JPH0315313Y2 - - Google Patents

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JPH0315313Y2
JPH0315313Y2 JP1985050394U JP5039485U JPH0315313Y2 JP H0315313 Y2 JPH0315313 Y2 JP H0315313Y2 JP 1985050394 U JP1985050394 U JP 1985050394U JP 5039485 U JP5039485 U JP 5039485U JP H0315313 Y2 JPH0315313 Y2 JP H0315313Y2
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JP1985050394U
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JPS6112750U (ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −考案の技術分野− この考案は、電子計算機、主としてオフイスコ
ンピユータの出力装置として用いられるプリンタ
に関するもので、特に媒体識別機能をプリンタ自
体に付与することによつて媒体処理を広範に自動
化したプリンタに関するものである。
−技術の背景− 電子計算機で処理されたデータは、あらかじめ
指定された手順に従つて媒体用紙に印刷される。
而して願客台帳や在庫台帳などは、願客あるいは
品目毎のシート状の元帳に所要の事項が記載され
て保管されるのが一般であるから、これらの元張
類への記帳を電子計算機で行わせる場合には、計
算機のプリンタへはシート状の印刷媒体が1枚ず
つ給紙され、計算機は当該媒体の種別や対応品目
等に応じたデータを出力して印刷処理することが
必要となる。
−従来の技術と問題点− 通常元帳を処理する場合には、オペレータが手
で元帳を1枚ずつプリンタに供給し、同時に当該
元帳に対する処理方法を指令しているのである
が、このような方法では非常に能率が悪い上、オ
ペレータの指令ミスによる印刷ミスが度々生ずる
という問題がある。特に元帳類にあつては、あら
かじめ印刷された事項に続けて新たな事項を印刷
するような処理が普通であるから、印刷ミスが生
ずると当該元帳全体を新たに作成し直さなければ
ならず、オペレータに多大な負担をかける要因と
なつている。
このような元帳等に対する印刷処理を自動化す
るには、挿入された媒体に識別マークを付してプ
リンタに当該マークを読み取らせるようにしてや
ればよく、媒体を識別させるために媒体に穿孔マ
ークを設けたり磁気マークを設けたりすることは
公知である(例えば実公昭49−1305号、特開昭50
−40053号)。しかし穿孔マークや磁気マークは通
常のプリンタでは付することができないから、マ
ークを付するための装置が別に必要になるという
問題がある。また、媒体上に印刷された文字を光
学文字読み取り装置で読み取つて印刷処理を自動
化したプリンタも提唱されているが(特開昭51−
78140号)、のような装置で媒体の識別を行わせよ
うとすると、装置がきわめて高価になるという問
題が生ずる。
−考案の目的− この考案は、このような従来装置の問題点を解
決して、媒体への識別マークの印刷及びその読み
取りを簡単な構造で行うことができるプリンタを
得ることを目的としており、更に、元帳類は度々
印刷処理されること、通常厚手の媒体用紙が用さ
れること、媒体上に印刷された文字等を読み取る
には媒体の正確な位置決めが必要であること等を
考慮して、媒体の自動給紙を容易に行うことがで
き、印刷時に媒体を損傷することがなく、媒体識
別時における媒体の位置決めも正確にできるプリ
ンタを得ることを目的としている。
−考案の構成− すなわちこの考案のプリンタは、行方向のスペ
ーシングを印刷ヘツドの走行によつて行うプリン
タにおいて、媒体通路が水平方向に直線的に形成
されて該用紙通路の上方に印刷ヘツドが下向きに
配置されており、印刷ヘツドの行方向側近に投光
器と受光器とからなる反射型のフオトセンサが下
向きに並置され、該フオトセンサはアンビルに対
向しており、媒体挿入後の印刷ヘツドの最初の走
行時に当該媒体への2進符号化された識別マーク
の印刷または読み取りを行い、前記識別マークは
各媒体に一律なスタートマークと各媒体毎に個別
なインデツクスマークとで形成される。ことを特
徴とするものである。
−実施例− 次にこの考案の一実施例を示した図面に基づい
て説明する。
第1図において、1は図示しないフレームに回
動自在に支承された駆動軸、2は該駆動軸1と平
行に設けられたガイドバーである。3は駆動軸1
とガイドバー2とにより支承されたキヤリアであ
つて、ガイドバー2に遊嵌すると共に駆動軸1に
螺合しており、駆動軸1の回動に伴つて駆動軸1
およびガイドバー2に沿つて摺動し行方向のスペ
ーシングを行う。4はキヤリア3に装着された印
刷ヘツドであり、図示のものワイヤドツトインパ
クト型の印刷ヘツドを使用している。5はインク
リボン装置である。印刷ヘツドの行方向すなわち
ガイドバー2と平行な方向の側の近傍にフオトセ
ンサ6が印刷ヘツド4と並べて装着されており、
該フオトセンサ6は、第2図に示すように、挿入
された媒体の表面ビーム状の光を投射する投光器
7と媒体表面からの当該光の反射を受光してこれ
を電気信号に変換する受光器8とからなる反射式
フオトセンサであつて、マークの存否により生ず
る反射光の強弱を検出してマークの存否を検知す
る。これらの投光器7および受光器8は、外部か
らの光の侵入を防止するためにカバー9によつて
覆われねばならない。10はフオトセンサ6やイ
ンクリボン装置5などと媒体との引つ掛かりを防
止するために設けられたガイドシユーである。印
刷ヘツド4の下方にはアンビル11が装着されて
おり、アンビル11の上面と一致させて給紙台1
2が水平に設けられている。
第3図に示すようなシート状の印刷媒体であつ
て経時的に当該媒体に印刷されるデータの更新、
追加を必要とするものには、一番最初に印刷する
時点で第4図に示すような2進符号化された識別
マーク13を印刷ヘツド4にて印刷しておく。印
刷位置は媒体をプリンタに挿入して頭出しを行つ
た際の印刷ヘツド4の走行位置とし、マーク13
は例えば第5図に示すような単位マークによつて
構成すればよい。
識別マーク13は、各媒体に一律に同一位置に
印刷されるスタートマーク13aと各媒体の種
別、内容毎にスタートマーク3aから所定の距離
をおいて印刷される単位マークの組合わせよりな
るID(インデツクス)マーク13bとにより構成
されている。
最初の印刷時点で識別マーク13が印刷された
媒体に第2回目以際の印刷処理を行うときには、
当該媒体をプリンタに挿入して頭出しを行つた位
置で印刷ヘツド4を走行させ、印刷ヘツド4の行
方向側近に並置されたフオトセンサ6でまずスタ
ートマーク13aを読み取り、当該スタートマー
ク13aを読み取つた位置から所定の距離移動す
る毎に当該移動した位置における単位マークの存
否を検知してIDマーク13bを読み取ることに
より、自動的に媒体の識別が行われることとな
る。
一括して行われる元帳への印刷処理を新しい元
帳の作成処理と作成済元帳への追加元帳処理とに
分けた場合には、挿通された媒体への印刷処理が
1回目であるか2回目以降であるかは上記処理の
選択によつて一義的に決定されるから、前者の処
理の場合には識別マークの印刷処理が、後者の処
理の場合には識別マークの読み取り処理が行われ
るようにそれぞれの処理プログラムを作成してれ
ばよい。また、識別マークの読み取り動作を行わ
せてなにも読み取ることができなかつたときに識
別マークの印刷処理を行うという手順を採用する
ことにより、新媒体と識別マーク印刷済媒体とを
混在させて一括処理するプログラムを作成するこ
ともできる。
第1行の印刷を印刷ヘツドを左から右へ走行さ
せながら行つた後、第2行の印刷を印刷ヘツド4
を右から左へ走行させながら逆方向から行うよう
にしたプリンタがある。このようなプリンタで
は、第6図に示すように左右対称に配置された単
位マークによつて識別マークを構成してやればよ
い。このようにすれば印刷ヘツド4が左から右へ
と走行したときも右から左へと走行したときもフ
オトセンサ6で検出される信号は同一の信号とな
るから、媒体挿入時に印刷ヘツド4が左端に位置
していても右端に位置していても直ちに識別マー
ク13の印刷ないし読み取りを行うことができ
る。マーク読み取り時には検出された信号のうち
前半の信号のみを有意信号として処理し、後半の
信号は読み取りミスをチエツクするための照合信
号として利用することができる。
−作用− このようにプリンタ自体で印刷可能な2進符号
化された識別マーク13を媒体に付し、フオトセ
ンサ6からの出力信号と記憶装置のアドレスや媒
体への印刷位置指令とを関連づけたプログラムを
あらかじめ組んでおくことにより、元帳への記帳
処理を広範に自動化するシステムを安価に設計す
ることが可能となる。そして識別マーク13の印
刷及び読み取りが媒体挿入後の頭出しの位置にお
ける印刷ヘツド4の最初の走行時に行われるの
で、識別マークの印刷と読み取りが同一の箇所で
行われ、媒体挿入の最初の段階で媒体の識別が可
能である。
−考案の効果− 以上説明したように、本考案のプリンタを用い
ることにより、繰り返し使用される元帳などの単
票媒体の大量一括自動処理が可能になり、新期な
用紙と既に印刷済の用紙とを混在させて自動処理
することが可能である。
更に本考案によれば、直線的な用紙通路を採用
しているので、同一用紙を繰り返しプリンタに挿
通しても当該用紙に与える損傷が少なく、元帳用
紙として硬い丈夫な紙を用いることができるので
繰り返し印刷に耐え、水平な用紙通路を採用して
いるので用紙のアンビルからの浮き上がりが少な
くなり、識別マークにスタートマークを設けたこ
ととあいまつてマークの読み取り精度が向上し、
且つ用紙に若干の損傷が生じたときにもその読み
取り精度が維持でき、用紙通路を水平にすること
によつて大量の単票媒体の自動給紙が容易になる
という特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るプリンタの要部を示す
斜視図、第2図はフオトセンサの詳細を示す斜視
図、第3図は新媒体を、第4図は識別マークが印
刷された媒体をそれぞれ示す斜視図、第5図は単
位マークの一例を示す図、第6図は媒体に印刷さ
れる識別マークの他の例を示す図である。 図中、1は駆動軸、3はキヤリア、4は印刷ヘ
ツド、6はフオトセンサ、7は投光器、8は受光
器、11はアンビル、12は給紙台、13は識別
マークである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 行方向のスペーシングを印刷ヘツドの走行によ
    つて行うプリンタにおいて、 媒体通路が水平方向に直線的に形成されて該用
    紙通路の上方に印刷ヘツドが下向きに配置されて
    おり、 印刷ヘツドの行方向側近投光器と受光器とから
    なる反射型のフオトセンサが下向きに並置され、
    該フオトセンサはアンビルに対向しており、 媒体挿入後の印刷ヘツドの最初の走行時に当該
    媒体への2進符号化された識別マークの印刷また
    は読み取りを行い、 前記識別マークは各媒体に一律なスタートマー
    クと各媒体毎に個別なインデツクスマークとで形
    成されることを特徴とする、 プリンタ。
JP5039485U 1985-04-04 1985-04-04 媒体識別機能を有するプリンタ Granted JPS6112750U (ja)

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JP5039485U JPS6112750U (ja) 1985-04-04 1985-04-04 媒体識別機能を有するプリンタ

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JP5039485U JPS6112750U (ja) 1985-04-04 1985-04-04 媒体識別機能を有するプリンタ

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JPS6112750U JPS6112750U (ja) 1986-01-25
JPH0315313Y2 true JPH0315313Y2 (ja) 1991-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642861Y2 (ja) * 1989-05-24 1994-11-09 株式会社アクセル 印字用紙とそのプリント装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178140A (ja) * 1974-12-28 1976-07-07 Fujitsu Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5178140A (ja) * 1974-12-28 1976-07-07 Fujitsu Ltd

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JPS6112750U (ja) 1986-01-25

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