JP2510242Y2 - 原稿圧着板開閉装置 - Google Patents

原稿圧着板開閉装置

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JP2510242Y2
JP2510242Y2 JP1993070617U JP7061793U JP2510242Y2 JP 2510242 Y2 JP2510242 Y2 JP 2510242Y2 JP 1993070617 U JP1993070617 U JP 1993070617U JP 7061793 U JP7061793 U JP 7061793U JP 2510242 Y2 JP2510242 Y2 JP 2510242Y2
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章 赤田
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Simotec Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば複写機などの原
稿圧着板の開閉角度を微調整可能とした原稿圧着板開閉
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿圧着板開閉装置の一
例として実公平4−11109号公報に記載のものがあ
る。これは、複写機等の本体に取り付けられる支持枠
と、原稿圧着板に取り付けられ、基端部が前記支持枠に
枢支された回動枠と、該両枠間の前側に介装されること
により、原稿圧着板を開放方向に付勢するばねとを有
し、前記両枠間の後側に、原稿圧着板の開閉角度を狭め
るための開閉角度規制具が着脱自在に装着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の原稿圧着板開閉
装置では、メンテナンスの都合から、原稿圧着板の開閉
角度が例えば90°にされていた。これでは、原稿圧着
板の開閉角度が必要以上に大きい場合が多く、使用者に
不必要な腕の動作を強いることになる。そこで、使用者
の立場に立って原稿圧着板の開閉角度を自由に設定でき
るようにすることが考えられたが、その原稿圧着板の開
閉角度を複数段に変更するためには、その各開閉角度に
合わせた複数個の開閉角度規制具を用意する必要があ
り、これでは、部品点数が多くなって、製作費が高くつ
くという欠点がある。
【0004】本考案は、上記従来の欠点に鑑み、複写時
に最も効率的な開閉角度が得られるように、原稿圧着板
の開閉角度を無段階で調整できるようにした原稿圧着板
開閉装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、複写機等の本体に取り付けられかつ後端
に立上り状の後壁部を有する支持枠と、原稿圧着板に取
り付けられかつ基端部が前記支持枠に枢支されてその基
端縁の回動経路が前記支持枠の後壁部の上方を通るよう
になされた回動枠と、該両枠間に介装されることによ
り、原稿圧着板を開放方向に付勢するばねとを有する
共に、前記支持枠と回動枠との間に原稿圧着板の開閉角
度を調整するための開閉角度調整具が設けられた原稿圧
着板開閉装置において、前記開閉角度調整具は、その
状の本体が前記支持枠の後壁部に上下方向スライド可能
に固定されると共に、その先端部が前記回動枠の基端縁
に当接可能に対向配置され、該開閉角度調整具を上下方
にスライドさせて、その先端部と前記回動枠の基端縁
との当接位置を変更することにより、原稿圧着板の開閉
角度を調整可能に構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成において、原稿圧着板の開閉角度を最
も開閉操作しやすい角度に設定する場合には、開閉角度
調整具を上下方向にスライドさせて、その先端部とそれ
が対向する回動枠の基端縁との当接位置を変更すればよ
い。これによって、原稿圧着板の開閉角度を実施例に則
していえば90°〜60°の範囲内で無段階で調整する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は複写機に取り付けた本考案の一実
施例である原稿圧着板開閉装置を示すものであって、複
写機本体1の上面1aに取り付けられた支持枠2と、原
稿圧着板3に取り付けられ、基端部が支持枠2に枢支さ
れた回動枠4と、該両枠2,4間の前側に介装されるこ
とにより、原稿圧着板3を開放方向に付勢するばね装置
5と、両枠2,4間の後側に設けられた開閉角度調整具
6とを備えている。
【0008】支持枠2は、複写機本体1の上面1aに止
着具8,9により止着される底壁部2aと、該底壁部2
aの両側縁から上方に折曲された左右一対の側壁部2
b,2bと、底壁部2aの後端から上方に折曲された
上り状の後壁部2cとを有し、図3に示すように、側壁
部2b,2bの後端を後壁部2cより後方に突出させて
左右一対のストッパー10が形成され、該ストッパー1
0の上端部10aが後壁部2cの上端より上方に突出さ
れており、この両ストッパー10の上端部10aに回動
枠4の基端縁4aが当接することにより、原稿圧着板3
の開閉角度を約90°に規制することができる(図1仮
想線参照)。
【0009】回動枠4は、原稿圧着板3に固定される天
板部4bと、該天板部4bの両側縁から下向きに折曲さ
れた左右一対の側壁部4c,4cとからなり、該両側壁
部4c,4cの基端部が支持枠2の両側壁部2b,2b
間に架設した枢支軸11に枢支されている。ここで、枢
支軸11による回動枠4の枢支箇所は、枢支軸11を中
心とする回動枠4の基端縁4aの回動経路が前記支持枠
2の後壁部2cの上方を通るように定められている。
【0010】ばね装置5は、互いに移動自在に嵌合する
例えば合成樹脂製の筒体12及び支軸13と、該筒体1
及び支軸13の基端部に一体形成した鍔部12a,1
3a間に介装したばね14とを有し、筒体12の基端面
に形成した円弧状凹部15を前記支持枠2の両側壁部2
b,2b間の枢支軸11より前方下側に架設した下側係
合軸16に嵌合させると共に、支軸13の基端面に形成
した円弧状凹部17を回動枠4の両側壁部3b,3bの
中央部に架設した上側係合軸18に嵌合させることによ
り、原稿圧着板3を開放方向に付勢している。図1中、
19は、略L字状のばね保護板であって、ばね14に沿
って配設されると共に、その基端部が筒体12に係止さ
れている。なお、ばね14は、原稿圧着板3の重量に対
応して1つまたは2つ以上設けられる。
【0011】開閉角度調整具6は、図3に示すように、
平面視略偏平コ字状であって、支持枠2の後壁部2cに
沿って両ストッパー10間に配置され、板状の本体6a
に上下方向に沿って貫設された一対の長孔20を通って
前記後壁部2cに形成したねじ孔21にビス22をねじ
込むことにより、この開閉角度調整具6を後壁部2cに
上下方向でスライド可能に固定している。また、上記本
体6aの両側縁から後方に折曲された一対の側壁部6
b,6bの上端から斜め上方に傾斜する先端部6c,6
cが回動枠4の基端縁4aに当接可能に対向しており、
開閉角度調整具6を上下方向にスライドさせて、この開
閉角度調整具6の高さHを調整して、その先端部6c,
6cと回動枠4の基端縁4aとの当接位置A(図4参
照)を適宜変更することにより、原稿圧着板3の開閉角
度αを無段階で調整および微調整することができるよう
になっている。
【0012】上記構成において、複写機本体1に原稿圧
着板3を取り付ける場合には、開閉角度調整具6を下限
までスライドさせた状態(図1仮想線及び図5参照)
で、支持枠2を複写機本体1の上面1aに止着具8,9
で止着すればよい。このとき、原稿圧着板3の開閉角度
αが約90°で、支持枠2の上方が開放されているか
ら、その止着作業を容易に行なうことができる。
【0013】次に、開閉角度調整具6を適宜上方にスラ
イドさせて、該開閉角度調整具6を支持枠2の後壁部2
cにビス22で固定し、複写時に最も効率的な開閉角度
を得られるように原稿圧着板3の開閉角度αを調整す
る。ここで、例えば、開閉角度調整具6を上限までスラ
イドさせた場合には、原稿圧着板3の開閉角度αを約6
0°に設定することができ(図4及び図6参照)、その
開閉角度調整具6のスライド位置を上限から下限までの
間で適宜設定することにより、原稿圧着板3の開閉角度
αを90°〜60°間の調整範囲β(図6参照)で無段
階で微調整することができる。
【0014】続いて、原稿を複写する場合には、原稿を
コンタクトガラス25上に載置した後、開放状態の原稿
圧着板3をばね14に抗して押し下げればよい。これに
よって、図1に示すように、原稿圧着板3が下向きに回
動するに従ってその回転モーメントMが大きくなり、最
終的にその回転モーメントMがばね14の付勢力Fより
も大きくなって、原稿を確実に押圧してコンタクトガラ
ス25に密着させることができる。
【0015】複写終了後、原稿圧着板3を引き上げる
と、その原稿圧着板3が傾斜状態にされ、それに伴って
前記回転モーメントMが小さくなって付勢力Fと釣り合
うようになり、図6に示すように、原稿圧着板3を所定
の開閉角度αで保持することができる。
【0016】上記実施例では原稿圧着板開閉装置を複
写機に取り付けた場合を例にあげて説明したが、それ以
外の各種機器にも取り付けて原稿を圧着するのに用いる
ことができる。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、開閉角度調整具を上下
方向にスライドさせて、その先端部と回動枠の基端縁
の当接位置を変更するだけで、原稿圧着板の開閉角度を
開閉操作しやすい角度に無段階で調整することができる
から、従来に比べて、部品点数を少なくて済み、製作費
が安くつく。また、本考案では、支持枠に回動枠を枢支
している枢支軸の回りでの回動枠の基端縁の回動経路
が、原稿圧着板が取り付けられる支持枠に設けられた立
上り状の後壁部の上方を通るようになされており、しか
も開閉角度調整具がその支持枠の後壁部に上下方向スラ
イド可能に固定されているから、開閉角度調整具をどの
位置にスライドさせても、その開閉角度調節具が回動枠
の上面の回動方向に突き出ることがないという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である原稿圧着板開閉装置の
縦断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部の分解斜視図である。
【図4】同原稿圧着板の開閉角度を小さくした状態の斜
視図である。
【図5】同原稿圧着板の開閉角度を大きくした状態の斜
視図である。
【図6】同原稿圧着板の開閉角度を小さくした状態の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 複写機本体(本体) 2 支持枠2c 後壁部 3 原稿圧着板 4 回動枠4a 基端縁 6 開閉角度調整具6a 板状の本体 11 枢支軸 14 ばね 20 長孔 22 ビス α 開閉角度 A 当接位置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機等の本体に取り付けられかつ後端
    に立上り状の後壁部を有する支持枠と、原稿圧着板に取
    り付けられかつ基端部が前記支持枠に枢支されてその基
    端縁の回動経路が前記支持枠の後壁部の上方を通るよう
    になされた回動枠と、該両枠間に介装されることによ
    り、原稿圧着板を開放方向に付勢するばねとを有する
    共に、前記支持枠と回動枠との間に原稿圧着板の開閉角
    度を調整するための開閉角度調整具が設けられた原稿圧
    着板開閉装置において、前記 開閉角度調整具は、その板状の本体が前記支持枠の
    後壁部に上下方向スライド可能に固定されると共に、そ
    の先端部が前記回動枠の基端縁に当接可能に対向配置さ
    れ、該開閉角度調整具を上下方向にスライドさせて、そ
    の先端部と前記回動枠の基端縁との当接位置を変更する
    ことにより、原稿圧着板の開閉角度を調整可能に構成し
    たことを特徴とする原稿圧着板開閉装置。
JP1993070617U 1993-12-28 1993-12-28 原稿圧着板開閉装置 Expired - Lifetime JP2510242Y2 (ja)

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JPH0740957U JPH0740957U (ja) 1995-07-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5995043B2 (ja) * 2011-12-27 2016-09-21 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉保持装置並びにこれを備えた事務機器
JP6138852B2 (ja) * 2015-04-20 2017-05-31 Necプラットフォームズ株式会社 ディスプレイ装置及びディスプレイ装置のヒンジユニットの回動角度を制限する方法
JP6137655B2 (ja) * 2016-06-13 2017-05-31 Necプラットフォームズ株式会社 ディスプレイ装置及びディスプレイ装置のヒンジユニットの回動角度を制限する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514144U (ja) * 1974-06-25 1976-01-13
JPH0411109U (ja) * 1990-05-17 1992-01-30

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