JP4843436B2 - サブモジュール - Google Patents
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SC形光コネクタの外形寸法等については、IEC 61754−4、TIA/EIA−604−3A、JIS C 5973の各規格にそれぞれ規定がある。
FC形光コネクタの外形寸法等については、IEC 61754−13、TIA/EIA−604−4A、JIS C 5970の各規格にそれぞれ規定がある。
MU形光コネクタの外形寸法等については、IEC 61754−6、TIA/EIA−604−17、JIS C 5983の各規格にそれぞれ規定がある。
LC形光コネクタの外形寸法等については、IEC 61754−20、TIA/EIA−604−10Aの各規格にそれぞれ規定がある。
また各光コネクタはハウジングの外形寸法についてもIEC規格、JIS規格またはTIA/EIA規格にて規定されており、アダプタとの適合が図られている。
しかし一方で、光コネクタの接続先を、例えばMU形アダプタからLC形アダプタ、またはLC形アダプタからMU形アダプタなどに繋ぎ替える場合は、その都度光ファイバの先端を切り落とすなどしてフェルールを含むサブアセンブリの一切を光ファイバから取り外し、さらに別規格のサブアセンブリやハウジングを当該光ファイバの先端に再装着しなおさなければならないという問題がある。
すなわち、例えばフェルール外径が1.25mmのMU形光コネクタについていえば、つまみと呼ばれる略直方体形状のハウジングの最大外形が6.6mm×4.35mm、その内部に収納されるプラグフレームのラッチ部の矩形断面の最大外形が4.75mm×3.7mm、薄肉部で3.95mm四方と規定され、さらにプラグフレームの内側に形成されるスリーブ挿入用の円形溝の内径が2.6mm、などと段階的に寸法が規定されている(IEC 61754−6)。
一方、フェルール外径が同じく1.25mmのLC形光コネクタについては、ハウジング内部にプラグフレームを介装しない方式であることからハウジング(プラグハウジング)の外形および内形の規格寸法はMU形とはまったく異なるものとなっている(IEC 61754−20)。
このため、プラグフレームやプラグハウジングの内部に装着されるサブアセンブリは、該フレーム等の内部形状の規定寸法によってその最大外形が制約される。またサブアセンブリの内部に収納されるフェルールや、フェルールよりも少なくとも太径に形成される必要のあるフランジ状の金属ホルダなどの寸法、およびシェル自身の肉厚によって、これらを包絡するサブアセンブリの最小内形も制約される。このため、上記最大外形と最小内形との両立が求められるシェルは、その形状や寸法についての設計自由度がきわめて乏しくなる。
(1)軸方向に光ファイバを挿通するための貫通孔を有し、前記軸方向の一端と他端とが互いに直径の異なる太径部と細径部とを備えた円柱状に形成された段つきフェルールを、シェルをケーシングとしてその先端に備え、MU形光コネクタのプラグフレーム、LC形光コネクタのプラグハウジングに装着可能なサブモジュールであって、シェルには前記MU形光コネクタのプラグフレーム、LC形光コネクタのプラグハウジングに対して軸回り及び軸方向へのサブモジュールの移動を抑制するための、ラッチと後端部の固定ニップルとが設けられ、段つきフェルールは、前記太径部の直径がIEC規格、JIS規格またはTIA/EIA規格にて規定された1.249±0.0005mm、細径部の直径が1.0mm以下であり、段つきフェルールを、太径部を先端側に突出させ、細径部をシェルに対して軸方向の基端側に摺動可能なホルダによって保持固定するとともに、軸方向の弾性力を付与してサブモジュール内で保持してなる、MU形光コネクタのプラグフレーム、LC形光コネクタのプラグハウジングに装着可能なサブモジュール;
(2)軸方向に光ファイバを挿通するための貫通孔を有し、前記軸方向の一端と他端とが互いに直径の異なる太径部と細径部とを備えた円柱状に形成された段つきフェルールを、シェルをケーシングとしてその先端に備え、SC形光コネクタ、FC形光コネクタのハウジングに装着可能なサブモジュールであって、シェルには前記SC形光コネクタ、FC形光コネクタのハウジングに対して軸回り及び軸方向へのサブモジュールの移動を抑制するための、ラッチと後端部の固定ニップルとが設けられ、段つきフェルールは、前記太径部の直径がIEC規格、JIS規格またはTIA/EIA規格にて規定された2.499±0.0005mm、細径部の直径が1.0mm以下であり、段つきフェルールを、太径部を先端側に突出させ、細径部をシェルに対して軸方向の基端側に摺動可能なホルダによって保持固定するとともに、軸方向の弾性力を付与してサブモジュール内で保持してなる、SC形光コネクタ、FC形光コネクタのハウジングに装着可能なサブモジュール;
(3)段つきフェルールの細径部の直径が0.8±0.1mmである上記(1)または(2)に記載のサブモジュール;
を要旨とする。
また比較的大型のSC形やFC形の光コネクタについては、プラグフレームやプラグハウジングの内部形状にさらに寸法的な余裕があることから、これらに対しても共通のサブモジュールを提供することが可能である。
また外径2.5mmの太径部を先端側に突出させ、細径部をサブモジュールで保持する態様とすれば、SC形光コネクタまたはFC形光コネクタのハウジングを任意で選択して着脱自在に装着することができるため、それぞれの規格に適合するアダプタに対して繋ぎ替え自在となる。
ただし本発明にかかるフェルール10では、大径の太径部11と小径の細径部12の間に、これらの中間太さを持つ所定長さの接合部が存在していてもよい。すなわち図1に例示するフェルール10では太径部11と細径部12とは段差16によって明確に区分されているが、本発明の目的を達成する限りにおいて、太径部11と細径部12との間で徐々に径が変化するテーパー状の領域が接合部として存在してもよい。
一方、同図(c)はサブモジュール20がプラグフレーム51の内部に装着されたMU形光コネクタ50の正面図、同図(d)はそのD−D断面図である。MU形光コネクタ50は、つまみとよばれるラッチ部を備えるハウジング(図示せず)に嵌装された状態で、アダプタ(図示せず)にラッチ固定される。プラグフレーム51およびラッチ式ハウジングはIEC 61754−6に規定の外形および内形寸法を有し、一般にプラスチック材料からなる。
具体的には、LC形光コネクタ40を用いてLC形アダプタに接続されていた光ファイバを、MU形アダプタに接続しなおす場合、光ファイバの先端に装着されたプラグハウジング41を脱着し、次にプラグフレーム51およびハウジングをこの順に装着するだけで、MU形光コネクタ50を得ることができる。
またMU形光コネクタ50からLC形光コネクタ40に交換する場合も同様である。
またサブモジュール20を構成する金属ホルダ32、リミッタ33、スプリング34、固定ニップル35は、図2に示す先の実施の形態と同一構成である。
11 太径部
12 細径部
20 サブモジュール
31 シェル
32 金属ホルダ
40 LC形光コネクタ
41 プラグハウジング
50 MU形光コネクタ
51 プラグフレーム
Claims (3)
- 軸方向に光ファイバを挿通するための貫通孔を有し、前記軸方向の一端と他端とが互いに直径の異なる太径部と細径部とを備えた円柱状に形成された段つきフェルールを、シェルをケーシングとしてその先端に備え、MU形光コネクタのプラグフレーム、LC形光コネクタのプラグハウジングに装着可能なサブモジュールであって、シェルには前記MU形光コネクタのプラグフレーム、LC形光コネクタのプラグハウジングに対して軸回り及び軸方向へのサブモジュールの移動を抑制するための、ラッチと後端部の固定ニップルとが設けられ、段つきフェルールは、前記太径部の直径がIEC規格、JIS規格またはTIA/EIA規格にて規定された1.249±0.0005mm、細径部の直径が1.0mm以下であり、段つきフェルールを、太径部を先端側に突出させ、細径部をシェルに対して軸方向の基端側に摺動可能なホルダによって保持固定するとともに、軸方向の弾性力を付与してサブモジュール内で保持してなる、MU形光コネクタのプラグフレーム、LC形光コネクタのプラグハウジングに装着可能なサブモジュール。
- 軸方向に光ファイバを挿通するための貫通孔を有し、前記軸方向の一端と他端とが互いに直径の異なる太径部と細径部とを備えた円柱状に形成された段つきフェルールを、シェルをケーシングとしてその先端に備え、SC形光コネクタ、FC形光コネクタのハウジングに装着可能なサブモジュールであって、シェルには前記SC形光コネクタ、FC形光コネクタのハウジングに対して軸回り及び軸方向へのサブモジュールの移動を抑制するための、ラッチと後端部の固定ニップルとが設けられ、段つきフェルールは、前記太径部の直径がIEC規格、JIS規格またはTIA/EIA規格にて規定された2.499±0.0005mm、細径部の直径が1.0mm以下であり、段つきフェルールを、太径部を先端側に突出させ、細径部をシェルに対して軸方向の基端側に摺動可能なホルダによって保持固定するとともに、軸方向の弾性力を付与してサブモジュール内で保持してなる、SC形光コネクタ、FC形光コネクタのハウジングに装着可能なサブモジュール。
- 段つきフェルールの細径部の直径が0.8±0.1mmである請求項1または2記載のサブモジュール。
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