JP2007181119A - 携帯電話機 - Google Patents

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Hironori Mimura
裕紀 三村
Seiya Murase
誠也 村瀬
Fumio Umeda
文雄 梅田
Masahiko Oya
雅彦 大矢
Kiyokazu Otaki
清和 大滝
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Abstract

【課題】車両において携帯電話機の利便性を高めつつ、着信音等により運転者の注意力がそがれることを回避することのできる携帯電話機を提供する。
【解決手段】携帯電話機1は、車両2のドア施解錠許可及びエンジン始動許可の少なくとも一方の操作を可能とする電子キーの機能を有している。携帯電話機1の制御装置10は、携帯電話機1が車室内にあるか否かを判断する。そして、携帯電話機1が車室内にある旨判断されるとき、携帯電話機1の状態を少なくとも着信音による呼び出しが禁止された待機状態に設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯電話機に関する。
自動車においては、セキュリティと利便性とを向上させるために、車載機と通信を行うことにより車両のドアの施解錠許可及びエンジンの始動許可を行う電子キーシステムが実用化されている。ドアの施解錠許可は、車両に対応した電子キーを所持している者が車外の所定領域に入ったときに、車両のドアの施解錠を自動的に許可するものである。なお、このように車両のドアの施解錠が許可されている状態にあるときにドアアウトサイドハンドルを握ると車両のドアが施解錠される。一方、エンジンの始動許可は、車両に対応した電子キーが車室内に持ち込まれたときに、車両のエンジンの始動を自動的に許可するものである。なお、このようなエンジンの始動が許可されている状態にあるときにエンジン始動スイッチ、例えばロータリスイッチ又はプッシュスイッチなどを操作するとエンジンが始動される。
近年、このような電子キーシステムの電子キー機能を備えた携帯電話機が提案されている。例えば、特許文献1に記載の携帯電話機は、車載機と通信を行い携帯電話機のIDコードと車載機のIDコードとが一致したことを条件に、ドアの施解錠許可及びエンジンの始動許可を行っている。
特開2005−264625号公報
ところで、車両運転中に携帯電話機の着信音が鳴ったり着信ランプが点灯したりすると、これにより運転時の注意力がそがれてしまうことがある。このため、携帯電話機は、通常着信音等による呼び出しを禁止した待機状態に設定できるようになっている。しかしながら、この待機状態の設定は、乗車時に手動で操作しなければならず、その設定操作が煩雑なものとなっている。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両において携帯電話機の利便性を高めつつ、こうした着信音等により運転者の注意力がそがれることを回避することのできる携帯電話機を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、車載機と通信を行うことにより車両のドア施解錠許可及びエンジン始動許可の少なくとも一方の操作を可能とする電子キーの機能を有した携帯電話機において、携帯電話機本体が車室内にあるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記携帯電話機本体が車室内にある旨判断されるとき、携帯電話機の状態を少なくとも着信音による呼び出しが禁止された待機状態に設定する設定手段とを備えることをその要旨としている。
同構成によれば、携帯電話機が車室内にあるときには、着信音による呼び出しが禁止された待機状態に自動的に移行する。このため、車両に乗車する際に携帯電話機をこうした待機状態に手動で移行する操作が不要になり、その利便性を高めることができるとともに、車両運転中に着信音が鳴ることにより運転者の注意力がそがれることを極力回避することができるようになる。
また、携帯電話機本体が車室内にあるか否かの判定は、例えば携帯電話機と車載機との間で通信を行うことにより携帯電話機本体が車室内にあることを検知する、といった構成の他、例えば請求項2に記載の発明によるように、携帯電話機本体が車室のクレイドルに載置された状態にあることをもって携帯電話機本体が車室内にあるか否かを判定するといった構成を採用することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯電話機において、前記判断手段は前記車載機から取得される車両情報に基づいて前記車両が走行状態又は走行可能な状態である旨併せて判断するものであり、前記設定手段は前記判断手段により携帯電話機本体が前記車室内にあり且つ前記車両が走行状態又は走行可能な状態である旨判断されるときに、携帯電話機の状態を前記待機状態に設定することをその要旨としている。
同構成によれば、車両が走行状態にあるとき、或いは走行状態になる可能性が高いときにのみ、携帯電話機が待機状態に設定される。従って、携帯電話機が不必要に待機状態に設定されることを抑制し、例えば駐車中には車室内で携帯電話機を操作することができるようになるなど、その利便性を一層高めることができるようになる。
なお、車両が走行状態又は走行可能な状態であるか否かを判断する際には、請求項4に記載の発明によるように、車速が所定速度以上であることをもって車両が走行状態にある旨判断する、といった構成を採用することができる。或いは、請求項5に記載の発明によるように、自動変速機のシフト位置がパーキング位置及びニュートラル位置のいずれでもないこと、又は、請求項6に記載の発明によるように、パーキングブレーキが解除状態にあること、をもって車両が走行状態又は走行可能な状態にある旨判断する、といった構成を採用することもできる。
また、携帯電話機を待機状態とするときには、着信音による呼び出しを禁止するのに加えて、請求項7に記載の発明によるように、バイブレータの振動を禁止する、或いは請求項8に記載の発明によるように、着信ランプの点灯を禁止する、のが運転者の注意力低下を回避するうえでは望ましい。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の携帯電話機において、前記待機状態では更に留守番電話機能が有効にされることをその要旨としている。
同構成によれば、携帯電話機の利便性を更に高めることができるようになる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の発明に、前記設定手段により前記待機状態に設定された後、前記判断手段により車室内にない旨判断されるとき、前記携帯電話機の状態を前記待機状態に設定される以前の状態に復帰させる復帰手段を更に備えることをその要旨としている。
同構成によれば、待機状態に自動的に移行した後、車室内にないときには、同待機状態から同待機状態に設定される以前の状態に自動的に移行する。このため、車両から降車する際に携帯電話機を同待機状態から以前の状態に手動で移行する操作が不要になり、その利便性を高めることができるとともに、復帰操作を忘れることによる着信時に着信に気付かないことを回避することができるようになる。
請求項11に記載の発明は、請求項3〜9のいずれか一項に記載の発明に、前記設定手段により前記待機状態に設定された後、前記判断手段により前記車両が走行状態及び走行可能な状態のいずれでもない旨判断されるとき、前記携帯電話機の状態を前記待機状態に設定される以前の状態に復帰させる復帰手段を更に備えることをその要旨としている。
同構成によれば、待機状態に自動的に移行した後、車両が走行状態及び走行可能な状態のいずれでもないときには、同待機状態から同待機状態に設定される以前の状態に自動的に移行する。従って、携帯電話機が不必要に待機状態を継続することを抑制し、例えば走行後、駐車すると車室内で携帯電話機を操作することができるようになるなど、その利便性を高めることができる。また、復帰操作を忘れることによる着信時に着信に気付かないことを回避することができるようになる。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の発明に、前記設定手段による前記待機状態の設定を選択的に無効化する無効化手段を更に備えることをその要旨としている。
同構成によれば、待機状態の設定を選択的に無効化することができる。このため、例えば車両の所有者が運転をしないときは待機状態に設定する必要がないため、待機状態の設定を無効化することにより、着信時に着信に気付くことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる携帯電話機の第1の実施形態について図1を参照して説明する。
図1は、携帯電話機及び車両の構成を示す概略構成図である。
同図1に示されるように、携帯電話機1には、車両2のドアの施解錠許可及びエンジンの始動許可を行う電子キー部11が設けられている。すなわち、携帯電話機1は車両2の電子キーとしての機能を併せて有している。また、携帯電話機1は、各種制御を行う制御装置10、操作部12、送受信部13、表示部14、着信音等を出力するスピーカー17、並びにバイブレータ18を備えている。電子キー部11には、通信チップが内蔵されており、この通信チップにより車両2との通信が行われる。この通信を通じて取得した情報は通信チップから制御装置10に出力される。
電子キー部11は、車両2からのリクエスト信号を受信すると、その電子キー部11に固有のIDコードを車両2側に送信する。また、操作部12は、押しボタン等を有しており、その操作に基づいた信号を制御装置10に出力する。送受信部13は、通話時の通信のために使われ、車両2との通信は電子キー部11により行われる。表示部14は、着信時に点灯する着信ランプ16及び制御装置10から出力される表示データを表示させるディスプレイ15からなる。
車両2は、エンジン等の制御を統括して行う制御装置20、車速センサ21、トランスミッションのシフト位置を検出するシフト位置センサ22、パーキングブレーキの状態を検出するブレーキセンサ23、ドア制御部25、車室外発信機26、車室内発信機27、受信機28を備えている。これら車速センサ21、シフト位置センサ22、ブレーキセンサ23の出力信号は車両情報として制御装置20に取り込まれる。
ドア制御部25は、制御装置20からの信号に基づいてドアの施解錠等を行う。車室外発信機26は、駐車状態において、制御装置20からのリクエスト信号を送信することにより車室外に検知エリアを形成する。一方、車室内発信機27は、制御装置20からのリクエスト信号を送信することにより車室内に検知エリアを形成する。受信機28は、車室外発信機26及び車室内発信機27のリクエスト信号に対する電子キー部11からのIDコードを含んだ信号を受信しこれを制御装置20に出力する。
車両2が駐車状態において、携帯電話機1が車室外発信機26の検知エリアに入ると、電子キー部11はリクエスト信号を受信し、これに応じてIDコードを含んだ信号を車両2に送信する。受信機28はこれを受信して制御装置20に出力する。制御装置20はそのIDコードの照合を行う。照合の結果、IDコードが一致すると、制御装置20からドアの解錠許可の信号がドア制御部25に出力され、ドアアウトサイドハンドルが握られるとドアが解錠される。
そして、ドアが開かれると、車室外発信機26によるリクエスト信号の送信が停止される一方、車室内発信機27からのリクエスト信号の送信が開始される。その結果、車室内に検知エリアが形成され、その状態で携帯電話機1が同検知エリアに入ると、電子キー部11はリクエスト信号を受信しこれに応じてIDコードを含んだ信号を車両2に送信する。受信機28はこれを受信して制御装置20に出力する。制御装置20はそのIDコードの照合を行う。照合の結果、IDコードが一致すると、制御装置20はエンジンを始動許可された状態にする。なお、携帯電話機1が車室内にある場合、車室内発信機27からは電子キー部11に対してはリクエスト信号が継続して送信されている。
次に、図2を参照して、携帯電話機1の制御装置10による待機状態設定の処理手順について説明する。
この一連の処理ではまず、携帯電話機1が車室内にあるか否か判断する(ステップS10)。ここで、制御装置10はその電子キー部11において、車室内発信機27のリクエスト信号を受信したことをもって携帯電話機1が車室内にある旨判断する。ここで、車室内にない旨判断される場合(ステップS10:NO)、この処理を一旦終了する。一方、車室内にある旨判断される場合(ステップS10:YES)、車両情報として、車速、シフト位置、及びパーキングブレーキの状態を読み込む(ステップS11)。このように車両情報を読み込むことにより、車両2が走行状態又は走行可能な状態にあるか否か判断することができるようになる。なおここでは、以下の各条件(1)〜(3)のいずれかが満たされているときに、車両2が走行状態又は走行可能な状態にある旨判断される(ステップS12)。

(1)車速が所定速度(例えば10km/h)以上である。
(2)シフト位置がパーキング位置及びニュートラル位置のいずれでもない。
(3)パーキングブレーキが解除状態にある。
ここで、走行状態及び走行可能な状態のいずれでもない旨判断される場合(ステップS12:NO)、ステップS11,S12の処理を繰り返し実行する。一方、走行状態及び走行可能な状態の少なくとも一方である旨判断される場合(ステップS12:YES)、携帯電話機1の状態を待機状態に設定する(ステップS13)。ここで待機状態とは、着信音による呼び出し、バイブレータ18の振動、及び着信ランプ16の点灯のいずれもが禁止され、且つ留守番電話機能が有効にされた状態である。
携帯電話機1の状態が待機状態に設定された後、携帯電話機1が車室内にあるか否か判断する(ステップS14)。ここで、車室内にない旨判断される場合(ステップS14:NO)、携帯電話機1の状態を待機状態に設定される以前の状態に復帰させる(ステップS17)。一方、車室内である旨判断される場合(ステップS14:YES)、車両情報として、車速、シフト位置、及びパーキングブレーキの状態を読み込む(ステップS15)。そして、得られた車両情報から先のステップS12の処理と同様に、車両2が走行状態又は走行可能な状態にあるか否か判断される(ステップS16)。そして、先の条件(1)〜(3)のいずれかが成立している場合(ステップS16:YES)、ステップS14〜S16の各処理が繰り返される。一方、走行状態及び走行可能な状態のいずれでもない旨判断される場合(ステップS16:NO)、携帯電話機1の状態を待機状態に設定される以前の状態に復帰させる(ステップS17)。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)携帯電話機1が車室内にあり、更に車両2が走行状態にあるとき、或いは走行状態になる可能性が高いときに、携帯電話機1は着信音による呼び出し、バイブレータ18の振動、着信ランプ16の点灯のいずれもが禁止され、且つ留守番電話機能が有効にされた待機状態に自動的に移行する。このため、車両2に乗車する際に携帯電話機1をこうした待機状態に手動で移行する操作が不要になり、その利便性を高めることができるとともに、車両運転中に着信音が鳴ることにより運転者の注意力がそがれることを極力回避することができる。また、携帯電話機1が不必要に待機状態に設定されることを抑制し、駐車中には車室内で携帯電話機1を操作することができる。
(2)待機状態に自動的に移行した後、携帯電話機1が車室内にないときには、同待機状態から同待機状態に設定される以前の状態に自動的に移行する。このため、車両から降車する際に携帯電話機を同待機状態から以前の状態に手動で移行する操作が不要になり、その利便性を高めることができるとともに、復帰操作を忘れることによる着信時に着信に気付かないことを回避することができるようになる。
(3)待機状態に自動的に移行した後、車両2が走行状態及び走行可能な状態のいずれでもないときには、同待機状態から同待機状態に設定される以前の状態に自動的に移行する。従って、携帯電話機1が不必要に待機状態を継続することを抑制し、走行後、駐車した際に車室内で携帯電話機1を操作することができるようになるなど、その利便性を高めることができる。また、復帰操作を忘れることによる着信時に着信に気付かないことを回避することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる携帯電話機の第2の実施形態について図1を参照して説明する。
本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、図1中に破線で示されるように、携帯電話機1には通信部30が設けられ、車両2にはクレイドル40並びに通信部41が設けられている。
そして、この実施形態の携帯電話機1は、車両2に設けられたクレイドル40に携帯電話機1が載置されたことを条件に携帯電話機1の状態を待機状態に設定する点、車両2のクレイドル40に設けられた通信部41と通信部30との通信により車両情報が取得される点が上記第1の実施形態と異なっている。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
携帯電話機1が上記クレイドル40に載置されると、携帯電話機1の通信部30とクレイドル40に設けられた通信部41とが通信可能となる。そして、通信が可能となると、通信部41から車両情報が送信され、制御装置10はその通信部30を通じて車両情報を取得できるようになる。なお、通信部30と通信部41との通信には、通信部同士を接続することなく、10cm以下の距離に近づけることにより通信を行うことができるいわゆる非接触通信を用いるようにしている。こうした非接触通信としては、例えば、FeliCa(登録商標)を用いることができる。
第1の実施形態においては、車室内にあるか否か判断する際(図2のステップS10,S14)に、車室内発信機27のリクエスト信号を受信したことをもって携帯電話機1が車室内にある旨判断するようにしていたが、本実施形態では、車室内発信機27のリクエスト信号を電子キー部11が受信している状況のもと、携帯電話機1が車両2のクレイドル40に載置されているか否かにより判断するようにしている。なお、上記車室内にあるか否かの判断(図2のステップS10,S14)以外の処理手順は、第1の実施形態と同様である。この実施形態によっても、第1の実施形態と同等の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は上記実施形態の他、以下のような態様をもって実施することもできる。
・上記実施形態では、車両2のドアの施解錠許可及びエンジンの始動許可を行う電子キーの機能を備える携帯電話機1について例示したが、同電子キーはドアの施解錠許可及びエンジンの始動許可のいずれか一方のみを行うものであってもよい。
・上記実施形態では、携帯電話機1は、車速、シフト位置、及びパーキングブレーキの状態を車両情報として取得し、それらに基づいて車両2が走行状態又は走行可能な状態にあるか否かを判断するようにしたが、それら車両情報のうちの一つ或いは二つの組み合わせに基づいてこれを判断することもできる。また、その他の情報に基づいてこの判断を行うようにしてもよい。ただし、走行状態であるときのみ待機状態に設定したいときは、車速を取得することが望ましい。
・上記実施形態において、例えば携帯電話機1の操作部12の操作を通じて待機状態の設定を無効化することができるようにしてもよい。こうした構成によれば、例えば電子キーの機能を備える携帯電話機1の所有者が車両を運転せず、助手席等に乗車する場合においてその利便性を高めることができる。なお、第2の実施形態においては、クレイドル40に携帯電話機1を載置しないことにより、実質的にこの待機状態の設定を無効化することができる。
・第2の実施形態において、制御装置10には、図2に示される処理を実行するためのプログラムが予め記憶されていることを前提としていたが、例えばFeliCaに対応したアプリケーションを別途ダウンロードしてこの処理を実行させることもできる。
・上記実施形態において、待機状態にするとともに、ハンズフリーを促す内容のメッセージをディスプレイ15に表示するようにしてもよい。また、ハンズフリーを促す内容を音声により知らせるようにしてもよい。
・上記実施形態では、待機状態として、着信ランプ16の点灯を禁止するようにしたが、さらに表示部14のディスプレイ15の点灯も禁止するようにしてもよい。
・上記実施形態では、待機状態として、着信音による呼び出し、バイブレータ18の振動、着信ランプ16の点灯のいずれも禁止され、且つ留守番電話機能が有効にされた状態にしたが、少なくとも着信音による呼び出しが禁止されれば、着信音が鳴ることによる運転者の注意力がそがれることについては極力回避することができる。
・上記実施形態では、携帯電話機1が車室内にあり、且つ車両2が走行状態又は走行可能な状態のいずれでもないときに、待機状態に自動的に移行するようにしたが、車両2が走行状態又は走行可能な状態であるか否かによらず、車室内にあるか否かの判断のみにより、待機状態に自動的に移行するようにしてもよい。
・上記実施形態では、携帯電話機1の状態が待機状態に設定された後、携帯電話機1が車室内にない又は車両2が走行状態及び走行可能な状態にないときに、携帯電話機1の状態が待機状態に設定される以前の状態に復帰するようにしたが、車両2が走行状態又は走行可能な状態であるか否かによらず、車室内にあるか否かの判断のみにより、待機状態に設定される以前の状態に復帰するようにしてもよい。
・さらに、携帯電話機1が車室内に存在しない、且つ車両2のドアが施錠されたときに、携帯電話機1の状態を待機状態に設定される以前の状態に復帰させるようにしてもよい。
・第2の実施形態では、携帯電話機1の電子キー部11によりエンジンの始動許可を行うようにしたが、通信部30と通信部41との通信によりエンジンの始動許可を行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、携帯電話機1の状態を待機状態に設定される以前の状態に自動で復帰させるようにしたが、自動で復帰しないようにしてもよい。ただし、このようにしても、車両運転中に着信音が鳴ることにより運転者の注意力がそがれることを極力回避することはできる。
携帯電話機及び車両の構成を示す概略構成図。 携帯電話機の状態を待機状態に設定する処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…携帯電話機、2…車両、10…制御装置、11…電子キー部、12…操作部、13…送受信部、14…表示部、15…ディスプレイ、16…着信ランプ、17…スピーカー、18…バイブレータ、20…制御装置、21…車速センサ、22…シフト位置センサ、23…ブレーキセンサ、25…ドア制御部、26…車室外発信機、27…車室内発信機、28…受信機、30…通信部、40…クレイドル、41…通信部。

Claims (12)

  1. 車載機と通信を行うことにより車両のドア施解錠許可及びエンジン始動許可の少なくとも一方の操作を可能とする電子キーの機能を有した携帯電話機において、
    携帯電話機本体が車室内にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記携帯電話機本体が車室内にある旨判断されるとき、携帯電話機の状態を少なくとも着信音による呼び出しが禁止された待機状態に設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記判断手段は携帯電話機本体が車室に設けられたクレイドルに載置された状態にあるときに携帯電話機本体が車室内にある旨判断する
    ことを特徴とする携帯電話機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯電話機において、
    前記判断手段は前記車載機から取得される車両情報に基づいて前記車両が走行状態又は走行可能な状態である旨併せて判断するものであり、
    前記設定手段は前記判断手段により携帯電話機本体が前記車室内にあり且つ前記車両が走行状態又は走行可能な状態である旨判断されるときに、携帯電話機の状態を前記待機状態に設定する
    ことを特徴とする携帯電話機。
  4. 請求項3に記載の携帯電話機において、
    前記判断手段は前記車両情報として車速を前記車載機から取得し、同車速が所定速度以上であるとき前記車両が走行状態にある旨判断する
    ことを特徴とする携帯電話機。
  5. 請求項3に記載の携帯電話機において、
    前記判断手段は前記車両情報として自動変速機のシフト位置を前記車載機から取得し、同シフト位置がパーキング位置及びニュートラル位置のいずれでもないとき前記車両が走行状態又は走行可能な状態にある旨判断する
    ことを特徴とする携帯電話機。
  6. 請求項3に記載の携帯電話機において、
    前記判断手段は前記車両情報としてパーキングブレーキの状態を前記車載機から取得し、同パーキングブレーキが解除状態にあるとき前記車両が走行状態又は走行可能な状態にある旨判断する
    ことを特徴とする携帯電話機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯電話機において、
    前記待機状態では更にバイブレータの振動が禁止される
    ことを特徴とする携帯電話機。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯電話機において、
    前記待機状態では更に着信ランプの点灯が禁止される
    ことを特徴とする携帯電話機。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の携帯電話機において、
    前記待機状態では更に留守番電話機能が有効にされる
    ことを特徴とする携帯電話機。
  10. 前記設定手段により前記待機状態に設定された後、前記判断手段により車室内にない旨判断されるとき、前記携帯電話機の状態を前記待機状態に設定される以前の状態に復帰させる復帰手段を更に備える
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の携帯電話機。
  11. 前記設定手段により前記待機状態に設定された後、前記判断手段により前記車両が走行状態及び走行可能な状態のいずれでもない旨判断されるとき、前記携帯電話機の状態を前記待機状態に設定される以前の状態に復帰させる復帰手段を更に備える
    請求項3〜9のいずれか一項に記載の携帯電話機。
  12. 前記設定手段による前記待機状態の設定を選択的に無効化する無効化手段を更に備える
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の携帯電話機。
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