JP4858332B2 - オーディオ装置及び連続再生プログラム - Google Patents

オーディオ装置及び連続再生プログラム Download PDF

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Description

本発明は、オーディオ装置及び連続再生プログラムに関し、さらに詳しくは、複数の曲ファイルを内部の記憶装置に蓄積可能なオーディオ装置及び蓄積された曲ファイルを連続再生するための連続再生プログラムに関する。
近年、内部に格納されたハードディスクに大量の曲ファイルを蓄積可能なオーディオ装置が複数登場している。これらのオーディオ装置のいくつかは、ハードディスクに蓄積された複数の曲ファイルの中から選択された曲ファイルが列挙されたプレイリストを自動的に作成する。たとえば、あるオーディオ装置は、曲ファイルをハードディスクに登録するとき、曲ファイルに対応したタグ情報を曲ファイルとともに登録する。タグ情報は複数の属性情報を含む。属性情報とは、たとえば、曲のジャンル(J−POP、ロック、クラシック、バラード等)や、アーティスト名、アルバム名、曲のタイトル等である。タグ情報は、たとえば、CDDB(Compact Disk DataBase)を利用して、インターネットを介して取得される。
オーディオ装置は、タグ情報内の1つの属性情報(たとえばアーティスト名)を抽出する。そして、ハードディスクに蓄積された複数の曲ファイルのうち、抽出された属性情報と同じ属性情報を有する曲ファイルを検索し、検索により見つかった曲ファイルが列挙されたプレイリストを作成する。このように、ユーザ所望の属性情報を検索キーとして検索するオーディオ装置は、特開2002−313070号公報(特許文献1)に記載されている。
しかしながら、このような方法によりプレイリストを作成し、曲ファイルを順次再生すれば、順次再生される曲同士の関連性が一意に分かってしまう。たとえば、同じアーティスト名を属性情報に持つ曲ファイルが列挙されたプレイリストに基づいて連続再生が実行されると、容易に認識する。したがって、ユーザは、次に再生される曲ファイルを容易に予想でき、嗜好性に欠ける。一方で、ハードディスクに蓄積された曲ファイルをランダムに再生すれば、順次再生される曲の関連性をイメージできず、嗜好性に欠ける。
特開2002−313070号公報
本発明の目的は、ある曲と一意ではないが何らかの関連性を有する複数の曲を連続再生できるオーディオ装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるオーディオ装置は、蓄積手段と、種曲選択手段と、第1及び第2の特定手段と、再生手段とを備える。蓄積手段は、複数の曲ファイルと、複数のタグ情報とを蓄積する。複数のタグ情報の各々は、対応する曲ファイルに関する第1及び第2の属性情報を含む。種曲選択手段は、複数の曲ファイルの中から所定の曲ファイルを選択する。第1の特定手段は、複数の曲ファイルの中から、第1の属性情報が選択された曲ファイルの第1の属性情報と完全に又は部分的に一致する曲ファイルを特定する。第2の特定手段は、複数の曲ファイルの中から、第2の属性情報が選択された曲ファイルの第2の属性情報と完全に又は部分的に一致する曲ファイルを特定する。再生手段は、曲ファイルの再生が完了するごとに、再生が完了した曲ファイルと異なる特定手段で特定された曲ファイルを再生する。ここで、属性情報とは、曲ファイルの内容に関する情報である。属性情報は、たとえば、曲のジャンルや、アーティスト名、アルバム名、曲のタイトル等である。また、属性情報が、選択された曲ファイルの第1又は第2の属性情報と部分的に一致する曲ファイルを特定するとは、たとえば、タイトル等の属性情報が、選択された曲ファイルのタイトル等の属性情報と部分的に一致する曲ファイルを特定することをいう。
本発明によるオーディオ装置は、種曲選択手段により選択された曲ファイル(以下、種曲ファイルという)と同じ第1又は第2の属性情報を有する複数の曲ファイルを連続して再生する。さらに、オーディオ装置は、第1及び第2の特定手段のうち、再生を完了した曲ファイルと異なる特定手段により特定された曲ファイルを再生する。たとえば、ジャンルが種曲ファイルと同じである曲ファイルの再生が完了した場合、オーディオ装置は、次に、アルバム名が種曲ファイルと同じである曲ファイルの再生を開始する。要するに、オーディオ装置は、ジャンルが種曲ファイルと同じである曲ファイルを連続して再生しない。そのため、ユーザは、連続再生される曲同士の関連性を一意に特定できない。しかしながら、オーディオ装置は、種曲ファイルの第1及び第2の属性情報のいずれかと同じ属性情報を持つ曲ファイルを連続して再生する。したがって、ユーザは、連続再生される曲ファイルが種曲ファイルと一意の関連性を有するものではないものの、何らかの関連性があることを認識できる。
好ましくは、オーディオ装置はさらに、第1及び第2のリスト作成手段を備える。第1のリスト作成手段は、第1の特定手段により特定された複数の曲ファイルを列挙した第1のプレイリストを作成する。第2の特定手段は、第2の特定手段により特定された複数の曲ファイルを列挙した第2のプレイリストを作成する。再生手段は、次曲選択手段と、実行手段とを備える。次曲選択手段は、作成された第1及び第2のプレイリストのうち、再生が完了した曲ファイルが属するプレイリストと異なるプレイリストから、次に再生する曲ファイルを選択する。実行手段は、次曲選択手段により選択された曲ファイルの再生を実行する。
本発明による連続再生プログラムは、上述の手段をコンピュータに実現するためのプログラムである。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1を参照して、本実施の形態によるオーディオ装置1は、受付部10と、中央処理装置(以下CPUという)11と、メモリ12と、ハードディスク(HDD)13と、通信部14と、光ディスクドライブ15と、D/Aコンバータ16と、ディスプレイ17とを備える。これらはバス19で相互に接続されている。オーディオ装置1はさらに、D/Aコンバータ16に接続されたスピーカ18を備える。
光ディスクドライブ15は、CDやDVD等の記憶媒体である図示しない光ディスクが挿入されたとき、挿入された光ディスク内の複数の曲ファイルを読み出す。
記憶媒体であるHDD13は、通信部14と接続された図示しない他のコンピュータから送信された複数の曲ファイルを記憶する。また、HDD13は、光ディスクドライブ15により読み出された複数の曲ファイルを記憶する。
HDD13はさらに、図2に示す曲ファイルテーブルを記憶する。曲ファイルテーブルは、トラック番号が登録されるフィールドと、曲ファイルを特定する曲IDが登録されるフィールドとを有する。要するに、曲ファイルテーブルには、HDD13に蓄積された曲ファイルが列挙される。HDD13はさらに、図3に示すタグ情報テーブルを記憶する。タグ情報テーブルは、曲IDを登録するためのフィールドと、曲IDに対応したタグ情報を登録するための複数のフィールドとを有する。タグ情報は複数の属性情報を含む。属性情報とは、対応する曲ファイルの内容に関する情報であり、たとえば、対応する曲ファイルのジャンルやアルバム名、タイトル、アーティスト名等である。図3のタグ情報テーブルには、属性情報として、ジャンル、アルバム名、タイトル及びアーティスト名が登録されているが、他の属性情報(たとえば、再生時間等)が登録されてもよい。タグ情報は、CDDBを利用して、外部からネットワークを介して取得されてもよい。また、外部から曲ファイルを取得するときに、対応するタグ情報が取得されてもよい。ユーザにより入力されてもよい。
メモリ12は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)とを含む。メモリ12内のROMには、連続再生プログラムが予めインストールされている。連続再生プログラムをCPU11で実行することにより、オーディオ装置1は、以降で説明される動作処理を実行する。なお、連続再生プログラムは、ROMに予めインストールされる代わりに、HDD13にインストールされてもよい。
ディスプレイ17は、ユーザが曲ファイルを選択するための属性情報、たとえば、曲ファイルのタイトル等を表示する。
受付部10は、ユーザ操作に応じて各種コマンドを受け付ける。具体的には、ユーザ操作に応じて、所望の曲ファイル(種曲ファイル)の選択を受け付ける。また、再生指示を受け付ける。受付部10は、たとえば、キーボタンやキーボードであってもよいし、図示しないリモートコントロール装置から送信される各種コマンドを受信する受信器であってもよい。
D/Aコンバータ16は、再生される曲ファイルをデジタル信号からアナログ信号に変換する。スピーカ18は、D/Aコンバータ16から出力されたアナログ信号を受け、音声として外部に出力する。
[動作概要]
オーディオ装置1の動作の概要を説明する。オーディオ装置1はまず、ユーザ所望の種曲ファイルの選択を受け付ける。ユーザにより種曲ファイルが選択されたとき、オーディオ装置1は、種曲ファイルの再生を開始する。
続いて、オーディオ装置1は、種曲ファイルのタグ情報を参照する。そして、タグ情報内の属性情報を利用して、複数のプレイリストを作成する。たとえば、オーディオ装置1は、種曲ファイルのタグ情報のうち、「ジャンル」を抽出する。そして、オーディオ装置1は、HDD13に蓄積された複数の曲ファイルの中から、抽出されたジャンルと同じジャンルの曲ファイルを検索する。そして、検索により見つかった曲ファイルが列挙されたジャンルプレイリストを作成する。同様に、オーディオ装置1は、種曲ファイルのアルバム名と同じアルバム名の曲ファイルのアルバムプレイリストと、種曲ファイルのタイトルに含まれる単語のいずれかを含むタイトルの曲ファイルが列挙されたタイトルプレイリストとを作成する。要するに、オーディオ装置1は、複数のプレイリスト(ジャンルプレイリスト、アルバムプレイリスト、タイトルプレイリスト)を作成する。
種曲ファイルの再生が完了したとき、オーディオ装置1は、作成された3つのプレイリストに基づいて、複数の曲ファイルを連続で再生する。このとき、オーディオ装置1は、次に再生される曲ファイルを、各プレイリストから順番に選択する。たとえば、ジャンルプレイリストから選択された曲ファイルの再生が完了したとき、オーディオ装置1は、次に再生される曲ファイルをアルバムプレイリストから選択する。そして、アルバムプレイリストから選択された曲ファイルの再生が完了したとき、次に再生される曲ファイルをタイトルプレイリストから選択する。タイトルプレイリストから選択された曲ファイルの再生が完了したとき、オーディオ装置1は、次に再生される曲ファイルをジャンルプレイリストから選択する。
このように、オーディオ装置1は、次に再生される曲ファイルを選択するごとに、曲ファイルが選択されるプレイリストを順繰りに切り替える。上述の例では、オーディオ装置1は、選択の対象とするプレイリストを、ジャンルプレイリスト、アルバムプレイリスト、タイトルプレイリストの順に切り替えて、曲ファイルを選択する。したがって、同じ属性情報で抽出された曲ファイルは連続で再生されないが、種曲ファイルと同じ属性情報(ジャンル、アルバム名、タイトル)のいずれかを有する曲ファイルが連続で再生される。そのため、ユーザは、再生される曲同士の関連性を一意に認識できないものの、複数の曲の再生を聴くうちに、再生される複数の曲ファイルは、何らかの関連性を有し、ランダムに選択されたものではないと認識する。
[動作詳細]
上述の動作の詳細を説明する。
図4を参照して、オーディオ装置1はまず、種曲ファイルを選択する(S1)。オーディオ装置1は、たとえば、HDD13に蓄積された曲ファイルのタイトルをディスプレイ17に表示する。ユーザは、ディスプレイ17に表示されたタイトルに基づいて、所望の曲ファイルを選択する。オーディオ装置1の受付部10は、ユーザによる曲ファイルの選択を受け付ける。そして、選択された曲ファイルを種曲ファイルとして特定する。このとき、種曲ファイルの曲IDをメモリ12に格納する。
上述の説明では、ユーザ操作に応じて種曲ファイルを選択したが、オーディオ装置1自身が自動的に種曲ファイルを選択してもよい。この場合、オーディオ装置1は、ランダムに種曲ファイルを選択してもよい。また、オーディオ装置1が、各曲ファイルについて、過去に再生された累積回数を蓄積している場合、累積回数に基づいて、種曲ファイルを選択してもよい。この場合、たとえば、累積回数が最小の曲ファイルを種曲ファイルとして選択してもよいし、累積回数が最大の曲ファイルを種曲ファイルとして選択してもよい。
ステップS1で種曲ファイルを選択後、オーディオ装置1は、種曲ファイルの再生を開始する(S2)。オーディオ装置1はさらに、種曲ファイルに基づいて、複数のプレイリスト(ジャンルプレイリストJPL、アルバムプレイリストAPL及びタイトルプレイリストTPL)を作成する(S3)。以下、各プレイリストの作成方法を説明する。
オーディオ装置1はまず、種曲ファイルのタグ情報を特定する(S301)。オーディオ装置1は、種曲ファイルの曲ID(以下、種曲IDという)をメモリ12から読み出し、タグ情報テーブル内で、種曲IDに対応したタグ情報TG0を特定する。
オーディオ装置1は続いて、ジャンルプレイリストJPLを作成する(S302〜S304)。オーディオ装置1はまず、特定されたタグ情報TG0内のジャンルJ0を抽出する(S302)。続いて、オーディオ装置1は、タグ情報テーブルを参照して、抽出されたジャンルJ0と同じジャンルに対応した曲IDを特定する(S303)。たとえば、ジャンルJ0が「ロック」である場合、オーディオ装置1は、タグ情報テーブルを参照し、ジャンルが「ロック」である曲IDを検索する。
オーディオ装置1はステップS303で特定された曲ID(つまり、検索して見つけた曲ID)を列挙したジャンルプレイリストJPLを作成する(S304)。このとき、オーディオ装置1は、曲ファイルテーブルに基づいて、見つかった曲IDをトラック番号順にソートして、トラック番号の小さい順に曲IDをジャンルプレイリストJPLに列挙する。ジャンルプレイリストJPLの一例を図5に示す。作成されたジャンルプレイリストJPLは、メモリ12に格納される。
オーディオ装置1はさらに、アルバムプレイリストAPLを作成する(S305〜S307)。オーディオ装置1は、タグ情報TG0内のアルバム名A0を抽出する(S305)。続いて、オーディオ装置1は、タグ情報テーブルを参照して、アルバム名A0と同じアルバム名の曲IDを検索して特定する(S306)。オーディオ装置1は、検索により見つかった曲IDを列挙したアルバムプレイリストAPLを作成する(S307)。ジャンルプレイリストJPLと同様に、アルバムプレイリストAPLに列挙された曲IDは、トラック番号の小さい順にソートされる。アルバムプレイリストAPLはメモリ12に格納される。
オーディオ装置1はさらに、タイトルプレイリストTPLを作成する(S308〜S312)。オーディオ装置1は、タグ情報TG0内のタイトルT0を抽出する(S308)。続いて、オーディオ装置1は、タイトルT0に含まれる1又は複数の自立語を抽出する(S309)。オーディオ装置1は、タグ情報テーブルを参照して、抽出された自立語を含むタイトルの曲IDを検索して特定する(S310)。オーディオ装置1はさらに、見つかった曲IDを、ステップS308で特定された複数の自立語を含む数が多い順にソートする(S311)。たとえば、種曲のタイトルが「桜の歌」である場合、ステップS309で抽出される自立語は「桜」と「歌」となる。そして、ステップS311では、特定された曲IDのうち、タイトルに「桜」と「歌」とを共に含むもの(つまり、ステップS309で抽出された自立語を2つ含むもの)が最上位に列挙され、ついで、タイトルに「桜」又は「歌」のみを含むもの(つまり、ステップS309で抽出された自立語を1つ含むもの)が列挙される。オーディオ装置1は、ソートされた順に曲IDが列挙されたタイトルプレイリストTPLを作成し、メモリ12に格納する(S312)。要するに、オーディオ装置1は、種曲ファイルのタイトルと部分的に一致するタイトルを持つ曲ファイルを特定し、タイトルプレイリストTPLを作成する。
以上の方法により、オーディオ装置1は、3つのプレイリスト(ジャンルプレイリストJPL、アルバムプレイリストAPL及びタイトルプレイリストTPL)を作成する。
続いて、オーディオ装置1は、プレイリストの利用順を示すテーブル(以下、スケジュールテーブルという)を作成する(S4)。図6にスケジュールテーブルを示す。スケジュールテーブルは、利用順を示す利用番号ANが登録されるフィールドと、各プレイリストを特定するためのリストIDが登録されるためのフィールドとを含む。図6中のリストID「JPL」はジャンルプレイリストJPLを示す。また、「APL」はアルバムプレイリストを示し、「TPL」はタイトルプレイリストを示す。スケジュールテーブルはメモリ12に格納される。
スケジュールテーブルを作成後、オーディオ装置1は、種曲ファイルの再生の完了を監視する(S5)。種曲ファイルの再生が完了したとき(S5でYES)、種曲ファイルに再生済フラグを立てる(S6)。再生済みフラグは、曲IDと対応付けてメモリ12に格納される。これにより、オーディオ装置1は、どの曲ファイルの再生が完了したかを確認できる。
続いて、オーディオ装置1は、各プレイリストJPL、APL及びTPLから未再生の曲ファイルを選択して連続再生する(S7〜S15)、以下、連続再生の詳細を説明する。
オーディオ装置1は、利用番号用のカウンタnを「1」にする(S7)。続いて、スケジュールテーブルを参照して、利用番号AN=n、つまり、利用番号AN=1のプレイリストであるジャンルプレイリストJPLから未再生の曲ファイルを選択する(S8)。選択する方法は、ジャンルプレイリストJPLのリスト番号順であってもよいし、ランダムであってもよい。ただし、オーディオ装置1は、ジャンルプレイリストJPLに列挙された曲ファイルのうち、再生済フラグが立っていない曲ファイルを選択する。選択された曲ファイルの曲IDはメモリ12に格納される。
オーディオ装置1は、ステップS8で選択された曲ファイルの再生を開始する(S9)。ステップS8でメモリ12に格納された曲IDに対応する曲ファイルを読み出し、読み出された曲ファイルを再生する。
オーディオ装置1は、曲ファイルの再生の完了を監視する(S10)。曲ファイルの再生が完了したとき(S10でYES)、オーディオ装置1は、再生が完了した曲ファイルに再生済フラグを立てる(S11)。再生済フラグは、曲IDと対応付けてメモリ12に格納される。
オーディオ装置1はさらに、各プレイリストJPL、APL及びTPL内に未再生の曲ファイルが存在するか否かを確認する(S12)。つまり、各プレイリストにおいて、再生済フラグが立っていない曲ファイルがあるか否かを判断する。未再生曲ファイルが存在するとき(S12でYES)、現在のカウンタnがスケジュールテーブル内の最大の利用番号AN(本実施の形態では「3」)であるか否かを判断する(S13)。ここではカウンタn=1であるため(S13でNO)、オーディオ装置1は、カウンタnをインクリメントしてn=2とし(S14)、ステップS8に戻る。
オーディオ装置1は、ステップS8で、利用番号AN=2のプレイリストであるアルバムプレイリストAPLから未再生曲ファイル(つまり、再生済フラグが立っていない曲ファイル)を選択し、再生する(S8及びS9)。再生が完了したとき(S10でYES)、次に再生する曲ファイルを選択するプレイリストを決定する(S12〜S15)。ここでは、カウンタn=2であるため、(S13でNO)、カウンタnをインクリメントしてn=3とし(S14)、ステップS8に戻る。そのため、オーディオ装置1は、次に再生する曲ファイルを、利用番号AN=3のタイトルプレイリストTPLから選択する(S8)。
タイトルプレイリストTPLから選択された曲ファイルの再生が完了したとき(S10でYES)、オーディオ装置1は、カウンタnが利用番号の最大値と同じであると判断する(S13でYES)。そのため、カウンタn=1とし(S15)、ステップS9に戻る。つまり、オーディオ装置1は、再びジャンルプレイリストJPLから曲ファイルを選択する(S8)。
要するに、オーディオ装置1は曲ファイルを選択するプレイリストをジャンルプレイリストJPL、アルバムプレイリストAPL、タイトルプレイリストTPLの順番で順繰りに決定し、決定されたプレイリストから次に再生する曲ファイルを選択する。そのため、所定の属性情報(たとえばジャンル)が種曲ファイルと一致する複数の曲ファイルは連続して再生されない。しかしながら、再生される複数の曲ファイルは、種曲ファイルの複数の属性情報のいずれかと完全に又は部分的に一致する属性情報を持つ。そのため、連続再生される複数の曲ファイルを聴いたユーザは、これらの曲ファイルが種曲ファイルと何らかの関連性を持つと認識できる。
全ての曲ファイルの再生が完了したとき、つまり、各プレイリストJPL、APL及びTPLの全ての曲ファイルに再生済フラグが立ったとき(S12でNO)、オーディオ装置1は再生を完了する。
なお、上述の説明では、ステップS8では曲ファイルを、プレイリスト上でのリスト番号順で選択してもよいし、ランダムに選択してもよいとしたが、タイトルプレイリストTPLに関しては、リスト番号順に曲ファイルを選択する方が好ましい。この場合、タイトルプレイリストTPLの曲ファイルは、種曲ファイルのタイトル内の自立語を多く含むタイトルを持つ曲ファイルから順に再生される。要するに、曲ファイルが再生されるごとに、そのタイトルは種曲ファイルのタイトルと一致する部分が減っていく。そのため、ユーザは、タイトルプレイリストTPLの曲ファイルを聴くごとに、種曲ファイルとの関連性が低くなっていく感覚を受ける。
上述の説明では、種曲ファイルの再生を開始した後、各プレイリストを作成したが、種曲ファイルの再生を開始する前に、各プレイリストを作成してもよい。また、プレイリストは2つでもよいし、4以上であってもよい。
また、複数のプレイリストを作成せず、1つのプレイリストのみ作成してもよい。たとえば、オーディオ装置1は、以下の方法でプレイリストを1つ作成する。オーディオ装置1はまず、種曲ファイルの属性情報のうち、「ジャンル」を抽出し、同じジャンルを持つ曲ファイルを1つ特定する。そして、特定された曲ファイルをプレイリスト上に記録する。続いて、種曲ファイルの「アルバム名」と同じアルバム名の曲ファイルを1つ特定し、特定された曲ファイルを、プレイリスト上で先に記録された曲ファイルの次に列挙する。次に、種曲ファイルの「タイトル」内の自立語を含む曲ファイルを1つ特定し、プレイリスト上に列挙する。以上の動作繰り返して、1つのプレイリストを作成する。種曲ファイルの再生が完了した後、オーディオ装置1は、作成されたプレイリストのリスト番号順に曲ファイルを再生する。この場合も、「ジャンル」が一致する曲ファイル、「アルバム名」が一致する曲ファイル、「タイトル」が部分的に一致する曲ファイルの順番で順繰りに曲ファイルが再生される。
なお、曲ファイルの再生が完了するごとに、オーディオ装置1が、「ジャンル」が一致する曲ファイル、「アルバム名」が一致する曲ファイル、「タイトル」が部分的に一致する曲ファイルの順番で順繰りに、曲ファイルを選択し、選択された曲ファイルを再生してもよい。この場合、プレイリストを持たないため、選択時間が長くなる可能性があるが、本発明の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるオーディオ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1中のハードディスクに記憶される曲ファイルテーブルのデータ構造を示す図である。 図1中のハードディスクに記憶されるタグ情報テーブルのデータ構造を示す図である。 図1に示したオーディオ装置の動作を示すフロー図である。 図4中のステップS304で作成されるジャンルプレイリストのデータ構造を示す図である。 図4中のステップS4で作成されるスケジュールテーブルのデータ構造を示す図である。
符号の説明
1 オーディオ装置
11 CPU
12 メモリ
APL アルバムプレイリスト
JPL ジャンルプレイリスト
TPL タイトルプレイリスト

Claims (4)

  1. 複数の曲ファイルと、各々が対応する曲ファイルに関する第1及び第2の属性情報を含む複数のタグ情報とを蓄積する蓄積手段と、
    前記複数の曲ファイルの中から所定の曲ファイルを選択する種曲選択手段と、
    前記複数の曲ファイルの中から、前記第1の属性情報が前記選択された曲ファイルの第1の属性情報と完全に又は部分的に一致する曲ファイルを特定する第1の特定手段と、
    前記複数の曲ファイルの中から、前記第2の属性情報が前記選択された曲ファイルの第2の属性情報と完全に又は部分的に一致する曲ファイルを特定する第2の特定手段と、
    曲ファイルの再生が完了するごとに、再生が完了した曲ファイルと異なる特定手段で特定された曲ファイルを再生する再生手段とを備えることを特徴とするオーディオ装置。
  2. 請求項1に記載のオーディオ装置であってさらに、
    前記第1の特定手段により特定された複数の曲ファイルを列挙した第1のプレイリストを作成する第1のリスト作成手段と、
    前記第2の特定手段により特定された複数の曲ファイルを列挙した第2のプレイリストを作成する第2のリスト作成手段とを備え、
    前記再生手段は、
    前記作成された第1及び第2のプレイリストのうち、再生が完了した曲ファイルが属するプレイリストと異なるプレイリストから、次に再生する曲ファイルを選択する次曲選択手段と、
    前記次曲選択手段により選択された曲ファイルの再生を実行する実行手段とを備えることを特徴とするオーディオ装置。
  3. 複数の曲ファイルと、各々が対応する曲ファイルに関する第1及び第2の属性情報を含む複数のタグ情報とを蓄積するステップと、
    前記複数の曲ファイルの中から所定の曲ファイルを選択するステップと、
    前記複数の曲ファイルの中から、前記第1の属性情報が前記選択された曲ファイルの第1の属性情報と完全に又は部分的に一致する曲ファイルを特定する第1の特定ステップと、
    前記複数の曲ファイルの中から、前記第2の属性情報が前記選択された曲ファイルの第2の属性情報と完全に又は部分的に一致する曲ファイルを特定する第2の特定ステップと、
    曲ファイルの再生が完了するごとに、再生が完了した曲ファイルと異なる特定ステップで特定された曲ファイルを再生する再生ステップとをコンピュータに実行させる連続再生プログラム。
  4. 請求項3に記載の連続再生プログラムであってさらに、
    前記第1の特定ステップにより特定された複数の曲ファイルを列挙した第1のプレイリストを作成するステップと、
    前記第2の特定ステップにより特定された複数の曲ファイルを列挙した第2のプレイリストを作成するステップとを備え、
    前記再生ステップは、
    再生が完了した曲ファイルが属するプレイリストと異なるプレイリストから、次に再生する曲ファイルを選択する次曲選択ステップと、
    前記次曲選択ステップにより選択された曲ファイルの再生を実行するステップとを備えることを特徴とする連続再生プログラム。
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