JP2005215131A - 光通信モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子または受光素子と光ファイバーとの光結合効率の良い光通信モジュール部品を実現することを目的とする。
【解決手段】光送受信モジュール部17は同一回路基板11の同一回路基板11面上に光送信を行うための発光素子モジュール部12と光受信を行うための受光素子モジュール部13とが実装されているとともに、その同一回路基板11の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品14が実装されており、光ファイバー挿入スリーブ15は、光送受信モジュール部17に装着されることにより送信用光ファイバー16が発光素子モジュール部12の光軸と一致するように装着可能になるように構成されている。発光素子モジュール部12からの光出力を送信用光ファイバー16を介して検出しながら、光ファイバー挿入スリーブ15と光送受信モジュール部17との光軸を一致させるとともに位置決め固定している。
【選択図】図1
【解決手段】光送受信モジュール部17は同一回路基板11の同一回路基板11面上に光送信を行うための発光素子モジュール部12と光受信を行うための受光素子モジュール部13とが実装されているとともに、その同一回路基板11の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品14が実装されており、光ファイバー挿入スリーブ15は、光送受信モジュール部17に装着されることにより送信用光ファイバー16が発光素子モジュール部12の光軸と一致するように装着可能になるように構成されている。発光素子モジュール部12からの光出力を送信用光ファイバー16を介して検出しながら、光ファイバー挿入スリーブ15と光送受信モジュール部17との光軸を一致させるとともに位置決め固定している。
【選択図】図1
Description
本発明は光送受信部を有する光通信モジュールおよびその製造方法に関するものである。
従来、一般にこの種の光通信モジュール部品は以下のような構成を有していた。すなわち、図3は従来の光通信モジュール部品の構成を示す図である。
図3において、1および2はそれぞれ発光素子モジュールおよび受光素子モジュールであり、回路基板3上に発光素子モジュール1および受光素子モジュール2が半田付けにて実装されている。また、発光素子モジュール1または受光素子モジュール2はケース本体4の挿入スリーブ4aまたは4bに設けられた段差部4cにはめ込まれて、発光素子モジュール1または受光素子モジュール2が挿入スリーブ4aまたは挿入スリーブ4bと外形規正により位置決め固定されている。
そして、ケース本体4に設けられた挿入スリーブ4aおよび4bに双方向光コネクタ(図示せず)を挿入し、双方向光コネクタに備えられた2本の光ファイバと発光素子モジュール1及び受光素子モジュール2とが接続できるように構成されている。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献としては、例えば特許文献1がある。
特開2001−7402号公報
しかしながら、上記従来の構成では、発光素子モジュール1または受光素子モジュール2の外形規正により、光ファイバー挿入スリーブ4a,4bとの位置決めをしていたために、発光素子モジュール1内の発光素子または受光素子モジュール2内の受光素子の実装位置のばらつきにより、光ファイバーと発光素子または受光素子の光軸ずれが大きく、光ファイバーとの光結合効率が劣化する課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、発光素子または受光素子と光ファイバーとの光結合効率の良い光通信モジュール部品を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光通信モジュール部品は、光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールであって、前記発光素子モジュール部からの光出力を前記送信用光ファイバーを介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに位置決め固定させる光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールであって、前記光送受信モジュール部は、同一回路基板の同一回路基板面上に光送信を行うための発光素子モジュール部と光受信を行うための受光素子モジュール部とが実装されているとともに、その同一回路基板の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品が実装されており、前記光ファイバー挿入スリーブは、前記光送受信モジュール部に装着されることにより送信用光ファイバーが前記発光素子モジュール部の光軸と一致するように装着可能になるように構成されており、前記発光素子モジュール部からの光出力を前記送信用光ファイバーを介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに位置決め固定させることを特徴としたものである。
この構成により、発光素子からの光出力を光ファイバー挿入スリーブに挿入された光ファイバーに効率良く入射することができるものである。
また、本発明は、特に、光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールであって、前記光送受信モジュール部は、同一回路基板の同一回路基板面上に光送信を行うための発光素子モジュール部と光受信を行うための受光素子モジュール部とが実装されているとともに、その同一回路基板の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品が実装されており、前記光ファイバー挿入スリーブは、前記光送受信モジュール部に装着されることにより受信用光ファイバーが前記受光素子モジュール部の光軸と一致するように装着可能になるように構成されており、前記受信用光ファイバーからの光入力を前記受光素子モジュール部を介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに位置決め固定させることを特徴とするものであり、この構成により、光ファイバー挿入スリーブに挿入された光ファイバーからの光出力を受光素子へ効率良く入射することができるものである。
また、本発明は、特に、予め光ファイバー挿入スリーブの所定位置に光硬化性または熱硬化性の接着剤を塗布しておき、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸が一致した際に、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部を接触させるとともに、光または熱を加えることにより前記接着剤を硬化させて前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部とを位置決め固定することを特徴とするものであり、この構成により、光ファイバー挿入スリーブと光送受信モジュール部との光軸を一致させ、固定することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブの材質をガラスの含有率20%〜40%のPBTまたはPPSとすることを特徴とするものであり、この構成により、挿入スリーブの強度を上げ、光ファイバーとの耐磨耗性を向上することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブの材質をカーボンの含有率20%〜30%の導電性樹脂とすることを特徴とするものであり、この構成により、挿入スリーブを回路基板上のGNDに接続することにより、シールド効果を持ち、発光素子および受光素子の外部からのノイズの影響を低減することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブの材質を熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂とすることを特徴とするものであり、この構成により、挿入スリーブを樹脂金型成形品とし、安価な挿入スリーブを提供できるものである。
また、本発明は、特に、発光モジュール部および受光モジュール部と光ファイバー挿入スリーブの装着部には光軸調整用の隙間しろを持つことを特徴とするものであり、この構成により、発光素子および受光素子の実装位置のばらつきがあっても前記隙間しろを実装位置ばらつき以上の寸法とし、発光素子および受光素子と光ファイバー挿入スリーブの光軸を一致することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブの送信側は装着ファイバーの種類に応じた光量調整用アパーチャーを設けたことを特徴とするものであり、この構成により、アパーチャー径を光ファイバーのコア径以下にすれば、光ファイバーに入力する光量を調整することができるものである。
また、本発明は、特に、アパーチャー径を光ファイバーPCFコア径φ0.2mm〜光ファイバーPOFコア径φ0.98mmの範囲で設定することを特徴とするものであり、この構成により、本光通信モジュールに接続される光ファイバーがPCF光ファイバーおよびPOF光ファイバーの場合、PCF光ファイバーおよびPOF光ファイバーのコア径はそれぞれ200μm、980μmとコア径の差があるため、光ファイバーに入力される光径が200μm以上であれば、POFに入力される光量はPCFに入力される光量より大きくなるが、前記アパーチャーの径を200μm〜980μmの間で設定すれば、PCFとPOFに入力される光量の比を設定することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブの受信側にアパーチャーを設け、前記アパーチャー径は受光素子の受光部径より小さくしたことを特徴とするものであり、この構成により、受光素子に入力する光量を調整することができるものである。
また、本発明は、特に、送信側挿入スリーブと受信側挿入スリーブのピッチは2芯光ファイバーコネクターのピッチに合わせたことを特徴とするものであり、この構成により、2芯光ファイバーコネクターを送信側挿入スリーブと受信側挿入スリーブに精度良く装着することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブの光ファイバー挿入側にテーパーを設けたことを特徴とするものであり、この構成により、光ファイバーを挿入スリーブに挿入する際にスムーズに挿入することができるものである。
また、本発明は、特に、ケース本体、挿入スリーブ、カバーおよび回路基板の4点のパーツからなることを特徴とするものであり、この構成により、回路基板上の発光素子または受光素子の光軸に挿入スリーブを一致固定し光送受信モジュール部を形成し、前記モジュール部の挿入スリーブをケース本体に挿入し、その後、カバーを装着固定して光通信モジュールを形成することにより、組立を容易にし、工数を低減することができるものである。
また、本発明は、特に、ケース本体と挿入スリーブおよびケース本体とカバーの固定に樹脂接着剤を用いたことを特徴とするものであり、この構成により、ケース本体と挿入スリーブおよびケース本体とカバーの固定の組立作業を容易にすることができるものである。
また、本発明は、特に、ケース本体とカバーの固定は爪と穴の係りによって固定されることを特徴とするものであり、この構成により、ワンタッチでケース本体とカバー固定できるため、組立工数を低減することができるものである。
また、本発明は、特に、回路基板とカバー間に光軸調整用の隙間しろを持つことを特徴とするものであり、この構成により、回路基板上の発光素子または受光素子と挿入スリーブの光軸調整した際に発生する回路基板と挿入スリーブとの位置ずれがあっても、回路基板とカバー間の隙間により、カバーを装着する際のカバーと回路基板との干渉を防止することができるものである。
また、本発明は、特に、光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールの製造方法であって、同一基板の同一基板面上に光送信を行うための発光素子モジュール部および光受信を行うための受光素子モジュール部を形成するとともに、その同一基板の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品を実装して光送受信モジュール部を形成する工程と、送信用光ファイバーが前記発光素子モジュール部の光軸と一致するように、かつ受信用光ファイバーが前記受光素子モジュール部の光軸と一致するように、前記光ファイバー挿入スリーブを前記光送受信モジュール部に装着する工程とを有し、前記光ファイバー挿入スリーブの前記光送受信モジュール部への装着の際に、前記発光素子モジュール部からの光出力を前記送信用光ファイバーを介して検出しながら、または前記受信用光ファイバーからの光入力を前記受光素子モジュール部を介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに、その状態で位置決め固定させたことを特徴とするものであり、この構成により、光ファイバー挿入スリーブと光送受信モジュール部との光軸を一致させ、固定することができるものである。
また、本発明は、特に、予め光ファイバー挿入スリーブの所定位置に光硬化性または熱硬化性の接着剤を塗布しておき、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸が一致した際に、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部を接触させるとともに、光または熱を加えることにより前記接着剤を硬化させて前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部とを位置決め固定することを特徴とするものであり、この構成により、光ファイバー挿入スリーブと光送受信モジュール部との光軸を一致させ、接着剤により固定することができるものである。
また、本発明は、特に、光ファイバー挿入スリーブを光ファイバー挿入スリーブ保持具で真空吸着またはチャッキングにより保持し、前記保持具を光軸の垂直面上で移動させ、光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させることを特徴とするものであり、この構成により、光ファイバー挿入スリーブと光送受信モジュール部との光軸を一致させ、固定することができるものである。
以上のように、本発明によれば、発光素子または受光素子と光ファイバーとの光結合効率の良い光通信モジュール部品を実現することができるものである。
以下、本発明の光通信モジュール部品の一実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の光通信モジュールの構成を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面図、(c)は上面断面図、(d)は分解斜視図である。
図1において、11は回路基板であり、回路基板11の同一基板面上にはLED,LD,VCSEL等の発光素子からなる発光素子モジュール部12とPIN−PD,APD等の受光素子からなる受光素子モジュール部13が実装されており、この発光素子モジュール部12と受光素子モジュール部13とで光送受信モジュール部17を構成している。また回路基板11の裏面には、電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品14がメインに実装されている。
15は光ファイバー挿入スリーブであり、ガラスの含有量が20%〜40%のPBTまたはPPSから、あるいは、カーボンの含有量が20%〜30%の導電性樹脂から構成されており、これらの樹脂は熱可塑性または熱硬化性の特徴を有している。また光ファイバー挿入スリーブ15は、外部から光ファイバー16を挿入した際に、発光素子モジュール部12および受光素子モジュール部13のそれぞれの光軸と一致するように光送受信モジュール部17の回路基板11に装着固定されている。
また、発光素子モジュール部12および受光素子モジュール部13と光ファイバー挿入スリーブ15の装着部には光軸調整用隙間しろ24が設けられている。さらに、回路基板11に装着固定された光ファイバー挿入スリーブ15を挿入する穴を設けたケース本体22に光ファイバー挿入スリーブ15を挿入し、回路基板11上の光ファイバー挿入スリーブ15装着面と反対面よりカバー23がケース本体22に装着固定されている。挿入スリーブ15とケース本体22との固定には接着剤を使用している。また、ケース本体22とカバー23との固定には接着剤を使用している。
尚、ケース本体22とカバー23との固定にはカバーに設けられた爪27とケース本体に設けられた穴28の係りによってケース本体22とカバー23を固定することもできる。また、回路基板11とカバー23間には光軸調整用隙間しろ25が設けられている。また、光ファイバー挿入スリーブ15の送信側には光量を調整するためのアパーチャー26aが、光ファイバー挿入スリーブ15の受信側には光量を調整するためのアパーチャー26bが設けられている。
尚、光ファイバーにPCFとPOFを使用する際、送信側アパーチャー26aの径はφ0.2mm〜φ1.0mmにすることにより、PCFとPOFに入力する光量設定をすることができる。さらに、受信側アパーチャー26bの径は受光素子モジュール13内の受光素子の受光径より小さくすることにより、受光素子に入力される光量を設定することができる。また、光ファイバー挿入スリーブ15の送信側スリーブ15aと受信側スリーブ15bのピッチは2芯光ファイバーコネクター16aの光ファイバー16のピッチに合わせたものとなっている。
次に、光送受信モジュール部17と光ファイバー挿入スリーブとの光軸調整方法について図2を用いて説明する。図2は本発明の光通信モジュールの光軸調整方法を説明するための図であり、(a)は正面図、(b)は上面断面図、(c)は側面断面図である。
まず、回路基板11に発光素子モジュール部12、受光素子モジュール部13および各種回路部品14を実装して光送受信モジュール部17を形成する。次にこの光送受信モジュール部17を回路基板保持具18にセットし、光ファイバー挿入スリーブ15を光軸調整用保持具19で真空吸着またはチャッキングにより保持して光送受信モジュール部17上に移動させる。
次に、光ファイバー16の一方を光ファイバー挿入スリーブ15に挿入するとともに、他方を光出力測定器20に接続し、さらに光送受信モジュール部17にその端子17aを介して外部電気信号を入力することにより発光素子モジュール部12を発光させる。
ここで、発光素子モジュール部12で発光した光を光ファイバー16を介して光出力測定器20に入力し、その光入力が最大になるように光軸調整用保持具19を光軸に対してXY軸上に移動させる。そして光入力が最大になったところで光ファイバー挿入スリーブを固定する。
なお、予め光ファイバー挿入スリーブ15の周囲には紫外線硬化性または熱硬化性の接着剤21が塗布されているため、光入力が最大になったところで紫外線を照射することにより、または熱を加えることにより光ファイバー挿入スリーブ15が非常に簡単にかつ確実に位置決め固定される。これにより、光ファイバー挿入スリーブ15の光軸と発光素子モジュール部12の光軸を確実に一致させることができるため、外部から光ファイバー16を挿入した際に、この光ファイバーと発光素子モジュール部12の光軸を確実に一致させることができる。その際、光ファイバー挿入スリーブ15は保持する光軸調整用保持具19によって真空吸着またはチャッキングすることにより、また、本実施の形態では光ファイバー16を発光素子モジュール部12側の光ファイバー挿入スリーブ15に挿入して光軸調整を行っているが、これを逆に受光素子モジュール部13側の光ファイバー挿入スリーブ15に挿入するとともに、光ファイバ16側から光を発光させて受光素子モジュール部13でそれを受光してその電気変換された受光電力を受光電力測定器に入力し、その受光電力が最大になるように光軸調整用保持具19を光軸に対してXY軸上に移動させることにより、光ファイバー16と受光素子モジュール部12の光軸を確実に一致させることもできる。
本発明の光通信モジュール部品は、発光素子または受光素子と光ファイバーとの光結合効率の良い光通信モジュール部品として有用である。
1 発光素子モジュール
2 受光素子モジュール
3 回路基板
4 ケース本体
4a 挿入スリーブ
4b 挿入スリーブ
11 回路基板
12 発光素子モジュール部
13 受光素子モジュール部
14 回路部品
15 光ファイバー挿入スリーブ
15a 送信側スリーブ
15b 受信側スリーブ
16 光ファイバー
16a 光ファイバーコネクター
17 光送受信モジュール部
17a 端子
18 回路基板保持具
19 光軸調整用保持具
20 光出力測定器
21 接着剤
22 ケース本体
23 カバー
24 光軸調整用隙間しろ
25 光軸調整用隙間しろ
26a アパーチャー
26b アパーチャー
27 爪
28 穴
2 受光素子モジュール
3 回路基板
4 ケース本体
4a 挿入スリーブ
4b 挿入スリーブ
11 回路基板
12 発光素子モジュール部
13 受光素子モジュール部
14 回路部品
15 光ファイバー挿入スリーブ
15a 送信側スリーブ
15b 受信側スリーブ
16 光ファイバー
16a 光ファイバーコネクター
17 光送受信モジュール部
17a 端子
18 回路基板保持具
19 光軸調整用保持具
20 光出力測定器
21 接着剤
22 ケース本体
23 カバー
24 光軸調整用隙間しろ
25 光軸調整用隙間しろ
26a アパーチャー
26b アパーチャー
27 爪
28 穴
Claims (19)
- 光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールであって、前記光送受信モジュール部は、同一回路基板の同一回路基板面上に光送信を行うための発光素子モジュール部と光受信を行うための受光素子モジュール部とが実装されているとともに、その同一回路基板の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品が実装されており、前記光ファイバー挿入スリーブは、前記光送受信モジュール部に装着されることにより送信用光ファイバーが前記発光素子モジュール部の光軸と一致するように装着可能になるように構成されており、前記発光素子モジュール部からの光出力を前記送信用光ファイバーを介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに位置決め固定させることを特徴とする光通信モジュール。
- 光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールであって、前記光送受信モジュール部は、同一回路基板の同一回路基板面上に光送信を行うための発光素子モジュール部と光受信を行うための受光素子モジュール部とが実装されているとともに、その同一回路基板の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品が実装されており、前記光ファイバー挿入スリーブは、前記光送受信モジュール部に装着されることにより受信用光ファイバーが前記受光素子モジュール部の光軸と一致するように装着可能になるように構成されており、前記受信用光ファイバーからの光入力を前記受光素子モジュール部を介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに位置決め固定させることを特徴とする光通信モジュール。
- 予め光ファイバー挿入スリーブの所定位置に光硬化性または熱硬化性の接着剤を塗布しておき、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸が一致した際に、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部を接触させるとともに、光または熱を加えることにより前記接着剤を硬化させて前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部とを位置決め固定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 光ファイバー挿入スリーブの材質をガラスの含有率20%〜40%のPBTまたはPPSとする請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 光ファイバー挿入スリーブの材質をカーボンの含有率20%〜30%の導電性樹脂とする請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 光ファイバー挿入スリーブの材質を熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂とする請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 発光モジュール部および受光モジュール部と光ファイバー挿入スリーブの装着部には光軸調整用の隙間しろを持つことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 光ファイバー挿入スリーブの送信側は装着ファイバーの種類に応じた光量調整用アパーチャーを設けた請求項1記載の光通信モジュール。
- アパーチャー径を光ファイバーPCFコア径φ0.2mm〜光ファイバーPOFコア径φ1.0mmの範囲で設定する請求項8記載の光通信モジュール。
- 光ファイバー挿入スリーブの受信側にアパーチャーを設け、前記アパーチャー径は受光素子の受光部径より小さくした請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 送信側挿入スリーブと受信側挿入スリーブのピッチは2芯光ファイバーコネクターのピッチに合わせた請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- 光ファイバー挿入スリーブの光ファイバー挿入側にテーパーを設けた請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- ケース本体、挿入スリーブ、カバーおよび回路基板の4点のパーツからなる請求項1または請求項2記載の光通信モジュール。
- ケース本体と挿入スリーブおよびケース本体とカバーの固定に樹脂接着剤を用いた請求項13記載の光通信モジュール。
- ケース本体とカバーの固定は爪と穴の係りによって固定される請求項13記載の光通信モジュール。
- 回路基板とカバー間に光軸調整用の隙間しろを持つことを特徴とする請求項13記載の光通信モジュール。
- 光軸が一致するように光ファイバー挿入スリーブが光送受信モジュール部に装着された光通信モジュールの製造方法であって、同一基板の同一基板面上に光送信を行うための発光素子モジュール部および光受信を行うための受光素子モジュール部を形成するとともに、その同一基板の裏面上に電気信号を光信号に変換するとともに光信号を電気信号に変換するための回路部品を実装して光送受信モジュール部を形成する工程と、送信用光ファイバーが前記発光素子モジュール部の光軸と一致するように、かつ受信用光ファイバーが前記受光素子モジュール部の光軸と一致するように、前記光ファイバー挿入スリーブを前記光送受信モジュール部に装着する工程とを有し、前記光ファイバー挿入スリーブの前記光送受信モジュール部への装着の際に、前記発光素子モジュール部からの光出力を前記送信用光ファイバーを介して検出しながら、または前記受信用光ファイバーからの光入力を前記受光素子モジュール部を介して検出しながら、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させるとともに、その状態で位置決め固定させたことを特徴とする光通信モジュールの製造方法。
- 予め光ファイバー挿入スリーブの所定位置に光硬化性または熱硬化性の接着剤を塗布しておき、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸が一致した際に、前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部を接触させるとともに、光または熱を加えることにより前記接着剤を硬化させて前記光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部とを位置決め固定することを特徴とする請求項17記載の光通信モジュールの製造方法。
- 光ファイバー挿入スリーブを光ファイバー挿入スリーブ保持具で真空吸着またはチャッキングにより保持し、前記保持具を光軸の垂直面上で移動させ、光ファイバー挿入スリーブと前記光送受信モジュール部との光軸を一致させる請求項17記載の光通信モジュールの製造方法。
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-
2004
- 2004-01-28 JP JP2004019596A patent/JP2005215131A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101060797B1 (ko) | 2005-12-21 | 2011-08-30 | 호시덴 가부시기가이샤 | 쌍방향 광통신용 커넥터 |
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