JP2008032352A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレームレスのトッププレートの採用を可能とするため、その加工性や吸排気部の通気性、外観デザインなどの改善を図る。
【解決手段】加熱手段を内蔵した筐体13の上部に、吸排気部を除きフレームレスのトッププレート14を設け、前記吸排気部には別部材の化粧カバー29を覆うように配置し、これらトッププレート14および化粧カバー29を下部枠35に装着した構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トッププレート上に載置した被加熱調理容器を加熱する加熱調理器に関する。
一般的に、この種加熱調理器では、箱状の筐体内に加熱手段として例えば誘導加熱コイルや、電気コイルなどのラジエントヒータを設け、対向する上面側に配置されたトッププレート上に載置された鍋などの被加熱調理容器を加熱する構成としている。更には、上記加熱手段とは別に通常ロースター手段を備えていて魚などの焼物調理を可能としており、以って煮物や焼物の加熱調理を併せて可能な加熱調理器として提供され、各種調理する上での使い勝手を良好としている。しかるに加熱調理器のビルトインタイプでは、システムキッチンなどの天板に落とし込みにより組込まれ、トッププレートが該天板上に突出した状態に維持される。これは、通称ドロップイン方式と言われ天板に形成された開口部に筐体を上方から収納する組込み手段である。
しかるに、一般的によく用いられている耐熱ガラス製とする結晶化ガラスによるトッププレートは、筐体後方に設けた吸排気部を除いた平坦な矩形板状に形成されている。そして、この吸排気部分を含みトッププレートの外周縁を別部材たる金属製で枠状をなしたフレームにて覆うように被着した構成としている。このようなフレームは、接着剤等で固定され、加熱調理器をキッチン天板に落とし込みにより組込む場合、天板上面の開口周縁に当接して支持させたり、或はトッププレートの周端部の外観を良くするため組立精度に十分な配慮を必要としている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上記のような別部材のフレームをトッププレートに被着することは、単に組立工数が増えるといった問題以外に、その外観デザインに苦慮するばかりか、トッププレート上面とフレームのエッジ部分とに生じる段差部に吹き零れなどの汚れが溜まり易く、或はフレームの密着度が悪いとその隙間から浸入して清掃も容易にできない。また、このフレームを金属製とする場合が多いが、この場合、エッジ部分で怪我しないよう安全性にも十分配慮せねばならないし、例えばステンレス製とした場合など絞り加工等により生じた傷をバフ仕上げをしたり、面倒な作業を要するなどの憂いを有していた。
そこで、その対策として上記枠状のフレームを取除いた構成、つまりフレームレスとして耐熱ガラス製のトッププレートのみで外周縁部も一体に形成した構成の提案がなされている(例えば、特許文献2参照)。例えば、図8にその一例を概略的に示すトッププレート1の(a)平面図および(b)断面図に基づき説明すると、耐熱性の結晶化ガラスにより一体に形成されたフレームレスのトッププレート1は、その上面側の外周縁部は面取り加工した如く外方へ下降する傾斜面部2を切削加工により形成している。これは、トッププレート1の周端部における厚み方向への立上り寸法を抑えて、鍋などの被加熱調理器の移動操作時に衝突するのを軽減し、且つ衝突時のショック(衝撃)を和らげるに有効とし、安全な取扱い性を得るに有用な形状である。
また、図示しない筐体側から外方に望む吸排気部に対応して、該トッププレート1の後方側に二つの開口部3,4が開口形成されている。この開口部3,4の上面には図示しない多孔板状の通気カバーが設けられる。そして、これら開口部3,4側と、鍋などを載置する側とを仕切るように突条部5が突設されていて、これは鍋などの載置面側に生じた煮汁や水などの液体が開口部3,4から筐体内に流入するのを防止している。なお、符号6,7,8は、鍋などを適正位置に載置する表示を施した加熱部である。
特許第3054836号公報 特開2005−83639号公報
しかして、上記フレームレスのトッププレート1の構成によれば、フレームの段差部における汚れや液体の浸入と言った問題は完全に解消できるとともに、フレームの組立工数の削減や安全性が確保でき、外観意匠も統一した良好なデザインを得ることができる。
ところが、この種耐熱強化ガラスでは特に貫通した開口部3,4を、加熱成形の際に一体成形することが困難であるため、トッププレート1としては未完成の矩形板状に加熱成形された直後にあって、未だ結晶化する以前の加工可能な段階で孔あけ加工することで、開口部3,4を開口形成している。しかしながら、この孔あけ加工も容易にできるものではなく、例えば図示する開口部3,4のように角の無い円弧形状として角部などが欠損し易い形状は回避せねばならないこと、また図8中に示すようにトッププレート1の外端部から開口部3,4の開口に至る寸法Sが小さいと、該寸法S部分における強度不足から加工時に割れや変形が生じ易いなどの制約を受け、勿論加工後も強度不足から破損し易いなど、設計的自由度が小さくて所望の位置に所望の形状の開口部3,4を容易に設けられない問題を有していた。
本発明は上記問題点を解決するため、フレームレスのトッププレートとしての有効性を確保し、且つ吸排気部の強度や通気性も良好としながらトッププレートの加工性を改善でき、外観デザインも良好とする加熱調理器を提供することを目的とする。
加熱手段を備えた筐体と、
被加熱調理容器を載置可能な平板状をなすフレームレスのトッププレートと、
前記加熱手段を制御する駆動手段と、
前記加熱手段および前記駆動手段の発熱部を空冷する空冷手段と、
前記空冷手段の空気の取り入れおよび排出するため、前記筐体外を臨む位置に配置された吸気部および排気部と、
前記吸気部および排気部の少なくともいずれか一方を覆うように装着された化粧カバーと、
前記筐体の上面に前記トッププレートおよび前記化粧カバーを取付固定する下部枠と、
を具備してなることを特徴とする加熱調理器。
上記手段によれば、フレームレスのトッププレートとしたので、フレームの段差部における汚れが溜まり易いとか、その隙間から液体が浸入し易いとか、或は清掃し難いなどの憂いは解消できる。勿論、安全性やデザイン性を考慮したフレームの面倒な組立作業は回避できる。また、トッププレートとは別部材の化粧カバーにて排気部を覆うようにしたので、トッププレート自体は簡易な形状化にできて耐熱ガラス材料であっても容易に一体成形でき、一方化粧カバーは金属製とすることで排気部の強度は十分であり、また例えばアルミニウム材料にて押し出し成形が可能であるので、この場合、十分な耐熱性や強度が得られる他に光沢性に優れ外観デザイン的にも良好とすることができる加熱調理器を提供できる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1実施例を示す図1〜図5を参照して説明する。
図1は、図3中のY−Y線に沿って切断して示す拡大断面図、図2は例えばシステムキッチンの天板12に加熱調理器11を組込んだ状態(所謂ビルトインタイプ)の外観斜視図、図3は同平面図、図4は同縦断側面図、および図5は化粧カバーの外観斜視図を示したもので、そのうち特に図2,3,4を参照して全体構成につき概略説明する。加熱調理器11は、後述する加熱手段等を内蔵し上面を開放した矩形箱状の筐体13と、その上面に装着されたトッププレート14とを具備した構成からなる。しかるに、キッチンの天板12には開口部12a(図1,4参照)が形成されていて、該開口部12aに前記筐体13部分が落とし込まれ、詳細は後述するがトッププレート14の裏面側において天板12の開口周縁部で支持される構成にある(図1参照)。
しかして、筐体13の内部には、後述する加熱手段や空冷手段等を内蔵するのに対し、図2に示す正面である前面には、その図示右側には操作パネル部15が設けられ、調理のための条件設定を操作するダイヤルや表示部等を備え、また左側には図示しないシーズヒータを内蔵したロースター手段16が配備され、その前面には出し入れ可能な扉16aが設けられ、これに内部の焼き網や受け皿(図示せず)が連動する構成としている。
一方、加熱調理器11の上面を構成するトッププレート14は、例えば透明な耐熱強化ガラス(結晶化ガラス)製にて平坦な矩形板状に一体形成されており、その上面には、例えば図中円形枠線で示す3箇所に、鍋17などの被加熱調理容器を加熱するに好適とする載置部を指示する加熱部18,19,20を印刷表示している。そのうち、前方左右の2箇所の加熱部18,19は、筐体13内に設けられた加熱手段の一つである誘導加熱コイル21,22に基づき被加熱調理容器たる鍋17を加熱可能とし、また後方中央に位置する加熱部20は、例えばニクロム線からなるラジエントヒータ23が配設され鍋17などの被加熱調理容器をトッププレート14を介して加熱可能としており、所謂三つ口コンロを形成している。
しかして、被加熱調理容器を載置する3箇所の加熱部18,19,20を有するトッププレート14は、その後方の吸排気部(後述する)を有する区域を除き平坦面に形成され、その上面全体を所謂鍋17などが載置可能な載置面としている。
ここで、筐体13内に配設された加熱手段等につき特に図4を参照して説明する。この図4の断面図は、筐体13内に前記トッププレート14上面に施した加熱部18,19,20(図3参照)のうちの右側の加熱部18に対向する加熱手段につき明示され、従って前記誘導加熱コイル21がコイル支持部材24を介して配設された構成が示されている。しかるに、これら加熱手段の下方の空間には、該加熱手段を駆動し制御する手段を装備していて、前記誘導加熱コイル21,22に高周波電流を供給するインバータやマイクロコンピュータを主とした制御回路基板等の駆動手段25を内蔵している。このような駆動手段25には、その主回路を構成するIGBTなどの発熱性のスイッチング素子を具備した構成とするとともに、この駆動手段25と前記誘導加熱コイル21および22とにより誘導加熱装置を構成している。
従って、斯かる誘導加熱装置では駆動手段25が有するインバータなどの発熱性のスイッチング素子や誘導加熱コイル21,22等の発熱部材を冷却するための空冷手段を設けている。この空冷手段として、送風ファン26a、ファンケーシング26bやモータ26c(図3参照)等からなる送風装置26が設けられ、取り入れた外気を発熱部材側に送風することにより空冷する。
この送風作用は、特に図3,4中に送風の流れを矢印Aで示すように、上記送風装置26の吸気側には外気を取り入れるべく、吸気部として筐体13外に臨む吸気ダクト27が形成され内部の前記ファンケーシング26bに接続されている。一方、送風装置26の吐出側である下流側は、駆動手段25を有する筐体13の内部空間を閉空間S1として送風され、その排気は筐体13の後方側の一部を直接外方に臨んで設けられ、外部へ排出可能としている。なお、送風の一部は前記誘導加熱コイル21,22側にも案内されるなど、矢印A方向の送風による冷却作用にて上記発熱部材の温度上昇を抑えている。
これに対し、筐体13の内方左側に設けた前記ロースター手段16にあっては、上記閉空間S1とは区画された別の閉空間S2が形成されている。これは、焼物調理では高熱の油煙等が発生するため、図示しない焼き網や受け皿などの全体を包含する閉空間S2とするとともに、これの後方に接続した排気部としての排気ダクト28を設け、筐体13外に臨み開口している。
但し、この閉空間S2における吸排気作用は、強制的な送風手段は設けていなくて、特に煙などの排気熱による自然対流を利用して排気を促進すべく、上記排気ダクト28は外部側の開口端にいくほど上昇する通路形態としている。これに対し吸気側は、例えば前面の扉16aの周囲の隙間等を利用して外気を吸入可能とする構成にあり、その吸排気流は図3中に示す矢印B方向に流れる。この結果、図3に示すように筐体13の右側には空冷手段の吸気部として吸気ダクト27が外方を臨んで開口し、同左側には空冷手段の排気部として閉空間S1の後端部が外方に臨んで開口し、且つこれに隣接してロースター手段16の排気部として閉空間S2から排気ダクト28が外方に臨んで開口した配置構成としている。
しかるに、前記したようにトッププレート14は鍋17などを載置可能な平坦な、本実施例では矩形平板状にあって、上記吸排気部を有する筐体13の後方区域は覆わない形状としている。従って、本実施例ではこの吸排気部を含む後方区域には、別部材による金属製の化粧カバー29にて覆う構成としている。この化粧カバー29は、図5に示すように例えばアルミニウム材料により押し出し加工して基本的な形状に形成した後に、左右の2箇所に実質的に同一形状の貫通した長孔状の開口部30(個々には符号30a,30bで示す)を後加工により形成している。そのうちの、図3に示す右側の開口部30aは吸気部たる前記吸気ダクト27の開口と略合致する対向位置にあり、左側の開口部30bは排気部たる排気ダクト28と閉空間S1の排気用開口とが略合致する対向位置にあって、該開口部30はこれら吸排気部をいずれも外方を臨む開放した形態に維持する。
そして、このように吸排気部区域を覆う化粧カバー29は、特に図1に示すようにトッププレート14の接する側の一辺を覆うように配置されるとともに、前記開口部30を挟んで上方に突出した提部31,32を平行に形成しており、その突出高さはトッププレート14の上面たる載置面より十分に高くなるように形成されている。なお、開口部30を含む長手方向に延びる中腹部位には段差部33が形成され、該段差部33に多数の通気孔を有する2個の通気カバー34が夫々着脱可能に嵌合支持されている。
斯かる構成の化粧カバー29は、トッププレート14の裏面側に接合された金属製の下部枠35を利用して被着されている。この下部枠35は、トッププレート14上の加熱部18,19,20を含む広い範囲を開放した矩形枠状をなしており、且つその矩形状の周囲に接着剤36の溜め部35aを形成し、トッププレート14に接着剤36で接合した構成としていて、該下部枠35は後述するように筐体13と連結固定する仲介をなしている。しかるに、化粧カバー29は下部枠35の後方区域の平板状部位に、前記同様の接着剤36による接合のほかに複数箇所(図1に1箇所のみ示す)をネジ37にて締結し固定している。なお、下部枠35の前記開口部30と対向する位置には、通気穴35bが形成され吸排気部を連通状態に形成している。
ここで、前記した筐体13の天板12への落とし込みによる組込み構成につき説明すると、図1に明示する如く筐体13の外周フランジ部13a(全周連続でなくてもよい)が天板12の開口部12aの周縁上面に引っ掛けられ、筐体13側の荷重を受ける構成をなしている。そして、前記トッププレート14および化粧カバー29を被着した下部枠35が、下方に垂直に曲成された複数箇所の垂下部35cを、筐体13にネジ38にて連結固定され、以ってトッププレート14および化粧カバー29は、筐体13と一体化され加熱調理器11を天板12に組込んだ構成としている。
なお、トッププレート14および化粧カバー29の両者の裏面側の周囲にパッキン39が接合されている。このパッキン39は、筐体13が天板12に引っ掛け状態に支持されたとき、該パッキン39は若干圧縮され圧着状態に組込まれることから、トッププレート14の外周縁部と天板12との間から液体などの浸入を阻止する水封作用をなす。また、トッププレート14の周端部における表面側においては、外方に向かって下降傾斜する傾斜面部14aを形成している。これに伴い、前記化粧カバー29の周端部にも同様の傾斜面部を適宜形成してもよい。
次に、上記構成の加熱調理器11の作用について説明する。
まず、天板12への組込み手順につき特には図1を参照して述べると、前記の如くトッププレート14と化粧カバー29とが金属製の下部枠35に接着剤36により取付保持される。このとき、化粧カバー29の提部31が、トッププレート14の隣接する一辺を覆うように、ネジ37により強固に取付固定されるとともに、これらトッププレート14および化粧カバー29の裏面周端部にパッキン39が接合される。
上記組立構成とした下部枠35の垂下部35cを、加熱手段や送風装置26等を内設した筐体13内に挿入して、該垂下部35cをネジ38により筐体13に締結し、以ってトッププレート14および化粧カバー29は筐体13に対し、下部枠35を介して所定位置に連結固定され、一体化されて加熱調理器11が構成される。
この加熱調理器11を、筐体13側から天板12の開口部12aに上方から落とし込み(ドロップイン)、筐体13上端部のフランジ部13aを天板12の開口周縁に引っ掛けて支持させる。このとき、パッキン39は圧縮されて天板12上に圧着された状態となる。以って、フランジ部13aでは荷重を支え、パッキン39は天板12に圧着して水封作用をなし、またトッププレート14および化粧カバー29には荷重の負担がなく且つ裏面側に宛がわれた下部枠35により機械的強度が増した構成となる。
一方、加熱調理器11による加熱調理の動作については周知であり、以下簡略して説明する。操作パネル部15のダイヤル操作等により、加熱手段のうち例えば右側の誘導加熱コイル21をインバータなどの駆動手段25を介して駆動するとともに、所望の加熱出力の設定操作に基づきトッププレート14の加熱部18に載置された鍋17を介して例えば煮物調理が開始される。この加熱調理の開始に伴ない、空冷手段を構成する送風装置26も駆動され、図3,4に示すように吸気ダクト27から外気が取り込まれた外気を矢印A方向に送風する。
この送風により、発熱性のスイッチング素子を有するインバータなどの駆動手段25、および誘導加熱コイル21等を有する閉空間S1を流れて発熱部材を空冷した後、化粧カバー29の開口部30b側から外部に排気される。これに対し、ロースター手段16を利用して、例えば魚などの焼き物調理した場合には、その際に発生した高熱を伴う煙などは、対流作用により上記とは別に区画された閉空間S2を経て矢印B方向に流れ、後部の排気ダクト28を経て化粧カバー29の開口部30bから外部に自然排気される。
このような、実用上の使い勝手において、トッププレート14上には加熱調理に際して煮汁などが吹き零れたり、或いはキッチンで使用する水が飛散したりする。しかるに、本実施例では鍋17などを載置する加熱部18,19,20を含むトッププレート14の上面たる載置面は、別部材のフレームなどを装着していない所謂フレームレスの一体物で形成されているため、汚れも簡単に拭き掃除することができる。しかも、吸排気部を有する後方区域には別部材の化粧カバー29を配置し、トッププレート14と隣接する側に突設した堤部31により液体などの侵入を阻止する。
また、図1に拡大して示したように、トッププレート14のフレームレスの外周縁部における表面側は、外方に向けて下降傾斜する傾斜面部14aを形成した。これは、所謂直角な角部を切削して徐々に下降傾斜する形態としたもので、特に鍋17などの被加熱調理容器の取り扱い時に衝突するのを軽減し、且つ衝突しても傾斜角度によりショック(衝撃)を和らげる作用を発揮し、且つデザイン的にも角部がなく良好である。
以上説明したように、第1実施例によれば次の効果を有する。
矩形板状のフレームレスのトッププレート14を設け、その後方に隣接して空冷手段の吸排気部および排煙用の排気部を有する区域を覆う化粧カバー29を装着する構成とした。これにより、フレームを備えた場合のように、エッジ部の段差部に汚れが溜まったり掃除が面倒であったり、更にはフレームとトッププレートとの隙間から液体が浸入すると言った憂いは解消されて、常に美麗に保つことができ、且つ当然ながら面倒なフレーム組立作業を回避できるとともに、エッジ部による怪我のおそれもなく安全性が確保できるなど、実用上有効で使い勝手がよくなる。
そして、吸排気部の区域は化粧カバー29にて対応する構成としたので、トッププレート14に吸排気用の開口部などの複雑形状を不要化でき、従って鍋17などの載置面を形成するだけの平坦で矩形平板状をなす簡素な形状でよいため、成形や加工が容易でない耐熱強化ガラス製であっても、その設計製作を容易にし設計的自由度を高めることができる。
また、上記化粧カバー29はトッププレート14とは別部材としたので、適宜の耐熱性材料を採用でき、特にロースター手段16による排煙および排熱は高熱を伴うため耐熱性とする必要がある。しかるに、本実施例のように化粧カバー29のアルミニウム材料を採用し、本実施例の如く長手方向に押し出し加工が可能な形状とすることによって、強度はもとより光沢に優れた外観デザインが得られて好都合である。これは、フレームレスのトッププレート14とともに、システムキッチンなどにおける外観デザインを向上でき、ビルトインタイプの加熱調理器11全体の商品価値を高めることができる。
更に、化粧カバー29は下部枠35を利用して取付固定されている。この下部枠35は通常金属製とし、トッププレート14と筐体13とを連結し一体化するために有用としている。のみならず、ガラス製のトッププレート14を裏面側から支持して機械的強度を高めるとともに、周囲に例えばシリコンシール剤による接着剤36にて接合し液体などの浸入を阻止する構成とする上からも有用でああり、このような下部枠35の有効利用は化粧カバー29の取付構成の複雑化を抑制する上で有効である。
また、上記のように化粧カバー29を下部枠35に取付固定する場合、隣接するトッププレート14の一辺を覆う構成としたので、トッププレート14の一辺を挟持固定する形態となり、それだけトッププレート14を確実に固定できる。そして、このトッププレート14の一辺を覆う化粧カバー29側に堤部31を突出形成したので、トッププレート14の載置面側からの水や吹き零れなどの液体は堤部31により阻止され、開口部30に流入することはない。
なお、上記第1実施例では堤部31と平行に開口部30を挟んで堤部32を形成したが、これはトッププレート14の載置面側と開口部30との間に一方の堤部31を形成するだけでもよい。また、駆動手段25などの空冷手段としての吸気部を専用の吸気ダクト27を設け、化粧カバー29を介して外気を取り入れる構成としたが、該ダクト27に代えて筐体13側に適宜の隙間を利用して外気を取り込むようにしてもよい。しかるに、排気部はロースター手段16の高温度の排熱はもとより、駆動手段25などの空冷後の排気も昇温しており、これを吸気しないようにするため、或は使用者に向けて排出されないようにするためにも、少なくとも排気部は所定の位置に設けることが有用である。従って、この場合には排気部に対応した形状のトッププレートを用意することになる。
(第2の実施の形態)
図6,7は、本発明の第2実施例を示すもので、図6は通気カバー43を取外した状態の外観斜視図、図7は要部の分解斜視図を示したもので、上記実施例と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分につき説明する。
このものは、加熱調理器40の加熱調理機能としては上記実施例の加熱調理器11と同じであり、従って筐体13側に装備した加熱手段や空冷手段(図示せず)、およびロースター手段16など、共通としている。これに対し、トッププレート41、化粧カバー42、および通気カバー43について、その形状など以下のように異なる構成としている。
まず、トッププレート41は特に図7から理解できるように、矩形板状をなす後方側の一辺において、その両端部を除く中央部分に外方に開放する凹状部44を形成した点で異なる。この凹状部44は、例えば矩形状をなし後述するように吸排気部を覆う大きさにあって、本実施例では後述する化粧カバー42に略相当する形状および大きさとしている。これ以外、上記実施例の傾斜面部14aと実質的に同形状の傾斜面部41aを、上記凹状部44を除く周端部に形成しており、また上面はやや拡大した載置面として同様の加熱部18,19,20が表示されている。
そして、化粧カバー42につき説明すると、これは上記実施例と同様にアルミニウム材料により押し出し加工にて形成され、後加工として開口部45(個々には、符号45a,45b,45cと付す)を形成した構成にある。具体的には、前述したように前記凹状部44に略相当する(若干大きい)矩形板状をなし、その中間部位の図示右側に前記開口部45aが形成され、これは上記第1実施例で述べた吸気ダクト27と対向する位置関係にある。また、図示左端部の開口部45bは、第1実施例で謂う閉空間S1の排気開口部に対向して形成され、これの右側に隣接してロースター手段16の排気ダクト28の排気開口と対向する開口部45cが形成されている。
上記開口部45を含む中間部位は、その前後部位に対し板厚を薄くした如き長手方向に延びる段差部46を形成していて、少なくともその前端部に十分な突出高さを有する堤部47を形成している。なお、この化粧カバー42を、第1実施例と同様の取付手段にて図6のように組込み図示しない下部枠35に取付固定した際、少なくとも上記堤部47に対応するトッププレート41の凹状部44の一辺を覆う段差形状をなしており、従ってトッププレート41は上記実施例と略同様に下部枠35と化粧カバー42とで挟持される形態に固定される。勿論、化粧カバー42の周縁部にてトッププレート41の凹状部44の全周三辺を覆う構成としてもよい。
このように、化粧カバー42の開口部45を覆うように、この実施例では上記段差部46全体を覆い且つ着脱可能に嵌合する1個の通気カバー43が装着されている。従って、各開口部45a,45b,45cからの吸排気作用は、この多孔板状の通気カバー43を介して行われる。
斯くして本実施例によれば、トッププレート41の一辺に凹状部44を形成した構成のため、矩形のトッププレート41は、その周囲の三辺以上に亘り矩形板状に近似した構成にでき、平坦な載置面を大きく形成でき、使い勝手が向上しデザイン的にも優れたものが提供できる。また、このような凹状部44の形成は吸排気部が後方部に集中した形態に好適するのであるが、図8にて開示したような開口部3,4の如き孔形状やその大きさ、および孔周囲の強度など加工上の制約は略解除でき、耐熱強化ガラス材料による加工が容易である。
その他、フレームレスのトッププレート41採用による組立性の改善や、化粧カバー42にてトッププレート41の凹状部44の一辺を覆う構成による確実な取付固定、堤部47による開口部45から内部への液体などの侵入防止、およびトッププレート41の傾斜面部41aによる鍋17などの取扱い性、また加熱調理器40としての本来の加熱調理機能や使い勝手など、上記実施例と同様の作用効果を有することは謂うまでもない。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されず、例えばトッププレートはセラミック製としてもよいし、またその形状は吸排気部の位置や形状などに応じて種々変形可能である。また、加熱調理器はビルトインタイプに限らず据置きタイプにも展開できるなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
本発明の第1実施例を示す図3中のY−Y線に沿って切断して示す拡大断面図 加熱調理器のキッチン組込み状態の外観斜視図 通気カバーを取除いた状態の平面図 内部の概略構成を示す縦断側面図 化粧カバーの外観斜視図 本発明の第2実施例を示す加熱調理器のキッチン組込み状態の外観斜視図 要部の分解斜視図 従来例のトッププレートの(a)平面図と(b)縦断側面図
符号の説明
図面中、11は加熱調理器、12は天板、13は筐体、14,41はトッププレート、14a,41aは傾斜面部、17は鍋(被加熱調理容器)、18,19,20は加熱部、21,22は誘導加熱コイル(加熱手段)、23はラジエントヒータ(加熱手段)、25は駆動手段、26は送風装置(空冷手段)、29,42は化粧カバー、31,32,47は堤部、34,43は通気カバー、35は下部枠、および44は凹状部を示す。

Claims (4)

  1. 加熱手段を備えた筐体と、
    被加熱調理容器を載置可能な平板状をなすフレームレスのトッププレートと、
    前記加熱手段を制御する駆動手段と、
    前記加熱手段および前記駆動手段の発熱部を空冷する空冷手段と、
    前記空冷手段の空気の取り入れおよび排出するため、前記筐体外を臨む位置に配置された吸気部および排気部と、
    前記吸気部および排気部の少なくともいずれか一方を覆うように装着された化粧カバーと、
    前記筐体の上面に前記トッププレートおよび前記化粧カバーを取付固定する下部枠と、
    を具備してなることを特徴とする加熱調理器。
  2. 加熱手段を備えた筐体と、
    被加熱調理容器を載置可能な平板状をなすフレームレスのトッププレートと、
    前記加熱手段を制御する駆動手段と、
    前記筐体内に設けたロースター手段と、
    前記ロースター手段からの排気を前記筐体外に排出するための排気部と、
    前記排気部を覆うように装着された化粧カバーと、
    前記筐体の上面に前記トッププレートと前記化粧カバーを取付固定する下部枠と、
    を具備してなることを特徴とする加熱調理器。
  3. 化粧カバーは、トッププレートの一辺を覆うように下部枠に取付固定したことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. トッププレートは、その矩形板状をなす一辺に外方に開放した凹状部を形成し、該凹状部に吸排気部を配置するとともに、その上面を化粧カバーで覆う構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。

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