JP2650149B2 - 可動体の開閉抑制装置 - Google Patents

可動体の開閉抑制装置

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JP2650149B2
JP2650149B2 JP4248633A JP24863392A JP2650149B2 JP 2650149 B2 JP2650149 B2 JP 2650149B2 JP 4248633 A JP4248633 A JP 4248633A JP 24863392 A JP24863392 A JP 24863392A JP 2650149 B2 JP2650149 B2 JP 2650149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノート型,ラップトッ
プ型のパソコンやワープロの画面表示部又はポータブル
テレビのスタンドなどに用いる可動体の開閉抑制装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型,ラップトップ型のパソコンや
ワープロなどの電子機器は、持ち運びする際の便を考慮
して可能な限り小型・軽量化され、さらに液晶の画面表
示部を開閉できるように構成している。液晶の画面表示
部は、機器本体に対して直角から約120度開いた任意
の位置で静止することが必要であるとともに、機器内部
全体に電子回路基板が存在し且つ複雑に配線されている
ため、その占有面積はできるだけ少ない方が好ましい。
【0003】 画面表示部の開閉に用いる従来の開閉抑
制機構では、画面表示部の回転軸に緊密に嵌装した太い
コイルバネを備える。このコイルバネの両端部はハウジ
ングに固定し、該コイルバネの強い弾力で画面表示部の
回転軸を締め付けることにより、該画面表示部を任意の
開口位置で静止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉抑制機構で
は、常に均一な強いバネ弾力で画面表示部の回転軸を締
め付けることを要するので、画面表示部の開閉作動を任
意に調整できず、その開閉作動の始動には回動時の2倍
近い力を要する。また、画面表示部の開閉頻度が高い
と、強いバネ弾力で回転軸の接触部が磨耗することによ
り、磨耗渣が生じて摩擦抵抗がいっそう上昇して画面表
示部の開閉作動が困難になりやすい。従来の開閉抑制機
構は、常に均一なバネ弾力を要するために、該回転軸の
外径及びコイルバネの内径に高い精度を必要として製造
コストが高くなる。
【0005】 本出願人は、電気製品の蓋開閉装置とし
て既に実開昭56−140354号,実開昭57−11
5345号,実開昭58−29945号,実開昭58−
148165号,実開昭58−171468号,実開昭
58−174463号,実開昭58−195766号な
どを多数提案している。しかしながら、これらの装置
は、いずれも縦方向に配置するため、ノート型,ラップ
トップ型のパソコンやワープロなどの小型で高集積回路
の電子機器では設置可能な場所が実際上存在しない。
【0006】 本発明は、ラップトップ型のパソコンの
画面表示部などに用いる開閉抑制装置に関する前記の問
題点を改善するために提案され、既に出願した特願平3
−315419号をさらに改良したものである。本発明
は、いっそうの小型化によって設置場所がより少なくて
済み且つ開閉作動を任意に調整できる開閉抑制装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る開閉抑制装置1は、図2のように画面
表示部2すなわち可動体に水平に固着しても又は取付本
体に設置してもよい。開閉抑制装置1は、図1に例示す
るような小型のハウジング4を備え、該ハウジングの側
壁から突出する回転軸3を取付本体又は可動体に固着す
る。開閉抑制装置1の可動体は、例えばラップトップ型
パソコンなどにおける開閉可能な画面表示部又は電気ス
タンドの屈曲自在アーム(図示しない)であり、この他
にも各種の電気製品の開閉蓋などに適用できる。
【0008】 開閉抑制装置1のハウジング4内には、
可動体とともに回動する回転軸3と、該回転軸に密に嵌
装する円筒形の制動部材5と、該制動部材の傾斜外周面
6a(図6)と接触する傾斜内周面7aを有するブロッ
ク8とを備える。制動部材5には、耐磨耗性が良好なエ
ンジニアリングプラスチックを用い、ハウジング4及び
ブロック8はプラスチック又は金属製である。制動部材
5の傾斜外周面6aの傾斜角は一般に緩やかであると好
ましく、ブロック8の傾斜内周面7aのそれと実質的に
一致させる。また、ブロック8に傾斜内周面を設ける代
りに、ハウジング4に傾斜内周面を設けるだけでもよ
い。
【0009】 図示しないけれども、この制動部材が単
なる円錐体であれば、ブロック1個と組み合わせて使用
すればよい。好ましくは、制動部材5は、図1及び図6
に示すような円形両錐体であり、この場合にはその反対
側の傾斜外周面6bと接触するように、ブロック8の傾
斜内周面7aと反対向きにハウジング4にも傾斜内周面
7bを設ける。図1及び図6に示すように、制動部材5
の端部から適宜長さの縦溝10を形成し、円形両錐体の
制動部材ではその両端部から縦溝10を形成する。縦溝
10は1本でもよいけれども、円周方向に等間隔で2本
以上形成すると好ましい。
【0010】 ハウジング又はブロックの内周壁には、
制動部材5の縦溝10と嵌合する突条状のストッパ11
を設置すると好ましい(図4参照)。ストッパ11によ
って、制動部材5は可動体と一体の回転軸3とともに回
動せず、該制動部材によって回転軸3を効果的に締め付
ける。このストッパ11は、ハウジング4と一体の突出
部として成形するか又は金属片をインサートすればよ
い。
【0011】 図1及び図5に示すように、回転軸3に
は円盤状のつば部12を形成し、該つば部がハウジング
側壁(図1参照)又はブロック側壁(図7参照)に接触
し、回転軸3の後方部3bだけがハウジング4及びブロ
ック8内に位置する。回転軸3の後端部には雄ネジ山1
3を刻設し、該雄ネジ山にナット9をねじ込む。
【0012】 ブロック8は、つば部12とナット9と
の間の圧縮力で制動部材5の方へ付勢されるので、ナッ
ト9のねじ込み量で制動部材5による回転軸3の締め付
け力を調整できる。ナット9とブロック側壁又はハウジ
ング側壁との間には弾性部材を介在させ、該弾性部材は
例えば図1に示すような皿バネ14である。この弾性部
材は、回転軸後方部3bに嵌装してハウジング4内に収
納できるならば、輪バネ,板バネ材又は各種の弾性合成
樹脂などを用いてもよい。
【0013】
【作用】開閉抑制装置1では、可動体すなわち図2に示
す画面表示部2を開閉すると、ハウジング4を画面表示
部2に取付けたならば、該ハウジングとともにブロック
8も回動し、一方、ハウジング4内では画面表示部2の
回転軸3は静止している。ブロック8は、常に制動部材
5の方へ付勢され、その傾斜内周面7aが制動部材5の
傾斜外周面6aと接触することにより、該ブロックは制
動部材5を半径方向の内方へ押圧する。制動部材5は、
縦溝10を有することにより、半径方向内方への押圧で
容易に収縮変形して画面表示部2の回転軸3を締め付
け、画面表示部2を任意の開閉位置で静止させる。
【0014】 制動部材5による画面表示部2の回転軸
3を締め付け力は、ナット9のねじ込み量によって正確
に調整でき、使用者の好みに応じた開閉作動に設定でき
る。また、開閉抑制機構1では、ナット9の可変ねじ込
み量によって回転軸3を締め付けるので、画面表示部の
開閉作動力を任意に調整することができ、その開閉作動
の始動に要する力は回動時のそれとほぼ同じである。
【0015】
【実施例】本発明を図面に基づいて説明すると、図1に
示す本発明に係る開閉抑制装置1は、矩形平面の取付部
15を形成した横20×縦18mmのハウジング4を備
え、該ハウジングはエンジニアリングプラスチック製で
ある。ハウジング4の横貫通孔16(後方内径5mm)
には、つば部12がハウジング側壁17に接触するまで
回転軸3を挿入し、該回転軸の後方部3bをハウジング
4内に位置させる。図1では、回転軸3の回動によるつ
ば部12の摩擦抵抗を減らすために、該つば部とハウジ
ング側壁17との間に円盤状のポリスライダ19を介在
させる。
【0016】 ハウジング4の内部には、回転軸3の後
方部3bに密に嵌装する円形両錐体で円筒形の制動部材
5と、円錐形の中心孔18を有する金属製のブロック8
とを収納し、さらにナット9を回転軸後端部の雄ネジ山
13にねじ込む。制動部材5は、耐磨耗性が良好なエン
ジニアリングプラスチック製である。回転軸3の後方部
3bに複数枚の皿ばね14を嵌合し、該皿バネをナット
9とブロック側壁との間に介在させる。ナット9が回転
軸3とともに回動する際に、摩擦抵抗によるナット9の
弛みを防ぐために、該ナットとブロック側壁との間に円
盤状のポリスライダ(図示しない)を介在させると好ま
しい。
【0017】 ハウジング4の横貫通孔16の前方に
は、ブロック8の傾斜内周面7aと反対向きに傾斜内周
面7bを設け、この傾斜内周面7bは制動部材5の傾斜
外周面6bと接触する。ハウジング貫通孔16の後方内
径は、ブロック8の外径よりも僅かに大きい。ハウジン
グ4の傾斜内周面7bには、金属片をインサートして突
条状のストッパ11を形成し、該ストッパは制動部材5
の縦溝10と嵌合できるように該縦溝よりも横幅が狭
い。
【0018】 ストッパ11は、ブロック8の軸心と平
行であり、回転軸3の後方部3bの外周面と接触しない
高さに定める。回転軸3の前方部3aはつば部12から
前方へ水平に突出させ、該前方部を通常異形断面に成形
しておく。ブロック8は、その中心孔18の傾斜内周面
7aが制動部材5の傾斜外周面6aと接触するように、
ブロック8は制動部材5に部分的に嵌り込むけれども、
ブロック前端面とハウジング内周面7bの後端とは接触
させない。
【0019】 制動部材5には、その両端部から縦溝1
0を軸心と平行に形成する。各縦溝10は、一端部にお
いて円周方向に3本等間隔に形成し、制動部材5の高さ
の半分よりも長くして中央肉厚部20(図6)を越える
ように定める。図6に示すように、両端部から形成した
各縦溝10は、相互に等間隔離れるように配列する。
【0020】 本発明の開閉抑制装置1は、図2に例示
するように、ラップトップ型パソコン21における画面
表示部2の下方突出部22に設置する。ハウジング4の
取付部15に貫通孔23,23を設けることにより、図
3に示すように下方突出部22にハウジング取付部15
をボルト止めし、一方、取付本体である機器本体24の
隣接側壁に受板25を固着し、該受け板に軸前方部3a
の断面形状と等しい異形孔26を設ける。他方の回転軸
27を予め公知の手段で枢着してから、回転軸3の前方
部3aを受板25の異形孔26に嵌入して開閉抑制装置
1を固着する。この結果、開閉抑制装置1は、画面表示
部2の回転軸3,27と同軸状に横方向に配置されるこ
とになる。
【0021】 ラップトップ型パソコン21の画面表示
部2を開閉すると、該画面表示部とともに開閉抑制装置
1は回動し、さらにハウジング4及びブロック8も回動
する。この際に、回転軸3自体は、受板25の異形孔2
6に嵌入・固定されるからハウジング4内で静止してい
る。ブロック8は、つば部12とナット9との間の圧縮
力で常に制動部材5の方へ付勢され、ブロック中心孔1
8の傾斜内周面7aが制動部材5の傾斜外周面6aと接
触し、且つハウジング貫通孔16の前方傾斜内周面7b
が制動部材5の傾斜外周面6bと接触することにより、
該制動部材を半径方向の内方へ押圧する。
【0022】 制動部材5は、縦溝10を有することに
より、半径方向内方への押圧で容易に収縮変形して画面
表示部2の回転軸3を締め付け、画面表示部2を任意の
開閉位置で静止させる。この際に、制動部材5の縦溝1
0と嵌合するストッパ11をハウジング4の内周壁に設
け、該制動部材を常にハウジング4とともに回転させ、
制動部材5の内周面が回転軸3の外周面上を滑動するこ
とで開閉を効果的に抑制する。
【0023】 制動部材5による画面表示部2の回転軸
3を締め付け力は、ブロック8を制動部材5の方へ付勢
するナット9のねじ込み量によって容易に調整できる。
皿バネ14をナット9とブロック8との間に介在させる
ことにより、使用者の好みに応じた開閉作動への設定が
容易である。
【0024】 図7は本発明の変形例を示し、開閉抑制
装置28は、幅約10mmである縦長の金属製ハウジン
グ29を備える。ハウジング29の下方平坦部には、取
付用の貫通孔35,35を設ける。ハウジング29の貫
通孔30は傾斜内周面を有し、該貫通孔内に回転軸33
及び制動部材31の後方部を嵌入する。円形両錐体の制
動部材31の後方部を貫通孔30内に嵌入することによ
り、制動部材31の後方傾斜外周面はハウジング29の
傾斜内周面と接触する。制動部材31の回転を防ぐため
に、ハウジング貫通孔30の内周面に適宜の突条状のス
トッパ(図示しない)を設ける。
【0025】 回転軸33には円盤状のつば部36を形
成し、該つば部がブロック32の側壁に接触するまで、
回転軸33の後方部をブロック32,制動部材31及び
ハウジング29に挿入する。制動部材31の前方部がブ
ロック32の円錐形貫通孔内に嵌入されることにより、
制動部材31の前方傾斜外周面はブロック32の傾斜内
周面と接触する。
【0026】 回転軸33の後端部をハウジング29の
後端面から突出させ、この後端部に雄ネジ山(図示しな
い)を刻設することにより、該雄ネジ山にナット34を
ねじ込むことができる。回転軸33の後方部には、円盤
状のポリスライダ37及びワッシャ38を嵌合し、これ
らをナット9とハウジング側壁との間に介在させる。こ
の結果、ナット34のねじ込み量によって、制動部材3
1による回転軸33を締め付け力を正確に調整できる。
【0027】 開閉抑制装置28は、小型であるから電
気スタンドの屈曲自在アームの関節部分などに取付け、
水平や垂直などの任意の角度に設置することができる。
開閉抑制装置28は、各種の電気製品の開閉蓋又は軽量
のテレビや写真のスタンドテレビスタンドの支え枠など
の回転部分に取付けてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る開閉抑制装置は、取付本体
又は可動体に水平や垂直などの任意の角度に設置でき、
該可動体例えば画面表示部の回転軸と同軸状に配置でき
るうえにいっそうの小型化も可能であるので、その占有
場所はより小さくて済む。したがって、この取付本体
が、内部全体に回路基板が存在し且つ複雑に配線された
パソコンやワープロなどの電子機器又は各種の電気製品
の開閉蓋などであっても、この開閉抑制装置は十分に取
付け可能である。
【0029】 本発明の開閉抑制装置は、画面表示部な
どの可動体を開閉する際に、円筒形の制動部材による可
動体の回転軸を締め付け力をナットのねじ込み量で容易
に調整でき、これによって可動体の開閉作動を適当に制
御できる。この開閉抑制装置を設置した可動体は、使用
者の好みに応じた開閉作動に設定でき、閉鎖位置から開
口限界位置までの任意の位置で容易に静止できる一方、
可動体を閉じる際に該可動体が自重で急激に閉じること
を防止する。これに対し、従来の開閉機構では、常に均
一な強いバネ弾力によって可動体を任意の開口位置で静
止するので、該可動体の開閉動作が適当に調整できず、
通常その開閉作動にかなりの力を要している。
【0030】 また、本発明の開閉抑制装置では、可動
体の開閉頻度が高くても接触部分において磨耗渣が生じ
ることが殆どなく、使用を長期間継続しても可動体の開
閉作動は一定であり、弾性部材の弾力などが低下して任
意の開口位置で静止できない場合も発生しない。本発明
の開閉抑制装置は、制動部材及びブロックなどにそれほ
ど高い精度を必要としないので製造コストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉抑制装置を示す横断面図であ
る。
【図2】 本発明の開閉抑制装置をラップトップ型パソ
コンに設置した状態を示す概略斜視図である。
【図3】 本発明の開閉抑制装置を画面表示部に取付け
た状態を示す部分側面図である。
【図4】 本発明で用いるハウジングの横断面図であ
る。
【図5】 本発明で用いる回転軸の側面図である。
【図6】 本発明で用いる制動部材とブロックの分解斜
視図である。
【図7】 本発明の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 開閉抑制装置 2 画面表示部 3 回転軸 4 ハウジング 5 制動部材 8 ブロック 9 ナット 10 制動部材の縦溝 11 ストッパ 12 つば部 14 皿バネ 15 ハウジング取付部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付本体又は可動体に固着するハウジン
    グと、ハウジング側壁から突出させて可動体又は取付本
    体に固着し且つ円盤状のつば部を形成するとともに後端
    部に雄ネジ山を刻設した回転軸と、可動体の回転軸に密
    に嵌装する円筒形の制動部材と、該制動部材の傾斜外周
    面と接触する傾斜内周面を有するブロックとからなり、
    制動部材にはその端部から適宜長さの縦溝を形成し、
    転軸の後端部の雄ネジ山にねじ込んだナットとブロック
    側壁又はハウジング側壁との間に皿ばねを介在させ、該
    ナットと他方のハウジング側壁又はブロック側壁に接触
    する回転軸のつば部との間の圧縮力でブロックを制動部
    材の方へ付勢し、該制動部材による回転軸の締め付け力
    をナットのねじ込み位置で微妙に調整して回動可能に締
    め付ける開閉抑制装置。
  2. 【請求項2】 回転軸のつば部と他方のハウジング側壁
    又はブロック側壁との間に円盤状のポリスライダを介在
    させ、該ポリスライダによって回転軸の回動によるつば
    部の摩擦抵抗を減らす請求項1記載の開閉抑制装置。
  3. 【請求項3】 取付本体又は可動体に固着する傾斜内周
    面を有するハウジングと、ハウジング側壁から突出させ
    て可動体に固着する回転軸と、可動体の回転軸に密に嵌
    装する円形両錐体の制動部材と、ハウジングの傾斜内周
    面と反対向きの傾斜内周面を有し且つ制動部材の傾斜外
    周面と接触するブロックとからなり、円形両錐体の制動
    部材にはその両端部から適宜長さの縦溝を形成するとと
    もに、ハウジングの傾斜内周面に制動部材の縦溝と嵌合
    するストッパを設置することにより、可動体の回動時に
    制動部材はハウジングとともに静止又は回動する開閉抑
    制装置。
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