JP4414759B2 - エテン誘導体の製造方法 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、農医薬中間体として有用な部分構造であるエノール構造を有するエテン誘導体の製造方法に関し、詳しくは、エノールO−アシル体等の製造方法及びそれらの立体選択的な製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
エノールO−アシル体等の製造方法として、たとえば、特開2001−106665号公報には、下記式に表す工程において、塩基としてアルカリ金属、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属水素化物、第3級アミンを用いて有機溶媒中で、チオカルボニルクロライド(R’X’)等を反応させる方法が記載されている。
【0003】
【化1】
Figure 0004414759
【0004】
Q’及びT’は、それぞれ独立に、置換されてもよいフェニル基またはヘテロ環基等を表す。)
【0005】
また、特開昭55−154962号公報には、下記式に示す方法が知られている。
【0006】
【化2】
Figure 0004414759
【0007】
(式中、Bは、アンモニウム塩、またはアルカリ金属陽イオンを表す。)
【0008】
しかし、いずれの場合も収率が満足のいくものではなく、立体選択的に生成物が得られることが記載されているものの、収率を考慮すると必ずしも反応が選択的に進行しているとは言えない内容であった。
更に、本発明と類似の反応として特開昭54−27547号公報に下記反応式で示されるシクロヘキサン−1,3−ジオンエノール類のO−アシル化物の製造方法が記載されている。
【0009】
【化3】
Figure 0004414759
【0010】
しかし、これらの化合物は、上記反応式からも明らかなように、エノール二重結合における立体異性体の存在しない化合物である。
本発明は、高い収率でエノール構造を有するエテン誘導体を得る製造方法を提供することを目的とするともに、エノール二重結合における立体を制御してエテン誘導体を得る方法を提供することを目的とする。
【0011】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、用いる塩基種類及び触媒を適宜選択すること、さらに反応方法を調整することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の開示】
【0012】
本発明は、式(I)
【0013】
【化4】
Figure 0004414759
【0014】
(式中、Aは、置換基を有していてもよいC1〜C20の炭化水素基、置換基を有していてもよいヘテロ環基、RO基、RS基、またはR 2−lN基を表し、Rは、置換基を有していてもよいC1〜C20の炭化水素基、または置換基を有していてもよいヘテロ環基を表し、1は、1または2を表し、1が2の場合、Rは、同一または相異なっていてもよく、Bは、置換基を有していてもよいC1〜C20の炭化水素基、置換基を有していてもよいヘテロ環基、CN基、イソニトリル基、NO基、N基、CHO基、C(=X)R基、S(O)基、P(=X)R基を表し、R及びRは、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいヘテロ環基、置換基を有していてもよいC1〜20炭化水素基、R20O基、R20S基、R20 2−KN基を表し、R20は、置換基を有していてもよいC1〜C20炭化水素基、または置換基を有していてもよいヘテロ環基を表し、Xは、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、またはNR21を表し、R21は、置換を有していてもよいC1〜20炭化水素基、置換基を有していてもよいヘテロ環基、水酸基、R22O基、またはR22 2−tN基を表し、R22は、置換基を有していてもよいC1〜C20の炭化水素基、置換基を有していてもよいヘテロ環基を表し、mは0、1、または2を表し、kは1または2を表し、kが2の場合、R20は、同一または相異なっていてもよく、tは1または2を表し、tが2の場合、R22は同一または相異なっていてもよく、Dは、置換基を有していてもよいC1〜C20の炭化水素基、または置換基を有していてもよいヘテロ環基を表し、Eは、C(=X)R基、S(O)基、P(=X)R基、C1−6アルコキシメチル基、C1−6アルキルカルボニルオキシメチル基、C3−6シクロアルキルカルボニルオキシメチル基、C1−6アルコキシカルボニルオキシメチル基、置換基を有してもよいフェニルカルボニルオキシメチル基、C1−6アルキルチオメチル基、C1−6アルキルカルボニルチオメチル基、C3−6シクロアルキルカルボニルチオメチル基、C1−6アルコキシカルボニルチオメチル基、置換基を有してもよいフェニルカルボニルチオメチル基、または置換基を有してもよいフェニルメチル基を表し、R、Rは、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいヘテロ環基、置換基を有していてもよいC1〜C20炭化水素基、R40O基、R40S基、R40 2−qN基を表し、R40は、置換基を有していてもよいC1〜C20炭化水素基、または置換基を有していてもよいヘテロ環基を表し、Xは、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、またはNR51を表し、R51は、置換基を有していてもよいC1〜20炭化水素基または水酸基を表し、nは0、1、または2を表し、qは、1または2を表し、qが2の場合、R40は、同一または相異なっていてもよい。)で表されるエテン誘導体の製造方法において、
式(II)
【0015】
【化5】
Figure 0004414759
【0016】
(式中、A、B、及びDは前記と同じ意味を表す。)で表される化合物と、式(III)
【0017】
【化6】
Figure 0004414759
【0018】
(式中、Eは前記と同じ意味を表し、Yは、クロル原子、臭素原子、またはCN基を表す。但し、Eが、C1−6アルコキシメチル基、C1−6アルキルカルボニルオキシメチル基、C3−6シクロアルキルカルボニルオキシメチル基、C1−6アルコキシカルボニルオキシメチル基、置換基を有してもよいフェニルカルボニルオキシメチル基、C1−6アルキルチオメチル基、C1−6アルキルカルボニルチオメチル基、C3−6シクロアルキルカルボニルチオメチル基、C1−6アルコキシカルボニルチオメチル基、置換基を有してもよいフェニルカルボニルチオメチル基、または置換基を有してもよいフェニルメチル基の場合に、Yは、クロル原子、臭素原子を表す。)で表される化合物を、塩基及び式(IV)
【0019】
【化7】
Figure 0004414759
【0020】
(式中、Rは、C1〜C9炭化水素基を表し、pは0または、1〜3のいずれかの整数を表し、pが2以上の場合、Rはそれぞれ、同一または相異なっていてもよい。)で表されるピリジン誘導体の存在下に反応させることを特徴とする製造方法である。
E、A、Dで表される置換基を例示すると下記のものが挙げられる。
E:C1〜C10のアルキルカルボニル基、アルキルチオカルボニル基又は(アルキルチオ)カルボニル基;
A:置換基を有していてもよいフェニル基、ベンジル基又は芳香族ヘテロ環基;
D:置換基を有していてもよいフェニル基又はピラゾリル基;
更に具体的に例示すると下記のものが挙げられる。
【0021】
【化8】
Figure 0004414759
【0022】
本発明は、BとしてCN基を有する化合物の製造方法として特に有用である。
式(II)で表される化合物中、Yはクロル原子、臭素原子又はCN基を表すが、CN基の場合は、Eの種類によっては反応が進行しないあるいは目的物が得られない場合がある。上記定義中、置換基を有していてもよいと表現されている炭化水素基、フェニル基、ヘテロ環基等を置換している置換基としては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C4ハロアルキル基等が挙げられる。
【0023】
反応は、有機溶媒中又は水−有機溶媒不均一系で行なわれる。
有機溶媒中で行う場合、▲1▼式(II)で表される化合物を含む有機溶媒中に、式(III)で表される化合物、塩基を順次添加する方法、▲2▼塩基を含む有機溶媒中に、式(II)で表される化合物、式(III)で表される化合物を順次添加する方法、▲3▼塩基を含有する有機溶媒中に、式(II)で表される化合物および式(III)で表される化合物の混合物を添加する方法、▲4▼式(II)で表される化合物を含有する有機溶媒中に、式(III)で表される化合物および塩基を同時添加する方法、▲5▼塩基を含有する有機溶媒中に、式(II)で表される化合物および式(III)で表される化合物を同時に添加する方法、▲6▼式(II)で表される化合物及び3級アミンの溶液中に、式(III)で表される化合物を添加し、さらに含窒素複素環化合物を添加する方法等を例示することができる。それぞれの化合物、溶媒を混合、または添加する方法は、特に制限されず、一方に他方を徐々に滴下する方法、一度に加える方法、分割して加える方法等温度等の反応条件を逸脱しない範囲で用いることができる。
【0024】
反応温度は−10〜50℃、好しくは30℃以下で行うことが好しい。50℃以上では異性体比が低下する傾向があり、−10℃以下では反応速度が遅く収率が低下する傾向がある。用いる塩基としては特に制限はないが、3級アミンを用いることが好しい。
【0025】
用いられる3級アミンとして、具体的には、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−エン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−エン、トリエチレンジアミン、N,N−ジメチルアミノピリジン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジエチルアニリン、キノリン、ジイソプロピルエチルアミン等を例示することができる。また、これらは、1種単独で、また2種以上組み合わせて用いることができる。用いる塩基の量は、式(IV)で表されるピリジン誘導体の量によっても異るが、塩基とピリジン誘導体の総量として式(II)で表される化合物に対して、モル比で1当量以上が好ましく、さらには1.05〜1.50当量の範囲で用いるのが好ましい。1.05当量以下では、反応が完結せずに原料が残り、1.50当量以上では、式(III)の加水分解が起こり同様に反応が完結しない場合がある。
【0026】
本発明に用いる式(IV)で表されるピリジン誘導体中、Rは、C1〜C9炭化水素基を表し、nは0または、1〜3のいずれかの整数を表し、nが2以上の場合、Rはそれぞれ、同一または相異なっていてもよい。Rとして、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基等を例示することができ、式(IV)で表されるピリジン誘導体として、具体的には、ピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、3,5−ルチジン、2,4−ルチジン、s−コリジン、γ−コリジン、4−ベンジルピリジン等例示することができる。
【0027】
ピリジン誘導体は、式(II)で表される化合物に対して触媒量用いるのが好ましい。触媒量とは、式(II)で表される化合物に対して当量モル以下で用いることをいい、0.05〜60モル%の範囲で用いるのが好ましく、さらに、0.1〜20モル%の範囲で用いるのが好ましい。用いられる有機溶媒としては特に制限されず、反応に不活性であり、原料、目的物等をある程度溶解するものならば使用でき、具体的には、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、アセトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル系溶媒、ニトロベンゼン等のニトロ系溶媒、DMF、DMSO、等を例示することができ、これらは1種単独で、また2種以上を混合して用いることができる。
本発明の更に好しい態様として、反応を水と有機溶媒の不均一系で行うことが挙げられる。この場合、塩基としては、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩等の無機塩基又は3級アミン等の有機塩基が使用できる。更に無機塩基と有機塩基とを併用することにより、異性体比を向上させることができる場合がある。また、式(II)で表される化合物のアルカリ金属塩を用いることにより塩基の代用をすることも可能である。3級アミンとしては有機溶媒中で行う場合と同様のアミンが使用できる。
【0028】
本反応に用いられる溶媒としては、式(III)で表される化合物に対して不活性な溶媒であれば特に制限されないが、水に対する溶解度が低い溶媒が好ましく、また式(II)で表され化合物をある程度溶解する溶媒が好ましい。具体的には、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒、ベンゾニトリル等のニトリル系溶媒、ニトロベンゼン等のニトロ系溶媒等を例示することができ、これらは1種単独で、また2種以上を混合して用いることができる。極性基を有して水との親和性が高いと考えられる溶媒であっても、分子内の非極性基部分の割合が大きいものについては本反応に用いることができる。水−有機溶媒の用いる合計の溶媒量は、式(II)で表される化合物が溶解、または反応系内で攪拌できる量であれば特に制限されない。また、水と有機溶媒の混合比は、特に限定されないが、有機溶媒を増やすことにより選択性が向上する場合がある。この不均一系の反応の場合、更に相間移動触媒を用いることにより、反応の選択性を向上させることができる場合がある。用いる相間移動触媒として具体的には、4級アンモニウム塩類、4級ホスホニウム塩類等のオニウム塩類、クラウン化合物等を例示することができる。さらに具体的に、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩化テトラエチルホスホニウム、臭化テトラフェニルホスホニウム、18−クラウン−6等が挙げられる。
【0029】
用いる相間移動触媒の量は、式(II)で表される化合物に対してモル比で1当量以下であれば特に制限されないが、0.5〜30モル%の範囲で用いるのが好ましい。
【0030】
反応方法としては、▲1▼有機溶媒−水の混合溶媒中、式(II)で表される化合物及び式(III)で表される化合物を混合し、塩基を添加する方法、▲2▼有機溶媒−水の混合溶媒中、式(III)で表される化合物と塩基を混合し、式(II)で表される化合物を添加する方法、▲3▼有機溶媒−水の混合溶媒中、式(II)で表される化合物と塩基を混合し、式(III)で表される化合物を添加する方法、▲4▼塩基−水溶液または塩基−水−有機溶媒の混合溶液中に、式(II)で表される化合物と式(III)で表される化合物の混合物または混合溶液を添加する方法、▲5▼塩基−水溶液または塩基−水−有機溶媒の混合溶液中に、式(II)で表される化合物と式(III)で表される化合物またはその溶液を同時に添加する方法等いずれの方法をも採用することができるが、式(III)で表される化合物の安定性を考慮した場合、▲2▼、▲3▼、または▲4▼の方法が好ましい。それぞれの化合物、溶媒を混合、または添加する方法は、特に制限されず、一方に他方を徐々に滴下する方法、一度に加える方法、分割して加える方法等温度等の反応条件を逸脱しない範囲で用いることができる。相間移動触媒を用いる場合、その添加時期、方法は特に制限されない。
【0031】
反応は全体を通じて、−10〜50℃の範囲で行うのが好ましく、さらに40℃以下、特に30℃以下で行うのが好ましい。50℃以上で行った場合、原料である式(II)である化合物が残存し、5℃以下おいては、反応速度が遅く式(III)の化合物の分解が進行し、原料が残る傾向にある。有機溶媒中、水−有機溶媒不均一系いずれの方法で反応を行なった場合も反応終了後は通常の後処理を行うことにより目的物を得ることができる。
【0032】
本発明の製造方法により製造される代表例を以下に示す。尚、表中のA1−A9、D1−D6、E1−E6はそれぞれ前記と同様の意味を示す。
【0033】
【表1】
Figure 0004414759
Figure 0004414759
【0034】
式(II)で表され化合物は、単一の化合物として存在する場合もあるが、二重結合における立体異性体を含む混合物の場合、また、下式に示す平衡混合物の場合もありえる。
【0035】
【化9】
Figure 0004414759
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明するが、本発明の範囲は実施例に限定されるものではない。
なお、実施例1−17、比較例1において、目的物は2種類の幾何異性体の混合物として得られる場合があるが、主生成物(Aと略称)は下記条件における逆相液体クロマトグラフィー(HPLC)において、より短い保持時間を有する生成物を指し、より長い保持時間を有する幾何異性体(Bと略称)との生成比はこのクロマトグラフィーで得られる2つのピークの面積比で表す。
【0037】
HPLC測定条件
Figure 0004414759
【0038】
【化10】
Figure 0004414759
【実施例】
【0039】
実施例1
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gと苛性ソーダ水溶液(NaOH0.26gを含む)20ml及びトルエン20mlの混合物に、3,5−ルチジン0.13gを添加し、30℃にて2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.09gを滴下した。同温度で1時間攪拌した後、反応液を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で定量したところ、目的物3.07gを含有していた。収率99.3%(生成比A:B=95.3:4.7)
【0040】
実施例2
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gと水10ml及びトルエン30mlの混合物に、炭酸カリウム0.85g、3,5−ルチジン0.26gを添加し、30℃にて、2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.19gを滴下した。同温度で1時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.17gを含有していた。収率99.6%(生成比A:B=93.2:6.8)
【0041】
実施例3
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gとトルエン30ml及び水5mlの混合物に、ジイソプロピルエチルアミン0.79g、3,5−ルチジン0.26gを添加し、30℃にて2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.19gを滴下した。同温度で2時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.10gを含有していた。収率97.3%(生成比A:B=95.4:4.6)
【0042】
実施例4
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gとトルエン30ml及び水5mlの混合物に、トリエチルアミン0.62g、3,5−ルチジン0.26gを添加し、30℃にて2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.19gを滴下した。同温度で1時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.17gを含有していた。収率99.5%(生成比A:B=96.2:3.8)
【0043】
実施例5
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gとトルエン15ml及び、苛性ソーダ水溶液(NaOH0.26gを含む)15mlの混合物に、γ−ピコリン0.11gを添加し、30℃にて2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.19gを滴下した。同温度で1時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.17gを含有していた。収率99.5%(生成比A:B=94.4:5.6)
【0044】
実施例6
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gとトルエン20mlの混合物に、トリエチルアミン0.74g、2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.19gを添加し、この混合物にγ−ピコリン0.11gと水10mlの溶液を10℃にてを滴下した。10〜22℃で1時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.18gを含有していた。収率99.9%(生成比A:B=98.8:1.2)
【0045】
実施例7
トルエンをクロロホルムに変えた以外は実施例6と同様に反応して、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.17gを含有していた。収率99.5%(生成比A:B=99.4:0.6)
【0046】
実施例8
トルエンを酢酸ブチルに変えた以外は実施例6と同様に反応して、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.18gを含有していた。収率99.9%(生成比A:B=99.9:0.1)
【0047】
実施例9
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gトルエン8mlと水15mlの混合物に、2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.19gを添加し、トリエチルアミン0.74gとγ−ピコリン0.11gを含有するトルエン溶液7mlを25℃、25分間で滴下し、さらに、25〜30℃で30分間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.18gを含有していた。収率99.7%(生成比A:B=89:11)
【0048】
実施例10
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル1.98gのクロロホルム15mlの混合物に、トリエチルアミン0.59g、2,2−ジメチルペンタノイルクロリド0.94gを添加し、この混合物にγ−ピコリン0.09gを10〜15℃にてを添加した。10〜15℃で5分間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.45gを含有していた。収率96.8%(生成比A:B=99.5:0.5)
【0049】
実施例11
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル1.98gのトルエン15mlの混合物に、トリエチルアミン0.59g、γ−ピコリン0.09gを添加し、この混合物に2,2−ジメチルペンタノイルクロリド0.94gを10〜15℃にてを滴下した。10〜15℃で3時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.53gを含有していた。収率99.9%(生成比A:B=98.5:1.5)
【0050】
比較例1
γ−ピコリンを用い無いことを除いて、他は実施例10と同様にして反応を行った。反応液をHPLCで定量したところ、目的物1.75gを含有していた。収率54.8%(生成比A:B=88:12)
【0051】
実施例12
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル1.98gとトルエン15ml、水5.5mlおよび水酸化ナトリウム0.20gの混合物に、2,2−ジメチルペンタノイルクロリド0.94gを10〜15℃の範囲で添加し、ついで、同温度で、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド(BTBAC)0.30g、γ−ピコリン0.09gを添加し、同温度で0.5時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.45gを含有していた。収率98.0%(生成比A:B=96.6:3.4)
【0052】
実施例13
2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル1.98gとトルエン15ml及び水5mlの混合物に、水酸化ナトリウム水溶液0.71g(NaOHを0.20g含有)、2,2−ジメチルペンタノイルクロリド0.94gを10〜15℃の範囲で添加し、ついで、同温度で、トリエチルアミン0.10g、γ−ピコリン0.09gを添加し、同温度で1時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.53gを含有していた。収率100%(生成比A:B=98.2:1.8)
【0053】
実施例14
トリエチルアミンをトリ−n−ブチルアミンに代えた以外は実施例13と同様に反応した。反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.50gを含有していた。収率99%(生成比A:B=99.4:0.6)
【0054】
実施例15
水酸化ナトリウム水溶液0.69g(NaOHを0.194g含む)、γ−ピコリン0.045g、及びトリ−n−ブチルアミン0.18gおよびクロロホルム5mlの混合物に、2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル1.98gおよび2,2−ジメチルペンタノイルクロリド0.94gをクロロホルム10mlに溶解した混合液を10〜15℃の範囲で滴下し、ついで同温度で1.5時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.52gを含有していた。収率99.9%(生成比A:B=99.8:0.2)
【0055】
実施例16
水酸化ナトリウム0.27g、γ−ピコリン0.12g、およびトリ−n−ブチルアミン0.27gのクロロホルム20ml及び水7mlの混合物に、2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル2.5gおよび2,2−ジメチルペンタノイルクロリド1.28gの混合液を10〜15℃の範囲で添加し、ついで同温度で1時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物3.13g含有していた。収率98.1%(生成比A:B=99:1)
【0056】
実施例17
水酸化ナトリウム水溶液0.98g(NaOHを0.20g含む)、γ−ピコリン0.023g、およびトリ−n−ブチルアミン0.045gおよびクロロホルム10mlの混合物に、2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル1.98gおよび2,2−ジメチルペンタノイルクロリド0.94gをクロロホルム10mlに溶解した混合液を10〜15℃の範囲で滴下し、ついで同温度で1.5時間攪拌した後、反応液をHPLCで定量したところ、目的物2.52gを含有していた。収率100%(生成比A:B=99.5:0.5)
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明の製造方法を用いることで、短時間で収率よく、しかも立体選択的にエノール型化合物のO−アシル体等を製造することができ、これらの化合物は農医薬の中間体、または最終生成物として有用な化合物であり、本製造方法の産業上の利用価値は高いといえる。

Claims (6)

  1. 2−〔4−(2,6−ジフルオロフェニル)−チアゾール−2−イル〕−3−(2,2−ジメチルペンタノイルオキシ)−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−アクリロニトリル又は、
    式(I)
    Figure 0004414759
    (式中、
    Aは(C1−C4アルキル基、ハロゲン原子及びC1−4ハロアルキル基から選ばれる少なくとも一つを有していてもよい)フェニル基、(C1−C4アルキル基、ハロゲン原子及びC1−4ハロアルキル基から選ばれる少なくとも一つを有していてもよい)ベンジル基又は(C1−C4アルキル基及びハロゲン原子、C1−4ハロアルキル基から選ばれる少なくとも一つを有していてもよい)ヘテロ環基を表し、
    BはCN基を表し、
    Dは(C1−C4アルキル基、ハロゲン原子及びC1−4ハロアルキル基から選ばれる少なくとも一つを有していてもよい)フェニル基又は(C1−C4アルキル基、ハロゲン原子及びC1−4ハロアルキル基から選ばれる少なくとも一つを有していてもよい)ヘテロ環基を表し、
    EはC(=O)R基(式中、Rは(C1−C4アルキル基、ハロゲン原子C1−C4アルコキシ基及びC1−4ハロアルキル基から選ばれる少なくとも一つを有していてもよい)C1〜C20炭化水素基を表す。)で表されるエテン誘導体の製造方法において、
    式(II)
    Figure 0004414759
    (式中、A、B、及びDは前記と同じ意味を表す。)で表される化合物と、式(III)
    Figure 0004414759
    (式中、Eは前記と同じ意味を表し、Yは、クロル原子又は臭素原子を表す。)で表される化合物を、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン又はトリ−n−ブチルアミンである塩基及び式(IV)
    Figure 0004414759
    (式中、Rは、メチル基を表し、pは0または、1〜3のいずれかの整数を表す。)で表されるピリジン誘導体の存在下に反応させることを特徴とする製造方法。
  2. EがC1−C10のアルキルカルボニル基である請求項1記載の製造方法。
  3. A、D、Eがそれぞれ下記式で表される基である請求項1又は2記載の製造方法。
    Figure 0004414759
  4. 反応を有機溶媒中で行う請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 反応を水−有機溶媒不均一系で行う請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 式(IV)で表されるピリジン誘導体がルチジン又はγ−ピコリンである請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法
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