JP4476138B2 - 防熱板 - Google Patents

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Description

本発明は、天板がカウンタトップの上面に着脱自在に設置されたビルトインコンロの近傍の壁面に、ビルトインコンロの熱から壁面を防熱するために取り付けられる防熱板に関する。
カウンタトップに開口を設けてその開口にビルトインコンロの本体を取り付けている。そして、この本体を取り付けたあとに天板を取り付けて、煮こぼれ等が本体内に侵入しないようにしている。また、メンテナンス時等に本体内をチェックする必要から、天板はカウンタトップの上面に載置された状態から簡単に取り外すことができるように構成されている。
一方、厨房の設計上の制約からビルトインコンロを壁面に近接して設置しなければならない場合が生じる。この場合にはバーナが壁面に近接するため、バーナの炎や熱気によって壁面が加熱される。そこで、ビルトインコンロを壁面に近接して設置しなければならない場合には、ビルトインコンロからの熱を防熱するため、壁面に防熱板を取り付けることが義務づけられている。
このような防熱板として、例えば図4に示すように、壁面Wに対して所定の隙間を設けて取り付けられる第1防熱板G1と、第1防熱板G1とほぼ同じ大きさであって、第1防熱板G1に対して所定の隙間を設けて固定される第2防熱板G2とから構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものでは、第1防熱板G1の下端と第2防熱板G2の下端とは共にビルトインコンロの天板Pの着脱に邪魔にならないように、壁面側に曲げられて天板と壁面との間に差し込まれるように構成されている。なお、Tはカウンタトップである。
特開2004−263933号公報(図1,図5)
上記防熱板は、ビルトインコンロが壁面Wに対して近接している場合に取り付けられるものであるので、天板Pは壁面Wにきわめて近接することになる。そのため、調理中の噴きこぼれや油煙が第2防熱板G2の表面に大量に付着する。特に油汚れは拭き掃除のみでは十分に除去することができない。
また、第2防熱板G2の表面に付着した油や汁物、あるいは清掃時の洗剤等の液体は第2防熱板G2の表面を伝って下方へと流れる。ところが、第2防熱板G2の下端は天板Pと壁面Wとの間に差し込まれるように設けられているので、第2防熱板G2の表面を伝って下方に流れた油汚れその他の液体は天板Pと壁面Wとの間に入り込み、日常の清掃では除去できない状態になる。
なお、1枚の板材からなる防熱板を着脱自在に設けたものは特開平11-221127号公報に開示されているが、防熱板は壁面を大きく覆うため大型で比較的重たい。そのため、せっかく防熱板を着脱自在に取り付けても、実際に防熱板を取り外して清掃する作業は重労働となる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上記の不具合の生じない防熱板を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による防熱板は、外周部が一段高くなった段部で囲まれた天板がカウンタトップの上面に着脱自在に設置されたビルトインコンロの近傍の壁面に、ビルトインコンロの熱から壁面を防熱するために取り付けられる防熱板において、下端が天板の着脱に邪魔にならないようにカウンタトップ上に位置して壁面に固定される固定防熱板と、固定防熱板より軽量であって固定防熱板に対して着脱自在に取り付けられる着脱防熱板とで構成され、固定防熱板に取り付けられた状態で着脱防熱板の下端を上記段部上に位置させ、着脱防熱板の表面を伝って流れ落ちた噴きこぼれや油を段部から内側へ流し、この天板上に移動させるようにしたことを特徴とする。
固定防熱板を取り外して清掃する作業は重労働であるので、固定防熱板を取り外すのではなく、この固定防熱板に着脱自在に取り付けられた着脱防熱板を外して清掃することとした。固定防熱板は着脱防熱板に覆われることになるので、汚れは主に着脱防熱板に付着し、固定防熱板には取り外して清掃しなければならないほどのひどい汚れは付着しない。そして、着脱防熱板を固定防熱板より軽量に形成したので、着脱防熱板を取り外して清掃する作業が重労働にならない。
また、このように構成すると、着脱防熱板に付着した油等が着脱防熱板に沿って下方に流れても、油等は最終的に天板上に流れる。天板は煮こぼれ等が掛かることを前提に設計されているので、着脱防熱板を伝ってきた油等が天板上に流れても不具合はなく、かつ天板上の油等を簡単に清掃することができる。
なお、上記着脱防熱板は、固定防熱板より小型であり、かつ固定防熱板に取り付けられた状態で、ビルトインコンロのバーナに対峙するように構成すれば、着脱防熱板が小型であるため取り外した着脱防熱板を清掃しやすくなる。また、汚れが付着するのはバーナに対峙した部分であるし、かつ防熱の必要性が高い部分も同じくバーナに対峙した部分である。そこで、着脱防熱板を小型化してもバーナと対峙する位置に取り付けることにより着脱防熱板の機能を損なわないようにした。
また、上記着脱防熱板を上記天板の着脱に邪魔にならない位置まで退避可能としてもよい
以上の説明から明らかなように、本発明は、固定防熱板に軽量の着脱自在の着脱防熱板を設けたので、着脱防熱板が汚れても着脱防熱板を容易に取り外して清掃することができる。なお、固定防熱板は着脱防熱板に覆われているので、汚れの付着が防止される。
また、着脱防熱板に付着した油等の汚れが着脱防熱板を伝って下方に流れても、ビルトインコンロの天板で汚れを受ける。天板は汚れに対して対応できるように設計されているので、その後の清掃を容易に行うことができる。
図1を参照して、カウンタトップTにビルトインコンロCの本体が設置されている。そして、その本体の上面開口を天板Pが覆い、本体内の煮こぼれ等が侵入しないように構成されている。天板Pには、本実施の形態では3個のバーナBが臨んでおり、各バーナB上に鍋などを載置して加熱調理を行う。
加熱調理の際には鍋などから煮こぼれが生じ、煮こぼれは天板P上に滴下される。天板Pはそのため防水構造を採用しており、多少の煮こぼれであれば、天板PからカウンタトップT側に溢れることなく、またビルトインコンロCの本体内部に侵入することなく天板P上に溜まる。そして、溜まった煮こぼれ等は拭き取りやすく構成されている。
Wは厨房の壁面であって、壁面WとバーナBとの距離が短い場合には、バーナBからの熱によって壁面Wが過熱されることを防止するため、防熱板が壁面Wに取り付けられている。
防熱板は2枚の板状の部材で構成されている。第1の部材は固定防熱板1であって、壁面Wを広く覆うことができる大きさに成形されており、壁面Wに固定されている。この固定防熱板1は、壁面Wから取り外すことは可能であるが、大型で重量があるため、通常は取り外すことなく固定したまま使用される。
この固定防熱板1にはさらに第2の部材である副防熱板2が取り付けられている。この副防熱板2は着脱防熱板として機能するものである。
図2を参照して、固定防熱板1の表面には水平方向に配置された左右1対のフック12を両端部に有した保持金具11が固定されている。一方、副防熱板2の裏面には同じく左右1対のレール21が固定されている。副防熱板2を固定防熱板1の表面に沿わせて上方から下方にスライドさせると、レール21とフック12が相互に係合して、副防熱板2は固定防熱板1に対して取り付けられる。
図3を参照して、固定防熱板1の下端は天板Pの着脱に邪魔にならないように壁面W側に曲げている。これに対して副防熱板2の下端22は折り曲げることなく、天板Pに載置されるようにした。
図1および図2に示したように、副防熱板2は固定防熱板1より小型に形成しており、固定防熱板1よりも軽量になるようにした。但しこのように副防熱板2を小型化したので、バーナBからの熱を効率よく防熱するために、固定防熱板1に取り付けた状態でもっとも近接するバーナBに対峙するように副防熱板2の位置を設定した。
そのため噴きこぼれや飛び散った油は副防熱板2にかかり、副防熱板2の表面に沿って矢示のごとく下方に流れる。副防熱板2の下端22は天板P上に位置するので、流れ落ちた噴きこぼれや油はすべて天板P上に移動し、その後拭き取られるようにした。
副防熱板2の表面の汚れがひどくなると、副防熱板2を上方にスライドして固定防熱板1から取り外し、清掃すればよい。また天板Pを取り外す際には同様にして副防熱板2を固定防熱板1から取り外してもよいが、副防熱板2を上方にスライドするだけで、天板Pの着脱に邪魔にならない範囲まで下端22が退避するので、天板Pの着脱時には必ずしも副防熱板2を固定防熱板1から取り外さなくてもよい。
ところで、副防熱板2はバーナBの炎にあぶられて高温になる場合が生じる。その際に、副防熱板2から固定防熱板1に対して輻射伝熱される熱量を低減するため、固定防熱板1の表面を金属光沢のままにし、副防熱板2の裏面につや消しの黒色塗装をすることが望ましい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 防熱板の取付構造を示す図 防熱板の下端と天板との関係を示す図 従来の防熱板の下端と天板との関係を示す図
符号の説明
1 固定防熱板
2 副防熱板
T 天板

Claims (3)

  1. 外周部が一段高くなった段部で囲まれた天板がカウンタトップの上面に着脱自在に設置されたビルトインコンロの近傍の壁面に、ビルトインコンロの熱から壁面を防熱するために取り付けられる防熱板において、下端が天板の着脱に邪魔にならないようにカウンタトップ上に位置して壁面に固定される固定防熱板と、固定防熱板より軽量であって固定防熱板に対して着脱自在に取り付けられる着脱防熱板とで構成され、固定防熱板に取り付けられた状態で着脱防熱板の下端を上記段部上に位置させ、着脱防熱板の表面を伝って流れ落ちた噴きこぼれや油を段部から内側へ流し、この天板上に移動させるようにしたことを特徴とする防熱板。
  2. 上記着脱防熱板は、固定防熱板より小型であり、かつ固定防熱板に取り付けられた状態で、ビルトインコンロのバーナに対峙することを特徴とする請求項1に記載の防熱板。
  3. 上記着脱防熱板を上記天板の着脱に邪魔にならない位置まで退避可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防熱板。
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