JP2006203737A - ハンズフリーシステム、車載用ハンズフリー装置、及び、携帯通信端末のハンズフリープログラム - Google Patents

ハンズフリーシステム、車載用ハンズフリー装置、及び、携帯通信端末のハンズフリープログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運転中における携帯通信端末の機能をより効果的に制限するハンズフリーシステム等を提供する。
【解決手段】ハンズフリーシステムを、情報の入出力部130,140を備えた携帯通信端末100と、車両に対する携帯通信端末100の位置を検出する端末位置検出部220と、車両の走行状態を検出する走行状態検出部260,270と、車両及び携帯通信端末の少なくとも一方に設けられ、端末位置検出部220及び走行状態検出部260,270の出力に応じて、携帯通信端末100の入出力部130,140の機能を制限する機能制限部110,210とを備える構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の走行中における携帯通信端末の操作を制限するハンズフリーシステム、車載用ハンズフリー装置、及び、携帯通信端末用のハンズフリープログラムに関するものである。
携帯電話機等の携帯通信端末の普及に伴い、自動車等の車両の運転者が、走行中に携帯通信端末を手にして通話したり、電子メールの送受信操作等を行うことを制限し、安全性を向上することが要望されている。
従来、携帯電話機の本体に設けられた音声入力部の機能を制限するとともに、車両側に固定されたマイクロフォン及びスピーカを用いて、ユーザが携帯電話機を手にすることなく通話できるようにしたハンズフリー装置が知られている。
しかし、このようなハンズフリー装置は、運転者がその利用を怠ることがあり、その効果を十分に発揮できない場合があった。例えば、運転者が携帯電話機をポケットやバッグ等に入れたまま運転していた場合や、ハンズフリー装置との接続操作等をすることなく、車内に放置した場合は、運転中であっても、ハンズフリー装置を用いずに、直接携帯電話機を用いて通話等を行うことが可能であり、十分に安全性を確保することができなかった。
これに対し、所定の車速以上で走行中の場合に、携帯電話機による通話を強制的に遮断するため、携帯電話機が通信に用いる電波のドップラーシフトを利用してその移動速度を検出し、その検出結果に応じて、携帯電話機の機能を制限することが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平10−234076号公報
しかし、電波のドップラーシフトを利用する従来技術の場合は、車両がある程度高速で走行している場合でなければ、車両が走行していることを検出できないことから、実際には走行中であるにもかかわらず通話が可能な場合があり、安全性を確保できない場合があった。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、運転中における携帯通信端末の機能をより効果的に制限するハンズフリーシステム、車載用ハンズフリー装置、及び、携帯通信端末のハンズフリープログラムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、情報の入出力部を備えた携帯通信端末と、車両に対する前記携帯通信端末の位置を検出する端末位置検出部と、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出部と、前記車両及び前記携帯通信端末の少なくとも一方に設けられ、前記端末位置検出部及び前記走行状態検出部の出力に応じて、前記携帯通信端末の前記入出力部の機能を制限する機能制限部とを備えるハンズフリーシステムである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のハンズフリーシステムにおいて、前記携帯通信端末の前記入出力部は音声情報の入出力機能を有し、前記車両に設けられ、前記機能制限部が前記携帯通信端末の前記入出力部の機能を制限した場合に起動される車両側音声入出力部を備えることを特徴とするハンズフリーシステムである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のハンズフリーシステムにおいて、前記走行状態検出部は、前記車両の車速信号、パーキングブレーキ信号、変速機ポジション信号の少なくとも1つを検出することを特徴とするハンズフリーシステムである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のハンズフリーシステムにおいて、前記機能制限部が前記携帯通信端末の前記入出力部の機能を制限した場合に、ユーザに報知する出力部を備えることを特徴とするハンズフリーシステムである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハンズフリーシステムにおいて、前記機能制限部による前記携帯通信端末の前記入出力部の機能の制限を解除する解除操作部を備えることを特徴とするハンズフリーシステムである。
請求項6の発明は、車両に搭載される車載用ハンズフリー装置において、前記車両に対する携帯通信端末の位置を検出する端末位置検出部と、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出部と、前記端末位置検出部及び前記走行状態検出部の出力に基づいて、前記携帯通信端末に対して機能制限信号を送信する送信部とを備えることを特徴とする車載用ハンズフリー装置である。
請求項7の発明は、携帯通信端末によって実行されるハンズフリープログラムにおいて、車両側に受信され、前記携帯通信端末の位置検出に利用される位置信号を発信する位置信号発信ステップと、前記車両の走行状態に基づいた情報を含む走行状態信号を受信する走行状態信号受信ステップと、前記走行状態信号に基づいて、前記携帯通信端末の情報入出力機能を制限する機能制限ステップとを有することを特徴とするハンズフリープログラムである。
本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
(1)車両に対する携帯通信端末の位置、及び、車両の走行状態をそれぞれ検出し、その検出結果に応じて、携帯通信端末の入出力部の機能を制限するようにしたから、ユーザが携帯通信端末を車室内に持ち込みかつ車両が走行している場合に、携帯通信端末の入出力操作を効果的に制限することができる。
(2)携帯通信端末が有する音声情報の入出力機能を制限したときに、車両側音声入出力部を起動するようにしたから、自動的にハンズフリー通話を行うことが可能となる。
(3)車両の車速信号、パーキングブレーキ信号、変速機ポジション信号の少なくとも1つを検出するようにしたから、車両が走行中であるか否かを正確に検出することができる。
(4)携帯通信端末の入出力部の機能を制限した場合に、これをユーザに報知するようにしたから、入出力部の機能が制限されたことをユーザが気付かずに、操作を継続しようとすることが防止できる。
(5)入出力部の機能の制限を解除する解除操作部を設けているから、同乗者等が通話することが妨げられず、便利である。
本発明は、運転中における携帯通信端末の機能をより効果的に制限するハンズフリーシステム等を提供するという目的を、携帯電話機が運転席近傍にあるときに車載ユニット部が受信可能な制御情報に基づいて携帯電話機の位置を検出し、この制御情報と、車両側から検出される車速信号及びパーキングブレーキ信号に基づいて、携帯電話機の音声入出力装置の機能を停止することによって実現した。
以下、本発明を適用したハンズフリーシステムの実施例について、図面等を参照して説明する。
図1は、本実施例のハンズフリーシステムの構成を示すブロック図である。このハンズフリーシステムは、携帯電話機100と、車載ユニット部200とを備えている。
携帯電話機100は、外部に設けられた基地局と無線通信し、他の携帯電話機又は固定電話機等との通話を行うものであって、制御部110と、無線制御回路120と、アンテナ121と、音声出力装置130と、音声入力装置140と、ディスプレイ150と、表示制御回路151と、キー入力装置160と、キー入力検出回路161とを備えている。
制御部110は、上述した携帯電話機100内の各構成要素を統括的に制御するCPUを備え、また、車載ユニット部200と協働して、後述する入出力機能の制限処理を実行するものである。
無線制御回路120は、制御部110と接続され、他の携帯電話機等との通話を行うために行われる基地局との無線通信を制御し、また、車載ユニット部200との間で行われる無線通信を制御するものであり、これらの各通信の制御に用いられる複数系統の回路を備えている。
なお、携帯電話機100と車載ユニット部200との間の無線通信は、少なくとも運転者が携帯電話機100をポケット等に入れて携帯した状態、及び、運転者が運転中に手に取れる位置に携帯電話機100を置いた状態で、車載ユニット部200との交信が可能な手段が用いられる。
このような手段として、例えば、「ブルートゥース」と通称され、実用化されている例えば2.45GHz帯の電波を利用した通信技術を適用することができる(「ブルートゥース(Bluetooth)」は、ザ ブルートゥース エスアイジー インコーポレーテッドの登録商標である。)。
アンテナ121は、無線制御回路120が制御する無線通信において、電波の送受信を行うものである。
音声出力装置130は、制御部110と接続され、ユーザが携帯電話機100を手に取り、その筐体を自身の耳に近づけた状態で通話に使用されるスピーカを備えている。
音声入力装置140もまた、制御部110と接続され、ユーザが携帯電話機100の筐体を自身の口元に近づけた状態で通話に使用されるマイクロフォンを備えている。
ディスプレイ150は、例えば液晶表示装置(LCD)を有し、ユーザに対して、文字や図形等の情報を表示する機能を備えている。
表示制御回路151は、制御部110及びディスプレイ150にそれぞれ接続され、制御部110からの指示に応じて表示される情報に関する画像データを生成し、ディスプレイ150に出力するものである。
キー入力装置160は、例えば、それぞれ対応する文字や記号等に割り当てられた複数のキーを備え、例えば、数字、文字等の入力や、ディスプレイ150に表示されるカーソルの移動、ディスプレイ150に表示されるコマンドの選択等を行うものである。
キー入力検出回路161は、キー入力装置160になされた入力を、電気的な信号に変換して制御部110に伝達するものである。
車載ユニット部200は、図示しない自動車等の車両に備えられる車載用ハンズフリー装置であって、制御部210と、無線制御回路220と、アンテナ221と、音声出力装置230と、音声入力装置240と、ハンズフリースイッチ250と、車速検出部260と、パーキングブレーキ検出部270とを備えている。
制御部210は、上述した車載ユニット部200内の各構成要素を総括的に制御するCPUを備えている。
無線制御回路220は、制御部210と接続され、携帯電話機100側との無線通信を制御するものである。
アンテナ221は、無線制御回路220が制御する無線通信において、電波の送受信を行うものである。
このような携帯電話機100側と車載ユニット側200との通信は、携帯電話機100が車両の運転席近傍にあるときに通信可能であり、かつ、それ以外の領域にあるときは、通信不可能となるように通信エリアを設定されている。
音声出力装置230及び音声入力装置240は、それぞれ制御部210と接続され、ユーザが携帯電話機100を手に取ることなくハンズフリー通話に利用可能なスピーカ及びマイクロフォンをそれぞれ備えている。
なお、これらのスピーカ及びマイクロフォンは、それぞれ例えば車両のダッシュボード、センターコンソール、ピラーやドアの内張り等の車両の内装部に備えられる。
ハンズフリースイッチ250は、車両の内装部において、運転者及び同乗者がそれぞれ操作可能な位置に設けられ、例えば、押しボタンスイッチやタッチパネル等を有する入力装置である。ハンズフリースイッチ250は、これを操作することによって、車両の走行中であっても、運転者等がハンズフリー通話を行うことができ、さらに、所定の時間以上継続して操作し続けることによって、同乗者が携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140を利用して通話を行うように設定するものである。この機能については、後に詳しく説明する。
車速検出部260は、車両のエンジンや変速機等を制御する図示しない電子制御ユニット(ECU)に接続され、ここから車両の走行速度に関する情報を含む車速信号を取得して、制御部210に出力するものである。
パーキングブレーキ検出部270は、図示しないパーキングブレーキ(レバー式のものはサイドブレーキ又はハンドブレーキとも称する)のレバー又はペダル等に設けられたパーキングブレーキスイッチに接続され、パーキングブレーキが制動状態(駐車時の状態)にあるときに発信され、解除状態では発信されないパーキングブレーキ信号を検出し、制御部210に出力するものである。
次に、上述したハンズフリーシステムの動作について説明する。
図2は、本実施例のハンズフリーシステムの動作を示すフローチャートである。以下、ステップ毎に順を追って説明する。なお、以下に示すフローに従った処理は、例えば、車両のアクセサリスイッチ又はイグニッションスイッチをオンにした場合、携帯電話機100のキー入力装置160に何らかの操作がなされた場合、携帯電話機100に外部に基地局から着信があった場合、車載ユニット部200のハンズフリースイッチ250に何らかの操作がなされた場合等に適宜行われる。
(ステップS01:制御情報発信)
携帯電話機100の制御部110は、無線制御回路120に対して、制御情報の発信指示を出力し、これを受けて、無線制御回路120は、制御情報をアンテナ121から送信する。
この制御情報は、携帯電話機100が車両の運転席近傍にあるときに車載ユニット部200の無線制御回路220によって受信される信号である。制御情報は、無線制御回路220がこれを受信した場合には、制御部210に伝達される。
(ステップS02:制御情報受信判断)
車載ユニット部200の制御部210は、携帯電話機100側からの制御情報を受信したか否かを判断する。
制御情報を受信した場合は、携帯電話機100が車両の運転席近傍に設定された通信エリア内に存在するものと判断し、ステップS03に進む。また、制御情報を受信しない場合は、処理を終了する。
(ステップS03:車速信号、パーキングブレーキ信号検出)
車載ユニット部200の制御部210は、車速検出部260及びパーキングブレーキ検出部270に対して、それぞれ車速信号及びパーキングブレーキ信号の検出を指示する。
(ステップS04:車速判断)
車載ユニット部200の制御部210は、車速検出部260が検出した車速信号に基づいて、現在の車速が、例えば、5km/h以下であるか否か判断する。
車速が5km/h以下である場合は、ステップS05に進む。一方、車速が5km/hを超える場合は、ステップS06に進む。
(ステップS05:パーキングブレーキ信号有無判断)
車載ユニット部200の制御部210は、パーキングブレーキ検出部270が検出したパーキングブレーキ信号の有無に基づいて、パーキングブレーキが制動状態になっているか、解除されているかを判断する。
そして、パーキングブレーキ信号が検出された場合は、制動状態にあるものと判断し、ステップS08に進む。
一方、パーキングブレーキ信号が検出されなかった場合は、ステップS06に進む。
(ステップS06:ハンズフリースイッチ操作有無判断)
車載ユニット部200の制御部210は、ハンズフリースイッチ250が操作されたか否かを判断する。
ハンズフリースイッチ250が操作された場合は、運転者又は同乗者が通話を行うことを希望しているものと判断し、ステップS07に進む。
一方、ハンズフリースイッチ250が操作されなかった場合は、ステップS10に進む。
(ステップS07:ハンズフリースイッチ操作継続時間判断)
車載ユニット部200の制御部210は、ハンズフリースイッチ250が継続して操作されている時間を検出し、この時間が予め定めた設定時間以上であるときは、運転者以外の同乗者がハンズフリー機能の解除を希望しているものと判断して、ステップS08に進む。
一方、この時間が設定時間未満であるときは、ステップS09に進む。
(ステップS08:通話許可信号発信)
車載ユニット部200の制御部210は、無線制御回路220を介して、携帯電話機100の制御部110に対して、通話許可信号を発信する。
これによって、携帯電話機100は、着信があった場合、又は、ユーザがキー入力部160を操作して発信操作をした場合に、その音声出力装置130及び音声入力装置140を利用した通話が可能となる。
(ステップS09:携帯側音声出入力装置無効信号発信)
車載ユニット部200の制御部210は、無線制御回路220を介して、携帯電話機100の制御部110に対して、携帯側音声出入力装置無効信号を発信する。
これによって、携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140はその機能を停止される。
そして、携帯電話機100は、外部の基地局と行う通信を中継し、車載ユニット部200側の制御部210に伝達する。そして、制御部210は、音声出力装置230及び音声入力装置240を起動して、この通信における音声の入出力を実行可能にする。
これによって、ユーザは、着信時又は発信時に、携帯電話機100を手に取ることなく、通常の運転姿勢を維持して通話を行なうハンズフリー通話が可能となる。
(ステップS10:通話機能禁止信号発信)
車載ユニット部200の制御部210は、車両が走行中かつ、運転者によるハンズフリー通話及び同乗者による携帯電話機100を用いた通話が要求されていないものとして、携帯電話機100の制御部110に対して、その通話機能を禁止する通話機能禁止信号を発信する。
この状態で着信があった場合は、車載ユニット部200は、音声出力装置230を用いて、運転者に着信があった旨を報知するとともに、通話を希望する場合は、ハンズフリースイッチ250を操作することを促す。ここで、ハンズフリースイッチ250が操作された場合は、ハンズフリー通話が可能な状態となる。一方、ハンズフリースイッチ250が操作されなかった場合は、携帯電話機100は通話を禁止される。
また、この状態で運転者が携帯電話機100のキー入力装置160を操作して発信操作を行った場合、車載ユニット部200の音声出力装置230又は携帯電話機100側の音声出力装置130もしくはディスプレイ150は、走行中は使用できない旨を運転者に報知し、また、携帯電話機100は通話を禁止され、キー入力装置160に行った操作は無効となる。
以上のように、本実施例によれば、携帯電話機100が発信する制御情報が車載ユニット部200によって受信されるか否かに応じて、携帯電話機100が運転席近傍に存在するか検出し、また、車両の車速信号及びパーキングブレーキ信号に基づいて車両が走行中か否かを検出している。そして、これらの情報に基づいて、携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140の機能を停止するようにしたから、車両の走行中に運転者が携帯電話機100を手にとって通話することを効果的に防止することができ、安全性を向上できる。
また、携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140の機能を停止した場合に、車載ユニット部200の音声出力装置230及び音声入力装置240を利用したハンズフリー通話に切り換えられるから、安全に通話を行うことができる。
さらに、携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140の機能を停止した場合に、これを運転者に報知するようにしたから、ユーザが機能停止に気づかずに操作を継続しようとすることを防止できる。
さらにまた、ハンズフリースイッチ250を設定時間以上継続して操作し続けることによって、携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140の機能の停止を解除できるから、同乗者は携帯電話機100の音声出力装置130及び音声入力装置140を利用した通話を行うことができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)上述した実施例は、携帯電話機の通話に用いられる音声入出力部の機能を制限しているが、これに限らず、例えば、電子メールの送受信操作における入出力を制限するようにしてもよい。また、携帯通信端末も、携帯電話機に限定されず、例えば、通信装置を備えた携帯情報端末や、パーソナルコンピュータであってもよい。
(2)上述した実施例は、車両の走行状態を、車速信号及びパーキングブレーキ信号に基づいて検出しているが、これに限らず、例えば、自動変速機のポジション信号を検出し、これがパーキング(P)レンジやニュートラル(N)レンジ以外の場合に、携帯通信端末の入出力部の機能を制限するようにしてもよい。
(3)上述した実施例は、車両に搭載された車載ユニット部側で携帯通信端末の入出力部の機能を制限するか否かを判断しているが、これに限らず、例えば、車両の走行状態に関する情報を携帯通信端末側に送信し、携帯通信端末側において、その入出力部の機能を制限するか否か判断するようにしてもよい。
また、携帯電話機側において、この携帯電話機が車両の運転席近傍に存在するか否かを検出するようにしてもよい。
本発明を適用したハンズフリーシステムの実施例の構成を示すブロック図である。 図1のハンズフリーシステムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話機
110 制御部
120 無線制御回路
121 アンテナ
130 音声出力装置
140 音声入力装置
150 ディスプレイ
151 表示制御回路
160 キー入力装置
161 キー入力検出回路
200 車載ユニット部
210 制御部
220 無線制御回路
221 アンテナ
230 音声出力装置
240 音声入力装置
250 ハンズフリースイッチ
260 車速検出部
270 パーキングブレーキ検出部

Claims (7)

  1. 情報の入出力部を備えた携帯通信端末と、
    車両に対する前記携帯通信端末の位置を検出する端末位置検出部と、
    前記車両の走行状態を検出する走行状態検出部と、
    前記車両及び前記携帯通信端末の少なくとも一方に設けられ、前記端末位置検出部及び前記走行状態検出部の出力に応じて、前記携帯通信端末の前記入出力部の機能を制限する機能制限部と
    を備えるハンズフリーシステム。
  2. 請求項1に記載のハンズフリーシステムにおいて、
    前記携帯通信端末の前記入出力部は音声情報の入出力機能を有し、
    前記車両に設けられ、前記機能制限部が前記携帯通信端末の前記入出力部の機能を制限した場合に起動される車両側音声入出力部を備えること
    を特徴とするハンズフリーシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のハンズフリーシステムにおいて、
    前記走行状態検出部は、前記車両の車速信号、パーキングブレーキ信号、変速機ポジション信号の少なくとも1つを検出すること
    を特徴とするハンズフリーシステム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のハンズフリーシステムにおいて、
    前記機能制限部が前記携帯通信端末の前記入出力部の機能を制限した場合に、ユーザに報知する出力部を備えること
    を特徴とするハンズフリーシステム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハンズフリーシステムにおいて、
    前記機能制限部による前記携帯通信端末の前記入出力部の機能の制限を解除する解除操作部を備えること
    を特徴とするハンズフリーシステム。
  6. 車両に搭載される車載用ハンズフリー装置において、
    前記車両に対する携帯通信端末の位置を検出する端末位置検出部と、
    前記車両の走行状態を検出する走行状態検出部と、
    前記端末位置検出部及び前記走行状態検出部の出力に基づいて、前記携帯通信端末に対して機能制限信号を送信する送信部と
    を備えることを特徴とする車載用ハンズフリー装置。
  7. 携帯通信端末によって実行されるハンズフリープログラムにおいて、
    車両側に受信され、前記携帯通信端末の位置検出に利用される位置信号を発信する位置信号発信ステップと、
    前記車両の走行状態に基づいた情報を含む走行状態信号を受信する走行状態信号受信ステップと、
    前記走行状態信号に基づいて、前記携帯通信端末の情報入出力機能を制限する機能制限ステップと
    を有することを特徴とするハンズフリープログラム。


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