JP2511086Y2 - ランバサポ―ト装置の操作レバ―取付構造 - Google Patents

ランバサポ―ト装置の操作レバ―取付構造

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JP2511086Y2
JP2511086Y2 JP1990024582U JP2458290U JP2511086Y2 JP 2511086 Y2 JP2511086 Y2 JP 2511086Y2 JP 1990024582 U JP1990024582 U JP 1990024582U JP 2458290 U JP2458290 U JP 2458290U JP 2511086 Y2 JP2511086 Y2 JP 2511086Y2
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operating lever
tubular member
seat back
operation lever
convex portion
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孝二 是近
義宏 水嶋
明 青木
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はランバサポート装置の操作レバー取付構造、
詳しくは、シートバックの側面に沿って配設した操作レ
バーの下端を、シートバックの腰椎部の支持圧を変化さ
せるための回転軸に取付け、操作レバーを回動させるこ
とにより、回転軸に回転力を付与するランバサポート装
置の操作レバー取付構造に係るものである。
(従来の技術とその課題) この種、ランバサポート装置の操作レバー取付構造と
しては、第8、9図に示す様に、シートバックの腰椎部
の支持圧を変化させるための回転軸(1′)に、操作レ
バー(2′)の基端(2′a)を固定し、シートバック
の側面(3′)に露出する操作レバー(2′)の先端
(2′b)をシートバックの側面(3′)に沿って上下
方向へ移動させ、シートバックの腰椎部のランバサポー
ト装置を操作しているものがある。
従って、操作レバー(2′)は先端(2′b)がシー
トバックの側面(3′)に対して上下方向へ移動するだ
けであるので、シートバックの前面左右における上部の
幅(W1)がシートバックの下部の幅(W2)よりも狭い場
合には、操作レバー(2′)の先端(2′b)を上方へ
移動させると、操作レバー(2′)の先端(2′b)が
シートバックの側面(3′)の幅狭部から外方へ突出
し、この操作レバー(2′)に乗員の腕が当たったり、
又は、外観品質が劣るという虞れがある。
本考案は、かかる点に鑑みなされたものであり、操作
レバーを上下方向へ移動する際、シートバックの側面か
ら露出する操作レバーがシートバックの側面の形状に沿
って移動するランバサポート装置の操作レバー取付構造
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るランバサポート装置の操作レバー取付構
造は、シートバックの側面に対して直交方向に設け且つ
前記シートバックのフレームに固定した筒状材と、前記
シートバックの腰椎部のランバサポートの支持圧を変化
させるための回転力を付与し、且つ前記筒状材に挿通す
る回転軸と、前記回転軸と前記筒状材に接合し、前記回
転軸を回転させる操作レバーからなり、前記筒状材と前
記操作レバーの各接合面に夫々凹部と凸部からなる凹凸
状部を形成し、前記操作レバーに常時前記ロッド方向へ
付勢するばねを取付けたものである。
(作用) 上記構成に係るランバサポート装置の操作レバー取付
構造によれば、操作レバーに凹凸状部を形成し、筒状材
に凹凸状部を形成して、筒状材に操作レバーを接合し、
操作レバーの凹凸状部と筒状材の凹凸状部とを接合さ
せ、更に、操作レバーを回転軸方向へばねで常時付勢し
ているため、操作レバーを上方向へ移動すると、操作レ
バーの凸状部と筒状材の凸状部とが接合している状態か
ら、操作レバーが回転軸を回転させながら、操作レバー
の凹状部が筒状材の凹状部に接合する。
操作レバーは、筒状材の凸状部から凹状部の幅だけ筒
状材方向へ移動し、操作レバーがシートバックの側面方
向へ移動する。
一方、操作レバーを下方向へ移動すると、操作レバー
の凸状部が筒状材の凹状部に接合するので、操作レバー
を上方向へ移動した場合よりも、操作レバーはシートバ
ックの側面外方へ移動する。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1図乃至第7図に基づいて
説明する。同図中、(A)は自動車座席で、シートバッ
ク(B)にはシートバック(B)の腰椎部(C)にラン
バサポート装置(D)が装着されている。
ランバサポート装置(D)はシートバック(B)の側
面(E)の操作レバー(1)が上下方向へ移動すること
により、シートバック(B)の腰椎部(C)のランバプ
レート(2)が前後方向へ回動し、シートバック(B)
の腰椎部(C)の支持圧を変化させる。
ランバプレート(2)はシートバック(B)のフレー
ム(3)間のシャフト(4)にコ字状枠(5)を介して
取付けられ、シャフト(4)の回動により前後方向へ移
動する。
そして、シャフト(4)にはシートバック(B)の側
面(E)に沿って突片(6)が設けられ、突片(6)が
回転カム(7)に接している。
突片(6)は回転カム(7)が回動することにより、
カム形状に応じて突片(6)が移動し、シャフト(4)
を回動させている。
回転カム(7)は回転軸(8)の一端に固設され、こ
の回転軸(8)は操作レバー(1)によって回動する。
回転軸(8)は円柱部(8a)と角柱部(8b)からな
り、円柱部(8a)が筒状材(9)に挿通している。
筒状材(9)はフレーム(3)に固定した固定片(3
a)に固設され、固定片(3a)に直交方向から取付けら
れている。
この筒状材(9)には外端に鍔部(10)が形成される
と共に、鍔部(10)に凹凸状部(11)が設けられてい
る。
筒状材(9)の凹凸状部(11)の凸状部(11a)と凹
状部(11b)間には緩やかな傾斜部(11c)が形成されて
いる。
そして、筒状材(9)に挿通した回転軸(8)の角柱
部(8b)には操作レバー(1)が接合し、操作レバー
(1)を回動すると回転軸(8)も回動する。
操作レバー(1)の下端には回転軸(8)の角柱部
(8b)が挿通する角孔(1a)が形成されると共に、筒状
材(9)の凹凸状部(11)を囲撓する外縁部(1b)が設
けられている。
更に、操作レバー(1)には筒状材(9)の凹凸状部
(11)との接合面に筒状材(9)と同様に凹凸状部(1
2)が形成される。
操作レバー(1)の凹凸状部(12)の凸状部(12a)
と凹状部(12b)間には緩やかな傾斜部(12c)が形成さ
れている。
操作レバー(1)は回転軸(8)の角柱部(8b)にば
ね材(13)によって筒状材(9)方向へ常時付勢すべく
取付けられている。
操作レバー(1)の凹凸状部(12)と筒状材(9)の
凹凸状部(11)は、操作レバー(1)を下方向へ回動し
た際、操作レバー(1)の凸状部(12a)が筒状材
(9)の凸状部(11a)に接合し、操作レバー(1)を
上方向へ回動した際、操作レバー(1)の凸状部(12
a)が筒状材(9)の凹状部(11b)に接合すべく形成さ
れている。
(14)はシートバック(B)の側面(E)に取付けら
れたガーニッシュで、このガーニッシュ(14)には操作
レバー(1)が上下方向へ回動するためのスライド溝
(14a)が形成されている。(15)は筒状材(9)と回
転軸(8)を案内する案内板である。
上記構成に係るランバサポート装置の操作レバー取付
構造によれば、操作レバー(1)が最下部に位置する際
には(第6図)、操作レバー(1)の凸状部(12a)は
筒状材(9)の凸状部(11a)に接合し、操作レバー
(1)がシートバック(B)の側面(E)の最外方に位
置する(第7図参照)。
そして、操作レバー(1)を上方へ回動してランバプ
レート(2)を最前部へ移動して腰椎部(C)の支持圧
を強くすると、第5図に示す様に、操作レバー(1)は
筒状材(9)の凹凸状部(11)に沿って、操作レバー
(1)の凸状部(12a)が筒状材(9)の凹状部(11b)
へ移動する。
操作レバー(1)はばね材(13)で筒状材(9)方向
へ付勢されているため、操作レバー(1)の凹凸状部
(12)の段差(α)だけ、操作レバー(1)は筒状材
(9)側へ移動する。
即ち、操作レバー(1)は最下部から最上方へ回動す
ると、操作レバー(1)は凹凸状部(12)の段差(α)
だけ筒状材(9)方向へ移動し(第7図参照)、シート
バック(B)の側面(E)に沿って操作することができ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、次の効果が生じる。
操作レバーを操作すると、操作レバーの凸状部と筒
状材の凸状部とが接合している状態から操作レバーの凸
状部が筒状材の凹状部に接合し、操作レバーは筒状材の
凹凸状部の段差分だけシートバックの側面方向へ移動す
る。
従って、操作レバーがシートバックの側面から外方へ
突出することがなく、乗員の腕等が操作レバーに当たる
ことがない。
操作レバーはシートバックの側面形状に沿って筒状
材の凹凸状部の段差分だけ移動するので、操作レバーの
移動がシートバック形状に沿い、外観上見栄えが良く、
外観品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品に係るランバサポート装置の操作レバー
取付構造を用いた自動車座席の斜視図、第2図は第1図
に示す操作レバー取付構造の斜視図、第3図は第2図の
操作レバー取付構造の分解斜視図、第4図は操作レバー
の移動状態を示す側面図、第5図(イ)は操作レバーを
最上部へ位置した状態の筒状材と操作レバーの接合面の
正面図、第5図(ロ)は第5図(イ)の状態における操
作レバー取付状態の側面図、第6図(イ)は操作レバー
を最下部へ位置した状態の第5図(イ)と同様な正面
図、第6図(ロ)は第6図(イ)の状態における操作レ
バー取付状態の側面図、第7図は第1図に示すシートバ
ックの正面図、第8図は従来構造におけるシートバック
の正面図、第9図は第8図に示すシートバックの側面図
である。 図中、Eはシートバックの側面、Cはシートバックの腰
椎部、Dはランバサポート装置、1は操作レバー、2は
ランバプレート、8は回転軸、9は筒状材、11は筒状材
の凹凸状部、12は操作レバーの凹凸状部、13はばねであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青木 明 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株 式会社タチエス内 (56)参考文献 実開 昭60−29545(JP,U) 実開 昭62−20548(JP,U) 実開 昭55−136356(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの側面に対して直交方向に設
    け且つ前記シートバックのフレームに固定した筒状材
    と、前記シートバックの腰椎部におけるランバプレート
    の支持圧を変化させるための回転力を付与し、且つ前記
    筒状材に挿通する回転軸と、前記回転軸と前記筒状材に
    接合して前記回転軸を回転させる操作レバーからなり、
    前記筒状材と前記操作レバーの各接合面に夫々凹部と凸
    部からなる凹凸状部を形成し、前記操作レバーに常時前
    記回転軸方向へ付勢するばねを取付け、前記操作レバー
    を上、下方へ回動する際、前記操作レバーの凹凸状部と
    前記筒状材の凹凸状部とが接合して前記操作レバーが前
    記筒状材に対して軸方向へ移動することを特徴とするラ
    ンバサポート装置の操作レバー取付構造。
JP1990024582U 1990-03-12 1990-03-12 ランバサポ―ト装置の操作レバ―取付構造 Expired - Lifetime JP2511086Y2 (ja)

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