JP4426595B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、乗客を搬送する複数の踏板が傾斜区間において段差を生じるエスカレーターや隣接踏板に段差が生じない電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、階段や通路への設置に好適な乗客コンベアに関する。
一般に、階段や通路に乗客コンベアを設置する場合、階段や通路の掘削量を最小限にするために、枠体の高さ寸法を可能な限り小さくすることが望まれている。そのために、例えば、特許文献1に示すような乗客コンベアが既に提案されている。即ち、踏み板に軸支された後輪の往路側と帰路側における走行位置を変え、これら往路側と帰路側を走行する後輪を上下方向に重複させている。このように構成することで、踏板を下方向に接近させても往路側の踏板の後輪と帰路側の踏板の後輪とが干渉しなくなり、これによって、枠体の高さ寸法を縮小しようとするものである。
特開2001−10775号公報(図1〜図8)
上記技術は、踏板の後輪の軸支構造を特殊形状にしなければならず、また、この技術を枠体の長手方向中間部に適用しようとすると、往路側と帰路側の踏板の後輪が上下方向に重複しているので、往路側と帰路側との間に横梁を設置する空間が確保できない問題がある。したがって、横梁を設置する場合には、枠体の高さ寸法を増大させなければならない問題がある。
本発明の目的は、車輪を含めた踏板の構造を特殊な構造とせずに、枠体の中間部の高さ寸法を縮小できる乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、枠体の長手方向中間部において、帰路側の踏板と対向する横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に帰路側の踏板の一部を臨ませて走行させるようにしたのである。
以上のように構成することで、帰路側の踏板の走行軌跡を往路側の踏板の走行軌跡側に接近させることができ、その分、枠体の長手方向中間部の高さ寸法を、車輪を含めた踏板の構造を特殊な構造とすることなく縮小できるのである。
以下本発明による乗客コンベアの第1の実施の形態を、図1〜図2に示すエスカレーターに基づいて説明する。
エスカレーター1は、大きくは、上階床2と下階床3との間に跨って設置された枠体4と、この枠体4内を循環移動する複数の踏段5と、前記枠体4の幅方向両側に踏段5の走行方向に沿って立設された左右一対の欄干6と、この欄干6の周縁に案内され前記踏段5の移動速度に同期して移動する移動手摺7とで構成されている。
前記枠体4は、長手方向両端部に、駆動装置8や駆動スプロケット9を設置する上部機械室10を形成した上部機械室区間4Aと、従動スプロケット11や図示しない踏段清掃装置を設置する下部機械室12を形成した下部機械室区間4Bとを有し、これら上部機械室区間4Aと下部機械室区間4Bとの間に、前記踏段5の往路側と帰路側が形成される中間区間4Cを形成している。また、前記枠体4の断面を見ると、左右には一対の側枠体13と、これら左右の側枠体13を連結する横梁14と、左右の側枠体13の下端部を塞ぎ内側にオイルパン15Aを備えた底板15とを有する。側枠体13は、枠体4の長手方向に伸びる上弦材13Aと、この上弦材13Aから下方に間隔をもって位置する下弦材13Bと、これら上弦材13Aと下弦材13Bとを連結する縦部材13Cとを有する。そして、前記上部機械室区間4Aと下部機械室区間4Bとには、前記上階床2及び下階床3と面一となる乗降床16A,16Bが取り付けられている。
前記踏段5は、乗客が乗る踏板を有し、進行方向の前後に前輪5A及び後輪5Bを軸支している。そして、前輪5Aの車軸を無端状のチェーン17で連結し、このチェーン17を前記駆動スプロケット9と従動スプロケット11に巻き掛け、さらに前記駆動装置8で駆動スプロケット9を駆動することで、前記踏段5を無端状に循環移動させている。
また、踏段5の前輪5A及び後輪5Bは、往路側に設けられ踏段5の走行軌跡を形成する往路側前輪用ガイドレール18Aと往路側後輪用ガイドレール19A及び帰路側に設けられ踏段5の走行軌跡を形成する帰路側前輪用ガイドレール18Bと帰路側後輪用ガイドレール19Bを走行する。
往路側において、往路側前輪用ガイドレール18Aと往路側後輪用ガイドレール19Aとは一体成形品で構成され、前記横梁14の側枠体13寄りに支持されている。一方、帰路側においては、帰路側前輪用ガイドレール18Bと帰路側後輪用ガイドレール19Bは別体に形成され、夫々ブラケット20A,20Bを介して前記縦部材13Cに支持されている。
以上説明した構成によりエスカレーター1は構成されるが、本実施の形態においては、さらに横梁14の帰路側の踏段5に対応する位置に、凹溝(凹部)21,22を形成したのである。
具体的に説明すると、図2に示すように、帰路側の踏段5bは、往路側の踏段5aに対して後輪5Bを最上部に位置させて走行するので、後輪5Bが横梁14に最も接近している。一方、横梁14は、左右の側枠体13が転倒しないように連結するためと、往路側前輪用ガイドレール18Aと往路側後輪用ガイドレール19Aを通過する往路側の踏段5aや乗客の荷重を支えている。そのために、本実施の形態における横梁14は、左右の側枠体13の転倒を防止する強度を有する転倒防止部材となる水平部材14Aと、往路側の踏板5aの荷重を受ける強度を有する荷重受け部材となる垂直部材14Bとからなる断面L字状をした型材を用いている。しかしながら、側枠体13の転倒を防止するだけの強度を確保するためには、横梁14を全長に亘って断面L字状の型材とする必要はなく、小断面の水平部材(転倒防止部材)14Aで十分である。そこで、横梁14で往路側の踏段5aや乗客の荷重を支える部分は、水平部材(転倒防止部材)14Aと垂直部材(荷重受け部材)14Bとからなる断面L字状の型材を用い、これを側枠体13の縦部材13Cに片持ち支持させ、それ以外の部分は水平部材14A(転倒防止部材)のみで側枠体13の転倒防止強度を十分確保できるので、帰路側の踏段5bの左右の後輪5Bが水平部材14Aに最小限の安全隙間C2を確保して接近するように、垂直部材14Bに凹溝21を夫々形成したのである。さらに、凹溝21の形成により、帰路側の踏段5bが横梁14に接近して干渉しないように、左右の凹溝21間の垂直部材14Bを削って凹溝22を形成したのである。
以上のように横梁14を形成することで、側面から見て帰路側の踏段5bを横梁14の垂直部材14Bに重複させて走行させることができ、云い代えれば、踏段5bの走行方向断面の一部を凹溝21内及び凹溝22内に位置させて走行できるので、その結果、枠体4の中間区間4Cにおける高さ寸法H2を従来の高さ寸法H1に較べて縮小することができるのである。即ち、枠体4の高さ寸法H2は、枠体4の頂部から往路側の踏段5aの頂部までの隙間C1と、往路側の踏段5aの頂部から横梁14の頂部までの高さ寸法h1と、横梁14の水平部材14Aの厚さ寸法tと、水平部材14Aの下部と帰路側の踏段5bの後輪5Bとの安全隙間C2と、帰路側の踏段5bの後輪5Bの頂部から踏段5bの下部までの高さ寸法h3と、踏段5bの下部とオイルパン15A間の安全隙間C3とオイルパン15Aと底板15の高さ寸法h4との合計となる。云い代えれば、凹溝21に帰路側の踏段5bの後輪5Bが安全隙間C2を介して入り込んだ寸法H分、即ち、後輪5Bが入り込んだ寸法H+安全隙間C2の分、従来の高さ寸法H1に対して高さ寸法H2を縮小することができるのである。
これに対し、凹溝21を形成しない従来のエスカレーターの高さ寸法H1は、枠体4の頂部から往路側の踏段5aまでの隙間C1と、往路側の踏段5aの頂部から横梁14までの高さ寸法h1と、横梁14の高さ寸法h2と、横梁14の下部と帰路側の踏段5bの後輪5Bとの安全隙間C2´(=C2)と、帰路側の踏段5bの後輪5Bの頂部から踏段5bの下部までの高さ寸法h3´(=h3)と、踏段5bの下部とオイルパン15A間の安全隙間C3´(=C3)とオイルパン15Aと、底板15の高さ寸法h4´(=h4)との合計となり、前記高さ寸法h2=t+C2+Hであるので、本実施の形態に較べて、本実施の形態に較べて寸法H+C2分が高くなっていた。
このように、本実施の形態によれば、車輪(前輪A及び後輪5B)を含めた踏板(踏段5,5a,5b)の構造を特殊な構造とせずに、枠体4の中間区間4Cのおける高さ寸法H2を縮小できるので、階段や通路にエスカレーター1を設置する場合、階段や通路の掘削量を最小限にすることができる。
ところで上記実施の形態においては、横梁14として一体成形された断面L字状の型材を用いたが、図3に示す変形例のような横梁14を用いても、同じ効果を奏することができる。尚、図1,図2と同符号は同一構成部品を示すので、再度の詳細な説明は省略する。
即ち、本変形例では、横梁14を、側枠体13の転倒を防止する部材となる矩形小断面の水平部材23と、往路側の踏段5aや乗客の荷重を支える荷重受け部材となる矩形断面の垂直部材24とからなり、垂直部材24は水平部材23の幅方向端部に溶接等の周知の連結手段によって一体に連結されたものである。
そして、垂直部材24は、帰路側の踏段5bの後輪5Bが、前記水平部材23に対して安全隙間を介して接近するように切欠き(凹部)25を形成している。この切欠き25によって形成された空間で、帰路側の踏段5bの後輪5Bを走行させることで、水平部材23に帰路側の踏段5b全体を接近させることができ、結果的に、枠体4の中間区間4Cにおける高さ寸法を縮小することができるのである。
上記実施の形態は、傾斜して設置されるエスカレーター1について説明したが、図4に示す特殊なエスカレーター26についても本発明は適用できる。尚、図4の適用例において、図1と同符号は同一構成部品を示すので、再度の説明は省略する。
即ち、このエスカレーター26の枠体4は、長手方向の両端部に形成した上部機械室区間4A及び下部機械室区間4Bと、上部機械室区間4Aに連なり踏段5の往路側と帰路側が傾斜して形成された傾斜中間区間4Dと、この傾斜中間区間4Dと前記下部機械室区間4Bとの間に形成された水平中間区間4Eとで形成されている。
このように形成されたエスカレーター26においても、傾斜中間区間4DのB−B線に沿う断面及び水平中間区間4EのC−C線に沿う断面は、図2又は図3に示すように構成されており、枠体4の高さ寸法の縮小が図られている。
次に、図5及び図6に基づいて本発明による第2の実施例について説明する。図1〜図4は乗客コンベアとして傾斜区間に設置されるエスカレーター1,26を示したものであるが、第2の実施例は、水平区間に設置される電動道路27である。
電動道路27の基本構成は、エスカレーター1,26と同じであるので、共通の構成部品には同一符号を付けて詳細な説明は省略した。
電動道路27は、水平な歩道GLに並行に設置されたり、緩傾斜区間に設置されたりするものであり、そして、直線的に延在する枠体4は、長手方向両端部に第1機械室10A及び第2機械室12Aを形成する第1機械室区間4a及び第2機械室区間4bと、これら第1機械室区間4a及び第2機械室区間4bとの間に形成された中間区間4cとで構成されている。このような枠体4の内部には、往路側車輪ガイドレール28Aと帰路側車輪ガイドレール28Bとが横梁14やブラケット20を介して側枠体13に支持されている。
一方、駆動装置8によって駆動される駆動スプロケット9と従動スプロケット11とに巻き掛けた無端状のチェーン17には、複数の踏板29(29a,29b)が連結されている。そして、各踏板29には、進行方向の前後に左右一対の車輪30が軸支されており、各車輪30は前記往路側車輪ガイドレール28A及び帰路側車輪ガイドレール28Bに案内されて走行する。
上記のように構成された電動道路27においても、帰路側の踏板29bに対向する横梁14の垂直部材14Bに凹溝(凹部)31を形成し、この凹溝31内に帰路側の踏板29bの車輪30を臨ませることで、帰路側の踏板29bを往路側の踏板29a側に接近させることができ、その結果、側枠体13の高さ寸法、云い代えれば枠体4の中間区間4cの高さ寸法を縮小することができるのである。
したがって、第1の実施の形態と同じように、車輪30を含めた踏板29の構造を特殊な構造とせずに、枠体4の中間区間4cのおける高さ寸法を縮小できるので、既設の通路に電動道路27を設置する場合、既設の通路の掘削量を最小限にすることができる。
尚、図5に示す第2に実施の形態による電動道路27は、水平な歩道GLに対して設置した例であるが、緩傾斜の歩道に設置しても、本発明を適用できるのは云うまでもない。
本発明による乗客コンベアの第1の実施の形態を示すエスカレーターの一部破断概略側面図。 図1のA−A線に沿う拡大断面図。 図2の変形例。 本発明による乗客コンベアの適用例を示す一部破断概略側面図。 本発明による乗客コンベアの第2の実施の形態を示す電動道路の一部破断概略側面図。 図5のD−D線に沿う拡大断面図。
符号の説明
1,26…エスカレーター、2…上階床、3…下階床、4…枠体、4A…上部機械室区間、4B…下部機械室区間、4C…中間区間、4D…傾斜中間区間、4E…水平中間区間、4a…第1機械室区間、4b…第2機械室区間、4c…中間区間、5…踏段、5A…前輪、5B…後輪、6…欄干、7…移動手摺、8…駆動装置、9…駆動スプロケット、10…上部機械室、11…従動スプロケット、12…下部機械室、13…側枠体、14…横梁、14A…水平部材、14B…垂直部材、15…底板、15A…オイルパン、16A,16…乗降床、17…チェーン、18A…往路側前輪用ガイドレール、18B…帰路側前輪用ガイドレール、19A…往路側後輪用ガイドレール、19B…帰路側後輪用ガイドレール、21,22,31…凹溝、27…電動道路、28A…往路側車輪ガイドレール、28B…帰路側車輪ガイドレール、29,29a,29b…踏板、30…車輪。

Claims (10)

  1. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏板とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成された乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記帰路側の踏板と対向する前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏板の一部を位置させて前記帰路側の踏板の走行軌跡を前記往路側の踏板の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏板とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成され、前記横梁に往路側の踏板の荷重を受けるように構成した乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記横梁を前記左右の側枠体の転倒を防止する強度を有する転倒防止部材と、この転倒防止部材の前記左右の側枠体の近傍に下方に突出して設けられ前記往路側の踏板の荷重を受ける強度を有する荷重受け部材とで構成することで、前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏板の一部を位置させて前記転倒防止部材に接近させることで前記帰路側の踏板の走行軌跡を前記往路側の踏板の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏板とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成された乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記帰路側の踏板と対向する前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏板の走行方向断面の一部を位置させることで前記帰路側の踏板の走行軌跡を前記往路側の踏板の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏板とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成され、前記横梁に往路側の踏板の荷重を受けるように構成した乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記横梁を前記左右の側枠体の転倒を防止する強度を有する転倒防止部材と、この転倒防止部材の前記左右の側枠体の近傍に下方に突出して設けられ前記往路側の踏板の荷重を受ける強度を有する荷重受け部材とで構成することで、前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏板の走行方向断面の一部を位置させて前記転倒防止部材に接近させることで前記帰路側の踏板の走行軌跡を前記往路側の踏板の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  5. 建築構造物に設置された枠体と、この枠体の内部を無端状に連結されて循環移動する複数の踏板と、これら踏板に軸支された車輪を案内し前記枠体内に設置された往路側ガイドレール及び帰路側ガイドレールとを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成され、前記横梁の前記側枠体寄りに前記往路側ガイドレールを支持させた乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記帰路側の踏板と対向する前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏板の後輪の一部が通過するように構成して前記帰路側の踏板の走行軌跡を前記往路側の踏板の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  6. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏段とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成された乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記帰路側の踏段と対向する前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏段の一部を位置させて前記帰路側の踏段の走行軌跡を前記往路側の踏段の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  7. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏段とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成され、前記横梁に往路側の踏段の荷重を受けるように構成した乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記横梁を前記左右の側枠体の転倒を防止する強度を有する転倒防止部材と、この転倒防止部材の前記左右の側枠体の近傍に下方に突出して設けられ前記往路側の踏段の荷重を受ける強度を有する荷重受け部材とで構成することで、前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏段の一部を位置させて前記転倒防止部材に接近させることで前記帰路側の踏段の走行軌跡を前記往路側の踏段の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  8. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏段とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成された乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記帰路側の踏段と対向する前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏段の走行方向断面の一部を位置させることで前記帰路側の踏段の走行軌跡を前記往路側の踏段の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  9. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に乗降床を設けた枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結されて前記乗降床間の往路側と帰路側とを循環移動する複数の踏段とを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成され、前記横梁に往路側の踏段の荷重を受けるように構成した乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記横梁を前記左右の側枠体の転倒を防止する強度を有する転倒防止部材と、この転倒防止部材の前記左右の側枠体の近傍に下方に突出して設けられ前記往路側の踏段の荷重を受ける強度を有する荷重受け部材とで構成することで、前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏段の走行方向断面の一部を位置させて前記転倒防止部材に接近させることで前記帰路側の踏段の走行軌跡を前記往路側の踏段の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
  10. 建築構造物に設置された枠体と、この枠体の内部を無端状に連結されて循環移動する複数の踏段と、これら踏段に軸支された車輪を案内し前記枠体内に設置された往路側ガイドレール及び帰路側ガイドレールとを備え、前記枠体が長手方向両端部に機械室を形成した機械室区間と、これら機械室区間の中間部に位置する中間区間とから構成されると共に、前記枠体が左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する横梁とから構成され、前記横梁の前記側枠体寄りに前記往路側ガイドレールを支持させた乗客コンベアにおいて、前記中間区間における前記帰路側の踏段と対向する前記横梁の下部に凹部を形成し、この凹部内に前記帰路側の踏段の後輪の一部が通過するように構成して前記帰路側の踏段の走行軌跡を前記往路側の踏段の走行軌跡側に接近させたことを特徴とする乗客コンベア。
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