JP4447703B2 - ズームレンズ及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はズームレンズ及びそれを用いた光学機器に関し、特にビデオカメラやフィルムカメラ、そして放送用カメラ等に好適に用いられる高変倍比でありながら構成レンズ枚数が比較的少ないリアフォーカス式を利用したズームレンズ及びそれを用いた光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より写真用カメラやビデオカメラなどの光学機器に使われるズームレンズにおいて、物体側の第1群より後方のレンズ群を移動させてフォーカスを行う、いわゆるリアフォーカス方式を採用した例が種々と提案されている。これは、リアフォーカス方式がフォーカスに際して比較的小型軽量のレンズ群を移動させることになるので、駆動力が小さくて済み、且つ迅速な焦点合わせができるのでオートフォーカスシステムとの相性が良い等の特長があるためである。
【0003】
このようなリアフォーカス式のズームレンズとして、例えば、特開昭63−44614号公報では、物体側より順に、正の屈折力の第1群と、変倍用の負の屈折力の第2群と、変倍に伴う像面変動を補正するための負の屈折力の第3群と、そして正の屈折力の第4群の4つのレンズ群より成るいわゆる4群ズームレンズにおいて、第3群を移動させてフォーカスを行っている。しかしながら、このような構成では第3群の移動空間を多く確保しなければならず、レンズ全長が増大する傾向がある。
【0004】
特開昭63−278013号公報も、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群で構成された4群ズームレンズを開示し、第2群で変倍、第4群で像面補正とフォーカシングを行っている。しかしながら、第3群を負の屈折力としたズーム方式では、第2群からの発散光を第3群で更に発散することになるため、第4群のレンズ径が大きくなってレンズ全系が大型化する要因になると共に、フォーカスによる収差変動が大きくなる傾向がある。
【0005】
これに対して、特開昭62−24213号公報や特開昭63−247316号公報では、物体側より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群の4つのレンズ群を有したズームレンズにおいて、第2群を移動させて変倍を行い、変倍に伴う像面変動を第4群を移動させて補正すると共に第4群でフォーカスを行って、レンズ系全体の小型化を図ったズームレンズを提案している。
【0006】
特開昭63−29718号公報は、物体側より順に正の屈折力の第1群と、負レンズ、負レンズ、正レンズの3枚のレンズにて構成され全体として負の屈折力で変倍時に可動であって主として変倍をつかさどる第2群と、正の屈折力を有し非球面を含む第3群と、少し大きな空気間隔を開けて正の屈折力を有し変倍に伴う像面変動を補正し、合焦のために移動する第4群より構成したズームレンズを開示している。
【0007】
特開平5−72472号公報は、物体側より順に正の屈折力を持ち、変倍及びフォーカスの際に固定の第1群、負の屈折力を持ち変倍のため移動する第2群、固定で集光作用を有し正の屈折力の第3群、変倍に伴い移動する像面位置を維持するために光軸上を移動する正の屈折力の第4群を有する非球面を用いたズームレンズを開示している。この公報に開示されたズームレンズは、第2群をメニスカス状の負レンズと両レンズ面が凹面の負レンズと正レンズで構成し、第3群を1面以上の非球面を用いた単レンズで構成し、第4群を1面以上の非球面を有するレンズで構成している。
【0008】
しかしながら、上記3つの公報には、第2群を4つのレンズで構成したズームレンズは開示されていない。
【0009】
一方、米国特許明細書第4299454号では、物体側より順に正の屈折力の第1正レンズ群、第2負レンズ群、後方の正レンズ群より構成され、第2負レンズ群を含む少なくとも2つのレンズ群を移動させて変倍を行い、第2負レンズ群を物体側から第1、第2の負レンズと正のダブレットによって構成したズームレンズを開示しているが、第3レンズ群が移動しているために機構が複雑になってくる。米国再発行特許明細書第32923号には、物体側より順に第1正レンズ群、第2負レンズ群、絞り、そして第3正レンズ群、第4正レンズ群を配し、第1、第4レンズ群は変倍の際同じ方向に動き、絞りは変倍の際に固定のズームレンズが開示されている。そして第2群は1つの接合レンズを用いている。
【0010】
更に、上記2件の米国特許には、第3群に両面非球面レンズを配した例は開示されていない。
【0011】
特開平7−270684号公報と特開平7−318804号公報では、物体側より順に正の屈折力を持ち固定の第1群、負の屈折力を持ち変倍のための第2群、正の屈折力を持ち固定の第3群、変倍に伴い変動する像面位置を維持するためとフォーカシングを行うために光軸上を移動する正の屈折力の第4群を有し、第2群を4枚の単レンズで構成したズームレンズを開示しているが、第3群に両面非球面レンズを配したズームレンズは開示していない。
【0012】
特開平5−060974号公報は、物体側より順に正の屈折力を持ち固定の第1群、負の屈折力を持ち変倍のための第2群、正の屈折力を持ち固定の第3群、変倍に伴い変動する像面位置を維持するためとフォーカシングを行うために光軸上を移動する正の屈折力の第4群を有するレンズ全長の短い変倍レンズを開示しているが、第2群を4つの単レンズで構成したり、第3群に両面非球面レンズを配したズームレンズは開示されていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
一般にズームレンズにおいてリヤーフォーカス方式を採用するとレンズ系全体が小型化され、又迅速なるフォーカスが可能となり、更に近接撮影が容易となる等の特長が得られる。
【0014】
しかしながら反面、フォーカスの際の収差変動が大きくなり、無限遠物体から近距離物体に至る物体距離全般にわたり高い光学性能を得るのが大変難しくなってくる。
【0015】
特に大口径比で高変倍比のズームレンズでは機構の簡素化を図りつつ、全変倍範囲にわたり、又物体距離全般にわたり高い光学性能を得るのが大変難しくなってくる。
【0016】
本発明は、レンズ系全体を小型化し、高変倍比であるにもかかわらず高い光学性能を有し、かつレンズの構成枚数を減らした簡易な構成のレンズ全長の短いズームレンズ及びそれを用いた光学機器の提供を目的とする。
【0017】
この他本発明は迅速なフォーカスが出来、しかもフォーカスの際の収差変動が少なく、高い光学性能が容易に得られるズームレンズの提供を目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群から構成され、前記第2群を像面側へ移動させて広角端から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面変動を前記第4群を移動させて補正するズームレンズであって、
前記第1群は、物体側より順に、負の第11レンズ正の第12レンズ正の第13レンズから構成され、
前記第2群は、物体側より順に、負の第21レンズ、負の第22レンズ、正の第23レンズ、負の第24レンズより構成され、
前記第3群は両レンズ面が非球面の正レンズを少なくとも1つ有しており、
前記第12レンズと第13レンズの材質の屈折率を各々n12,n13、該第21レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR21r、望遠端における全系の焦点距離をftとしたとき、
1.72<(n12+n13)/2<1.77 ‥‥‥(1)
0.04<R21r/ft<0.065 ‥‥‥(2)
なる条件式を満足することを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は後述の数値実施例1にデータを示す本発明のリヤーフォーカス式のズームレンズを有した撮像装置の実施形態1の要部断面図、図2,図3,図4は実施形態1の広角端,中間,望遠端のズーム位置における収差図である。
【0027】
図5は後述の数値実施例1にデータを示す本発明のリヤーフォーカス式のズームレンズを有した撮像装置の実施形態2の要部断面図、図6,図7,図8は実施形態2の広角端,中間,望遠端のズーム位置における収差図である。
【0028】
図9は後述の数値実施例1にデータを示す本発明のリヤーフォーカス式のズームレンズを有した撮像装置の実施形態3の要部断面図、図10,図11,図12は実施形態3の広角端,中間,望遠端のズーム位置における収差図である。レンズ断面図において(A)は広角端、(B)は中間、(C)は望遠端のズーム位置である。
【0029】
図中L1は正の屈折力の第1群、L2は負の屈折力の第2群、L3は正の屈折力の第3群、L4は正の屈折力の第4群である。SPは開口絞りであり、第3群L3の前方に配置している。Gは色分解プリズムやフェースプレートやフィルター等のガラスブロックである。IPは像面であり、CCD等の撮像素子が配置されている。
【0030】
本実施形態では広角端から望遠端への変倍に際して矢印のように第2群を像面側へ移動させると共に、変倍に伴う像面変動を第4群の一部又は全部(本実施形態では全部)を物体側に凸状の軌跡を有しつつ移動させて補正している。
【0031】
又、第4群の一部又は全部(本実施形態では全部)を光軸上移動させてフォーカスを行うリヤーフォーカス式を採用している。同図に示す第4群の実線の曲線4aと点線の曲線4bは各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端への変倍に伴う際の像面変動を補正する為の移動軌跡を示している。尚、第1群と第3群は変倍及びフォーカスの際固定である。
【0032】
本実施例においては第4群を移動させて変倍に伴う像面変動の補正を行うと共に第4群を移動させてフォーカスを行うようにしている。特に同図の曲線4a、4bに示すように広角端から望遠端への変倍に際して物体側へ凸状の軌跡を有するように移動させている。これにより第3群と第4群との空間の有効利用を図りレンズ全長の短縮化を効果的に達成している。
【0033】
本実施例において、例えば望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は同図の直線4cに示すように第4群を前方へ繰り出すことにより行っている。
【0034】
さて、本発明において最も特徴的な点は、第2群L2を3枚の負レンズと1枚の正レンズの4つの独立した単レンズより構成し、更に第3群L3を構成するレンズ面のうち、少なくとも1つの正レンズの両レンズ面を非球面としていること、そして第1群中の正レンズの材質の屈折率を条件式(1)の如く設定している点にある。
【0035】
すなわち、本発明のようなタイプのズームレンズおいて、変倍に大きく寄与する第2群L2を上記のようなレンズ構成にすることにより、各レンズのパワーの分担を減らしペッツバール和の低減を図っている。これによって、高変倍比にしてもズーミングによる像面の変動を少なくしている。更に該第2群から発散で入ってくる光束を受け止める第3群の正レンズに両レンズ面が非球面のレンズを1つ以上第3群L3に配することにより光学性能の向上も図っている。また、これにより第4群に非球面を配する必要が無くなりコスト的にもメリットが出てくる。本実施形態においては、第3群L3を構成する最も物体側の正レンズの両レンズ面に非球面を用いている。
【0036】
そして第1群を物体側より順に負の第11レンズ、正の第12レンズ、そして正の第13レンズより構成し、第12レンズと第13レンズの材質の屈折率n12,n13が前述の条件式(1)を満足するようにして、各レンズ面の曲率を緩くして、レンズ厚を薄くし、レンズ全長を短くしている。
【0037】
条件式(1)は第1群中の正レンズの材質の屈折率に関するもので、上限値を越えて屈折率が、高くなりすぎると、硝材の加工が難しくなるので良くない。下限値を越えて屈折率が低くなると、レンズ面の曲率がきつくなるので、コバを確保する為にレンズの肉厚が厚くなり、全長が増大してくるので良くない。
【0038】
尚、更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
【0039】
1.73<(n12+n13)/2<1.74…(1a)
本実施形態では以上のようにレンズ構成を設定することにより、全変倍範囲にわたり、又、物体距離全体にわたり高い光学性能を得ている。
【0040】
本発明のズームレンズは、以上のような構成を満足することにより実現されるが、更に光変倍比を維持しつつ光学性能を良好に維持する為には、以下の条件のうち少なくとも1つを満足することが望ましい。
【0041】
(ア-1)前記第2群は最も物体側に負の第21レンズが配置されており、該第21レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR21r、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
0.04<R21r/ft<0.065…(2)
なる条件式を満足することである。
【0042】
条件式(2)の第2群中の最も物体側の負の第21レンズの像側のレンズ面の曲率半径を望遠端の焦点距離で正規化したものである。条件式(2)の上限をこえて曲率がゆるくなると広角域におけるコマフレアーの補正が困難となる。又、下限を越えて曲率がきつくなると、レンズの加工が困難となるので良くない。
【0043】
尚、更に好ましくは条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
【0044】
0.055<R21r/ft<0.065…(2a)
(ア-2)前記第3群は両レンズ面が凸面の正の第31レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第32レンズより構成されていることである。
【0045】
(ア-3)前記第2群は、物体側より負,負,正,負レンズの4枚で構成されたことである。
【0046】
(ア-4)前記第4群は正、負レンズの2枚にて構成されたことである。
【0047】
(ア-5)前記第2群は、物体側より順に、像面側に強い凹面を向けた負の第21レンズ、両面が凹面の負の第22レンズ、物体側に強い凸面を向けた正の第23レンズ、そして両面が凹面の負の第24レンズにより構成されることである。
【0048】
(ア-6)前記第4群は両レンズ面が凸面の正の第41レンズ、像面側に凸面を向けたメニスカス状の負の第42レンズより構成されることである。
【0049】
以上のように本発明のズームレンズによれば迅速なフォーカスが出来、しかもフォーカスの際の収差変動が少なく、高い光学性能が容易に得られる。
【0050】
この他、リアフォーカス方式を採用しレンズ系全体を小型化し、迅速なフォーカスを可能とし、かつ第1群が、ズーミング時、固定でメカ機構が簡単で、ズーム比が20倍以上と高変倍比にもかかわらず高い光学性能を有し、かつレンズ構成枚数が少なく、レンズ全長を極めて短くすることができる。
【0051】
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたビデオカメラ(光学機器)の実施形態を図13を用いて説明する。
【0052】
図13において、10はビデオカメラ本体、11は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学系、12は撮影光学系11によって被写体像を受光するCCD等の撮像素子、13は撮像素子12が受光した被写体像を記録する記録手段、14は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子12上に形成された被写体像が表示される。
【0053】
このように本発明のズームレンズをビデオカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い光学性能を有する光学機器を実現している。
【0054】
以下に本発明の実施形態1〜3の数値実施例1〜3を記載する。
【0055】
各数値実施例においてRiは物体側より順に第i番目の面の曲率半径、Diは物体側より順に第i番目の面と第(i+1)番目の面の間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目の光学部材のガラスの屈折率とアッベ数である。
【0056】
非球面形状は、光軸方向にX軸、光軸と垂直方向H軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、各非球面係数をK,B,C,D,E,Fとしたとき、
【0057】
【数1】
Figure 0004447703
【0058】
なる式で表している。また、例えば「e−Z」の表示は「10-Z」を意味する。
【0059】
数値実施例において最終の3つのレンズ面はフェースプレートやフィルター等のガラスブロックである。又、前述の各条件式と数値実施例(実施形態)における諸数値との関係を表−1に示す。
【0060】
Figure 0004447703
Figure 0004447703
Figure 0004447703
Figure 0004447703
【0061】
【表1】
Figure 0004447703
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、レンズ系全体を小型化し、高変倍比であるにもかかわらず高い光学性能を有し、かつレンズの構成枚数を減らした簡易な構成のレンズ全長の短いズームレンズ及びそれを用いた光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図3】本発明の数値実施例1の中間の収差図
【図4】本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図5】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図6】本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図7】本発明の数値実施例2の中間の収差図
【図8】本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図9】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図10】本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図11】本発明の数値実施例3の中間の収差図
【図12】本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図13】本発明の光学機器の要部概略図
【符号の説明】
L1 第1群
L2 第2群
L3 第3群
L4 第4群
SP 絞り
G ガラスブロック
IP 像面
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (6)

  1. 物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群から構成され、前記第2群を像面側へ移動させて広角端から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面変動を前記第4群を移動させて補正するズームレンズであって、
    前記第1群は、物体側より順に、負の第11レンズ正の第12レンズ正の第13レンズから構成され、
    前記第2群は、物体側より順に、負の第21レンズ、負の第22レンズ、正の第23レンズ、負の第24レンズより構成され、
    前記第3群は両レンズ面が非球面の正レンズを少なくとも1つ有しており、
    前記第12レンズと第13レンズの材質の屈折率を各々n12,n13、該第21レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR21r、望遠端における全系の焦点距離をftとしたとき、
    1.72<(n12+n13)/2<1.77
    0.04<R21r/ft<0.065
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第3群は、物体側より順に、両レンズ面が凸面の正の第31レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第32レンズより構成されていることを特徴とする請求項のズームレンズ。
  3. 前記第4群は、物体側より順に、正レンズ、負レンズより構成されていることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記第2群は、物体側より順に、像面側に強い凹面を向けた負の第21レンズ、両面が凹面の負の第22レンズ、物体側に強い凸面を向けた正の第23レンズ両面が凹面の負の第24レンズより構成されていることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  5. 前記第4群は、物体側より順に、両レンズ面が凸面の正の第41レンズ、像面側に凸面を向けたメニスカス状の負の第42レンズより構成されていることを特徴とする請求項のズームレンズ。
  6. 請求項1からのいずれか1項のズームレンズを有することを特徴とする光学機器。
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