JP4411651B2 - ロール紙ホルダ - Google Patents
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Description
この従来の技術は、平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける左右の側体の内面に突設したロール紙空心受けにロール紙をその空心で回転可能に支持し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダの後部左右の枢支部で起伏可能に後部を枢支した紙切り板の前辺下面を圧接し、この前辺下面を経て前方へ繰り出したロール紙の繰り出し部を前記紙切り板の前辺刃先でカット可能となしたロール紙ホルダであって、前記紙切り板の枢支部から延びる紙切り板回動片のピンとホルダ側体の下部における固定ピンとの間に、板ばねをほぼΩ字状に弯曲形成した弾撥ばねをその固有弾撥力に抗して介在し、前記紙切り板の開き角度がロール紙上方約45度付近を境界角として、紙切り板を起伏二方向に前記弾撥ばねの弾撥力で付勢して紙切り板の上開き状態とロール紙弾圧状態とを選択的に維持できるとしたロール紙ホルダである。
実用新案登録第3063103号公報
本発明における請求項1の発明によれば、平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける側体後部の枢支孔に回転枢軸で起伏可能に後部を枢支した紙切り板を所定開き角度を境界角として起伏二方向に付勢可能となしたロール紙ホルダを作るに当たり、前記枢支孔から側体外部に突出させた回転枢軸に紙切り板と連動する回動片を突設し、この回動片の近くにおける前記側体にウォームギヤと噛合したギヤ片を枢支し、このギヤ片と前記回動片との間に弾撥ばねをその固有弾撥力に抗して介在することで、この弾撥ばねの弾撥力を前記ウォームギヤの回転操作によるギヤ片の回動角変化に対応させて変化できるから、中程度の切断力で切断できる極く普通のロール紙や、外力に対し強く切断しづらいロール紙とか、薄手一枚で紙力が弱く切り易いロール紙など、多種多様なロール紙に対する紙切り板の弾圧力を最終ユーザ自身が即座に適応させて使用時に設定変更でき、ユーザの多様な要望に即応できるという優れた効果が有る。
先ず、この発明の基本形態は、図1に示すように金属やプラスチックなどで平面ほぼコ字形に成形したロール紙ホルダHにおける左右の側体1の内面に自己突出復帰するロール紙空心受け2(または一つの側体1に片持ち枢支した自己水平復帰の心棒状ロール紙空心受け)を周知手段で突設し、この空心受け2にロール紙3をその空心3A(または芯管3C)で図2のように回転可能に支持し、前記ホルダ側体1の後部左右の枢支孔1Aに回転枢軸4を通して起伏可能に紙切り板5の後部を図1および図2のように枢支し、この紙切り板5を後述する弾撥ばねにより所定開き角度、例えば約25〜45度付近を境界角として起伏二方向に付勢することで、紙切り板5の上開き状態とロール紙弾圧状態とを選択的に維持可能となし、この紙切り板5の前辺下面5Aを前記ロール紙3の上部前寄り外周面に図3における中間図のように圧接することで、その前辺下面5Aを経て前方へ繰り出したロール紙3の繰り出し部3Bを前記紙切り板5の前辺刃先5Bで同図のようにカット可能となしたロール紙ホルダを作るに当たり、前記枢支孔から側体外部に突出させた回転枢軸4に紙切り板5と共に動く図4のような回動片6をその取着基部6Aで凹凸結合などの固定手段により図1および図2のように強固に取着突設する。
また、前記紙切り板5の開き角度が所定開き角度(約30度付近)で、図4のように前記弾撥ばね8の両端同士がが最も接近するように、前記ギヤ片7のばね止めピン7Bと前記回動片6のばね止めピン6Bとの位置を設定することで、紙切り板5が上記所定開き角度を境界角として、図1、図2に示す上開き状態と図4に示すロール紙弾圧状態とを前記一つの弾撥ばね8で選択的に維持可能に構成する。
さらに、前記ロール紙ホルダHは、図2のようにトイレットの壁面aなどにコンクリ釘などの止め具で取付け固定して用いる。
ロール紙3に中程度の切断力で切断できる極く普通のものを最終ユーザが使用するときは、先ず、ギヤ片7をウォームギヤ9の回転操作摘み9Cの回転操作で図2のように弾撥ばね8の開き角度つまり、その弾撥力を中程度に設定した後、ロール紙3を手前に所望長だけ引き出してロール紙繰り出し部3Bを作っておき、紙切り板5を図1、図2の上開き状態から図3における上図のように所定開き角度(約30度付近)以下まで前記弾撥ばね8の開き弾撥力に抗し手動で傾動すると今度は、紙切り板5が弾撥ばね8の弾撥力でロール紙3の上面に向かい図3における中間図のように自動的に伏せ動き、紙切り板前辺下面5Aがロール紙3の上部に弾接し、紙切り板5のロール紙弾圧状態となる。
次いで、上記中間図におけるロール紙繰り出し部3Bを前記中程度のロール紙弾圧力を利用して紙切り板前辺刃先5Bに対し上方斜めに折曲しつつ強制的に上動させることで、この刃先5Bでロール紙繰り出し部3Bの基部をカットして使用できる。
なお、図3、図6および図7における各最下図における紙切り板5を伏せたまま、ロール紙3またはその芯管3Cを空心受け2の水平復帰力と弾撥ばね8による紙切り板5の下動力との和の力に抗して一挙に上動させることで、前記した芯管3Cの取外しが実行でき、紙切り板5は前記上開き位置で弾撥ばね8の弾撥力により図2のように自動停止しているので、ロール紙3の交換セットが容易である。
先ず、前記弾撥ばね8の実装例としては、板ばね材を図4のようにΩ字状やC字状に形成した弾撥ばね8の両端を丸めて作った二つの枢支部8A同士を同図のように弾撥ばね8の開き弾撥力に抗し、すぼめて前記回動片6とギヤ片7の各ばね止めピン6B・7Bに図1・図3のように遊嵌して取付けた後、これら各ピンの先端部を加熱軟化して押し潰すことなどにより、弾撥ばね8の抜け止めと脇へのクネリ変形などの妄動止めとを施こす。
また、空心受け2をロール紙芯管3Cまたはロール紙3の上動で上記ばねの弾力に抗し上向きに回動させることで、ホルダHから空になったロール紙芯管3Cを取出し、新しいロール紙3を空心受け2の下部から空心受け2を傾動しながら上動させることで、ロール紙空心3A(または芯管3C)内に空心受け2を突出復帰させてロール紙3を枢支し、この枢支状態を前記ばね等による水平回動復帰手段で維持できるようにしてある。
1…ホルダ側体
1A…側体の枢支孔
1B…側体上孔
2…ロール紙空心受け
3…ロール紙
3A…ロール紙空心
3B…ロール紙繰り出し部
4…回転枢軸
5…紙切り板
5A…紙切り板の前辺下面
5B…紙切り板の前辺刃先
6…回動片
6A…回動片の枢支基部
6B…回動片のばね止めピン
7…ギヤ片
7A…ギヤ片の後部
7B…ギヤ片のばね止めピン
7C…ギヤ片の枢支部
8…ほぼΩ字状の弾撥ばね
9…ウォームギヤ
9A…ウォームギヤの枢支部
9B…ウォームギヤの操作軸
9C…ウォームギヤの操作摘み
Claims (4)
- 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける側体に突設したロール紙空心受けにロール紙をその空心で回転可能に支持し、前記側体後部の枢支孔に回転枢軸で起伏可能に後部を枢支した紙切り板を所定開き角度を境界角として起伏二方向に付勢することで、紙切り板の上開き状態とロール紙弾圧状態とを選択的に維持可能となし、かつ前記紙切り板の前辺下面を経て前方へ繰り出したロール紙の繰り出し部を前記紙切り板の前辺刃先でカット可能となしたロール紙ホルダにおいて、前記枢支孔から側体外部に突出させた回転枢軸に紙切り板と連動する回動片を取着し、この回動片の近くにおける前記側体にギヤ片を枢支してこのギヤ片を側体に枢支したウォームギヤと噛合させ、前記回動片とギヤ片との間に弾撥ばねをその弾撥力に抗して介在し、このばねの弾撥力を前記ウォームギヤの回転操作によるギヤ片の回動角変化に対応して可変することで、ロール紙に対する紙切り板の弾圧力を使用ロール紙の種類に適応させて可変設定可能となしたロール紙ホルダ。
- 前記ギヤ片をその中間部で側体に枢支し、このギヤ片の後部と前記回動片との間に前記弾撥ばねを介在してなる請求項1に記載のロール紙ホルダ。
- 前記ギヤ片をその後部で側体に枢支し、このギヤ片の中間部と前記回動片との間に前記弾撥ばねを介在してなる請求項1に記載のロール紙ホルダ。
- 前記ウォームギヤの回転操作摘まみをロール紙ホルダの上部に突設した請求項1から請求項3までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
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