JPS6228125Y2 - - Google Patents

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JPS6228125Y2
JPS6228125Y2 JP5329083U JP5329083U JPS6228125Y2 JP S6228125 Y2 JPS6228125 Y2 JP S6228125Y2 JP 5329083 U JP5329083 U JP 5329083U JP 5329083 U JP5329083 U JP 5329083U JP S6228125 Y2 JPS6228125 Y2 JP S6228125Y2
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JP
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JP5329083U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はCRT表示装置などを支持して、その
映像画面の向きを自由に変えることのできる首振
り支持装置に係り、特に、回転摺動部どうしを加
圧させるばねと可動部とを最小限の摩擦にて摺動
させるばね摺接機構に関する。
従来、小型のテレビジヨン受像器などを支持す
るものとして、この種の首振り支持装置が使用さ
れている。この首振り支持装置は、テーブル上に
設置される台座と、テレビジヨン受像器などの下
面に固定される支持部などとから成るものであ
る。そして、台座の上面と、支持部の下面とを同
じ曲率の球面形状にし、両者の球面を摺動させる
ことにより、映像画面の向きを自由に変えられる
ようにしているのが一般的である。また、従来の
ものでは、支持部と台座などとの摺接部を密着さ
せるための付勢手段を設けていないものが多く、
摺接部にてガタを生じるなどの問題点があつた。
この付勢手段として、ばねが考えられるが、従来
は支持部が球面形状であるため、ばねの加圧が均
一に行なわれず、また、ばねと球面部との摺接が
不確実になり、摺接部での摩擦が大きくなるなど
の問題があつた。
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、支持部と下半部との摺接形状を単純
化し、支持部を下半部へ加圧する板ばねと、支持
部上面との摺接が低摩擦で且つスムーズに行なえ
るようにした首振り支持装置のばね摺接機構を提
供することを目的としている。
本考案による首振り支持装置のばね摺接機構
は、テーブルなどに設置される下半部上に、
CRT表示装置の下部などに固定される支持部
を、上下方向に回動自在に支持し、また、支持部
の上面を、動作方向に湾曲する曲面に成形し、且
つこの上面には湾曲方向に延びる複数の溝を形成
し、支持部を下半部方向へ加圧する板ばねの先部
をこの溝部分に摺接させて、支持部の首振り動作
時に、板ばねとの摩擦力を最小限に抑えたことを
特徴としている。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本考案による首振り支持装置の使用例
を示す斜視図、第2図は首振り支持装置の組立状
態を示す断面図、第3図は分解斜視図である。
図の実施例では、本考案による首振り支持装置
1によつてCRT表示装置2を支持している状態
を示している。このCRT表示装置2はテレビジ
ヨン受像器であつてもよいし、パーソナルコンピ
ユータやワードプロセツサなどの表示部であつて
もよい。
首振り支持装置1は、第2図、第3図に示すよ
うに、最下段の台座10、中段の水平回転部20
および最上段の支持部30による3段構造になつ
ている。中段の水平回転部20は台座10に対し
てα方向へ回転動作し、また、最上段の支持部3
0は、水平回転部20に対してβ方向へ回転動作
する。このα,βの両方向への回転動作により、
CRT表示装置2の映像画面2aを各方向へ自由
に向けられるようになつている。また、台座1
0、水平回転部20、支持部30の各部はフアイ
バー樹脂などによつて成型されているものであ
る。
次に、上記の各部の構造について説明する。
台座10は比較的広面積の円盤状に形成された
定置部11と、その中央上面に一体的に設けられ
た筒部12とから成つている。定置部11の下面
には摩擦体13(第2図参照)が固着されてお
り、首振り支持装置1がテーブル上にて滑らない
ようになつている。また、筒部12の上面14の
中央には支持穴15が形成されている。同じく、
筒部12の上面14にはガイド溝16が形成され
ている。このガイド溝16は、前記支持穴15の
中心軸G(第2図参照)を中心として所定角度
(例えば120度)の広がりを持つ扇形状に成形され
ているものである。(第3図参照)。このガイド溝
16は水平回転部20のα方向への回転角度を規
制するためのものである。また、筒部12の側面
には配線用穴18と18が開口している。図の実
施例では、一方の配線用穴17が角状の突出部1
9の先に形成されており、この配線用穴17には
コネクタ3が配設されている。また、他方の配線
用穴18は比較的小径であり、AC用接続ジヤツ
クなどの外部連絡端子4が設けられている。さら
に、台座10の下部はカバー5によつて覆われて
いる(第2図参照)。
第4図、第5図ならびに第6図は水平回転部2
0を示すものである。この水平回転部20の本体
21は筒形状であり、この本体21の外径寸法
は、前記台座10の筒部12の径とほぼ一致して
いる。水平回転部20の下面22は輪状の平滑面
になつており、また、上面23は凹曲面になつて
いる。この上面23の凹曲面は、球面ではなく、
第5図の左右方向にのみ湾曲する曲面に形成され
ているものである。すなわち、第4図の左右方向
に延びる切断線にて切断した断面(第2図の全断
面図、第5図に示すV−V半断面図参照)におい
ては、上面23が半径Rの円周線として示され、
第4図の上下方向に延びる仮想切断線X−Xにて
切断した断面(特に断面図は図示していない)で
は上面23が下面22と平行な直線として示され
るものである。また、水平回転部20の下部中央
には下部支持軸24が、また上面23の中央には
上部支持軸25が突設されている。下部支持軸2
4と上部支持軸25の中心部には上下に貫通する
配線用穴26が形成されている。さらに、下面2
2にはストツパ突起27が設けられている。ま
た、上面23には、溝23a(第6図参照)が4
箇所形成されており、この各溝23aには、円板
状の摺接シート28が嵌着されている。この摺接
シート28は、水平回転部20よりも硬質であ
り、且つ摩擦係数の小さい合成樹脂などによつて
成形されたものである。
台座10上に水平回転部20を取付ける際に
は、第2図に示すように、下部支持軸24を台座
10上の支持穴15内へ回転自在に挿入し、下部
支持軸24の下端段差24aにリング6をねじに
て取付け、支持軸24の抜け止めを行なう。この
とき、水平回転部20の下面22に突設されたス
トツパ突起27は、台座10の上面の扇形状ガイ
ド溝16内に挿入される。
第7図、第8図ならびに第9図は支持部30を
示すものである。この支持部30は、底板31、
左右側板32,33ならびに前側板34から成る
ものである。底板31は曲面形状である。すなわ
ち、第8図(第7図の−断面図)では、底板
31の下面が半径Rの円周線として示され、ま
た、第9図では、底板31の下面が水平線として
示される。この底板31の下面の半径Rは、前記
水平回転部20の上面23の凹曲面半径Rと同じ
値である。底板31の中央には長穴状の切欠き3
5が形成されている。この切欠き35の幅寸法
は、前記水平回転部20の上部支持軸25の外径
よりもわずかに大きく形成されている。また、底
板31上の4箇所には取付部36が突設されてお
り、この取付部36の中心に取付穴37が設けら
れている。さらに、第9図に示すように、底板3
1の下面には2本の帯状の摺接部38が設けられ
ている。この摺接部38は底板31の曲面方向に
沿つて形成されているものであり、1つの摺接部
38がWaの幅寸法を有している。第11図に拡
大断面図として示すように、幅Waの摺接部38
は底板31の下面よりもわずかに盛り上げて成形
されているものであり、また摺接部38の表面に
は複数の溝38aが形成されている。この溝38
aは底板31の曲面に沿つて平行に延びるように
成形されている。さらに、第7図に示すように、
底板31の上面には、ばね摺接部39が設けられ
ている。このばね摺接部39は底板31の湾曲方
向に沿つて延びているものであり、幅Wbの範囲
内にて切欠き35を除く部分全域に形成されてい
るものである。第10図に拡大断面図として示す
ように、ばね摺接部39は、底板31の上面から
わずかに盛り上げて成形されているものであり、
またばね摺接部39の表面全域には溝39aが平
行に複数本形成されている。
支持部30を水平回転部20上に取付ける際に
は、支持部30の底板31の下面を、水平回転部
20の上面23に乗せる。このとき、底板31の
半径Rと、上面23の半径Rが同方向となるよう
に乗せる(第3図に示す方向に設置する)。ま
た、水平回転部20の上部支持軸25を支持部3
0の切欠き35内に挿入する。そして、上部支持
軸25の上端段差25a(第4図参照)に、板ば
ね41(第2図、第3図参照)の中央穴41aを
嵌合させる。さらに、上部支持軸25の先端にリ
ング状の押え板42が嵌着される。そして、押え
板42の穴42aと板ばね41の穴41b(第3
図参照)に固定ねじが挿入され、水平回転部20
の上部支持軸25に形成されているねじ穴25b
(第4図参照)に螺着され、板ばね41が固定さ
れる。
支持部30が水平回転部20上に取付けられた
状態では、板ばね41の左右両側の折曲部γが支
持部30の底板31上に形成されたばね摺接部3
9上に摺接する(第10図参図)。この折曲部γ
とばね摺接部39との摺接線は、ばね摺接部39
の延びる方向と直交するようになる。支持部30
は、板ばね41の弾圧力によつて、水平回転部2
0に対して押え付けられている。また、支持部3
0の底板31の下面に形成された摺接部38(第
9図参照)が、水平回転部20上の4箇所の摺接
シート28と摺接するものである(第11図参
照)。すなわち、水平回転部20の上面23と、
支持部30の底板31は、4箇所の摺接シート2
8ならびに2本の摺接部38のみによつて互いに
当たつていることになる。さらに、第2図に示す
ように、板ばね41の折曲部γと支持部底板31
との摺接線(加圧線)は摺接シート28のほぼ上
側に位置している。また、この摺接線は上部支持
軸25から離れた位置にある。
次に、上記構成による本考案の作用ならびに効
果を説明する。
CRT表示装置2などの各種装置は、支持部3
0上に固定する。この取付作業は、台座10、水
平回転部20および支持部30などの各部を組立
てた後に行なう。組立後の首振り支持装置1を
CRT表示装置2などの下面に設置し、支持部3
0の取付穴37に対し下方から固定ねじ45を挿
入してCRT表示装置2などの下面に対し螺着す
る。この固定ねじ45を挿入する場合には、支持
部30と水平回転部20を第2図の左右方向にず
らし、取付穴37を水平回転部20が覆わない状
態にし、取付穴37を開口させて行なう。
支持部30上にCRT表示装置2などを固定し
た後、第1図、第2図に示すように、定置部11
をテーブル上に設置して立てる。映像画面2aの
向きを変えるために、CRT表示装置2を第1図
のα方向へ回転させると、支持部30と水平回転
部20との関係が変わることなく、水平回転部2
0の下部支持軸24と台座10の支持穴15が摺
動する。そして、水平回転部20から上の部分
が、下部支持軸24の中心線である回転軸G(第
2図参照)によつてα方向へ回転する。この回転
範囲は、水平回転部20の下面のストツパ突起2
7が、台座10上の扇状のガイド溝16内にて移
動できる角度内に限られる。
このようにして、α方向への向きが決まつた後
に、CRT表示装置2などをβ方向へ回転させ
る。このとき、支持部30の底板31と、水平回
転部20の上面23とが摺動し、支持部30から
上の部分がβ方向へ回動して、映像画面2aが所
定の方向に向けられる。このβ方向への回動角度
は、水平回転部20の上部支持軸25が支持部3
0の切欠き35内を動く角度に限られる。
上記の如く、水平回転部20上にて支持部30
が回転動作する際に、板ばね41の折曲部γが、
支持部30の上面のばね摺接部39上を摺動す
る。そして、この板ばね41の弾性力により、回
転動作中に支持部30が水平回転部20に加圧さ
れ、摺動部でのガタが生じなくなる。
以上のように本考案によれば、以下に列記する
効果を奏するようになる。
(1) 下半部上に支持軸を設け、この支持軸に取付
けた板ばねによつて支持部を下半部方向へ加圧
しているので、支持部と下半部との摺動部が密
着し、ガタを生じることなく支持部から上の部
分がスムーズに動作するようになる。
(2) 支持部の上面が動作方向に湾曲する曲面にな
つており、板ばねの先部がこの曲面上に摺接し
ているので、支持部が回動動作する際に、板ば
ねと支持部上面がスムーズに摺接する。すなわ
ち、支持部上面が動作方向に湾曲しているの
で、板ばねの先部が湾曲方向に沿つて摺接する
ことになり、動作時に板ばねに無理な力が加わ
ることもない。また、板ばねを半球状などに成
形する必要がなく、平板状にできるので、板ば
ねの成形も容易である。
(3) 支持部の上面には、湾曲方向に沿う複数の溝
を設け、この上を板ばねが摺動するようにした
ので、板ばねの摺動抵抗が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は首振り支持装置の使用例を示す斜視図、第2
図は首振り支持装置の断面図、第3図は首振り支
持装置の分解斜視図、第4図は水平回転部の平面
図、第5図はその正面図、第6図は第4図の−
断面図、第7図は支持部の平面図、第8図は第
7図の−断面図、第9図は支持部の正面図、
第10図はばね加圧機構を示す断面図、第11図
は支持部と水平回転部との摺動機構の断面図であ
る。 1……首振り支持装置、2……CRT表示装
置、10,20……下半部、25……支持軸、3
0……支持部、39……ばね摺接部、39a……
溝、41……板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブル上などに設置される下半部10,20
    の上部に、支持部30が上下方向に回動自在に取
    付けられており、この支持部30上に各種機器2
    が固定される首振り支持装置において、前記下半
    部10,20上に突設されている支持軸25が支
    持部30の上方へ突出して、この支持軸25に板
    ばね41が取付けられており、且つ支持部30の
    上面は動作方向に湾曲する曲面になつているとと
    もに、この上面には湾曲方向へ延びる複数の溝3
    9aが形成されており、前記板ばね41の先部γ
    がこの溝39a上に摺接していることを特徴とす
    る首振り支持装置のばね摺接機構。
JP5329083U 1983-04-08 1983-04-08 首振り支持装置のばね摺接機構 Granted JPS59159075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5329083U JPS59159075U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 首振り支持装置のばね摺接機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5329083U JPS59159075U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 首振り支持装置のばね摺接機構

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Publication Number Publication Date
JPS59159075U JPS59159075U (ja) 1984-10-25
JPS6228125Y2 true JPS6228125Y2 (ja) 1987-07-18

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ID=30183637

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JP5329083U Granted JPS59159075U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 首振り支持装置のばね摺接機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4514600B2 (ja) * 2004-12-27 2010-07-28 リンナイ株式会社 床置き型温風暖房機

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JPS59159075U (ja) 1984-10-25

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