JP2003078607A - 車載用電話システム、ハンズフリー装置、及び携帯電話装置 - Google Patents

車載用電話システム、ハンズフリー装置、及び携帯電話装置

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JP2003078607A JP2001260581A JP2001260581A JP2003078607A JP 2003078607 A JP2003078607 A JP 2003078607A JP 2001260581 A JP2001260581 A JP 2001260581A JP 2001260581 A JP2001260581 A JP 2001260581A JP 2003078607 A JP2003078607 A JP 2003078607A
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英樹 北尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンズフリー通話と、携帯電話機の送受話器
を用いた通話(ハンドセット通話)とを切り換える場合
に、利便性の高い車載用電話システムを提供すること。 【解決手段】 無線電話通信を行う携帯電話機15と、
携帯電話機15に接続され、該携帯電話機15からの受
話音声を車両に設置されたスピーカ5から出力し、車両
に設置されたマイクロホン4から入力された音声信号を
携帯電話機15に送話信号として出力するハンズフリー
装置2とを備えた車載用電話システムにおいて、携帯電
話機15に装備されたマイクロホンとスピーカによるハ
ンドセット通話中に携帯電話機15とハンズフリー装置
2とが通信接続されたことを検出する接続検出手段と、
接続検出手段により、ハンドセット通話中に携帯電話機
15とハンズフリー装置2とが接続されたことが検出さ
れた場合に、ハンドセット通話状態を、ハンズフリー装
置に設置されたマイクロホン4とスピーカ5によるハン
ズフリー通話状態に切り換えるモード切換手段とを装備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置とハ
ンズフリー装置とを通信接続し、携帯電話装置による通
話を、ハンズフリー装置のスピーカやマイクロホンを用
いて行えるようにした車載用電話システム、ハンズフリ
ー装置、及び携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に乗車中(特に運転中)に電話を
する場合、送受話器を手に持つことができない、あるい
は送受話器を手に持つと危険である場合が多いため、車
室内に設置されたマイクロホンとスピーカを用いて通話
を行えるハンズフリー装置が従来から用いられている。
従来は、自動車に装備される電話機としては自動車専用
の自動車電話装置が用いられていたが、今日では携帯電
話の普及により携帯電話機を、車両に設置されたハンズ
フリー装置にコネクタで接続してハンズフリー通話を可
能にした兼用型が一般的になってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話機を
ハンズフリーとして用いる場合、あるいはハンズフリー
として用いていた携帯電話機を通常の携帯電話機として
用いる場合、コネクタからの着脱等による、携帯電話機
とハンズフリー装置との通信の接断操作が必要となる。
この接断操作を行うには通話を一旦終了する必要があ
る。あるいは、通話中にこの接断操作を行うと通話が切
断されてしまう。このため、通話中に乗車、あるいは降
車する場合には、再度電話をかけ直す必要があり、面倒
であった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あって、ハンズフリー通話と、携帯電話機の送受話器を
用いた通話(以降、ハンドセット通話と記す)とを切り
換える場合に、利便性の高い車載用電話システム、ハン
ズフリー装置、及び携帯電話装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するために、本発明に係る車載用電話システム
(1)は、無線電話通信を行う携帯電話装置と、該携帯
電話装置に接続され、該携帯電話装置からの受話音声を
車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設置され
たマイクロホンから入力された音声信号を前記携帯電話
装置に送話信号として出力するハンズフリー装置とを備
えた車載用電話システムにおいて、前記携帯電話装置に
装備されたマイクロホンとスピーカによるハンドセット
通話中に前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが
通信接続されたことを検出する接続検出手段と、該接続
検出手段により、ハンドセット通話中に前記携帯電話装
置と前記ハンズフリー装置とが接続されたことが検出さ
れた場合に、ハンドセット通話状態を、前記ハンズフリ
ー装置に設置されたマイクロホンとスピーカによるハン
ズフリー通話状態に切り換えるモード切換手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0006】上記車載用電話システム(1)によれば、
ハンドセット通話中に自動車に乗車する等して、前記携
帯電話装置と前記ハンズフリー装置とが通信接続された
場合に、通話状態を保持したまま、ハンズフリー通話が
できる状態に変わるので、電話のかけ直し操作等が不必
要になり、利便性の高いものとなる。
【0007】また、本発明に係る車載用電話システム
(2)は、上記車載用電話システム(1)において、前
記モード切換手段が、前記携帯電話装置と前記ハンズフ
リー装置との接続が検出された後の所定期間、ハンドセ
ット通話とハンズフリー通話の両方を可能とする併用モ
ードとするものであることを特徴としている。上記車載
用電話システム装置(2)によれば、ハンドセット通話
からハンズフリー通話への切換時に、所定時間両通話が
可能となるので、急にハンドセット通話ができなくなる
等による使用者が通話状態の切換に戸惑うことを防ぐこ
とができる。また、併用期間が限定されるので、ハンズ
フリー装置と携帯電話装置による音声入出力干渉による
ハウリング等の併用による悪影響を最小限に抑えること
ができる。
【0008】また、本発明に係る車載用電話システム
(3)は、上記車載用電話システム(2)において、前
記併用モードの所定期間が、所定時間であることを特徴
としている。上記車載用電話システム装置(3)によれ
ば、ハンドセット通話からハンズフリー通話への切換時
に所定時間だけ両通話方法による通話が可能となる。
【0009】また、本発明に係る車載用電話システム
(4)は、上記車載用電話システム(3)において、前
記併用モードの所定期間を規定する前記所定時間を設定
する併用時間設定手段を備えていることを特徴としてい
る。上記車載用電話システム装置(4)によれば、ハン
ドセット通話からハンズフリー通話への切換時における
両通話方法による通話が可能な時間を使用者の好みによ
り設定することが可能となる。
【0010】また、本発明に係る車載用電話システム
(5)は、上記車載用電話システム(2)において、前
記併用モードの所定期間の終了時点が、車両に設けられ
た載置装置に前記携帯電話を装着した時点に基づくもの
であることを特徴としている。
【0011】上記車載用電話システム装置(5)によれ
ば、携帯電話装置を載置装置に装着するまで、つまり使
用者がハンズフリー通話を行える準備を完了したを推定
できる時まで、両通話方法による通話が可能となる。
【0012】また、本発明に係る車載用電話システム
(6)は、上記車載用電話システム(2)において、前
記併用モードの所定期間の終了時点が、前記携帯電話と
前記ハンズフリー装置とをコネクタで有線接続した時点
に基づくものであることを特徴としている。上記車載用
電話システム装置(6)によれば、携帯電話装置をハン
ズフリー装置にコネクタ接続するまで、つまり使用者が
ハンズフリー通話を行える準備を完了したと推定できる
時まで、両通話方法による通話が可能となる。
【0013】また、本発明に係る車載用電話システム
(7)は、上記車載用電話システム(2)において、前
記併用モードの所定期間の終了時点が、イグニッション
スイッチのオン操作時点に基づくものであることを特徴
としている。上記車載用電話システム装置(7)によれ
ば、運転手が運転の準備ができた時点、つまりハンズフ
リー通話での通話が確実に適したものとなるまでは、両
通話方法による通話が可能となる。
【0014】また、本発明に係る車載用電話システム
(8)は、上記車載用電話システム(2)において、前
記併用モードの所定期間の終了時点が、前記ハンズフリ
ー装置に設けられたハンズフリー開始スイッチの操作時
点に基づくものであることを特徴としている。上記車載
用電話システム装置(8)によれば、ハンズフリー開始
スイッチの操作時点に基づく時間、つまり運転手等がハ
ンズフリー通話開始の意思表示をした時点までは、両通
話方法による通話が可能となる。
【0015】また、本発明に係る車載用電話システム
(9)は、上記車載用電話システム(4)〜(8)のい
ずれかにおいて、前記併用モードの所定期間が、所定の
上限時間を上限とするものであることを特徴としてい
る。上記車載用電話システム装置(9)によれば、所定
の条件を満たさなくても、上限時間が経過すればハンド
セット通話は停止されるので、ハンズフリー装置と携帯
電話装置による音声入出力干渉によるハウリング等の併
用による悪影響を最小限に抑えることができる。
【0016】また、本発明に係る車載用電話システム
(10)は、上記車載用電話システム(1)〜(9)の
いずれかにおいて、前記接続検出手段が、通信接続され
たことを乗員の座席への着座を検出する着座センサによ
り検出するものであることを特徴としている。上記車載
用電話システム装置(10)によれば、運転者等の乗員
が座席に座った時点を基準としてハンズフリー通話が可
能となる。
【0017】また、本発明に係る車載用電話システム
(11)は、上記車載用電話システム(1)〜(9)の
いずれかにおいて、前記接続検出手段が、通信接続され
たことを車両のドアロックが解錠されてドアが開かれた
ことにより検出するものであることを特徴としている。
上記車載用電話システム装置(11)によれば、運転者
等の乗員が自動車に乗り込もうと車両のドアロックを解
錠してドアを開いた時点を基準としてハンズフリー通話
が可能となる。
【0018】また、本発明に係る車載用電話システム
(12)は、上記車載用電話システム(1)〜(11)
のいずれかにおいて、前記ハンズフリー通話状態中にお
けるイグニッションスイッチのオフ操作を検出するオフ
操作検出手段と、該オフ操作検出手段により、前記イグ
ニッションスイッチのオフ操作が検出された場合に、前
記ハンズフリー通話状態を、前記ハンドセット通話状態
に切り換えるモード復帰手段を備えていることを特徴と
している。上記車載用電話システム装置(12)によれ
ば、ハンズフリー通話中にイグニッションスイッチのオ
フ操作を行えば、通話状態を保持したまま、ハンドセッ
ト通話ができる状態に変わるので、携帯電話装置で通話
を続ける場合も、電話のかけ直し操作等が不必要にな
り、利便性の高いものとなる。
【0019】また、本発明に係る車載用電話システム
(13)は、上記車載用電話システム(12)におい
て、前記モード復帰手段が、前記イグニッションスイッ
チのオフ操作が検出された後の所定期間、ハンドセット
通話とハンズフリー通話の両方を可能とする復帰併用モ
ードとするものであることを特徴としている。上記車載
用電話システム装置(13)によれば、ハンズフリー通
話からハンドセット通話への切換時に、所定時間両通話
が可能となるので、急にハンズフリー通話ができなくな
る等による使用者が通話状態の切換に戸惑うことを防ぐ
ことができる。また、併用期間が限定されるので、ハン
ズフリー装置と携帯電話装置による音声入出力干渉によ
るハウリング等の併用による悪影響を最小限に抑えるこ
とができる。
【0020】また、本発明に係る車載用電話システム
(14)は、上記車載用電話システム(13)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間が、所定時間である
ことを特徴としている。上記車載用電話システム装置
(14)によれば、ハンズフリー通話からハンドセット
通話への切換時に所定時間だけ両通話方法による通話が
可能となる。
【0021】また、本発明に係る車載用電話システム
(15)は、上記車載用電話システム(14)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間を規定する前記所定
時間を設定する復帰併用時間設定手段を備えていること
を特徴としている。上記車載用電話システム装置(1
5)によれば、ハンズフリー通話からハンドセット通話
への切換時における両通話方法による通話が可能な時間
を使用者の好みにより設定することが可能となる。
【0022】また、本発明に係る車載用電話システム
(16)は、上記車載用電話システム(13)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記
携帯電話装置に設けられたハンドセット開始スイッチの
操作時点に基づくものであることを特徴としている。上
記車載用電話システム装置(16)によれば、ハンドセ
ット開始スイッチの操作時点に基づく時間、つまり運転
手等がハンドセット通話開始の意思表示をした時点まで
は、両通話方法による通話が可能となる。
【0023】また、本発明に係る車載用電話システム
(17)は、上記車載用電話システム(13)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、乗員
の座席への着座を検出する着座センサにより乗員が座席
より離れたことが検出された時点に基づくものであるこ
とを特徴としている。上記車載用電話システム装置(1
7)によれば、運転者等の乗員が自動車から降車した時
点を基準として、つまり確実にハンズフリー通話の必要
性がなくなった時点からハンズフリー通話が停止され
る。
【0024】また、本発明に係る車載用電話システム
(18)は、上記車載用電話システム(13)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、車両
のドアが開かれた後再度閉じられ、その後ドアロックが
施錠された時点に基づくものであることを特徴としてい
る。上記車載用電話システム装置(18)によれば、運
転者等の乗員が自動車から離れようと、ドアを開いて降
り、再度ドアを閉じて車両のドアロックを施錠した時点
を基準としてハンズフリー通話が停止される。
【0025】また、本発明に係る車載用電話システム
(19)は、上記車載用電話システム(13)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記
携帯電話装置と前記ハンズフリー装置との間の無線通信
が不可となった時点に基づくものであることを特徴とし
ている。上記車載用電話システム装置(19)によれ
ば、運転者等の乗員が自動車から離れて、前記携帯電話
装置と前記ハンズフリー装置間の通信が途絶え、ハンズ
フリー通話が不可能となった時点を基準としてハンズフ
リー通話が停止される。
【0026】また、本発明に係る車載用電話システム
(20)は、上記車載用電話システム(13)におい
て、前記復帰併用モードの所定期間の終了時点が、前記
携帯電話と前記ハンズフリー装置とを有線接続するコネ
クタが外されたことが検出された時点に基づくものであ
ることを特徴としている。上記車載用電話システム装置
(20)によれば、携帯電話装置のハンズフリー装置に
対するコネクタ接続が外された時点に基づき、つまり使
用者がハンズフリー通話を止め、ハンドセット通話を行
える準備を完了したと推定できる状態で、ハンズフリー
通話が停止される。
【0027】また、本発明に係る車載用電話システム
(21)は、上記車載用電話システム(16)〜(2
0)のいずれかにおいて、前記復帰併用モードの所定期
間が、所定の上限時間を上限とするものであることを特
徴としている。上記車載用電話システム装置(21)に
よれば、所定の条件を満たさなくても、上限時間が経過
すればハンズフリー通話は停止されるので、ハンズフリ
ー装置の無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
【0028】また、本発明に係る車載用電話システム
(22)は、上記車載用電話システム(1)〜(21)
のいずれかにおいて、前記ハンズフリー装置が、イグニ
ッションスイッチの操作に関係なくバッテリから常時電
力が供給される状態に接続されていることを特徴として
いる。上記車載用電話システム装置(22)によれば、
イグニッションスイッチの操作がなくても、つまり例え
ば自動車に乗り込んだだけでもハンズフリー通話が可能
となり、運転者以外の者が先に乗車した場合等でもハン
ズフリー通話が可能となり、非常に利便性が高くなる。
【0029】また、本発明に係る車載用電話システム
(23)は、上記車載用電話システム(22)におい
て、バッテリの容量を検出するバッテリ容量検出手段
と、該バッテリ容量検出手段によりバッテリの容量の低
下が検出された時に、ハンズフリー通話を制限する制限
手段とを備えていることを特徴としている。上記車載用
電話システム装置(23)によれば、バッテリ容量が低
下した時には、必要に応じてハンズフリー通話の制限を
行い、電力消費を抑えるので、バッテリあがり等を防止
できる。
【0030】また、本発明に係る車載用電話システム
(24)は、上記車載用電話システム(23)におい
て、車両のエンジン動作中は前記制限手段によるハンズ
フリー通話の制限を禁止する制限禁止手段を備えている
ことを特徴としている。上記車載用電話システム装置
(24)によれば、バッテリの容量が低下している時で
も、発電によりバッテリ上がりの可能性の低いエンジン
動作中は、ハンズフリー通話が可能となる。
【0031】また、本発明に係る車載用電話システム
(25)は、上記車載用電話システム(23)又は(2
4)において、前記制限手段によるハンズフリー通話の
制限時に、ハンズフリー通話の制限を報知する報知手段
を備えていることを特徴としている。上記車載用電話シ
ステム装置(25)によれば、ハンズフリー通話が制限
されていること使用者に報知するので、装置の故障等に
間違える等、ハンズフリー通話ができないことによる使
用者の戸惑いを防止できる。
【0032】また、本発明に係るハンズフリー装置
(1)は、上記車載用電話システム(1)〜(25)の
いずれかにおけるハンズフリー装置である。上記ハンズ
フリー装置(1)によれば、対応する携帯電話装置に対
して、ハンドセット通話とハンズフリー通話の自動切換
機能の提供が可能となる。
【0033】また、本発明に係る携帯電話装置(1)
は、上記車載用電話システム(1)〜(25)のいずれ
かにおける携帯電話装置である。上記携帯電話装置
(1)によれば、対応するハンズフリー装置が搭載され
た車両への乗降車に対して、ハンドセット通話とハンズ
フリー通話の自動切換機能が可能となる。
【0034】また、本発明に係るハンズフリー装置
(2)は、無線電話通信を行う携帯電話装置に接続さ
れ、該携帯電話装置からの受話音声を車両に設置された
スピーカから出力し、車両に設置されたマイクロホンか
ら入力された音声信号を前記携帯電話装置に送話信号と
して出力するハンズフリー装置において、前記携帯電話
装置との通信接続を検出する接続検出手段と、該接続検
出手段により前記携帯電話装置との通信接続が検出され
た場合に、ハンズフリー通話処理を開始すると共に、前
記携帯電話装置にハンズフリー通話状態に切り換える旨
を示すハンズフリー通話モード切換信号を送信するハン
ズフリー装置側モード切換手段とを備えていることを特
徴としている。上記ハンズフリー装置(2)によれば、
対応する携帯電話装置に対して、ハンドセット通話とハ
ンズフリー通話の自動切換機能の提供が可能となる。
【0035】また、本発明に係る携帯電話装置(2)
は、無線電話通信を行う携帯電話装置からの受話音声を
車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設置され
たマイクロホンから入力された音声信号を携帯電話装置
に送話信号として出力するハンズフリー装置に接続可能
な携帯電話装置において、前記ハンズフリー装置から
の、ハンズフリー通話状態に切り換える旨を示すハンズ
フリー通話モード切換信号を受信する切換信号受信手段
と、前記切換信号受信手段がハンズフリー通話モード切
換信号を受信した時に、ハンドセット通話処理を停止
し、ハンズフリー通話処理を開始する携帯機側モード切
換手段とを備えていることを特徴としている。
【0036】上記携帯電話装置(2)によれば、対応す
るハンズフリー装置が搭載された車両への乗降車に対し
て、ハンドセット通話とハンズフリー通話の自動切換機
能が可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
車載用電話システムを図面に基づいて説明する。図1は
実施の形態に係る車載用電話システムの概略構成を示す
ブロック図である。
【0038】図中1はハンズフリー本体部を示してお
り、ハンズフリー本体部1はハンズフリー部3、携帯電
話インターフェイス6、タイマ7、乗車・降車検出部8
を含んで構成されている。ハンズフリー部3にはマイク
ロホン4及びスピーカ5が接続されており、マイクロホ
ン4はハンズフリー通話に対して車室内の適切なとこ
ろ、例えばステアリングのホーン操作部や、計器板の上
部、運転手用サンバイザ等に設置される。マイクロホン
4からの出力信号は、ハンズフリー部3に入力され、最
終的には送話音声信号として通話先へ送られる。また、
スピーカ5は車室内における音声が良く聞こえ、マイク
ロホン4との干渉の少ない適切な箇所に配置され、通話
先からの受話音声信号がハンズフリー部3からスピーカ
5に出力され、音声として再生される。ハンズフリー部
3は、これらマイクロホン4やスピーカ5に対する音声
信号の処理を行うための増幅回路(図示せず)やスイッ
チ回路(図示せず)等を有し、また各種制御、データ処
理等を行うマイクロコンピュータ(図示せず)、各種操
作を行うためのスイッチ等から構成された操作部(図示
せず)、液晶表示装置等により構成された表示部(図示
せず)を備えている。
【0039】携帯電話インターフェイス6は携帯電話機
15との通信接続を行うもので、本実施の形態における
車載用電話システムでは、通信接続システムとして狭域
無線LAN(例えばBLUETOOTH と呼ばれるシステム)等
を採用できるが、当然他の狭域無線システムでも適用可
能である。従って、無線電話通信を行う携帯電話機15
には、通常の無線電話用通信回路の他に、ハンズフリー
本体部1との無線接続用の外部インターフェイス16が
設けられており、携帯電話機15とハンズフリー本体部
1とは、通話音声信号や各種データ通信が可能となって
いる。
【0040】尚、前記無線通信システムとしては、狭域
通信(低出力)が採用されるので、携帯電話機15とハ
ンズフリー本体部1とは、その距離が近い時(車室内お
よび車両の周囲約1〜2mの範囲内において)だけ通信
が可能となっている。携帯電話機15とハンズフリー本
体部1との通信は、前記無線通信システムではなくコネ
クタを用いた有線接続によっても可能で、また無線通信
システムとコネクタによる有線接続との併用によっても
可能である。
【0041】車両には乗車・降車センサ14が設置され
ており、この乗車・降車センサ14からの信号は乗車・
降車検出部8に入力されるようになっている。乗車・降
車検出部8は乗車・降車センサ14からの信号に基づい
て運転手等の乗員の乗車・降車、つまりハンズフリー通
話及びハンドセット通話の要否を判断するようになって
いる。
【0042】乗車・降車センサ14は、乗員の座席への
着座を検出する着座センサ(座席内に設けられた圧力セ
ンサや、座席位置を通る光線の遮断・反射状態により乗
員位置を検出する光センサ等により構成されている)、
ドアの開閉状態およびドアロックの施錠・解錠状態を示
す信号を出力するドア状態センサを含んで構成され、乗
車・降車検出部8はこれらセンサの出力信号の変化を読
み取って乗員の乗車・降車を判断するようになってい
る。
【0043】タイマ7は乗車・降車検出部8からの信号
及び携帯電話インターフェイス6からの信号に基づくタ
イマ動作を行い、ハンズフリー通話及びハンドセット通
話を併用する期間を決定する信号をハンズフリー部3に
出力するようになっている。
【0044】車両に装備されたバッテリ12は、車載用
オーディオシステム13等にイグニッションスイッチ
(アクセサリスイッチ)(図示せず)を介して電力を供
給する。電源制御部9は車両のバッテリ12に直接(イ
グニッションスイッチを介さず)接続され、この電源制
御部9によりハンズフリー本体部1への電源供給が制御
されている。従って、イグニッションスイッチOFF時
であっても、ハンズフリー通話が可能となっている。電
源制御部9は、リレー(図示せず)やスイッチングトラ
ンジスタ(図示せず)を含んで構成されている。
【0045】バッテリ容量監視部11は、バッテリ12
の電圧変動を監視し、バッテリ12の容量低下を検出し
て容量低下信号を制御部10に出力している。制御部1
0は、容量低下信号を受け取ると、ハンズフリー通話の
制限を行う。つまり、バッテリ容量の低下時には、電源
制御部9を制御してハンズフリー本体部1への電源供給
を停止し、ハンズフリー通話を禁止して電力消費を抑え
るように構成されている。また、バッテリ容量の低下時
であっても、車両のエンジン動作中は発電がなされてお
り、バッテリあがりの可能性は低いのでハンズフリー本
体部1への電源供給を維持させ、ハンズフリー通話を許
可するようになっている。また、制御部10はバッテリ
容量の低下時には、ハンズフリー通話を禁止している旨
を示す信号をハンズフリー本体部1に出力し、バッテリ
容量の低下によりハンズフリー通話を禁止している旨を
表示あるいは音声報知させるようになっている。ハンズ
フリー本体部1、電源制御部9、制御部10、バッテリ
容量監視部11を含んでハンズフリー装置2が構成され
ている。
【0046】次に、ハンズフリー装置2および携帯電話
機15、より正確にはハンズフリー装置2および携帯電
話機15の各々に内蔵のマイクロコンピュータ、の行う
携帯電話機15を携帯した乗員の乗車時の制御について
説明する。図2は、ハンズフリー装置2および携帯電話
機15の行う、携帯電話機15を携帯した乗員の乗車時
の制御を示すフローチャートである。尚、これらの処理
はハンドセット通話中に、他の処理と共に繰り返し実行
される。
【0047】ハンズフリー装置2側において、まずステ
ップS1では、携帯電話機15の通信接続状態が判断さ
れ、接続と判断されればステップS2に移り、接続が検
出されなければ処理を終える。つまり、携帯電話機15
の通信接続が検出されれば、以降のハンズフリー通話を
行うための処理が行われる。尚、携帯電話機15の通信
接続は、携帯電話インターフェイス6による携帯電話機
15の外部インターフェイス16との通信の検出(つま
り、携帯電話機15の接近により外部インターフェイス
16からの信号を受信した時)、乗員の座席への着座検
出、車両のドアのロックが解除されてドアが開けられた
ことの検出、等により判断される。
【0048】ステップS2では、ハンズフリー通話を開
始し、つまりハンズフリー装置2のマイクロホン4、ス
ピーカ5での通話を可能とし、ステップS3に移る。ス
テップS3では、ハンズフリー通話とハンドセット通話
の両方ができる併用期間を規定するタイマを起動させ、
ステップS4に移る。
【0049】ステップS4では、ハンズフリー通話とハ
ンドセット通話の同時通話解除条件が成立しているか否
かを判断し、成立していると判断すればステップS6に
移り、成立していないと判断すればステップS5に移
る。同時通話解除条件は、ハンドセット通話を停止して
も問題がないと推定される条件で、携帯電話機15を車
両に設置された携帯電話機15の載置装置に装着した時
(圧力センサや光学センサ等にて検出)、携帯電話機1
5とハンズフリー装置2とを図示省略したコネクタで接
続した場合(コネクタを介した伝送信号状態で検出)、
イグニッションスイッチのオン操作(エンジンオンまた
はアクセサリオン(車載電子機器への電源供給オ
ン))、あるいはハンズフリー装置2のハンズフリー開
始スイッチの操作等が挙げられる。
【0050】ステップS5では、携帯電話機15の通信
接続検出から所定時間(例えば1分)経過したか否かを
ステップS3で起動したタイマの計時状態より判断し、
所定時間経過していると判断すればステップS6に移
り、経過していないと判断すればステップS4に戻る。
この所定時間は、メモリに更新可能に記憶されており、
ハンズフリー装置2の操作部の操作により使用者の好み
に応じて設定することが可能となっている。ステップS
6では、携帯電話機15にハンドセット通話停止指令信
号を送信し、処理を終える。
【0051】携帯電話機15側においては、まずステッ
プS11で、ハンズフリー装置2からのハンドセット通
話停止指令信号を受信しているか否かを判断し、受信し
ていると判断すればステップS12に移り、受信してい
ないと判断すれば処理を終える。ステップS12では、
携帯電話機15によるハンドセット通話を停止し(携帯
電話機15のマイクロホン、スピーカの動作を停止)、
処理を終える。
【0052】上記処理によれば、携帯電話機15の通信
接続が検出されればハンズフリー通話が開始される。そ
して、携帯電話機15の通信接続が検出されてから所定
時間が経過するまでは、ハンズフリー通話とハンドセッ
ト通話の両方が可能となる。また、ハンドセット通話
は、携帯電話機15を車両に設置された携帯電話機15
の載置装置に装着した時、携帯電話機15とハンズフリ
ー装置2とを図示省略したコネクタで接続した場合、イ
グニッションスイッチのオン操作、ハンズフリー装置2
のハンズフリー開始スイッチの操作等の条件が成立すれ
ば停止されるが、これら条件が成立しなくても、所定時
間(ステップS5で規定)が経過すればハンドセット通
話は停止される(時間の上限が設定されている)。
【0053】次にハンズフリー装置2および携帯電話機
15の行う携帯電話機15を携帯した乗員の降車時の制
御について説明する。図3は、ハンズフリー装置2およ
び携帯電話機15の行う、携帯電話機15を携帯した乗
員の降車時の制御を示すフローチャートである。尚、こ
れら処理はハンズフリー通話中に、他の処理と共に繰り
返し実行される。
【0054】ハンズフリー装置2側において、まずステ
ップS21では、イグニッションスイッチがオフか否か
を判断し、オンであれば処理を終え、オフであればステ
ップS22に移る。つまり、イグニッションスイッチが
オンからオフになれば、以降のハンドセット通話を行う
ための処理が行われる。
【0055】ステップS22では、ハンドセット通話を
開始し、つまり携帯電話機15にハンドセット通話開始
指令信号を送信し、ステップS23に移る。ステップS
23では、ハンズフリー通話とハンドセット通話の両方
ができる併用期間を規定するタイマを起動させ、ステッ
プS24に移る。
【0056】ステップS24では、ハンズフリー通話と
ハンドセット通話の同時通話解除条件が成立しているか
否かを判断し、成立していると判断すればステップS2
6に移り、成立していないと判断すればステップS25
に移る。同時通話解除条件は、ハンズフリー通話を停止
しても問題がないと推定される条件で、携帯電話機15
のハンドセット通話開始スイッチの操作を示す信号を受
信した時、携帯電話機15とハンズフリー装置2とのコ
ネクタ接続が外された場合(コネクタを介した伝送信号
状態で検出)、着座センサにより乗員の離席が検出され
た時、車両のドアが開けられた後再度閉じられその後に
ドアロックが施錠された時、あるいは携帯電話インター
フェイス6と携帯電話機15の外部インターフェイス1
6との間の通信が遮断された(電波の無検出)時、等が
挙げられる。
【0057】ステップS25では、イグニッションスイ
ッチのオフから所定時間(例えば1分)経過したか否か
をステップS23で起動したタイマの計時状態より判断
し、所定時間経過していると判断すればステップS26
に移り、経過していないと判断すればステップS24に
戻る。尚、この所定時間は、メモリに更新可能に記憶さ
れており、ハンズフリー装置2の操作部の操作により使
用者の好みに応じて設定することが可能となっている。
ステップS26では、ハンズフリー通話を停止(マイク
ロホン4およびスピーカ5の動作停止)し、処理を終え
る。
【0058】携帯電話機15側においては、まずステッ
プS31で、ハンズフリー装置2からのハンドセット通
話開始指令信号を受信しているか否かを判断し、受信し
ていると判断すればステップS32に移り、受信してい
ないと判断すれば処理を終える。ステップS32では、
携帯電話機15によるハンドセット通話を開始し(携帯
電話機15のマイクロホン、スピーカの動作を開始)、
処理を終える。
【0059】上記処理によれば、イグニッションスイッ
チのオフ操作が検出されれば携帯電話機15によるハン
ドセット通話が開始される。そして、イグニッションス
イッチのオフ操作が検出されてから所定時間が経過する
までは、ハンズフリー通話とハンドセット通話の両方が
可能となる。また、ハンズフリー通話は、携帯電話機1
5のハンドセット通話開始スイッチを操作するまで、携
帯電話機15とハンズフリー装置2とのコネクタ接続が
外された時、乗員が座席より離れた時、車両のドアが開
けられた後再度閉じられその後にドアロックが施錠され
た時、あるいは携帯電話インターフェイス6と携帯電話
機15の外部インターフェイス16との間の通信が遮断
された時に停止されるが、これら条件が成立しなくて
も、所定時間(ステップS25で規定)が経過すればハ
ンズフリー通話は停止される(上限が設定されてい
る)。
【0060】実施の形態に係る車載用電話システムによ
れば、ハンドセット通話中に自動車に乗車する等して、
携帯電話装置15とハンズフリー装置12とが通信接続
された場合に、通話状態を保持したまま、ハンズフリー
通話ができる状態に変わるので、電話のかけ直し操作等
が不必要になり、利便性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載用電話システム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】ハンズフリー装置および携帯電話機の行う、接
続検出時の制御を示すフローチャートである。
【図3】ハンズフリー装置および携帯電話機の行う、降
車時制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・ハンズフリー本体部 2・・・ハンズフリー装置 3・・・ハンズフリー部 6・・・携帯電話インターフェイス 7・・・タイマ 8・・・乗車・降車検出部 15・・・携帯電話機 16・・・外部インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 真一 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA11 AA16 BB02 DD11 DD14 EE11 HH04 5K067 AA34 BB04 CC08 CC10 EE02 FF25 FF38

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電話通信を行う携帯電話装置と、 該携帯電話装置に接続され、該携帯電話装置からの受話
    音声を車両に設置されたスピーカから出力し、車両に設
    置されたマイクロホンから入力された音声信号を前記携
    帯電話装置に送話信号として出力するハンズフリー装置
    とを備えた車載用電話システムにおいて、 前記携帯電話装置に装備されたマイクロホンとスピーカ
    によるハンドセット通話中に前記携帯電話装置と前記ハ
    ンズフリー装置とが通信接続されたことを検出する接続
    検出手段と、 該接続検出手段により、ハンドセット通話中に前記携帯
    電話装置と前記ハンズフリー装置とが接続されたことが
    検出された場合に、ハンドセット通話状態を、前記ハン
    ズフリー装置に設置されたマイクロホンとスピーカによ
    るハンズフリー通話状態に切り換えるモード切換手段と
    を備えていることを特徴とする車載用電話システム。
  2. 【請求項2】 前記モード切換手段が、前記携帯電話装
    置と前記ハンズフリー装置との接続が検出された後の所
    定期間、ハンドセット通話とハンズフリー通話の両方を
    可能とする併用モードとするものであることを特徴とす
    る請求項1記載の車載用電話システム。
  3. 【請求項3】 前記併用モードの所定期間が、所定時間
    であることを特徴とする請求項2記載の車載用電話シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記併用モードの所定期間を規定する前
    記所定時間を設定する併用時間設定手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項3記載の車載用電話システム。
  5. 【請求項5】 前記併用モードの所定期間の終了時点
    が、車両に設けられた載置装置に前記携帯電話を装着し
    た時点に基づくものであることを特徴とする請求項2記
    載の車載用電話システム。
  6. 【請求項6】 前記併用モードの所定期間の終了時点
    が、前記携帯電話と前記ハンズフリー装置とをコネクタ
    で有線接続した時点に基づくものであることを特徴とす
    る請求項2記載の車載用電話システム。
  7. 【請求項7】 前記併用モードの所定期間の終了時点
    が、イグニッションスイッチのオン操作時点に基づくも
    のであることを特徴とする請求項2記載の車載用電話シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記併用モードの所定期間の終了時点
    が、前記ハンズフリー装置に設けられたハンズフリー開
    始スイッチの操作時点に基づくものであることを特徴と
    する請求項2記載の車載用電話システム。
  9. 【請求項9】 前記併用モードの所定期間が、所定の上
    限時間を上限とするものであることを特徴とする請求項
    4〜8のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  10. 【請求項10】 前記接続検出手段が、通信接続された
    ことを乗員の座席への着座を検出する着座センサにより
    検出するものであることを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれかの項に記載の車載用電話システム。
  11. 【請求項11】 前記接続検出手段が、通信接続された
    ことを車両のドアロックが解錠されてドアが開かれたこ
    とにより検出するものであることを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  12. 【請求項12】 前記ハンズフリー通話状態中における
    イグニッションスイッチのオフ操作を検出するオフ操作
    検出手段と、 該オフ操作検出手段により、前記イグニッションスイッ
    チのオフ操作が検出された場合に、前記ハンズフリー通
    話状態を、前記ハンドセット通話状態に切り換えるモー
    ド復帰手段を備えていることを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれかの項に記載の車載用電話システム。
  13. 【請求項13】 前記モード復帰手段が、前記イグニッ
    ションスイッチのオフ操作が検出された後の所定期間、
    ハンドセット通話とハンズフリー通話の両方を可能とす
    る復帰併用モードとするものであることを特徴とする請
    求項12記載の車載用電話システム。
  14. 【請求項14】 前記復帰併用モードの所定期間が、所
    定時間であることを特徴とする請求項13記載の車載用
    電話システム。
  15. 【請求項15】 前記復帰併用モードの所定期間を規定
    する前記所定時間を設定する復帰併用時間設定手段を備
    えていることを特徴とする請求項14記載の車載用電話
    システム。
  16. 【請求項16】 前記復帰併用モードの所定期間の終了
    時点が、前記携帯電話装置に設けられたハンドセット開
    始スイッチの操作時点に基づくものであることを特徴と
    する請求項13記載の車載用電話システム。
  17. 【請求項17】 前記復帰併用モードの所定期間の終了
    時点が、乗員の座席への着座を検出する着座センサによ
    り乗員が座席より離れたことが検出された時点に基づく
    ものであることを特徴とする請求項13記載の車載用電
    話システム。
  18. 【請求項18】 前記復帰併用モードの所定期間の終了
    時点が、車両のドアが開かれた後再度閉じられ、その後
    ドアロックが施錠された時点に基づくものであることを
    特徴とする請求項13記載の車載用電話システム。
  19. 【請求項19】 前記復帰併用モードの所定期間の終了
    時点が、前記携帯電話装置と前記ハンズフリー装置との
    間の無線通信が不可となった時点に基づくものであるこ
    とを特徴とする請求項13記載の車載用電話システム。
  20. 【請求項20】 前記復帰併用モードの所定期間の終了
    時点が、前記携帯電話と前記ハンズフリー装置とを有線
    接続するコネクタが外されたことが検出された時点に基
    づくものであることを特徴とする請求項13記載の車載
    用電話システム。
  21. 【請求項21】 前記復帰併用モードの所定期間が、所
    定の上限時間を上限とするものであることを特徴とする
    請求項16〜20のいずれかの項に記載の車載用電話シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記ハンズフリー装置が、イグニッシ
    ョンスイッチの操作に関係なくバッテリから常時電力が
    供給される状態に接続されていることを特徴とする請求
    項1〜21のいずれかの項に記載の車載用電話システ
    ム。
  23. 【請求項23】 バッテリの容量を検出するバッテリ容
    量検出手段と、 該バッテリ容量検出手段によりバッテリの容量の低下が
    検出された時に、ハンズフリー通話を制限する制限手段
    とを備えていることを特徴とする請求項22記載の車載
    用電話システム。
  24. 【請求項24】 車両のエンジン動作中は前記制限手段
    によるハンズフリー通話の制限を禁止する制限禁止手段
    を備えていることを特徴とする請求項23記載の車載用
    電話システム。
  25. 【請求項25】 前記制限手段によるハンズフリー通話
    の制限時に、ハンズフリー通話の制限を報知する報知手
    段を備えていることを特徴とする請求項23または請求
    項24記載の車載用電話システム。
  26. 【請求項26】 請求項1〜25のいずれかの項に記載
    の車載用電話システムにおけるハンズフリー装置。
  27. 【請求項27】 請求項1〜25のいずれかの項に記載
    の車載用電話システムにおける携帯電話装置。
  28. 【請求項28】 無線電話通信を行う携帯電話装置に接
    続され、該携帯電話装置からの受話音声を車両に設置さ
    れたスピーカから出力し、車両に設置されたマイクロホ
    ンから入力された音声信号を前記携帯電話装置に送話信
    号として出力するハンズフリー装置において、 前記携帯電話装置との通信接続を検出する接続検出手段
    と、 該接続検出手段により前記携帯電話装置との通信接続が
    検出された場合に、ハンズフリー通話処理を開始すると
    共に、前記携帯電話装置にハンズフリー通話状態に切り
    換える旨を示すハンズフリー通話モード切換信号を送信
    するハンズフリー装置側モード切換手段とを備えている
    ことを特徴とするハンズフリー装置。
  29. 【請求項29】 無線電話通信を行う携帯電話装置から
    の受話音声を車両に設置されたスピーカから出力し、車
    両に設置されたマイクロホンから入力された音声信号を
    携帯電話装置に送話信号として出力するハンズフリー装
    置に接続可能な携帯電話装置において、 前記ハンズフリー装置からの、ハンズフリー通話状態に
    切り換える旨を示すハンズフリー通話モード切換信号を
    受信する切換信号受信手段と、 前記切換信号受信手段がハンズフリー通話モード切換信
    号を受信した時に、ハンドセット通話処理を停止し、ハ
    ンズフリー通話処理を開始する携帯機側モード切換手段
    とを備えていることを特徴とする携帯電話装置。
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