JP2020067251A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020067251A
JP2020067251A JP2018201278A JP2018201278A JP2020067251A JP 2020067251 A JP2020067251 A JP 2020067251A JP 2018201278 A JP2018201278 A JP 2018201278A JP 2018201278 A JP2018201278 A JP 2018201278A JP 2020067251 A JP2020067251 A JP 2020067251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
housing
screw
flat surface
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018201278A
Other languages
English (en)
Inventor
浩二 藤岡
Koji Fujioka
浩二 藤岡
大貴 椋本
Daiki Mukumoto
大貴 椋本
真次 藤谷
Shinji Fujitani
真次 藤谷
哲太 齋藤
Tetsuta Saito
哲太 齋藤
敏宏 石野
Toshihiro Ishino
敏宏 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Harman Co Ltd
Original Assignee
Noritz Corp
Harman Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp, Harman Co Ltd filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2018201278A priority Critical patent/JP2020067251A/ja
Publication of JP2020067251A publication Critical patent/JP2020067251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

【課題】天板を筐体に固定するねじを見えにくくしたうえで、このねじのある部分の掃除がしやすい加熱調理器を提案する。
【解決手段】加熱調理器1は、上面に開口20を有する筐体2と、筐体2に収容され、加熱調理に用いられる加熱部3と、開口20を塞ぐように、筐体2に取り付けられる天板4と、天板4を筐体2に固定するねじ8と、を備える。天板4は、加熱部3の奥側に位置し、かつ上方に突出した堰部9と、堰部9の更に奥側に位置し、かつ堰部9の上端よりも低く位置する平坦面10と、を含む。平坦面10は、天板4の外縁に沿って左右方向に延びた面である。平坦面10の一部に、ねじ8が挿通される挿通孔100が設けられている。
【選択図】図1

Description

本開示は、加熱調理器に関する。
特許文献1には、上面に開口部を有する筐体と、この開口部を閉塞するように筐体に固定されたトッププレートと、トッププレートの一部から上方に突出したバーナと、を備えるガスこんろが記載されている。
トッププレートの後部には、斜め上方に傾斜した上り面部と、上り面部の後端部から斜め下方に傾斜した下り面部と、下り面部の一部を窪ませて形成した固定部とが設けられている。この固定部にねじを挿入することによって、トッププレートは筐体に固定されている。
特開2017−116109号公報
ところで、特許文献1に記載のガスこんろでは、ねじの手前側に、斜め上方に傾斜した上り面部があり、この上り面部の上端よりも下側にねじが位置するため、ガスこんろの利用者からねじが見えにくくて、美観の低下が抑えられる。
しかし、このガスこんろでは、斜め下方に傾斜した下り面部の一部の窪んだ部分にねじが挿入されるため、この部分に、噴きこぼれた煮汁等の液体が入り込んだ場合に、掃除がしにくい。
上記事情に鑑みて、本開示は、天板を筐体に固定するねじを見えにくくしたうえで、このねじのある部分の掃除がしやすい加熱調理器を提案することを、目的とする。
本開示の一態様に係る加熱調理器は、上面に開口を有する筐体と、前記筐体に収容され、加熱調理に用いられる加熱部と、前記開口を塞ぐように、前記筐体に取り付けられる天板と、前記天板を前記筐体に固定するねじと、を備える。前記天板は、前記加熱部の奥側に位置し、かつ上方に突出した堰部と、前記堰部の更に奥側に位置し、かつ前記堰部の上端よりも低く位置する平坦面と、を含む。前記平坦面は、前記天板の外縁に沿って左右方向に延びた面である。前記平坦面の一部に、前記ねじが挿通される挿通孔が設けられている。
本開示は、天板を筐体に固定するねじを見えにくくしたうえで、このねじのある部分の掃除がしやすい加熱調理器を提案することができる。
図1は、一実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。 図2は、同上の加熱調理器の要部を示す斜視図である。 図3は、図2のa―a線における断面図である。 図4は、図3のb部を示す拡大断面図である。 図5は、図2のc−c線における断面図である。 図6は、図2のd−d線における断面図である。
(1)概要
図1に示す一実施形態の加熱調理器1は、上面に開口20を有する筐体2と、筐体2に収容され、加熱調理に用いられる加熱部3と、開口20を塞ぐように、筐体2に取り付けられる天板4と、天板4を筐体2に固定するねじ8と、を備える。
天板4は、加熱部3の奥側に位置し、かつ上方に突出した堰部9と、堰部9の更に奥側に位置し、かつ堰部9の上端よりも低く位置する平坦面10と、を含む。平坦面10は、天板4の外縁に沿って左右方向に延びた面である。平坦面10の一部に、ねじ8が挿通される挿通孔100が設けられている。
本実施形態の加熱調理器1では、ねじ8の手前側に上方に突出した堰部9があるため、ねじ8が目立ちにくい。加えて、本実施形態の加熱調理器1では、ねじ8が挿通される箇所が、天板4の外縁に沿って延びた平坦面10の一部であるため、噴きこぼれた煮汁等の液体が堰部9を越えてねじ8の挿通部分に至った場合に、この液体の掃除がしやすい。
(2)詳細
続いて、本実施形態の加熱調理器1について、更に詳しく説明する。
図1に示す加熱調理器1は、キッチンカウンター17(図6参照)に形成された設置孔170に設置されるビルトイン式のガス焜炉である。
加熱調理器1は、筐体2、加熱部3、天板4、及びねじ8に加えて、パッキン5、五徳6、及び操作スイッチ7を備える。
本文中において、加熱調理器1に対して利用者が位置する側を手前側または前側、この反対方向を奥側または後側と定義する。左右方向については、加熱調理器1を利用する利用者の視点を基準として、左側と右側を定義する。
(2−1)筐体
筐体2は、上面に開口20を有する平面視矩形状の箱体である。筐体2は、開口20の周縁から全周にわたって外側に突出したフランジ21を有する(図5参照)。
筐体2は、フランジ21の外周縁部に取り付けたパッキン5が、キッチンカウンター17の上面171のうち、設置孔170の周囲の部分の上に載るように、設置孔170に設置される。筐体2には、加熱部3及び操作スイッチ7の一部が収容される。
(2−2)加熱部
図1に示すように、加熱部3は、本実施形態では、二つの焜炉バーナー30である。二つの焜炉バーナー30は、前後方向に間隔をあけて位置する。二つの焜炉バーナー30のそれぞれは、五徳6に載った被調理物を加熱調理する加熱機器である。二つの焜炉バーナー30のうち、前側に位置する焜炉バーナー30は、後側に位置する焜炉バーナー30よりも最大火力が大きい大火力バーナーである。
二つの焜炉バーナー30のそれぞれは、都市ガス又はプロパンガス等のガスを燃焼するブンゼンバーナーである。二つの焜炉バーナー30のそれぞれの上端部は、天板4に形成された開口を通じて、天板4の上側に突出している。二つの焜炉バーナー30のそれぞれの上端部には、平面視環状に並んだ複数の炎口が形成されている。
(2−3)天板
天板4は、一枚の金属製のパネルをプレス加工して形成されたプレス加工品である。天板4の材質は、例えばステンレスである。
天板4は、各焜炉バーナー30を通す開口が設けられた平板状の本体部40と、本体部40の前側に位置する前部41と、本体部40の後側に位置する後部42と、本体部40の左右に位置する一対の側部43と、を有する。
本体部40には、焜炉バーナー30を通す開口の周囲に、五徳6を位置決めする突起400が設けられている。
前部41は、本体部40の前端から上方に突出した起立壁410と、前側ほど上側に位置するように傾斜した中間傾斜壁411と、前側ほど下側に位置するように傾斜した前傾斜壁412とを含む。起立壁410と中間傾斜壁411と前傾斜壁412は、この順に連続している。前傾斜壁412には、操作スイッチ7を通すための二つの開口が、左右方向に間隔をおいて設けられている。
一対の側部43のそれぞれは、本体部40の左右端から上方に突出した起立壁430を含む。
後部42は、図2に示すように、堰部9と、堰部9の後側に位置する左右一対の平坦面10及び中間平坦面11と、左右一対の平坦面10及び中間平坦面11の更に後側に位置する左右一対の傾斜部12及び中間傾斜部13と、を含む。
図5に示すように、堰部9は、本体部40の後端から上方に突出した起立壁90と、起立壁90の上端部から後側に折り返された後壁91を含む。起立壁90の前面と後壁91の後面910は、滑らかに連続している。起立壁90と後壁91は、側断面U字状をなすように連続している。後壁91の後面910(堰部9の奥側を向く面)は、鉛直に起立した面である。ここで、鉛直とは、後面910が水平面に対してなす角度が厳密に90度である場合に限らず、およそ90度である場合も含む。
図2に示すように、左右一対の平坦面10のそれぞれは、天板4の外縁である後縁に沿って左右方向に延びた面である。左右一対の平坦面10は、左右方向に互いに間隔をおいて位置する。左右一対の平坦面10のそれぞれの一部には、天板4を筐体2に固定するねじ8が挿通される挿通孔100が設けられている。本実施形態では、挿通孔100は、右側の平坦面10の左端寄りの部分、及び左側の平坦面10の右端寄りの部分にそれぞれ設けられている。
中間平坦面11は、左右一対の平坦面10の間に位置し、かつ左右一対の平坦面10よりも高く位置する。中間平坦面11と左右一対の平坦面10は、滑らかに連続している。
後部42は、本実施形態では、左右一対の平坦面10と中間平坦面11の間に位置する左右一対の傾斜面14を更に有する。
左右一対の傾斜面14のそれぞれは、左右方向外側ほど下側に位置するように傾斜した面である。例えば、右側の傾斜面14は、右側ほど下側に位置するように傾斜した傾斜面である。
図3に示すように、左右一対の傾斜面14のそれぞれは、中間平坦面11に対して滑らかに連続し、かつ左右一対の平坦面10のうち対応する平坦面10に対して滑らかに連続している。ここで、滑らかに連続するとは、稜線が形成されないように弧状に連続する場合に限らず、稜線が形成され、かつ鈍角をなすように連続する場合も含む。
図2に示すように、左右一対の傾斜部12は、左右一対の平坦面10の後側に位置する。左右一対の傾斜部12のそれぞれの後面120は、後側ほど下側に位置するように傾斜した傾斜面である。左右一対の傾斜部12の後面120と左右一対の平坦面10とは、滑らかに連続している。
中間傾斜部13は、中間平坦面11の後側に位置する。中間傾斜部13の後面130は、後側ほど下側に位置するように傾斜した傾斜面である。また、中間傾斜部13の裏面(後面130とは反対側を向く面)も、後側ほど下側に位置するように傾斜した傾斜面である。
中間傾斜部13の後面130と中間平坦面11とは、滑らかに連続している。中間傾斜部13の後面130と、左右一対の傾斜部12の後面120とは、面一に連続している。
中間傾斜部13には、左右方向に長い楕円形状の複数の通気口15が、中間傾斜部13を上下方向に貫通するように形成されている。本実施形態では、中間傾斜部13には、複数(四つ)の通気口15が左右方向に一列に並ぶように形成されている。本実施形態では、複数の通気口15は、筐体2内に空気を導入するための吸気口である。
図6に示すように、通気口15は、天板4を筐体2に取り付けた状態で、筐体2の上端部の外周縁部に取り付けたパッキン5の排水面510の上方に、通気口15の少なくとも上縁が位置するように、その位置が設定されている。本実施形態では、通気口15は、その全体が、排水面510の上方に位置している。
天板4の外周縁部は、全周にわたって、C字をなすように内側に巻き込んだ形状となっている。
天板4は、天板4の前端部を、筐体2のフランジ21の前端部に引っ掛け、天板4の後端部を、筐体2のフランジ21の後端部の上に取り付けた取付金具16に対してねじ8で固定することで、筐体2に取り付けられる。本実施形態では、筐体2のフランジ21の後端部の上には、左右一対の取付金具16が取り付けられる。
図5に示すように、各取付金具16は、フランジ21に沿う下片部160と下片部160の後端から上側に突出した縦片部161と、縦片部161の上端から後側に突出した上片部162とを含む。上片部162には、ねじ8が挿通されるねじ孔163が設けられている。下片部160と縦片部161と上片部162のそれぞれは、矩形板状であり、連続するもの同士が互いに垂直に連続している。
(2−4)パッキン
パッキン5は、キッチンカウンター17の設置孔170に筐体2を設置した状態で、キッチンカウンター17の上面171と筐体2のフランジ21との間の隙間を塞ぐように構成されたものである。パッキン5は、ゴムやエラストマー等の弾性変形可能な部材で形成されている。パッキン5は、平面視矩形枠状であり、筐体2のフランジ21の外周縁部に全周にわたって取り付けられる。
図6に示すように、パッキン5は、筐体2のフランジ21の外周縁部を上下から挟み込むU字状の挟持部50と、挟持部50から外側に突出したカバー片51とを有する。カバー片51の上面が、通気口15の下方に位置し、かつ通気口15を通って落下した液体を受けて筐体2の外側へ送るように構成された排水面510である。排水面510は、外縁側ほど下側に位置するように傾斜した傾斜面である。
挟持部50の後面500は、下側ほど後側に位置するように傾斜した傾斜面である。後面500と排水面510とは、連続している。
パッキン5を筐体2のフランジ21の外周縁部に取り付け、かつ筐体2に天板4を取り付けた状態で、排水面510と天板4との間には隙間S1が形成される。
(2−5)五徳
図1に示すように、五徳6は、焜炉バーナー30の上端部を囲むように、天板4の上に設置される。五徳6は、環状のベース部60と、ベース部60から突出した複数の爪部61とを含む。複数の爪部61は、周方向に等間隔に配置されている。複数の爪部61上に、被調理物を収容した加熱容器が載せられる。
五徳6は、天板4の本体部40上の突起400によって、複数の爪部61のうちの一部が挟み込まれることで、周方向の位置決めがなされる。
(2−6)操作スイッチ
操作スイッチ7は、加熱部3のオン状態とオフ状態の切替と火力調節を行う装置である。本実施形態では、操作スイッチ7は、加熱部3のオン状態とオフ状態の切替と火力調節が機械的に可能なメカニカルバルブで構成される。
操作スイッチ7は、その前端部に、利用者が摘んで操作する摘み部70を有する。摘み部70は、筐体2内に収容された操作スイッチ7の本体部に対して着脱可能である。
利用者は、操作スイッチ7の摘み部70を回転操作することで、加熱部3のオン状態とオフ状態の切替と火力調節を行うことができる。
本実施形態では、加熱調理器1は、二つの操作スイッチ7を備える。二つの操作スイッチ7のそれぞれによって、対応する1つの焜炉バーナー30が操作可能である。
(3)加熱調理器の組み立て方法
続いて、加熱調理器1の組み立て方法について説明する。
まず、加熱部3及び操作スイッチ7の本体部が収容され、フランジ21の外周縁部にパッキン5が取り付けられた筐体2に、天板4を取り付ける。天板4は、天板4の前端部を筐体2のフランジ21の前端部に引っ掛け、天板4の後端部を、筐体2のフランジ21の後端部上の各取付金具16の上片部162に、ねじ8で固定することによって、筐体2に取り付けられる。
次いで、天板4の前部41の開口を通じて、操作スイッチ7の本体部に、摘み部70を取り付ける。次いで、天板4から上方に突出した焜炉バーナー30,30の上端部の周囲に五徳6を設置する。このとき、天板4の本体部40の突起400に五徳6の爪部61を合わせることで、五徳6を位置決めする。
以上のように組み立てられた加熱調理器1は、キッチンカウンター17の設置孔170内に筐体2が位置し、筐体2のフランジ21がパッキン5を介してキッチンカウンター17の上面171のうち設置孔170の周囲の部分に載るように設置される。これにより、キッチンカウンター17の上面171とフランジ21との間の隙間がパッキン5によって塞がれ、この隙間を通じて、設置孔170内に液体が入り込むことが抑制される。
加熱調理器1をキッチンカウンター17に設置した状態で、天板4の外周縁とキッチンカウンター17の上面171との間には、1mm程度の僅かな隙間が形成される。通気口15から落下し、パッキン5の排水面510で受けられて後側に送られた液体は、キッチンカウンター17の上面171と天板4との間の隙間を通じて、キッチンカウンター17の上面171のうち天板4よりも後側の部分へ排出される。
(4)作用効果
以上説明した本実施形態の加熱調理器1では、堰部9の奥側の一段低い平坦面10に、ねじ8が挿通されている。そのため、本実施形態の加熱調理器1は、前側から見たときに、天板4を筐体2に固定するねじ8が見えにくい。
また、本実施形態の加熱調理器1では、ねじ8が天板4の外縁(後縁)に沿って延びた平坦面10の一部に挿通されているため、堰部9を越えてねじ8へと至った、噴きこぼれた煮汁等の液体の掃除(拭き掃除等)がしやすい。
また、本実施形態の加熱調理器1では、左右一対の平坦面10と中間平坦面11が、左右一対の傾斜面14を介して滑らかに連続しているため、左右一対の平坦面10と中間平坦面11をまとめて拭き掃除しやすい。
また、本実施形態の加熱調理器1では、堰部9の後面910(奥側を向く面)が鉛直に起立しているため、堰部9の前後長さを抑えることができ、各平坦面10を前後方向に広く取りやすい。そのため、本実施形態の加熱調理器1では、各平坦面10の拭き掃除がしやすい。
また、本実施形態の加熱調理器1では、天板4は、金属製のパネルをプレス加工して形成したプレス加工品であるため、堰部9、左右一対の平坦面10、及び中間平坦面11の成形が一度に行えて、位置関係や形状が安定しやすい。
また、本実施形態の加熱調理器1では、堰部9に対して、左右一対の平坦面10及び中間平坦面11が、稜線を形成せず滑らかに連続しているため、連続部分の拭き掃除がしやすい。
また、本実施形態の加熱調理器1では、左右一対の平坦面10及び中間平坦面11が、その奥側(後側)の左右一対の傾斜部12の後面120及び中間傾斜部13の後面130に対しても滑らかに連続しているため、天板4の後端部をまとめて拭き掃除しやすい。
また、このようにまとめて掃除する際、噴きこぼれた煮汁等の液体が、中間傾斜部13の通気口15に流れ込んでも、パッキン5の排水面510によって筐体2の外側へと送ることができるため、天板4の後端部の拭き掃除が簡単に行える。
(5)変形例
続いて、上述した実施形態の加熱調理器1の変形例について説明する。
加熱部3は、焜炉バーナー30に限らず、電磁調理器であってもよい。
天板4は、中間平坦面11を有さなくてもよく、つまり、堰部9の奥側の部分が、左右方向にわたって高さが一定の平坦面10であってもよい。
堰部9の奥側を向く面(堰部9の後面910)は、鉛直に起立していなくてもよく、後ろ下がりに傾斜した傾斜面であってもよい。
天板4は、一枚の金属製のパネルをプレス成型したプレス加工品に限らず、ガラスパネルと、その周囲を囲む金属製のパネルとで構成されてもよい。また、堰部9は、プレス加工に限らず、その他の方法で形成されたものであってもよい。
加熱調理器1は、ビルトイン式焜炉に限らず、テーブル焜炉であってもよい。
加熱調理器1は、筐体2内に位置し、筐体2の外側に開いた開口を有するグリル庫と、この開口を開閉するグリル扉と、グリル庫内に出し入れ自在なトレイと、トレイ上の被調理物を加熱するグリルバーナーとを更に備えてもよい。この場合、天板4には、グリル庫内の空気が排出される排気口として用いられる通気口が、パッキン5の排水面510の上方に位置するように設けられる。つまり、天板4に設けられる通気口は、吸気に限らず、排気に用いてもよい。
(6)まとめ
以上説明した一実施形態及びその変形例の加熱調理器1のように、第一態様の加熱調理器1は、下記の構成を備える。
すなわち、第一態様の加熱調理器1は、上面に開口20を有する筐体2と、筐体2に収容され、加熱調理に用いられる加熱部3と、開口20を塞ぐように、筐体2に取り付けられる天板4と、天板4を筐体2に固定するねじ8と、を備える。
天板4は、加熱部3の奥側に位置し、かつ上方に突出した堰部9と、堰部9の更に奥側に位置し、かつ堰部9の上端よりも低く位置する平坦面10と、を含む。平坦面10は、天板4の外縁に沿って左右方向に延びた面である。平坦面10の一部に、ねじ8が挿通される挿通孔100が設けられている。
上記構成を備えることで、第一態様の加熱調理器1では、ねじ8の手前側に上方に突出した堰部9があるため、ねじ8が目立ちにくい。加えて、第一態様の加熱調理器1では、ねじ8が挿通される箇所が、天板4の外縁に沿って延びた平坦面10の一部であるため、噴きこぼれた煮汁等の液体が堰部9を越えてねじ8の挿通部分に至った場合に、この液体の掃除(拭き掃除等)がしやすい。
また、第二態様の加熱調理器1は、第一態様の加熱調理器1の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第二態様の加熱調理器1では、天板4は、左右一対の平坦面10と、左右一対の平坦面10の間に位置し、かつ左右一対の平坦面10よりも高く位置する中間平坦面11と、を含む。中間平坦面11と左右一対の平坦面10は、滑らかに連続している。
上記構成を備えることで、第二態様の加熱調理器1では、左右一対の平坦面10とその間に位置する中間平坦面11とを一度にまとめて拭き掃除しやすい。
また、第三態様の加熱調理器1は、第一または第二態様の加熱調理器1の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第三態様の加熱調理器1では、堰部9の奥側を向く面(後面910)は、鉛直に起立している。
上記構成を備えることで、第三態様の加熱調理器1では、堰部9の前後長さを抑えることができて、平坦面10を前後方向に広くしやすくて、平坦面10の拭き掃除がしやすい。
また、第四態様の加熱調理器1は、第一から第三態様のいずれか一つの加熱調理器1の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第四態様の加熱調理器1では、天板4は、金属製のパネルをプレス加工して形成したプレス加工品である。
上記構成を備えることで、第四態様の加熱調理器1では、堰部9と平坦面10とをまとめて形成しやすく、堰部9と平坦面10との位置関係や、平坦面10の平坦性が安定しやすい。
以上、本開示を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されるものではなく、本開示の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 加熱調理器
2 筐体
20 開口
3 加熱部
4 天板
8 ねじ
9 堰部
10 平坦面
11 中間平坦面
100 挿通孔

Claims (4)

  1. 上面に開口を有する筐体と、
    前記筐体に収容され、加熱調理に用いられる加熱部と、
    前記開口を塞ぐように、前記筐体に取り付けられる天板と、
    前記天板を前記筐体に固定するねじと、を備え、
    前記天板は、
    前記加熱部の奥側に位置し、かつ上方に突出した堰部と、
    前記堰部の更に奥側に位置し、かつ前記堰部の上端よりも低く位置する平坦面と、を含み、
    前記平坦面は、前記天板の外縁に沿って左右方向に延びた面であり、
    前記平坦面の一部に、前記ねじが挿通される挿通孔が設けられている、
    加熱調理器。
  2. 前記天板は、
    左右一対の前記平坦面と、
    左右一対の前記平坦面の間に位置し、かつ左右一対の前記平坦面よりも高く位置する中間平坦面と、を含み、
    前記中間平坦面と左右一対の前記平坦面は、滑らかに連続している、
    請求項1の加熱調理器。
  3. 前記堰部の奥側を向く面は、鉛直に起立している、
    請求項1または2の加熱調理器。
  4. 前記天板は、金属製のパネルをプレス加工して形成したプレス加工品である、
    請求項1から3のいずれか一つの加熱調理器。
JP2018201278A 2018-10-25 2018-10-25 加熱調理器 Pending JP2020067251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201278A JP2020067251A (ja) 2018-10-25 2018-10-25 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201278A JP2020067251A (ja) 2018-10-25 2018-10-25 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020067251A true JP2020067251A (ja) 2020-04-30

Family

ID=70390064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018201278A Pending JP2020067251A (ja) 2018-10-25 2018-10-25 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020067251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7442411B2 (ja) 2020-08-20 2024-03-04 株式会社ハーマン コンロ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446268A (en) * 1994-03-31 1995-08-29 Superluck Electrics Corp. Heat radiating device of induction heater
JP2004177099A (ja) * 2002-10-01 2004-06-24 Rinnai Corp ドロップインコンロ
JP2007292372A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Rinnai Corp ドロップイン式コンロ
JP2011171198A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2014074572A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2017116109A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社パロマ こんろ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446268A (en) * 1994-03-31 1995-08-29 Superluck Electrics Corp. Heat radiating device of induction heater
JP2004177099A (ja) * 2002-10-01 2004-06-24 Rinnai Corp ドロップインコンロ
JP2007292372A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Rinnai Corp ドロップイン式コンロ
JP2011171198A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2014074572A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2017116109A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社パロマ こんろ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7442411B2 (ja) 2020-08-20 2024-03-04 株式会社ハーマン コンロ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10443858B2 (en) Cooking appliance
JP2020067251A (ja) 加熱調理器
CN102257328B (zh) 家用器具尤其烤箱
US7549417B2 (en) Quick install/remove stove guard
JP2008057802A (ja) 加熱調理器
JP6162538B2 (ja) 加熱調理器
TWI275743B (en) Drop-in type cooking stove glass top plate
JP2004031345A (ja) 組込み式加熱調理装置
JP2020067250A (ja) 加熱調理器
CN104665616A (zh) 烤箱
JP2008304132A (ja) コンロ装置
JP4444769B2 (ja) ドロップイン式ガスコンロ
JP2017101869A (ja) コンロ用天板
JP6775345B2 (ja) 加熱調理器
JP6410665B2 (ja) 加熱調理器
KR100500593B1 (ko) 그릴부착 곤로용 유리상판
JP7269419B2 (ja) 調理容器、及び調理容器を備えた加熱調理器
JP2019143923A (ja) 加熱調理器
KR100829622B1 (ko) 빌트 인 조리기기
KR102019260B1 (ko) 조리 기기의 도어
JP6348351B2 (ja) グリル、グリル皿
EP2065649B1 (en) Cooking appliance, especially domestic cooking appliance
KR100826707B1 (ko) 빌트 인 조리기기
KR200253016Y1 (ko) 가스오븐렌지 도어의 외부판넬과 내부판넬의 간격유지 구조
KR200349859Y1 (ko) 전기 오븐 레인지

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181221

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20181221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230801