JP2526727Y2 - ランバサポート装置の操作レバー取付構造 - Google Patents
ランバサポート装置の操作レバー取付構造Info
- Publication number
- JP2526727Y2 JP2526727Y2 JP1990024587U JP2458790U JP2526727Y2 JP 2526727 Y2 JP2526727 Y2 JP 2526727Y2 JP 1990024587 U JP1990024587 U JP 1990024587U JP 2458790 U JP2458790 U JP 2458790U JP 2526727 Y2 JP2526727 Y2 JP 2526727Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat back
- support device
- garnish
- operation lever
- lumbar support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はランバサポート装置の操作レバー取付構造、
詳しくは、シートバックの腰椎部における支持圧調節用
操作レバーを、前記シートバックの側面に設けた操作片
取付構造に関するものである。
詳しくは、シートバックの腰椎部における支持圧調節用
操作レバーを、前記シートバックの側面に設けた操作片
取付構造に関するものである。
(従来の技術とその課題) 従来のランバサポート装置としては、第10図に示す様
に、操作レバー(9′)がシートバック(A′)の側面
(D′)に突設され、乗員がこの操作レバー(9′)を
操作することにより、シートバック(A′)の腰椎部
(B′)の支持圧が調節されるものがある。
に、操作レバー(9′)がシートバック(A′)の側面
(D′)に突設され、乗員がこの操作レバー(9′)を
操作することにより、シートバック(A′)の腰椎部
(B′)の支持圧が調節されるものがある。
従って、シートバック(A′)の側面(D′)の外方
には操作レバー(9′)を操作することができるための
空間(α)が必要であるが、シートバック(A′)の側
面側に例えばコンソールボックス(E′)若しくはドア
アームレストを設ける際、車内を有効に利用する必要性
から、シートバック(A′)の側面(D′)とコンソー
ルボックス(E′)との間の隙間(α)が狭くなる。
には操作レバー(9′)を操作することができるための
空間(α)が必要であるが、シートバック(A′)の側
面側に例えばコンソールボックス(E′)若しくはドア
アームレストを設ける際、車内を有効に利用する必要性
から、シートバック(A′)の側面(D′)とコンソー
ルボックス(E′)との間の隙間(α)が狭くなる。
その為、乗員はシートバック(A′)の側面(D′)
とコンソールボックス(E′)との隙間(α)が狭いの
で、操作レバー(9′)の操作が困難である。
とコンソールボックス(E′)との隙間(α)が狭いの
で、操作レバー(9′)の操作が困難である。
また、操作レバー(9′)を操作しえるための隙間
(α)を最小限に設けると、シートバックの幅を隙間分
だけ小さくしなければならず、シートバックの幅が狭く
なると、着座感に悪影響を及ぼす虞れもある。
(α)を最小限に設けると、シートバックの幅を隙間分
だけ小さくしなければならず、シートバックの幅が狭く
なると、着座感に悪影響を及ぼす虞れもある。
本考案は、かかる点に鑑みなされたものであり、シー
トバックの幅を変えることなく、シートバックの側面に
必要最小限の隙間を設けるだけで操作レバーが操作し得
るランバサポート装置の操作レバー取付構造を提供する
ことを目的とする。
トバックの幅を変えることなく、シートバックの側面に
必要最小限の隙間を設けるだけで操作レバーが操作し得
るランバサポート装置の操作レバー取付構造を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るランバサポート装置の操作レバー取付構
造は、シートバックの腰椎部における支持圧調節用の操
作片を、前記シートバックの側面へ設けて操作片を上下
方向に移動させることにより、前記支持圧を調節するラ
ンバーサポート装置において、前記シートバックの側面
に凹部を形成し、該凹部に少なくとも前記操作片の先端
を覆うガーニッシュを埋設すると共に、このガーニッシ
ュには、その底部に前記操作片を上下方向に移動させる
案内孔を設けたことを特徴とする (作用) 上記構成に係るランバサポート装置の操作レバー取付
構造によれば、シートバックの側面に操作レバーを配設
するためのガーニッシュを埋設しているため、操作片が
シートバックの側面から外方へ突出することがない。
造は、シートバックの腰椎部における支持圧調節用の操
作片を、前記シートバックの側面へ設けて操作片を上下
方向に移動させることにより、前記支持圧を調節するラ
ンバーサポート装置において、前記シートバックの側面
に凹部を形成し、該凹部に少なくとも前記操作片の先端
を覆うガーニッシュを埋設すると共に、このガーニッシ
ュには、その底部に前記操作片を上下方向に移動させる
案内孔を設けたことを特徴とする (作用) 上記構成に係るランバサポート装置の操作レバー取付
構造によれば、シートバックの側面に操作レバーを配設
するためのガーニッシュを埋設しているため、操作片が
シートバックの側面から外方へ突出することがない。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1図乃至第9図に基づいて
説明する。
説明する。
最初に第1の実施例を第1図乃至第4図に示す。同図
中、(A)はシートバックで、このシートバック(A)
の腰椎部(B)にはランバサポート装置(C)が装着さ
れている。
中、(A)はシートバックで、このシートバック(A)
の腰椎部(B)にはランバサポート装置(C)が装着さ
れている。
このランバサポート装置(C)は、シートバック
(A)のフレーム(1)の左右フレーム部(2)間にシ
ャフト(3)が回動可能に取付けられ、シャフト(3)
の前方にランバプレート(4)が設けられている。
(A)のフレーム(1)の左右フレーム部(2)間にシ
ャフト(3)が回動可能に取付けられ、シャフト(3)
の前方にランバプレート(4)が設けられている。
ランバプレート(4)はばね材(5)によりシャフト
(3)に保持される。
(3)に保持される。
前記シャフト(3)は操作軸(6)に固着されたカム
(7′)に接し、カム(7′)の回転によりシャフト
(3)が回動し、ランバプレート(4)を前後方向に移
動させるものである。
(7′)に接し、カム(7′)の回転によりシャフト
(3)が回動し、ランバプレート(4)を前後方向に移
動させるものである。
操作軸(6)にはアーム(7)が固設され、アーム
(7)の折曲した先端(8)には操作レバー(9)が取
付けられている。
(7)の折曲した先端(8)には操作レバー(9)が取
付けられている。
この操作片(9)はシートバック(A)の側面(D)
の凹部に埋設したガーニッシュ(10)内に設けている。
の凹部に埋設したガーニッシュ(10)内に設けている。
ガーニッシュ(10)はシートバック(A)の側面
(D)に埋設され、上下方向にアーム(7)を回動させ
るための案内孔(11)がガーニッシュ(10)の底部に形
成されている。この案内孔(11)はアーム(7)が回動
するての、円弧状に形成されている。そして、このガー
ニッシュ(10)は少なくとも操作片(9)の先端を覆う
ように第2図乃至第4図に示すように受皿状に成形され
ている。
(D)に埋設され、上下方向にアーム(7)を回動させ
るための案内孔(11)がガーニッシュ(10)の底部に形
成されている。この案内孔(11)はアーム(7)が回動
するての、円弧状に形成されている。そして、このガー
ニッシュ(10)は少なくとも操作片(9)の先端を覆う
ように第2図乃至第4図に示すように受皿状に成形され
ている。
上記構成に係る操作レバー取付構造においては、操作
片(9)をガーニッシュ(10)内で上下方向へ移動させ
ると、アーム(7)が回動するとともにカム(7′)が
回転する。
片(9)をガーニッシュ(10)内で上下方向へ移動させ
ると、アーム(7)が回動するとともにカム(7′)が
回転する。
そして、カム(7′)の回転により、シャフト(3)
が回動してランバプレート(4)が前後方向へ移動し、
腰椎部(B)の支持圧を変える。
が回動してランバプレート(4)が前後方向へ移動し、
腰椎部(B)の支持圧を変える。
操作片(9)はシートバック(A)の側面(D)内に
配設しているので、シートバック(A)の側面(D)と
コンソールボックス(E)との隙間を最小限に設定で
き、シートバック(A)の幅を大きく形成できる。
配設しているので、シートバック(A)の側面(D)と
コンソールボックス(E)との隙間を最小限に設定で
き、シートバック(A)の幅を大きく形成できる。
次に、第2の実施例を第5図乃至第8図に基づいて説
明するが、第1の実施例との相違部分のみ説明する。
明するが、第1の実施例との相違部分のみ説明する。
操作片は、内側可動片(20)とこの内側可動片(20)
と固定される外側可動片(21)とから構成されている。
と固定される外側可動片(21)とから構成されている。
アーム(17)の先端(18)には長手方向に沿って長孔
(19)が形成され、この長孔(19)に内側可動片(20)
の軸(23)が挿通している。
(19)が形成され、この長孔(19)に内側可動片(20)
の軸(23)が挿通している。
そして、内側可動片(20)と外側可動片(21)とによ
り上下方向にスライド可能にガーニッシュ(10)を挟持
し、外側操作レバー(21)が内側可動片(20)の突部
(22)に固設されている。
り上下方向にスライド可能にガーニッシュ(10)を挟持
し、外側操作レバー(21)が内側可動片(20)の突部
(22)に固設されている。
内側可動片(20)の突部(22)はガーニッシュ(10)
の案内孔(11)に挿通し、外側可動片(21)の上下方向
のスライドにより案内孔(11)に沿って移動する。
の案内孔(11)に挿通し、外側可動片(21)の上下方向
のスライドにより案内孔(11)に沿って移動する。
ガーニッシュ(10)の案内孔(11)は上下方向に直線
状の孔として形成されている。
状の孔として形成されている。
外側可動片(21)を移動させると、内側可動片(20)
も同様に移動する。
も同様に移動する。
そして、内側可動片(21)の軸(23)は操作片(17)
の長孔(19)に沿って移動し、アーム(17)が回動す
る。
の長孔(19)に沿って移動し、アーム(17)が回動す
る。
従って、操作片を上下方向に直線状に移動させると、
ランバプレート(4)は前後方向に移動するので、操作
が一層容易化する。
ランバプレート(4)は前後方向に移動するので、操作
が一層容易化する。
(考案の効果) この考案によれば、次の効果を奏する。
操作片はシートバックの側面に埋設したガーニツシ
ュに配設できるため、シートバックの側面には最小限の
隙間を設けるだけでよく、シートバックの幅を狭くする
必要がない。
ュに配設できるため、シートバックの側面には最小限の
隙間を設けるだけでよく、シートバックの幅を狭くする
必要がない。
シートバックの側面に埋設したガーニッシュ内に操
作片を配設しているため、操作片はガーニッシュにより
外部への露出が防止でき、シートの外観品質を向上し得
る。また、ガーニッシュの底部に設ける案内孔は操作片
の可動範囲だけで済むため、小さく設定でき、見栄えを
損なわれない。
作片を配設しているため、操作片はガーニッシュにより
外部への露出が防止でき、シートの外観品質を向上し得
る。また、ガーニッシュの底部に設ける案内孔は操作片
の可動範囲だけで済むため、小さく設定でき、見栄えを
損なわれない。
第1図は本考案に係る操作レバー取付構造を用いたシー
トバックの斜視図、第2図は第1図のII-II線に沿う部
分断面図、第3図は第1図に示すシートバックに用いた
ランバサポート装置の斜視図、第4図は操作レバーの斜
視図、第5図乃至第9図は第2の実施例を示し、第5図
は第1図相当の斜視図、第6図は第2図相当の部分断面
図、第7図は第3図相当の斜視図、第8図は第4図相当
の斜視図、第9図は第5図の正面図、第10図は従来構造
の平面図である。 図中、(A)はシートバック、(C)はランバサポート
装置、(9)、(20)、(21)は操作片、(10)はガー
ニッシュである。
トバックの斜視図、第2図は第1図のII-II線に沿う部
分断面図、第3図は第1図に示すシートバックに用いた
ランバサポート装置の斜視図、第4図は操作レバーの斜
視図、第5図乃至第9図は第2の実施例を示し、第5図
は第1図相当の斜視図、第6図は第2図相当の部分断面
図、第7図は第3図相当の斜視図、第8図は第4図相当
の斜視図、第9図は第5図の正面図、第10図は従来構造
の平面図である。 図中、(A)はシートバック、(C)はランバサポート
装置、(9)、(20)、(21)は操作片、(10)はガー
ニッシュである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青木 明 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株 式会社タチエス内 (56)参考文献 実開 平3−98658(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】シートバックの腰椎部における支持圧調節
用の操作片を、前記シートバックの側面へ設けて操作片
を上下方向に移動させることにより、前記支持圧を調節
するランバーサポート装置において、前記シートバック
の側面に凹部を形成し、該凹部に少なくとも前記操作片
の先端を覆うガーニッシュを埋設すると共に、このガー
ニッシュには、その底部に前記操作片を上下方向に移動
させる案内孔を設けたことを特徴とするランバーサポー
ト装置の操作レバー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990024587U JP2526727Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | ランバサポート装置の操作レバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990024587U JP2526727Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | ランバサポート装置の操作レバー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116148U JPH03116148U (ja) | 1991-12-02 |
JP2526727Y2 true JP2526727Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31527547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990024587U Expired - Lifetime JP2526727Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | ランバサポート装置の操作レバー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526727Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3098658U (ja) * | 2003-06-18 | 2004-03-11 | 横手精工株式会社 | リール部品の分割照合装置 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP1990024587U patent/JP2526727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116148U (ja) | 1991-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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