JPH0526227A - 可動体の開閉抑制装置 - Google Patents

可動体の開閉抑制装置

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JPH0526227A
JPH0526227A JP3315418A JP31541891A JPH0526227A JP H0526227 A JPH0526227 A JP H0526227A JP 3315418 A JP3315418 A JP 3315418A JP 31541891 A JP31541891 A JP 31541891A JP H0526227 A JPH0526227 A JP H0526227A
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JP
Japan
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opening
movable body
closing
inclined surface
driven member
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Application number
JP3315418A
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English (en)
Inventor
Takashi Katagiri
孝 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANDO KOGYOSHO KK
Santo Industries Co Ltd
Original Assignee
SANDO KOGYOSHO KK
Santo Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノート型,ラップトップ型のパソコンやワー
プロにおける画面表示部、洋式便器の便座や便器の蓋又
はポータブルテレビや写真などのスタンドなどがスムー
スに開閉でき、且つ任意の開放位置で停止できるように
する。 【構成】 機器本体又は画面表示部に水平に固着するケ
ーシングと、画面表示部の回転軸に接続する円筒カム部
材と、該カム部材のカム傾斜面と接触する突起部を有す
る従動部材と、該従動部材を前方へ付勢する弾性体とを
備え、円筒カム部材のカム傾斜面はその後端面において
円周方向に形成し、このカム傾斜面は可動体の直角開口
位置から鈍角の開口限界位置に対応する部分が深く、画
面表示部の閉鎖位置に対応する個所までなだらかに上昇
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノート型,ラップトッ
プ型のパソコンやワープロにおける画面表示部などに用
いる可動体の開閉抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型,ラップトップ型のパソコンや
ワープロなどの電子機器では、持ち運びする際の便を考
慮して可能な限り小型化し、さらに液晶の画面表示部を
開閉できるように構成している。液晶の画面表示部は、
機器本体に対して直角から約120度開いた任意の位置
で静止することが必要であるとともに、機器内部全体に
電子回路基板が存在し且つ複雑に配線されているため、
その占有面積はできるだけ少ない方が好ましい。
【0003】 画面表示部の開閉に用いる従来の開閉抑
制機構は、画面表示部の回転軸に緊密に嵌装したコイル
バネを有する。このコイルバネの両端部はケーシングに
固定し、該コイルバネの弾力で画面表示部の回転軸を締
め付けることにより、該画面表示部を任意の開口位置で
静止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉抑制機構で
は、常に均一な強いバネ弾力で画面表示部の回転軸を締
め付けることを要するので、画面表示部の開閉作動がス
ムースでなく、その開閉にかなりの力を要する。また、
画面表示部の開閉頻度が高いと、強いバネ弾力で回転軸
の接触部が磨耗することにより、磨耗渣が生じて摩擦抵
抗が上昇して画面表示部の開閉作動がいっそう困難にな
りやすい。従来の開閉抑制機構は、常に均一なバネ弾力
で画面表示部の回転軸を締め付けるために、該回転軸の
外径及びコイルバネの内径に高い精度を必要として製造
コストも高くなる。
【0005】 本出願人は、電気製品の蓋開閉装置と
して既に実開昭56−140354号,実開昭57−1
15345号,実開昭58−29945号,実開昭58
−148165号,実開昭58−171468号,実開
昭58−174463号,実開昭58−195766号
などを多数提案している。しかしながら、これらの装置
は、いずれも縦方向に配置するため、ノート型,ラップ
トップ型のパソコンやワープロなどの小型で高集積回路
の電子機器では設置可能な場所が実際上存在しない。
【0006】 本発明は、画面表示部などの開閉抑制装
置に関する前記の問題点を改善するために提案されたも
のであり、画面表示部などの可動体の回転軸と同軸状に
該可動体又は取付本体に配置できることにより、設置場
所が少なくて済み且つ開閉操作がスムースである開閉抑
制装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る開閉抑制装置1は、図1に例示するよ
うに、画面表示部2(図2参照)などの可動体に水平に
固着するケーシング4を有する。開閉抑制装置1の可動
体は、例えばラップトップ型パソコンやワープロ,ポケ
ットコンピュータ,ポータブルテレビ又はテレビ一体型
ビデオなどにおける開閉可能な画面表示部であり、この
他にも洋式便器の便座(図8参照)や便器の蓋又はポー
タブルテレビや写真などのスタンド(図示しない)にも
適用できる。開閉抑制装置1は、図2のように画面表示
部2すなわち可動体に設置しても、画面表示部近傍の取
付本体に設置してもよい。
【0008】 開閉抑制装置1のケーシング4内には、
可動体の回転軸3に接続する円筒カム部材5と、該カム
部材の傾斜面6と接触する突起部7を有する従動部材8
と、該従動部材を前方へ付勢する弾性体とを備える。カ
ム部材5は、通常、ケーシング4内で回転可能なように
円筒形に成形するけれども、反対に従動部材を回転させ
るならば、該従動部材を円筒形に成形すればよい(図7
参照)。従動部材8において、カム部材5のカム傾斜面
6と接触する突起部7は、該従動部材と一体であるか又
は金属片をインサートして形成し、カム傾斜面上で滑ら
かに回転摺動できるように、先端を半円形断面の板状
(図6参照)や半球形にしたり、回転自在なローラなど
を取り付けてもよい。
【0009】 また、従動部材8を前方へ付勢する弾性
体は、例えば図示のような圧縮コイルバネ9であるが、
ケーシング4内に収納できるならば、竹の子バネ,組み
合わせ皿バネ,板バネ材又は各種の弾性合成樹脂などを
用いてもよい。図7に示すように、ケーシング4にネジ
ボルトを取付けることにより、弾性体による従動部材8
を前方へ付勢する力を調整することも可能である。
【0010】 円筒カム部材5の傾斜面6は、その後端
面において円周方向に形成し、この傾斜面に所定の幅を
持たせるならば、軸心から周辺へ放射状に形成する(図
5参照)。カム傾斜面6は、側面から見て、一般に画面
表示部2の直角開口位置から鈍角の開口限界位置に対応
する部分が深く、画面表示部2の閉鎖位置に対応する個
所までなだらかに上昇させる。カム傾斜面6は、画面表
示部2のポップアップ機能のために、該画面表示部の閉
鎖位置に対応する個所の手前から急上昇させておくと好
ましい。
【0011】
【作用】図1に示す開閉抑制装置1において、可動体す
なわち画面表示部2を開閉すると、ケーシング4ととも
に従動部材8も回動し、一方、ケーシング4内で円筒カ
ム部材5は静止している。この従動部材8は、常にコイ
ルバネ9によって前方へ付勢されているから、該コイル
バネの押圧力で可動体の開閉作動を適当に制御できる。
従動部材8の突起部7が、円筒カム部材5の傾斜面6上
で回転摺動して前後移動をすることにより、該従動部材
の回動位置に応じてコイルバネ9の圧縮応力を変化させ
る。
【0012】 カム傾斜面6は、可動体の閉鎖位置から
なだらかに下降するので、可動体の開口とともにコイル
バネ9の圧縮応力が徐々に減少して、該可動体の開口作
動はスムースである。カム傾斜面6は、可動体の直角開
口位置から鈍角の開口限界位置に対応する部分が深いの
で、この部分におけるコイルバネ9の圧縮応力は比較的
小さく、可動体は、ほぼ直角の開口位置から開口限界位
置まで容易に回動・静止できる。逆に可動体を閉じる
と、その開口角度の減少とともにカム傾斜面6がなだら
かに上昇するので、コイルバネ9の圧縮応力が徐々に増
大し、可動体が自重で急激に閉じることを防止する。
【0013】
【実施例】本発明を図面に基づいて説明すると、図1に
本発明に係る開閉抑制装置1を示し、該開閉抑制装置
は、上面が開口した直方体形の金属ケーシング4を有す
る。ケーシング4内には、例えばプラスチック製の円筒
カム部材5と、プラスチック製の従動部材8と、圧縮コ
イルバネ9とを収納する。円筒カム部材5は、その直径
がケーシング4の内寸にほぼ等しく、該カム部材の中心
孔に回転軸3の後方部を嵌入してピン10で固着し、該
回転軸の前方部3aは通常異形断面に成形しておく。
【0014】 ケーシング4の前側壁には、回転軸3の
直径よりも大きい貫通孔11を設け、該回転軸をケーシ
ング4の前側壁12から前方へ水平に突出させる。カム
部材5と対向する従動部材7は、ケーシング4内で回転
せずに前後移動するだけであるから角形でよく、その横
幅はケーシング4の内寸にほぼ等しい。カム傾斜面6と
接触する突起部7は、プラスチック製の従動部材8に金
属片をインサートして形成し、カム傾斜面上で回転摺動
できるように先端を半円形断面に成形する。突起部7
は、図5及び図6から明らかなように板状であり、その
横幅はカム部材5の直径にほぼ等しい。
【0015】 コイルバネ9は、従動部材8とケーシン
グ後側壁13との間に配置し、該従動部材を前方へ付勢
する。コイルバネ9は、可能なかぎり自由高さの大きい
ものを使用できるように、図示のようにその一部を従動
部材8の後側面の盲孔に挿入している。所望に応じて、
コイルバネ9とケーシング後側壁13との間に、弾力調
整用のスペーサ(図示しない)を1枚又は複数枚介在さ
せてもよい。
【0016】 円筒カム部材5の傾斜面6は、図4から
図6に示すように、該カム部材の後端面において円周方
向に形成する。従動部材8をカム部材5と同軸状に配置
し且つ突起部7の横幅がカム部材5の直径にほぼ等しい
ため、該突起部の先端14がカム傾斜面6と常に線接触
するように、カム傾斜面6は中心対称に形成し且つカム
部材5の軸心から周辺へ放射状に形成する(図5参
照)。このカム傾斜面6は、側面から見て、一般に画面
表示部2の直角開口位置から鈍角の開口限界位置に対応
する部分が深く、直角開口位置に対応する最深部分15
から反時計方向へ約30度回ると開口限界位置に達し、
この際に突起部7の側面はカム傾斜面6の立上がり壁部
16と接触する。カム傾斜面6は、最深部15から時計
方向へなだらかに上昇し、約90度回ると画面表示部の
閉鎖位置に対応する傾斜終端位置17に達する。また、
画面表示部2のポップアップ機能を達成するために、カ
ム傾斜面6を終端位置17の手前において急上昇部分6
aを形成している。
【0017】 本発明の開閉抑制装置1は、例えば図2
に示すように、ラップトップ型パソコン21における画
面表示部2の下方突出部22に設置する。図3におい
て、下方突出部22には、開閉抑制装置1を収納する矩
形中空部23を形成し、一方、取付本体である機器本体
24の隣接側壁に受板25を固着し、該受け板には、軸
前方部3aの断面形状と等しい異形孔26を設ける。他
方の回転軸27は、予め公知の手段で枢着しておき、開
閉抑制装置1は矩形中空部23内に収納し、回転軸3の
前方部3aを受板25の異形孔26に嵌入してから取付
金具28でボルト止めする。U字形断面の取付け金具2
8は、ケーシング4の側壁にボルト止めし、この際に該
金具のL字形折曲部29がケーシング4の開口上壁を覆
っている。この結果、開閉抑制装置1は、画面表示部2
の回転軸3,27と同軸状に横方向に配置されることに
なる。
【0018】 ラップトップ型パソコン21の画面表示
部2を開閉すると、該画面表示部とともに開閉抑制装置
1は回動し、さらにケーシング4及び従動部材8も回動
する。この際に、回転軸3自体は、受板25の異形孔2
6に嵌入・固定されるから、ケーシング4内で円筒カム
部材5は静止している。ケーシング4内の従動部材8
は、常にコイルバネ9で前方へ付勢されているから、コ
イルバネ9の押圧力によって、画面表示部2の開閉作動
を適当に制御することになる。
【0019】 従動部材8すなわち突起部7が、円筒カ
ム部材5のカム傾斜面6に沿って前後移動をすることに
より、該従動部材の回動位置に応じてコイルバネ9の圧
縮応力が変化する。図4から図6から明らかなように、
カム傾斜面6は、その傾斜終端位置17から反時計方向
になだらかに下降するので、画面表示部2の開口ととも
にコイルバネ9の圧縮応力が徐々に減少して、該画面表
示部の開口作動はスムースである。カム傾斜面6は、傾
斜終端位置17から反時計方向に約90度回った最深部
分15から開口限界位置の間が深いので、この間におけ
るコイルバネ9の圧縮応力は比較的小さく、画面表示部
2はほぼ直角の開口位置から開口限界位置までの任意の
場所で容易に回動・静止できる。突起部7の側面は、最
深部分15から反時計方向へ約30度回った開口限界位
置において立上がり壁部16と接触するので、画面表示
部2は約120度の開口角度で完全に停止する。逆に画
面表示部2を閉じると、カム傾斜面6は、最深部分15
から時計方向に傾斜終端位置17までなだらかに上昇す
るので、画面表示部2の開口角度の減少とともにコイル
バネ9の圧縮応力が徐々に増大し、画面表示部2が自重
で急激に閉じることを防止する。
【0020】 また、カム傾斜面6を傾斜終端位置17
の手前からより急角度に上昇させることにより、この位
置6aにおいて従動部材8の突起部7が静止できず、反
時計方向に多少戻ることになる。この結果、画面表示部
2は、閉鎖時に機器本体24の表面と完全に接触するこ
となく、いわゆるポップアップ機能を達成している。ポ
ップアップ機能によって、使用時にロック機構(図示し
ない)を外すと、画面表示部2が直ちに機器本体24か
ら僅かに浮き上がることにより、該画面表示部2の開閉
操作を容易に開始できるようになる。
【0021】 図7は本発明の変形例を示し、開閉抑制
装置31は、直方体形のプラスチック製ケーシング32
を有し、該ケーシング内に円筒形の従動部材33,角形
カム部材34,圧縮コイルバネ35を収納する。円筒形
の従動部材33は、その直径がケーシング32の内寸に
ほぼ等しく、該カム部材の中心孔に回転軸36の後方部
を嵌入して固着する。従動部材33と対向するカム部材
34は、ケーシング32内で回転せずに前後移動するだ
けであるから角形でよく、その横幅はケーシング32の
内寸にほぼ等しい。角形カム部材34の傾斜面37は、
図1に示す実施例と同様に、その前側面において円周方
向に形成すればよい。
【0022】 カム傾斜面37と接触する従動部材33
の突起部は、カム傾斜面上で回転摺動できるように先端
を半円形断面にする。コイルバネ35は、カム部材34
とケーシング後側壁との間に配置し、該カム部材を前方
へ付勢する。ケーシング後方壁38の中央にはメネジ孔
を設け、該孔に六角穴付きネジボルト39を挿入するこ
とにより、バネ35によるカム部材34を前方へ付勢す
る力を調整することができる。この結果、弾力調整用の
スペーサをバネ35とケーシング後側壁38との間に介
在させる必要がなくなる。
【0023】 図8の使用例では、開閉抑制装置におけ
る可動体が洋式便器の便座40に相当し、さらに便器の
蓋(図示しない)にも同様に適用可能である。開閉抑制
装置41は、例えば、取付本体である便器本体42の上
面に固着した一方の便座支え43内に設置し、その回転
軸44を便座後方の突起45に挿入して固定する。他方
の回転軸46は、予め公知の手段で突起47に枢着すれ
ばよく、該回転軸46は突起45まで延設してもよい。
【0024】 洋式便器の便座40を開閉する際には、
回転軸44,46とともに円筒カム部材(図示しない)
が回動する。ケーシング内の従動部材は、回動しないけ
れども、常にコイルバネで前方へ付勢されているから、
該バネの押圧力によって便座40の開閉作動を適当に制
御する。便座40は、使用位置の水平から多少持ち上げ
ただけでも自重で急激に閉じることがなく、ほぼ直角の
開口位置から開口限界位置までの任意の場所で静止させ
ることができる。この結果、便座40を持ち上げて便座
カバーを取付けたり、便器を洗浄する場合などに便利で
あり、便座40が自重で急激に閉じて損傷することも解
消する。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る開閉抑制装置は、取付本体
又は可動体に水平に設置し、該可動体例えば画面表示部
の回転軸と同軸状に横方向に配置できるので、その占有
場所は小さくて済む。したがって、取付本体がノート
型,ラップトップ型のパソコンやワープロなどの電子機
器であり、その内部全体に回路基板が存在し且つ複雑に
配線されていても、この開閉抑制装置は十分に設置可能
である。
【0026】 本発明の開閉抑制装置は、画面表示部な
どの可動体を開閉する際に、ケーシングとともに従動部
材が回動するか又はカム部材だけが回動することによ
り、弾性部材の押圧力によって可動体の開閉作動を適当
に制御できる。この開閉抑制装置を設置した可動体は、
その開閉作動がスムースであり、且つほぼ直角の開口位
置から開口限界位置まで容易に回動・静止でき、逆に可
動体を閉じる際に、該可動体が自重で急激に閉じること
を防止する。これに対し、従来の開閉機構では、常に均
一な強いバネ弾力によって可動体を任意の開口位置で静
止するので、該可動体の開閉動作がスムースでなく、し
かもその開閉作動にかなりの力を要する。
【0027】 また、本発明の開閉抑制装置では、可動
体の開閉頻度が高くても接触部分において磨耗渣が生じ
ることが殆どなく、使用を長期間継続しても可動体の開
閉作動は一定であり、弾性部材の弾力が低下して任意の
開口位置で静止できない場合も発生しない。本発明の開
閉抑制装置は、円筒カム部材及び従動部材などにそれほ
ど高い精度を必要としないので製造コストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 取付金具を除去した本発明の開閉抑制装置を
示す平面図である。
【図2】 本発明に係る開閉抑制装置をラップトップ型
パソコンに設置した状態を示す概略斜視図である。
【図3】 本発明の開閉抑制装置を画面表示部の下方突
出部内に収納した状態を示す部分側面図である。
【図4】 本発明で用いる円筒カム部材を拡大して示す
正面図である。
【図5】 本発明で用いる円筒カム部材を拡大して示す
平面図である。
【図6】 本発明で用いる円筒カム部材を拡大して示す
側面図である。
【図7】 本発明の変形例を示す図1と同様の平面図で
ある。
【図8】 本発明の他の使用例を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 開閉抑制装置 2 画面表示部 3 回転軸 4 ケーシング 5 円筒カム部材 6 カム傾斜面 7 突起部 8 従動部材 9 圧縮コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05F 3/16 7151−2E G06F 1/16 G09F 9/00 312 6447−5G H05K 5/03 C 6736−4E 7/16 A 7301−4E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付本体又は可動体に水平に固着するケ
    ーシングと、可動体の回転軸に接続する円筒カム部材
    と、該カム部材のカム傾斜面と接触する突起部を有する
    従動部材と、該従動部材を前方へ付勢する弾性体とから
    なり、円筒カム部材のカム傾斜面はその後端面において
    円周方向に形成し、このカム傾斜面は可動体の直角開口
    位置から鈍角の開口限界位置に対応する部分が深く、可
    動体の閉鎖位置に対応する個所までなだらかに上昇する
    可動体の開閉抑制装置。
  2. 【請求項2】 円筒カム部材のカム傾斜面が、可動体の
    閉鎖位置に対応する個所の手前から急上昇することによ
    り、この個所において従動部材の突起部が静止せずに逆
    方向に多少戻り、可動体のポップアップ機能を有する請
    求項1記載の開閉抑制装置。
  3. 【請求項3】 取付本体又は可動体に水平に固着するケ
    ーシングと、可動体の回転軸に接続し且つ突起部を有す
    る円筒形の従動部材と、該突起部と接触するカム傾斜面
    を有する角形カム部材と、該カム部材を前方へ付勢する
    弾性体とからなり、角形カム部材のカム傾斜面はその前
    側面において従動部材の軸心と対応する位置から周辺へ
    放射状に形成し、このカム傾斜面は可動体の直角開口位
    置から鈍角の開口限界位置に対応する部分が深く、可動
    体の閉鎖位置に対応する個所までなだらかに上昇する可
    動体の開閉抑制装置。
  4. 【請求項4】 可動体が、ノート型,ラップトップ型の
    パソコンやワープロの画面表示部又は洋式便器の便座で
    ある請求項1又は3記載の開閉抑制装置。
JP3315418A 1990-11-30 1991-11-01 可動体の開閉抑制装置 Pending JPH0526227A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP2-339084 1990-11-30
JP33908490 1990-11-30

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