JP3098658U - リール部品の分割照合装置 - Google Patents

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油谷 晃
吉田 勝司
小野 幸悦
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横手精工株式会社
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Abstract

【課題】リール部品内の包装されている電子部品を必要数分割する作業で、元リール部品と分割されたリール部品で、人的ミスによる思い込みまたは、ポカミスで間違った別の部品コードを記載し、思わぬ品質事故が発生しうる状況での作業であった。
【解決手段】チップカウンター(製品名)に新たに部品リール台を形成し、電子部品(チップ部品)数量の計測数量値を制御機器とバーコードリーダーで部品情報を読み取り、記憶させ、分割されたリール部品と本リールの部品コードの照合を行い一致していなければ、巻き取り作業ができないことを装置として考案し、適正部品の数量の分割を行うこともでき、また、分割、計測時に発生する手待ちの無駄を排除するべく装置であり解決された。
【選択図】      図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、リール部品の分割照合に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定数量のチップ型電子部品(以下チップと記述とする)をキャリアテープとカバーテープとで包装してチップテープを形成し、(以下キャリアテープと記述する)チップテープをリールにチップが所定数量になるように巻回した包装形態がある。(以下リール部品と記述する)
【0003】
上記リール部品の必要数量分割する作業または残数を計測する作業を2軸で回転するチップカウンターで行っている。初めに必要数量分割する作業について説明する。以下にチップカウンターの実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
【0004】
図1はチップカウンターの正面図である。供給リール台(B)にリール部品(50)を取り付け、巻き取りリール台(J)に空リール(60)を取り付ける。キャリアテープ(51)をスポロケット(K)溝に差し込み、最初のチップの位置と基準線(L)が合っているのを確認し、リセット釦(I)をONする。カウンター(C)の表示がゼロになるのでキャリアテープ(51)を巻き取りリール台(J)に取り付けている空リール(60)に取り付ける。
【0005】
必要数量分割する値から20から40個少ない数にプリセットスイッチ(D)で設定する。巻き取り釦(H)をONする。巻き取りリール台(J)が右回転しスポロケット(K)が回転しキャリアテープ(51)の有無を回転により検出し、プリセットスイッチ(D)で設定した値間近かで停止する。
【0006】
次に手で必要数量まで巻き取りリール台(J)を回転させる。基準線(L)とチップの位置があっていてカウンター(C)が必要とする分割数量の表示になった所にマーキングをして切断する。
【0007】
また巻き取りリール台(J)の空リール(60)に必要数量収納されたキャリアテープ(51)は、逆巻きになっていて、巻き戻す必要がある。
【0008】
次に供給リール台(B)に取り付けているリール部品(50)を外して、巻き戻す為の空リール(60)を供給リール台(B)に取り付ける。その際には必ず部品型式と部品数量を空リール(60)に記入し、間違いが無いようにする。
【0009】
再びスポロケット(K)の溝にキャリアテープ(51)を取り付け巻き戻し釦(F)をONする。キャリアテープ(51)がスポロケット(K)より外れ、スポロケットが回転しないので自動停止する。
【0010】
次にリール部品の残数を計測する作業について説明する。供給リール台(B)にリール部品(50)を取り付ける。
【0011】
リール部品(50)に巻回されているキャリアテープ(51)内のチップの個数に見当をつけ、その数より少ない数を覚えておく。リール部品側面に目盛りが印刷されていて読み取る。但しメーカーまたはリール形状により印刷されていない部品リールもあり、概数としてとらえる。
【0012】
巻き取りリール台(J)に空リール(60)を取り付ける。キャリアテープ(51)をスポロケット(K)溝に差し込み、基準線(L)とチップの位置があっているのを確認し、プリセットスイッチ(D)で設定する。キャリアテープを巻き取りリール台(J)に取り付けている空リール(60)に取り付ける。
【0013】
次に巻き取り釦(H)をONする。巻き取りリール台(J)が右回転し、プリセットスイッチ(D)で設定した値間近で自動停止する。
【0014】
次に手でキャリアテープ(51)内のチップが無くなる最終チップ位置まで巻き取りリール台(J)を回転させ、カウンター(C)の値を読み取り、リール部品(50)に記入する。
【0015】
また巻き取りリール台(J)の空リール(60)に収納されたキャリアテープ(51)は、逆巻きになっていて、巻き戻す必要がある。
【0016】
再びスポロケット(K)の溝にキャリアテープ(51)を取り付け供給リール台(B)に取り付けているリール部品(空になっている)に取り付け、巻き戻し釦(F)をONする。キャリアテープ(51)がスポロケット(K)より外れ、スポロケット(K)が停止すると自動停止して終了する。
【0017】
【考案が解決されようとする課題】
しかしながら以上の従来技術によれば、必要数分割する作業は、分割した部品型式・分割数量を間違いなく覚えて、空リール(60)に記入しなくてはならなかった。間違って部品型式を記入した場合は、部品違いによる品質事故が発生し、間違って数量記入の場合は、数量誤払いにより、生産の遅れが生じていた。
【0018】
また、残数を計測する作業では、あらかじめリール部品(50)のチップ数の数量をとらえるに、誤っておおめにプリセットの設定をすると、スポロケット(K)よりキャリアテープ(51)の終端が外れ、回転の惰性で、スポロケットが空回りし、カウント値が増加し、計測の精度が悪かった。その為キャリアテープ(51)の残量を気にしながらスポロケット(K)より外れる前に停止釦(G)を押す必要があり、作業者が計測中離れられない無駄が発生していた。
【0019】
【課題を解決する為の手段】
以上の課題を解決する為に、2軸の回転リール台を1軸追加して3軸にし、リール部品(50)のキャリアテープ分割作業に発生する部品型式・部品数量の記入ミスを、バーコードリーダー(40)で、リール部品(50)と巻き取りリール台(21)に取り付けられる巻き取りリール(80)をバーコードリーダー(40)でスキャンし、制御機器(41)の判定により照合結果OKでなければ起動釦(10)をONしても巻き取りリール台(21)が回転しないようにした。
【0020】
また、リール部品(50)の残数計測作業時に、キャリアテープ有無検出用光電センサー(2)を計測カウントするスポロケット(22)手前に設け、キャリアテープ有無検出用光電センサー(2)のOFF信号で中間空リール専用取付台(19)を停止させて、スポロケットより外れないようにした。
【0021】
また、計測数量をRS232Cでリアルタイムに制御機器(41)に表示、出力させ、必要なときに制御機器(41)の計測数量の情報をバーコードラベルで出力するようにした。
【0022】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
元リール取り付け台(11)にリール部品(50)を取り付け、中間空リール専用台(19)に中間空リール(70)を取り付ける。
【0023】
また、巻き取りリール台(21)に分割する巻き取りリール(80)を取り付ける。
【0024】
元リール取り付け台(11)に取り付けられたリール部品(50)のキャリアテープ(51)の規定ピッチ成形された穴(62)にスポロケット(22)の溝が入るようにセットし、カウント表示器(12)の7セグメントのLEDがゼロであるか確認する。
【0025】
中間空リール取り付け専用台(19)にある中間空リール(70)にキャリアテープ(51)を入れ、固定する。
【0026】
キャリアテープ(51)を検出するキャリアテープ有無検出光電センサー(2)の検出がONしていることを確認する。
【0027】
カウント設定用サムロータリースイッチ(13)で、設定値を入力し、中間空リール巻き取り釦(17)をONすると中間空リール専用取り付け台(19)が右回転する。設定値になると回転は停止する。
【0028】
元リール部品取り付け台(11)にリール部品(50)を取り付け部品メーカー側で貼り付けまたは、記載されているリール部品情報バーコードラベル((株)日本電子機械工業会(EIAJ)様式C−3に準ずる))様式省略とするを(以下バーコードと記述する。)バーコードリーダー(40)でスキャンする。
【0029】
スキャンされた情報(部品型式、分割数量)が、バーコードラベルプリンター(42)からバーコードラベルが出力される。
【0030】
キャリアテープ(51)をスポロケット(22)で切断する。巻き取りリール台(21)に巻き取りリール(80)を取り付け、バーコードラベルプリンター(42)で出力されたバーコードラベルを貼る。
【0031】
中間空リール(70)に分割設定数量巻かれたキャリアテープ(51)を規定巻き方向に直す為、巻き取りリール台(21)に取り付けている巻き取りリール(80)に切断されたキャリアテープ(51)を取り付ける。
【0032】
バーコードリーダー(40)で、巻き取りリール台(21)に取り付けている巻き取りリール(80)のバーコードをスキャンする。
【0033】
自動的に照合し、照合結果NGの場合は、照合結果NGランプ(4)が点灯する。照合結果OKの場合は、照合結果OKランプが点灯する。
【0034】
照合結果OKの場合は、起動釦(10)で巻き取りリール(80)が、左回転し、キャリアテープ有無検出センサー1(20)が、OFFすると回転は停止する。また、回転中に機械的故障が発生し、巻き取りに影響がある場合は、停止釦(16)をONする。復帰後の再起動は、照合OKのデーターがクリアーされ、再度リール部品(50)のバーコードをスキャンし、また再度巻き取りリール(80)のバーコードをスキャンし照合結果OKでないと巻き取りリール(80)が回転しないようにする。また照合結果NGの場合は、起動釦(10)を誤ってONしても回転しないようにしている。
【0035】
また、照合結果OKであれば、元リール部品取付台(11)に取り付けてあるリール部品(50)は本装置より取り外し、次の部品リール(50)を取り付けて前段取りをする。
【0036】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を奏する。
【0037】
分割照合結果OKでないと巻き取り回転しないようにしたことで人的ミス、ポカミスが無くなり分割された製品の信頼性が向上した。
【0038】
さらに一時停止釦を押したことによる部品違いの要因を排除するべく処置として再度照合しないと回転しないようにしたことで、人的ミス、ポカミスが無くなり分割された製品の信頼性が向上した。
【0039】
また計測作業のやりなおし作業の無駄に関しては、スポロケットの空回りによる数量の増加を無くし、スポロケットの手前でキャリアテープ有無検出光電センサー(2)よる停止で、1回の作業で計測精度を向上させた。
【0040】
またバーコードラベルの発行により、入力業務処理が手書きから自動作成により、転記ミスが無くなった。又簡素化になり作業効率が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】チップカウンターの正面図である。
【図2】リール部品の分割照合装置の正面図である。
【図3】リール部品の斜視図である。
【図4】リール部品に巻回されているキャリアテープの正面図である。
【図5】空リールの正面図である。
【図6】中間空リールの正面図である。
【図7】巻き取りリールの正面図である。
【符号の説明】
A   チップカウンター
B   供給リール台
C   カウンター
D   プリセットスイッチ
E   ピッチ釦
F   巻き戻し釦
G   停止釦
H   巻き取り釦
I   リセット釦
J   巻き取りリール台
K   スポロケット
L   基準線
1   リール部品の分割照合装置
2   キャリアテープ有無光電センサー
3、6 キャリアテープ有無センサーアンプ
4   照合結果OKランプ
5   一時停止釦
7   RS232Cケーブル
8   照合結果NGランプ
9   分割照合器操作BOX
10   起動釦
11   元リール部品取付台
12   カウント表示器
13   カウント設定用サムロータリースイッチ
14   ピッチ釦
15   巻戻釦
16   停止釦
17   中間空リール巻き取り釦
18   カウント表示器リセット釦
19   中間空リール専用取付台
20   キャリアテープ有無センサー1
21   巻き取りリール台
22   スポロケット
40   バーコードリーダー
41   制御機器
42   バーコードラベルプリンター
50   リール部品
51   キャリアテープ
60   空リール
62   規定ピッチ成形された穴
70   中間空リール
80   巻き取りリール

Claims (3)

  1. リール部品(50)のキャリアテープ分割作業に発生する部品型式・部品数量の記入ミスを、バーコードリーダー(40)で、リール部品(50)と巻き取りリール台(21)に取り付けられる巻き取りリール(80)をスキャンし、照合結果OKでなければ起動釦(10)をONしても巻き取りリール台(21)が回転しないこと特徴とするリール部品の分割照合装置。
  2. リール部品(50)の残数計測作業時に、プリセットの設定ミスによる計測精度悪化防止の為キャリアテープ有無検出用光電センサー(2)を計測カウントするスポロケット(22)手前に設け、プリセットの設定作業を廃止し、キャリアテープ有無検出用光電センサー(2)のOFF信号で中間空リール専用取付台(19)を停止させて、スポロケットより外れないようにして計測精度を向上させたを特徴とするリール部品の分割照合装置。
  3. 計測数量をRS232Cケーブル(7)でリアルタイムに制御機器(41)に表示、出力させ、必要なときに制御機器(41)の計測数量の情報をバーコードラベルプリンター(42)で出力することを特徴とするリール部品の分割照合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03116148U (ja) * 1990-03-12 1991-12-02
JP2021153154A (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよびキャリアテープロール体の処理方法
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