JP4461855B2 - 組み込み式加熱調理器 - Google Patents

組み込み式加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP4461855B2
JP4461855B2 JP2004074263A JP2004074263A JP4461855B2 JP 4461855 B2 JP4461855 B2 JP 4461855B2 JP 2004074263 A JP2004074263 A JP 2004074263A JP 2004074263 A JP2004074263 A JP 2004074263A JP 4461855 B2 JP4461855 B2 JP 4461855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
built
heating cooker
top portion
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004074263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005265210A (ja
Inventor
弘一 細井
和一 岡田
智 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004074263A priority Critical patent/JP4461855B2/ja
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to CN200480010604.9A priority patent/CN1777778B/zh
Priority to EP04821727A priority patent/EP1726885A4/en
Priority to CA002528983A priority patent/CA2528983C/en
Priority to PCT/JP2004/017058 priority patent/WO2005088197A1/ja
Priority to RU2005138325/03A priority patent/RU2304743C2/ru
Publication of JP2005265210A publication Critical patent/JP2005265210A/ja
Priority to HK06108349.5A priority patent/HK1086061A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4461855B2 publication Critical patent/JP4461855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/10Tops, e.g. hot plates; Rings
    • F24C15/101Tops, e.g. hot plates; Rings provisions for circulation of air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/14Spillage trays or grooves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

本発明は、組み込み式加熱調理器の吸・排気部のカバーの構成に関するものである。
従来、この種の組み込み式加熱調理器の吸・排気部におけるカバーの構成としては、例えば、本体後方の天面部に設けられた吸・排気口の上方に覆いかぶさるように載置したものや、また、本体下方に設けられた吸気口を覆いかぶさるように配置し、ばねで引っ掛けるというものがあった(例えば、特許文献1、2参照)。図16、17は前記文献に記載された従来のカバーの構成を示すものである。図16、17において、トップ部を構成する枠体1内部にセラミックプレート等で構成された天板2が固定されており、天板2後方には、本体内部の部品を冷却するために設けられた吸・排気口3が設けられている。吸・排気口3の上方には、吸・排気口3を覆設する小さな穴を多数有するカバー4が載置され、吸・排気口周囲部に設けられた複数個の防振ゴム5上に載っている。
特開平5−121155号公報 特開平8−315974号公報
しかしながら、前記従来の構成では、吸・排気口3は上方に向いているため、天板2上で煮こぼれを起こした場合には、大きな固形物は吸・排気口3内に入ることを阻止することはできるが、いくらカバー4があったとしても、液体は略全て吸・排気口3内に入ってしまい、一部は本体内部の充電部に付着し本体の故障の原因になることがあるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、トップ部後方の側壁に開口部Aを設け、さらに開口部Aを覆う多数の開口部Bを有するカバーを、トップ部後方の側壁に着脱自在に取り付けることで、本体内部に煮こぼれ等を入りにくくし、またカバーを楽に手入れすることのできる信頼性が高く、使い勝手のよい組み込み式加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、トップ部の後方の側壁に開口部Aを設け、さらに側壁に開口部Aから所定の距離をおいて多数の開口部Bを有するカバーを、開口部Aを覆うように着脱自在に構成することで、煮こぼれ等を本体内部に入りにくくすることを目的とする。
本発明の組み込み式加熱調理器は、吸・排気口をトップ部に設けた機器において、天板上での煮こぼれ等に対し、本体内部に非常に入りにくいので、信頼性の高い優れた機器を提供できるし、またカバーに煮こぼれがついたとしても、着脱式のため容易に外せるし、また形状も簡素なので、簡単に洗うことのできるお手入れ性のよい機器をも提供できる。
第1の発明は、少なくとも一辺の側壁に開口部Aを設けたトップ部と開口部Aを覆うカバーを備え、カバーにはカバーの側壁に開口部Aから所定の距離をおいて多数の開口部Bを設けかつトップ部の開口部Aに着脱自在に取り付けられた構成により、本体内部に煮こぼれ等を入りにくくすることができ、また容易にカバーを洗うことができるため、お手入れ性がよくなり、使い勝手も向上する。
第2の発明は、特に第1の発明のカバーは、略コの字形状で、カバーの少なくとも両サイドには樹脂製の保護枠を設け、保護枠には、トップ部固定用の凸形状が備えられ凸形状により開口部Aに圧入するため、垂直面でも確実にカバーをガタツクことなく安定して固定でき、また後方という作業しにくい位置でも着脱しやすい構成にすることができる。
第3の発明は、特に第1、2の発明の一辺の側壁に対応するカバーは、複数のカバーで構成されているため、それを構成する各カバーは短くすることができるので、取り扱いやすく、食洗機に入れて洗うこともできる。
第4の発明は、特に第1〜3の発明のカバーは、2本で構成され、かつ2本のつなぎ部分には、樹脂製の保持体を備え、2本のカバーは、トップ部装着時は一体部品で構成され、取り外し後は分割可能な構成とすることで、本体装着時は1回の作業でトップ部にガタツキなく確実に固定できるし、取り外した後は、カバーを分割することができるので、食洗機に入れて洗えて、お手入れをしやすくすることもできる。
第5の発明は、特に第1〜4の発明のカバーにおいて、下方の装着方向の面の長さは、上方の装着方向の面の長さより短い部分を構成することで、カバー下方の開口部Cからも排気することができるため、冷却性能を向上することができる。
第6の発明は、特に第1〜4の発明のカバーにおいて、上下方向性なくトップ部に装着可能な構成とすることで、お客様はカバーの上下を迷うことなく装着できるようになり、やさしい機器を提供できる。
第7の発明は、特に第1〜6の発明のカバーにおいて、カバーの上方の面はトップ部側を上とする傾斜を設けた構成とすることで、天板からの煮こぼれに対して、煮こぼれはカバー天面の斜面に沿ってつたいキャビネットへ落ちるので、煮こぼれを本体内部に入りにくくすることができる。
第8の発明は、特に第1〜7の発明のカバーにおいて、トップ部と当接するカバー端面にはシール材を設けた構成とすることで、天板からの煮こぼれに対して、煮こぼれはカバー天面をつたってキャビネットへ落ち、かつ本体とカバーの継ぎ目にもシールしているため、サラリとした水のような液体が本体とカバーの継ぎ目から本体内部に入ることをおきにくくすることができる。
第9の発明は、特に第1〜8の発明において、カバーは、トップ部装着時、トップ部高さより低い構成とすることで、鍋を後方にずらしてもカバーには当たらないため、鍋を安定して置くことができ、またカバーは保持されるので安全に調理できる機器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)、(b)、2、3、4は、本発明の第1の実施の形態における組み込み式加熱調理器(カバー取り外し時)の後方斜視図、(カバー装着時)後方斜視図、後方詳細断面図、後方詳細断面図、後面図を示すものである。
図1〜4において、本体を構成しているトップ部11で後方の側壁A12には、本体内部の冷却を行うために設けられた吸・排気用の複数の開口部A13が備えられている。そして、側壁A12の外側には開口部A13を覆設するようにカバー14が装着されている。カバー14は、天面15、側壁B16、底面17を有し側壁B16に複数の開口部B18を有しており、両サイドにはバネ性を有する弾性体19を構成させ、その弾性体19が開口部A13の両サイドに嵌合することで、トップ部11に着脱自在に装着されている。本体を構成している外郭20がトップ部11の内側にあり、本体はキャビネット21に設置されている。この構成により、後方の吸・排気部において天面部に開口部がなく、また開口部A13と開口部B18との間にはある所定の距離をとることができている。また、開口部A13、B18は両者ともトップ部12、カバー14の下端から壁面A22、B23を設けた上方の側壁に形成されている。冷却構成としては、本体内部を冷却した排気は外郭20とトップ部11の間を通り、開口部A13、そしてカバー14、開口部B18を通って外へと出される。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部構成について、以下その動作、作用を説明する。
まず、上記構成において、トップ部11上後方で煮こぼれしたことを考える。煮こぼれはトップ部11、カバー天面15をつたってキャビネット21上に落ちてくる。ところが、カバー14がトップ部11に装着されている。かつ、天面15には開口部がないため煮こぼれがカバー14内に入ることはない。そして、カバー14をこぼれおちた煮こぼれが大量にあるが、カバーの側壁B18と同面の壁面B23によって、キャビネット21上をはって向かってくる煮こぼれに対しても、大半はブロックされるため、カバー14内には多くは入らない。しかしながら、本体内部冷却用の開口部B18があるため少量は入ってくる。その開口部B18を通って入ってきた煮こぼれにおいても、カバー14の中には空間があるためそこにためられ、本体内部にはまだ入らない。さらに入ろうとした煮こぼれについてもトップ部11の側壁A12と壁面A22によりブロックされるため、ほとんど本体内部は入らないのである。ここで、開口部A13と開口部B18との配置関係を、後方から見た位置で互い違いにずれた位置にさせることにより、排気は若干外へ抜けにくくなるが、さらに入りづらい構成にできる。
また、カバー14は着脱自在であるため、取り外して洗うことも容易にできる。よって、吸・排気口である開口部B18が煮こぼれ等で汚れ、詰まったとしても着脱式のカバー14を簡単に外して洗うことで、清潔にすることができ、元の性能を維持する状態に戻すことができる。また、カバー14を取り外したときに表れる開口部A13も清掃できる。
さらに、着脱方式についても、カバー14の両サイドにバネ性ある弾性体19が構成されているため、取り付け位置が取り付けにくい後方であっても、押し込む、引き抜くという容易な作業だけでトップ部11に着脱できるし、また、側壁という安定感が悪い面に固定する際でもガタツキがなく確実に取り付けることができる。
以上のように、本実施の形態においては、煮こぼれした場合でも、本体内部に入りづらく、かつ冷却性能も確保できる構成にすることができ、またカバーも着脱自在で簡単に洗うこともできるため、信頼性が高く、また清掃性、取り付け性がよい使い勝手のよい機器を提供することができる。
弾性体19は、カバー14と一体部品で構成させてもよいし、別部品をカバー14にスポット溶接やねじの締結等で固定させてもよい。
なお、着脱の方式であるが、着脱手段があれば、何でもよく例えば、板バネをトップ部11内に設けてカバー14のある面を板バネとトップ部11の面と挟みつけて固定してもいいし、またトップ部11、カバー14が磁性体であれば磁石を両者もしくはどちらかに設けてもいいし、バネ構成で作られた爪でトップ部11に引っ掛け、ワンプッシュで外すという構成でも同様の効果が得られる。
また、ここでは後方の側壁で説明したが、設置条件、本体冷却構成によっては、後方だけでなく左右側壁にも開口部を設けるとか、右側壁だけとかいろんな場合によって開口部位置を変えても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図5、図6は本発明の第2の実施の形態における組み込み式加熱調理器のカバーの斜視図、後方詳細断面図を示すものである。
図5において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。カバー14は略コの字形状で構成され、天面15、側壁B16、底面17から構成されている。カバー14の両サイドには樹脂製の保護枠24が天面15、底面17に設けられた穴に爪嵌合で固定されている。保護枠24には、中央部に先端が丸くガイド形状を形成する凸形状25を設けている。カバー14と保護枠24は爪嵌合により一体部品となっている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1の参照とする。カバー14をトップ部11に装着することを考える。トップ部11の側壁A12には冷却用の開口部A13があいており、そこに保護枠24の凸形状25を差し込む。凸形状25は樹脂製であるため、若干たわみ開口部A13に圧入される。さらに押し込めば確実にトップ部に固定される。ところが、若干の圧入関係(人間が簡単に取り外しできる程度の摩擦)であるので、取り外しも簡単に行える。さらに、金属でカバーを構成させた場合には、端面部を樹脂製の保護枠24で覆うことができるし、着脱する際は、エッジのない丸みを帯びた両サイドの樹脂製の保護枠24を持つことから、指を金属のカバー端面で切るというけがも防止することができる。そして、カバー14の内部にある凸形状25は冷却の穴である開口部A13に圧入されるため、開口部A13とカバー14は確実に覆うことができるため、少々の取り付けバラツキがあっても問題なく開口部A13を覆うことができる。また、カバー14は略コの字形状であるため、薄い金属(約0.5ミリ程度)で構成させても強度を確保することもでき、また、ふきんで拭く際にも、高さが約10ミリに対して、幅が約5〜10ミリと薄いため、簡単にカバー14の中身も拭くこともできる。
以上のように、本実施の形態においては、簡単に着脱できるカバーを構成でき、かつお手入れしてもけがのしない取り付け・取り外し性が簡単で、安全な機器をも提供することができる。
当然、実施の形態1で記載した同様の効果がここでも得られる。
なお、ここでは、カバー14と保護枠24の取り付けを爪嵌合で行っているが、接着やねじの締結等の機械的固定でもよいし、また、保護枠24をカバー14端面に完全にかぶせて固定させてもよい。
また、保護枠24はカバーの両サイドに付けると説明しているが、カバー14が長いとたわみやすいため、中央部にも保護枠を設ければ、カバー14の装着時トップ部11とカバー天面15との隙間のない見栄えの良い機器をも提供できるし、隙間からカバー14内への煮こぼれの入りのない信頼性の高い機器も提供できる。
(実施の形態3)
図7は本発明の第3の実施の形態における組み込み式加熱調理器の後方斜視図を示すものである。
図7において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。カバー14は2本の短いカバーで構成され、トップ部11後方の側壁A12に各々着脱自在に装着されている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1の参照とする。カバー14をトップ部11から取り外した時を考える。各カバー14は本体の一辺の半分以下で長さ約25センチぐらいで構成させることができる。よって、汚れて洗う際にもコンパクトで洗いやすいし、洗ったあと乾かす際にも場所をとらずおくことができる。さらには、最近広く普及している食器洗い乾燥機にも入れられるサイズにすることができるため、楽に手入れすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、カバーを2つにすることで、さらにお手入れしやすい機器を提供することができる。当然、実施の形態1で記載した同様の効果がここでも得られるし、また実施の形態2のように保護枠を両サイドにつけて、カバーを2つにしても同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
図8(a)、(b)は本発明の第4の実施の形態における組み込み式加熱調理器(カバー取り外し時)の後方斜視図、(カバー装着時)後方斜視図を示すものである。
図8において、基本的な構成は実施の形態2と同様であるため、実施の形態2の参照とする。カバー14は2本の短いカバーで構成され、両者をつなぐ部分には樹脂製の保持体26が備えられ、保持体26は一方のカバーA14aに確実に固定され、一方のカバーB14bとは穴と丸みを帯びた凸により着脱自在に嵌合され、軽く圧入されている。保持体26の中央部には、保護枠24と同様に先端が丸くガイド形状を形成する凸形状27が設けられている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部の構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態2の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態2の参照とする。カバー14がトップ部11の側壁A12に装着されている場合を考える。カバー14は一本の一体部品として構成され、凸形状25、保持体の凸形状27が開口部A13に軽く圧入することにより、固定されている。今度、取り外す場合を考える。取り外す場合も、カバー14は一本の一体部品であるので、保護枠24の両サイドを持って、簡単に引き抜けば外せる。(1回の作業で外せる)ところが、カバー14は短いカバーA14aとカバーB14bとが保持体26を介してつながっているだけなので、保持体26を含んだカバーA14aとカバーB14bを分割することができる。そうすることで、両者をコンパクトのにすることができるので、汚れて洗う際にも洗いやすいし、洗ったあと乾かす際にも場所をとらずにおくことができる。さらには、最近広く普及している食器洗い乾燥機に入れられるサイズにすることができるため、楽に手入れすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、カバーを装着時には一本の一体部品とし、また取り外し時には2つに分割することができる構成とすることで、カバーのトップ部への取り付け作業が簡単に一回ででき、さらにお手入れする際には、さらに楽に洗うことのできる使い勝手の良い機器を提供することができる。当然、実施の形態1〜3で記載した同様の効果がここでも得られる。
また、実施の形態4では、保持体26は一体化時カバーA14aとカバーB14bの中に収められるが、例えばカバーA14aと保護枠24との関係のように、カバー天面15と保持体26の天面とを同面として、保持体26が外観に見えるように取り付けてもいいし、また、カバー端面を完全に覆うように両者に取り付けても同様の効果が得られる。
(実施の形態5)
図9、10は本発明の第5の実施の形態における組み込み式加熱調理器のカバーの斜視図、後方詳細断面図を示すものである。
図9、10において基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、実施の形態1の参照とする。カバー底面17の装着方向の長さが、カバー天面15の装着方向の長さより短い部分28を数ヶ所有し、そこに開口部C29が形成されている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部の構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1の参照とする。カバー14がトップ部11の側壁A12に装着されている場合を考える。カバー底面17には短い部分28が存在するため、カバー14と側壁A12とで囲われた空間において、開口部B18に加え、新たな開口部C29が生じるようになる。つまり、カバー14の冷却構成における排気面積が増えることにより、冷却性能が向上する。ところで、その開口部C29は底面であり、また壁面A22があるために本体内部への溢水性能にはほとんど影響しないので維持できる。
以上のように、本実施の形態においては、カバーにおける排気面積を溢水性能に影響しないレベルで向上できるので、両性能を両立できる信頼性の高い機器を提供することができる。当然、実施の形態1〜4で記載した同様の効果がここでも得られる。
(実施の形態6)
図11、12は本発明の第6の実施の形態における組み込み式加熱調理器のカバーの斜視図、後方詳細断面図を示すものである。
図11、12において、基本的な構成は実施の形態2と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。カバー14の天面15と底面17の装着方向の長さは同じでかつ、保護枠24の凸形状の高さ方向の位置はカバー14の高さ方向の中央に位置している。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の内部構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態2の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態2の参照とする。通常に、カバー14がトップ部11の側壁A12に装着されている場合を考える。カバー14は開口部A13に対し、上記構成をとっているため中央に装着される。今度は、カバー14を天地逆に装着することを考える。カバー14及び保護枠24、凸形状25は上下左右対称形状となっているため、トップ部11の側壁A12に上下逆に取り付けても、遜色なく装着することができる。
以上のように、本実施の形態においては、カバー14を上下意識することなくトップ部11に装着することができるので、お客様(使用者)が迷うことなくカバー14を簡単にセットできる優しい機器を提供することができる。また、性能(冷却、溢水)においても同等を満足することができる。当然、実施の形態1〜5で記載した同様の効果がここでも得られる。
(実施の形態7)
図13は本発明の第7の実施の形態における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図を示すものである。
図13において、基本的な構成は実施の形態2と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。カバー14の天面15はトップ部11側を上とする傾斜を設けて開口部A13に装着されている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の内部構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1の参照とする。トップ部11上後方で煮こぼれしたことを考える。煮こぼれはトップ部11を溢れ、カバー天面15上に落ちてくる。ところが、カバーの天面15はトップ部11側を上とする傾斜を設けているため、煮こぼれは傾斜をつたい全て本体外側へ流れ、カバーの天面15上にたまったりすることはないため、側壁A12とカバーの天面15との隙間からカバー14内に入ることはない。
以上のように、本実施の形態においては、煮こぼれを起こした場合でも煮こぼれは全て本体の外側へ流れる信頼性の高い機器を提供することができる。当然、実施の形態1〜6で記載した同様の効果がここでも得られる。
(実施の形態8)
図14は本発明の第8の実施の形態における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図を示すものである。
図14において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。カバーの天面15及び底面17とトップ部11の側壁A12との当接面にはカバー14の端面を囲うようにシール材30が設けられている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1の参照とする。トップ部11上後方で煮こぼれしたことを考える。煮こぼれはトップ部11を溢れ、カバー天面15上に落ちてくる。ところが、カバーの天面15にはトップ部11と当接する端面にシール材30が囲うように設けられているため、側壁A12とカバー14には隙間が全くないため、カバー14内に直接煮こぼれが入ることはない。全て外部へと流れていく。
以上のように、本実施の形態においては、煮こぼれを起こした場合でも煮こぼれは全て本体の外側へ流れる信頼性の高い機器を提供することができる。当然、実施の形態1〜7で記載した同様の効果がここでも得られる。
また、シール材は端面に発泡シリコンを塗布するとか、シールテープを貼り付けても同様の効果が得られる。
(実施の形態9)
図15は本発明の第9の実施の形態における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図を示すものである。
図15において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。カバーの天面15の高さはトップ部11の高さより低い位置で固定されている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器の吸・排気部構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1の参照とする。トップ部11上後方で加熱された鍋をより後方にずらしたことを考える。カバー14はトップ部11よりも低い位置にいるので、鍋に接触することがないため、安定した鍋の載置ができるし、またカバー14も確実にトップ部11に保持され続けられる。また、カバー14が樹脂で構成されていたとしても、鍋と接触することがないため、温度による溶融などもなく、安全に使用することができる。
以上のように、本実施の形態においては、鍋が後方に大きくずれたとしても、安定した鍋の載置とカバーの保持が成されるため、安全性の高い機器を提供することができる。当然、実施の形態1〜8で記載した同様の効果がここでも得られる。
以上のように、本発明にかかる組み込み式加熱調理器は、溢水と、冷却性能の両立した吸・排気構成と、お手入れしやすいカバーの構成とにより、水まわりの機器(調理機器、家事機器等)や溢水のおそれのある機器等の用途にも適用できる。
(a)本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器(カバー取り外し時)の後方斜視図(b)本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器(カバー装着時)の後方斜視図 本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器の後面図 本発明の実施の形態2における組み込み式加熱調理器のカバーの斜視図 本発明の実施の形態2における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態3における組み込み式加熱調理器の後方斜視図 (a)本発明の実施の形態4における組み込み式加熱調理器(カバー取り外し時)の後方斜視図(b)本発明の実施の形態4における組み込み式加熱調理器(カバー装着時)の後方斜視図 本発明の実施の形態5における組み込み式加熱調理器のカバーの斜視図 本発明の実施の形態5における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態6における組み込み式加熱調理器のカバーの斜視図 本発明の実施の形態6における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態7における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態8における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 本発明の実施の形態9における組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図 従来の組み込み式加熱調理器の後方斜視図 従来の組み込み式加熱調理器の後方詳細断面図
符号の説明
11 トップ部
12 側壁A
13 開口部A
14 カバー
15 天面
16 側壁B
17 底面
18 開口部B
24 保護枠
25 凸形状
26 保持体
27 保持体の凸形状
28 短い部分
30 シール材

Claims (9)

  1. 少なくとも一辺の側壁に複数の開口部Aを設けたトップ部と、前記開口部Aを覆うカバーとを備え、前記カバーには前記カバーの側壁のみに前記開口部Aから所定の距離をおいて多数の開口部Bを設け、かつ前記トップ部の開口部Aに着脱自在に取り付けられた組み込み式加熱調理器。
  2. カバーは、略コの字形状で、前記カバーの少なくとも両サイドには樹脂製の保護枠を設け、前記保護枠にはトップ部固定用の凸形状が備えられ、前記凸形状が開口部Aに圧入され固定された請求項1に記載の組み込み式加熱調理器。
  3. 一辺の側壁に対応するカバーは複数のカバーで構成された請求項1または2に記載の組み込み式加熱調理器。
  4. カバーは2本のカバーで構成され、かつ前記2本のカバーのつなぎ部分には、樹脂製の保持体を備え、前記2本のカバーは、トップ部装着時は一体部品で構成され、前記トップ部取り外し後は分割可能な請求項1〜3のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
  5. カバーの下方の装着方向の面の長さは、上方の装着方向の面の長さより短い部分を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
  6. カバーは上下方向性なくトップ部に装着可能な請求項1〜4のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
  7. カバーの上方の面は、トップ部側を上とする傾斜を設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
  8. トップ部と当接するカバー端面にはシール材を設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
  9. カバーは、トップ部装着時、前記トップ部高さより低い請求項1〜8のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
JP2004074263A 2004-03-16 2004-03-16 組み込み式加熱調理器 Expired - Fee Related JP4461855B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004074263A JP4461855B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 組み込み式加熱調理器
EP04821727A EP1726885A4 (en) 2004-03-16 2004-11-17 BUILT-IN COOKING HEATING
CA002528983A CA2528983C (en) 2004-03-16 2004-11-17 Built-in heating cooker
PCT/JP2004/017058 WO2005088197A1 (ja) 2004-03-16 2004-11-17 組み込み式加熱調理器
CN200480010604.9A CN1777778B (zh) 2004-03-16 2004-11-17 嵌入式加热烹调器
RU2005138325/03A RU2304743C2 (ru) 2004-03-16 2004-11-17 Встраиваемая нагревательная плита
HK06108349.5A HK1086061A1 (en) 2004-03-16 2006-07-27 Built-in cooking heater

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004074263A JP4461855B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 組み込み式加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005265210A JP2005265210A (ja) 2005-09-29
JP4461855B2 true JP4461855B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=34975679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004074263A Expired - Fee Related JP4461855B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 組み込み式加熱調理器

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1726885A4 (ja)
JP (1) JP4461855B2 (ja)
CN (1) CN1777778B (ja)
CA (1) CA2528983C (ja)
HK (1) HK1086061A1 (ja)
RU (1) RU2304743C2 (ja)
WO (1) WO2005088197A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4697097B2 (ja) * 2006-09-04 2011-06-08 パナソニック株式会社 加熱調理器
WO2008029627A1 (fr) * 2006-09-04 2008-03-13 Panasonic Corporation cuiseur et procÉDÉ d'assemblage de celui-ci
JP4633066B2 (ja) * 2007-01-12 2011-02-16 三菱電機株式会社 加熱調理器
ES2338730B1 (es) * 2007-09-25 2011-03-10 Bsh Electrodomesticos España, S.A. Aparato de coccion a gas con un carril.
SI22689A (sl) * 2007-12-17 2009-06-30 Gorenje Gospodinjski Aparati, D.D. Vgradna pečica s prisilnim prezračevanjem
JP5027712B2 (ja) * 2008-03-31 2012-09-19 パナソニック株式会社 加熱調理器
JP2009301990A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Panasonic Corp 加熱調理器
JP6427343B2 (ja) * 2014-06-13 2018-11-21 シャープ株式会社 加熱調理器
JP6656109B2 (ja) * 2016-07-27 2020-03-04 三菱電機株式会社 加熱調理器
KR101851862B1 (ko) 2016-08-26 2018-04-24 엘지전자 주식회사 벤트를 구비하는 조리기기
ES2850081A1 (es) 2020-02-21 2021-08-25 Famar Muebles S L Dispositivo de refuerzo y ventilacion para mobiliario

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110317Y2 (ja) * 1981-03-10 1986-04-02
JP2523691B2 (ja) * 1987-10-05 1996-08-14 松下電器産業株式会社 加熱調理器
JP2690156B2 (ja) * 1989-10-04 1997-12-10 松下電器産業株式会社 組み込み式加熱調理器
JP3266104B2 (ja) * 1998-06-08 2002-03-18 松下電器産業株式会社 組込み式誘導加熱式調理器
CN2435637Y (zh) * 2000-08-22 2001-06-20 湖南迅达集团有限公司 嵌入式灶用保洁燃烧器

Also Published As

Publication number Publication date
CN1777778B (zh) 2010-04-28
RU2005138325A (ru) 2006-04-27
CA2528983A1 (en) 2005-09-22
WO2005088197A1 (ja) 2005-09-22
JP2005265210A (ja) 2005-09-29
CA2528983C (en) 2008-10-07
HK1086061A1 (en) 2006-09-08
EP1726885A4 (en) 2010-09-01
CN1777778A (zh) 2006-05-24
EP1726885A1 (en) 2006-11-29
RU2304743C2 (ru) 2007-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2303748C2 (ru) Встраиваемая кухонная плита
JP4461855B2 (ja) 組み込み式加熱調理器
JP2009301990A (ja) 加熱調理器
JP2008057802A (ja) 加熱調理器
JP2008173195A (ja) キッチンカウンター及びその製造方法
JP5413128B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3982448B2 (ja) 水切りプレートとこれを備えたキッチンキャビネット
JP5089714B2 (ja) 加熱調理器
JP4864422B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN215777513U (zh) 烹饪器具
JP4476138B2 (ja) 防熱板
JP4312175B2 (ja) 加熱調理器
CN215777404U (zh) 盖子及具有其的烹饪器具
CN216166991U (zh) 一种电烤炉
JP2004135852A (ja) グリル
EP2102559B1 (en) Built-in cooking appliance
CN217723284U (zh) 空气炸锅
JP6709969B2 (ja) 厨房装置
JP3788406B2 (ja) 組み込み式加熱調理器
CN220494857U (zh) 空气炸锅
KR200347606Y1 (ko) 후라이팬 손잡이
JP2004016676A (ja) 炊飯器
JP4288606B2 (ja) 組込式加熱調理器
KR102472444B1 (ko) 전기 가열 조리기
JP2940312B2 (ja) 調理器の天板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070314

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070412

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4461855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees