JP4458721B2 - 車載用電話システム、ハンズフリー装置、及び携帯電話装置 - Google Patents

車載用電話システム、ハンズフリー装置、及び携帯電話装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話装置とハンズフリー装置とを通信接続し、携帯電話装置による通話を、ハンズフリー装置のスピーカやマイクロホンを用いて行えるようにした車載用電話システム、ハンズフリー装置、及び携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に乗車中(特に運転中)に電話をする場合、送受話器を手に持つことができない、あるいは送受話器を手に持つと危険である場合が多いため、車室内に設置されたマイクロホンとスピーカを用いて通話を行えるハンズフリー装置が従来から用いられている。従来は、自動車に装備される電話機としては自動車専用の自動車電話装置が用いられていたが、今日では携帯電話の普及により携帯電話機を、車両に設置されたハンズフリー装置にコネクタで接続してハンズフリー通話を可能にした兼用型が一般的になってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、携帯電話機をハンズフリーとして用いる場合、あるいはハンズフリーとして用いていた携帯電話機を通常の携帯電話機として用いる場合、コネクタからの着脱等による、携帯電話機とハンズフリー装置との通信の接断操作が必要となる。この接断操作を行うには通話を一旦終了する必要がある。あるいは、通話中にこの接断操作を行うと通話が切断されてしまう。このため、通話中に乗車、あるいは降車する場合には、再度電話をかけ直す必要があり、面倒であった。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、ハンズフリー通話と、携帯電話機の送受話器を用いた通話(以降、ハンドセット通話と記す)とを切り換える場合に、利便性の高い車載用電話システム、ハンズフリー装置、及び携帯電話装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記課題を解決するために、本発明に係る車載用電話システム(1)は、無線電話通信を行う携帯電話装置と、該携帯電話装置に接続され、該携帯電話装置からの受話音声を車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設置されたマイクロホンから入力された音声信号を前記携帯電話装置に送話信号として出力するハンズフリー装置とを備えた車載用電話システムにおいて、前記携帯電話装置に装備されたマイクロホンとスピーカによるハンドセット通話中に前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが通信接続されたことを検出する接続検出手段と、該接続検出手段により、ハンドセット通話中に前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが接続されたことが検出された場合に、前記携帯電話装置による電話通信を切断することなく、ハンドセット通話状態を、前記ハンズフリー装置に設置されたマイクロホンとスピーカによるハンズフリー通話状態に切り換えるモード切換手段とを備え、該モード切換手段が、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置との接続が検出された後の所定期間、ハンドセット通話とハンズフリー通話の両方を可能とする併用モードとするものであることを特徴としている。
【0006】
上記車載用電話システム(1)によれば、ハンドセット通話中に自動車に乗車する等して、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが通信接続された場合に、通話状態を保持したまま、ハンズフリー通話ができる状態に変わるので、電話のかけ直し操作等が不必要になり、利便性の高いものとなる。
【0007】
また、ハンドセット通話からハンズフリー通話への切換時に、所定時間両通話が可能となるので、急にハンドセット通話ができなくなる等による使用者が通話状態の切換に戸惑うことを防ぐことができる。また、併用期間が限定されるので、ハンズフリー装置と携帯電話装置による音声入出力干渉によるハウリング等の併用による悪影響を最小限に抑えることができる。
【0008】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()において、前記併用モードの所定期間が、所定時間であることを特徴としている。
上記車載用電話システム装置()によれば、ハンドセット通話からハンズフリー通話への切換時に所定時間だけ両通話方法による通話が可能となる。
【0009】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()において、前記併用モードの所定期間を規定する前記所定時間を設定する併用時間設定手段を備えていることを特徴としている。
上記車載用電話システム()によれば、ハンドセット通話からハンズフリー通話への切換時における両通話方法による通話が可能な時間を使用者の好みにより設定することが可能となる。
【0010】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()において、前記併用モードの所定期間の終了時点が、車両に設けられた載置装置に前記携帯電話を装着した時点に基づくものであることを特徴としている。
【0011】
上記車載用電話システム()によれば、携帯電話装置を載置装置に装着するまで、つまり使用者がハンズフリー通話を行える準備を完了したと推定できる時まで、両通話方法による通話が可能となる。
【0012】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()において、前記併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話と前記ハンズフリー装置とをコネクタで有線接続した時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム()によれば、携帯電話装置をハンズフリー装置にコネクタ接続するまで、つまり使用者がハンズフリー通話を行える準備を完了したと推定できる時まで、両通話方法による通話が可能となる。
【0013】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()において、前記併用モードの所定期間の終了時点が、イグニッションスイッチのオン操作時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム()によれば、運転手が運転の準備ができた時点、つまりハンズフリー通話での通話が確実に適したものとなるまでは、両通話方法による通話が可能となる。
【0014】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()において、前記併用モードの所定期間の終了時点が、前記ハンズフリー装置に設けられたハンズフリー開始スイッチの操作時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム()によれば、ハンズフリー開始スイッチの操作時点に基づく時間、つまり運転手等がハンズフリー通話開始の意思表示をした時点までは、両通話方法による通話が可能となる。
【0015】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム()〜()のいずれかにおいて、前記併用モードの所定期間が、所定の上限時間を上限とするものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム()によれば、所定の条件を満たさなくても、上限時間が経過すればハンドセット通話は停止されるので、ハンズフリー装置と携帯電話装置による音声入出力干渉によるハウリング等の併用による悪影響を最小限に抑えることができる。
【0016】
また、本発明に係る車載用電話システム()は、上記車載用電話システム(1)〜()のいずれかにおいて、前記接続検出手段が、通信接続されたことを乗員の座席への着座を検出する着座センサにより検出するものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム()によれば、運転者等の乗員が座席に座った時点を基準としてハンズフリー通話が可能となる。
【0017】
また、本発明に係る車載用電話システム(10)は、上記車載用電話システム(1)〜()のいずれかにおいて、前記接続検出手段が、通信接続されたことを車両のドアロックが解錠されてドアが開かれたことにより検出するものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(10)によれば、運転者等の乗員が自動車に乗り込もうと車両のドアロックを解錠してドアを開いた時点を基準としてハンズフリー通話が可能となる。
【0018】
また、本発明に係る車載用電話システム(11)は、上記車載用電話システム(1)〜(10)のいずれかにおいて、前記ハンズフリー通話状態中におけるイグニッションスイッチのオフ操作を検出するオフ操作検出手段と、該オフ操作検出手段により、前記イグニッションスイッチのオフ操作が検出された場合に、前記携帯電話装置による電話通信を切断することなく、前記ハンズフリー通話状態を、前記ハンドセット通話状態に切り換えるモード復帰手段を備えていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(11)によれば、ハンズフリー通話中にイグニッションスイッチのオフ操作を行えば、通話状態を保持したまま、ハンドセット通話ができる状態に変わるので、携帯電話装置で通話を続ける場合も、電話のかけ直し操作等が不必要になり、利便性の高いものとなる。
【0019】
また、本発明に係る車載用電話システム(12)は、上記車載用電話システム(11)において、前記モード復帰手段が、前記イグニッションスイッチのオフ操作が検出された後の所定期間、ハンドセット通話とハンズフリー通話の両方を可能とする復帰併用モードとするものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(12)によれば、ハンズフリー通話からハンドセット通話への切換時に、所定時間両通話が可能となるので、急にハンズフリー通話ができなくなる等による使用者が通話状態の切換に戸惑うことを防ぐことができる。また、併用期間が限定されるので、ハンズフリー装置と携帯電話装置による音声入出力干渉によるハウリング等の併用による悪影響を最小限に抑えることができる。
【0020】
また、本発明に係る車載用電話システム(13)は、上記車載用電話システム(12)において、前記復帰併用モードの所定期間が、所定時間であることを特徴としている。
上記車載用電話システム(13)によれば、ハンズフリー通話からハンドセット通話への切換時に所定時間だけ両通話方法による通話が可能となる。
【0021】
また、本発明に係る車載用電話システム(14)は、上記車載用電話システム(13)において、前記復帰併用モードの所定期間を規定する前記所定時間を設定する復帰併用時間設定手段を備えていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(14)によれば、ハンズフリー通話からハンドセット通話への切換時における両通話方法による通話が可能な時間を使用者の好みにより設定することが可能となる。
【0022】
また、本発明に係る車載用電話システム(15)は、上記車載用電話システム(12)において、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話装置に設けられたハンドセット開始スイッチの操作時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(15)によれば、ハンドセット開始スイッチの操作時点に基づく時間、つまり運転手等がハンドセット通話開始の意思表示をした時点までは、両通話方法による通話が可能となる。
【0023】
また、本発明に係る車載用電話システム(16)は、上記車載用電話システム(12)において、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、乗員の座席への着座を検出する着座センサにより乗員が座席より離れたことが検出された時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(16)によれば、運転者等の乗員が自動車から降車した時点を基準として、つまり確実にハンズフリー通話の必要性がなくなった時点からハンズフリー通話が停止される。
【0024】
また、本発明に係る車載用電話システム(17)は、上記車載用電話システム(12)において、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、車両のドアが開かれた後再度閉じられ、その後ドアロックが施錠された時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(17)によれば、運転者等の乗員が自動車から離れようと、ドアを開いて降り、再度ドアを閉じて車両のドアロックを施錠した時点を基準としてハンズフリー通話が停止される。
【0025】
また、本発明に係る車載用電話システム(18)は、上記車載用電話システム(12)において、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置との間の無線通信が不可となった時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(18)によれば、運転者等の乗員が自動車から離れて、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置間の通信が途絶え、ハンズフリー通話が不可能となった時点を基準としてハンズフリー通話が停止される。
【0026】
また、本発明に係る車載用電話システム(19)は、上記車載用電話システム(12)において、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話と前記ハンズフリー装置とを有線接続するコネクタが外されたことが検出された時点に基づくものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(19)によれば、携帯電話装置のハンズフリー装置に対するコネクタ接続が外された時点に基づき、つまり使用者がハンズフリー通話を止め、ハンドセット通話を行える準備を完了したと推定できる状態で、ハンズフリー通話が停止される。
【0027】
また、本発明に係る車載用電話システム(20)は、上記車載用電話システム(15)〜(19)のいずれかにおいて、前記復帰併用モードの所定期間が、所定の上限時間を上限とするものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム(20)によれば、所定の条件を満たさなくても、上限時間が経過すればハンズフリー通話は停止されるので、ハンズフリー装置の無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
【0028】
また、本発明に係る車載用電話システム(21)は、上記車載用電話システム(1)〜(20)のいずれかにおいて、前記ハンズフリー装置が、イグニッションスイッチの操作に関係なくバッテリから常時電力が供給される状態に接続されていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(21)によれば、イグニッションスイッチの操作がなくても、つまり例えば自動車に乗り込んだだけでもハンズフリー通話が可能となり、運転者以外の者が先に乗車した場合等でもハンズフリー通話が可能となり、非常に利便性が高くなる。
【0029】
また、本発明に係る車載用電話システム(22)は、上記車載用電話システム(21)において、バッテリの容量を検出するバッテリ容量検出手段と、該バッテリ容量検出手段によりバッテリの容量の低下が検出された時に、ハンズフリー通話を制限する制限手段とを備えていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(22)によれば、バッテリ容量が低下した時には、必要に応じてハンズフリー通話の制限を行い、電力消費を抑えるので、バッテリあがり等を防止できる。
【0030】
また、本発明に係る車載用電話システム(23)は、上記車載用電話システム(22)において、車両のエンジン動作中は前記制限手段によるハンズフリー通話の制限を禁止する制限禁止手段を備えていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(23)によれば、バッテリの容量が低下している時でも、発電によりバッテリ上がりの可能性の低いエンジン動作中は、ハンズフリー通話が可能となる。
【0031】
また、本発明に係る車載用電話システム(24)は、上記車載用電話システム(22)又は(23)において、前記制限手段によるハンズフリー通話の制限時に、ハンズフリー通話の制限を報知する報知手段を備えていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(24)によれば、ハンズフリー通話が制限されていること使用者に報知するので、装置の故障等に間違える等、ハンズフリー通話ができないことによる使用者の戸惑いを防止できる。
【0032】
また、本発明に係るハンズフリー装置(1)は、上記車載用電話システム(1)〜(24)のいずれかにおけるハンズフリー装置である。
上記ハンズフリー装置(1)によれば、対応する携帯電話装置に対して、ハンドセット通話とハンズフリー通話の自動切換機能の提供が可能となる。
【0033】
また、本発明に係る携帯電話装置(1)は、上記車載用電話システム(1)〜(24)のいずれかにおける携帯電話装置である。
上記携帯電話装置(1)によれば、対応するハンズフリー装置が搭載された車両への乗降車に対して、ハンドセット通話とハンズフリー通話の自動切換機能が可能となる。
【0034】
また、本発明に係る車載用電話システム(25)は無線電話通信を行う携帯電話装置と、該携帯電話装置に接続され、該携帯電話装置からの受話音声を車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設置されたマイクロホンから入力された音声信号を前記携帯電話装置に送話信号として出力するハンズフリー装置とを備えた車載用電話システムにおいて、前記ハンズフリー装置が、該ハンズフリー装置に設置されたマイクロホンとスピーカによるハンズフリー通話状態中におけるイグニッションスイッチのオフ操作を検出するオフ操作検出手段と、該オフ操作検出手段により、前記イグニッションスイッチのオフ操作が検出された場合に、前記携帯電話装置に対してハンドセット通話開始指令信号を送信する信号送信手段とを備え、前記携帯電話装置が、前記ハンズフリー通話状態中に前記ハンズフリー装置から前記ハンドセット通話開始指令信号を受信した場合、当該携帯電話装置に装備されたマイクロホンとスピーカとを動作させてハンドセット通話を開始するように構成されていることを特徴としている。
上記車載用電話システム(25)によれば、イグニッションスイッチのオフ操作が検出されれば携帯電話によるハンドセット通話が開始されるので、通話中に降車する場合に、通話を一旦終了する必要がなくなり、利便性を高めることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る車載用電話システムを図面に基づいて説明する。図1は実施の形態に係る車載用電話システムの概略構成を示すブロック図である。
【0038】
図中1はハンズフリー本体部を示しており、ハンズフリー本体部1はハンズフリー部3、携帯電話インターフェイス6、タイマ7、乗車・降車検出部8を含んで構成されている。ハンズフリー部3にはマイクロホン4及びスピーカ5が接続されており、マイクロホン4はハンズフリー通話に対して車室内の適切なところ、例えばステアリングのホーン操作部や、計器板の上部、運転手用サンバイザ等に設置される。マイクロホン4からの出力信号は、ハンズフリー部3に入力され、最終的には送話音声信号として通話先へ送られる。また、スピーカ5は車室内における音声が良く聞こえ、マイクロホン4との干渉の少ない適切な箇所に配置され、通話先からの受話音声信号がハンズフリー部3からスピーカ5に出力され、音声として再生される。ハンズフリー部3は、これらマイクロホン4やスピーカ5に対する音声信号の処理を行うための増幅回路(図示せず)やスイッチ回路(図示せず)等を有し、また各種制御、データ処理等を行うマイクロコンピュータ(図示せず)、各種操作を行うためのスイッチ等から構成された操作部(図示せず)、液晶表示装置等により構成された表示部(図示せず)を備えている。
【0039】
携帯電話インターフェイス6は携帯電話機15との通信接続を行うもので、本実施の形態における車載用電話システムでは、通信接続システムとして狭域無線LAN(例えばBLUETOOTH と呼ばれるシステム)等を採用できるが、当然他の狭域無線システムでも適用可能である。従って、無線電話通信を行う携帯電話機15には、通常の無線電話用通信回路の他に、ハンズフリー本体部1との無線接続用の外部インターフェイス16が設けられており、携帯電話機15とハンズフリー本体部1とは、通話音声信号や各種データ通信が可能となっている。
【0040】
尚、前記無線通信システムとしては、狭域通信(低出力)が採用されるので、携帯電話機15とハンズフリー本体部1とは、その距離が近い時(車室内および車両の周囲約1〜2mの範囲内において)だけ通信が可能となっている。携帯電話機15とハンズフリー本体部1との通信は、前記無線通信システムではなくコネクタを用いた有線接続によっても可能で、また無線通信システムとコネクタによる有線接続との併用によっても可能である。
【0041】
車両には乗車・降車センサ14が設置されており、この乗車・降車センサ14からの信号は乗車・降車検出部8に入力されるようになっている。乗車・降車検出部8は乗車・降車センサ14からの信号に基づいて運転手等の乗員の乗車・降車、つまりハンズフリー通話及びハンドセット通話の要否を判断するようになっている。
【0042】
乗車・降車センサ14は、乗員の座席への着座を検出する着座センサ(座席内に設けられた圧力センサや、座席位置を通る光線の遮断・反射状態により乗員位置を検出する光センサ等により構成されている)、ドアの開閉状態およびドアロックの施錠・解錠状態を示す信号を出力するドア状態センサを含んで構成され、乗車・降車検出部8はこれらセンサの出力信号の変化を読み取って乗員の乗車・降車を判断するようになっている。
【0043】
タイマ7は乗車・降車検出部8からの信号及び携帯電話インターフェイス6からの信号に基づくタイマ動作を行い、ハンズフリー通話及びハンドセット通話を併用する期間を決定する信号をハンズフリー部3に出力するようになっている。
【0044】
車両に装備されたバッテリ12は、車載用オーディオシステム13等にイグニッションスイッチ(アクセサリスイッチ)(図示せず)を介して電力を供給する。電源制御部9は車両のバッテリ12に直接(イグニッションスイッチを介さず)接続され、この電源制御部9によりハンズフリー本体部1への電源供給が制御されている。従って、イグニッションスイッチOFF時であっても、ハンズフリー通話が可能となっている。電源制御部9は、リレー(図示せず)やスイッチングトランジスタ(図示せず)を含んで構成されている。
【0045】
バッテリ容量監視部11は、バッテリ12の電圧変動を監視し、バッテリ12の容量低下を検出して容量低下信号を制御部10に出力している。制御部10は、容量低下信号を受け取ると、ハンズフリー通話の制限を行う。つまり、バッテリ容量の低下時には、電源制御部9を制御してハンズフリー本体部1への電源供給を停止し、ハンズフリー通話を禁止して電力消費を抑えるように構成されている。また、バッテリ容量の低下時であっても、車両のエンジン動作中は発電がなされており、バッテリあがりの可能性は低いのでハンズフリー本体部1への電源供給を維持させ、ハンズフリー通話を許可するようになっている。また、制御部10はバッテリ容量の低下時には、ハンズフリー通話を禁止している旨を示す信号をハンズフリー本体部1に出力し、バッテリ容量の低下によりハンズフリー通話を禁止している旨を表示あるいは音声報知させるようになっている。ハンズフリー本体部1、電源制御部9、制御部10、バッテリ容量監視部11を含んでハンズフリー装置2が構成されている。
【0046】
次に、ハンズフリー装置2および携帯電話機15、より正確にはハンズフリー装置2および携帯電話機15の各々に内蔵のマイクロコンピュータ、の行う携帯電話機15を携帯した乗員の乗車時の制御について説明する。図2は、ハンズフリー装置2および携帯電話機15の行う、携帯電話機15を携帯した乗員の乗車時の制御を示すフローチャートである。尚、これらの処理はハンドセット通話中に、他の処理と共に繰り返し実行される。
【0047】
ハンズフリー装置2側において、まずステップS1では、携帯電話機15の通信接続状態が判断され、接続と判断されればステップS2に移り、接続が検出されなければ処理を終える。つまり、携帯電話機15の通信接続が検出されれば、以降のハンズフリー通話を行うための処理が行われる。尚、携帯電話機15の通信接続は、携帯電話インターフェイス6による携帯電話機15の外部インターフェイス16との通信の検出(つまり、携帯電話機15の接近により外部インターフェイス16からの信号を受信した時)、乗員の座席への着座検出、車両のドアのロックが解除されてドアが開けられたことの検出、等により判断される。
【0048】
ステップS2では、携帯電話機15による電話通信を切断することなく、ハンズフリー通話を開始し、つまりハンズフリー装置2のマイクロホン4、スピーカ5での通話を可能とし、ステップS3に移る。ステップS3では、ハンズフリー通話とハンドセット通話の両方ができる併用期間を規定するタイマを起動させ、ステップS4に移る。
【0049】
ステップS4では、ハンズフリー通話とハンドセット通話の同時通話解除条件が成立しているか否かを判断し、成立していると判断すればステップS6に移り、成立していないと判断すればステップS5に移る。同時通話解除条件は、ハンドセット通話を停止しても問題がないと推定される条件で、携帯電話機15を車両に設置された携帯電話機15の載置装置に装着した時(圧力センサや光学センサ等にて検出)、携帯電話機15とハンズフリー装置2とを図示省略したコネクタで接続した場合(コネクタを介した伝送信号状態で検出)、イグニッションスイッチのオン操作(エンジンオンまたはアクセサリオン(車載電子機器への電源供給オン))、あるいはハンズフリー装置2のハンズフリー開始スイッチの操作等が挙げられる。
【0050】
ステップS5では、携帯電話機15の通信接続検出から所定時間(例えば1分)経過したか否かをステップS3で起動したタイマの計時状態より判断し、所定時間経過していると判断すればステップS6に移り、経過していないと判断すればステップS4に戻る。この所定時間は、メモリに更新可能に記憶されており、ハンズフリー装置2の操作部の操作により使用者の好みに応じて設定することが可能となっている。ステップS6では、携帯電話機15にハンドセット通話停止指令信号を送信し、処理を終える。
【0051】
携帯電話機15側においては、まずステップS11で、ハンズフリー装置2からのハンドセット通話停止指令信号を受信しているか否かを判断し、受信していると判断すればステップS12に移り、受信していないと判断すれば処理を終える。ステップS12では、携帯電話機15によるハンドセット通話を停止し(携帯電話機15のマイクロホン、スピーカの動作を停止)、処理を終える。
【0052】
上記処理によれば、携帯電話機15の通信接続が検出されればハンズフリー通話が開始される。そして、携帯電話機15の通信接続が検出されてから所定時間が経過するまでは、ハンズフリー通話とハンドセット通話の両方が可能となる。また、ハンドセット通話は、携帯電話機15を車両に設置された携帯電話機15の載置装置に装着した時、携帯電話機15とハンズフリー装置2とを図示省略したコネクタで接続した場合、イグニッションスイッチのオン操作、ハンズフリー装置2のハンズフリー開始スイッチの操作等の条件が成立すれば停止されるが、これら条件が成立しなくても、所定時間(ステップS5で規定)が経過すればハンドセット通話は停止される(時間の上限が設定されている)。
【0053】
次にハンズフリー装置2および携帯電話機15の行う携帯電話機15を携帯した乗員の降車時の制御について説明する。図3は、ハンズフリー装置2および携帯電話機15の行う、携帯電話機15を携帯した乗員の降車時の制御を示すフローチャートである。尚、これら処理はハンズフリー通話中に、他の処理と共に繰り返し実行される。
【0054】
ハンズフリー装置2側において、まずステップS21では、イグニッションスイッチがオフか否かを判断し、オンであれば処理を終え、オフであればステップS22に移る。つまり、イグニッションスイッチがオンからオフになれば、以降のハンドセット通話を行うための処理が行われる。
【0055】
ステップS22では、携帯電話機15による電話通信を切断することなく、ハンドセット通話を開始し、つまり携帯電話機15にハンドセット通話開始指令信号を送信し、ステップS23に移る。ステップS23では、ハンズフリー通話とハンドセット通話の両方ができる併用期間を規定するタイマを起動させ、ステップS24に移る。
【0056】
ステップS24では、ハンズフリー通話とハンドセット通話の同時通話解除条件が成立しているか否かを判断し、成立していると判断すればステップS26に移り、成立していないと判断すればステップS25に移る。同時通話解除条件は、ハンズフリー通話を停止しても問題がないと推定される条件で、携帯電話機15のハンドセット通話開始スイッチの操作を示す信号を受信した時、携帯電話機15とハンズフリー装置2とのコネクタ接続が外された場合(コネクタを介した伝送信号状態で検出)、着座センサにより乗員の離席が検出された時、車両のドアが開けられた後再度閉じられその後にドアロックが施錠された時、あるいは携帯電話インターフェイス6と携帯電話機15の外部インターフェイス16との間の通信が遮断された(電波の無検出)時、等が挙げられる。
【0057】
ステップS25では、イグニッションスイッチのオフから所定時間(例えば1分)経過したか否かをステップS23で起動したタイマの計時状態より判断し、所定時間経過していると判断すればステップS26に移り、経過していないと判断すればステップS24に戻る。尚、この所定時間は、メモリに更新可能に記憶されており、ハンズフリー装置2の操作部の操作により使用者の好みに応じて設定することが可能となっている。ステップS26では、ハンズフリー通話を停止(マイクロホン4およびスピーカ5の動作停止)し、処理を終える。
【0058】
携帯電話機15側においては、まずステップS31で、ハンズフリー装置2からのハンドセット通話開始指令信号を受信しているか否かを判断し、受信していると判断すればステップS32に移り、受信していないと判断すれば処理を終える。ステップS32では、携帯電話機15によるハンドセット通話を開始し(携帯電話機15のマイクロホン、スピーカの動作を開始)、処理を終える。
【0059】
上記処理によれば、イグニッションスイッチのオフ操作が検出されれば携帯電話機15によるハンドセット通話が開始される。そして、イグニッションスイッチのオフ操作が検出されてから所定時間が経過するまでは、ハンズフリー通話とハンドセット通話の両方が可能となる。また、ハンズフリー通話は、携帯電話機15のハンドセット通話開始スイッチを操作するまで、携帯電話機15とハンズフリー装置2とのコネクタ接続が外された時、乗員が座席より離れた時、車両のドアが開けられた後再度閉じられその後にドアロックが施錠された時、あるいは携帯電話インターフェイス6と携帯電話機15の外部インターフェイス16との間の通信が遮断された時に停止されるが、これら条件が成立しなくても、所定時間(ステップS25で規定)が経過すればハンズフリー通話は停止される(上限が設定されている)。
【0060】
実施の形態に係る車載用電話システムによれば、ハンドセット通話中に自動車に乗車する等して、携帯電話15とハンズフリー装置とが通信接続された場合に、通話状態を保持したまま、ハンズフリー通話ができる状態に変わるので、電話のかけ直し操作等が不必要になり、利便性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載用電話システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】ハンズフリー装置および携帯電話機の行う、接続検出時の制御を示すフローチャートである。
【図3】ハンズフリー装置および携帯電話機の行う、降車時制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・ハンズフリー本体部
2・・・ハンズフリー装置
3・・・ハンズフリー部
6・・・携帯電話インターフェイス
7・・・タイマ
8・・・乗車・降車検出部
15・・・携帯電話機
16・・・外部インターフェイス

Claims (27)

  1. 無線電話通信を行う携帯電話装置と、
    該携帯電話装置に接続され、該携帯電話装置からの受話音声を車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設置されたマイクロホンから入力された音声信号を前記携帯電話装置に送話信号として出力するハンズフリー装置と、を備えた車載用電話システムにおいて、
    前記携帯電話装置に装備されたマイクロホンとスピーカによるハンドセット通話中に前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが通信接続されたことを検出する接続検出手段と、
    該接続検出手段により、ハンドセット通話中に前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが接続されたことが検出された場合に、
    前記携帯電話装置による電話通信を切断することなく、ハンドセット通話状態を、前記ハンズフリー装置に設置されたマイクロホンとスピーカによるハンズフリー通話状態に切り換えるモード切換手段とを備え
    該モード切換手段が、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置との接続が検出された後の所定期間、ハンドセット通話とハンズフリー通話の両方を可能とする併用モードとするものであることを特徴とする車載用電話システム。
  2. 前記併用モードの所定期間が、所定時間であることを特徴とする請求項記載の車載用電話システム。
  3. 前記併用モードの所定期間を規定する前記所定時間を設定する併用時間設定手段を備えていることを特徴とする請求項記載の車載用電話システム。
  4. 前記併用モードの所定期間の終了時点が、車両に設けられた載置装置に前記携帯電話を装着した時点に基づくものであることを特徴とする請求項記載の車載用電話システム。
  5. 前記併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話と前記ハンズフリー装置とをコネクタで有線接続した時点に基づくものであることを特徴とする請求項記載の車載用電話システム。
  6. 前記併用モードの所定期間の終了時点が、イグニッションスイッチのオン操作時点に基づくものであることを特徴とする請求項記載の車載用電話システム。
  7. 前記併用モードの所定期間の終了時点が、前記ハンズフリー装置に設けられたハンズフリー開始スイッチの操作時点に基づくものであることを特徴とする請求項記載の車載用電話システム。
  8. 前記併用モードの所定期間が、所定の上限時間を上限とするものであることを特徴とする請求項のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  9. 前記接続検出手段が、通信接続されたことを乗員の座席への着座を検出する着座センサにより検出するものであることを特徴とする請求項1〜のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  10. 前記接続検出手段が、通信接続されたことを車両のドアロックが解錠されてドアが開かれたことにより検出するものであることを特徴とする請求項1〜のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  11. 前記ハンズフリー通話状態中におけるイグニッションスイッチのオフ操作を検出するオフ操作検出手段と、
    該オフ操作検出手段により、前記イグニッションスイッチのオフ操作が検出された場合に、
    前記携帯電話装置による電話通信を切断することなく、前記ハンズフリー通話状態を、前記ハンドセット通話状態に切り換えるモード復帰手段を備えていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  12. 前記モード復帰手段が、前記イグニッションスイッチのオフ操作が検出された後の所定期間、ハンドセット通話とハンズフリー通話の両方を可能とする復帰併用モードとするものであることを特徴とする請求項11記載の車載用電話システム。
  13. 前記復帰併用モードの所定期間が、所定時間であることを特徴とする請求項12記載の車載用電話システム。
  14. 前記復帰併用モードの所定期間を規定する前記所定時間を設定する復帰併用時間設定手段を備えていることを特徴とする請求項13記載の車載用電話システム。
  15. 前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話装置に設けられたハンドセット開始スイッチの操作時点に基づくものであることを特徴とする請求項12記載の車載用電話システム。
  16. 前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、乗員の座席への着座を検出する着座センサにより乗員が座席より離れたことが検出された時点に基づくものであることを特徴とする請求項12記載の車載用電話システム。
  17. 前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、車両のドアが開かれた後再度閉じられ、その後ドアロックが施錠された時点に基づくものであることを特徴とする請求項12記載の車載用電話システム。
  18. 前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置との間の無線通信が不可となった時点に基づくものであることを特徴とする請求項12記載の車載用電話システム。
  19. 前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話と前記ハンズフリー装置とを有線接続するコネクタが外されたことが検出された時点に基づくものであることを特徴とする請求項12記載の車載用電話システム。
  20. 前記復帰併用モードの所定期間が、所定の上限時間を上限とするものであることを特徴とする請求項1519のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  21. 前記ハンズフリー装置が、イグニッションスイッチの操作に関係なくバッテリから常時電力が供給される状態に接続されていることを特徴とする請求項1〜20のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  22. バッテリの容量を検出するバッテリ容量検出手段と、
    該バッテリ容量検出手段によりバッテリの容量の低下が検出された時に、ハンズフリー通話を制限する制限手段とを備えていることを特徴とする請求項21記載の車載用電話システム。
  23. 車両のエンジン動作中は前記制限手段によるハンズフリー通話の制限を禁止する制限禁止手段を備えていることを特徴とする請求項22記載の車載用電話システム。
  24. 前記制限手段によるハンズフリー通話の制限時に、ハンズフリー通話の制限を報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項22または請求項23記載の車載用電話システム。
  25. 請求項1〜24のいずれかの項に記載の車載用電話システムにおけるハンズフリー装置。
  26. 請求項1〜24のいずれかの項に記載の車載用電話システムにおける携帯電話装置。
  27. 無線電話通信を行う携帯電話装置と、
    該携帯電話装置に接続され、該携帯電話装置からの受話音声を車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設置されたマイクロホンから入力された音声信号を前記携帯電話装置に送話信号として出力するハンズフリー装置とを備えた車載用電話システムにおいて、
    前記ハンズフリー装置が、
    該ハンズフリー装置に設置されたマイクロホンとスピーカによるハンズフリー通話状態中におけるイグニッションスイッチのオフ操作を検出するオフ操作検出手段と、
    該オフ操作検出手段により、前記イグニッションスイッチのオフ操作が検出された場合に、前記携帯電話装置に対してハンドセット通話開始指令信号を送信する信号送信手段とを備え、
    前記携帯電話装置が、前記ハンズフリー通話状態中に前記ハンズフリー装置から前記ハンドセット通話開始指令信号を受信した場合、当該携帯電話装置に装備されたマイクロホンとスピーカとを動作させてハンドセット通話を開始するように構成されていることを特徴とする車載用電話システム。
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