JP2010256703A - 光コネクタ - Google Patents

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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
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Abstract

【課題】光コネクタの構造を簡略化して、低コスト化を図る。
【解決手段】ハウジング20の貫通孔30をハウジング側面に開口し、フェルール10をハウジング20の側面開口部から装着可能とすることにより、ハウジング20を複数の部品で構成する必要がなくなり、部品点数及び組立工数を削減して低コスト化が図られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバを他の光ファイバや光素子と接続するための光コネクタに関する。
例えば特許文献1には、フランジ(26)を有するフェルール(27)と、フェルールを保持するハウジング{前方部分(12)及び後方部分(13)}とを備えた光コネクタが示されている。ハウジングには貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にフェルールが保持されている。詳しくは、ハウジングの前方部分(12)及び後方部分(13)にそれぞれ貫通孔が形成され、フェルールの先端側を前方部分の貫通孔に挿入すると共に、フェルールの基端側(先端部と反対側、以下同様)を後方部分の貫通孔に挿入し、この状態で前方部分と後方部分とを固定することにより、フェルールがハウジングの貫通孔の内周に装着される。
この光コネクタは、フェルールのフランジとハウジングの後方部分(13)との間にスプリング{コイルばね(29)}を装着することにより、フェルールを前方部分(12)側に付勢している。このような光コネクタを、光アダプタを介して相手方の光コネクタと接続すると、当方のフェルールの先端部が相手方のフェルールと当接することによりコイルばねの弾性力に抗して当方のフェルールが後退する。このスプリングの緩衝機能により、フェルールの先端部同士を確実に当接させることができる。
特開2001−56420号公報
上記のように、前方部分(12)と後方部分(13)とからなるハウジングの貫通孔にフェルールを完全に収容する構成とすれば、外部からの衝撃からフェルールを確実に保護することができる。しかし、モジュールボックスの内部など、壁面の背後(BTW)で使用される光コネクタの場合、外部との接触がほとんどないため、壁面の前面(OTW)で使用される光コネクタと比べ、外部から衝撃が加わる恐れが少ない。このように、外部からの衝撃がほとんどない場所で使用される光コネクタでは、上記のような複数部品からなるハウジングによる構成が過剰となる場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、光コネクタの構造を簡略化して、低コスト化を図ることにある。
前記課題を解決するために、本発明は、フランジ部を有するフェルールと、フェルールを保持するための貫通孔が形成されたハウジングとを備えた光コネクタであって、前記貫通孔をハウジングの側面に開口させ、この側面開口部から貫通孔の内周にフェルールを装着可能とした光コネクタを提供する。
このように、貫通孔をハウジングの側面に開口し、この側面開口部からフェルールを貫通孔の内周に装着可能とすることにより、ハウジングを複数の部品で構成する必要がなくなり、部品点数及び組立工数を削減して低コスト化が図られる。このような光コネクタは、外部との接触がほとんどない場所(例えば壁面の背後)で使用される光コネクタとして好適に使用することができる。
この光コネクタにおいて、ハウジングに一体形成され、フランジ部に基端側から当接することでフェルールの後退を規制する基準面を設けてもよい。この光コネクタを光アダプタに装着すると、相手方のフェルールと当接することで当方の光コネクタのフェルールが基端側に押し込まれてフランジ部が基準面と当接し、これによりフェルールの後退が規制される。このように、光コネクタの使用時(光アダプタへの装着時)におけるハウジング内でのフェルールの位置決めをハウジングに一体に設けた基準面で行うことで、スプリングを省略することができ、さらなる低コスト化が図られる。このような光コネクタはスプリングによる緩衝機能を有さないため、接続される相手方の光コネクタがスプリング等による緩衝機能を有する場合に好適に使用できる。この場合、基準面の位置を相手方のフェルールの可動範囲内に設定すれば、相手方のフェルールの緩衝機能によりフェルールの先端部同士を確実に当接させることができる。
ところで、フェルールに挿通された光ファイバのファイバコアは、フェルールの先端部の軸心位置に配されることが望ましいが、実際には、フェルールの外周面に対する挿通孔の偏心、挿通孔の内周面に対する光ファイバの偏心、光ファイバの外周面に対するファイバコアの偏心等の要因により、ファイバコアはフェルールの軸心位置から偏心して配される。例えば、光アダプタを介して接続される一対に光コネクタのフェルールのうち、一方のフェルールのファイバコアが上方に偏心し、他方のフェルールのファイバコアが下方に偏心していると、フェルール同士を当接させたときのファイバコアのずれが大きくなる。これに対し、双方のフェルールのファイバコアの偏心方向を所定方向(例えば上向き)に揃えれば、ファイバコア同士のずれを小さくすることができる(このように、ファイバコアの偏心方向を所定方向に揃える作業を「調芯」と言う。)。
フェルールとハウジングとを着脱可能とすれば、調芯を容易に行うことができる。すなわち、フェルールをハウジングに装着した状態で、フェルールに挿通された光ファイバのファイバコアの偏心方向を調べる。その後、フェルールをハウジングから一旦取り外して所定角度回転させて再びハウジングに装着し、この状態でファイバコアの偏心方向を調べる。この作業を繰り返し、偏心方向が所定方向となった位置で、フェルールをハウジングに装着することにより、調芯が完了する。
ハウジングの基端部に一体形成され、ハウジングから基端側に突出したフェルールの外周を覆い、フェルールの基端部よりも基端側に延びたカバー部を設ければ、フェルールに挿入された光ファイバを保護することができる。
フェルールの円筒状外周面のうち、180°を超える周方向領域をハウジングと密着させれば、フェルールを半径方向全方向において拘束することができるため、ハウジングでフェルールを確実に保持することができる。
以上のように、本発明によれば、光コネクタの構造を簡略化して、低コスト化を図ることができる。
光コネクタの斜視図である。 (a)は光コネクタの側面図、(b)は同平面図、(c)は同先端側正面図、(d)は同基端側正面図である。 (a)は図2(b)のA−A断面図、(b)は図2(a)のB−B断面図、(c)は図2(a)のC−C断面図、(d)は図2(a)のD−D断面図である。 図3(a)の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る光コネクタ1は、図1に示すように、フェルール10と、フェルール10を保持したハウジング20とを有する。この光コネクタ1は、図示しない光アダプタに装着されるものであり、光コネクタ1のハウジング20に設けたラッチ22を光アダプタの係止部と係合させることで両者の抜け止めを行う、いわゆるLC型光コネクタである。尚、以下では、説明の便宜上、ハウジング20に装着されたフェルール10の中心軸方向(図1のY方向)を「軸方向」と言い、軸方向でハウジング20からフェルール10のキャピラリ11が突出している側を先端側、その反対側を基端側とする。また、図1のZ方向を上下方向と言い、ハウジング20のラッチ22が設けられている側を上方、その反対側を下方とする。さらに、軸方向及び上下方向の双方と直交する方向(図1のX方向)を幅方向と言う。
フェルール10は、光ファイバ(光ファイバ素線、もしくは光ファイバ素線にコーティングしたもの、図示省略)の先端に取り付けられるものであり、図2(a)に示すように、キャピラリ11と、キャピラリ保持部12と、保護チューブ13とを有する。キャピラリ11は、セラミックス(例えばジルコニア)やガラス等の材料で形成され、光ファイバが挿通される軸方向の微細孔11aを有する(図3(a)参照)。キャピラリ保持部12は、例えば真ちゅう等の金属材料で形成され、光ファイバが挿通される軸方向の内孔12aを有する。内孔12aの先端側には、内孔12aより若干大径な固定孔12a1が設けられ、この固定孔12a1にキャピラリ11が圧入固定される。内孔12aと固定孔12a1との間には径方向の肩面12a2が形成され、この肩面12a2とキャピラリ11の基端部11cとの間に軸方向の隙間が形成される(図4参照)。
キャピラリ保持部12の先端部分には、外径側に突出したフランジ部12bが形成される。フランジ部12bには、図4に示すように、径方向に延びた先端面12b1と、先端面12b1から基端側に延び、基端側へ向けて徐々に拡径したテーパ面12b2と、テーパ面12b2から基端側に延びた大径外周面12cとが形成される。キャピラリ保持部12の外周面のうち、フランジ部12bの基端側には小径外周面12dが形成される。大径外周面12cは径方向断面で正六角形状を成し(図3(c)参照)、小径外周面12dは円筒面状を成している(図3(d)参照)。大径外周面12cと小径外周面12dとの間には肩面12eが形成される(図4参照)。
キャピラリ保持部12の基端部には、小径外周面12dよりもさらに小径で、端部に爪部を有する筒部12fが設けられる(図3(a)参照)。筒部12fは、ハウジング20の本体部21から基端側に突出している。筒部12fの内周には光ファイバ(図示省略)が挿通され、筒部12fの外周面と光ファイバの外周面との双方を覆うように、保護チューブ13が装着される。保護チューブ13は、筒部12fの外周に装着可能な程度の弾性を有する材料(例えばフッ素樹脂、ゴム等)で形成される。また、保護チューブ13を熱収縮性を有する材料で構成していわゆる熱収縮チューブとし、加熱により保護チューブ13を収縮させて筒部12f及び光ファイバに密着させてもよい。筒部12fの爪部が保護チューブ13の内周面に食い込んで、保護チューブ13を外径側に弾性変形させることにより、保護チューブ13と爪部とを軸方向に係合させて、保護チューブ13の抜けが規制される。
ハウジング20は、例えば樹脂材料で一体に型成形(例えば射出成形)され、略直方体の本体部21と、本体部21の一側面(上面)に設けられたラッチ22と、本体部21から基端側に延びたカバー部23とを有する。
本体部21は、本体部21を軸方向に貫通した貫通孔30が形成され、この貫通孔30の内周にフェルール10が保持される。貫通孔30はハウジング20の側面(軸方向両側の端面を除く面)に開口し、図示例では、貫通孔30が、本体部21の幅方向一方の側面に軸方向全長に亘って開口し、これにより本体部21は正面視で略コの字形状を成している(図2(c)及び(d)参照)。尚、貫通孔30の側方の開口方向は図示に限らず、ハウジング20の幅方向他方の側面、あるいはハウジング20の下側の側面に開口させてもよい。
貫通孔30は、本体部21の先端面に開口した大径孔31と、大径孔31の基端側に設けられた保持孔32とを有する(図3(a)参照)。大径孔31の内周にはキャピラリ11が配され、保持孔32の内周にはキャピラリ保持部12が保持される。
保持孔32の内周面には、図4に示すように、先端側へ向けて徐々に縮径し、幅方向一方を開口した部分テーパ面32aと、部分テーパ面32aから基端側に延び、幅方向一方を開口した部分角筒面32b(図3(c)参照)と、部分角筒面32bから内径向きに立ち上がった基準面32cとが、ハウジング20と一体に型成形される。部分テーパ面32a及び部分角筒面32bは、それぞれキャピラリ保持部12のフランジ部12bと隙間を介して対向し、基準面32cはフランジ部12bの基端側面12e(肩面12e)に基端側から当接する。基準面32cは、本体部21の保持孔32の内面のうち、上下2箇所から突出した突起部21aの先端側の端面に設けられる。
保持孔32の上下2箇所に設けられた突起部21aの幅方向奥部(開口側と反対側の端部)には、図3(d)に示すように、フェルール10のキャピラリ保持部12の小径外周面12dを保持する部分円筒面32dが設けられる。部分円筒面32dは、小径外周面12dのうちの180°を超える周方向領域Mと密着し、これによりフェルール10が半径方向全方向で拘束される。図示例では、小径外周面12dのうち、上端部及び下端部より幅方向奥側の領域全域と、上端部及び下端部より幅方向開口側部分の一部領域と密着している。フェルール10を装着する前のハウジング20の部分円筒面32dの内径は、フェルール10の小径外周面12dの内径Dより僅かに小径に形成され、且つ、突起部21aの上下方向間隔Sよりも少し大きく設定される。このため、フェルール10は、小径外周面12dを上下突起部21aの間に押し込んでハウジング20を弾性変形させながら、ハウジング20の保持孔32の部分円筒面32dに装着される。尚、部分円筒面32dの構成は上記に限らず、例えばその内径を、上下突起部21aの上下方向間隔Sと同じになるように形成してもよい。この場合、フェルール10を部分円筒面32dに圧入して変形させることにより、フェルール10の小径外周面12dのうち、180°を超える周方向領域に部分円筒面32dを密着させることができる。
ラッチ22は、本体部21の上面の先端側部分から基端側上方に斜めに延び、その中間部に基端側に臨んだ係止面22aが設けられる。光コネクタ1を光アダプタに装着した状態では、係止面22aが光アダプタに設けられた係止部と軸方向で係合することで、光コネクタ1の光アダプタからの抜けが規制される。このラッチ22を弾性変形させながら下方に押し下げて、係止面22aと光アダプタの係止部との係合を解除することにより、光コネクタ1を光アダプタに対して着脱可能とされる。
光コネクタ1では、光アダプタを介して接続される相手方の光コネクタのフェルールに、当方の光コネクタ1のフェルール10の先端部を確実に当接させるために、キャピラリ11のハウジング20からの突出量を所定の規格で定められた範囲内に設定する必要がある。具体的には、図2(a)に示すように、キャピラリ11の先端部11bとハウジング20の基準面32cとの軸方向距離L1、及び、基準面32cと係止面22aとの軸方向距離L2を設定する必要がある。本実施形態のように、係止面22a及び基準面32cをハウジング20と一体に型成形すれば、これらの面を高い寸法精度で仕上げることができるため、キャピラリ11のハウジング20からの突出量を精度良く設定することができる。
カバー部23は、本体部21から基端側に突出したフェルール10の筒部12fの外周を覆い、筒部12fの基端部を越えて基端側まで延びている。図示例では、筒部12fの上下に設けられた一対の長板状の部材で、カバー部23が構成されている。図示のように、筒部12fと光ファイバとの接続部を保護チューブ13で覆い、さらにこの接続部の上下をカバー部23で保護することにより、ラッチ22の操作時に筒部12fの入口部(基端部)で光ファイバ(図示省略)が折れ曲がる事態を防止できる。
上記構成の光コネクタ1は、次のようにして組み立てられる。まず、保護チューブ13を装着したフェルール10の内周に接着剤を流し込み、接着剤が注入されたフェルール10の内周に光ファイバ(図示省略)を挿通した後、接着剤を硬化させることにより、フェルール10と光ファイバとを一体化する。この状態で、先端部11bから飛び出した光ファイバを除去した後、キャピラリ11の先端部11bを研磨して高精度に仕上げる。このフェルール10を、ハウジング20の本体部21の側方開口部から貫通孔30の内周に挿入する。具体的には、フェルール10のキャピラリ保持部12の小径外周面12dを、突起部21aの開口側端部に設けた切り欠き部21a1によりガイドしながら、貫通孔30の内周面に設けられた上下一対の突起部21aの間に押し込み、ハウジング20を弾性変形させて突起部21aの間隔を押し広げながら圧入する。小径外周面12dが幅方向奥部の部分円筒面32dに達したら、ハウジング20が弾性復元し、小径外周面12dに部分円筒面32dが密着し、これによりフェルール10がハウジング20で保持される(図3(b)及び(d)参照)。このようにしてフェルール10をハウジング20に装着する際に、ハウジング20の変形が弾性範囲内となるように、フェルール10の小径外周面12dの直径や上下突起部21aの間隔を適宜設定することにより、フェルール10とハウジング20とが着脱可能となり、後述の調芯作業を容易に行うことができる。尚、キャピラリ11の先端部11bの研磨は、上記のようにフェルール10をハウジング20に装着する前に行う他、フェルール10をハウジング20に装着した後に行っても良い。ただし、上記のようにフェルール10単体で研磨した方が、フェルール10をハウジング20に組み付けた状態で研磨する場合と比べ、研磨時のガタツキや部材間の組み合わせ公差が抑えられて精度よく研磨できるため、先端部11bをより高精度に仕上げることができる。
その後、調芯作業が行われる。具体的には、フェルール10をハウジング20に装着した状態で、ファイバコアを所定方向(例えば上向き)に偏心させた光コネクタ(図示省略)と接続し、そのときの接続損失を測定する。その後、フェルール10をハウジング20から取り外し、所定角度(例えば60°)だけ回転させ、再びフェルール10をハウジング20に装着し、接続損失を測定する。この作業を繰り返し、接続損失が最も小さくなったときに、光コネクタ1のファイバコアの偏心方向が所定方向(例えば上向き)に最も近づいたとみなし、この方向で装着する。以上により、光コネクタ1の組立が完了する。尚、調芯方法は上記に限らず、例えば、フェルール10単体で接続損失を測定し、ファイバコアの偏心方向を確認して調芯してから、フェルール10をハウジング20に装着してもよい。
以上のように、本発明の光コネクタは、ハウジング20の側面を開口させているため、フェルール10をハウジング20にワンタッチで装着することができる。この光コネクタは、外部からの衝撃がほとんどない場所(例えばモジュールボックスの内部)で好適に使用することができる。このような場所では、光ファイバを樹脂ジャケット等で保護する必要性は少なく、光ファイバを露出させたまま使用することができる。もちろん、光ファイバーを樹脂ジャケット等で保護し、樹脂ジャケットと光ファイバとの間に補強繊維を介在させた、いわゆる光ケーブルを使用してもよい。
本発明は上記実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、図4に示すように、ハウジング20の保持孔32の部分テーパ面32aと、フェルール10のテーパ面12b2との間に隙間が形成されているが、これらの面を当接させてもよい(図示省略)。この場合、基準面32cを弾性変形させた状態でフランジ部12bの基端側から当接させ、ハウジング20の部分テーパ面32aと基準面32cとでフランジ部12bを軸方向両側から挟持すれば、フェルール10をハウジング20で確実に保持することができる。
1 光コネクタ
10 フェルール
11 キャピラリ
12 キャピラリ保持部
12b フランジ部
13 保護チューブ
20 ハウジング
21 本体部
21a 突起部
22 ラッチ
22a 係止面
23 カバー部
30 貫通孔
31 大径孔
32 保持孔
32a 部分テーパ面
32b 部分角筒面
32c 基準面
32d 部分円筒面

Claims (5)

  1. フランジ部を有するフェルールと、フェルールを保持するための貫通孔が形成されたハウジングとを備えた光コネクタであって、
    前記貫通孔をハウジングの側面に開口させ、この側面開口部から貫通孔の内周にフェルールを装着可能とした光コネクタ。
  2. ハウジングに一体形成され、フェルールのフランジ部に基端側から当接することでフェルールの後退を規制する基準面を設けた請求項1に記載の光コネクタ。
  3. フェルールとハウジングとを着脱可能とした請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  4. ハウジングに一体形成され、ハウジングから基端側に突出したフェルールの外周を覆い、フェルールの基端部よりも基端側に延びたカバー部を設けた請求項1〜3の何れかに記載の光コネクタ。
  5. フェルールの円筒状外周面のうち、180°を超える周方向領域をハウジングと密着させた請求項1〜4の何れかに記載の光コネクタ。
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