JPH11354984A - 電子部品収納テープと電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品収納テープと電子部品実装方法

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JPH11354984A
JPH11354984A JP10156483A JP15648398A JPH11354984A JP H11354984 A JPH11354984 A JP H11354984A JP 10156483 A JP10156483 A JP 10156483A JP 15648398 A JP15648398 A JP 15648398A JP H11354984 A JPH11354984 A JP H11354984A
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JP
Japan
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electronic component
component
information
tape
electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP10156483A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Okada
康弘 岡田
Ryoji Inuzuka
良治 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品実装装置への電子部品のセットミス
が発生すると、改善されるまで不良品が生産され、その
ため従来さまざまな対策が実施されてきたが、いずれの
対策も事前対策に人手とコストが必要であった。 【解決手段】 部品収納テープ1の裏面に直接適当な間
隔で配置された部品情報8を配置し、電子部品実装装置
が読み取り、正しい部品情報と比較することにより、電
子部品のセットミスの発生を防止し、電子部品のセット
ミスによる不良発生を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に電子部
品を実装する電子部品実装装置に電子部品を供給する部
品収納テープと、これを用いた部品実装方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品実装装置に電子部品収納
テープをセットした部品供給カセットを取り付ける際、
部品品種の間違いを検出する方法として、図6に示すよ
うに、部品収納テープが巻かれているリール20に貼り
付けられている情報を部品供給カセットに設けられた記
憶部18に予め書き込み装置19により記憶させ、電子
部品実装装置がそれを読み出す方法や、オペレータが、
部品収納テープが巻かれているリールに貼り付けられて
いるバーコードと、生産機種に従って予め出力してある
部品品種バーコードを比較装置により比較する方法が提
案されている。
【0003】また、特開昭61−190458号に記載
されているように、部品収納テープに沿って磁気テープ
等の情報媒体を設ける方法や、特開平3−248600
号に記載されているように、部品収納テープに電子部品
を個々に識別するバーコード状の識別情報群を設ける方
法や、また、特開平6−151101号に記載されてい
るように、電子部品にカラーコードまたはバーコード等
の検査認識情報を設ける方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す従来の方法では、オペレータが事前に部品情報を記
憶装置に記憶させる工程が必要があるため、工場全体で
数百から数千になる部品供給装置および部品収納テープ
に対してこの工程をすべて行うには時間とコストを要す
るという問題がある。また、オペレータが、部品収納テ
ープが巻かれているリールに貼り付けられているバーコ
ードと、生産機種に従って予め出力してある部品品種バ
ーコードを比較装置により比較する方法では、事前の準
備が不可欠であるため、同様に時間とコストを要すると
いう問題がある。また、両方法とも、オペレータの準備
作業が介在するため、オペレータの過失により部品品種
の間違いを検出できないこともある。
【0005】また、特開昭61−190458号による
方法は、部品収納テープ製作時に、部品収納テープに沿
って情報媒体を設ける工程が必要になり、電子部品のコ
ストが上昇するという問題がある。また、収納テープの
電子部品収納部のピッチ、および収納テープの材質やサ
イズは多種多様であるため、すべてに対応できる情報媒
体、情報記憶フォーマットおよび電子部品実装装置側に
設ける読み取り装置を準備するのは困難であるという問
題もある。次に、特開平3−248600号による方法
では、前記特開昭61−190458号による方法と同
様に、収納テープの電子部品収納部のピッチ、および収
納テープの材質やサイズは多種多様であるため、個々の
電子部品を識別するバーコード状の識別情報群を設ける
のは困難である。次に、特開平6−151101号の方
法は、電子部品実装工程の後工程である検査機による検
出のため、間違った部品がセットされた場合には、検出
されるまでにタイムラグが発生し、その間不良品を生産
してしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑み、電子部品の
テープ収納コストに殆ど影響をあたえず、また、多種多
様な収納テープの電子部品収納部のピッチ、および収納
テープの材質やサイズに対して統一された識別情報を付
与した収納テープと、これを用いた部品実装方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の部品収納テープとこれを用いた電子部品実
装方法は、収納された電子部品を一意に識別できる部品
情報をテープ裏面に適当な間隔で直接配置し、部品収納
テープから読み取った情報と、電子部品実装装置に予め
用意した情報を比較する第一工程と、比較結果に基づ
き、情報が異なる場合に警告を出力する第二工程を備え
たことを特徴とする。
【0008】この本発明によれば、部品供給装置自体の
精度や部品供給装置の電子部品実装装置への組み付け精
度の悪化による電子部品のセットミスを低減し、不良品
の発生を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電子部品実装装置に電子部品を供給する電子部品収
納テープであって、収納された電子部品を一意に識別で
きる部品情報を、テープ上に適当な間隔で直接配置した
ことを特徴とするもので、本発明によれば、電子部品収
納テープの製造工程に英数字またはバーコード等の印字
工程を追加することにより、簡単に電子部品収納テープ
に部品情報を直接配置することができるので、従来方法
のように、生産前に電子部品情報を登録する工程を必要
とせず、また、電子部品のコストに殆ど影響を与えずに
電子部品のセットミスを低減し、不良品の発生を防止す
ることができる作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、部品情報を部品
収納テープ裏面に直接配置したことを特徴とするもの
で、請求項1に記載の発明が有する作用に加えて、部品
情報読み取り装置による部品情報の読み取りを容易にで
きる作用を有する。請求項3に記載の発明は、部品情報
読み取り装置を備えた電子部品実装装置において、電子
部品収納テープに直接配置した部品情報から読み取った
情報と、電子部品実装装置に予め用意した情報を比較す
る第一工程と、比較結果に基づき、部品情報が異なる場
合に警告を出力する第二工程を備えたことを特徴とする
もので、部品供給装置自体の精度の悪化等に起因する電
子部品のセットミスを低減でき、不良品の発生を防止す
ることができる作用を有する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、本発明の電子部品収納テープ
は、テープ部1と、電子部品収納部2と、電子部品3
と、電子部品飛び出し防止トップテープ部4と、テープ
送り穴部5と、部品収納テープが巻き取られるリール部
6と、リール部に取り付けられた部品情報部7と、部品
収納テープ裏面の部品情報部8から構成される。ここ
で、図1に記載した部品情報部8は、英数字であるが、
図2に示すようにバーコード9であってもよい。本部品
情報部8は収納テープ1の製造工程において印字により
収納テープ1に配置することができ、その情報部8の配
置間隔は部品毎でも良いし、図1に示すように、電子部
品が小さければ部品5個毎に配置しても良い。このよう
に本発明は、電子部品収納テープの製造工程に、英数字
またはバーコード印字工程を追加することにより、簡単
に電子部品収納テープ裏面に部品情報を配置することが
できる。
【0012】次に、図3〜図5に基づいて、本発明の電
子部品収納テープを用いた部品実装動作について説明す
る。図3は、電子部品実装装置の実装部を抜粋したもの
である。この電子部品実装部は、電子部品収納テープが
巻き取られたリール6をセットした電子部品供給カセッ
ト15から電子部品3を吸着し、プリント基板12に移
載する吸着ノズル11が取り付けられたヘッド部10
と、プリント基板12の所定の位置に電子部品3が移載
されるようにプリント基板12を移動させるステージ部
13と、部品供給カセット15が取り付けられるZ軸
と、部品収納テープ裏面の部品情報を読み取る読み取り
センサ16から構成されている。図4は、部品情報検出
部の拡大図である。検出動作を図に基づいて説明する。
読み取りセンサ16は、電子部品収納テープ1の裏面の
部品情報を部品供給カセット15の先端部の検出部17
から読み取る。読み取るタイミングは、部品切れや機種
切換時に部品供給カセット15を交換する時と、必要で
あれば、ある一定の時間毎に読み取っても良い。また、
部品情報部8が検出部17より大きい場合は、部品収納
テープ1の送りに合わせて複数回に分けて読み取る。次
に、電子部品確認動作を図5に基づいて説明する。ま
ず、工程#1で、読み取りセンサ16が部品情報8を読
み取り、工程#2で、読み取った情報と、予め記憶して
いるZ軸にセットされるべき部品の情報を比較し、部品
情報8が異なっていたら工程#3において、警告を発
し、一致していたら電子部品確認動作を終了し、本来の
動作に復帰する。 なお、本発明の部品実装方法は、当
然従来の方法に変更して用いることができるが、従来方
法を補完する方法として用いても有効である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、生産前に電子部品情報
を登録する工程を必要とせず、また、電子部品のコスト
に殆ど影響を与えずに、電子部品のセットミスを低減
し、不良品の発生を防止することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品収納テープを示す図で(a)
は表面、(b)は裏面を示す図である。
【図2】本発明の電子部品収納テープの裏面を示す図で
ある。
【図3】本発明の電子部品実装装置の実装部を示す図で
ある。
【図4】部品情報検出部を示す図である。
【図5】動作アルゴリズムを示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 部品収納テープ 2 電子部品収納部 3 電子部品 4 トップテープ部 5 テープ送り穴部 6 リール部 7 部品情報部 8 部品情報部 9 部品情報部 10 ヘッド部 11 吸着ノズル 12 プリント基板 13 ステージ部 15 部品供給カセット 16 読み取りセンサ 17 検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品実装装置に電子部品を供給する
    電子部品収納テープであって、収納された電子部品を一
    意に識別できる部品情報を、テープ上に適当な間隔で直
    接配置したことを特徴とする電子部品収納テープ。
  2. 【請求項2】 部品情報をテープ裏面に直接配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品収納テープ。
  3. 【請求項3】 部品情報読み取り装置を備えた電子部品
    実装装置において、電子部品収納テープに直接配置した
    部品情報から読み取った情報と、電子部品実装装置に予
    め用意した情報を比較する第一工程と、比較結果に基づ
    き、部品情報が異なる場合に警告を出力する第二工程を
    備えたことを特徴とする電子部品実装方法。
JP10156483A 1998-06-04 1998-06-04 電子部品収納テープと電子部品実装方法 Pending JPH11354984A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230020913A (ko) * 2021-08-04 2023-02-13 에이에스엠 어셈블리 시스템즈 게엠베하 운트 콤파니 카게 마운팅 머신의 마운팅 프로세스에서 전자 부품의 고유한 부품 식별자를 검출하는 방법
DE102021127407A1 (de) 2021-10-21 2023-04-27 ASMPT GmbH & Co. KG Aufzeichnung von Komponentendaten

Cited By (3)

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KR20230020913A (ko) * 2021-08-04 2023-02-13 에이에스엠 어셈블리 시스템즈 게엠베하 운트 콤파니 카게 마운팅 머신의 마운팅 프로세스에서 전자 부품의 고유한 부품 식별자를 검출하는 방법
DE102021127407A1 (de) 2021-10-21 2023-04-27 ASMPT GmbH & Co. KG Aufzeichnung von Komponentendaten
DE102021127407B4 (de) 2021-10-21 2023-05-11 ASMPT GmbH & Co. KG Aufzeichnung von Komponentendaten

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