JP4364111B2 - 径変換用光接続アダプタ - Google Patents

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本発明は、フェルール径の異なる光コネクタ同士を接続する際に用いる径変換用光接続アダプタに関する。
光ファイバ通信技術は著しい発展を遂げており、光ファイバ応用の各種装置、機器は、既に多数設置されている。これら、既設の装置に用いられている光コネクタ、光レセプタクルは、φ2.5mmのフェルールを持つSC型の光コネクタが主流であった。しかしながら、近年、その半分の直径であるφ1.25mmのフェルールを用いたMU型もしくはLC型光コネクタが登場し、これらを既設の装置に用いられているφ2.5mmのフェルールを持つ光コネクタに接続する必要性が生じてきている。
図2は、このような場合の従来の接続方式を説明するための概略図である。図に示されているように、変換コード60は、短い光ファイバ60aの両端に既設の光アダプタ62に、接続することが予定されていた光ファイバのプラグと同一構造のプラグ60bと、接続しようとする光ファイバ64のプラグ64aと同一構造のプラグ60cとをそれぞれ配設したものである。また、光アダプタ66は、同一直径のフェルールを内蔵するプラグ同志を接続する汎用のもので、変換コード60のプラグ60cと光ファイバ64のプラグ64aとを接続するものであった。かかる変換コード60及びアダプタ66を用いて、変換コード60のプラグ60bを光アダプタ62に接続し、一方、アダプタ66を用いて変換コード60のプラグ60cと接続しようとする光ファイバ64のプラグ64aとを接続する。これにより、既設の光コネクタに、接続することが予定されていたプラグとは直径の異なるフェルールを有するプラグを接続するものであった(特許文献1参照)。
また、図3は従来の径変換用の光接続アダプタを示し、中心軸を同一とする大径円筒部52aと小径円筒部52bからなり、上記中心軸上に沿って光ファイバ53を一貫内通した径変換用フェルール52の両端にそれぞれ一端を外嵌した二割スリーブ56,57の突出他端に光コネクタプラグを挿嵌保持する嵌合スリーブ54,55の軸心円筒部54b、55bを外嵌してアダプタハウジング51中に納めていた。この径変換用フェルール52は単一の部材からなり、貫通孔、片端および他端の各端面、大径円筒部52a、小径円筒部52bを成形、加工等で形成しており、貫通孔に光ファイバ53を挿入固定し、両端面を光ファイバとともに研磨仕上げされている(特許文献2参照)。
特開2001−281495号公報 特開平5−88043号公報
ところが、従来の図2に示す接続方式は、変換コード60とアダプタ66という2つの部品を用いるため、コストが高くなると共に接続が繁雑であるという欠点を有している。また、接続する光ファイバの数が多くなると、接続部位に多数の変換コード60が錯綜して存在することになり、見栄えが悪いと共に配線ミスの原因となっていた。更に接続箇所が2ヶ所増える為に接続損失及び反射減衰量が大きくなるという問題があった。
次に、図3に示す従来の接続方式では、径変換用フェルール52は軸方向に長く、また要求される寸法精度が貫通孔と大径円筒部52a外周との同心度および貫通孔と小径円筒部52b外周の同心度、共に1μm以内でなければならなかった。この理由は両端面において、接続すべき大小のコネクタのフェルールと径変換用フェルール52との位置ずれが生じ、その結果接続損失を増大させる原因となるからである。
光接続アダプタ内に納められているフェルールを弾性的に保持する一般的な円筒体の割スリーブ56、57は、保持する一対のフェルールは共に軸方向に同一の長さを有することが必要であった。そのため、異なった内径の2つの割スリーブ56,57を光接続アダプタ内に内蔵しているためコネクタ自体が軸方向に長いものとなっていた。
本発明の一つの態様によれば、径変換用光接続アダプタは、径変換用フェルールと、光ファイバと、第1割スリーブと、第2割スリーブと、第1嵌合スリーブと、第2嵌合スリーブと、中間ハウジングと、アダプタハウジングとを備えている。径変換用フェルールは、軸方向に貫通孔を有するとともに一端に小径円筒部と他端に大径円筒部を有する。光ファイバは、貫通孔に保持されている。第1割スリーブは、一端にツバ部を有するとともに、該ツバ部側で径変換用フェルールの小径円筒部を保持する。第2割スリーブは、一端にツバ部を有するとともに、該ツバ部側でフェルールの大径円筒部を保持する。第1嵌合スリーブは、第1割スリーブの他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するためのものである。第2嵌合スリーブは、第2割スリーブの他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するためのものである。中間ハウジングは、第1嵌合スリーブの開口寸法に対応した開口寸法を有する第1の部分と、第1割スリーブのツバ部の径寸法に対応した開口寸法を有する第2の部分と、第2割スリーブのツバ部の径寸法に対応した開口寸法を有する第3の部分とを含んでおり、第1の部分および第2の部分において第1割スリーブのツバ部を保持しているとともに、第3の部分において第2割スリーブのツバ部を保持している。アダプタハウジングは、第1嵌合スリーブと第2嵌合スリーブと中間ハウジングとを保持している。
本発明のフェルール径変換用光接続アダプタによれば、軸方向に貫通孔を有するとともに一端に小径円筒部と他端に大径円筒部を有する径変換用フェルールと、上記貫通孔に保持した光ファイバと、一端にツバ部を有するとともに該ツバ部側で上記径変換用フェルールの小径円筒部を保持する第1スリーブと、一端にツバ部を有するとともに該ツバ部側で上記フェルールの大径円筒部を保持する第2スリーブと、上記第1スリーブの他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するための第1嵌合スリーブと、上記第2スリーブの他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するための第2嵌合スリーブとからなることにより、それぞれの割スリーブの軸方向の長さを短く出来、さらには径変換用フェルールも軸方向に短くできることにより、径変換用フェルールの同心度の高精度化が可能となり、接続損失を小さくできる。また、光接続アダプタ自体の軸方向の長さを短尺化できる。したがって、フェルール径変換用光接続アダプタの小型、軽量化が可能となり、上記アダプタを取り付けるラック等の耐荷重の軽減ができる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて説明する。
図1は、本発明の径変換用光接続アダプタの一実施形態を示す断面図である。
本発明の径変換用光接続アダプタは、軸方向に貫通孔を有するとともに一端に小径円筒部2aと他端に大径円筒部2bを有する径変換用のフェルール2と、上記貫通孔に保持した光ファイバ3と、一端にツバ部4aを有するとともに該ツバ部4a側で上記径変換用フェルール1の小径円筒部2aを保持する第1割スリーブ4と、一端にツバ部6aを有するとともに該ツバ部6a側で上記フェルール2の大径円筒部2bを保持する第2割スリーブ6と、上記第1割スリーブ4の他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するための第1嵌合スリーブ5と、上記第2スリーブ6の他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するための第2嵌合スリーブ7とからなり、第1嵌合スリーブ5、第2嵌合スリーブ7には、それぞれ直径の異なる光コネクタプラグを保持するためのプラスチックからなるフック5a、7aと、軸心円筒部5b、7bが設けられており、中間ハウジング8により上記第1割スリーブ4、第2割スリーブ6を保持し、さらに、これら各部材がプラスチックからなるハウジング1の内部に納められている。
また、上記フェルール2の材質は、上記割スリーブ同様にプラスチック、金属、セラミック、ガラス等を用いることができるが、好ましくは強度、耐摩耗性等の理由によりセラミックが良く、その中でもジルコニアセラミックが更に望ましい。また、上記第1割スリーブ4、第2割スリーブ6の材質は、プラスチック、金属、セラミック、ガラス等を用いることができるが、好ましくは強度、耐摩耗性等の理由によりセラミックが良く、その中でもジルコニアセラミックが更に望ましい。
本発明のフェルール径変換用光接続アダプタは、図1に示すように径変換用のフェルール2の小径円筒部2aを保持する第1割スリーブ4と、大径円筒部2bを保持する第2割スリーブ6とが、それぞれツバ部4a、6aを有することから、局所的に強固にフェルール2を保持することができるため、フェルール2の保持力が増大するため、ツバ部4a、6を有する側のフェルール2の挿入量を少なくさせても保持力を維持させることができる。よって、径変換用のフェルール2を軸方向に短くすることができ、第1割スリーブ4、第2割スリーブ6自体の軸方向の長さをより短くすることができ、小型化の可能な径変換用光接続アダプタを得ることができる。
また、第1割スリーブ4、第2割スリーブ6に保持されるフェルール2は、小径円筒部2a、大径円筒部2bそれぞれの軸方向に短尺化することができる。そのため、要求される寸法精度が貫通孔と大径円筒部2b外周との同心度および貫通孔と小径円筒部2a外周の同心度ともに1μm以内が容易に作製することができ、それぞれの開口端より挿入する光コネクタプラグを高精度に保持することができるため、接続損失を非常に小さなものとすることができる。
上記第1割スリーブ4、第2割スリーブ6のそれぞれツバ部4a、6aは、その材質にもよるが、ジルコニアセラミックスで形成する場合、外径を第1割スリーブ4、第2割スリーブ6の外径に対して10〜50%大きくすることが好ましく、これによりフェルール2の小径円筒部2a、大径円筒部2bを強固に保持することができるととともに、保持力を大きくし過ぎることはなく、光コネクタプラグを挿入させやすく、かつ強固に保持することができる。
また、図1に示すように、上記径変換用のフェルール2の小径円筒部2a、大径円筒部2bの軸方向の長さをそれぞれLとしたとき、上記小径円筒部2a、大径円筒部2bを保持する第1割スリーブ4、第2割スリーブ6の各ツバ部4a、6aの軸方向の長さlが、それぞれ0.15≦l/L<1の関係を満たすことが好ましい。
この比が0.15を下回ると保持力を維持することができなくなり割スリーブとしての機能を果たすことができなくなり、挿入される光コネクタプラグを保持することができないため接続に損失を生じる。一方、その比が1を超えると保持力が増大しすぎて、挿入される光コネクタプラグを端面まで当接させることができなくなるため、上記同様に接続に損失を生じる。よって、この比を0.15≦l/L<1とすることで、保持力を維持するとともに、挿入性も適度に保持することができ、さらには0.3≦l/L<0.6とすることが好ましい。
また、上記第1割スリーブ4のツバ部4aの端面が、上記径変換用のフェルール2の小径円筒部2aと大径円筒部2bとの境界に形成される段部2cで当接することが好ましい。
これにより、第1割スリーブ4のツバ部4aの端面が、段部2cを基準面として軸方向の長さを正確に調整することができ、段部2cをストッパーとして第1割スリーブ4の抜け止めとして作用させることができるため、フェルール2に挿着する際、また光コネクタプラグを挿入する際も強固に保持させることができる。
また、上記第1割スリーブ4のツバ部4aの外径は、上記フェルール2の大径円筒部2bの外径と一致させることが好ましい。これにより、フェルール2の小径円筒部2aの外周に保持したツバ部4aと、大径円筒部2bとの境界部が平坦となり、さらにその外周に保持する中間ハウジング8などにより各部材を強固に保持することができる。
さらに、フェルール2に保持した光ファイバ3を、減衰ファイバとすることで減衰器の機能を有する。減衰ファイバとは、光信号の減衰方法の一つであり、光ファイバのコア部分にCo等の不純物を意図的にドープして光減衰特性をもたせた方法である。このような減衰ファイバの減衰レベルは、単位長さ当たりの不純物の添加量によって調整され、一般的には1〜30dBのものが市販されている。減衰ファイバを用いることにより、本発明のフェルール径変換用光接続アダプタは減衰器の機能を有することなり、フェルール2の径の変換とともに光信号を減衰させるという複合化した効果を有することが可能となる。
ここで、この径変換用光接続アダプタの組立方法について説明する。
先ず、貫通孔に光ファイバ3を挿入、固定した径変換用フェルール2に、ツバ部4a側で上記フェルール2を保持する第1割スリーブ4を外嵌めし、さらに反対側より第2割スリーブ6を外嵌めする。このとき第1割スリーブ4のツバ部4aの端面がフェルール2の小径円筒部2aと大径円筒部2bとの境界に形成される段部2cによって当接させる。
次に、小径円筒部2a側のアダプタハウジング1にフック5を組み込み、その上に中間ハウジング8を組み込んだ後、径変換用フェルール2の小径円筒部2a側を上記中間ハウジング8内に組み込む。
そして、径変換用フェルール2の大径円筒部2b側にフック4を組み込み、その上からアダプタハウジング1を被せて、2つのアダプタハウジングを融着またはネジ固定し、径変換用光接続アダプタを得る。
このようにして得られた径変換用光接続アダプタは、全体が従来のツバ部のない割スリーブを用いた場合に比し、全体を軸方向に短くすることができ、小型化の可能なものとすることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
図1に示すような径変換用光接続アダプタを作製した。
径変換用フェルールとして、ジルコニアセラミックを成形、焼成し、予め貫通孔と大径円筒部を研磨及び研削加工にて仕上げ、円筒研削盤にて研削して小径円筒部を形成した。ここで、大径円筒部は直径2.5mm、小径円筒部は直径1.25mmとし、大径円筒部の長さを2.3mm、小径円筒部の長さを2.6mmとした。貫通孔に光ファイバを挿入固定し、両端面を光ファイバと共に研磨仕上げを行った。
第1割スリーブ、第2割スリーブは、上記径変換用フェルールと同様にジルコニアセラミックを成形、焼成し、内径を仕上げて、円筒研削盤にてツバ部の外径寸法で全長にわたり加工を実施する。再度円筒研削盤にて外径を研削し小径部分を形成し、その後スリット加工をすることでツバ部を設けた第1割スリーブ、第2割スリーブを作製した。ここで直径1.25mmの第1割スリーブは、ツバ部の外径を2.15mm、長さ1.3mmとし、小径部分の外径をφ1.69mm、長さ4.7mmとした。直径2.5mmの第2割スリーブは、ツバ部の外径を4.0mm、長さ1.15mmとし、小径部分の外径を3.2mm、長さ6.85mmとした。
これにより、径変換用のフェルールの小径円筒部、大径円筒部の軸方向の長さをそれぞれLとしたとき、上記小径円筒部、大径円筒部を保持する第1割スリーブ、第2割スリーブの各ツバ部の軸方向の長さlとの比が0.5となり、0.15≦l/L<1の関係を満たすものとした。
そして、上記径変換用フェルールの外端にそれぞれ第1、第2割スリーブのツバ部を嵌合した状態でアダプタハウジングに納め径変換用光接続アダプタとした。
また、上述の径変換用のフェルールの寸法を変えずに、径変換用のフェルールの小径円筒部、大径円筒部の軸方向の長さをそれぞれLとしたとき、上記小径円筒部、大径円筒部を保持する第1割スリーブ、第2割スリーブの各ツバ部の軸方向の長さlとの比が0.14および1.0のものを作製した。
比が0.14のものは、直径1.25mmの第1割スリーブとして、ツバ部の外径を2.15mm、長さ0.36mmとし、小径部分の外径を1.69mm、長さ5.64mmとした。直径2.5mmの第2割スリーブとして、ツバ部の外径を4.0mm、長さ0.32mmとし、小径部分の外径を3.2mm、長さ7.68mmとした。
比が0.1のものは、直径1.25mmの第1割スリーブとして、ツバ部の外径を2.15mm、長さ3.4mmとし、小径部分の外径を1.69mm、長さ3.4mmとし、直径2.5mmの第2割スリーブとして、ツバ部の外径を4.0mm、長さ5.7mmとし、小径部分の外径を3.2mm、長さ5.7mmとした。
比較例として、図3に示すような径変換用光接続アダプタを作製した。
先ず、上述と同様に径変換用フェルールとして、ジルコニアセラミックを成形、焼成し、予め貫通孔と大径円筒部を研磨及び研削加工にて仕上げ、円筒研削盤にて研削して小径円筒部を形成した。ここで、大径円筒部は直径2.5mm、小径円筒部は直径1.25mmとし、大径円筒部の長さを8.5mm、小径円筒部の長さを6.0mmとした。貫通孔に光ファイバを挿入固定し、両端面を光ファイバと共に研磨仕上げを行った。また、直径2.5mmの割スリーブは外径3.2mm、全長11.4mm、直径1.25の割スリーブは外径1.69mm、全長6.8mmのものを使用し、上記径変換用フェルールの外端にそれぞれ第1、第2割スリーブのツバ部を嵌合した状態でアダプタハウジングに納め、径変換用光接続アダプタを作製した。
また、図2に示す従来の接合方式は化他端にSCコネクタプラグ、他端にMUコネクタプラグを取り付けた変換コード60を用いた。図3および図1に示すフェルール径変換用光アダプタは共にSCコネクタとMUコネクタとの変換用光アダプタとした。
これらをそれぞれ50個作製し、その接続損失を全数測定した。この際の測定に用いたマスター光ファイバ、光源、光検出器はいずれも同じものを使用した。
その結果を図に示す。
Figure 0004364111
表1に示すように、従来の径変換用光接続アダプタは接続損失の平均値およびばらつきが大きいのに対して、本発明のフェルール径変換用光アダプタは接続損失の平均値およびばらつきがともに小さくさっており、安定した接続を実現することができた。
また、径変換用のフェルールの小径円筒部、大径円筒部の軸方向の長さをそれぞれLとしたとき、上記小径円筒部、大径円筒部を保持する第1割スリーブ、第2割スリーブの各ツバ部の軸方向の長さlとの比が0.15≦l/L<1の関係になければ安定した接続が実現することができない。
本発明の径変換用光接続アダプタの一実施形態を示す断面図である。 従来の大径フェルールと小径フェルールとの接続方式を説明するための概略図である。 従来の径変換用光接続アダプタを示す断面図である。
符号の説明
1 :アダプタハウジング
2 :径変換用フェルール
3 :光ファイバ
4 :第1割スリーブ
4a:ツバ部
5 :第1嵌合スリーブ
5a:フック
6 :第2割スリーブ
7 :第2嵌合スリーブ
7a:フック
8 :中間ハウジング
51 :アダプタハウジング
52 :径変換用フェルール
52a:大径円筒部
52b:小径円筒部
53 :光ファイバ
54 :嵌合スリーブ
55 :嵌合スリーブ
54a:フック
55a:フック
54b:軸心円筒部
55b:軸心円筒部
56 :割スリーブ
57 :割スリーブ
60 :変換コード
60a:プラグ
60b:プラグ
60c:プラグ
62 :光アダプタ
64 :光ファイバ
66 :アダプタ

Claims (2)

  1. 軸方向に貫通孔を有するとともに一端に小径円筒部と他端に大径円筒部を有する径変換用フェルールと、
    前記貫通孔に保持された光ファイバと、
    一端にツバ部を有するとともに該ツバ部側で前記径変換用フェルールの小径円筒部を保持する第1スリーブと、
    一端にツバ部を有するとともに該ツバ部側で前記フェルールの大径円筒部を保持する第2スリーブと、
    前記第1スリーブの他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するための第1嵌合スリーブと、
    前記第2スリーブの他端側の外周を保持し、開口端より光コネクタプラグを挿嵌保持するための第2嵌合スリーブと
    前記第1嵌合スリーブと前記第2嵌合スリーブとの間に設けられているとともに、前記第1嵌合スリーブの開口寸法に対応した開口寸法を有する第1の部分と、前記第1割スリーブの前記ツバ部の径寸法に対応した開口寸法を有する第2の部分と、前記第2割スリーブの前記ツバ部の径寸法に対応した開口寸法を有する第3の部分とを含んでおり、前記第1の部分および前記第2の部分において前記第1割スリーブの前記ツバ部を保持しているとともに、前記第3の部分において前記第2割スリーブの前記ツバ部を保持している中間ハウジングと、
    前記第1嵌合スリーブと前記第2嵌合スリーブと前記中間ハウジングとを保持しているアダプタハウジングと、
    からなることを特徴とする径変換用光接続アダプタ。
  2. 前記光ファイバを減衰ファイバとしたことを特徴とする請求項1に記載の径変換用光接続アダプタ。
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