JP2007041823A - コンテンツ検索システムおよびその検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者の嗜好に合う多様性に富んだコンテンツ検索を、容易にかつ短時間に行えるようにする。
【解決手段】 聴取している曲の特徴点を音楽データ嗜好性特徴抽出部11が音域および周波数特性に基づいて抽出し、嗜好分類軸作成部12が特徴点に基づく嗜好分類軸を作成する。音楽データ検索部13が嗜好分類軸とコンテンツデータベース6に蓄積されている音楽データの特徴点とを比較して、嗜好分類軸の近傍に特徴点を有する音楽データを検索し、検索結果を音楽データ順序作成部14が嗜好性が近似する順に並べ換えたうえで、検索結果提供部15により表示部7に表示する。とくに別途の選択操作がなければ表示された順で再生される。検索結果と嗜好分類軸はコンテンツデータベース6に蓄積され、聴取する音楽ごとの多様な分類でデータベースが自動的に構築される。
【選択図】 図1
【解決手段】 聴取している曲の特徴点を音楽データ嗜好性特徴抽出部11が音域および周波数特性に基づいて抽出し、嗜好分類軸作成部12が特徴点に基づく嗜好分類軸を作成する。音楽データ検索部13が嗜好分類軸とコンテンツデータベース6に蓄積されている音楽データの特徴点とを比較して、嗜好分類軸の近傍に特徴点を有する音楽データを検索し、検索結果を音楽データ順序作成部14が嗜好性が近似する順に並べ換えたうえで、検索結果提供部15により表示部7に表示する。とくに別途の選択操作がなければ表示された順で再生される。検索結果と嗜好分類軸はコンテンツデータベース6に蓄積され、聴取する音楽ごとの多様な分類でデータベースが自動的に構築される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば車載用オーディオ装置に用いられるコンテンツ検索システムおよびその検索方法に関する。
従来、この種のコンテンツ検索システムとして特開2002‐099574号公報に開示されたものがある。
この従来のコンテンツ検索システムでは、作品タイトル、出演者等の作品プロフィール項目等の客観的キーワードで予め複数のコンテンツを分類しておき、この分類されたコンテンツの中から、うれしくて涙が出る、しみじみホッとできる等の視聴感項目、ダイナミック、クール等の作品テイスト項目等の感性キーワードを入力することにより、嗜好性の合うコンテンツを検索する内容となっている。
特開2002‐099574号公報
この従来のコンテンツ検索システムでは、作品タイトル、出演者等の作品プロフィール項目等の客観的キーワードで予め複数のコンテンツを分類しておき、この分類されたコンテンツの中から、うれしくて涙が出る、しみじみホッとできる等の視聴感項目、ダイナミック、クール等の作品テイスト項目等の感性キーワードを入力することにより、嗜好性の合うコンテンツを検索する内容となっている。
しかしながら、上記従来のコンテンツ検索システムにおいては、コンテンツを検索するために、感性キーワードをコンテンツの検索毎に入力しなければならず、その作業が煩雑で時間を要する。
とくに、車載用オーディオ装置では、入力作業を短時間で行うことが求められるため、感性キーワードをいちいち入力する従来の検索手法では、走行中の検索作業が難しい。
とくに、車載用オーディオ装置では、入力作業を短時間で行うことが求められるため、感性キーワードをいちいち入力する従来の検索手法では、走行中の検索作業が難しい。
また、予め提供されている感性キーワードと、検索利用者が持っている嗜好とが必ずしも一致するとは限らず、検索されたコンテンツに違和感を抱きやすい。
さらに、予め規定されている感性キーワードを使用しての検索しかできないので、検索されたコンテンツが偏ってしまい、多様性を持たせたコンテンツ検索が困難であるという問題がある。
さらに、予め規定されている感性キーワードを使用しての検索しかできないので、検索されたコンテンツが偏ってしまい、多様性を持たせたコンテンツ検索が困難であるという問題がある。
そこで本発明は、利用者の嗜好に合う多様性に富んだコンテンツ検索を、容易にかつ短時間に行えるコンテンツ検索システムおよびその検索方法の提供を目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、複数のコンテンツを蓄積したコンテンツデータベースを有し、このコンテンツデータベースから、聴取しているコンテンツと嗜好性が近似するコンテンツを検索するものであり、聴取しているコンテンツの特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、その抽出された特徴点と近似する特徴点を有するコンテンツを、上記コンテンツデータベースに蓄積されているコンテンツから検索するコンテンツ検索手段と、検索されたコンテンツをコンテンツデータベースに同一の分類として蓄積するコンテンツ蓄積手段とを有するものとした。
本発明によれば、聴取しているコンテンツの特徴点を抽出し、その抽出された特徴点と近似する特徴点を有するコンテンツを、コンテンツデータベースに蓄積されているコンテンツから検索しているので、利用者の嗜好に合う多様性に富んだコンテンツ検索を、容易にかつ短時間に行うことができる。
また、検索されたコンテンツを同一の分類としてコンテンツデータベースに蓄積しているので、検索されたコンテンツ毎に分類したコンテンツデータベースを容易に構築することができる。
また、検索されたコンテンツを同一の分類としてコンテンツデータベースに蓄積しているので、検索されたコンテンツ毎に分類したコンテンツデータベースを容易に構築することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明を車載用オーディオ装置に適用した実施の形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態においては、コンテンツとして音楽データを一例として説明する。
この車載用オーディオ装置は、操作部1、FMラジオ放送やAMラジオ放送を受信するラジオ受信部2、およびCD/MDドライブ3、再生部4と、これらに接続した嗜好検索処理部5、さらに嗜好検索処理部5に接続されたコンテンツデータベース6および表示部7からなっている。
図1は、本発明を車載用オーディオ装置に適用した実施の形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態においては、コンテンツとして音楽データを一例として説明する。
この車載用オーディオ装置は、操作部1、FMラジオ放送やAMラジオ放送を受信するラジオ受信部2、およびCD/MDドライブ3、再生部4と、これらに接続した嗜好検索処理部5、さらに嗜好検索処理部5に接続されたコンテンツデータベース6および表示部7からなっている。
操作部1は、図2に示すように、FMラジオ/AMラジオの選択スイッチ21、CD/MDの選択スイッチ22等とともに、車載用オーディオ装置の操作に必要な操作スイッチが適宜配置されている。
嗜好検索処理部5は、音楽データ変換部10、音楽データ嗜好性特徴抽出部11、嗜好分類軸作成部12、音楽データ検索部13、音楽データ順序作成部14、および検索結果提供部15を有して構成されている。
嗜好検索処理部5は、音楽データ変換部10、音楽データ嗜好性特徴抽出部11、嗜好分類軸作成部12、音楽データ検索部13、音楽データ順序作成部14、および検索結果提供部15を有して構成されている。
音楽データ変換部10は、操作部1で選択されたFMラジオ局やAMラジオ局から受信した放送、あるいはCDやMDの音楽等を再生部4に再生させ聴取しているアナログの音楽データを、デジタルの音楽データに変換する機能を有している。
音楽データ嗜好性特徴抽出部11は、音楽データ変換部10においてデジタル化された音楽データの特徴点を抽出する機能を有している。ここでは、図3に示すように、当該音楽のデータ群がその音域に対応する音階軸と周波数特性に対応する音調軸で表わした特徴が分布図上のどこにプロットされるかに基づいて、特徴点Pを抽出する。
音楽データ嗜好性特徴抽出部11は、音楽データ変換部10においてデジタル化された音楽データの特徴点を抽出する機能を有している。ここでは、図3に示すように、当該音楽のデータ群がその音域に対応する音階軸と周波数特性に対応する音調軸で表わした特徴が分布図上のどこにプロットされるかに基づいて、特徴点Pを抽出する。
嗜好分類軸作成部12は、音楽データ嗜好性特徴抽出部11において抽出した特徴点Pに基づいて、音楽データに嗜好性が近似する嗜好分類軸を作成する。すなわち音楽データの特徴点Pと軸原点を結ぶ1本の直線を嗜好分類軸Sとして定める。
コンテンツデータベース6は、例えばハードディスクに音楽データと、嗜好分類軸を蓄積できるようになっている。音楽データには、その曲名、演奏者や歌手等の関連情報が付随している。
コンテンツデータベース6は、例えばハードディスクに音楽データと、嗜好分類軸を蓄積できるようになっている。音楽データには、その曲名、演奏者や歌手等の関連情報が付随している。
音楽データ検索部13は、コンテンツデータベース6に蓄積されている音楽データを読み込み、その音楽データの特徴点と嗜好分類軸作成部12において作成された嗜好分類軸Sとを比較して、嗜好分類軸Sの近傍にある特徴点を有する音楽データを検索する。
音楽データ順序作成部14は、音楽データ検索部13において検索して抽出された音楽データを、その特徴点が嗜好分類軸Sに近い順序に並べ換える。
音楽データ順序作成部14はさらに、この並べ換えた音楽データを嗜好分類軸Sとともにコンテンツデータベース6へ送って蓄積する。
音楽データ順序作成部14は、音楽データ検索部13において検索して抽出された音楽データを、その特徴点が嗜好分類軸Sに近い順序に並べ換える。
音楽データ順序作成部14はさらに、この並べ換えた音楽データを嗜好分類軸Sとともにコンテンツデータベース6へ送って蓄積する。
検索結果提供部15は、音楽コンテンツ順序作成部14で作成した順序で、音楽データ関連情報を表示部7に表示するとともに、当該順序に従って音楽データをアナログ音楽に変換して再生部4から再生させる。
この際、音楽データ関連情報は表示部7に表示するほか、例えば音声によって音楽データ関連情報を報知するようにしてもよい。
この際、音楽データ関連情報は表示部7に表示するほか、例えば音声によって音楽データ関連情報を報知するようにしてもよい。
表示部7はタッチパネルスイッチ構造になっており、操作部1の機能を補完する。表示部7には、CD/MDを聴取しているときは、図4に示すように、CD/MDに収録されている複数の音楽データの「曲名」がX1〜X6のように収録順に示される選択表示スイッチ25が表示され、また、同様に選択スイッチとして後述する「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26、「キーワード選曲」の表示スイッチ27が表示される。
なお、図4の表示部7には、再生メディア表示部28にCDが再生中であることが示されている。
なお、図4の表示部7には、再生メディア表示部28にCDが再生中であることが示されている。
例えばCDが再生中の場合、選択表示スイッチ25に表示されている曲名のいずれかを指でタッチ操作することにより、タッチされた曲へ切り換わってその音楽が再生部4から出力される。一方、とくに選択表示スイッチ25に触れなければ、選択表示スイッチ25に表示されている順序で各音楽が自動的に再生出力される。
次に、CDに収録されている音楽データを聴取しているときを例に、主として嗜好検索処理部5における処理の流れを図5のフローチャートにより説明する。
CDに収録されている音楽データを聴取しているときには、図4に示したように、収録されている順に曲名X1〜X6が選択表示スイッチ25に表示されている。
まず、ステップ100において、再生部4の出力状態から、音楽が再生中であるかどうかをチェックする。
音楽が再生中でなければ本検索処理は終了するが、例えば曲名X1の音楽を再生中のときはステップ101に進んで、「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26がタッチ操作されたかどうかをチェックする。タッチ操作がない間は、ステップ101が繰り返される。
CDに収録されている音楽データを聴取しているときには、図4に示したように、収録されている順に曲名X1〜X6が選択表示スイッチ25に表示されている。
まず、ステップ100において、再生部4の出力状態から、音楽が再生中であるかどうかをチェックする。
音楽が再生中でなければ本検索処理は終了するが、例えば曲名X1の音楽を再生中のときはステップ101に進んで、「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26がタッチ操作されたかどうかをチェックする。タッチ操作がない間は、ステップ101が繰り返される。
「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26がタッチ操作されると、ステップ102において、表示部7に、図6に示すような確認要求30を表示する。
確認要求は、例えば「近傍嗜好選曲を実施しますか?」のメッセージと、「Yes」および「No」の表示スイッチ32、33を含む。
そして、ステップ103で、「No」がタッチ操作されたかどうかをチェックする。「No」がタッチ操作されたときはステップ101へ戻り、「No」がタッチ操作されていないときはステップ104へ進む。
ステップ104では、「Yes」がタッチ操作されたかどうかをチェックする。「Yes」もタッチ操作されていないときは、ステップ102へ戻る。
確認要求は、例えば「近傍嗜好選曲を実施しますか?」のメッセージと、「Yes」および「No」の表示スイッチ32、33を含む。
そして、ステップ103で、「No」がタッチ操作されたかどうかをチェックする。「No」がタッチ操作されたときはステップ101へ戻り、「No」がタッチ操作されていないときはステップ104へ進む。
ステップ104では、「Yes」がタッチ操作されたかどうかをチェックする。「Yes」もタッチ操作されていないときは、ステップ102へ戻る。
「Yes」がタッチ操作されたときはステップ105に進んで、音楽データ変換部10が、現在再生中の曲名X1の音楽データをデジタルの音楽データに変換する。
つぎのステップ106では、音楽データ嗜好性特徴抽出部11が、デジタル化された曲名X1の音楽データが有する特徴点を抽出し、続いて、ステップ107において、嗜好分類軸作成部12が、抽出された特徴点に基づいて再生中の音楽データに嗜好性が近似する嗜好分類軸を作成する。
つぎのステップ106では、音楽データ嗜好性特徴抽出部11が、デジタル化された曲名X1の音楽データが有する特徴点を抽出し、続いて、ステップ107において、嗜好分類軸作成部12が、抽出された特徴点に基づいて再生中の音楽データに嗜好性が近似する嗜好分類軸を作成する。
つぎのステップ108において、音楽データ検索部13は、コンテンツデータベース6に蓄積されている音楽データを読み込み、これら音楽データの特徴点と前ステップで作成された嗜好分類軸とを比較して、嗜好分類軸の近傍にある特徴点を有する音楽データを検索する。
ここでは、図7に示すように、複数の音楽データの特徴点が嗜好分類軸Sの近傍にa、b、c、d、eのように分散しているとすると、嗜好分類軸Sから所定の距離にある特徴点b、c、eを有する音楽データY2、Y3、Y5が抽出される。
なお、図7中には、すでにコンテンツデータベース6に蓄積されている「夕暮れに合う曲」、「のりのいい曲」、「悲しい曲」の各分類の嗜好分類軸を参考に示している。
ここでは、図7に示すように、複数の音楽データの特徴点が嗜好分類軸Sの近傍にa、b、c、d、eのように分散しているとすると、嗜好分類軸Sから所定の距離にある特徴点b、c、eを有する音楽データY2、Y3、Y5が抽出される。
なお、図7中には、すでにコンテンツデータベース6に蓄積されている「夕暮れに合う曲」、「のりのいい曲」、「悲しい曲」の各分類の嗜好分類軸を参考に示している。
このあと、ステップ109において、音楽データ順序作成部14により、上記抽出された音楽データを、特徴点が嗜好分類軸Sに近い順序Y5、Y3、Y2に並べ換える。
ステップ110で、音楽データ順序作成部14は、嗜好分類軸Sとこれに基づいて特徴点を並べ換えた音楽データY5、Y3、Y2とを新たな1つの分類として、コンテンツデータベース6へ送って蓄積する。この新たな分類にはそのキーワードとして例えば「X1に類似した曲」の名称が付せられる。
ステップ110で、音楽データ順序作成部14は、嗜好分類軸Sとこれに基づいて特徴点を並べ換えた音楽データY5、Y3、Y2とを新たな1つの分類として、コンテンツデータベース6へ送って蓄積する。この新たな分類にはそのキーワードとして例えば「X1に類似した曲」の名称が付せられる。
ステップ111では、検索結果提供部15が、図8に示すように、ステップ109で並べ替えられた順序で音楽データの曲名等を表示部7に選択表示スイッチ25として表示する。ここでは、ステップ108で抽出された音楽データの曲名がY5、Y3、Y2の順で表示される。
利用者は表示部7に表示された曲名をタッチ操作で選択することができる。
ステップ112においては、タッチ操作で選択された曲名の音楽データを再生部4へ送って再生出力させる。タッチ操作による選択がなければ、検索結果提供部15は自動的に上記の順序に従って音楽データを再生部4から出力させる。
利用者は表示部7に表示された曲名をタッチ操作で選択することができる。
ステップ112においては、タッチ操作で選択された曲名の音楽データを再生部4へ送って再生出力させる。タッチ操作による選択がなければ、検索結果提供部15は自動的に上記の順序に従って音楽データを再生部4から出力させる。
なお、上記一連の流れとは別に、表示部7における「キーワード選曲」の表示スイッチ27をタッチ操作すると、図9に示すように、コンテンツデータベース6に蓄積された各分類のキーワードが選択表示スイッチ25に表示され、従来と同様に好みのキーワードを選択してタッチ操作することにより、当該キーワードの分類に属する音楽データの曲名が選択表示スイッチ25に表示されることになる。
また、キーワードの名称は操作部1により変更することができ、表示部7に表示させた状態で、例えば「X1に類似した曲」を「私にとって落ち着く曲」などに変えることができる。
また、キーワードの名称は操作部1により変更することができ、表示部7に表示させた状態で、例えば「X1に類似した曲」を「私にとって落ち着く曲」などに変えることができる。
なお、上述の説明では、検索処理の開始時にCDに収録されている音楽データの複数の曲名が表示部7に表示されているものとしたが、FMなどラジオ放送の音楽を聴取している場合には、表示部7には複数のラジオ局名が選択表示スイッチ25として表示される。
しかし、「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26がタッチ操作され、検索処理が実施された後はラジオ局名の表示は消えて、上述のとおり、表示部7にはコンテンツデータベース6から検索された音楽データの曲名が表示されることになる。
しかし、「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26がタッチ操作され、検索処理が実施された後はラジオ局名の表示は消えて、上述のとおり、表示部7にはコンテンツデータベース6から検索された音楽データの曲名が表示されることになる。
本実施の形態においては、嗜好検索処理部5が発明の嗜好検索処理手段を構成している。
そして、図5のフローチャートにおけるステップ106が発明の特徴点抽出手段を構成し、ステップ107が嗜好分類軸作成手段を、ステップ108がコンテンツ検索手段を、ステップ110がコンテンツ蓄積手段を構成している。
また、ステップ101〜104が抽出要求手段を構成し、ステップ109、111がコンテンツ情報表示手段を、ステップ112がコンテンツ再生手段をそれぞれ構成している。
そして、図5のフローチャートにおけるステップ106が発明の特徴点抽出手段を構成し、ステップ107が嗜好分類軸作成手段を、ステップ108がコンテンツ検索手段を、ステップ110がコンテンツ蓄積手段を構成している。
また、ステップ101〜104が抽出要求手段を構成し、ステップ109、111がコンテンツ情報表示手段を、ステップ112がコンテンツ再生手段をそれぞれ構成している。
本実施の形態は以上のように構成され、音楽データ嗜好性特徴抽出部11によって聴取している音楽の特徴点を抽出し、その抽出された特徴点と近似する特徴点を有する音楽データを音楽データ検索部13がコンテンツデータベース6に蓄積されているコンテンツから検索し、音楽データ順序作成部14が検索された音楽データを同一の分類としてコンテンツデータベース6に蓄積するので、従来のように感性キーワードを手入力する必要がなく、聴取する音楽ごとの分類でデータベースを自動的に構築することができる。
また、既存の感性キーワードによる分類とは異なる分類をすることができるので、利用者の嗜好に合う多様性に富んだ検索を、容易にかつ短時間に行えるものとなる。
また、既存の感性キーワードによる分類とは異なる分類をすることができるので、利用者の嗜好に合う多様性に富んだ検索を、容易にかつ短時間に行えるものとなる。
とくに、嗜好分類軸作成部12が音楽データ嗜好性特徴抽出部11によって抽出した特徴点に基づいて、聴取している音楽データに嗜好性が近似する嗜好分類軸Sを作成し、音楽データ検索部13は嗜好分類軸Sとコンテンツデータベース6に蓄積されている音楽データの特徴点とを比較して、嗜好分類軸Sの近傍に特徴点を有する音楽データを抽出するから、利用者の嗜好に合った音楽データの検索を行うことができる。
音楽データの特徴点は、音域および周波数特性に基づいて識別するので、その嗜好性を的確に判定することができる。
また、嗜好分類軸作成部12によって作成した嗜好分類軸Sもコンテンツデータベース6に蓄積するので、過去に作成した嗜好分類軸によっても利用者の嗜好に合う検索を、容易にかつ短時間に行える。
音楽データの特徴点は、音域および周波数特性に基づいて識別するので、その嗜好性を的確に判定することができる。
また、嗜好分類軸作成部12によって作成した嗜好分類軸Sもコンテンツデータベース6に蓄積するので、過去に作成した嗜好分類軸によっても利用者の嗜好に合う検索を、容易にかつ短時間に行える。
音楽データ嗜好性特徴抽出部11による特徴点の抽出は、利用者による「近傍嗜好選曲」の表示スイッチ26の操作を確認してから開始されるので、利用者の好みに合わせた分類のデータベースを構築することができる。
そして、音楽データ検索部13が検索した音楽データは、音楽データ順序作成部14により嗜好分類軸Sを用いて嗜好性が近似する順に並べ換えたうえで、検索結果提供部15により表示部7に表示するので、各曲の利用者の好みに対する近さが簡単にわかる。
また、とくに別途の選択操作がなければ、嗜好性が近似する順に再生されるので、通常は自動的に利用者の好みに近い順で聴取することができる。
そして、音楽データ検索部13が検索した音楽データは、音楽データ順序作成部14により嗜好分類軸Sを用いて嗜好性が近似する順に並べ換えたうえで、検索結果提供部15により表示部7に表示するので、各曲の利用者の好みに対する近さが簡単にわかる。
また、とくに別途の選択操作がなければ、嗜好性が近似する順に再生されるので、通常は自動的に利用者の好みに近い順で聴取することができる。
なお、実施の形態は車載用オーディオ装置として、全ての構成が車両に搭載されているものとしたが、コンテンツデータベース6のみは図示しない基地局に設置しておき、他の嗜好検索処理部5等を車両に搭載して、嗜好検索処理部5とコンテンツデータベース6間をネットワークで接続するものとしてもよい。これによれば、コンテンツデータベース6として大容量のものを採用できるため、検索の多様性を高められる。
あるいはまた、コンテンツデータベース6も車載しながら、嗜好検索処理部5を他の車両に搭載されているコンテンツデータベースにネットワークで接続して、他の車両のコンテンツデータベースに蓄積されている音楽データも検索可能とすることによっても、自車両のコンテンツデータベースの容量は小さくても実質大容量のものを備えたと同じになり、検索の多様性を高められる。
あるいはまた、コンテンツデータベース6も車載しながら、嗜好検索処理部5を他の車両に搭載されているコンテンツデータベースにネットワークで接続して、他の車両のコンテンツデータベースに蓄積されている音楽データも検索可能とすることによっても、自車両のコンテンツデータベースの容量は小さくても実質大容量のものを備えたと同じになり、検索の多様性を高められる。
また、本発明は実施の形態の車載用に限定されず、家庭内設置型やあるいは携帯型など種々のコンテンツ利用装置におけるコンテンツ検索に適用することができる。
さらに、実施の形態ではコンテンツとして音楽データを例に説明したが、コンテンツもこれに限定されず、
さらに、実施の形態ではコンテンツとして音楽データを例に説明したが、コンテンツもこれに限定されず、
1 操作部
2 ラジオ受信部
3 CD/MDドライブ
4 再生部
5 嗜好検索処理部
6 コンテンツデータベース
7 表示部
10 音楽データ変換部
11 音楽データ嗜好性特徴抽出部
12 嗜好分類軸作成部
13 音楽データ検索部
14 音楽データ順序作成部
15 検索結果提供部
25 選択表示スイッチ
26、27 表示スイッチ
28 再生メディア表示部
a、b、c、d、e 特徴点
S 嗜好分類軸
2 ラジオ受信部
3 CD/MDドライブ
4 再生部
5 嗜好検索処理部
6 コンテンツデータベース
7 表示部
10 音楽データ変換部
11 音楽データ嗜好性特徴抽出部
12 嗜好分類軸作成部
13 音楽データ検索部
14 音楽データ順序作成部
15 検索結果提供部
25 選択表示スイッチ
26、27 表示スイッチ
28 再生メディア表示部
a、b、c、d、e 特徴点
S 嗜好分類軸
Claims (10)
- 複数のコンテンツを蓄積したコンテンツデータベースを備え、コンテンツデータベースからコンテンツを検索するコンテンツ検索システムにおいて、
聴取しているコンテンツの特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
その抽出された特徴点と近似する特徴点を有するコンテンツを、前記コンテンツデータベースに蓄積されているコンテンツから検索するコンテンツ検索手段と、
検索されたコンテンツを前記コンテンツデータベースに同一の分類として蓄積するコンテンツ蓄積手段とを備える嗜好検索処理手段を有して、
聴取しているコンテンツと嗜好性が近似するコンテンツを検索することを特徴とするコンテンツ検索システム。 - 前記嗜好検索処理手段は、前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点に基づいて、聴取しているコンテンツに嗜好性が近似する嗜好分類軸を生成する嗜好分類軸作成手段を有し、
前記コンテンツ検索手段は、前記嗜好分類軸作成手段によって生成した嗜好分類軸と、前記コンテンツデータベースに蓄積されているコンテンツの特徴点とを比較して、嗜好分類軸の近傍にある特徴点を有するコンテンツを抽出することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ検索システム。 - 前記コンテンツ蓄積手段は、嗜好分類軸作成手段によって生成された嗜好分類軸を前記コンテンツデータベースに蓄積することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ検索システム。
- 嗜好性が近似するコンテンツの抽出を要求する抽出要求手段を有し、
該抽出要求手段により抽出要求があったときに前記特徴点抽出手段によるコンテンツの特徴点抽出が開始されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のコンテンツ検索システム。 - さらに表示部と、
前記コンテンツ検索手段で抽出された複数のコンテンツに関わる情報を、嗜好性が近似する順に前記表示部に表示するコンテンツ情報表示手段とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のコンテンツ検索システム。 - 前記コンテンツ検索手段で抽出された複数のコンテンツを、嗜好性が近似する順に再生するコンテンツ再生手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載のコンテンツ検索システム。
- コンテンツが音楽データであり、
前記特徴点が音楽データの音域および周波数特性に基づくものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のコンテンツ検索システム。 - 少なくとも前記嗜好検索処理手段を車両側に設け、前記コンテンツデータベースを基地局に設置して、
前記嗜好検索処理手段をネットワークを介して前記コンテンツデータベースに接続するように構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載のコンテンツ検索システム。 - 少なくとも前記嗜好検索処理手段とコンテンツデータベースを車両側に設けるとともに、
前記嗜好検索処理手段をネットワークを介して他の車両のコンテンツデータベースに接続可能としたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコンテンツ検索システム。 - 複数のコンテンツを蓄積したコンテンツデータベースから、聴取しているコンテンツに嗜好性が近似するコンテンツを検索するコンテンツ検索方法において、
聴取しているコンテンツの特徴点を抽出し、
その抽出された特徴点と近似する特徴点を有するコンテンツを、コンテンツデータベースに蓄積されているコンテンツから検索して、検索されたコンテンツをコンテンツデータベースに同一分類の集合として蓄積することを特徴とするコンテンツ検索方法。
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