JP4449795B2 - 熱間プレス用熱延鋼板およびその製造方法ならびに熱間プレス成形部材の製造方法 - Google Patents
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(b)熱延鋼板は、冷延鋼板に比較してセメンタイトの分散が不均一になり易い。熱間プレスは、熱間プレス前に鋼板を加熱して鋼板内のセメンタイトを固溶させて固溶Cを生成させることにより、焼入れ性および焼入れ後の硬度を高めるものであるが、セメンタイトの分散が不均一であると、熱間プレス前の加熱後においても固溶Cの濃度分布が不均一な状態となり、その結果、焼入れ性および焼入れ後の硬度を高める効果も不均一となり、熱間プレス成形部材内の硬度のバラツキを生じ易い。熱間プレス成形部材内における硬度のバラツキは、バンパーレインフォースやセンターピラーレインフォースに求められる性能を阻害する要因となるため好ましくない。
(2)C:0.10〜0.50%、Si:0.02〜2.0%、Mn:0.3〜3.5%、Cr:0.03〜1.0%、B:0.0003〜0.0050%、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、面積率で30%以上のフェライトと、その残部としてパーライトおよびセメンタイトの1種または2種とを有し、フェライトの平均結晶粒径が2〜25μmであり、フェライトの粒内に粒径0.2μm以上のセメンタイトが平均粒子間隔0.5〜5μmで分散して存在し、さらに、板厚が1.6〜6.0mmであることを特徴とする熱間プレス用熱延鋼板。
(7)前記めっき層は、溶融亜鉛めっき層または合金化溶融亜鉛めっき層である(6)項に記載された熱間プレス用熱延鋼板。
(10)前記保持工程において0.1℃/秒以上の平均冷却速度で、前記巻取りを行われたコイルを冷却することを特徴とする(9)項に記載された熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
本実施の形態の熱間プレス用熱延鋼板の(a)組成、(b)組織、(c)板厚、(d)表層部における成分濃化、および(e)めっき層について順次説明する。
C:0.10〜0.50%
熱間成形は、材料を加熱することにより軟質化させ、成形し易くすることが一つの特色であるが、あわせて、プレス金型等で急冷することにより焼入れし、より高強度の成形品を得るものである。焼入れ後の鋼の強度は主にC含有量によって決定されるため、目的とする強度に応じてC含有量を設定すればよい。本実施の形態では0.10%以上含有させる。より高強度の成形品が必要な場合にはC含有量を0.15%以上とすることが望ましい。一方、Cを過剰に含有すると、成形品の靭性が低下する恐れがあるため、C含有量は0.50%以下とする。さらに好ましい含有量は0.18%以上0.35%以下であり、これにより、靭性劣化が少ない高強度成形品が得ることが可能である。
Siは、鋼板の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度の安定効果をさらに高める重要な元素である。焼入れ性の効果を確実に得るためにSiは0.02%以上含有させる。一方、Si含有量が2.0%超であると、熱間圧延時ならびに熱間成形時の加熱中にSiスケールを多く発生してスケール疵が発生し易くなる。そのため、Si含有量を0.02%以上2.0%以下とする。なお、合金化溶融亜鉛めっき処理を施す場合には、合金化処理性の観点からSi含有量は1.0%以下とすることが好ましく、0.5%以下とすることがさらに好ましい。
Mnは、鋼板の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度を安定して確保するために非常に有効な元素である。しかし、Mn含有量が0.3%未満ではこの効果は十分ではない。一方、Mn含有量が3.5%を超えるとその効果は飽和し、さらに焼入れ部の靭性劣化を招く。したがって、Mn含有量を0.3%以上3.5%以下とする。同様の観点からMn含有量は0.8%以上3.0%以下であることが望ましい。
Crは、鋼板の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度を安定して確保するために非常に有効な元素である。しかし、Cr含有量が0.03%未満ではこの効果は十分ではない。一方、Cr含有量が1.0%を超えるとその効果は飽和し、さらに焼入れ部の靭性劣化を招く。したがって、Cr含有量を0.03%以上1.0%以下とする。同様の観点からCr含有量は0.1%以上0.6%以下であることが望ましい。
Bは、鋼板の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度を安定して確保するために非常に有効な元素である。しかし、B含有量が0.0003%未満ではこの効果は十分ではない。一方、B含有量が0.0050%を超えるとその効果は飽和し、さらに焼入れ部の靭性劣化を招く。したがって、B含有量を0.0003%以上0.0050%以下とする。同様の観点からB含有量は0.0005%以上0.0035%以下であることが望ましい。
P、S、Nも、鋼板の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度の安定効果を高める効果を有するので、それぞれ、0.10%以下、0.05%以下、N:0.01%以下の範囲で含有させることができる。一方、これらの元素は、不純物としても含有され、過度に低減するには相応のコスト増加につながる。したがって、製造コストの観点から、P:0.005%以上、S:0.0005%以上、N:0.001%以上とすることが好ましい。
Alは、鋼の脱酸剤として用いられるが、2.0%を超えて含有させると、鋼中に多くの酸化物を生成して特性の悪化を招く。したがって、Al含有量を2.0%以下とする。一方、鋼の脱酸効果をより確実に得るには0.005%以上含有させることが好ましい。脱酸性と酸化物量とのバランスが取れたより好ましいAl含有量は0.01%以上0.08%以下である。
Ti:0.2%以下、Nb:0.1%以下、V:0.2%以下、Mo:1.0%以下、Ni:1.0%以下およびCu:1.0%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上
Ti、Nb、V、Mo、NiまたはCuは、1種単独でまたは2種以上複合して添加することにより、鋼板の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度の安定効果をさらに高める効果を有するので、添加してもよい。しかし、過剰に添加すると、鋼板の焼入れ性や焼入れ後の強度の安定効果は飽和し、コスト増を招くだけとなるので、それぞれの含有量を、Ti:0.2%以下、Nb:0.1%以下、V:0.2%以下、Mo:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Cu:1.0%以下とする。一方、上述した効果を確実に得るには、それぞれの含有量をTi:0.01%以上、Nb:0.005%以上、V:0.005%以上、Mo:0.02%以上、Ni:0.02%以上、Cu:0.02%以上とすることが好ましい。
Ca、Mgまたは希土類元素は、1種単独でまたは2種以上複合して添加することにより、鋼中の介在物の形態を微細化し、介在物による熱間プレス時の割れを防止する効果を有するので、添加してもよい。しかし、過剰に添加すると、鋼中の介在物の形態を微細化する効果は飽和し、コスト増を招くだけとなるので、それぞれの含有量を、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下、希土類元素0.01%以下とする。一方、上述した効果を確実に得るには、それぞれの含有量をCa:0.0005%以上、Mg:0.0005%以上、希土類元素:0.0005%以上とすることが好ましい。
(b)組織
組織は、面積率で30%以上のフェライトを含有し、残部がパーライトおよびセメンタイトの1種または2種からなる。
また、フェライト以外の残部が、パーライトおよびセメンタイトの1種または2種ではなく、ベイナイト、マルテンサイト、残留オーステナイトである場合には、これらの組織がフェライト粒の3重点に多く生成する。熱間プレスは、熱間プレス前に鋼板を加熱して鋼板内のセメンタイトを固溶させて固溶Cを生成させることにより、焼入れ性および焼入れ後の硬度を高める効果を得るが、フェライト粒の3重点にベイナイト、マルテンサイト、残留オーステナイトが多く生成すると、熱間プレス前の加熱において鋼板全体をオーステナイト変態させるのに比較的長い時間を要することになる。このため、短時間の加熱では固溶Cの濃度分布が不均一となり、その結果、焼入れ性および焼入れ後の硬度を高める効果が不均一となり、熱間プレス成形部材内において硬度のバラツキを生じ易くなる。
板厚は1.6mm以上6.0mm以下である。板厚が1.6mm未満であると、熱間圧延工程の巻取り後にコイルが自重により変形したり、この変形によりコイル表面にすり疵が発生することがある。
(d)表層部における成分濃化
本実施の形態にかかる熱間プレス用熱延鋼板では、表面から深さ10μmまでの表層部におけるSi濃度が、この表層部を除いた内部におけるSi濃度の2.0倍以下であり、かつ、表層部におけるCrおよびMnの合計濃度が、内部におけるCrおよびMnの合計濃度の3.0倍以下である。
本実施の形態にかかる熱間プレス用熱延鋼板の表面に施すめっきは、耐食性の向上の目的に適うものであればよく、公知の溶融金属めっきや電気めっき等を施すことができる。溶融金属めっきとしては、例えば、溶融亜鉛めっき、合金化溶融亜鉛めっき、溶融アルミニウムめっき、さらには溶融アルミニウム−亜鉛めっき等を例示することができる。
本実施の形態にかかる熱間プレス用熱延鋼板の好適な製造方法は、上記(a)項に示す鋼組成を有する鋼塊または鋼片を1100℃以上とした後に熱間圧延を開始し、Ar3点以上1000℃以下で熱間圧延を完了し、その後10℃/秒以上150℃/秒以下の平均冷却速度で500℃以上650℃以下まで冷却してから巻取りを行う熱間圧延工程を備えるものである。そこで、この熱間圧延工程の特徴(i)〜(vi)を詳細に説明する。
熱間圧延を開始する前の鋼塊または鋼片の温度を1100℃以上とする。この温度が1100℃未満であると、加熱中におけるオーステナイト粒径が小さくなり、その後の圧延加工によりさらにオーステナイト粒径が小さくなる。その結果、フェライトの生成サイトであるオーステナイト粒界が多くなり、熱間プレス用熱延鋼板のフェライトの平均結晶粒径が2μm未満となる場合がある。
熱間圧延を完了する温度(以下、「仕上温度」ともいう)を、Ar3点以上1000℃以下とする。
熱間圧延後巻取りまでの平均冷却速度は10℃/秒以上150℃/秒以下とする。
この平均冷却速度が10℃/秒未満であると、フェライトの粒成長が促進されてフェライトの平均結晶粒径が25μm超となる場合がある。一方、この平均冷却速度が150℃/秒を超えると、フェライトの生成が著しく抑制され、フェライト面積率が30%未満となるおそれがあるとともに、冷却速度が高いためにベイナイトの生成が促進されて鋼板が硬質化し、後続する工程において鋼板の平坦矯正を行うことが困難となり、熱間プレス成形部材内の硬度のバラツキを生じ易くなる。
巻取温度が650℃超であると、フェライトの粒成長が促進されてフェライトの平均結晶粒径が25μmを超える場合がある。また、巻取り後にもスケールが成長してスケール疵が発生し易くなる。さらに、巻取り後も高温状態にあるコイルが自重で変形し易くなり、この変形によりコイル表面にすり疵が発生する場合がある。変形する理由は、上述したように、本実施の形態に係る熱間プレス用熱延鋼板は熱間圧延の巻取り後においても未変態オーステナイトが残存し、巻取り後にフェライト変態が生じる場合があり、巻取り後にフェライト変態が生じると、フェライト変態による体積膨張を生じ、その後に熱収縮が生じることになり、コイルが巻取り張力を失うためである。
巻取り後のコイルの変形、および変形によるコイル表面疵を防止するために、巻取りした状態で10秒間以上保持することが好ましい。ここで、「保持」とは、ダウンコイラーのマンドレルをコイル内径側に挿入したまま保持することである。巻取りした状態で10秒間以上保持することにより、巻取り後の未変態オーステナイトのフェライト変態を促進させることができるので、コイルの変形をより確実に抑止することができる。
熱間圧延工程が粗熱間圧延と仕上熱間圧延とを含むものである場合には、粗熱間圧延後の被圧延材であるシートバーの長手方向の平均温度を950℃以上とし、その後20秒間以内にデスケーリングを施した後に、仕上熱間圧延を施すことが好ましい。ここで、シートバーの長手方向の平均温度とは、シートバーの幅方向中心位置における表面温度の長手方向の平均温度を意味する。
めっきは、熱間プレス後の熱間プレス成形部材の耐食性の向上を目的として熱間プレス用熱延鋼板の表面に施すものであるから、耐食性の向上の目的に適うものであればよく、公知の溶融金属めっきや電気めっきなどを公知の方法により施すことができる。ただし、本実施の形態にかかる熱間プレス用熱延鋼板は、目的とする鋼組織を具備することも必要であるから、電気めっき等のように鋼板を鋼組織に影響を及ぼす程度の高温域まで昇温することがない場合には特段注意を払う必要はないが、焼鈍設備とめっき設備とが連結された連続溶融金属めっき装置を用いた溶融金属めっきのように、通常の操業において鋼板を鋼組織に影響を及ぼす程度の高温域まで昇温するような場合には注意が必要である。
表1に示す鋼組成を備える鋼を転炉で溶製し、連続鋳造機で連続鋳造を行ってスラブとした。その後、熱間圧延機で、このスラブを表2に示す条件で加熱した後、熱間圧延を行った。熱間圧延後の板厚は1.4mm以上6.2mm以下の範囲とし、その後、酸洗を行い、熱間プレス用熱延鋼板とした。一部の熱間プレス用熱延鋼板には、巻取り後、数秒間〜数分間巻取り保持を行った。また、保持中に0.1℃/秒以上0.4℃/秒以下で強制冷却を行った。さらに一部の熱間プレス用熱延鋼板には、仕上げ圧延前にシートバーを誘導加熱装置で加熱した。
熱間プレス用熱延鋼板の圧延方向に平行な断面について、走査型電子顕微鏡を用いて、金属組織を観察した。フェライトの面積率は画像処理により求めた。フェライト粒内におけるセメンタイトの平均粒径ならびに平均粒子間隔も画像処理により求めた。
各熱間プレス用熱延鋼板の圧延直角方向からJIS 5号引張試験を採取して引張試験を行い、降伏点YP、引張強さTSおよび伸びElを測定した。試験方法はJIS Z2241に準じた。
各熱間プレス用熱延鋼板における表面疵の発生部の(圧延方向長さ)×(熱間プレス用熱延鋼板の全巾)を不良部として、各熱間プレス用熱延鋼板の表面疵の不良率を、下記式により算出した。
=[(不良部の総質量)/(熱間プレス用熱延鋼板の総質量)]×100
(IV)熱間プレス用熱延鋼板の表層成分分析
熱間プレス用熱延鋼板における表層成分の分析は、高周波グロー放電発光表面分析装置(GDS)により行った。鋼板表面濃化の比率は、GDSにより求められた表層部の成分強度を、鋼板断面1/4t部の各成分強度を1としてその比率とした。
得られた熱間プレス成形部材の表面疵の不良率を、下記式により求めた。なお、下記式における表面疵不良部材とは、表面に疵が発生した熱間プレス成形部材を意味する。
=[(表面疵不良部材の総質量)/(製造した部材の総質量)]×100
得られた熱間プレス成形部材を、熱間プレス成形部材のL方向面を示す図2(a)、および熱間プレス成形部材のW方向面を示す図2(b)により示す5箇所の切断位置1〜5でマイクロカッターにより切断し、その断面硬度を、ビッカース硬度計で荷重98Nの条件で測定した。図2(b)に示すように、各切断面の断面板厚中央部を10mmピッチで11点測定し、その硬度バラツキの偏差を算術計算により求めた。
表3、4に示すように、本発明例である供試材H1〜H18は、熱間プレス用熱延鋼板の不良率0〜3%、熱間プレス成形部材の不良率0〜2%であり、ならびに熱間プレス成形部材の硬度差15Hv以下とバラツキも少なく、表面性状および焼入れ性が優れていた。
Claims (15)
- 質量%で、C:0.10〜0.50%、Si:0.02〜2.0%、Mn:0.3〜3.5%、Cr:0.03〜1.0%、B:0.0003〜0.0050%、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、面積率で30%以上のフェライトと、その残部としてパーライトおよびセメンタイトの1種または2種とを有し、前記フェライトの平均結晶粒径が2〜25μmであり、表面から深さ10μmまでの表層部におけるSi濃度が、該表層部を除いた内部におけるSi濃度の2.0倍以下であり、かつ、前記表層部におけるCrおよびMnの合計濃度が、前記内部におけるCrおよびMnの合計濃度の3.0倍以下であり、さらに、板厚が1.6〜6.0mmであることを特徴とする熱間プレス用熱延鋼板。
- 質量%で、C:0.10〜0.50%、Si:0.02〜2.0%、Mn:0.3〜3.5%、Cr:0.03〜1.0%、B:0.0003〜0.0050%、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、面積率で30%以上のフェライトと、その残部としてパーライトおよびセメンタイトの1種または2種とを有し、前記フェライトの平均結晶粒径が2〜25μmであり、前記フェライトの粒内に粒径0.2μm以上のセメンタイトが平均粒子間隔0.5〜5μmで分散して存在し、さらに、板厚が1.6〜6.0mmであることを特徴とする熱間プレス用熱延鋼板。
- 表面から深さ10μmまでの表層部におけるSi濃度が、該表層部を除いた内部におけるSi濃度の2.0倍以下であり、かつ、前記表層部におけるCrおよびMnの合計濃度が、前記内部におけるCrおよびMnの合計濃度の3.0倍以下であることを特徴とする請求項2に記載された熱間プレス用熱延鋼板。
- 前記鋼組成が、さらに、質量%で、Ti:0.2%以下、Nb:0.1%以下、V:0.2%以下、Mo:1.0%以下、Ni:1.0%以下およびCu:1.0%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載された熱間プレス用熱延鋼板。
- 前記鋼組成が、さらに、質量%で、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下および希土類元素:0.01%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された熱間プレス用熱延鋼板。
- 表面にめっき層を備えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された熱間プレス用熱延鋼板。
- 前記めっき層は、溶融亜鉛めっき層または合金化溶融亜鉛めっき層である請求項6に記載された熱間プレス用熱延鋼板。
- 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された鋼組成を有する鋼塊または鋼片を1100℃以上とした後に熱間圧延を開始し、Ar3点〜1000℃で熱間圧延を完了し、その後10〜150℃/秒の平均冷却速度で500〜650℃まで冷却してから巻取りを行う熱間圧延工程を備え、前記熱間圧延を完了した後であって前記巻取りを開始するまでの間に、冷却開始温度:650℃超750℃以下、および冷却時間:3〜20秒間の条件で空冷を行うことを特徴とする、面積率で30%以上のフェライトと、その残部としてパーライトおよびセメンタイトの1種または2種とを有し、前記フェライトの平均結晶粒径が2〜25μmである組織を有する熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 前記巻取りを行った後10秒間以上保持する保持工程を備えることを特徴とする請求項8に記載された熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 前記保持工程において0.1℃/秒以上の平均冷却速度で、前記巻取りを行われたコイルを冷却することを特徴とする請求項9に記載された熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 請求項1に記載された鋼組成を有する鋼塊または鋼片を1100℃以上とした後に熱間圧延を開始し、Ar 3 点〜1000℃で熱間圧延を完了し、その後10〜150℃/秒の平均冷却速度で500〜650℃まで冷却してから巻取りを行う熱間圧延工程を備えとともに、前記熱間圧延工程は粗熱間圧延と仕上熱間圧延とを含み、該粗熱間圧延を完了した後のシートバーの長手方向の平均温度を950℃以上とし、その後20秒間以内にデスケーリングを行った後に、前記仕上熱間圧延を行うことを特徴とする、面積率で30%以上のフェライトと、その残部としてパーライトおよびセメンタイトの1種または2種とを有し、前記フェライトの平均結晶粒径が2〜25μmである組織を有する熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 前記熱間圧延工程は粗熱間圧延と仕上熱間圧延とを含み、該粗熱間圧延を完了した後のシートバーの長手方向の平均温度を950℃以上とし、その後20秒間以内にデスケーリングを行った後に、前記仕上熱間圧延を行うことを特徴とする請求項8から請求項10までのいずれか1項に記載された熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 連続溶融金属めっき装置において、前記熱間圧延工程を経て製造された熱延鋼板を(Ac3点+50℃)以下の温度としてから、2〜70℃/秒の平均冷却速度で440℃以上の温度まで冷却し、その後溶融金属めっき浴に浸漬して溶融金属めっきを行う溶融金属めっき工程を備えることを特徴とする請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載された熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 前記溶融金属めっき浴は溶融亜鉛めっき浴であり、溶融亜鉛めっきを行った後に合金化処理を行う工程を備えることを特徴とする請求項13に記載された熱間プレス用熱延鋼板の製造方法。
- 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された熱間プレス用熱延鋼板を、Ac3点超に加熱し、金型を用いて熱間成形を行うことにより、熱間成形と同時に焼入れを行って成形品とすることを特徴とする熱間プレス成形部材の製造方法。
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