JP2000008688A - チルトヒンジ - Google Patents
チルトヒンジInfo
- Publication number
- JP2000008688A JP2000008688A JP10179285A JP17928598A JP2000008688A JP 2000008688 A JP2000008688 A JP 2000008688A JP 10179285 A JP10179285 A JP 10179285A JP 17928598 A JP17928598 A JP 17928598A JP 2000008688 A JP2000008688 A JP 2000008688A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter portion
- washer
- bearing plate
- tilt hinge
- rotating shaft
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストを増大させることなく、スプリングワ
ッシャの圧縮代を所定値に調整して回転トルクを安定し
て発生させる。 【解決手段】 回転シャフト2の大径部21の片側にはス
ライダワッシャ31、反対側にはフリクションワッシャ3
2、スプリングワッシャ33を挿入し、押さえナット6を
締めつけた状態で回転シャフト2の小径部20の端部20a
をつぶすことにより、所定の回転トルクを発生させる。
ッシャの圧縮代を所定値に調整して回転トルクを安定し
て発生させる。 【解決手段】 回転シャフト2の大径部21の片側にはス
ライダワッシャ31、反対側にはフリクションワッシャ3
2、スプリングワッシャ33を挿入し、押さえナット6を
締めつけた状態で回転シャフト2の小径部20の端部20a
をつぶすことにより、所定の回転トルクを発生させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卓上形ワードプロ
セッサ、パーソナルコンピュータ等のOA機器における
ディスプレイ部等、開閉部分のヒンジ部材として好適な
チルトヒンジに関する。以下本明細書においては、OA
機器におけるディスプレイ開閉部のチルトヒンジの例で
説明する。
セッサ、パーソナルコンピュータ等のOA機器における
ディスプレイ部等、開閉部分のヒンジ部材として好適な
チルトヒンジに関する。以下本明細書においては、OA
機器におけるディスプレイ開閉部のチルトヒンジの例で
説明する。
【0002】
【従来の技術】OA機器におけるディスプレイ部は、機
器本体に対して、使用可能の範囲内において使用者の好
む任意の角度で安定して停止し、その角度を保持するこ
とが必要である。この目的に対応するチルトヒンジとし
て、例えば実用新案登録公報第2547422号に記載のもの
がある。これを図面により説明する。
器本体に対して、使用可能の範囲内において使用者の好
む任意の角度で安定して停止し、その角度を保持するこ
とが必要である。この目的に対応するチルトヒンジとし
て、例えば実用新案登録公報第2547422号に記載のもの
がある。これを図面により説明する。
【0003】図4はディスプレイ開閉部を示すチルトヒ
ンジ周辺の部分断面図、図5はこのチルトヒンジの構成
を分解状態で示す斜視図で、1は機器本体Cに取り付け
られる取り付けベース10と軸受プレート11からなる取り
付け部材、2は小径部20とこれに続く大径部21とさらに
これに続く取り付け部22とからなり、前記小径部20を軸
受プレート11に挿入し、取り付け部22をディスプレイ体
Dに取り付けてディスプレイ体Dを機器本体Cに対して
回転支持させる回転シャフト、3は軸受プレート11の両
側で回転シャフト2に挿入されるワッシャで、31は回転
シャフト2の大径部21と軸受プレート11の間に挿入され
るスライダワッシャ、32は軸受プレート11に対してスラ
イダワッシャ31の反対側に挿入されるフリクションワッ
シャ、33はさらにその外側に挿入されるスプリングワッ
シャ、4はさらにその外側に挿入される押さえカラーで
ある。
ンジ周辺の部分断面図、図5はこのチルトヒンジの構成
を分解状態で示す斜視図で、1は機器本体Cに取り付け
られる取り付けベース10と軸受プレート11からなる取り
付け部材、2は小径部20とこれに続く大径部21とさらに
これに続く取り付け部22とからなり、前記小径部20を軸
受プレート11に挿入し、取り付け部22をディスプレイ体
Dに取り付けてディスプレイ体Dを機器本体Cに対して
回転支持させる回転シャフト、3は軸受プレート11の両
側で回転シャフト2に挿入されるワッシャで、31は回転
シャフト2の大径部21と軸受プレート11の間に挿入され
るスライダワッシャ、32は軸受プレート11に対してスラ
イダワッシャ31の反対側に挿入されるフリクションワッ
シャ、33はさらにその外側に挿入されるスプリングワッ
シャ、4はさらにその外側に挿入される押さえカラーで
ある。
【0004】フリクションワッシャ31は例えば機械的強
度と耐摩耗性を有する材料として、りん青銅などが好ま
しく、またスプリングワッシャ33は例えば後に図3に符
号33a で例示するように、放射状かつ交互にそれぞれ3
個の凹凸を等間隔に形成し、各凹凸面を平坦に構成した
ものなどがよい。このチルトヒンジは、上記各ワッシャ
を挿入した上、小径部20の端部20a をかしめることによ
り所定の回転トルクを加えられた時のみ回転するように
した回転シャフト2の取り付け部をディスプレイ体Dに
取り付け、取り付け部材1を取り付けベース10を介して
機器本体Cに取り付けて構成される。
度と耐摩耗性を有する材料として、りん青銅などが好ま
しく、またスプリングワッシャ33は例えば後に図3に符
号33a で例示するように、放射状かつ交互にそれぞれ3
個の凹凸を等間隔に形成し、各凹凸面を平坦に構成した
ものなどがよい。このチルトヒンジは、上記各ワッシャ
を挿入した上、小径部20の端部20a をかしめることによ
り所定の回転トルクを加えられた時のみ回転するように
した回転シャフト2の取り付け部をディスプレイ体Dに
取り付け、取り付け部材1を取り付けベース10を介して
機器本体Cに取り付けて構成される。
【0005】各ワッシャは、上記のような位置に挿入さ
れているから、軸受プレート11の両面で大径部21との間
にはスライダワッシャ31、反対側にはフリクションワッ
シャ32が介在し、これをスプリングワッシャ33によって
軸方向に発生するスラスト力によって押さえつけている
から、任意の位置で自由に停止保持させることができる
ものである。
れているから、軸受プレート11の両面で大径部21との間
にはスライダワッシャ31、反対側にはフリクションワッ
シャ32が介在し、これをスプリングワッシャ33によって
軸方向に発生するスラスト力によって押さえつけている
から、任意の位置で自由に停止保持させることができる
ものである。
【0006】しかし、このチルトヒンジの構成において
はスプリングワッシャ33の圧縮代が発生するスラスト力
に直接関係するが、その圧縮代は押さえカラー4でスプ
リングワッシャ33を押さえつけて位置決めし、小径部20
の端部20a をかしめることによって決定するものである
から、かしめの加減がわずかに違ってもスラスト力が大
きく変動してしまうという問題点がある。
はスプリングワッシャ33の圧縮代が発生するスラスト力
に直接関係するが、その圧縮代は押さえカラー4でスプ
リングワッシャ33を押さえつけて位置決めし、小径部20
の端部20a をかしめることによって決定するものである
から、かしめの加減がわずかに違ってもスラスト力が大
きく変動してしまうという問題点がある。
【0007】この点を改善したものとして、図6に示す
チルトヒンジがある。図4との相違は、小径部20の端部
20a をかしめる代わりに、回転シャフト2の小径部20に
ねじを加工し、押さえナット4の外側からナット5を2
重に締めつけ、いわゆるダブルナットの状態で押さえカ
ラー4の位置決めするを行っている点である。なお、図
6では取り付け部材1の形状も図4とは異なっている
が、これは単なる設計上の相違であって、チルトヒンジ
の構成とは関係がない。
チルトヒンジがある。図4との相違は、小径部20の端部
20a をかしめる代わりに、回転シャフト2の小径部20に
ねじを加工し、押さえナット4の外側からナット5を2
重に締めつけ、いわゆるダブルナットの状態で押さえカ
ラー4の位置決めするを行っている点である。なお、図
6では取り付け部材1の形状も図4とは異なっている
が、これは単なる設計上の相違であって、チルトヒンジ
の構成とは関係がない。
【0008】押さえナット4の押さえつけおよび位置決
めをナットによって行うと、締めつけトルクを管理する
ことによってスプリングワッシャの圧縮代を一定値に管
理することができる。しかし、この構造においても、ナ
ットが1重ではゆるんでしまうので上記のようにダブル
ナットとする必要があり、部品点数が増加してコストが
かかるという問題点がある。
めをナットによって行うと、締めつけトルクを管理する
ことによってスプリングワッシャの圧縮代を一定値に管
理することができる。しかし、この構造においても、ナ
ットが1重ではゆるんでしまうので上記のようにダブル
ナットとする必要があり、部品点数が増加してコストが
かかるという問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コストを増
大させることなく、簡単な手段で押さえスプリングワッ
シャの圧縮代を調整し、所定の回転トルクに対応する摩
擦抵抗を安定して発生させるチルトヒンジを実現するこ
とを目的とする。
大させることなく、簡単な手段で押さえスプリングワッ
シャの圧縮代を調整し、所定の回転トルクに対応する摩
擦抵抗を安定して発生させるチルトヒンジを実現するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、機器本体に取
り付けられる取り付け部材の軸受プレートと、端部にね
じ加工した小径部とこれに続く大径部とさらにこれに続
く取り付け部とからなり、前記小径部を前記軸受プレー
トに挿入し、前記取り付け部をディスプレイ体に取り付
けてディスプレイ体を機器本体に対して回転支持させる
回転シャフトと、この回転シャフトの大径部と軸受プレ
ートとの間に挿入されるスライダワッシャと、同じく回
転シャフトの軸受プレートに対して前記スライダワッシ
ャと反対側に挿入されるフリクションワッシャと、軸受
プレートに対してさらに外側に挿入される1枚のスプリ
ングワッシャと、さらにその外側で前記ねじ加工した小
径部にねじこまれる押さえナットとからなり、この押さ
えナットを締めつけた状態で小径部端部のねじ部をつぶ
すことにより前記回転シャフトが所定の回転トルクを加
えられたときのみ回転するように構成したことを特徴と
するチルトヒンジであり、あるいは、前記1枚のスプリ
ングワッシャに代えて、形状の異なる2枚のスプリング
ワッシャで構成した前記のチルトヒンジである。
り付けられる取り付け部材の軸受プレートと、端部にね
じ加工した小径部とこれに続く大径部とさらにこれに続
く取り付け部とからなり、前記小径部を前記軸受プレー
トに挿入し、前記取り付け部をディスプレイ体に取り付
けてディスプレイ体を機器本体に対して回転支持させる
回転シャフトと、この回転シャフトの大径部と軸受プレ
ートとの間に挿入されるスライダワッシャと、同じく回
転シャフトの軸受プレートに対して前記スライダワッシ
ャと反対側に挿入されるフリクションワッシャと、軸受
プレートに対してさらに外側に挿入される1枚のスプリ
ングワッシャと、さらにその外側で前記ねじ加工した小
径部にねじこまれる押さえナットとからなり、この押さ
えナットを締めつけた状態で小径部端部のねじ部をつぶ
すことにより前記回転シャフトが所定の回転トルクを加
えられたときのみ回転するように構成したことを特徴と
するチルトヒンジであり、あるいは、前記1枚のスプリ
ングワッシャに代えて、形状の異なる2枚のスプリング
ワッシャで構成した前記のチルトヒンジである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によれば、機器本体に取り
付けた回転シャフトに対してディスプレイ体を取り付け
る取り付け部材の軸受プレートをスプリングワッシャを
介して所定トルクで締めつけ、このスプリングワッシャ
の圧縮代を押さえナットの締めつけ加減によって決定す
るようにしたから、回転シャフトの回転トルクに対応す
る摩擦抵抗を容易に所定値に調整することができる。
付けた回転シャフトに対してディスプレイ体を取り付け
る取り付け部材の軸受プレートをスプリングワッシャを
介して所定トルクで締めつけ、このスプリングワッシャ
の圧縮代を押さえナットの締めつけ加減によって決定す
るようにしたから、回転シャフトの回転トルクに対応す
る摩擦抵抗を容易に所定値に調整することができる。
【0012】
【実施例】〔実施例1〕本発明の第1の実施例を図1に
より説明する。この図はこの実施例のチルトヒンジ周辺
を示す部分断面図で、これまでの図4〜6と共通のもの
については同一符号を使用している。6は押さえナット
で、従来の押さえナットの内径部にねじ加工してナット
と兼用としたものである。
より説明する。この図はこの実施例のチルトヒンジ周辺
を示す部分断面図で、これまでの図4〜6と共通のもの
については同一符号を使用している。6は押さえナット
で、従来の押さえナットの内径部にねじ加工してナット
と兼用としたものである。
【0013】すなわち、このチルトヒンジは、回転シャ
フト2の小径部20の端部20a をねじ加工し、回転シャフ
ト2の大径部21と軸受プレート11との間にスライダワッ
シャ31を挿入するとともに、軸受プレート11に対してス
ライダワッシャ31の反対側にはフリクションワッシャ32
およびスプリングワッシャ33を挿入し、スプリングワッ
シャ33の外側に押さえナット6をかぶせて構成される。
押さえナット6を所定のトルクで締めつけてスプリング
ワッシャ33を圧縮し、その状態のまま小径部20の端部20
a を軽くたたくことにより、押さえナット6のねじがつ
ぶれて回り止めとなり、回転シャフト2は所定の回転ト
ルクを加えられた時のみ回転する。回転シャフト2の取
り付け部22をディスプレイ体Dに取り付け、取り付け部
材1を取り付けベース10を介して機器本体Cに取り付け
れば、使用者の好む任意の角度で安定して停止し、その
角度を保持するチルトヒンジが実現する。
フト2の小径部20の端部20a をねじ加工し、回転シャフ
ト2の大径部21と軸受プレート11との間にスライダワッ
シャ31を挿入するとともに、軸受プレート11に対してス
ライダワッシャ31の反対側にはフリクションワッシャ32
およびスプリングワッシャ33を挿入し、スプリングワッ
シャ33の外側に押さえナット6をかぶせて構成される。
押さえナット6を所定のトルクで締めつけてスプリング
ワッシャ33を圧縮し、その状態のまま小径部20の端部20
a を軽くたたくことにより、押さえナット6のねじがつ
ぶれて回り止めとなり、回転シャフト2は所定の回転ト
ルクを加えられた時のみ回転する。回転シャフト2の取
り付け部22をディスプレイ体Dに取り付け、取り付け部
材1を取り付けベース10を介して機器本体Cに取り付け
れば、使用者の好む任意の角度で安定して停止し、その
角度を保持するチルトヒンジが実現する。
【0014】このチルトヒンジは、従来のものと比較し
てトルク設定が容易であり、かつ部品点数も少ないから
コストが削減されるという利点がある。 〔実施例2〕本発明の第2の実施例を図2により説明す
る。この図はこの実施例のチルトヒンジ周辺を示す部分
断面図で、図1に示した第1の実施例とつぎの1点にお
いてのみ異なる。すなわち、フリクションワッシャ32と
押さえナット6の中間に、第1の実施例におけるものと
同じスプリングワッシャ33a に加えてもう1枚のスプリ
ングワッシャ33b を挿入してある。スプリングワッシャ
33a 、33b は同一形状のものであると重なってしまって
スプリング効果が十分発揮されない場合があるから、図
3(a)、(b)に例示するように、互いに異なった形
状のものを選定することが好ましい。
てトルク設定が容易であり、かつ部品点数も少ないから
コストが削減されるという利点がある。 〔実施例2〕本発明の第2の実施例を図2により説明す
る。この図はこの実施例のチルトヒンジ周辺を示す部分
断面図で、図1に示した第1の実施例とつぎの1点にお
いてのみ異なる。すなわち、フリクションワッシャ32と
押さえナット6の中間に、第1の実施例におけるものと
同じスプリングワッシャ33a に加えてもう1枚のスプリ
ングワッシャ33b を挿入してある。スプリングワッシャ
33a 、33b は同一形状のものであると重なってしまって
スプリング効果が十分発揮されない場合があるから、図
3(a)、(b)に例示するように、互いに異なった形
状のものを選定することが好ましい。
【0015】スプリングワッシャを2枚使用することに
よって部品点数は増加するが、つぎのような効果があ
る。 1)形状の異なるスプリングワッシャを2枚使用するこ
とにより、コンパクトな構成で大きなスプリング力が得
られ、押さえナットによる圧着力の逃げがなくなって確
実にトルクが発生する。 2)スプリング力が大きくなったことで押さえナットを
かしめる際にフリクションワッシャの打撃による損傷が
軽減される。 3)スプリング力が大きくなったことで「へたり」を生
じることがなく、長年の使用においても高トルクを維持
することができる。
よって部品点数は増加するが、つぎのような効果があ
る。 1)形状の異なるスプリングワッシャを2枚使用するこ
とにより、コンパクトな構成で大きなスプリング力が得
られ、押さえナットによる圧着力の逃げがなくなって確
実にトルクが発生する。 2)スプリング力が大きくなったことで押さえナットを
かしめる際にフリクションワッシャの打撃による損傷が
軽減される。 3)スプリング力が大きくなったことで「へたり」を生
じることがなく、長年の使用においても高トルクを維持
することができる。
【0016】このチルトヒンジにおいても、押さえナッ
ト6を所定のトルクで締めつけてスプリングワッシャ33
a 、33b を圧縮し、その状態のまま小径部20の端部20a
を軽くかしめることにより、押さえナット6のねじがつ
ぶれて回り止めとなり、回転シャフト2は所定の回転ト
ルクを加えられた時のみ回転する。回転トルクに見合う
摩擦抵抗力の設定をナットによって行うのでばらつきが
なく、一定値に管理することができる。
ト6を所定のトルクで締めつけてスプリングワッシャ33
a 、33b を圧縮し、その状態のまま小径部20の端部20a
を軽くかしめることにより、押さえナット6のねじがつ
ぶれて回り止めとなり、回転シャフト2は所定の回転ト
ルクを加えられた時のみ回転する。回転トルクに見合う
摩擦抵抗力の設定をナットによって行うのでばらつきが
なく、一定値に管理することができる。
【0017】本発明のチルトヒンジは、OA機器のディ
スプレイ部に限らず、ステレオ等のオーディオ機器、各
種厨房機器や洗濯機等の家電製品、トイレ便座などの衛
生機器など、開閉させ、かつ任意の角度に停止させて使
用するさまざまなものに使用することができる。
スプレイ部に限らず、ステレオ等のオーディオ機器、各
種厨房機器や洗濯機等の家電製品、トイレ便座などの衛
生機器など、開閉させ、かつ任意の角度に停止させて使
用するさまざまなものに使用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、回転トルクに対応する
摩擦抵抗力の設定を安定して行うことができて品質が向
上すると同時に、部品点数も少なく製造コストが削減さ
れるというすぐれた効果を奏する。
摩擦抵抗力の設定を安定して行うことができて品質が向
上すると同時に、部品点数も少なく製造コストが削減さ
れるというすぐれた効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示すチルトヒンジ周辺
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すチルトヒンジ周辺
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例におけるスプリングワッ
シャを示す斜視図である。
シャを示す斜視図である。
【図4】従来の技術を示すチルトヒンジ周辺の部分断面
図である。
図である。
【図5】図4のチルトヒンジを分解状態で示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】他の従来の技術を示すチルトヒンジ周辺の部分
断面図である。
断面図である。
1 取り付け部材 2 回転シャフト 3 ワッシャ 4 押さえカラー 5 ナット 6 押さえナット 20 小径部 21 大径部 22 取り付け部 31 スライダワッシャ 32 フリクションワッシャ 33 スプリングワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 敏明 宮城県玉造郡岩出山町上野目字中川原14番 地の7 光電子株式会社内 (72)発明者 渡辺 敬三 宮城県玉造郡岩出山町上野目字中川原14番 地の7 光電子株式会社内 (72)発明者 小山 典夫 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉無番地 株 式会社東北テクノブレインズ内 Fターム(参考) 2C061 BB08 CD01 4E360 BA04 BB02 BB12 BB22 BB27 BC06 EC15 ED02 ED04 ED08 ED23 GA02 GA07 GA53 GB04 GB46 GC14
Claims (2)
- 【請求項1】 機器本体に取り付けられる取り付け部材
の軸受プレート(11)と、端部(20a )にねじ加工した
小径部(20)とこれに続く大径部(21)とさらにこれに
続く取り付け部(22)とからなり、前記小径部(20)を
前記軸受プレート(11)に挿入し、前記取り付け部(2
2)をディスプレイ体に取り付けてディスプレイ体を機
器本体に対して回転支持させる回転シャフト(2)と、
この回転シャフト(2)の大径部(21)と軸受プレート
(11)との間に挿入されるスライダワッシャ(31)と、
同じく回転シャフト(2)の軸受プレート(11)に対し
て前記スライダワッシャ(31)と反対側に挿入されるフ
リクションワッシャ(32)と、軸受プレート(11)に対
してさらに外側に挿入される1枚のスプリングワッシャ
(33)と、さらにその外側で前記ねじ加工した小径部
(20a )にねじこまれる押さえナット(6)とからな
り、この押さえナット(6)を締めつけた状態で小径部
端部(20a )のねじ部をつぶすことにより前記回転シャ
フト(2)が所定の回転トルクを加えられたときのみ回
転するように構成したことを特徴とするチルトヒンジ。 - 【請求項2】 1枚のスプリングワッシャ(33)に代え
て、形状の異なる2枚のスプリングワッシャ(33a 、33
b )で構成した請求項1に記載のチルトヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10179285A JP2000008688A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | チルトヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10179285A JP2000008688A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | チルトヒンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000008688A true JP2000008688A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16063167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10179285A Pending JP2000008688A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | チルトヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000008688A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002174798A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-06-21 | Yoshida Kogyo Kk | メガネフレームのツル折畳み蝶番 |
US6763552B1 (en) * | 1999-06-15 | 2004-07-20 | Nhk Spring Co., Ltd. | Shaft lock device |
JP2008184752A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Nifco Inc | 回動体の回動制御装置 |
JP2009281552A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Iwasaki Seiki:Kk | ヒンジ機構 |
JP2017206936A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 北丹資材株式会社 | 単管パイプの取り付け方法及び該方法に用いる締付具 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10179285A patent/JP2000008688A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6763552B1 (en) * | 1999-06-15 | 2004-07-20 | Nhk Spring Co., Ltd. | Shaft lock device |
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JP2009281552A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Iwasaki Seiki:Kk | ヒンジ機構 |
JP4629128B2 (ja) * | 2008-05-26 | 2011-02-09 | 株式会社岩崎精機 | ヒンジ機構 |
JP2017206936A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 北丹資材株式会社 | 単管パイプの取り付け方法及び該方法に用いる締付具 |
JP7001335B2 (ja) | 2016-05-17 | 2022-01-19 | 祐紀 隅田 | 単管パイプの取り付け方法及び該方法に用いる締付具 |
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