JP2008057802A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水パッキンの防水効果を維持しつつ、天板の上面とトッププレートの外周端部との間の体裁を良くする。
【解決手段】上面にトッププレート15を備えた調理器本体14を、キッチン等の天板11に形成された開口部13に落とし込みにより収容して組込まれる加熱調理器12において、天板11の上面とトッププレート15の外周端部の裏面との隙間に外装部材29を設けるとともに、その内周側に防水パッキン28を配設した。そして、前記外装部材29には、前記トッププレート15と調理器本体14と連結する下部枠22の外周端部を支持する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用するシステムキッチン等に組込むビルトイン形の加熱調理器に関する。
近年、一般家庭ではシステムキッチンが普及しつつあり、例えばビルトイン形の加熱調理器が組込まれている(特許文献1参照)。この種の加熱調理器の上面を構成するトッププレートは、デザイン性及びメンテナンス性に優れたガラス製のものが採用されている。さらに、デザイン性や薄型化及び組立性をより向上させたフレームレスのトッププレートの採用が検討されている。
図7は、上記フレームレスのトッププレート1を採用したビルトイン形の加熱調理器の組込み状態を示す要部の断面図である。図示するように、上面に被加熱調理容器の載置面を有するトッププレート1が装着されている調理器本体2を、システムキッチンの天板(カウンタートップ)3に形成されている開口部4に落とし込むと、調理器本体2の上端に形成されているフランジ部5が、開口部4の周縁に引っ掛かることにより、調理器本体2は支持固定される。このとき、トッププレート1が開口部4を覆い、開口部4周縁と重ね配置された構成としている。
この構成において、トッププレート1と調理器本体2とは、下部枠(支持枠)6を介して連結固定されている。すなわち、下部枠6の全体形状は、開口部4に対応した空所を有する矩形枠状をなしており、その空所側の複数個所に鉛直方向の下方に折曲した折曲片6aが前記調理器本体2の内側面にネジ7により螺着固定されている。一方、下部枠6の主体部である矩形枠状をなす上部は、前記空所から外周方向に延び、所謂開口部4の外周側に向かって水平状に延びる水平部6bが形成されている。この水平部6bの先端(外周縁部)には、下方に凹む収納部6cを形成しており、この収納部6cの外部底面は、天板3に対して若干の隙間を有して支持されている。しかるに、収納部6cの内部には接着剤8が収容され、該下部枠6とトッププレート1の外周縁部の裏面とを一体的に接合させている。これらの構成により、トッププレート1は下部枠6を介して調理器本体2と連結固定され、且つ調理器本体2は、その荷重が直接トッププレート1に加わることなく、落し込みによる組込み状態に支持される。
また、天板3の上面とトッププレート1の外周端部の裏面との隙間には、例えば独立発泡体からなる柔軟性に富んだゴム製の防水パッキン9が図示しない接着剤により取付けられ、適宜の圧着状態にて組込まれている。この構成により、ゴミや水等の液体が調理器本体2の内部へ浸入することを防止している。
特開2006−92840号公報
上記構成において、防水パッキン9は独立発泡体の構造であるとともに、最も外方に臨む位置に設けられているためゴミや汚れた液等が付着しやすく、汚れが目立ってしまう。ところが、防水パッキン9に付着したゴミや汚れ成分を取り除くには有効な手段は無く、そこで例えば爪楊枝等の鋭利な先端部を利用してゴミを取り除いたり、布で強く擦り取る等の清掃作業を行うことが考えられる。ところが、この清掃手段では、誤って防水パッキン9の独立発泡体(孔)を破損する虞があり、破損した場合には、当然その孔から液体が浸入する虞が生ずる。
また、破損した防水パッキン9の一部が外部から見えて外観性を悪くし、さらに、防水パッキン9の取付けに用いた接着剤が、防水パッキン9の外側にはみ出し易く、この場合にはやはり外観性を悪くし、且つそれを除去する手間を要していた。このように、フレームレスのトッププレート1を採用しながら、該トッププレート1の外周端部では未だ体裁を良くするための改善を必要としていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、防水パッキンの防水効果を維持しつつ、天板とトッププレートの外周端部における外観を良好とする加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、加熱手段を備えた調理器本体と、この調理器本体の上面を覆うように装着され上面を被加熱調理容器の載置面とするフレームレスのトッププレートと、このトッププレートに接合固定され前記調理器本体と連結する下部枠とを備え、前記調理器本体を、キッチン等の天板に落とし込みにより収容して、前記トッププレート及び前記下部枠の外周縁部を前記天板上に防水パッキンを介して重ね配置する組込み構成にあって、前記トッププレートと前記天板との間の外周端部の隙間を埋めるように外装部材を設け、この外装部材は、前記防水パッキンより外周部に配置され、前記下部枠の外周端部を支持する構成としたことを特徴とする。
上記手段によれば、下部枠の外周にあって、且つフレームレスのトッププレートの外周端部の裏面と天板の上面との隙間に外装部材を設けたことにより、内方に位置する防水パッキンにゴミや汚れ等が付着する虞はなくなった。勿論、一時的なゴミや汚れが付着しても簡単に拭取れる。従って、従来の如き防水パッキンの面倒な清掃作業を不要とし、清掃作業時に誤って防水パッキンを破損させてしまう虞は無く、防水パッキンの防水効果を長く維持することができるとともに、外周端部の隙間は外装部材で覆われ、外観が良好となる。
また、外装部材の内周側に防水パッキンを設ける構成としたので、防水パッキンを接合させている接着剤が加熱調理器の利用者等から見える外周側にはみ出す虞は無く、この点でも外観を良好にすることができる。
以下、本発明の一実施例を示す図1ないし図3を参照して説明する。
そのうち図2は、例えばシステムキッチンの天板11に落とし込みにより組込まれたビルトイン形の加熱調理器12の組込み状態を示し、図1は、その図2のA−A線に沿って切断した断面図を示している。また、図3は加熱調理器12の組込み状態を後方から見た外観斜視図を示している。
まず、天板11の上面には、矩形状の開口部13が形成されており、この開口部13に、後述する加熱調理器12の調理器本体14が落し込まれる。尚、この開口部13は、図1に一部のみ示している。
前記加熱調理器12は、周知のように内部に加熱手段を有する調理器本体14と、この調理器本体14の上面を覆うように装着されたフレームレスのトッププレート15とから大略構成されている。
そのうち前記調理器本体14は、上面が開口した矩形箱状をなし、内部に前記加熱手段として、周知のように図示はしないが誘導加熱コイルや、電気コイル等のラジエントヒータが適宜設けられている。尚、本実施例では、誘導加熱コイルを適用した実施例につき説明する。そして、図2に示す加熱調理器12の正面である調理器本体14の前面右側には、調理のための条件設定等を操作するダイヤルや表示部等の操作パネル部16が設けられ、一方、調理器本体14の左側には、図示しないシーズヒータを内蔵したロースター装置17が配備され、その前面に食材やロースター用の受け皿を出し入れするための扉17aが設けられている。
この調理器本体14の上端部は、特に図1に示すように直上方向に延び、そして直角に外方に折曲されて開口部13の外周側に向かって水平状に延びるフランジ部18が形成されている。このフランジ部18は、全周に連続した形状でなくても良い。そして、調理器本体14が開口部13に落とし込まれた際、フランジ部18が開口部13の周縁に引っ掛かり支持される構成となる。
一方、前記フレームレスのトッププレート15は、例えば強化耐熱ガラス製にて平坦な矩形板状に形成されている。
このトッププレート15の平坦な上面は、鍋等の被加熱調理容器を加熱する載置面として利用できるとともに、被加熱調理容器を加熱するに最適な位置表示が施され、例えば図2,3に示すように円形枠状に印刷された加熱部19として形成されている。従って、この2箇所の加熱部19に対応した裏面側には、前述した調理器本体14内に設けられた誘導加熱コイル(図示せず)が配置されている。
また、トッププレート15の後端付近の2箇所には、調理器本体14内と連通した吸排気用の矩形の吸排気口20,20が形成されている。尚、図示しないが、この吸排気口20の上面には、これを覆うように多数の通気穴を有するカバー部材が着脱可能に載置される構成としている。
さらに、トッププレート15の外周縁部の上部には、特に図1に明示するように、ベベル加工が施されている。これは切削加工による面取り加工にあって、従って、外周端部におけるベベル加工では外側方向へ下降する傾斜面部21が形成される。
斯る構成のトッププレート15は、下部枠22を介して調理器本体14と連結固定されている。下部枠22は、全体形状が開口部13に対応した空所を有する矩形枠状をなしており、その空所側の複数個所に鉛直方向に折曲した折曲片23が垂下し、ネジ24により前記調理器本体14の内側面に螺着固定している。一方、下部枠22の主体部である枠状をなす水平部25は、空所から外周方向に延び、従って開口部13の外周側に向かって水平状に形成されている。この水平部25の外周(外周縁部)には、上方向に膨らんだ膨出部26が形成されている。これにより、膨出部26の裏面側には、空間的なスペースが形成されるのに対し、膨出部26の上面は、トッププレート15の裏面と接した形態となる。さらに、膨出部26より外周の先端は水平状に延び、その上面に接着剤27、例えばシリコン接着剤を貯留可能としている。尚、前記ベベル加工による傾斜面部21は、トッププレート15と下部枠22との接合部分(接着剤27)の上方から外周端部にかけての外周縁部に施されている。
前記した下部枠22の膨出部26の裏面側に形成された空間的スペースには、独立発泡体からなる柔軟性に富んだゴム製の防水パッキン28が、図示しない接着剤により接着固定されている。従って、トッププレート15及び下部枠22の膨出部26は、天板11上に防水パッキン28を介して重ねた配置となる。尚、この防水パッキン28は、トッププレート15の角部で折り曲げながら全周に連続して設けられている。
さらに、この防水パッキン28より外周部に位置し、且つトッププレート15の外周端部の下部の略全周には、外装部材29が設けられている。この外装部材29は、防水パッキン28よりも硬質の弾性体、例えばゴムからなり、防水パッキン28よりも密度は高く、ゴミ等が付着しにくい構成をなしている。この外装部材29は、図1で示すように、断面が水平状の長辺側とする底壁部と直角に起立した立壁部とからなる直角形状(倒置したL字状に相当)をなすとともに、そのうちの水平状の底壁部の上面に、下部枠22の先端の裏面が接し、且つ、外装部材29の短辺の立壁部における内側に、下部枠22の外周端部が接した状態で、接着剤27により下部枠22に一体的に接合されている。すなわち、トッププレート15と下部枠22と外装部材29とは、接着剤27により一体的に接合されるとともに、組込み状態では外装部材29にて下部枠22の外周端部を支持する構成としている。
尚、外装部材29は押出し成形され、一本の外装部材29からなる両端部30,30間には、図3に示すように隙間Sが生じ易い。そこで、本実施例では両端部30,30を加熱調理器12の利用者等から見えない位置、例えば加熱調理器12の後ろ側に位置するように取付けられている。
ここで、加熱調理器12が天板11の開口部13に落とし込まれ支持固定される手段について、図1に基づき説明する。
前記したように、フレームレスのトッププレート15側には、予め下部枠22が防水パッキン28や外装部材29とともに接合して組立て状態にあって、この状態から下部枠22が調理器本体14に連結固定され、加熱調理器12として組立てられる。そして、調理器本体14をキッチンの天板11の開口部13に落とし込むと、フランジ部18が開口部13の周縁に引っ掛かり支持される。この構成により、調理器本体14は、その荷重が直接トッププレート15に加わることなく、落し込みによる組込み状態に支持される。このとき、天板11の上面とトッププレート15の外周端部の裏面との隙間には、この隙間を埋めるように外装部材29が位置することとなる。また、これにより内方に位置した防水パッキン28が、天板11と下部枠22の間に十分な圧着状態に保持され、且つ弾性体からなる外装部材29も適宜に圧接して隙間を生じることがなく、以って加熱調理器12は、キッチンに組込まれた形態となる。
次に、上記構成の加熱調理器12の作用効果について、特に図1を参照して説明する。
天板11の上面とトッププレート15の外周端部の裏面との隙間に、防水パッキン28より硬質の弾性体からなる外装部材29を配置したことにより、内方に位置する防水パッキン28にゴミが付着する虞はなくなった。従って、従来の如き防水パッキン28の面倒な清掃作業を不要とし、また清掃作業時に誤って防水パッキン28を破損させてしまう虞は無く、防水パッキン28の防水効果を長く維持することができる。さらに、外装部材29は、ゴミや汚れ成分が付着しにくくなることにより外観が良好となり、且つ汚れても清掃が容易である。尚、外装部材29も液体等の浸入を防止する抑止作用を有するとともに、その内方に位置する防水パッキン28にて、確実な防水効果をえることができる。
また、上記如く外装部材29の内周側に防水パッキン28を設ける構成は、従来のように(図7参照)トッププレート1に防水パッキン9を接合させている接着剤が、加熱調理器12の利用者等から見える外周側にはみ出す虞は無く、外観がさらに良好となる。
一方、キッチンへの組込み状態では、外装部材29の底壁部の上面に下部枠22の外周端部を支持固定するとともに、外装部材29自体が天板11とトッププレート15との間に挟持されるように固定され、容易に離脱することなく外観的にも長期良好に保持できる。
接着剤27及び外装部材29は弾性を有する部材であるので、被加熱調理容器等がトッププレート15に衝突しても、この衝撃をこれら弾性部材で吸収し、トッププレート15の破損を防ぐことができる。
さらに、トッププレート15の外周縁部の上部にベベル加工を施し、外側方向へ下降する傾斜面部21を形成したので、トッププレート15の外周縁部における厚み方向への立上り寸法を抑え、被加熱調理器が移動時に衝突し難くするとともに、衝突しても衝撃を吸収し、以って鍋内の煮汁等を零す虞がなくなる等、実用上安全な取扱い性が期待できる。
尚、トッププレート15の傾斜面部21は、厚みが薄くなって強度が低下して破損し易くなるが、トッププレート15と下部枠22との接合部分(接着剤27)の上方から外周端部(外周縁部)の範囲においてベベル加工を施したので、この傾斜面部21に衝撃が加わっても、トッププレート15の下側に設けられた外装部材29や貯留状態の接着剤27等で衝撃を吸収しながら補強することができ、トッププレート15の破損を防ぐに有効である。
また、外装部材29の取付け後の両端部30,30を加熱調理器12の後方に位置するようにしたので、両端部30,30間に隙間Sを生じても、外観を損なうことがなく、且つ該外装部材29を一体の押出し成形品から採用でき、製造組立て工数を低減できる。
上記実施例に対し、図4ないし図6は第1の変形例ないし第3の変形例を示す図1相当図である。以下、上記実施例と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なるところを説明する。
(第1の変形例)
まず、図4は第1の変形例を示したもので、上記実施例と異なる点は、下部枠41及び外装部材42の構成にある。すなわち、本変形例の下部枠41には膨出部26が無く、下部枠41の水平部43の先端以外の上面の一部に塗布された接着剤44を介してトッププレート15に接合されている。接着剤44は、太線で図示しているが上記実施例の接着剤27と同じ材質でよい。また、下部枠41の先端は、水平部43部分よりやや低く段差を経て水平状に延びた水平端部43aを有した形状としている。ここで、本変形例の防水パッキン45は、上記実施例の防水パッキン28と同じ材質であり、同じく天板11の上面と下部枠41の水平部43の裏面との間に設けられている。
本変形例に示す外装部材42は、内方側を開放した断面ほぼコ字状をなし、第1の変形例の重ね配置に対し下部枠41の先端を嵌込み囲う形状をなしているもので、図示しない接着剤により、下部枠41及びトッププレート15と接合している。この場合、外装部材42を予め下部枠41に嵌合して取付けた後にトッププレート15に接合しても良いし、或いは下部枠41とトッププレート15が接合して組立てられた後に、該外装部材42を下部枠41の先端に横から嵌め込んでも良い。
上記構成においても、天板11の上面とトッププレート15の外周端部との隙間に外装部材42が配置されることにより、上記実施例と同様に、防水パッキン45の破損を防ぎ、且つ外観が良好となる。加えて、本実施例では、断面ほぼコ字状の外装部材42を採用したので、下部枠41の水平端部43aを挟持した状態に仮保持することができ、組立て時の取扱いを容易にして作業性の向上が期待できる。
(第2の変形例)
図5は第2の変形例を示すものであり、その下部枠41及び外装部材46が上記実施例の下部枠22及び外装部材29と異なる点は、上記第1の変形例と同様であり、従ってこの第2の変形例は、先の第1の変形例と特に類似しており、ここでは第1の変形例との差異につき説明する。すなわち、第1の変形例の下部枠41には、段差状の水平端部43aを有するのに対し、この第2の変形例では、水平端部43aの先端を、さらに直上方向に曲成して起立部43bを形成している点で異なる。従って、この水平端部43a及び起立部43bが収納され係合状態に保持される外装部材46も、内部に起立部43bに対応した上向きのスリットが追加された断面ほぼコ字状をなしている。
このように、第2の変形例においても、上記実施例と同様に、天板11の上面とトッププレート15の外周端部の裏面との隙間に外装部材46が配置されることにより、防水パッキン45の破損を防ぎ、且つ外観が良好となる。
特に、本変形例では、下部枠41の水平端部43aの先端に起立部43bを設けて、外装部材46の内部と鈎状に係合する構成となっているので、該外装部材46が下部枠41から一層外れにくくすることができる。
(第3の変形例)
図6は、第3の変形例を示したもので、特に第2の変形例に対して下部枠41の水平部43に凹部43cを設けた点で異なる。すなわち、この第3の変形例の下部枠41は、トッププレート15の裏側に接合する水平部43の一部に凹ませた段差を有する凹部43cが形成され、これより先端は第2の変形例と同じく段差を経た水平端部43a及び起立部43bが形成されている。
しかるに凹部43cは、図示から明らかなように段差状をなしているが、外周側は開放した形態である。ところが、図示するように、外装部材46が下部枠41に装着された状態では、外周側に外装部材46が宛がわれ、溝状の凹部43cが完成する。従って、この凹部43c内には、上記実施例と同じ材料の接着剤47が貯留されるように収容され、トッププレート15と接合固定される。
しかして、本変形例によれば、上記第2の変形例に加えて、凹部43cに接着剤47を収容させる構成としたので、収容した接着剤47が、外部に流れ出すことがなく作業性をさらに良くすることができるとともに、トッププレート15に上方から衝撃が加わってもその衝撃を接着剤47で吸収することができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例及び変形例に限定されず、例えば第2,第3の変形例で示した起立部43bを直上方向以外の方向、例えば下方向に曲成させても良い。また、水平部43における接着剤を収容する凹部43cの構成も種に変形可能である。一方、下部枠41の外周端部と係合する外装部材46も、該下部枠41の端部形状に応じて種々に変形して実施可能である。
本発明の一実施例を示す図2中のA−A線に沿って切断して示す断面図 ビルトイン形の加熱調理器の組込み状態を示す外観斜視図 ビルトイン形の加熱調理器の組込み状態を後方から示す外観斜視図 第1の変形例を示す図1相当図 第2の変形例を示す図1相当図 第3の変形例を示す図1相当図 従来例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、11は天板、12は加熱調理器、13は開口部、14は調理器本体、15はトッププレート、22,41は下部枠、25,43は水平部、27,44,47は接着剤、28,45は防水パッキン、29,42,46は外装部材、43aは水平端部、43bは起立部、及び43cは凹部を示す。

Claims (7)

  1. 加熱手段を備えた調理器本体と、
    この調理器本体の上面を覆うように装着され上面を被加熱調理容器の載置面とするフレームレスのトッププレートと、
    このトッププレートに接合固定され前記調理器本体と連結する下部枠とを備え、
    前記調理器本体を、キッチン等の天板に落とし込みにより収容して、前記トッププレート及び前記下部枠の外周縁部を前記天板上に防水パッキンを介して重ね配置する組込み構成にあって、
    前記トッププレートと前記天板との間の外周端部の隙間を埋めるように外装部材を設け、
    この外装部材は、前記防水パッキンより外周部に配置され、前記下部枠の外周端部を支持する構成としたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 外装部材は、下部枠の先端を囲う断面ほぼコ字状としたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 下部枠は、トッププレートの裏面側における接合面において、上面側の一部を凹ませた凹部を形成し、該凹部に接着剤を収容する構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 下部枠は、外周方向に延びた先端部を直上方向に曲成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 外装部材は、弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 外装部材は、防水パッキンより硬質の弾性体であることを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。
  7. フレームレスのトッププレートは、その外周縁部の上面にベベル加工が施されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の加熱調理器。
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