数の曲ファイルを蓄積可能なオーディオ装置及びそのオーディオ装置に実行させる曲再生プログラムに関する。
最近、大量の曲ファイル(以下、トラックという)を格納可能な大容量ハードディスクを備えたオーディオ装置が登場している。これらのオーディオ装置は、大量のトラックからユーザの要望に合ったトラックを連続して再生する仕組みを備える。たとえば、特開2004−5839号公報(特許文献1)に開示されたオーディオ装置では、トラックと、そのトラックのアルバム名、タイトル名、ジャンル、アーティスト名といったトラックの属性を示す関連情報とを記憶する。そして、利用者が所望の関連情報を検索キーとした検索条件をオーディオ装置に入力することにより、オーディオ装置が利用者所望の楽曲を抽出し、再生する。また、特開2004−5832号公報(特許文献2)に開示されたオーディオ装置は、予め複数のリストデータ(プレイリスト)を格納しておき、利用者により入力された再生条件に合致したリストデータを選択し、リストデータに列挙された曲を再生する。
また、各トラックのテンポや音質、リズムといった曲調を解析して音楽的な特徴量として数値化し、その特徴量に基づいて利用者の要望に合ったトラックを選択する技術も種々開発されている。たとえば、特開2006−39704号公報(特許文献3)に開示されたオーディオ装置は、特徴量を軸に持つ座標系に各トラックの座標点を分布した検索空間を作成してディスプレイに表示する。そして、ユーザが検索空間内の所定の範囲を指定することにより、その範囲に含まれるトラックをプレイリストに列挙し、再生する。
これらの文献に開示されたオーディオ装置はいずれも、利用者がアルバム名やタイトル名等の属性を検索条件として入力したり、検索空間内の所定の範囲を指定した結果、それらの条件に合致した複数の曲を選択し、連続再生するものである。そのため、利用者が現在再生中の曲の次に聴きたい具体的な曲がある場合、検索条件を入力したからといって、その曲が検索されない可能性がある。条件を細かく設定すれば、聴きたい曲とそれに類似した曲が選択される可能性は高まるが、条件の設定が煩雑になる。さらに、その曲が次曲で再生されるかもわからない。
周知のオーディオ装置は、予約曲を指定する機能を有する。しかしながら、現在再生中の曲や予約曲と関連した曲を連続して聴くことができない。
特開2004−5839号公報 特開2004−5832号公報 特開2006−39704号公報 特開2001−118321号公報
本発明の目的は、簡単な操作で利用者所望の曲と関連性を有する曲を連続再生できるオーディオ装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるオーディオ装置は、蓄積手段と、再生手段と、受付手段と、設定手段と、決定手段とを備える。蓄積手段は、複数の曲ファイルと、曲ファイルの複数の属性を含むメタ情報と、曲ファイルの曲調を数値化した特徴量とを蓄積する。再生手段は、曲ファイルを再生する。受付手段は、再生中の曲ファイルの次に再生する予約曲ファイルを受け付ける。設定手段は、特徴量に基づく座標軸を有し、特徴量を座標点として各曲ファイルが配置された座標系において、再生中の曲ファイルと予約曲ファイルとを含む所定の範囲を設定する。決定手段は、座標系において設定された範囲内に含まれ、かつ、再生中の曲ファイル及び/又は予約曲ファイルと共通の属性を有する曲ファイルを、予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定する。
本発明によるオーディオ装置は、予約曲ファイルを受け付けたとき、再生中の曲ファイル及び予約曲ファイルの特徴量及び属性に基づいて、再生中の曲ファイル及び予約曲ファイルと関連性を有する曲ファイルを抽出する。そして、予約曲ファイルの再生が完了した後、抽出された曲ファイルを順次再生する。これにより、利用者は、抽象的な検索条件等を入力することなく、所望の具体的な曲ファイルを1曲予約するだけで、聴いて違和感が生じない曲を連続して再生することができる。つまり、簡単な操作で違和感の生じない曲を連続再生できる。
好ましくは、決定手段は、決定された曲ファイルのうち、再生中の曲ファイル及び予約曲ファイルの属性と共通する属性の数が多い曲ファイルから順に再生するよう曲ファイルの再生順を決定する。
この場合、利用者は、再生中の曲ファイル及び予約曲ファイルと関連性の高い曲ファイルから順次聴くことができる。
好ましくは、設定手段は、第1〜第3の範囲設定手段と、判定手段とを備える。第1の範囲設定手段は、座標系において、再生中の曲ファイルを含む第1の範囲を設定する。判定手段は、予約曲ファイルが第1の範囲に含まれるか否かを判定する。第2の範囲設定手段は、予約曲ファイルが第1の範囲に含まれないとき、座標系において、予約曲ファイルを含む第2の範囲を設定する。第3の設定手段は、予約曲ファイルが第1の範囲に含まれないとき、座標系において、再生中の曲ファイル及び予約曲ファイルを含む第3の範囲を設定する。決定手段は、予約曲ファイルが第1の範囲に含まれるとき、第1の範囲内に含まれる曲ファイルを、予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定し、第2及び第3の範囲が設定されたとき、第1〜3の範囲内に含まれる曲ファイルを、予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定する。
予約曲ファイルが第1の範囲外となるとき、再生中の曲ファイルと予約曲ファイルの曲調は非類似である。このような場合、オーディオ装置は、第1の範囲設定手段により再生中の曲ファイルと類似の曲調の曲ファイルを抽出し、第2の範囲設定手段により予約曲ファイルと類似の曲調の曲ファイルを抽出し、第3の範囲設定手段により再生中の曲ファイルと予約曲ファイルとの間の曲調を有する曲ファイル(以下、中間曲ファイルという)を抽出し、これらの曲ファイルを再生曲ファイルに決定する。そのため、予約曲ファイルの曲調が再生中の曲ファイル曲調と大きく異なっていても、双方の曲ファイルに類似の曲ファイルと、中間曲ファイルとを混合して連続再生することにより、利用者が連続再生される曲の曲調の変化に違和感を持つのを抑制できる。
好ましくは、決定手段はさらに、座標系において、決定された曲ファイルと、再生中の曲ファイル又は予約曲ファイルとの距離を求め、距離に基づいて、決定された曲ファイルの再生順を決定する。
好ましくは、決定手段はさらに、座標系において、連続して再生される前後の曲ファイル同士の距離が所定範囲以内となるように、決定された曲ファイルの再生順を決定する。
この場合、連続再生される曲同士の曲調が急激に変化するのを抑えることができる。
本発明による曲再生プログラムは、コンピュータに上述の手段を実現する。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1を参照して、本実施の形態によるオーディオ装置1は、受付部10と、マイコン11と、メモリ12と、ハードディスク(HDD)13と、通信部14と、光ディスクドライブ15と、D/Aコンバータ16と、ディスプレイ17とを備える。これらはバス19で相互に接続されている。オーディオ装置1はさらに、D/Aコンバータ16に接続されたスピーカ18を備える。
光ディスクドライブ15は、CDやDVD等の記憶媒体である光ディスク20が挿入され、挿入された光ディスク20内の複数の曲ファイル(以下、トラックと称する)を読み出す。
記憶媒体であるHDD13は、通信部14と接続された図示しない他のコンピュータ装置から送信された複数のトラックを記憶する。HDD13はまた、光ディスクドライブ15により読み出された複数のトラックを記憶する。
HDD13はまた、記憶された複数のトラックに関する情報を含むトラックテーブルを記憶する。トラックテーブル100は、図2に示すとおり、トラックの識別子であるトラックIDが登録されるフィールドと、メタ情報が登録されるフィールドと、トラックの音楽的特徴量が登録されるフィールドとを含む。
メタ情報は、そのトラックに関する複数の属性から構成される。属性は、たとえば、アルバム名や、アーティスト名、タイトル名、ジャンル等である。ここで、アルバムとは、複数のトラックを集めたものであり、市販されたものであってもよいし、利用者等が作成したオリジナルのものであってもよい。アルバム名は、そのアルバムの名称である。図2では、メタ情報が登録されるフィールドとして、アルバム名が登録されるフィールドと、アーティスト名が登録されるフィールドとを示すが、トラックテーブル100は、アルバム名及びアーティスト名以外の他の属性が登録されるフィールドを有していても良い。
音楽的特徴量とは、トラックのテンポや音質等の曲調の特徴を数値化したものである。音楽的特徴量は、たとえば、オーディオ信号を分析することにより決定されたり、SD法により決定される。本実施の形態では、音楽的特徴量は、図2に示すとおり、音質値及びテンポ値を有する。音質値、テンポ値はそれぞれ、最大値が+100であり、最小値が−100である。音質値が小さいほど曲調はハードであり、音質値が大きいほど曲調はソフトである。また、テンポ値が小さいほど曲調は静的(落ち着いた曲調)であり、テンポ値が大きいほど曲調は動的(アクティブな曲調)である。
各トラックの音楽的特徴量は、各トラックと共に、HDD13に登録される。各トラックをHDD13に登録するときに、オーディオ装置1が、トラックのオーディオ信号を分析して音楽的特徴量を決定してもよいし、予め決められた音楽的特徴量が受付部10から入力されてもよい。
なお、図示していないが、トラックテーブル100には、各トラックの再生時間等も登録される。
メモリ12は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)とを含む。メモリ12内のROMには、曲再生プログラムが予めインストールされている。曲再生プログラムをマイコン11で実行することにより、オーディオ装置1は、以降で説明される動作処理を実行できる。
メモリ12はまた、プレイリストPLを記憶する。プレイリストPLは、再生予定のトラックを再生順に列挙する。図3に示すように、プレイリストPLは、再生順番が登録されるフィールドと、トラックIDが登録されるフィールドとを含む。マイコン11は、利用者が現在再生中のトラックの次に再生したいトラックを予約したとき(以下、予約されたトラックを予約トラックという)、予約トラック以降に再生予定のトラックをプレイリストPLに順次列挙する。
マイコン11は、オーディオ装置1全体を制御する。マイコン11はまた、メモリ12に格納された曲再生プログラムを実行することにより、以降で説明する動作処理を実行する。
ディスプレイ17は、現在再生中のトラックのメタ情報(アーティスト名、アルバム名、タイトル、再生時間等)を表示する。これらの情報は、プリリストPL及びトラックテーブル100に基づいて特定される。具体的には、プレイリストPLにより再生されるトラックIDが特定され、特定されたトラックIDに関する情報がトラックテーブル100から読み出される。
受付部10は、ユーザ操作に応じて選択された予約トラックの指定を受け付ける。また、ユーザ操作に基づいて、通常再生コマンド、早送りコマンド、停止コマンド、トラックスキップコマンド等の動作コマンドを受け付ける。受付部10は、たとえば、キーボタン又はキーボードであってもよいし、図示しないリモートコントロール装置から送信される各種コマンドを受信する受信器であってもよい。
D/Aコンバータ16は、再生されるトラックをデジタル信号からアナログ信号に変換する。スピーカ18は、D/Aコンバータ16から出力されたアナログ信号を受け、音声として外部に出力する。
[動作概要]
オーディオ装置1は、まず、利用者の操作に応じて、予約トラックの指定を受け付ける。そして、現在再生中のトラック(以下、再生トラックという)及び予約トラックと関連性を有する複数のトラックを抽出しプレイリストPLに登録する。予約トラックが再生された後、プレイリストPLに登録されたトラックを順次再生する。
利用者が予約トラックを指定する場合、一般的に、利用者は、再生トラックと予約トラックとを続けて聴きたいという意思を持っていると考えられる。そのため、再生トラック及び予約トラックと何らかの関連性を有する他のトラックをその後に再生すれば、利用者は違和感なくそれらのトラックを聴くことができると考えられる。
本実施の形態によるオーディオ装置1では、利用者は次に聴きたい曲さえ指定すれば、その曲を聴くことができ、かつ、その後さらに、再生及び予約トラックと関連性を有するトラックを続けて聞くことができる。そのため、所望の曲を1つ指定するだけで、違和感のない曲を容易に連続再生することができる。
以下、オーディオ装置1の動作の詳細を説明する。
[連続再生準備処理]
図4を参照して、オーディオ装置1の起動後、マイコン11は、トラックの受付を監視する(S1)。利用者の操作に応じてトラックを受け付けたとき(S1でYES)、受け付けたトラックの再生を開始する(S2)。
続いて、マイコン11は、連続再生の準備を行う。マイコン11はまず、ステップS2により再生が開始されたトラック(再生トラック)と類似した音楽的特徴量を有するトラックを抽出し、記憶する(S3〜S8)。以下、再生トラックをトラックTR1として、ステップS3以降の動作を説明する。
マイコン11は、再生トラックTR1と類似の音楽的特徴量を有するトラックが登録されるテーブルを作成する(S3〜S5)。以下、このテーブルを再生マトリックスと称する。初めに、マイコン11は、HDD13内に格納されたトラックテーブル100を参照して、トラックテーブル100に登録されたアーティスト数及びアルバム数を求める(S3)。説明を容易にするために、ここではアーティスト数が5であり、アルバム数が5であると仮定して説明を続ける。
続いて、マイコン11は、アーティスト数分の複数の行と、アルバム数分の複数の列とを有する再生マトリックスを作成する(S4)。そして、再生マトリックスの各行項目にトラックテーブル100に登録された属性「アーティスト名」をそれぞれ割り当て、各列項目にトラックテーブル100に登録された属性「アルバム名」をそれぞれ割り当てる(S5)。以上の工程により作成された再生マトリックスMT1を図5に示す。
続いて、マイコン11は、再生トラックと類似の音楽的特徴量を有するトラックを抽出し、抽出されたトラックを再生マトリックスに登録する(S6〜S8)。マイコン11は、この登録動作を実行するために、x軸が音質値に対応し、y軸がテンポ値に対応するxy座標系を想定する。そして、HDD13に格納された各トラックの音質値をx座標、テンポ値をy座標として、各トラックTRの音楽的特徴量をxy座標上の座標点Ptrと仮定する。つまり、マイコン11は、図6に示すように、音楽的特徴量に基づいて各トラックが配置されたxy座標系を想定し、以下の動作を進める。
マイコン11はまず、xy座標系内の再生トラックTR1の座標点Ptr1を特定する(S6)。続いて、マイコン11は、xy座標系において、点Ptr1を中心とした、半径R0の円C1を設定する(S7)。そして、xy座標系の各座標点のうち、円C1に含まれる座標点を特定する。図6では、点Ptr3、点Ptr4、点Ptr5、点Ptr10、点Ptr15、点Ptr20等が円C1に含まれており、これらの座標点が特定される。ここで特定された座標点を有するトラックTR3、TR4、TR5、TR10、TR15及びTR20等は、再生トラックTR1に類似した音楽的特徴量を有する。したがって、マイコン11は、これらのトラックを抽出し、再生トラックTR1とともに再生マトリックスに登録する(S8)。このとき、各トラックは、自身が属するアルバム名及びアーティスト名に基づいて、再生中マトリックス上の各マスに割り当てられる。各トラックのアルバム名及びアーティスト名は、図2に示すトラックテーブル100から特定される。
図2に示すように、再生トラックTR1、TR3、TR4及びTR5は、同じアルバム名(AAA)かつ同じアーティスト名(aaa)であるため、図7に示すように、これらのトラックは再生マトリックス内の同じマスに登録される。他のトラックTR10、TR15、TR20も、図7に示すように、それぞれ対応するマスに登録される。
以上の動作により、マイコン11はまず、HDD13に格納された複数のトラックのうち、再生トラックTR1と類似した曲調を有するトラックを抽出し、再生マトリックスに登録しておく。
[予約トラック受付処理]
図8を参照して、再生トラックが再生している間、マイコン11は、予約トラックの受付を監視する(S11)。受付部10が予約トラックの指定を受け付けたとき(S11でYES)、マイコン11は指定された予約トラックのトラックIDをメモリ12に格納する。続いて、マイコン11は再生トラックの曲調と予約トラックの曲調との関連性を調査する。具体的には、マイコン11は、トラックテーブル100内の予約トラックの音楽的特徴量を参照して、xy座標系内での予約トラックの座標点P2ndを特定する(S12)。
続いて、マイコン11は、座標点P2ndが、図6中の円C1内であるか否かを判断する(S13)。座標点P2ndが円C1内である場合(S13でYES)、予約トラックは再生トラックTR1と類似した音楽的特徴量を有しており、既に再生マトリックスに登録されている。そのため、再生マトリックスを用いて、予約トラック以降に再生するトラックを決定し、かつ、トラックの再生順を決定する(S14)。以下、この処理を第1決定処理という。
一方、ステップS13での判断の結果、座標点P2ndが円C1の範囲外となるとき(S13でNO)、マイコン11は、予約トラックの曲調は再生トラックの曲調と非類似であると判断する。この場合、マイコン11は、第1再生順決定処理と異なる方法で、予約トラック以降に再生するトラック及びその再生順を決定する(S15)。以下、この処理を第2決定処理という。以下、第1及び第2決定処理の詳細を説明する。
[第1決定処理]
図9を参照して、予約トラックが再生トラックと類似の音楽的特徴量を有する場合、マイコン11は第1決定処理を実行する。第1決定処理では、再生マトリックスに基づいて、予約トラック以降に再生するトラックと、そのトラックの再生順とを決定する。
マイコン11はまず、再生マトリックスを参照して、再生トラックのアルバム名AL1及びアーティスト名AT1と、予約トラックのアルバム名AL2及びアーティスト名AT2とを特定する(S21)。続いて、マイコン11は、再生トラックのアルバム名AL1と予約トラックのアルバム名AL2とが同じか否かを判断し、かつ、再生トラックのアーティスト名AT1と予約トラックのアーティスト名AT2とが同じか否かを判断する(S22〜S24)。
[CASE1:アルバム名及びアーティスト名が同じ場合]
再生及び予約トラックのアルバム名が同じであり、かつ、アーティスト名も同じである場合(S22でYES:以下、CASE1と称する)、再生マトリックスにおいて、予約トラックは再生トラックTR1と同じマス内に登録されている。たとえば、図7において、予約トラックがTR5である場合がこれに相当する。以下、予約トラックをTR5として説明を続ける。
この場合、利用者は、再生トラックTR1と類似した音楽的特徴量を有し、かつ、同じアルバム内の同じアーティストのトラックを連続して聴くことを望んでいる可能性が高い。そこで、マイコン11は、図7に示す再生マトリックス中、再生トラックTR1と同じマスに属するトラックのうち、TR1とTR5とを除いたトラックTR3及びTR4を、予約トラックTR5以降に再生するトラックと決定する。そして、マイコン11は、トラックTR3及びTR4をプレイリストPLに列挙する(S34)。この場合、トラックTR3とTR4の再生順は特に問わない。いずれのトラックも、再生及び予約トラックと同じアーティスト及び同じアルバムに属し、かつ、音楽的特徴量も類似するため、いずれのトラックを先に再生しても、利用者は違和感なく聴くことができるためである。要するに、CASE1でプレイリストPLに列挙されるトラックは、再生及び予約トラックとの関連性が非常に高い。図10にステップS34で作成されたプレイリストPLの一例を示す。作成されたプレイリストPLはメモリ12に格納される。
マイコン11は再生トラックの再生の完了を監視する(S28)。再生トラックの再生が完了したとき(S28でYES)、マイコン11はメモリ12に格納された予約トラックのトラックIDを参照し、予約トラックの再生を開始する(S29)。トラックの再生が完了したとき(S30でYES)、マイコン11は、プレイリストPLに基づいて、列挙された順にトラックを再生する。図10の例では、マイコン11は、トラックTR3、TR4の順にトラックを再生する。
[CASE2:アーティスト名が同じで、アルバム名が異なる場合]
再生及び予約トラックのアーティスト名が同じであるが、アルバム名が異なる場合(S22でNO、S23でYES:以下、CASE2と称する)、再生マトリックスにおいて、予約トラックが属するマスは、再生トラックが属するマスと行が同じであるが、列が異なる。たとえば、図7において、予約トラックがTR20である場合がこれに相当する。以下、予約トラックをTR20として説明を続ける。
この場合、マイコン11はまず、図11に示すように、再生トラックが属するマスM1と、予約トラックTR20が属するマスM2とを特定する。そして、マスM1及びマスM2に属するトラックをプレイリストPL上に列挙する(ただし、再生トラックTR1及び予約トラックTR20は除く)。つまり、再生トラックとアルバム名「AAA」及びアーティスト名「aaa」が同じであり、かつ、再生及び予約トラックと類似の音楽的特徴量を有するトラックと、予約トラックとアルバム名「DDD」及びアーティスト名「aaa」が同じであり、かつ、再生及び予約トラックと類似の音楽的特徴量を有するトラックとがプレイリストPLに列挙される(S32)。
以上のプロセスでは、マイコン11は、2つの属性(アーティスト名及びアルバム名)が再生トラックTR1又は予約トラックTR20と共通するトラックを抽出した。マイコン11はさらに、1つの属性が再生トラックTR1及び予約トラックTR20と共通するトラックを抽出する。ステップS32を実行した後、マイコン11は、再生中マトリックスMT1上で、再生トラックTR1及び予約トラックTR20と同じアーティスト「aaa」に属するトラックを抽出し、ステップS32で作成されたプレイリストPLに追加する。具体的には、図12でハッチングされた複数のマス、つまり、属性「aaa」に対応する複数のマスに属するトラックを抽出し、プレイリストPLに列挙する。ただし、このとき、マスM1及びM2内のトラックは抽出しない。ステップS32で既にプレイリストPLに登録されているからである(S33)。
なお、ステップS33では、共通する1つの属性を「アーティスト名」に限定してトラックを抽出したが、他の方法として、1つの属性「アルバム名」が再生トラックTR1又は予約トラックTR20と共通するトラックを抽出してプレイリストPLに列挙してもよい。
以上より、マイコン11は、ステップS32及びS33において、再生トラック及び予約トラックと関連性を有するトラックを、再生及び予約トラックと共通する属性をより多く持つトラックから順にプレイリストに列挙する。これにより、オーディオ装置1は、予約トラックが再生された後、再生及び予約トラックと関連性を有するトラックを、関連性が強い順に再生する。
ステップS33で列挙されたトラックは、ステップS32で列挙されたトラックよりも、再生及び予約トラックとの関連性は下がる。しかしながら、これらのトラックの音楽的特徴量は再生及び予約トラックと類似しており、かつ、再生及び予約トラックと共通の属性を1つ有する。そのため、これらのトラックが再生された場合にも、利用者は再生及び予約トラックとの関連性を感じながら、連続再生される曲を違和感なく聴くことができる。
ステップS33以降の動作はCASE1と同じである。
[CASE3:アルバム名が同じで、アーティスト名が異なる場合]
再生及び予約トラックのアルバム名が互いに共通するが、アーティスト名が異なる場合(S22でNO、S23でNO、S24でYES:以下、CASE3と称する)、再生マトリックスにおいて、予約トラックが属するマスは、再生トラックTR1が属するマスと列が同じであるが、行が異なる。たとえば、図7において、予約トラックがTR10である場合がこれに相当する。以下、予約トラックをTR10として説明を続ける。
この場合も、マイコン11はまず、再生トラックTR1が属するマスM1内の他のトラックと、予約トラックが属するマスM2内の他のトラックとをプレイリストPLに列挙する(S30)。ステップS30で列挙されたトラックは、2つの属性(アーティスト名、アルバム名)が再生トラック又は予約トラックと共通する。
さらに、マイコン11は、1つの属性が再生トラック又は予約トラックと共通のトラックを抽出し、プレイリストPLに列挙する(S31)。図13に示すように、再生トラックのアーティスト名「aaa」に属するマスと、予約トラックのアーティスト名「ddd」に属するマス(図中ハッチングされたマス)内のトラックであって、プレイリストPLにまだ登録されていないトラックをプレイリストPLに列挙する(S31)。これにより、CASE2と同様に、利用者は、連続再生されるトラックが、再生及び予約トラックと何らかの関連性を有すると感じながら曲を聴くことができる。
なお、ステップS31で、再生及び予約トラックと共通のアルバム名「AAA」に属するマス内のトラックをプレイリストPLに列挙してもよい。ステップS31以降の動作は、CASE1と同じである。
[CASE4:アルバム名及びアーティスト名が異なる場合]
再生及び予約トラックのアルバム名及びアーティスト名が異なる場合(S22〜S24でNO:以下、CASE4と称する)、再生マトリックスにおいて、予約トラックが属するマスは、再生トラックTR1が属するマスと、行も列も異なる。たとえば、図7において、予約トラックがTR15である場合がこれに相当する。以下、予約トラックをTR15として説明を続ける。
この場合も、CASE2及び3と同じく、マイコン11はまず、再生トラックTR1が属するマスM1内の他のトラックと、予約トラックTR15が属するマスM2内の他のトラックとをプレイリストPLに列挙する(S25)。
続いて、マイコン11は、プレイリストPLに未登録のトラックを、再生及び予約トラックとの関連性が高い順に抽出し、プレイリストPLに登録する。具体的には、マイコン11はまず、再生マトリックスMT1上で、2つの属性(アルバム名及びアーティスト名)が、再生及び予約トラックのいずれかの属性(アルバム名又はアーティスト名)と共通するトラックを特定する。具体的には、図14に示すように、マイコン11は、アーティスト名が再生トラックTR1と共通し、かつ、アルバム名が予約トラックTR15と共通するマスM10と、アーティスト名が予約トラックTR15と共通し、アルバム名が再生トラックTR1と共通するマスM11とを特定する。そして、特定されたマスM10及びM11内のトラックをプレイリストPLに列挙する(S26)。
続いて、マイコン11は、マスM10及びM11内のトラックの次に、再生及び予約トラックと関連性を有するトラックを特定する。つまり、1つの属性(アーティスト名又はアルバム名)が再生又は予約トラックと共通するトラックを特定する(S27)。このとき、マイコン11は、プレイリストPLに未登録のトラックのうち、アーティスト名及びアルバム名のいずれかが、再生トラック又は予約トラックと共通するトラックを特定し、プレイリストPLに列挙する。具体的には、マイコン11は、図15中でハッチングされたマス内のトラックであって、プレイリストPLに登録されていないトラックをプレイリストPLに登録する(S27)。
以上のプロセスにより、プレイリストPLのトラックは、ステップS25で抽出されたトラック、ステップS26で抽出されたトラック、ステップS27で抽出されたトラックの順に列挙される。これにより、再生トラック及び/又は予約トラックの属性と共通する属性をより多く持つトラックほど、先にプレイリストPLに登録される。そのため、再生及び予約トラックとの関連性が高いトラックから順に連続再生される。以降の動作はCASE1と同じである。
以上、オーディオ装置1は、予約トラックを受け付けたとき、再生トラック及び予約トラックの音楽的特徴量及び属性を用いて、再生トラック及び予約トラックと関連性の高いトラックを抽出する。そして、予約トラックの再生が完了した後、抽出されたトラックを順次再生する。これにより、利用者は、検索条件等を入力することなく、所望のトラックを1曲予約するだけで、聴いて違和感が生じない曲を連続して聴くことができる。
さらに、オーディオ装置1は、再生及び予約トラックと共通する属性をより多く持つトラックから順次再生する。そのため、利用者は、連続再生される曲同士の関連性を認識しながら、違和感なく曲を聴くことができる。
[第2決定処理]
図8に戻って、ステップS13での判断の結果、図16に示すように、予約トラックの座標点P2ndが円C1の範囲外であるとき(S13でNO)、マイコン11は、予約トラックの曲調が再生トラックと非類似であると判断する。そこで、マイコン11は、第2決定処理を実行する(S15)。
図17を参照して、マイコン11はまず、新たなマトリックスとして、予約マトリックスを作成し、予約トラックと類似した音楽的特徴を有するトラックを予約マトリックスに登録する(S41)。予約マトリックスの作成及びトラックの登録方法は、再生マトリックスの作成処理(図4)と同じである。要するに、再生マトリックスにより、再生トラックと類似の音楽的特徴量を有するトラックをまとめたのと同様に、予約トラックにより、予約トラックと類似の音楽的特徴量を有するトラックをまとめる。
図18を参照して、xy座標系において、予約トラックの座標点P2ndを中心とし、円C1と同じ半径R0を有する円C2を作成する。そして、作成された円C2内に含まれる他のトラックを特定し、予約マトリックスに登録する。このとき、特定されたトラックのアーティスト名及びアルバム名に基づいて、予約マトリックスの該当するマスに登録する。トラックが登録された予約マトリックスは、メモリ12に格納される。以上のプロセスにより、予約マトリックスが作成される。
次に、マイコン11は、図18に示すように、再生トラックTR1の座標Ptr1と、予約トラックの座標P2ndとの間の距離D0を求める(S42)。距離D0は、再生トラックと予約トラックとの音楽的特徴量の差を示す指標となる。再生マトリックスと予約マトリックスとの関係を3次元的に示すと、図19のようになる。3次元の空間マトリックスにおいて、再生マトリックスMT1から距離D0だけ離れた位置に、予約マトリックスMT2が配置されるイメージである。なお、距離D0は予約マトリックスMT2と対応付けてメモリ12に格納される。
続いて、マイコン11は、再生トラックと予約トラックとの中間の音楽的特徴量を有するトラックをxy座標系を用いて抽出する(S43〜S46)。マイコン11はまず、図20に示すように、xy座標系において、座標点P1stと座標点P2ndとを結ぶ直線D0を直径とする円C3を作成する(S43)。続いて、マイコン11は、円C3内に含まれる座標点Ptrを抽出し、抽出され座標点Ptrのトラックを特定する(S44)。ステップS44で特定されたトラックは、再生トラック及び予約トラックの中間の音楽的特徴量(曲調)を有する。以下、ステップS44で特定されたトラックを中間トラックと称する。
マイコン11は、特定された各中間トラックの座標点Ptrと、再生トラックの座標点P1stとの間の距離Dtrを算出する(S45)。たとえば、図20中の座標点Ptr60と座標点Pst1との間の距離Dtr60を算出する。
続いて、マイコン11は、各中間トラックに対して、再生マトリックスや予約マトリックスと同じ構造を有する中間マトリックスを作成する(S46)。中間マトリックスには、1つの中間トラックのみが登録する。そのため、中間トラックの数だけ中間マトリックスが作成される。
再生マトリックスMT1、予約マトリックスMT2及び中間マトリックスMTintの関係を図示すると、図21のようになる。なお、図21では、1つの中間マトリックスMTintのみを図示しているが、上述のとおり、中間マトリックスMTintは中間トラックごとに作成されるため、中間トラック数と同じ数の中間マトリックスが、再生マトリックスMT1と予約マトリックスMT2との間に挟まれるイメージとなる。たとえば、中間マトリックスが10個存在すれば、中間マトリックスMTintも10個作成される。なお、ステップS45で算出された距離Dtrは対応する中間マトリックスと共にメモリ12に格納される。
続いて、マイコン11は、予約トラック以降に再生するトラックとその再生順とを決定する。
マイコン11は、第1決定処理と同様に、再生トラックのアルバム名AL1及びアーティスト名AT1と、予約トラックのアルバム名AL2及びアーティスト名AT2とを特定する。続いて、マイコン11は、再生トラックのアルバム名AL1と予約トラックのアルバム名AL2とが同じか否かを判断し、かつ、再生トラックのアーティスト名AT1と予約トラックのアーティスト名AT2とが同じか否かを判断する(S47〜S49)。
[CASE5:アルバム名及びアーティスト名が同じ場合]
再生及び予約トラックのアルバム名が共に同じであり、かつ、アーティスト名も共に同じである場合(S47でYES:以下、CASE5と称する)、マイコン11は、再生マトリックスMT1、複数の中間マトリックスMint及び予約マトリックスMT2内において、再生及び予約トラックと同一のアーティスト名を有し、かつ、同一のアルバム名を有するトラックを抽出する(S50)。図21を参照して、たとえば、再生トラックがトラックTR1であり、予約トラックがトラックTR51である場合、再生マトリックス、予約マトリックス及び複数の中間マトリックス(図21では1つのみ表示)内の複数のマスのうち、図22で破線で囲まれた領域内の、アーティスト名「aaa」、アルバム名「AAA」のマス内のトラックが抽出される。
続いて、マイコン11は、抽出されたトラックをプレイリストPLに列挙する(S51)。このとき、マイコン11は、抽出されたトラックが属するマトリックスと再生マトリックスとの間の距離Dtrに基づいて、再生順を決定する。具体的には、マイコン11は、距離Dtrが大きいトラック程、再生順番が早くなるように、抽出されたトラックをプレイリストPLに列挙する。その後の動作は、第1決定処理と同じである(S28〜S31)。
上述のプロセスでプレイリストPLを作成すれば、再生マトリックスMT1から再生トラックTR1と類似の曲調のトラックを抽出でき、予約マトリックスMT2から予約トラックTR51と類似の曲調のトラックを抽出できる。さらに、中間マトリックスMTintから再生トラックTR1と予約トラックTR51との中間の曲調のトラック(中間トラック)を抽出できる。そして、これらのトラックは全て属性(アルバム名及びアーティスト名)が共通する。そのため、オーディオ装置1は予約トラックTR51が再生された後、これらの抽出されたトラックを順次再生されたとき、利用者は、連続して再生される曲同士が関連性を有すると認識できる。さらに、中間トラックも再生されるため、連続して再生される複数の曲の曲調の極端な変化を抑制できる。その結果、利用者は、予約トラックを指定するだけで、容易に連続再生を実現でき、かつ、連続再生される曲の選定に違和感を感じない。
さらに、距離Dtrに基づいてプレイリストPLを作成することにより、予約トラックが再生された後、トラックを再生するごとに、その曲調が再生トラックTR1の曲調に近づき、最後に再生トラックTR1と類似した曲調のトラック(たとえば、トラックTR3、TR4、TR5)が再生される。したがって、利用者は、連続再生される曲の曲調が順次再生トラックTR1の曲調に近づいていると認識でき、より違和感なく連続再生される曲を聴くことができる。
なお、ステップS51において、距離Dtrに基づくことなく、ステップS50で抽出されたトラックをランダムに列挙してもよい。この場合であっても、抽出されたトラックは再生トラック及び予約トラックと同じアーティスト名及びアルバム名を有し、再生トラック及び予約トラックと関連性を有するため、利用者は連続再生される曲が互いに関連性を有することを認識できる。
[CASE6:アーティスト名が同じで、アルバム名が異なる場合]
予約トラックが図19中のトラックTR55である場合、再生トラックTR1と予約トラックTR20とのアーティスト名は同じであるが、アルバム名が異なる(S47でNO、S48でYES:以下、CASE6と称する)。この場合、マイコン11は、再生マトリックスMT1、予約マトリックスMT2、中間マトリックスMTint内の複数のトラックのうち、再生トラックTR1と同じアーティスト名「aaa」及びアルバム名「AAA」を有するトラックと、予約トラックTR20と同じアーティスト名「aaa」及びアルバム名「DDD」を有するトラックとを抽出し(S52)、プレイリストPLに列挙する(S53)。つまり、2つの属性が再生マトリックスTR1又は予約マトリックスTR55と共通するトラックを抽出する。具体的には、マイコン11は、図23に示すように、破線で囲まれた2つの領域に含まれるマスからトラックを抽出する。なお、プレイリストPLへの列挙方法は、CASE5と同じく、距離Dtrに基づいて決定されてもよいし、ランダムでもよい。
マイコン11はさらに、各マトリックスMT1、MT2、MTint内のトラックのうち、アーティスト名が「aaa」であり、プレイリストPLに未登録のトラックを抽出する。つまり、再生トラックTR1又は予約トラックTR55と1つの属性が共通するトラックを抽出する(S54)。この場合、図24で破線で示された領域に含まれるマスからトラックが抽出される。そして、抽出されたトラックをプレイリストPLに列挙する(S55)。
ステップS55で列挙されたトラックは、ステップS53で列挙されたトラックよりも、再生及び予約トラックとの関連性は下がる。しかしながら、1つの属性(アーティスト名)は共通するため、利用者は再生及び予約トラックとの関連性を感じながら、連続再生される曲を聴くことができる。
さらに、マイコン11は、2つの属性が共通するトラックを先にプレイリストに列挙し(S53)、その後、1つの属性が共通するトラックを列挙する(S55)。利用者は関連性の強いトラックから順に聴くことができる。ステップS55以降の動作はCASE1と同じである。
[CASE7:アルバム名が同じで、アーティスト名が異なる場合]
予約トラックが図19中のトラックTR60である場合、再生トラックTR1と予約トラックTR60とのアルバム名は同じであるが、アーティスト名が異なる(S47でNO、S48でNO、S49でYES)。この場合の動作はCASE6と同様である。すなわち、マイコン11は、各マトリックスMT1、MT2、MTintから、再生トラックTR1又は予約トラックTR60の2つの属性(アーティスト名及びアルバム名)と共通するトラックを抽出し(S52)、プレイリストPLに登録する(S53)。さらに、マイコン11は、各マトリックス内のプレイリストPLに未登録のトラックのうち、1つの属性(ここでは、アーティスト名とする)が再生トラックTR1又は予約トラックTR60と共通のトラックを抽出し(S54)、プレイリストPLに登録する(S55)。ここでは、ステップS54でアーティスト名が共通するトラックを抽出したが、アーティスト名の代わりに、アルバム名が再生トラックTR1及び予約トラックTR60と共通するトラックを抽出してもよい。
[CASE8:アルバム名及びアーティスト名が異なる場合]
予約トラックが図19中のトラックTR65である場合、再生トラックTR1と予約トラックTR65とは、アルバム名もアーティスト名も異なる(S47でNO、S48でNO、S49でNO)。
この場合、マイコン11はまず、各マトリックスMT1、MT2、MTintにおいて、自身の2つの属性(アーティスト名及びアルバム名)が、再生トラックTR1又は予約トラックTR60の2つの属性(アーティスト名及びアルバム名)と共通するトラックを抽出し(S56)、プレイリストPLに登録する(S57)。この場合、マイコン11は、図25のハッチングされた領域内のマスに属するトラックを抽出し、プレイリストPLに登録する。
続いて、マイコン11は、2つの属性が、再生トラックTR1及び予約トラックTR65のアーティスト名及びアルバム名のいずれかと共通するトラックを抽出する。具体的には、図25で破線で囲まれた領域内のマスに属するトラック、つまり、アーティスト名が「aaa」であり、かつ、アルバム名が「DDD」であるトラックと、アーティスト名が「ddd」であり、かつ、アルバム名が「AAA」であるトラックとを抽出する(S58)。抽出されたトラックはプレイリストPLに登録される(S59)。
さらに、マイコン11は、各マトリックス内のプレイリストPLに未登録のトラックのうち、1つの属性(アーティスト名又はアルバム名)が再生トラックTR1又は予約トラックTR65と共通のトラックを抽出し(S60)、プレイリストPLに登録する(S61)。
ステップS58で抽出されたトラックは、ステップS56で抽出されたトラックのように、2つの属性が再生トラックTR1又は予約トラックTR65と完全に一致しているわけではない。しかしながら、ステップS58で抽出されたトラックの2つの属性(アーティスト名及びアルバム名)は、いずれも、再生トラックTR1及び予約トラックTR65の属性(アーティスト名「aaa」、「ddd」、アルバム名「AAA」、「DDD」)のいずれかと一致する。したがって、S60で抽出されたトラックよりも、再生及び予約トラックとの関連性は高い。そのため、マイコン11は、ステップS56で抽出されたトラック、ステップS58で抽出されたトラック、ステップS360で抽出されたトラックの順にプレイリストPLに登録し、この順番で連続再生を行う。その後の動作はCASE1と同じである。
上述の例では、トラックをプレイリストPLに列挙するとき、距離Dtrに基づいて、距離Dtrが再生トラックTR1から遠い順に列挙したが、距離Dtrが再生トラックから近い順に列挙してもよい。また、プレイリストPLに列挙するとき、先に列挙されたトラックとの距離が、所定範囲内のトラックを順次列挙してもよい。以下、この列挙方法について詳述する。
図26を参照して、再生トラック及び予約トラックと関連性を有するトラックを抽出した後(たとえばS50の後)、マイコン11は、抽出されたトラックをプレイリストPLに列挙する(たとえばS51)。このとき、マイコン11は、抽出されたトラックのうち、トラックが属するマトリックスの距離Dtrと予約トラックの距離D0との差が所定範囲Dref以内となる、トラックを特定する(S71)。そして、マイコン11は、ステップS71で特定されたトラックの中から1つのトラックTRi(iは自然数)を選択し、プレイリストPLに登録する。
続いて、マイコン11は、プレイリストPLに未登録のトラックが存在するか否かを判断し(S73)、未登録のトラックが存在する場合、S74に進んで、ステップS72で登録されたトラックTRiの距離Dtriとの差が距離Dref以内となる距離Dtrを持つトラックを未登録トラックの中から特定する(S73)。そして、マイコン11は、ステップS72に戻って、ステップS74で特定されたトラックの中から1つ選択し、登録する(S72)。以上の動作を繰り返し、プレイリストPLにトラックを列挙する。この場合、続けて再生される前後の曲同士の距離Dtrの差は、距離Dref以内である。そのため、前後の曲同士の音楽的特徴量は類似している。そのため、利用者は、連続再生される曲を違和感なく聴くことができる。
本実施の形態では、音楽的特徴量を2つ(テンポ値、音質値)としたが、音楽的特徴量は1つであってもよいし、3以上であってもよい。マイコン11は、音楽的特徴量の数nに応じてn次座標系を想定し、上述の動作を行う。
また、本実施の形態では、オーディオ装置1はプレイリストPLを作成したが、プレイリストPLを作成せず、曲の再生が完了するごとに、次に再生するトラックを選定してもよい。また、本実施の形態では、再生マトリックスMT1、予約マトリックスMT2、中間マトリックスMTintを作成して、これらのマトリックスに基づいて再生するトラックを抽出したが、これらのマトリックスを用いずに、トラックテーブル100に基づいて再生するトラックを抽出してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態にオーディオ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1中のハードディスクに記憶されるトラックテーブルの一例を示す図である。 図1中のメモリに格納されるプレイリストPLの一例を示す図である。 図1に示したオーディオ装置の動作のうち、連続再生準備処理の詳細を示すフロー図である。 図4に示した連続再生準備処理で作成される再生マトリックスの一例を示す図である。 図5に示した再生マトリックスに登録されるトラックの特定方法を説明するための図である。 図6に示した方法で特定されたトラックが登録された再生マトリックスの一例を示す図である。 図1に示したオーディオ装置の予約トラック受付処理の詳細を示すフロー図である。 図8に示した予約トラック受付処理のうち、第1決定処理の詳細を示すフロー図である。 図9中で作成されるプレイリストPLの一例を示す図である。 図9に示す第1決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法の一例を示す図である。 図9に示す第1決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法の他の一例を示す図である。 図9に示す第1決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法のさらに他の一例を示す図である。 図9に示す第1決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法のさらに他の一例を示す図である。 図9に示す第1決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法のさらに他の一例を示す図である。 予約トラックの音楽的特徴量が再生トラックと非類似の例を説明するための図である。 図8に示した予約トラック受付処理のうち、第2決定処理の詳細を示すフロー図である。 図17で作成される予約マトリックスに登録されるトラックの特定方法を説明するための図である。 再生マトリックスと予約マトリックスとの関係を説明するための図である。 図17で作成される中間マトリックスに登録されるトラックの特定方法を説明するための図である。 再生マトリックスと予約マトリックスと中間マトリックスとの関係を説明するための図である。 図17に示す第2決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法の一例を示す図である。 図17に示す第2決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法の他の一例を示す図である。 図17に示す第2決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法のさらに他の一例を示す図である。 図17に示す第2決定処理において、再生マトリックス内のトラックのうち、プレイリストに列挙されるトラックの抽出方法のさらに他の一例を示す図である。 図17中の、トラックのプレイリストへの登録方法の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
1 オーディオ装置
11 マイコン
12 メモリ
13 ハードディスクドライブ

Claims (6)

  1. 複数の曲ファイルと、前記曲ファイルの複数の属性を含むメタ情報と、前記曲ファイルの曲調を数値化した特徴量とを蓄積する蓄積手段と、
    前記曲ファイルを再生する再生手段と、
    再生中の曲ファイルの次に再生する予約曲ファイルを受け付ける受付手段と、
    前記特徴量に基づく座標軸を有し、特徴量を座標点として各曲ファイルが配置された座標系において、前記再生中の曲ファイルと前記予約曲ファイルとを含む所定の範囲を設定する設定手段と、
    前記座標系において前記設定された範囲内に含まれ、かつ、前記再生中の曲ファイル及び/又は前記予約曲ファイルと共通の属性を有する曲ファイルを、前記予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定する決定手段とを備えることを特徴とするオーディオ装置。
  2. 請求項1に記載のオーディオ装置であって、
    前記決定手段は、前記決定された曲ファイルのうち、前記再生中の曲ファイル及び予約曲ファイルの属性と共通する属性の数が多い曲ファイルから順に再生するよう前記曲ファイルの再生順を決定することを特徴とするオーディオ装置。
  3. 請求項1に記載のオーディオ装置であって、
    前記設定手段は、
    前記座標系において、前記再生中の曲ファイルを含む第1の範囲を設定する第1の範囲設定手段と、
    前記予約曲ファイルが前記第1の範囲に含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記予約曲ファイルが前記第1の範囲に含まれないとき、前記座標系において、前記予約曲ファイルを含む第2の範囲を設定する第2の範囲設定手段と、
    前記予約曲ファイルが前記第1の範囲に含まれないとき、前記座標系において、前記再生中の曲ファイル及び前記予約曲ファイルを含む第3の範囲を設定する第3の範囲設定手段とを備え、
    前記決定手段は、前記予約曲ファイルが前記第1の範囲に含まれるとき、前記第1の範囲内に含まれる曲ファイルを前記予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定し、前記第2及び第3の範囲が設定されたとき、前記第1〜3の範囲内に含まれる曲ファイルを、前記予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定することを特徴とするオーディオ装置。
  4. 請求項3に記載のオーディオ装置であって、
    前記決定手段はさらに、
    前記座標系において、前記決定された曲ファイルと、前記再生中の曲ファイル又は前記予約曲ファイルとの距離を求め、前記距離に基づいて、前記決定された曲ファイルの再生順を決定することを特徴とするオーディオ装置。
  5. 請求項4に記載のオーディオ装置であって、
    前記決定手段はさらに、前記座標系において、連続して再生される前後の曲ファイル同士の距離が所定範囲以内となるように、前記決定された曲ファイルの再生順を決定することを特徴とするオーディオ装置。
  6. 複数の曲ファイルと、前記曲ファイルの複数の属性を含むメタ情報と、前記曲ファイルの曲調を数値化した特徴量とを蓄積するステップと、
    前記曲ファイルを再生するステップと、
    再生中の曲ファイルの次に再生する予約曲ファイルを受け付けるステップと、
    前記特徴量に基づく座標軸を有し、特徴量を座標点として各曲ファイルが配置された座標系において、前記再生中の曲ファイルと前記予約曲ファイルとを含む所定の範囲を設定するステップと、
    前記座標系において前記設定された範囲内に含まれ、かつ、前記再生中の曲ファイル及び/又は前記予約曲ファイルと共通の属性を有する曲ファイルを、前記予約曲ファイル以降に再生する曲ファイルに決定するステップとをコンピュータに実行させる曲再生プログラム。
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