JP4445359B2 - Rf−idメディア送付体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアを送付するためのRF−IDメディア送付体の製造方法に関する。
近年、非接触型ICタグや非接触型ICラベル、非接触型ICカードといった、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアが、その優れた利便性から様々な用途に用いられている。このようなRF−IDメディアは、書き込み可能な情報量が多いことからも情報の伝達に用いられる場合も多く、その場合、内部のICチップに情報が書き込まれた後、RF−IDメディアが郵送等の手段によって送付され、RF−IDメディアの送付先において、ICチップに書き込まれた情報が読み出されることによって、RF−IDメディアの送付元から送付先に情報が伝達されることになる。
ここで、上述したようなRF−IDメディアは、ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しを行うリーダ/ライタが近接した場合に、ICチップに接続されたアンテナと、リーダ/ライタのアンテナとの間における電磁誘導あるいは共振によってICチップに接続されたアンテナに電流が流れ、それにより、リーダ/ライタによってICチップに対する情報の書き込みあるいは読み出しが行われることになる。そのため、上述したようにRF−IDメディアを郵送等の手段によって送付する場合、送付途中において、リーダ/ライタを近接させることにより、ICチップに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりする虞れがある。
そこで、RF−IDメディアが区画形成等によって保持された紙片に、導体印刷部が形成された紙片をミシン目を介して連接させ、RF−IDメディアの送付時に、この2つの紙片をミシン目にて折り畳んで封筒に封入し、それにより、RF−IDメディア送付体の送付途中において、ICチップに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この技術においては、上述した2つの紙片をミシン目にて折り畳むと、RF−IDメディアが導体印刷部に対向するようになり、それにより、リーダ/ライタを近接させた場合においてもリーダ/ライタからの電波が遮断され、ICチップに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを防止することができる。
特開2003−99735号公報
しかしながら、上述したように、RF−IDメディアが区画形成等によって保持された紙片に、導体印刷部が形成された紙片をミシン目を介して連接させておくものにおいては、RF−IDメディアの送付先において、RF−IDメディアあるいはRF−IDメディアが区画形成された紙片を使用する場合に、ミシン目を介して連接する2つの紙片を切り離さなければならず、そのための手間がかかってしまうという問題点がある。
また、RF−IDメディアの送付元においては、同一のRF−IDメディアを送付によらずに配布する場合、送付によって配布するRF−IDメディアについては上述したように導体印刷部が形成された紙片を付与した形態とし、また、送付によらずに配布するRF−IDメディアについては導体印刷部が形成された紙片を付与しない形態とするといった、異なる2つの形態のものを作製しなければならず、RF−IDメディアを配布形態にするための工程が複雑になってしまうという問題点がある。
また、RF−IDメディアが区画形成等によって保持された紙片においては、紙片そのものをRF−ID付与体として使用する場合、デザイン上の理由等から、RF−IDメディア付与体の種類毎に紙片におけるRF−IDメディアの配置位置が異なっている。この場合、全ての種類のRF−IDメディア付与体に対応させるには、RF−IDメディア付与体に連接する紙片の全面に導体印刷部を形成することが考えられるが、その場合、導体印刷部が高価なものであるため、多大なコストアップが生じてしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、RF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体をそのままの形態で封筒に封入しながらも、RF−IDメディアの送付途中において、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを防止することができるRF−IDメディア送付体の製造方法を提供することを目的とする。また、RF−IDメディアの配置位置が異なるものについても、RF−IDメディアの送付途中において、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを多大なコストアップを生じさせることなく防止することができるRF−IDメディア送付体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
情報書き込み/読み出し領域を有するRF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体を送付するためのRF−IDメディア送付体の製造方法であって、
前記RF−IDメディアが、その配置位置が互いに異なるように付与された複数種類のRF−IDメディア付与体を作製する工程と、
前記複数種類のRF−IDメディア付与体毎に、該RF−IDメディア付与体が封入された場合に前記情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された封筒を構成する複数種類の封筒用紙を作製する工程と、
前記複数種類のRF−IDメディア付与体のうち、前記封筒用紙に区画形成された前記電波遮断手段の位置に応じた種類のRF−IDメディア付与体を選択的に前記封筒用紙上に載置する工程と、
前記RF−IDメディア付与体が載置された封筒用紙を折り畳み、該封筒用紙によって構成される封筒に前記RF−IDメディア付与体が封入された送付体を作製する工程とを有する。
また、情報書き込み/読み出し領域を有するRF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体を送付するためのRF−IDメディア送付体の製造方法であって、
前記RF−IDメディアが、その配置位置が互いに異なるように付与された複数種類のRF−IDメディア付与体を作製する工程と、
前記複数種類のRF−IDメディア付与体毎に、該RF−IDメディア付与体とともに封筒に封入された場合に前記情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された複数種類の同封物を作製する工程と、
前記封筒を構成する封筒用紙上に前記同封物を載置する工程と、
前記封筒用紙上に載置された前記同封物上に、前記複数種類のRF−IDメディア付与体のうち当該同封物に対応する種類のRF−IDメディア付与体を載置する工程と、
前記同封物及び前記RF−IDメディア付与体が載置された封筒用紙を折り畳み、該封筒用紙によって形成される封筒に前記同封物及び前記RF−IDメディア付与体が封入された送付体を作製する工程とを有する。
また、前記同封物を前記封筒用紙に接着する工程を有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、情報書き込み/読み出し領域を有するRF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体が封筒に封入された状態では、RF−IDメディアの情報書き込み/読み出し領域に電波遮断手段が区画形成されていることになる。そのため、送付途中にて、RF−IDメディアにリーダ/ライタを近接させた場合であっても、電波遮断手段によってリーダ/ライタからの電波が遮断され、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることが防止される。この際、RF−IDメディア付与体はそのままの形態で封筒に封入されるので、RF−IDメディア付与体の送付元においては、RF−IDメディア付与体を送付によらずに配布する場合と送付によって配布する場合とでRF−IDメディア付与体を異なる形態とする必要はなく、また、RF−IDメディア付与体の送付先においては、RF−IDメディア付与体を封筒から取り出すだけで、RF−IDメディア付与体を使用することができる。
また、RF−IDメディアの配置位置が互いに異なる複数種類のRF−IDメディア付与体を送付する場合、このRF−IDメディア付与体が封入された場合にRF−IDメディアの情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された複数種類の封筒を構成する封筒用紙をRF−IDメディア付与体毎に作製しておき、この封筒用紙によって構成される封筒にRF−IDメディア付与体を選択的に封入すれば、送付途中にて、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを防止するために封筒の全面に電波遮断手段を形成しておく必要がない。
また、このように封筒に電波遮断手段を区画形成せずに、RF−IDメディア付与体とともに封筒に封入された場合に情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された複数種類の同封物をRF−IDメディア付与体毎に作製しておき、この同封物をRF−IDメディア付与体とともに選択的に封筒に封入した場合においても、送付途中にて、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを防止するために封筒の全面に電波遮断手段を形成しておく必要がない。
以上説明したように本発明においては、情報書き込み/読み出し領域を有するRF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体が、このRF−IDメディア付与体が封入された場合に情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成されている封筒にそのままの形態で封入される構成としたため、RF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体をそのままの形態で封筒に封入しながらも、RF−IDメディアの送付途中において、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを防止することができる。
また、RF−IDメディアの配置位置が互いに異なる複数種類のRF−IDメディア付与体が封入された場合にRF−IDメディアの情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された複数種類の封筒を構成する封筒用紙をRF−IDメディア付与体毎に作製しておき、この封筒用紙によって構成される封筒にRF−IDメディア付与体を選択的に封入するものにおいては、RF−IDメディアの配置位置が互いに異なる複数種類のRF−IDメディア付与体を送付する場合においても、RF−IDメディアの送付途中において、RF−IDメディアに書き込まれた情報が読み出されてしまったり改竄されてしまったりすることを多大なコストアップを生じさせることなく防止することができる。
また、RF−IDメディア付与体とともに封筒に封入された場合に情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された複数種類の同封物をRF−IDメディア付与体毎に作製しておき、この同封物をRF−IDメディア付与体とともに選択的に封筒に封入するものにおいても、上記同様の効果を奏する。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のRF−IDメディア送付体の製造方法によって製造されたRF−IDメディア送付体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は封筒を構成する封筒用紙の表面の構成を示す図、(b)は(a)に示した封筒用紙の裏面の構成を示す図、(c)は(a),(b)に示した封筒用紙1によって構成される封筒に封入されるチップ付き帳票の構成を示す図である。
図1に示すように、本形態における封筒用紙1は、後面片10、前面片20及びフラップ部30がそれぞれ折り線40a,40bを介して連接してなるものであって、裏面の連接方向両辺に沿う領域にそれぞれ接着剤60a,60bが塗布されるとともに、接着剤60a,60bが塗布された領域よりも内側に、後面片10、前面片20及びフラップ部30に渡ってそれぞれ開封用のミシン目50a,50bが形成されて構成されている。なお、折り線40a,40bは、例えばミシン目によって形成すること等が考えられる。
後面片10、前面片20及びフラップ部30のうち、連接状態の中央に位置する前面片20は、この封筒用紙1が折り線40a,40bを介して折り畳まれた場合に封筒の前面となる部分であって、その表面には、この封筒用紙1によって構成される封筒に封入されるRF−IDメディア付与体であるチップ付き帳票2の受取人の住所や氏名等の宛先情報21が印刷されている。また、前面片20の裏面には、この封筒にチップ付き帳票2が封入された場合にRF−IDチップ3と対向する領域に導電インクを用いたスポット印刷が施されることによって電波遮断手段である導電領域22が区画形成されている。
また、折り線40aを介して前面片20に連接する後面片10には、その表面のうち折り線40aとは反対側の辺に沿う領域に接着剤11が塗布されている。
また、この封筒用紙1が折り線40a,40bを介して折り畳まれて構成される封筒に封入されるチップ付き帳票2には、チップ付き帳票2の種類毎に決められた領域に、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアであるRF−IDチップ3が付与されている。また、チップ付き帳票2の表面には、このチップ付き帳票2の送付先に通知する通知情報4が記載されている。なお、RF−IDチップ3は、記憶部や演算部を有する制御回路部(不図示)と、RF−IDチップ3に対する情報の書き込みや読み出しを行うリーダ/ライタが近接した場合にリーダ/ライタからの電波によって制御回路部に電流を供給するとともにリーダ/ライタとの間にて通信を行うためのアンテナ(不図示)とから構成されており、貼付や埋め込み等の方法によってチップ付き帳票2に付与されている。
以下に、上記のように構成された封筒用紙1及びチップ付き帳票2を用いたRF−IDメディア送付体の製造方法について説明する。
図2は、図1に示した封筒用紙1及びチップ付き帳票2を用いたRF−IDメディア送付体の製造方法を説明するための図である。
図1に示した宛先情報21が印刷されるとともに、ミシン目50a,50b及び導電領域22が形成された封筒用紙1が連続状となって送付体作製領域に供給され、搬送されてくると、まず、封筒用紙1毎にその天地領域に接着剤60a,60bがそれぞれライン状に塗布される(図2(a))。
次に、接着剤60a,60bが塗布された連続状の封筒用紙1に対して、封筒用紙1毎に前面片20となる領域上にチップ付き帳票2が載置される(図2(b))。ここで、チップ付き帳票2については複数種類のチップ付き帳票が作製されており、また、封筒用紙1についても、この複数種類のチップ付き帳票毎に、チップ付き帳票2が封筒用紙1上に載置された場合にRF−IDチップ3に対向する領域に導電領域22が形成された複数種類の封筒用紙が作製されている。そして、封筒用紙1が送付体作製領域に搬送されてくると、送付体作製領域に搬送されてきた封筒用紙1に区画形成された導電領域22の位置に応じた種類のチップ付き帳票2が封筒用紙1上に載置されることになる。
図3は、図2に示した封筒用紙1上へのチップ付き帳票2の載置方法を説明するための図である。
図3に示すように、連続状の封筒用紙1の搬送方向の上流側から下流側に向かって、チップ付き帳票2を封筒用紙1上に供給、載置するための複数のディタッチャー70−1〜70−3が並んで配置されている。このディタッチャー70−1〜70−3には、互いに異なる種類のチップ付き帳票2が格納されており、ディタッチャー70−1〜70−3に格納されたチップ付き帳票2のうち、搬送されてくる封筒用紙1の種類、すなわち、封筒用紙1に区画形成された導電領域22の位置に応じたチップ付き帳票2が格納されたディタッチャーからチップ付き帳票2が供給され、封筒用紙1上に載置されることになる。
図4は、図2に示した封筒用紙1とチップ付き帳票2との関係を説明するための図である。
上述したように、封筒用紙1によって構成される封筒に封入されるチップ付き帳票2においては、複数種類のものが作製されており、それぞれRF−IDチップ3の配置位置が異なっている。例えば、図4(a)に示したものにおいては、チップ付き帳票2の搬送方向下流側にRF−IDチップ3が配置されており、図4(b)に示したものにおいては、チップ付き帳票2の搬送方向中央部分にRF−IDチップ3が配置されており、図4(c)に示したものにおいては、チップ付き帳票2の搬送方向上流側にRF−IDチップ3が配置されている。また、封筒用紙1についても、チップ付き帳票2の種類毎に複数種類のものが作製されており、それぞれ導電領域22が形成された領域が異なっている。例えば、図4(a)に示したものにおいては、封筒用紙1の搬送方向下流側に導電領域22が形成されており、図4(b)に示したものにおいては、封筒用紙1の搬送方向中央部分に導電領域22が形成されており、図4(c)に示したものにおいては、封筒用紙1の搬送方向上流側に導電領域22が形成されている。
すなわち、図4(a)に示した封筒用紙1上に図4(a)に示したチップ付き帳票2が載置された場合に、チップ付き帳票2のRF−IDチップ3と封筒用紙1に形成された導電領域22とが対向し、また、図4(b)に示した封筒用紙1上に図4(b)に示したチップ付き帳票2が載置された場合に、チップ付き帳票2のRF−IDチップ3と封筒用紙1に形成された導電領域22とが対向し、また、図4(c)に示した封筒用紙1上に図4(c)に示したチップ付き帳票2が載置された場合に、チップ付き帳票2のRF−IDチップ3と封筒用紙1に形成された導電領域22とが対向することになる。
そのため、例えば、ディタッチャー70−1に、図4(a)に示したような搬送方向下流側にRF−IDチップ3が配置されたチップ付き帳票2が格納され、ディタッチャー70−2に、図4(b)に示したような搬送方向中央部分にRF−IDチップ3が配置されたチップ付き帳票2が格納され、ディタッチャー70−3に、図4(c)に示したような搬送方向上流側にRF−IDチップ3が配置されたチップ付き帳票2が格納されている場合、図4(a)に示したような、封筒用紙1の搬送方向下流側に導電領域22が形成された封筒用紙1が搬送されてきた場合は、ディタッチャー70−1からチップ付き帳票2が供給され、また、図4(b)に示したような、封筒用紙1の搬送方向中央部分に導電領域22が形成された封筒用紙1が搬送されてきた場合は、ディタッチャー70−2からチップ付き帳票2が供給され、また、図4(c)に示したような、封筒用紙1の搬送方向上流側に導電領域22が形成された封筒用紙1が搬送されてきた場合は、ディタッチャー70−3からチップ付き帳票2が供給され、ディタッチャー70−1〜70−3から供給されたチップ付き帳票2が封筒用紙1上に載置されることになる。これにより、ディタッチャー70−1〜70−3からチップ付き帳票2が供給されると、そのチップ付き帳票2に付与されたRF−IDチップ3は、封筒用紙1に形成された導電領域22と対向することになる。
次に、チップ付き帳票2が載置された封筒用紙1が折り線40a,40bを介して折り曲げられはじめ(図2(c))、まず、封筒用紙1毎に後面片10となる領域の表面に接着剤11がライン状に塗布されながら、後面片10となる領域が折り線40aを介して折り畳まれる(図2(d))。これにより、封筒用紙1のそれぞれについて、前面片20と後面片10とが接着剤60a,60bによって互いに接着され、チップ付き帳票2が封入された領域が形成されることになる。なお、この工程にて封筒用紙1に塗布される接着剤11と、図2(a)に示した工程にて封筒用紙1に塗布される接着剤60a,60bとは、いずれも剥離可能なものとする必要はなく同一のものが用いられる。
次に、封筒用紙1のフラップ部30となる領域が折り線40bを介して折り畳まれ、封筒用紙1のそれぞれについて、後面片10とフラップ部30とが、接着剤11,60a,60bによって互いに接着される(図2(e))。
その後、折り線40a,40bを介して折り畳まれ、後面辺10、前面片20及びフラップ部30が互いに接着された連続状の封筒用紙1が封筒用紙1毎に断裁され、それにより、封筒用紙1によって作製された封筒にチップ付き帳票2が封入されてなるRF−IDメディア送付体5が作製される(図2(f))。
このように作製されたRF−IDメディア送付体5は、封筒の前面片20に記載された宛先情報21に従ってチップ付き帳票2の送付先に送付される。この際、チップ付き帳票2に付与されたRF−IDチップ3は、封筒用紙1に形成された導電領域22と対向しているため、リーダ/ライタが近接した場合であってもリーダ/ライタからの電波が遮断され、RF−IDチップ3に書き込まれている情報が読み出されたり改竄されたりすることがない。また、チップ付き帳票2の送付先においては、ミシン目50a,50bを用いて封筒を開封した後、チップ付き帳票2を封筒から取り出すだけで、チップ付き帳票2を使用することができる。
なお、本形態においては、封筒用紙1とチップ付き帳票2との組み合わせにおいて、封筒用紙1のうち、封筒用紙1によって構成される封筒にチップ付き帳票2が封入された場合に、チップ付き帳票2に付与されたRF−IDチップ3に対向する領域に導電領域22が区画形成されているが、封筒用紙1のうち、封筒用紙1によって構成される封筒にチップ付き帳票2が封入された場合にRF−IDチップ3の情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に導電領域22が区画形成されていればよい。
また、本形態においては、封筒用紙1及びチップ付き帳票2の種類、並びにディタッチャーの数を3つとしたが、本発明においてはその数は3つに限らない。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明のRF−IDメディア送付体の製造方法によって製造されたRF−IDメディア送付体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は封筒を構成する封筒用紙の表面の構成を示す図、(b)は(a)に示した封筒用紙の裏面の構成を示す図、(c)は(a),(b)に示した封筒用紙101によって構成される封筒に封入されるチップ付き帳票の構成を示す図、(d)は(a),(b)に示した封筒用紙101によって構成される封筒に封入される同封物の構成を示す図である。
図5に示すように、本形態における封筒用紙101は、後面片110、前面片120及びフラップ部130がそれぞれ折り線140a,140bを介して連接してなるものであって、裏面の連接方向両辺に沿う領域にそれぞれ接着剤160a,160bが塗布されるとともに、接着剤160a,160bが塗布された領域よりも内側に、後面片110、前面片120及びフラップ部130に渡ってそれぞれ開封用のミシン目150a,150bが形成されて構成されている。なお、折り線140a,140bは、例えばミシン目によって形成すること等が考えられる。
後面片110、前面片120及びフラップ部130のうち、連接状態の中央に位置する前面片120は、この封筒用紙101が折り線140a,140bを介して折り畳まれた場合に封筒の前面となる部分であって、その表面には、この封筒用紙101によって構成される封筒に封入されるRF−IDメディア付与体であるチップ付き帳票102の受取人の住所や氏名等の宛先情報121が印刷されている。
また、折り線140aを介して前面片120に連接する後面片110には、その表面のうち折り線140aとは反対側の辺に沿うよう領域に接着剤111が塗布されている。
また、この封筒用紙101が折り線140a,140bを介して折り畳まれて構成される封筒に封入されるチップ付き帳票102には、チップ付き帳票102の種類毎に決められた領域に、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアであるRF−IDチップ103が付与されている。また、チップ付き帳票102の表面には、このチップ付き帳票102の送付先に通知する通知情報104が記載されている。なお、RF−IDチップ103は、記憶部や演算部を有する制御回路部(不図示)と、RF−IDチップ103に対する情報の書き込みや読み出しを行うリーダ/ライタが近接した場合にリーダ/ライタからの電波によって制御回路部に電流を供給するとともにリーダ/ライタとの間にて通信を行うためのアンテナ(不図示)とから構成されており、貼付や埋め込み等の方法によってチップ付き帳票102に付与されている。
また、チップ付き帳票102とともに封筒に封入される同封物106の表面には、この同封物106がチップ付き帳票102とともに封筒に封入された場合にRF−IDチップ103と対向する領域に導電インクを用いたスポット印刷が施されることによって電波遮断手段である導電領域107が区画形成されており、また、チップ付き帳票102の使用方法を説明する説明情報108が記載されている。
以下に、上記のように構成された封筒用紙101、チップ付き帳票102及び同封物106を用いたRF−IDメディア送付体の製造方法について説明する。
図6は、図5に示した封筒用紙101、チップ付き帳票102及び同封物106を用いたRF−IDメディア送付体の製造方法を説明するための図である。
図5に示した宛先情報121が印刷されるとともに、ミシン目150a,150b及び導電領域122が形成された封筒用紙101が連続状となって送付体作製領域に供給され、搬送されてくると、まず、封筒用紙101毎にその天地領域に接着剤160a,160bがそれぞれライン状に塗布される(図6(a))。
次に、接着剤160a,160bが塗布された連続状の封筒用紙101に対して、封筒用紙101毎に前面片120となる領域上に同封物106が載置される(図6(b))。この際、同封物106の前面片120に載置される面側に接着剤を塗布しておき、前面片120とこの前面片120上に載置された同封物106とを接着する。
次に、封筒用紙101上に載置、接着された同封物106上にチップ付き帳票102が載置される(図6(c))。ここで、チップ付き帳票102については、複数種類のチップ付き帳票が作製されており、また、同封物106についても、この複数種類のチップ付き帳票毎に、封筒用紙101によって構成される封筒にチップ付き帳票102及び同封物106が封入された場合にRF−IDチップ103に対向する領域に導電領域107が区画形成された複数種類の同封物106が作製されており、封筒用紙101上に載置、接着された同封物106の種類に対応するチップ付き帳票102が同封物106上に載置されることになる。
図7は、図6に示した封筒用紙101上への同封物106及びチップ付き帳票102の載置方法を説明するための図である。
図7に示すように、連続状の封筒用紙1の搬送方向の上流側から下流側に向かって、同封物106を封筒用紙101上に供給、載置するための複数のディタッチャー171−1〜171−3と、封筒用紙101上に載置、接着された同封物106上にチップ付き帳票2を供給、載置するための複数のディタッチャー172−1〜172−3とが並んで配置されている。ディタッチャー171−1〜171−3には、互いに異なる種類の同封物106が格納されており、また、ディタッチャー172−1〜172−3には、互いに異なる種類のチップ付き帳票102が格納されており、ディタッチャー171−1〜171−3と、ディタッチャー172−1〜172−3とのうち、対応する同封物及びチップ付き帳票が格納されたディタッチャーから同封物106及びチップ付き帳票102が供給されることになる。
図8は、図6に示した同封物106とチップ付き帳票102との関係を説明するための図である。
上述したように、封筒用紙101によって構成される封筒に封入されるチップ付き帳票102においては、複数種類のものが作製されており、それぞれRF−IDチップ103の配置位置が異なっている。例えば、図8(a)に示したものにおいては、チップ付き帳票102の搬送方向下流側にRF−IDチップ103が配置されており、図8(b)に示したものにおいては、チップ付き帳票102の搬送方向中央部分にRF−IDチップ103が配置されており、図8(c)に示したものにおいては、チップ付き帳票102の搬送方向上流側にRF−IDチップ103が配置されている。また、同封物106についても、複数種類のものが作製されており、それぞれ導電領域107が形成された領域が異なっている。例えば、図8(a)に示したものにおいては、同封物106の搬送方向下流側に導電領域107が形成されており、図8(b)に示したものにおいては、同封物106の搬送方向中央部分に導電領域107が形成されており、図8(c)に示したものにおいては、同封物106の搬送方向上流側に導電領域107が形成されている。
すなわち、図8(a)に示した同封物106上に図8(a)に示したチップ付き帳票102が載置された場合に、チップ付き帳票102のRF−IDチップ103と同封物106に形成された導電領域107とが対向し、また、図8(b)に示した同封物106上に図8(b)に示したチップ付き帳票102が載置された場合に、チップ付き帳票102のRF−IDチップ103と同封物106に形成された導電領域107とが対向し、また、図8(c)に示した同封物106上に図8(c)に示したチップ付き帳票102が載置された場合に、チップ付き帳票102のRF−IDチップ103と同封物106に形成された導電領域107とが対向することになる。
そのため、例えば、ディタッチャー171−1に、図8(a)に示したような搬送方向下流側に導電領域107が形成された同封物106が格納され、ディタッチャー171−2に、図8(b)に示したような搬送方向中央部分に導電領域107が形成された同封物106が格納され、ディタッチャー171−3に、図8(c)に示したような搬送方向上流側に導電領域107が形成された同封物106が格納され、また、ディタッチャー172−1に、図8(a)に示したような搬送方向下流側にRF−IDチップ103が配置されたチップ付き帳票102が格納され、ディタッチャー172−2に、図8(b)に示したような搬送方向中央部分にRF−IDチップ103が配置されたチップ付き帳票102が格納され、ディタッチャー172−3に、図8(c)に示したような搬送方向上流側にRF−IDチップ103が配置されたチップ付き帳票102が格納されている場合、封筒用紙101によって構成される封筒にディタッチャー172−1に格納されたチップ付き帳票102を封入する場合は、ディタッチャー171−1から同封物106が封筒用紙101上に供給、載置され、ディタッチャー172−1からチップ付き帳票102がその同封物106上に載置されることになる。また、封筒用紙101によって構成される封筒にディタッチャー172−2に格納されたチップ付き帳票102を封入する場合は、ディタッチャー171−2から同封物106が封筒用紙101上に供給、載置され、ディタッチャー172−2からチップ付き帳票102がその同封物106上に載置されることになり、また、封筒用紙101によって構成される封筒にディタッチャー172−3に格納されたチップ付き帳票102を封入する場合は、ディタッチャー171−3から同封物106が封筒用紙101上に供給、載置され、ディタッチャー172−3からチップ付き帳票102がその同封物106上に載置されることになる。これにより、ディタッチャー172−1〜172−3から供給されたチップ付き帳票102に付与されたRF−IDチップ103は、ディタッチャー171−1〜171−3から供給された同封物106に形成された導電領域107と対向することになる。
次に、同封物106及びチップ付き帳票102が載置された封筒用紙101が折り線140a,140bを介して折り曲げられはじめ(図6(d))、まず、封筒用紙101毎に後面片110となる領域の表面に接着剤111がライン状に塗布されながら、後面片110となる領域が折り線140aを介して折り畳まれる(図6(e))。これにより、封筒用紙101のそれぞれについて、前面片120と後面片110とが接着剤160a,160bによって互いに接着され、チップ付き帳票102及び同封物106が封入された領域が形成されることになる。なお、この工程にて封筒用紙101に塗布される接着剤111と、図6(a)に示した工程にて封筒用紙101に塗布される接着剤160a,160bとは、いずれも剥離可能なものとする必要はなく同一のものが用いられる。
次に、封筒用紙101のフラップ部130となる領域が折り線140bを介して折り畳まれ、封筒用紙101のそれぞれについて、後面片110とフラップ部130とが、接着剤111,160a,160bによって互いに接着される(図6(f))。
その後、折り線140a,140bを介して折り畳まれ、後面辺110、前面片120及びフラップ部130が互いに接着された連続状の封筒用紙101が封筒用紙101毎に断裁され、それにより、封筒用紙101によって作製され、前面片120に同封物106が接着された封筒にチップ付き帳票102が封入されてなるRF−IDメディア送付体105が作製される(図6(g))。
このように作製されたRF−IDメディア送付体105は、封筒の前面片120に記載された宛先情報121に従ってチップ付き帳票102の送付先に送付される。この際、チップ付き帳票102に付与されたRF−IDチップ103は、封筒用紙101に載置、接着された同封物106に形成された導電領域107と対向しているため、リーダ/ライタが近接した場合であってもリーダ/ライタからの電波が遮断され、RF−IDチップ103に書き込まれている情報が読み出されたり改竄されたりすることがない。また、チップ付き帳票102の送付先においては、ミシン目150a,150bを用いて封筒を開封した後、チップ付き帳票102を封筒から取り出すだけで、チップ付き帳票102を使用することができる。
なお、本形態においては、同封物106の封筒用紙101への載置面に接着剤を塗布しておき、同封物106が封筒用紙101上に載置された際に同封物106を封筒用紙101に接着する場合を例に挙げて説明したが、同封物106を封筒用紙101に接着せずにチップ付き帳票102とともに封筒に封入する構成とすることも考えられる。
また、本形態においては、同封物106とチップ付き帳票102との組み合わせにおいて、同封物106のうち、封筒用紙101によって構成される封筒に同封物106及びチップ付き帳票102が封入された場合に、チップ付き帳票102に付与されたRF−IDチップ103に対向する領域に導電領域107が区画形成されているが、同封物106のうち、封筒用紙101によって構成される封筒に同封物106及びチップ付き帳票102が封入された場合におけるRF−IDチップ103の情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に導電領域107が区画形成されていればよい。
また、本形態においては、複数種類のチップ付き帳票毎に、封筒用紙101によって構成される封筒にチップ付き帳票102及び同封物106が封入された場合にRF−IDチップ103に対向する領域に導電領域107が区画形成された複数種類の同封物106が作製され、封筒用紙101上に載置されるチップ付き帳票102の種類に応じてディタッチャー171−1〜171−3から同封物106が選択的に供給されているが、封筒用紙101によって構成される封筒にチップ付き帳票102及び同封物106が封入された場合に、全ての種類のチップ付き帳票102のRF−IDチップ103に対向する領域にそれぞれ導電領域107が区画形成された1種類の同封物106を作製しておき、封筒用紙101上に載置されるチップ付き帳票102の種類に関わらずにこの同封物106を共通して封筒用紙101上に載置することも考えられる。
また、本形態においては、同封物106及びチップ付き帳票102の種類、並びにこれらをそれぞれ供給するディタッチャーの数を3つとしたが、本発明においてはその数は3つに限らない。
また、同封物106に区画形成される導電領域107においては、本形態のように導電インクを用いたスポット印刷によって形成するものに限らず、その他に例えば、薄型の導電性部材を同一の領域に貼付することによって形成すること等も考えられる。
また、上述したディタッチャー171−1〜171−3,172−1〜172−3以外に、RF−IDチップ103が配置されていない帳票を封筒用紙101上に供給するディタッチャーを設け、このディタッチャーから封筒用紙101上に帳票を供給する場合に、同封物106を封筒用紙101上に供給しない構成とすることも考えられる。
本発明のRF−IDメディア送付体の製造方法によって製造されたRF−IDメディア送付体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は封筒を構成する封筒用紙の表面の構成を示す図、(b)は(a)に示した封筒用紙の裏面の構成を示す図、(c)は(a),(b)に示した封筒用紙によって構成される封筒に封入されるチップ付き帳票の構成を示す図である。 図1に示した封筒用紙及びチップ付き帳票を用いたRF−IDメディア送付体の製造方法を説明するための図である。 図2に示した封筒用紙上へのチップ付き帳票の載置方法を説明するための図である。 図2に示した封筒用紙とチップ付き帳票との関係を説明するための図である。 本発明のRF−IDメディア送付体の製造方法によって製造されたRF−IDメディア送付体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は封筒を構成する封筒用紙の表面の構成を示す図、(b)は(a)に示した封筒用紙の裏面の構成を示す図、(c)は(a),(b)に示した封筒用紙によって構成される封筒に封入されるチップ付き帳票の構成を示す図、(d)は(a),(b)に示した封筒用紙1によって構成される封筒に封入される同封物の構成を示す図である。 図5に示した封筒用紙、チップ付き帳票及び同封物を用いたRF−IDメディア送付体の製造方法を説明するための図である。 図6に示した封筒用紙上への同封物及びチップ付き帳票の載置方法を説明するための図である。 図6に示した同封物とチップ付き帳票との関係を説明するための図である。
符号の説明
1,101 封筒用紙
2,102 チップ付き帳票
3,103 RF−IDチップ
4,104 通知情報
5,105 RF−IDメディア送付体
10,110 前面片
11,60a,60b,111,160a,160b 接着剤
20,120 前面片
21,121 宛先情報
22,107 導電領域
30,130 フラップ部
40a,40b,140a,140b 折り線
50a,50b,150a,150b ミシン目
70−1〜70−3,171−1〜171−3,172−1〜172−3 ディタッチャー
106 同封物
108 説明情報

Claims (3)

  1. 情報書き込み/読み出し領域を有するRF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体を送付するためのRF−IDメディア送付体の製造方法であって、
    前記RF−IDメディアが、その配置位置が互いに異なるように付与された複数種類のRF−IDメディア付与体を作製する工程と、
    前記複数種類のRF−IDメディア付与体毎に、該RF−IDメディア付与体が封入された場合に前記情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された封筒を構成する複数種類の封筒用紙を作製する工程と、
    前記複数種類のRF−IDメディア付与体のうち、前記封筒用紙に区画形成された前記電波遮断手段の位置に応じた種類のRF−IDメディア付与体を選択的に前記封筒用紙上に載置する工程と、
    前記RF−IDメディア付与体が載置された封筒用紙を折り畳み、該封筒用紙によって構成される封筒に前記RF−IDメディア付与体が封入された送付体を作製する工程とを有するRF−IDメディア送付体の製造方法。
  2. 情報書き込み/読み出し領域を有するRF−IDメディアが付与されたRF−IDメディア付与体を送付するためのRF−IDメディア送付体の製造方法であって、
    前記RF−IDメディアが、その配置位置が互いに異なるように付与された複数種類のRF−IDメディア付与体を作製する工程と、
    前記複数種類のRF−IDメディア付与体毎に、該RF−IDメディア付与体とともに封筒に封入された場合に前記情報書き込み/読み出し領域を含む領域に対向する領域に電波遮断手段が区画形成された複数種類の同封物を作製する工程と、
    前記封筒を構成する封筒用紙上に前記同封物を載置する工程と、
    前記封筒用紙上に載置された前記同封物上に、前記複数種類のRF−IDメディア付与体のうち当該同封物に対応する種類のRF−IDメディア付与体を載置する工程と、
    前記同封物及び前記RF−IDメディア付与体が載置された封筒用紙を折り畳み、該封筒用紙によって形成される封筒に前記同封物及び前記RF−IDメディア付与体が封入された送付体を作製する工程とを有するRF−IDメディア送付体の製造方法。
  3. 請求項に記載のRF−IDメディアの製造方法において、
    前記同封物を前記封筒用紙に接着する工程を有することを特徴とするRF−IDメディア送付体の製造方法。
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