JP4464913B2 - 双方向光通信用コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は送信側光ファイバと受信側光ファイバとを保持した光プラグと接続される双方向光通信用コネクタに関する。
この種のコネクタ(レセプタクル)は発光素子と受光素子とそれら発光素子及び受光素子と相手方光プラグの送信側光ファイバ及び受信側光ファイバとを光学的に接続するライトガイド(導光部材)とが組み込まれて一般に構成されており、例えば特許文献1にはそのような構成を有するコネクタが記載されている。
この特許文献1に記載されているコネクタではコネクタハウジングに光プラグの光ファイバ(先端にフェルールが取り付けられている)が挿入される一対の受承筒が形成され、ライトガイド(特許文献1ではスリーブと呼称されている)はその受承筒に圧入されて受承筒の奥側に固定配置される構造となっている。しかるに、このようなライトガイドの固定構造では圧入による応力がライトガイドに作用し、応力の影響によってライトガイドの光学特性(光学機能)が損われる虞れがあるものとなっていた。
このような問題を回避すべく、送信用と受信用の一対のライトガイドを連結部を介して一体化し、その連結部を圧入固定することによってライトガイドには圧入による応力が作用しないようにし、つまり応力の影響によってライトガイドの光学特性が損われることのないようにし、さらにライトガイドと同一材で一体形成された連結部に光が漏洩することによる光の伝送損失及び送信光が自局の受光素子に入射するクロストークを低減すべく、連結部のライトガイドとの結合面積を極力小さくし、かつ光の漏洩を招く構成要素を極力排除したライトガイド(ライトガイドユニット)及びそれを用いたコネクタを本出願人は先に特願2005−313275号(非公知)によって提案した。
図10〜13はこの特願2005−313275号にて提案した構成を示したものであり、図10はコネクタの断面構造を示し、図11及び12はそれぞれライトガイドユニット(特願2005−313275号では光学結合部材と呼称している)及びレセプタクルボディの構造を示す。また、図13はライトガイドユニットの取り付け構造の詳細を示す。なお、図10には相手方光プラグのフェルールに保持された光ファイバを合わせて示しており、つまり光プラグが嵌合接続された状態での光ファイバ及びフェルールを示している。
コネクタは図10に示したように樹脂製のレセプタクルボディ10とライトガイドユニット20と発光素子30と受光素子40と素子ホルダ50とシールドカバー60とによって構成されている。図10中、71,72は光プラグの送信側光ファイバ及び受信側光ファイバを示し、73,74はそれらの先端にそれぞれ取り付けられているフェルールを示す。
ライトガイドユニット20はこの例では図11に示したように円柱状をなす一対のライトガイド21,22が連結部23を介して一体化されているものとされ、このようなライトガイドユニット20は樹脂成形により一体形成される。ライトガイド21,22の両端面にはそれぞれコリメートレンズ21a,21b及び22a,22bが形成されている。
連結部23は平板状をなすものとされて、基体部24とその基体部24から板面方向、互いに逆向きに突出された一対の連結端部25,26とよりなり、これら連結端部25,26がそれぞれライトガイド21,22の軸方向中間部の側面(周面)に連結されている。連結端部25,26の、ライトガイド21,22の周面との結合領域はそれぞれライトガイド21,22の周方向においてその半周以内の領域となるようにされている。なお、基体部24にはV字状に大きく切り欠かれた切り欠き27が形成されている。
レセプタクルボディ10には図10に示したように、その前面に相手方光プラグが挿入される凹部11が形成されており、この凹部11内に一対の受承筒12が形成されている。一対の受承筒12は凹部11の底面を構成するレセプタクルボディ10の後壁13から突出されて形成されており、これら受承筒12はフェルール73,74が挿入嵌合される孔12aとそれに続く貫通孔14とをそれぞれ有するものとされ、受承筒12と連通する貫通孔14は後壁13を貫通してレセプタクルボディ10の背面(後壁13の外側面)13aに開口されている。
レセプタクルボディ10の背面13aには図12に示したようにライトガイドユニット20の連結部23の外形形状に対応する凹部15が形成されており、さらに一対の貫通孔14の互いの外側に、それぞれ貫通孔14を半周囲むようにガイド部16が突出形成されている。これら半円筒形状をなすガイド部16はその内周面が貫通孔14の内周面と同一面を構成するものとされる。なお、凹部15の側壁面には6つの突条17が形成されており、これら突条17は凹部15の深さ方向に形成され、断面が半球面状をなすものとされている。
ライトガイドユニット20のレセプタクルボディ10への取り付けはレセプタクルボディ10の背面13a側から一対の貫通孔14にライトガイド21,22を挿入し、凹部15に連結部23を圧入することによって行われ、これにより図13に示したように突条17が連結部23と圧接して連結部23が位置決め固定される。この際、ライトガイド21,22の、レセプタクルボディ10の背面13a側に突出する端部はそれぞれその半周がガイド部16によって保持された状態となる。
発光素子30と受光素子40は図10に示したように素子ホルダ50に収容されて保持され、この例ではこの素子ホルダ50がシールドカバー60に収容保持されている。シールドカバー60はレセプタクルボディ10に、その背面13a側から装着され、これによりライトガイド21,22の端面に発光素子30及び受光素子40がそれぞれ対向される。なお、この際、レセプタクルボディ10の背面13aに突出形成されている一対のガイド部16が発光素子30及び受光素子40にそれぞれ形成されているガイド穴31,41に係合して位置決めされ、これによりライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40との光軸合わせが行われるものとなっている。
フェルール73,74に保持されて受承筒12内に挿入された相手方光プラグの送信側光ファイバ71及び受信側光ファイバ72はそれぞれライトガイド21,22を介して発光素子30及び受光素子40と光学的に接続される。
上記のような構成とされたコネクタではライトガイドユニット20はその連結部23がレセプタクルボディ10の凹部15に圧入固定されることによってレセプタクルボディ10に取り付けられるものとなっており、よってライトガイド21,22には圧入による応力が作用せず、応力によってライトガイド21,22の光学特性が損われるといった問題は発生しない。
また、連結部23はその連結端部25,26がライトガイド21,22と連結されることによってライトガイド21,22との結合面積が小さく抑えられており、これにより連結部23への光の漏洩が抑制されるため、光の伝送効率に優れ、かつクロストークの少ないコネクタが得られるものとなっている。
特開2001−133665号公報
ところで、図10〜13に示したコネクタではレセプタクルボディ10の背面13aに一対のガイド部16が突出形成されて、これらガイド部16が発光素子30及び受光素子40に形成されているガイド穴31,41に係合することによってライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40との光軸合わせ(アライメント)がそれぞれ行われるものとなっているものの、ライトガイド21,22間には連結部23が存在し、かつライトガイド21,22はレセプタクルボディ10の背面13a側から貫通孔14に挿入されるため、ガイド部16を円筒形状とすることはできず、連結部23を避けるべく、ガイド部16は上述したように半円筒形状をなすものとされていた。
従って、このようなガイド部16ではライトガイド21,22を、その全周にわたって保持することができないため、例えばレセプタクルボディ10やライトガイドユニット20に成形歪が生じた場合、ライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40とのアライメントが崩れる虞れがあるものとなっていた。
図14はこの様子を示したものであり、図14Aはレセプタクルボディ10に成形歪が生じた例を示し、図14Bはライトガイドユニット20に成形歪が生じた例を示す。なお、図はいずれも誇張して示している。図中、32,42は発光素子30及び受光素子40にそれぞれ形成されているレンズを示す。
これら図14A,Bに示したように、レセプタクルボディ10やライトガイドユニット20に成形歪が生じると、レセプタクルボディ10に形成されている半円筒形状のガイド部16の中心とライトガイド21,22の各中心との間にズレが生じるといった状況が発生する。一方、ガイド部16は発光素子30及び受光素子40にそれぞれ形成されているガイド穴31,41と係合するため、発光素子30及び受光素子40のレンズ32,42はそれぞれガイド部16の中心に位置することになり、よってライトガイド21,22の中心とは図14A,Bに示したようにズレ、つまりライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40とのアライメントが崩れる。
このようなアライメントの崩れは光結合に大きな損失を生じ、コネクタの光学特性の大幅な悪化を招くことになる。
この発明の目的はこの問題に鑑み、ライトガイドと発光素子及び受光素子とのアライメント(光軸合わせ)が確実に行われるようにし、安定かつ良好な光学特性が得られるようにした双方向光通信用コネクタを提供することにある。
請求項1の発明によれば、送信側光ファイバと受信側光ファイバとを保持した光プラグと接続される双方向光通信用コネクタであって、前面に設けられた凹部内に送信側光ファイバ及び受信側光ファイバがそれぞれ挿入される一対の受承筒が形成され、それら受承筒とそれぞれ連通して背面に開口する一対の貫通孔を備えたレセプタクルボディと、発光素子と受光素子とを保持し、上記背面に装着された素子ホルダと、円柱状をなす一対のライトガイドが連結部を介して一体形成されてなり、それらライトガイドが上記一対の貫通孔にそれぞれ挿入され、それらライトガイドの各一端が上記背面より突出し、それら各一端の端面がそれぞれ発光素子及び受光素子と対向されて、送信側光ファイバ及び受信側光ファイバと発光素子及び受光素子とをそれぞれ光学的に接続するライトガイドユニットとを備えるものにおいて、ライトガイドユニットは上記連結部が上記背面に形成された凹部に圧入されることによって固定され、上記背面より突出したライトガイドに係合する貫通孔を持ち、一対のライトガイドの各一端を保持する一対のアタッチメントをさらに備え、それらアタッチメント発光素子及び受光素子にそれぞれ形成されているガイド穴に挿入位置決めされて、唯一発光素子及び受光素子に保持され、これにより一対のライトガイドと発光素子及び受光素子との光軸合わせが行われる構造とされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、発光素子及び受光素子はガイド穴がアタッチメントにそれぞれ係合するように、スライド可能に素子ホルダに保持されているものとされる。
請求項3の発明では請求項1の発明において、アタッチメントがガイド穴に係合するように、上記貫通孔の上記背面側が拡径されてライトガイドの上記一端側が湾曲可能とされる。
請求項4の発明では請求項1乃至3のいずれかの発明において、2つのアタッチメントが柔軟性を備えた結合部を介して一体形成されているものとされる。
この発明によれば、一対のライトガイドの、発光素子及び受光素子と対向する一端側にアタッチメントが取り付けられて、アタッチメントによりライトガイドの全周が保持され、これらアタッチメントがそれぞれ発光素子及び受光素子のガイド穴に挿入位置決めされて、一対のライトガイドと発光素子及び受光素子との光軸合わせが行われるものとなっており、よって例えばレセプタクルボディやライトガイド(ライトガイドユニット)に成形歪が生じても、従来のようにアライメントが崩れるといった問題は発生しない。
従って、光結合損失が少なく、安定かつ良好な光学特性を有する双方向光通信用コネクタを得ることができる。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。なお、図10〜13と対応する部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図1はこの発明による双方向光通信用コネクタの外観を示したものであり、図2はそのコネクタを各部に分解した状態を示したものである。また、図3はコネクタを一部分解し、図2とは逆に前方側から見た状態を示したものである。
この例では図2に示したようにコネクタは図10〜13に示したコネクタと同様、レセプタクルボディ10とライトガイドユニット20と発光素子30と受光素子40と素子ホルダ50とシールドカバー60とを備え、さらに2つのアタッチメント81を具備するものとなっており、これら2つのアタッチメント81はこの例では結合部82を介して一体形成されているものとされる。
アタッチメント81はライトガイド21,22に取り付けられるものであり、まずアタッチメント81及び結合部82の構造を図4を参照して説明する。
アタッチメント81は円筒状をなすものとされ、その中心には貫通孔81aが形成されている。貫通孔81aの一端側には径小とされた保持部81bが図4Cに示したように形成されており、この保持部81bを挟む両側はさら穴状とされている。
2つのアタッチメント81を連結する結合部82はこの例ではコ字状に延伸された形状とされ、一対の脚部82aとそれらをつなぐ中間部82bとよりなり、一対の脚部82aがそれぞれアタッチメント81に連結されている。
このような構成とされた一対のアタッチメント81及び結合部82は射出成形によって一体形成され、結合部82は断面積が十分小さく、かつアングルを構成するものとすることにより、十分な柔軟性を有するものとされる。
図5は発光素子30の構成を示したものであり、発光素子30は例えばレーザダイオード(LD)が樹脂封止され、その封止樹脂から端子が導出された構造とされている。図5中、33は封止樹脂を示し、34は端子を示す。封止樹脂33にはガイド穴31が形成されており、このガイド穴31の底面より一段下がった面の中央に半球状をなすレンズ32が形成されている。レーザダイオードは図には示していないが、レンズ32と光軸が一致されてレンズ32の奥(下方)に位置されている。なお、ガイド穴31はテーパ形状を有するものとされ、表面に向かって拡径されている。
一方、受光素子40は例えばフォトダイオード(PD)が樹脂封止され、その封止樹脂から発光素子30と同様、端子が導出された構造とされ、この例では図2に示したように発光素子30と対称(線対称)な外形形状を有するものとされる。受光素子40に設けられているガイド穴41は発光素子30のガイド穴31と同様、テーパ形状を有するものとされる。
レセプタクルボディ10の背面13aにはライトガイドユニット20の連結部23の外形形状に対応する凹部15に加え、この例では図2に示したように、2つのアタッチメント81を連結する結合部82の外形形状に対応した凹部18が形成されている。なお、図12に示したような一対のガイド部16はこの例では設けられておらず、つまり背面13a上に突出するものはない。
次に、各部の組み立てについて説明する。
ライトガイド21,22は図6に示したようにレセプタクルボディ10の背面13a側から一対の貫通孔14に挿入され、この際、連結部23が背面13aに形成されている凹部15に圧入されて図7に示したように従来例(非公知先行技術)と同様、突条17によって位置決め固定される。
ライトガイド21,22はその発光素子30及び受光素子40と対向される一端側が図6に示したようにレセプタクルボディ10の背面13aより突出されており、これら一端側にそれぞれアタッチメント81が取り付けられる。アタッチメント81はそれぞれライトガイド21,22に嵌め込まれ、その狭小な保持部81bによってライトガイド21,22を保持する構造とされ、これらアタッチメント81によりライトガイド21,22はそれぞれその一端側の周囲が囲まれ、つまり全周が保持される。なお、一対のアタッチメント81を連結している結合部82は背面13aに形成されている凹部18に図7に示したように収容される。
発光素子30と受光素子40を収容保持した素子ホルダ50はシールドカバー60に収容保持され、このシールドカバー60がレセプタクルボディ10にその背面13a側から装着される。シールドカバー60は図2に示したように一対の係止部61を備えており、これら係止部61がレセプタクルボディ10の両側面に係止されることによってレセプタクルボディ10に取り付けられる。
一対のアタッチメント81は発光素子30及び受光素子40のガイド穴31,41にそれぞれ係合し、これによりライトガイド21,22の端面がそれぞれ発光素子30及び受光素子40と対向される。
このように、この例ではライトガイド21,22にそれぞれ取り付けたアタッチメント81がガイド穴31,41に挿入位置決めされてライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40との光軸合わせが行われるものとなっており、発光素子30及び受光素子40はそれらのガイド穴31,41がアタッチメント81と係合するようにスライド可能に素子ホルダ50に保持され、つまり厳密に位置決め固定されることなく、ある程度のガタをもって素子ホルダ50に保持されている。
上記のような構造を有するコネクタによれば、例えばレセプタクルボディ10やライトガイドユニット20に成形歪が生じても、ライトガイド21,22の全周を保持したアタッチメント81がそれぞれ発光素子30及び受光素子40のガイド穴31,41に誘い込まれて係合することにより、そのような成形歪の影響を受けることなく、ライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40との良好な光軸合わせ(アライメント)が行われるものとなっている。なお、ガイド穴31,41は前述したようにテーパ形状とされているため、アタッチメント81を良好に誘い込むことができる。
図8A,Bは図14A,Bに示した従来例の場合と同様にレセプタクルボディ10に成形歪が生じた例及びライトガイドユニット20に成形歪が生じた例を示したものであり、このような成形歪が生じた場合であっても、図中に矢印で示したように発光素子30及び受光素子40がスライドし、ガイド穴31,41がそれぞれアタッチメント81と係合することによって、ライトガイド21,22の中心はそれぞれレンズ32,42の中心と一致され、即ちアライメントが崩れるといった状況は発生しない。
なお、アタッチメント81は発光素子30や受光素子40以外の部品によって、その動きを制限されず、また結合部82は柔軟性を有するため、結合部82によって2つのアタッチメント81が互いに動きを制限されるといったことも発生せず、よってアタッチメント81は良好にガイド穴31,41に係合することができる。
上述した例では2つのアタッチメント81は結合部82によって連結されて一体化されているが、例えば一体化することなく、別個の(個々独立した)ものとしてもよい。但し、上述した例のように一体化することで部品点数の削減を図ることができる。また、樹脂製としているが、例えば金属製とすることもできる。
なお、アタッチメント81はライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40のガイド穴31,41との径寸法差をうめる外径を有するものとされ、この例では円筒状をなすものとされているが、例えばガイド穴31,41が円形でない場合にはその形状に対応した外形形状とされる。
以上、ライトガイド21,22にアタッチメント81をそれぞれ取り付け、これらライトガイド21,22及びアタッチメント81は固定とし、発光素子30及び受光素子40をスライド可能として、発光素子30及び受光素子40がスライドすることにより、それらのガイド穴31,41にアタッチメント81がそれぞれ係合し、アライメントされるようにした例について説明したが、これとは逆に発光素子30及び受光素子40を固定としてライトガイド21,22を保持したアタッチメント81が動きうる構造とし、ガイド穴31,41に誘い込まれるような構成を採用することもできる。
図9はこのような構成を示したものであり、この例ではライトガイド21,22が挿入されるレセプタクルボディ10の一対の貫通孔14の背面13a側の部分がテーパ形状とされ、つまり背面13aに向かって拡径するテーパ部14aを貫通孔14が有するものとされている。
ライトガイド21,22は発光素子30及び受光素子40と対向する一端側と反対の他端側が貫通孔14に嵌合固定されており、一端側は図に示したように湾曲可能とされ、つまり一端側が動きうる構造とされている。このような構成としても発光素子30及び受光素子40のガイド穴31,41にアタッチメント81は誘い込まれて係合し、よってライトガイド21,22と発光素子30及び受光素子40との光軸合わせ(アライメント)が良好に行われるものとなる。
この発明による双方向光通信用コネクタの一実施例の外観を示す斜視図、Aは背面側から見た図、Bは前面側から見た図。 図1に示した双方向光通信用コネクタの分解斜視図(背面側から見た図)。 図1に示した双方向光通信用コネクタの一部分解した斜視図(前面側から見た図)。 図2における連結された2つのアタッチメントの形状を示す図、Aは正面図、Bは側面図、Cは断面図、Dは底面図、Eは斜視図。 図2における発光素子の形状を示す図、Aは正面図、Bは断面図、Cは斜視図。 図1に示した双方向光通信用コネクタの断面図。 レセプタクルボディにライトガイドユニットが組み込まれ、さらにアタッチメントが取り付けられた状態を示す図。 アタッチメントが発光素子及び受光素子のガイド穴に挿入位置決めされてアライメントが行われる様子を説明するための図、Aはレセプタクルボディに成形歪が生じている場合を示し、Bはライトガイドユニットに成形歪が生じている場合を示す。 この発明による双方向光通信用コネクタの他の実施例を説明するための図。 双方向光通信用コネクタの非公知先行技術の構成を示す断面図。 図10におけるライトガイドユニットの形状を示す図、Aは平面図、Bは正面図、Cは側面図、Dは斜視図。 図10におけるレセプタクルボディの形状を示す図、Aは背面図、Bは斜視図。 図10の双方向光通信用コネクタにおいて、レセプタクルボディにライトガイドユニットが組み込まれた状態を示す図。 Aはレセプタクルボディに成形歪が生じてアライメントが崩れた状態を説明するための図、Bはライトガイドユニットに成形歪が生じてアライメントが崩れた状態を説明するための図。

Claims (4)

  1. 送信側光ファイバと受信側光ファイバとを保持した光プラグと接続される双方向光通信用コネクタであって、
    前面に設けられた凹部内に上記送信側光ファイバ及び受信側光ファイバがそれぞれ挿入される一対の受承筒が形成され、それら受承筒とそれぞれ連通して背面に開口する一対の貫通孔を備えたレセプタクルボディと、
    発光素子と受光素子とを保持し、上記背面に装着された素子ホルダと、
    円柱状をなす一対のライトガイドが連結部を介して一体形成されてなり、それらライトガイドが上記一対の貫通孔にそれぞれ挿入され、それらライトガイドの各一端が上記背面より突出し、それら各一端の端面がそれぞれ上記発光素子及び受光素子と対向されて、上記送信側光ファイバ及び受信側光ファイバと上記発光素子及び受光素子とをそれぞれ光学的に接続するライトガイドユニットとを備えるものにおいて、
    記ライトガイドユニットは上記連結部が上記背面に形成された凹部に圧入されることによって固定され
    上記背面より突出した上記ライトガイドに係合する貫通孔を持ち、上記一対のライトガイドの各一端を保持する一対のアタッチメントをさらに備え
    それらアタッチメント上記発光素子及び受光素子にそれぞれ形成されているガイド穴に挿入位置決めされて、唯一発光素子及び受光素子に保持され、これにより上記一対のライトガイドと上記発光素子及び受光素子との光軸合わせが行われる構造とされていることを特徴とする双方向光通信用コネクタ。
  2. 請求項1記載の双方向光通信用コネクタにおいて、
    上記発光素子及び受光素子は上記ガイド穴が上記アタッチメントにそれぞれ係合するように、スライド可能に上記素子ホルダに保持されていることを特徴とする双方向光通信用コネクタ。
  3. 請求項1記載の双方向光通信用コネクタにおいて、
    上記アタッチメントが上記ガイド穴に係合するように、上記貫通孔の上記背面側が拡径されて上記ライトガイドの上記一端側が湾曲可能とされていることを特徴とする双方向光通信用コネクタ。
  4. 請求項1乃至3記載のいずれかの双方向光通信用コネクタにおいて、
    上記2つのアタッチメントが柔軟性を備えた結合部を介して一体形成されていることを特徴とする双方向光通信用コネクタ。
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